【どうぞご自由に】米投資家「私なら日本脱出し中韓に移住」
日本は滅亡するから、その前に中韓に移住せよ、という主張を発見しました。結論的に申し上げれば、「そうしたいのならご自由にどうぞ」としか言い様がないのですが、その主張がなかなかハチャメチャで面白いと思います。ひと昔前に「1999年に地球は滅亡する」という「ノストラダムスの大予言」がありましたが、「日本はいずれ滅亡するから、そのまえに中韓に移住せよ」という論説も、こうした「ノストラダムスの大予言」的な「トンデモ」臭がするのです。
「滅びゆく日本を脱出し、中韓に移住せよ」
少し前にインターネット上で話題になっていたのが、先月、東洋経済オンラインに掲載されていた「米国の著名な投資家のジム・ロジャーズ氏が『滅びゆく日本を脱出して中国や韓国に移住すべき』とアドバイスした」、という記事です。
ジム・ロジャーズ「私なら10歳で日本脱出計画」/「滅び行く日本」にしがみついて生きるのか(2019/07/21 5:30付 東洋経済オンラインより)
執筆したのはファイナンシャル・プランナーの花輪陽子氏で、彼女はジム・ロジャーズ氏のシンガポールの自宅でインタビューを行ったのだそうです。
以下の議論では、ジム・ロジャーズ氏が本当に「滅びゆく日本を捨てて中韓に移住せよ」と述べた、という話ではなく、あくまでも「花輪氏の記事によれば」、という前提が付きますので、ご注意ください。
花輪氏によれば、ジム・ロジャーズ氏の主張は次のとおりです。
「私が日本に住む10歳の子供であれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。中国や韓国に移住したほうが、よほど豊かに生活できるのだから。」
このあたりの主張はよくわからないのですが、敢えてジム・ロジャーズ氏の主張を忖度して申し上げるならば、おそらく「日本は将来、破綻する」、「中韓はこれから大きな発展を遂げる」、「だから日本の子供は一刻も早く日本を飛び出すべきだ」、という三段論法でしょうか?
そもそも、この手の「日本破綻論」の多くは、文中で大した根拠なしに語られることが多いのですが、今回の花輪氏の論考も例外ではありません。
これから起きる破綻は、日本人が自分で決めたこと
ジム・ロジャーズ氏の発言は、続きます。
「これは私の『意見』ではない。意見に対しては異論が成り立つが、この問題は簡単な算数ができれば誰でも明らかにできるものなのだから。したがって、これから起きる破綻は、日本人が自分で決めたことにほかならない。」
はて?
「簡単な算数ができれば日本が破綻することは明らかだ」ということですが、果たして日本はいかにして破綻するというのでしょうか?
まさかとは思いますが、「国の借金が1000兆円を超えているから破綻する」、「少子高齢化が進むから破綻する」、といった、すでに多くの識者が論破済みの屁理屈で「日本は破綻する」とでも言いたいのでしょうか?
(※ちなみに「国の借金がたくさんあって日本が滅亡」論の間違いについては、『資金循環統計から見る、財政再建論の大間違い』などもご参照ください。)
これについて、花輪氏は次のように述べます。
「私も母でもあり、ファイナンシャル・プランナーであって、日本の財政赤字がどれくらい深刻で、将来子供達にどのようなツケが回ってくるのかは数字で計算をしたら想像がつきます。
「日本は破綻する」という結論を決めつけるのは結構ですが、「数字で計算をしたら想像がつきます」とおっしゃるのなら、「簡単な算数」とやらで実際にそれを経済学的に証明してみてはいかがかと思うのですが、残念ながら本稿にその「簡単な算数」とやらの計算式すら出ていません。
まことに失礼ながら、「ファイナンシャル・プランナー」であっても、なかにはマクロ経済学が得意ではない方もいらっしゃるということでしょう。
経済成長率の要素をご存知ですか?
花輪氏の議論を読んでいると、話があっちこっちに飛躍するわりには、ひとつひとつの議論が浅く、正直申し上げてなかなか読むのも大変です。ただ、あえて「財政赤字」と並んで花輪氏の議論で看過できない下りをもう1つ挙げると、次の記述があります。
「総務省が発表している人口動態調査によると、国内の人口は10年連続で減り続けています。つまりそれは日本語を話す人が減っているという意味でもあります。日本語だけにしがみついていてもなんとかなる時代は終わったのです。高齢化が進み、人口が減り続ける日本にしがみ続けるのか、平均年齢が若く、成長が予測されるアジアに出て行くのか、その采配によって子供達の未来は大きく変わりそうです。」
はて?
少子化・高齢化という意味では、むしろ中国や韓国も日本と同じ、いや、日本以上の問題を抱えているのではないか、との指摘が多数あります。
中国で「日本に学べ」の声も…加速する少子高齢化(2019/03/12 07:00付 読売新聞オンラインより)
コラム:中国少子化の「危険信号」、労働人口2億人減も(2019年1月24日 10:46付 ロイターより)
60歳以上が5億人に…!「超高齢大国」中国の未来がヤバすぎる(2018/07/02付 現代ビジネスより)
実際、世界銀行のデータによれば、女性1人当たりの出産数は次のとおりです(2017年)。
- 中国…1.631人
- 日本…1.43人
- 韓国…1.052人
- 米国…1.7655人
確かに女性1人当たり出産数では日本は中国を下回っていますが、1.631人と1.43人にそこまで顕著な違いはありませんし、韓国が日本をさらに大幅に下回っているという事実を無視しているのも気にかかるところです。
花輪氏は、「日本語話者が減少している」という点をもって、
「そういう意味でも、子供のためにできる限りシンガポールに踏みとどまって教育を受けさせ、外国語をネイティブレベルに身につけさせ、将来好きな国に羽ばたかせてやりたいという思いが日増しに強まっています。」
などと述べています。
花輪氏がそう思うのは勝手ですが、基礎データを無視し、実際に計算もしないで決めつけるあたり、まことに失礼ながら、彼女がファイナンシャル・プランナーとしての強みを生かした仕事をしているようには見受けられないのです。
「中国語話者15億人」、本当?
ちなみに、ジム・ロジャーズ氏のインタビューの中で、同氏はこんなことを述べています。
「私が今、投資家として日本人に最高のアドバイスをするとしたら、『子どもや孫には中国語を習わせなさい』ということだ。子孫の未来に希望を託すなら、必ず中国語、それもいわゆる標準中国語を学ばせるべきだ。」
「中国語」といっても色々ありますが、ジム・ロジャーズ氏が言う「標準中国語」とは、いわゆる「北京語(マンダリン)」のことでしょう。中国の場合は方言差が激しく、言語学的には、北京語は香港で使われている広東語などとは別の言語であるといわれているほどです。
ジム・ロジャーズ氏は「中国語は世界中で約15億人が使っている言語」であり、「学んでおいて損はない」などと述べたそうですが、はたしてそこでいう「世界中の約15億人」とは、いったい何を指しているのでしょうか?
もしどうしても「全世界で公用語にしている国が多い」という基準で外国語を学びたいのであれば、英語やスペイン語を学んだ方が手っ取り早いと思うのですが、いかがでしょうか?
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
その昔、「ノストラダムスの大予言」というトンデモ本がありました。
簡単にいえば、「1999年に地球が滅びる」(?)といった俗説ですが、この手のトンデモ本は、得てして「地球は滅びる」とうい結論を決めつけ、その結論に合致する証拠だけをいくつも集める、といった手法で執筆されていたのを思い出します。
(※ちなみに、それから20年が経過した今年(2019年)に入っても地球が滅びる兆候は見られませんが、「1999年地球滅亡説」を唱えていた人たちは、いったい今何をやっているのか疑問です。)
日本滅亡説が「ノストラダムスの大予言」だと申し上げるつもりはありませんが、マクロ経済的に見ると、万が一、日本が滅亡することがあったとしても、中韓は日本より早く滅亡するような気がしてなりません。
ま、自由で民主的な社会である日本を捨てて、中国共産党が一党独裁する中国に移住したいというのならば、別に自由になさればよいと思いますが…。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
>(※ちなみに、それから20年が経過した今年(2019年)に入っても地球が滅びる兆候は見られませんが、「1999年地球滅亡説」を唱えていた人たちは、いったい今何をやっているのか疑問です。)
悪魔を廃業して相撲解説をしております。
>悪魔を廃業して相撲解説をしております。
そうなんですか(笑)
『ノストラダムスの大予言』のアマゾンの評価が思いのほか高くて思わず苦笑しました。
ご参考まで(※参考にならないかもしれませんが…笑)
引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=SYHg4oSW9sc
なんて歌っていたのが。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E5%B0%8F%E6%9A%AE+%E7%9B%B8%E6%92%B2%E8%A7%A3%E8%AA%AC&source=lnms&tbm=vid&sa=X&ved=0ahUKEwiUwZiPovrjAhVEQd4KHevnBTMQ_AUIEigC&biw=975&bih=454&dpr=2.63
こんなことに。
りょうちんさん、捻りすぎ (*`艸´)
閣下は今も元気に歌をうたってます。
その悪魔たちは1999年に活動を終えるとその当時宣言していましたが、まさかその悪魔の一員が神事と深い関わりのある相撲について熱く語る日が来るとは80年代当時には思いもよりませんでした。
ノストラダムスの大予言信者の中には、恐怖の大王は1999年7月ではなく2000年代に降って来るとノストラダムスは予言したのだと主張した猛者もいましたっけ?
そう言えばエドガー・ケイシーとかいう人が1998年に日本が沈没する夢を見たと予言したそうですが、小松左京氏の小説みたいな事は起きずに現在に至っているのですが
信者によると、これはバブル崩壊後の失われた10年を指しているだのアジア通貨危機を予言しただのと解説してましたね。
2008年のM9の地震が来るとしたブラジルに住むジュセリーノの予言に至ってはリーマンショック後の経済悪化だの翌年の政権交代を予言しただのと滅茶苦茶な解説をした例もありました。
ジム・ロジャース氏は同内容を同じ人が訳した新書が出てますね。
当方も五島氏訳であの有名な四行詞を読みましたが、イベント発生の「前後」はマルスが支配するのだから人類が即終了ではないと子供心に思って妙な安心を抱いたです。
まあ、年に拘らなければ9月(七の月)11日にテロで空から飛行機が突っ込みアメリカがアルカイダに喧嘩売りましたし、1999年七の月に恐怖の大王降臨に拘るならば
1999年の七の月に他ならぬ我が国でプルトニウムを発生させる事象もやっていますね。
中性子線が発生しているので、確率的にプルトニウム239は確実に発生しています。しみっちいですが、一応冥王様の降臨です(笑)
JCO臨界事故
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
まあ、なんとでも受け取れる文章にしては当たった方ではないでしょうか(笑)。
こういった文章は新約聖書のヨハネの黙示録辺りとあわせて読む事をお奨めします。
経典の民の終末の世界観がうかがえて、中二回路が刺激されます。はい。
以上です。駄文失礼しました。
悪魔と相撲開設の兼業ではありませんか?
私はこの悪魔の相撲開設は評価しています。
タイポ御免
✖開設
〇解説
ジムロジャーってよくネットに出てくる人ですね。
ネット界隈では、儲ける為に逆説を繰り返してるとか言われてますね。
話しを鵜呑みにした人々が損をするらしいですw
北朝鮮に投資すれば儲かるって発言してたような。
胡散臭いお爺ちゃんですね。
>ジム・ロジャース儲ける為に逆説
発言は韓国で必ずとりあげてもらえる。
韓国がわの介入動向の情報も得られれば、負けに投資が出来る。
日本より韓国を上に格付けする、格付け会社と同じ。
いWonにKOSPI暴落中の今は笑いがとまらないでしょう
https://ameblo.jp/yukibakda/entrylist.html
韓国が逆立ちしても日本に勝てない
https://youtu.be/pq28umZdFBc
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190808/for1908080001-n2.html
「輸出自体を制限したものではない」
「管理強化は安全保障上必要」
と正論を主張すれば、韓国に勝ち目はない。
中国や東南アジア各国に同調を求めているが、
これらの国は元々、「ホワイト国」ではなく、
韓国が外されたことを陰で喜んでいるはずだ。
最初から除外しているEU(欧州連合)に韓国は何も言えない。
頼みの米国も、韓国の
「従北(Slave North)」政策に不満と危惧を抱いており、
今回の処置は裏で日米が共謀しているという説すらある。
日本製品不買運動(stage a boycott)や、
現地日本企業への税務調査厳格化といった
嫌がらせは、日本企業の「韓国離れ」をもたらすだけ。
日本人ビジネスマンの80%は
「ビジネスで韓国は必要ない」と回答
半導体素材や部品、設備を国産化すると発表した。
全く採算があわない。
しかし、素材の開発に日本は100年以上かけており、
金だけかけてできるものではない。
品質の高いものを安価で供給できるのは、今後とも日本しかない。
GSOMIAで
日本米国の情報が韓国から北朝鮮にだだ漏れとなる恐れもあり、
継続すべきか否かはむしろ日本の課題
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190809/dom1908090005-n1.html?ownedref=not%20set_main_ranking
アジアでは韓国だけで、
「グループA」を理由に韓国は多くの国から企業を誘致
そうした企業は韓国から引き揚げる
報復と捉えているところが外交上のミスだ。
日本側が提起したのは輸出管理の問題なので、
韓国が最終需要者を特定するなどの
措置を行えば、日本としても受け入れざるを得ない。
それなのに、朝鮮半島出身応募労働者問題と
韓国が言うのは、韓国は問題解決をするつもりがない
日本を韓国の輸出優遇措置から外す
日本は欧州連合(EU)などから
優遇国として扱われているので
韓国からの扱いはどうでもいい
世界貿易機関(WTO)に提訴
TOの上級審は事実上機能しておらず、WTOは当面の解決策にならない。
(GSOMIA)の更新を行わない
米国が許さないし、日本として痛くもない。
日本側が懸念している韓国の輸出管理の
最悪ケースは、国連制裁中の
北朝鮮への横流しであるということをどう考えているのだろうか。
国際社会が懸念している北への横流しを容認するかのような
韓国の態度は、これから国際社会から非難されるだろう。
こうした態度を続ける限り、
当分の間、韓国を相手とすべきではない
五島勉のノストラダムスの大予言…
懐かしい…(笑)
少年の心をワクワクさせる、エンターテインメント本でありました。そこはかとなく反ユダヤ思想が入っていましたが、それと気がついたのは、だいぶ後になってからです。
ポジション・トークと言えば、ジム・ロジャーズですが、日本にはもっとアホな経済学者がわんさかたむろしているのですから、ジム・ロジャーズはまだマシに見えて来ます。彼にはポジション・トークで自身が儲けようという意志を感じますから、目的がはっきりしています。
日本の方は、紫BBAの浜矩子、マル経の金子勝、ジョージ・ソロスのアドバイザーをしていたと言う藤巻健史、予言者の風を装いながら何故か経済を語る副島隆彦…
パパッとこれだけ出てきました…(笑)
彼らの動機は、日本に対する『恨』、『怨念』なのでしょうか?(笑)
まあ、メディアの世界には『芸人枠』というのがあるのかもしれません。パヨク的な論説をわざと述べる論者が日本にもアメリカにも大量にいます。
芸人枠の教授のアホ過ぎる発言をわざと大きく取り上げ、『あんなアホと同列にはなりたくない』という心理を多くの人々に起こさせる。その上で、反対側へ世論を誘導していくメディアの高等戦術の存在を感じますね。
ジム・ロジャーズも、そんな『芸人枠』の投資家なのかもしれません。
名無U様
懐かしい方々ですね。(笑) 同志社の紫BBAは「ドルの終焉・・・・」とかの本を出した数ヵ月後ユーロ危機(ギリシャ問題)が発生しその後すっかりメディアから姿を消しましたね。
あと、外務省の落ちこぼれ官僚原田武夫も追加しましょう。
私もジム・ロジャースは日本のアホな芸人枠経済学者よりはマシだと思います。
ただ、今回落選した藤巻健史や紫が魅力的な浜矩子は、ここにもよく出てくるロバ顔こと情念司やスケベ顔こと高橋洋一に比べたら、魅力的です。
相場師にとって予想が外れることは問題ではない。
だいたい彼らは山師なんだから、常に逆張り言ってないと存在意義がない。
だから藤巻健史や浜矩子は立派なんです。
彼らは警鐘を鳴らすのが役目。
それに比べ、情念司や高橋洋一はなんなんでしょう。
ちっとも面白くない、自己保身のかたまり、政権の腰巾着、節操なしの揉み手芸人。
どっちもどっちですね(笑)
浜矩子、懐かしいですね。一つ覚えのハイパーインフレ連呼には笑わせてもらいました。あんな人でも本を出版させてもらえるのは、反安倍陣営の人々の溜飲を下げる需要があるんでしょうね。Amazonのレビューでも星五つを出す人が結構いて、世の中は広いと思いました。
ジム・ロジャーズは、陽気な扇動家ですね。本心とは反対のことを言う訓練が行き届いているように見えます。
福岡在住様、カニ太郎様、阿野煮鱒様へ
返信、ありがとうございます。
浜矩子の『ドアホノミクス』とか、心理学の『投影』の法則から、まず浜矩子自身がドアホに思われないのか心配になったほどです。(笑)
『世界経済総崩れ』などを唱えているうちに、浜矩子自身が総崩れになったようです…(笑)
そんな浜矩子を立派と言い切るカニ太郎様は、本気なのか、冗談なのか、常に翻弄されている自分がいます。(笑)
本気ですよ(笑)
私の経済学者を見る目は常に馬券師目線です。
大穴予想をしない予想を誰が買うのかということです。
井崎脩五郎なんて今年は1回しか当たってません。
それでも毎週予想コラムが掲載されるのは魅力があるからです。
浜矩子は一発屋予想の匂いがします。
かといって井崎脩五郎さんに競馬の知識が無いなんて誰も思いません。
いつでも本命予想は書けるんです。
そこら辺の競馬記者の数段上の知識量があってのあの予想にファンが付く訳です。
浜矩子も藤巻健史も同じです。
経済学の知識は半端じゃないですよ。
敢えてアホな芸風を装っているからこそ読む価値もある。
当然、本命予想も私は好きです。
マネックスの広木隆なんかド本命の経済予想を理路整然と書きます。
私が広木隆のレポートが好きなのは「アナリストの予想が当たるなら、私はアナリストなんかやってない」と昔ブログで言ってたからです。
さも経済を必然かのごとく語る知識人の書いた経済予測なんて、嘘臭くて1行だって読む気になれません(笑)
副島で思い出したのですが
トランプ当選を当てたのは俺だ、トランプはヒラリーを国務長官時代のリビア・カダフィ財産を横取りした件で逮捕する。
もし逮捕がなければ俺は筆を折る、と強気なことをいつも通り書いた本を立ち読みしたことがありますが、
今でも佐藤優と対談したとされる本を出したりと全然筆を折ってません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
そもそも、投資家は「限られた人しか知らない情報」を使って、儲ける
人だと思うのですが。だとすれば、その情報を口外すること自体、おかし
なことだと思うのですが。
蛇足ですが、(日本に限らず)どの国でも、(どれだけ先かは分かりま
せんが)いずれ、滅びる可能性があると、思うのですが。
駄文にて失礼しました。
タイトルで「ジム・ロジャースかな?」と思ったらジム・ロジャースでした(笑)
所謂ポジショントークってやつですね。
この発言の頃には中国企業に投資して仕込み終わったのでしょう。
今どうなってるのか気になるところ・・・いや、気にならないな(笑)
あと、1999年滅亡論を言ってた人はその後2012年滅亡論に鞍替えしてたんじゃないでしょうか?(笑)
>1999年滅亡論を言ってた人はその後2012年滅亡論に鞍替えしてたんじゃないでしょうか?(笑)
「2012年滅亡論」!(笑)
過ぎてるし…。
引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
日本にも居る日本サゲげと中韓アゲに一生懸命な連中が実際に中韓に移住したなんて話ほとんど聞きませんがね、そう言えば某議員はなかなか第三国に亡命しませんが・・・
すみません、自己コメントをし過ぎました。控えます。
逆神様のお告げとして、ありがたく承りましょう(笑)
そもそもこの東洋経済は論調から中韓寄りの反日雑誌という気がするし
ジムロジアースというのもかつての日銀砲でこっぴどくやられたくちで日本に恨み持ってんじゃないかと思われます
日本の出生率1.4xは由々しき大問題ですが、お隣韓国が0.98だとか0.8xだとか言い、中共も日本の少子化の後を追い、全力で追い抜こうとしている中ではさして大きな問題になり得ません。更にはベトナムや台灣も出生率は激しい勢いで減少しつつあります。
これは例えて言うと、貧弱な鍵しかかけてない自分の自転車(日本)は不用心だが、周囲にもっと不用心な自転車がたくさん(韓国他)あるならばそう簡単に盗まれない、と言う風に説明できる。なるたけ出生率低下を押さえ込んで、なるたけ青年失業率を押さえ込んで、なるたけ先進技術を育成して、中韓などの覇権主義や冒険主義に付け入る隙を与えない適切な防衛費を掛けて、できる範囲で福祉や教育や医療を保障していけば韓国や中共が勝手に自滅して行くと言う事で国の破綻を免れる事は可能ではないか。
ジム・ロジャーズ氏にお金を渡して、もっと言ってもらったら良いのではないでしょうか?
日本人が在日韓国人に「本国にお帰りになることは考えていないのですか?」と尋ねると差別になるようですし・・・
他の在日外国人と比べてかなりの優遇を得ているのに差別だなんだと言う外国人には、無理して日本に住んでもらう必要もないのですよ。
これ以上、何を譲れと言うのだろうか?
更新ありがとうございます。
正直言って、こんな富裕層相手で資産運用やラクして暮らしたいだけのパープリンには、日本国籍を返上し、日本から出て行ってシンガポールでも香港でも澳門でもバリでもアユタヤでも、何処にでも行って頂きたいと存じます。不要な人口減って清々しい。
フィナンシャルプランナーの花輪陽子氏やLIXILの潮田会長、投資家のロジャース氏、皆さま日本が大嫌いでシンガポールがお気に入りのようですが、彼らの共通点は何でしょうか?
私は1点、日本人ながら(ロジャース氏除く)日本の良さが全く分からない、カネでなんとでもなる社会が大好きなんだと思う。
日本の侘び寂び、春夏秋冬の移り、花鳥風月を愛でる気、一切分からない鈍感な人達です。日本人には珍しいタイプかもしれませんが、そういや着てる物も、日本人離れした原色系(大阪には棲息してるが)やパッパラパーの風情です(笑)。
ロジャース氏の発言で「日本が破綻する」とか。その前に、今、既に韓国など焦土化リミット超えそうでっせー(笑)。あ、中国、着いたら10分で後悔、1日後には拘束されてますよ〜。
花輪氏の「私でも計算できます」(嘲笑)。貴女にはFP任せられんわ。私は自分で良い方探しますね。 おめ。
> カネでなんとでもなる社会が大好きなんだと思う。
腑に落ちました。あの人たちはサヨクじゃなくて、グローバリストの系譜なんですね。なるほど。
> 日本の侘び寂び、春夏秋冬の移り、花鳥風月を愛でる気、一切分からない
これらはローカリズムですからね。これら地域・民族の気質に根ざした文化を取り払って、均質な地球市民とやらの世界を作りたいのでしょう。シンガポールが彼らにとって魅力的に見えるのは、マレー半島の先端にありながらマレー人のローカリズムがない根無し草の華僑国家で、言語も英語が主流、宗教も多様と言えば聞こえはいいがなおざり、金融センターもあり、金はあるが芯がない国だと思っておりましたが、グローバリストにとっては居心地の良い場所なのでしょう。
ジム・ロジャース氏の輝かしい実績
・1973年クォンタム・ファンドを設立し、大成功を収めたのち離脱・引退表明、離脱直後にファンドは大損害
・1998年ロジャース・インターナショナル・コモディティ・インデックス(RICI)を設立、当初の10年でこの指数は326%上昇、次の10年で3.8%上昇
・原油相場は100ドルを超えてどんどん上昇すると予測するも、実勢は2015年に半値の50ドルを割り込む。
・2008年の金融危機の際に株より商品投資を勧めるも、その後の5年で商品上昇50%に対し株150%上昇
・2007年中国株式市場についてバブル主張→バブル否定主張→楽観視表明→(バブル崩壊)→長期投資表明、しかし実際にはバブル崩壊前に自己株を売り抜けており、サーチナから「信頼できない」と酷評される。
・2007年から継続してドルの暴落を予言、実際にはドルインデックスは上昇中
・「安倍は日本を破滅させ始めた」「安倍は政治的災害であり、日本は投資には不適格」
・現在シンガポール在住。中韓ではない模様
皆様ご存じのことかと思いますが、まとめてみました。
一言でいえば「山師」、もう少し補足すると「売り抜けの達人」です。
私もATMは嫌いなのですが、ゲンダイまで突き抜けるとそれはそれで一芸としてみとめてもいい気がします。
ロジャース氏に対する感情も、ゲンダイの印象と通じるものがあります。
>まことに失礼ながら、「ファイナンシャル・プランナー」であっても、なかにはマクロ経済学が得意ではない方もいらっしゃるということでしょう。
ブログ主の言われるとおりです。と言うかほとんどのファイナンシャル・プランナーはマクロ経済学が得意ではないと確信を持って言えます。
私自身もファイナンシャル・プランナーですがブログ主の記事で学んでいます。
ファイナンシャル・プランナーは個人経済(家計)が専門。花輪さんはあまり出しゃばらない方がよろしいかと思います。いつかお会いしたら新宿会計士様のブログを見て勉強したら、と言っておきます。
FPの仕事は、韓国の成長性を認めているんであれば「韓国に住め」ではなく「KOSPIを買え」であるべきでしょうにね?
それに仮に北の資源と安い労働力が韓国経済の起爆剤になるという博打まがいの考えに乗るとしても、買いは絶対今じゃない(笑)
西側資本と米軍撤退、統一のゴタゴタで瀕死の状態で買えば確かにぼろ儲けは可能。まあ博打ですからね。
ノストラダムスの大予言には、
「アンゴルモアの大王」
「光と反対のもの」
と言う言葉もありましたが、よーく考えると、これは中国の習近平政権のことを、ズバリ言い当てているのではありませんか??
恐るべし? ノストラダムスの大予言!?
ジム・ロジャース氏って韓日トンネル研究会の名誉顧問に推戴されてたんですね。
ジム氏曰く「韓日海底トンネルは統一韓半島のビッグプロジェクト 」だそうです。→全力でお断りです!
https://ihf.jp/press/nippokr-20190422/
ただひとつ気になることは、日本の国債を持っていらっしゃるかたが、移住またはなんらかの方法で資産を海外に移すと困るんじゃないかと思ってます。
返済は日本の税金で、お金は海外にいってしまうので。
私は、行政改革で借金を少なくすることを希望しています。宗教からも税金、いただいてもいいと思います。
海外脱出者は「日本はもうすぐ破綻する」と信じるから海外に脱出するのでしょう?
そういう方が「紙くずになるとわかりきっている」日本の国債を買うのですか?
あり得ない組み合わせを心配していませんか?
それとも、財政再建論の掩護射撃ですか?
j 様
いつもコメントありがとうございます。
ちなみに「日本の国債を保有している主体」は、
中央銀行…43.18%
預金取扱機関…14.32%
保険・年金基金…21.51%
一般政府…4.35%
家計…1.18%
海外…12.68%
などであり、
家計の国債保有比率は1%少々に過ぎません。
また、「家計資産が海外に移転する」という点につきましては、かつて当ウェブサイトでも議論したとおり、非常に可能性が低いと考えております(が、この点についてはいずれまた当ウェブサイトにて議論します)
引き続きのご愛読とお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
いつもお世話になっております。
ご返信ありがとうございます。
個人が持ってないなら、とりあえずは大丈夫だとおもいました。
でも増え続けるのは、なんか不安です。
個人的に借金は返さなくてはならない、なのでしないという考えなので。
韓国、中国の移住は、社会体制が今のままでは一般的に幸せを考えるとあり得ません。
自分はエンジニアなので、ジム.ロジャーズ氏も花輪陽子氏も知らないので、東洋経済ONLINEにあるジム ロジャーズ本人であろう投稿記事と、同じく東洋経済ONLINEの花輪陽子氏の投稿記事の両方を読みました。盆休みということもあり時間があったので。
ジム ロジャーズ本人の記事は、日本の財政債務の巨額さと人口減少率と移民に関する政策から見て30年後は大変なことになるぞ、とのごく真っ当なものでした。主張を強調するために「もし私が10歳の日本人だったとしたら、日本を離れて他国に移住することを考えるだろう。」とも書いてありました。
しかし、中国 韓国に移住すべきだとか、中国語を学ぶべきだ等は見られませんでした。著作にでも書いてあるのかもしれません。
一方、花輪氏の記事はどうも中央日報的偏向と便乗した持論の付け足しがあるようです。韓国の経済状況や出生率 失業率を理解した上で移住すべきと考えているのだろうか。
素人から見ても、突っ込みどころ満載であり何か変です。
(新宿会計士注:このコメントはコメント主様からのお申し出により、承認を留保しております。)
お詫び)遅くなりました。
よくわかってないジジイ殿
貴殿もお判りのようにMSやIntelなどとエンジニアリング上のやり取りでトラブルを回避する費用は1件2万ドルです。これは他の業界も同じだそうです。ロジャースのような噂情報は同じように2万ドル、花輪氏の記載は1ページ(40字×30行)50ドルですが今回はいくらでしょう。彼は確定申告するべき立ち位置ですので来年判りますが。
日本において、腹立たしい記事も「少し頑張れば普通に読める」環境になってきましたね。
もしかしたら、自分のジム ロジャーズの記述は「ごく真っ当」とのコメントに一部の方々に不快感を与えてしまったのかもしれません。別に賛同している訳でなく「筋は通っている」との意味であり、舌足らずであったことをお詫びします。
国債の保有者内訳もj様への新宿会計士様の回答にある通りのことは概ね知っていたので、くどいですが ジム ロジャーズの記述に賛成しているものではありません。
もしそれ以外のことだったら、まあ、政経には疎いよくわかっていないジジイなのでご容赦を。
障害者の金儲けに追い銭を税金から出そうとしています
これを阻止できるのは、日本維新の会だけでしょうか?
.
https://twitter.com/syunsuke_takei/status/1156624935860654080
ん〜、何だかね。
ジム・ロジャースって人、定期的にこんな事を言ってませんか?
で!
自分が先行投資した所で、不安を煽り売り抜けるって戦法ではないかと思ってしまいます。
花輪女史は、ファイナンシャルプランナーとの事ですが、ランクは、どのランクなのでしょう?
1番難しいヤツ?
ならば、こんな所でこんな話が出来ないほど忙しいと思うのですが…
今回のお話、私自身の人生にとって大きなきっかけとなった2つのテーマが含まれているので軽くコメントします。
まず第一のお話 = ノストラダムスの大予言:1999年人類滅亡説
この話、信じていたというよりそんな可能性があるのかと、、、
実は当時、割と気にしていましたよ。www
そしてその結果、当方のとった行動とは・・・
大手化学メーカーを脱サラし、投資会社を起業しました。(大笑)
実はその大手化学メーカーは現在も日経225採用銘柄で今も元気に活躍中です。
しかし当時入社10年の主任クラスだった私は以下のように考え退職しました。
「人類滅亡するなら、せめて奴隷=労働者で終わるのは避けよう。
どうせ滅亡するなら、せめて誰かの下で働く人生ではなく、自分の力に賭けてみよう。」
こんな感じでしたね、実際。www
結果としては今も生き残って投資会社経営を続け、まあまあの収入で暮らしてますが、、、
ここで第二の話。
———————————–
ジム・ロジャース、ジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェット・・・
名のある大投資家の著書やニュースは、職業柄ずいぶんと読みましたが、、、
発表(=報道)されるものに信憑性のあるものなんてのは、
”ただの一つとしてございません”
だってさ、当り前です。
これ(=投資)で食ってるプロが、名のある者も名もなき者であっても、
本当に知っていることなんて発表なんてしませんよ。
誰も知らない(=将来予測とかではなく、本当に儲かる方法を・・・)を知ってるから儲け続けてるのであって、
そんなの公表するわけありません。(現実に自身の身の上だからこそ断言できます。)
TVや新聞、雑誌、書物でご活躍の経済評論家さん、マーケット・アナリスト、テクニカル分析どなんちゃらかんちゃら、、、
全部全員、実はアマチュアなんです。
いや、もとい、正確には、他人に投資を「させる」プロであって、自分で投資を行うプロじゃないんです。
要するに競馬新聞の記者がそんなすごい的中率があるなら、
なぜ自分で馬券を買って生活しないのか?って疑問、ありませんか?
その疑問ね、もし一度でもお考えになったなら、それ正しいんです。(笑)
—————————————-
政治の世界でも同じことだと思います。民主主義ってのは多数決の世界。
じゃあその多数ってのは・・・
ほとんど99%以上の個体は「考える知能を持たざる者」なんじゃないでしょうか。
だからその無脳(能ではなく脳です)者をどう扇動するかが、政治でありマスゴミの所業なのでしょう。
真実であるかどうかなんて、もはやどうでもイイんですよ!
バカバカしくて、思わず笑って(嘲笑って)しまいます。
思わず本音を吐いてしまい申し訳ありません。
御免仕ります。
匿名君様へ
貴方の仰ることこそ真理というものです。
しかし、見え透いた嘘を1万人に言ってみて、1人が信じてくれたらそれで喰って行けるという世界もあるのです。
なにしろ99%以上はバカなんですからww
ジム・ロジャースについては中央日報が報じていますね。
ttps://japanese.joins.com/article/542/253542.html?servcode=300§code=300
ジム・ロジャース氏や花輪陽子氏が日本の破綻を信じているのなら彼らが保有している日本円を無償で譲渡頂きたいものですね。
だって破綻する国の通貨を持っていてもしょうがないでしょ笑
以前、ブログ主様がご指摘されていたお言葉を使わせて頂きました。
日本の人口統計未来予想図を見ると確かに絶望感ある。
こんな少ない生産年齢人口でどうやっていけるんだと。
生産年齢人口を無理矢理増やす移民を推進したい気持ちもわかるよ。
で、ジム・ロジャーズ氏は、いつ、中国や韓国に移住するのでしょうか?
いつも楽しく拝読させて頂いています。
さて、夏が過ぎ去る前に、最近感じていることを「夏休みの作文」として書かせてくださいませ。
■私が変わった?
20年ほど前からジム・ロジャーズの著作を読んできました。昔と今では、読後感が180度変わった事に気づかされました。いまでは「ツマラナイ」を通り越して、「嫌悪」すら感じます。彼の主張はあまり変わっていないので、読み手の私が変化したのでしょう。
資本家にとって優れた投資先とは、労働力と資源が安価に手に入れられ、権力者を懐柔でき、税金が安く、環境保全や人権に関する法整備が無いに等しいところです。
そこで行われるのは、経済的“辺境”にいる人をゲームに参加させ、安く働かせ、大量生産された不要なものを大量に買わせる事です。地球環境を破壊しながら。
この点、北朝鮮はまさに理想的! な投資先です。
はい、アフリカよりも、ですね。
私見ですが、今までは中国が、彼のパトロンでした。中国が有望な投資先だと世界中に喧伝させたと同じ手法で、こんどは韓国が、朝鮮半島こそ21世紀の経済的フロンティアだと書かせているのでしょう。見返りに北の権益をチラつかせているかもしれません。
■「文明の転換点」
発明家の藤村靖之氏は「今は文明の転換点にある」と言います。
藤村氏以外にも多くの方が、同じく今が「転換点」であると述べていることに気づき、正直驚いています。例えば、ホーキング博士、水野和夫氏、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏、サティシュ・クマール氏や、むのたけじ氏などです。
自腹で購入した、ジム・ロジャーズの“お金の流れで読む日本と世界の未来”PHP新書は驚くほどに“古い文明”そのものでした。
一方、山の中で暮らす人々を訪ねるテレビ番組、「ポツンと一軒家」が高視聴率だと聞きます。これも人々が潜在的に、“新しい文明”を求めている小さな証かもしれませんね。
以下に“古い文明”と“新しい文明”について、簡単に箇条書きしてみたいと思います。
これらは藤村氏の講演内容を抜粋したものです。今が人類史の分水嶺で新旧文明がせめぎっていると、思い当たるフシは有りますか?
【古い文明】
・取る/使う/捨てる (非持続的)
・単一文化(グローバリズム)
・大事なもの :お金、成功、所有 =GDP
【新しい文明】
・要るだけ取る/大事に使う/元に戻す(持続的)
・多様な文化(ローカルコミュニティー)
・大切なもの:仲間、つながり、豊かな時間=GNH
どうでしょうか? 続けてみますね。
【古い文明】
・資本+専門家+機械化= 効率 ・分業
・中央集権= 都会型一極集中/トップダウン
・Faster, bigger, more.
【新しい文明】
・時間+仲間+体力= 連帯・複業
・地方分権= 田舎型分散、同時多発/ボトムアップ
・Slow, small, simple.
これで最後です。笑)
【古い文明】
・地球は我々に帰属する
・非論理/分断/依存
・アングロサクソン的競争文明
【新しい文明】
・我々は地球に帰属している。
・知る/連帯/自立する
・調和と共生の文明
「明日は今日より幸せでありたい」と思う気持ちは一見、前向きのように思えますが、「前年同期比 20%アップの必達!」といった常に右肩上がりを求める、線型的経済論理につながり持続不可能です。永遠に拡大し続けるものなど、あり得ません。
新しい文明では、「明日は今日と同じようであって欲しい」と願う、循環型経済倫理が重視されるでしょう。
■新しい競争相手
今まで人類は“知能”と“技術”によって生存競争の頂点に立ち、他の種からの抵抗をはねのけてきました。しかしこのまま人類が地球環境を壊し続けるならば、「天意」ともとれる未来の進歩が人類にはじめての天敵をつくり始めることでしょう。
我々人類の生物学的な進化はあまりにゆっくりなので、指数関数的な速度で自身を再設計し、ほぼ無限の記憶力を持つAI等の進化/増殖とは競争にならず、早晩AIに取って代わられる事になるはずです。
その時、地球のサブシステムに過ぎない人類が、地球に対して犯している、まったく非論理的で信じがたい数々の蛮行をAIやロボティクス達は許してくれるでしょうか。全ての生命の(AIやロボットにとっても)唯一の生存基盤である地球を守るため、問題の根本原因= 人類を排除すべき、と考えないと断言できるでしょうか。
中世から近代への移行も、巨大な時代の大波に洗われて一瞬にして転換した訳ではありませんでした。当然のことに、今のシステムに既得権益を持っている人は守旧派になります。今の仕組みを訝しく、まるで着心地の悪い服を着せられているようだと感じる人は、新文明を追い求める。こうしたせめぎ合いがしばらく続くと思います。
このようなせめぎ合いも2070年代から2100年代までには決着し、ポスト近代が始まると考える水野和夫氏の様な研究者もいます。それは、歴史を振り返り新しい文明が根付くには大体100年を要して来た事と、現在の古い文明をこのまま続ける事は、人類と他の多くの生物の滅亡を意味するからだそうです。つまり2100年頃までに文明を転換する事が、生存の最後のチャンスなのだそうです。
「もし地球に未来がないのなら、いかなる国家、いかなる社会、いかなるコミュニティー、いかなる個人にも未来がない事を深く認識しなければならない。」という神学者トマス・ベリーの言葉が重く響きます。
しかしながら、未来の“新しい”生き方を始めるのは意外と簡単だそうです。
つぎの3つを実践するだけです。
———————-
真実、因果を知ること
仲間と連帯すること
依存せず自立すること
———————-
これにて夏休みの作文を終わります。
駄文に最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
パクス・フォルモサ
こんなこと言いながら中国にも韓国にも決して行かない件。パヨクにありがちな黄金パターン。
1970年代から一部の外国人から日本に関して不思議がられていたことの一つに、
自国や自国民、あるいは自国の文化を否定的に評した本が売れるというものがある。
ベストセラーとは言わないまでもヒットと言えるだけの部数が実際に売れたりする。
一方で、中国や韓国では、自国上げの本も日本下げの本も売れるだろう。
日本でしか販売していなくても、話題になれば中韓訳が出版されるかもしれない。
ジムロジャースは案外そのことを念頭に入れているのかもしれない。
よほど、かつての日銀砲で大火傷したことを根に持ってらっしゃる