昨年7月に東南アジアのラオスで韓国企業などが関わるコンソーシアムが悲惨なダム事故を発生させました。日本企業がかかわったときに日本のことを「加害国」と表現するくらいですから、韓国人の好きな言葉で表現すれば、韓国企業がかかわった以上、まぎれもなく韓国はダム事故における「加害国」でしょう。本日、ラオスを訪問中の韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が、このダム事故を巡って、「過去を総括」し、「自国の罪」を真摯に謝罪するかどうかには、注目したいと思います。
被害国・加害国という表現
唐突ですが、少し古い記事を紹介したいと思います。
今から約4年半前、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、こんな社説が掲載されました。
【社説】メルケル独首相が話す「和解の道」 安倍首相は直視すべき(2015年03月11日09時29分付 中央日報日本語版より)
これは、2015年3月9日に日本を訪れたアンゲラ・メルケル独首相が安倍晋三総理大臣に対し、
「過去を総括(整理)することが(戦争加害国と被害国間の)和解の前提になる」
と述べた、とするものです。
中央日報はまた、メルケル氏が
「ドイツが反省を通じて、戦争犯罪を起こしたナチスと徹底的に断絶したことで、戦争被害国がドイツと和解し、国際社会の一員として受け入れたことを強調した」
としていますが、言い換えればドイツはすべての責任をナチスに押し付けて自分たちはホッカムリをしている、という意味でもありますが、この点については、あえてツッコミを入れないことにします。
また、現在、ドイツがポーランドから最大90兆円相当の戦後処理を要求されるかもしれないというリスクにさらされているという話題については、つい最近も、『対独90兆円請求も?ポーランドの戦後処理問題 ほか』で触れたばかりです。
しかし、不思議なことに、韓国メディアがドイツについて報道するときは、ほとんどの場合、「謝罪したドイツ」「謝罪しない日本」という文脈で出て来るのです(この点については、個人的には何度考えても解せないポイントでもあります)。
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さて、なぜ今のタイミングでこの記事を引用したのかといえば、記事の中で「加害国」、「被害国」という表現が出て来るからです。これに「正しい歴史認識」という表現を伴うこともあります。
いうまでもなく、中央日報はドイツがドイツがアウシュビッツ収容所などでのユダヤ人らに対する迫害の歴史を反省しているという点と、これに対し日本が「侵略の歴史」を合理化するような発言と行動を続けている、という点を対比させているのです。
韓国の主張によれば、日本はかつて、東アジア諸国を侵略したという歴史を有しており、しかも、未だに日本はこの過去をきちんと反省しておらず、謝罪もしていないのだとか。
「第二次世界大戦当時、朝鮮半島は日本の統治下にあった」だの、「李氏朝鮮・大韓帝国時代を通じ、日本と韓国は戦争をしていない」だのといった客観的な歴史的事実は一切無視され、とにかく日本が反省し、謝罪しなければならないということが金科玉条のごとく騙られる点には、強い違和感しかありません。
ただ、「日本イコール加害国」、「韓国イコール被害国」として、74年以上前のことをいまだにグチグチ言い続けているという事実を忘れないでください。
なぜなら、韓国の主張が正しければ、明らかに巨大な被害を外国に与えた場合、その被害を与えた国が加害国、被害を受けた国が被害国だからです。
ラオスダム事故の概要
さて、昨年7月23日、ラオス人民民主共和国(ラオス)で建設中だった「セピアン・セナムノイ水力発電ダム」の貯水池に建設中のサドルダム(補助ダム)が崩壊。一気に50億立方メートルもの水が流れ出し、下流の6村が壊滅し、19村が浸水する大参事となりました。
「特定非営利活動法人メコンウォッチ」のウェブサイトの解説によると、6村で家を失った被害者は同年7月31日時点で1611世帯・7095人でしたし、また、同年10月時点のビエンチャンタイムスの報道では、影響を受けた住民が全体で14440名に達したのだとか。
問題は、このダム崩壊事故について、独立調査委員会が「明らかな人災だった」と結論付けたことです(『ラオスのダム事故は人災 そして責任を全力否定する韓国企業』参照)。
実際、私自身は土木工学に詳しいわけではないのですが、当ウェブサイトでこれを「事件」と呼ぶ理由は、この独立調査委員会報告のみならず、現地で報じられる内容や土木に関連する情報を調べていく限り、明らかな人災ではないかと疑われる状況が、たくさんあるからです。
たとえば、「ダム決壊直前に、韓国人の責任者が真っ先に逃げたらしい」という情報もありましたし(『ラオスのダム決壊事故は、「セウォル号事件」の再来なのか?』参照)。
また、『ラオスのダム決壊事故の続報はなぜ出てこない?』でも触れたとおり、材料費を節約していたのではないかとの疑いに加え、工期短縮に伴い2000万ドルのボーナスをコンソーシアム側が受け取っていたとの情報もあります。
「ダム崩壊直前に責任者が逃げた」だの、「調査に非協力的」だの、「不透明なカネの流れが生じている」だの、あるいは「実際に大惨事が発生した直後に韓国企業は全力でウソをつき、言い逃れを図った」だのといった情報を集めていくと、まさに韓国はたんなる加害国であるだけでなく、居直り犯でもあるのです。
韓国メディアさん、なぜそれを報じないのですか?
こうしたなか、本日、「加害国」(※韓国人の好きな表現です!)である韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が、ラオスを訪れたようです。
文大統領がラオス入り メコン川流域国との協力強化模索(2019.09.05 15:14付 聯合ニュース日本語版より)
聯合ニュースの記事では、
「文大統領は(中略)韓国大統領として初めてラオスを国賓訪問した。この日午後、ラオスのブンニャン国家主席と首脳会談を行い、両国の交流活性化などについて意見交換する。ラオスはメコン川の豊富な水資源を利用した水力発電が盛んで、『東南アジアのバッテリー』と呼ばれており、水力発電分野での協力強化が重点的に話し合われる見通しだ。」
と述べているのですが、セピアン・セナムノイダムの件には、ただのヒトコトも触れられていません。
韓国企業による明らかな人災であるにも関わらず、です。
また、日本語ページを保持している朝鮮日報、中央日報、東亜日報、ハンギョレ新聞などの各メディアを調べてみたのですが、いまのところころ、この「セピアン・セナムノイダム」で調べてヒットする最新記事はただの1件もありません。
要するに、韓国メディアは自分たちが「加害国」であることを、完全に無視してしまっているのです。
聯合ニュースの記事でも、文在寅氏がセピアン・セナムノイダムの件について何らかのコメントを述べたという事実は確認できませんが、もしかして文在寅氏は、自国企業が発生させたダム事故については、本気でまったく何も言及しないつもりなのでしょうか。
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さて、「被害国」「加害国」という表現が美しいとは思いません。
しかし、この際言わせていただくと、日本のことを常日頃から「加害国だ」と批判し、74年以上前の「加害の歴史を反省せよ」と言い続けているのですから、わずか1年少々前に発生させた巨大な人災について、ただのヒトコトも言及しないで逃げるということが許されるはずなどありません。
その意味で、文在寅氏の発言には注目の価値がありそうです。
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朝鮮民族が如何に下劣であるか、直近の例だと、船長等が人命救助をせず、真っ先に逃げ出したセオウル号事件の例。これなど典型です。同じ民族に対してではありますが。
セピアンのダム事件と同じ構図。
たぶんラオスの中心で日本が悪いを叫ぶでしょう
通常行動が反日行動で二階幹事長にしつこく面会を求める韓国は好きですか?
今日は、ロシアのウラジオストクでも、叫んだらしいですよ。
常態的に叫ぶ症状が続く場合は、特定の診療科への受診をお勧めします。
場合によっては、隔離病棟への入院が必要になるかもしれません。
お気の毒に。。。。
最近貴ブログを知りまして、それから毎日拝読しております。
その非常に理性的な内容に、読むたびに感嘆しております。
1点気になりましたのは
「ヒットする最新記事はただの1件もあります。」
↓
「ありません」
でしょうか。
重箱の隅をつつくようで申し訳ありません。
これからも楽しみにしております。
いやほんと韓国ってダブスタの差別主義国家ですねぇ。
加害国・被害国で、他国を糾弾するのであれば、自国がベトナムで行った戦争犯罪についても逃げることができないはずです。蛇足ですが、第二次大戦中も韓国人が日本軍として行った戦争犯罪についてもほっかむりしたままです。(恥知らずですね。)
今回、韓国企業がラオスで起こしたダム事故についても、どうでしょう。加害者としての自己を認めるでしょうか?半島人は強者に対しては卑屈ですが、弱者に対しては尊大になります。
セウォル号の際は、民意という強者に対して、地に頭を擦り付けるように詫びましたが、ラオスやベトナムといった韓国が経済的弱者と見ている相手に対して非を認めるとは思えません。
ちなみに、日本に対しては”道徳的劣位”?という観点から、居丈高(いたけだか)に出ます。
そういった国なので、たとえ、被害国ラオスから訴えられても、いえ、世界中から糾弾されたとしても、逆切れするのが関の山ではないでしょうか(笑)。
ただ、もう甘やかし続けることはできませんよね。あの国が自ら”霊的に生まれ変わる”ことができないのであれば、北朝鮮同様、強制的に”生まれ変わらせる”必要がある局面ですかしら。
がしかし、今回、当の被害国ラオスから、訴えがなくては、国際社会も動けません。
新宿会計士さま
ラオスダム崩壊に関しては、韓国企業の手抜き工事が原因として加害者側である事は、間違いありません。
それをラオス側が、賄賂か何か知りませんが、国民に対して不誠実な対応をしていると思います。
ただ、被害者が要求していないものを、関係無い日本が云々するのは、難しいと思います。
韓国に誠実な対応を要求しても、ベトナムのライダハン、フィリピンのピコノの事例を見る限り、難しいと思います。
そんな不誠実な国が、日本に謝罪と賠償を嘘ねつ造により要求し続けている事には、憤りを感じます。
韓国の蛮行により発生した被害者について、日本政府や民間が、国際社会に訴えていく事に協力すべきだと思います。
一般的な話ですが、韓国が世界中で起こした、犯罪を国内外に知らしめる事も、良い方法だと思います。
特に以前から言っている、日本にいる韓国人売春婦の摘発は、韓国内に対しても影響する可能性があると思うので、是非実施して欲しいです。
最後にドイツと日本を結びつけているのは、併合時の日本は、ナチスより酷いという嘘を国際社会に宣伝し、韓国の味方をさせる為の謀略で、旭日旗への攻撃も今では、日本を悪く思わせる一連のツールとなって来ています。
韓国の反日が、弱まる事はありませんので、日本は国際社会に真実を訴えるだけで無く、韓国が嘘つきで加害国であると訴える事を始めるべき時期かと思います。
韓国が行ってきた非道を世界中です訴えることを日本は支援すべきですね。
ただ、今のところ日本政府はそのための組織を持っていませんし、日本が表立ってやるわけにもいきません。慰安婦問題でも、反日宣伝活動を行う中国系団体「世界抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)が陰でバックアップ、つまり中国政府が糸を引いていることは明らかです。情報戦に長けた中国でもそうなのですから、日本が政府の関与を隠してこの手の運動を支援するのはかなり難易度が高いと思われます。
なお、ベトナムのはライダイハン、フィリピンのコピノですね。
だんな様へ
>被害者が要求していないものを、関係無い日本が云々するのは、難しいと思います。
「日本は資金を出したのだから責任があるニダ」と韓国からも国内の国内反日諸氏からも「?」な批判が出ていたことすらあります。
実際は金出しただけで加害者なんて言った非にゃあ、銀行マンは全員逮捕されてしまいますけど。
しかし逆に金の出し手として言うべきことは出来るのではありませんかね?
契約で定める期間内に契約に定める条件で資金回収できなければ契約違反です。直接はタイのコンソーシアムなんでしょうが、そこを介して韓国に物申すことは出来るでしょう。
韓国企業の施工に瑕疵があれば損害賠償を請求できるのではありませんか?或いは賠償に応じなければ民事裁判に付せば良いと思います。
故意の手抜きがあれば「詐欺」で掲示告訴することも出来るのではありませんか?
グダグダ逃げ回るようなら、韓国の不誠実な態度を国連の場で言ってやるだって出来るでしょう。
と思うのですがね。
✖掲示告訴
〇刑事告訴
大日本帝国が戦犯国なら大日本帝国統治下の朝鮮半島国家郡も戦犯国の一部です。🐧
オーストリアは、自らの戦後処理から逃げ回りましたが、結局は国家としての責任を認め戦後処理を行いました。🐧
大日本帝国の一部であり、そのお蔭で文明化した朝鮮半島国家郡はいつ自らの戦争責任を認め、戦後処理をするのでしょうか?🐧
勿論、(人類以外の)道徳的に優ていると主張する朝鮮人は、さぞや人道的な戦後処理をすると思いますし、私はそれを期待しています。🐧
それも出来ないで「日本は戦犯国」等と言う戯言を言うのは、道徳的(繰り返します人類以外の)に優れた朝鮮人の皆様に取って屈辱でしかないのではないでしょうか?🐧
「おまエラ」に当て付けで言っているんだぞ。🐧
献杯
ドイツがナチスに責任を全てなすりつけているように、朝鮮も日本をスケープゴートにして逃げようとしている事は間違いありません。
かの国で信じられている、臨時政府による建国(虚構)物語を根拠にしようとているのです。
「歴史の真実」に不都合がある為、必死になって歴史を歪曲しようとしているのです。
また、世界的に見て「戦犯国」という概念が無いにも関わらず、「国」に責任を持って行くことで、一地方であった朝鮮は戦争責任から免れようともしています。
かの国がしつこく「戦犯国」という表現を使うのは、このあたりに理由があると見ています。
ですが、事実として当時の朝鮮半島は日本の一地方ではあり、日本国の一部である以上は戦争の主体であった事は間違いありませんし、決して被害者ではありません。
多くの志願兵が戦地にて戦った事実も消すことは出来ません。
戦後に米国によって新しく作られた国ですので、現在の韓国に「国」として戦争の責任を求められるかと言ったら難しい部分があると思いますが、「民族」としての視点で見た場合、全く責任が無いと逃げることは不可能だと思います。
「歴史を忘れた民族に未来はない」
まさにこれであります。
こちらの方々は、とっくにご存知だとは思いますが、本日のプライムニュースには、鈴置氏、真田教授が出演されます。私、もうリモコンを握っております。(渡しませんわ。笑)
私もですわ。(笑)
ただいま始まりました。
>ただ、「日本イコール加害国」、「韓国イコール被害国」として、74年以上前のことをいまだにグチグチ言い続けているという事実を忘れないでください。
個人的な主観ですが、「いまだにグチグチ言い続けている」と書かれると、まるで日本が加害国の様に読み取れます。
被害者として被った損害、加害者として与えた損害をそれぞれ勘案すると、明らかに「日本が被害国」で「韓国が加害国」です。
韓国の言う、被害国・加害国とは一体何を意味するのか、相変わらず支離滅裂です。
C級戦犯国のかの国は、鬼畜の捕虜虐待の絶対加害者です。
戦犯輩出率も、性犯罪,誣告罪,詐欺罪同様に日本の10倍です。
“テキサス親父”の反日国家に黒船砲をぶち込むぜ!「韓国は戦争の被害者じゃない、加害者だぜ!」
https://www.asagei.com/excerpt/23099
朝鮮人が朝鮮人を、南北・国内の双方で多数殺しています。 その次に殺されているのは日本人です。
殺人収支でも、日本が完全赤字です。 3.1運動で死刑は0です。終戦後の半島引き上げ時の鬼畜の悪行は、日本人墓地の遺骨でも検証できます。 併合時の人口増加もマイナス加算すれば、殺人収支の赤字は1000万人を超えます。
じぁあ、黒字にしなきゃ。🐧
別に、日本がわざわざ殺しに行かなくても、いずれ憲法解釈で認められた個別的自衛権の発動で韓国海空軍を殲滅した後に紛争の拡大を防ぐ為、朝鮮半島を海上・航空封鎖して半年置けば、「呪われ忌まわしい朝鮮半島国家郡」の人口は朝鮮半島が養いうる上限に近い所まで減るでしょう。🐧
その過程に何の興味も無いですが、結果には興味があります。🐧
大恩有る日本に、無礼の限りを尽し強請りタカリを続けた「道徳的(人類以外の)に優越した民」が、その道徳律に応じた人口に回帰していく経過をゆっくりと眺めたいと考えます。🐧