日本政府・経済産業省が7月1日に発動した「大韓民国向け輸出管理の運用の見直し」という措置を巡っては、決定的な情報がまだ欠落していて、その真の狙いについて、確証を得ることはできません。ただ、昨日の『官房長官「韓国がG20までに解決案持ってこなかった」』でも触れたとおり、政府高官の発言などから、何となく今回の措置が「日本の安全保障の根幹」と関わっていることは間違いなさそうだと思います。こうしたなか、「敵対国」であるところの韓国側の記事を読むと、こうした見方が間違っていないとの確証が補強されるのです。
パズルのピース
日本政府・経済産業省が7月1日に韓国に対して発動した「大韓民国向け輸出管理の運用の見直し」という措置については、当ウェブサイトとしても深い関心を払っている論点の1つですが、措置の発動から数日が経過する中で、少しずつ、「パズルのピース」が集まってきています。
そのヒントの1つが、昨日の菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官の記者会見です。これについては当ウェブサイトですでに昨日レビューしたのですが、ポイントを要約すると、次のとおりです。
- 経産省の措置は安全保障を目的としたものであり、対抗措置ではない
- (このタイミングで措置を発動したことは)日韓友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次いでいることに加え、(自称元徴用工の問題に関して)G20までに満足する解決案が示されなかったことで韓国との信頼関係の下で輸出管理に取り組むことが困難になった
- 輸出管理制度を運用するためには両国間の信頼関係がなければならないが、韓国との信頼関係が損なわれていることと、不適切な事案が発生したことで、厳格な制度運用を行わざるを得なくなった
- なお、今回の措置はWTOを中心とする自由貿易体制と矛盾するものではない
官房長官「韓国がG20までに解決案持ってこなかった」(2019/07/02 14:30付 当ウェブサイトより)
つまり、自称元徴用工の問題だけでなく、韓国側から「友好関係に反する否定的な動き」が相次いでいることで日本政府が韓国への信頼を失ったということであり、韓国に製品を輸出すれば、そのことによって日本の安全保障が損なわれる、という判断があった、ということです。
そして、今回の措置が、世間で報道されている「今回の措置は自称元徴用工判決への対抗措置である」という単純なものではないことは間違いなさそうです。
というのも、菅長官が「否定的な動きが相次いでいる」と述べたとおり、自称元徴用工問題(韓国側で元徴用工だったと自称する者たちが、日本企業を相次いで提訴している問題)だけでなく、その他のさまざまな問題(レーダー照射事件、上皇陛下侮辱事件など)も含められると考えて良いでしょう。
また、菅長官などが指摘した「不適切な事案」が何を指すのかについては、現時点ではよくわかりません。
当ウェブサイトの読者コメント欄に複数の方々が書き込んで下さったとおり、この「不適切な事案」とは、「日本企業が輸出した製品を北朝鮮やイランに横流ししたことではないか」という韓国側の報道を指摘する意見もありますが、これについては関連する報道もあまりないため、正直、確認できません。
中央日報「報復カードは100件」
しかし、文脈から考えれば、核開発、軍事転用、あるいはそれに類する行為が韓国によって行われた(と日本政府が考えている)ことは間違いないと考えて良く、裏を返して言えば、今回の措置だけで終わるものではない、ということでもあります。
そのことを示唆する記事が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載されていました。
「日本報復カード100件、いまその1つが出てきたばかり」(2019年07月03日07時02分付 中央日報日本語版より)
記事のタイトルを読むと、日本が対韓報復カードを100件準備している、とあります。
中央日報によると、韓国の外交部・産業通商資源部の元官僚が2日、中央日報の電話取材に応じ、
「強制徴用判決(※自称元徴用工判決のこと)以降、日本政府が韓国に対する経済報復に出る可能性があるということを、民間・政府などの知韓派の要人がさまざまなチャネルを通じてそっと教えてくれた」
としており、これに対してこの人物は韓国政府に対し、コンティンジェンシープラン(対応計画)を準備すべきだとアドバイスしたのだとか。そのうえでこの人物は今回の経産省の措置について、
「日本政府が準備した100件あまりの報復カードのうち、いまやっとその1つが出てきたばかりだ」
と述べたのだとか。
そういえばわが国の時事通信も3月頃、「日本政府は対抗措置として100前後の選択肢をリストアップした」と報じています(『【速報】時事通信「日本政府が韓国に対抗措置を検討」と報道』参照)。
実際、中央日報が列挙しているのは、「▼農・水産物の輸入制限(農林水産省)▼戦略物資の輸出制限(防衛省)▼短期就職ビザの制限(法務省)▼送金制限(財務省)」などであり、韓国政府の対応次第では、さらに強力な経済報復に出る可能性があるとしています。
先にルビコン川を渡ったのは韓国の側では?
こうしたなか、中央日報にはこんな記事も掲載されています。
【時視各角】ルビコン川を渡る韓日経済紛争(2019年07月03日08時06分付 中央日報日本語版より)
記事末尾には「金東虎(キム・ドンホ)/論説委員」とあります。
金東虎(きん・とうこ)氏は「韓日両国がルビコン川を渡っている」としたうえで、日本政府が繰り出した韓国への輸出管理措置を「稚拙な行動」などと鋭く批判しています(どうでもよいですが、何がどう「稚拙」なのか、具体的なことを何も述べていない時点で、とても残念な記事です)。
ただ、日本を無駄に貶めるくだりが出て来るのは韓国メディアの常ですので、このあたりはとりあえずスルーして、「今回の事態の何が異例なのか」について、金東虎氏の視点を紹介しておきましょう。
- 日本政府は2000年代、自国を代表する企業がサムスン電子に対応できず次々と不渡りを出した時も、このような報復カードを取り出さなかった
- 日本が急変したのは韓国に対する基本的な立場を「価値を共有する国」から「なくても良い国」に転換したことにある
- 日本政府は昨年10月の韓国最高裁による強制徴用被害者に対する賠償判決と資産差押えの動きに反発しているが、これは20万人ともいわれる潜在的な強制徴用被害者の存在に加え、日本政府が賠償に応じれば中国被害者も加勢し、手に負えない事態になるとの心配のためだ
- この争いは長引くかもしれない
そのうえで、金東虎氏は、いまや日本の若者が韓国を「助けるべき被害者」ではなく、「ライバル」と見ていると指摘し、「日本の報復カードはこのような事情が重なった結果だ」などと主張しています。
正直、本質をまったく見ていないと言わざるを得ません。
「日韓両国がルビコン川を渡った」とありますが、この場合、むしろ先にルビコン川を渡ったのは韓国側ではないかと思うのです。
韓国が日本に対してやってきたこと
とても当たり前の話ですが、古今東西、どんな国であっても、平和と繁栄が国としての目的(あるいは国益)であり、韓国と付き合うことも、究極的には日本の国益増進が目的です。
韓国と付き合うことで、自由貿易を通じた日韓の相互繁栄、文化交流、北朝鮮への牽制を通じた安全保障の確保などを通じて、日本の国益が増進されるならば、日本は韓国と積極的に付き合うべきでしょう。
しかし、あくまでも私の理解ですが、日本が韓国に対して怒っている(あるいは怒らなければならない)理由は、次の2点です。
- 1965年の日韓請求権協定など、国際条約ですでに最終的かつ完全に決着がついた問題を、わざわざ蒸し返してくること
- 自称元慰安婦や自称元徴用工など、ウソの問題を全世界にばら撒いて、日本の名誉と尊厳を傷つけていること
この2つの視点は、非常に重要です。
なぜなら、この2点は、日本が韓国と付き合っても国益(経済的利益、軍事的安全)を確保するうえでまったく役に立たないばかりか、かえって有害である、という証拠にほかならないからです。
この点、確かに文在寅政権になってから、自称元徴用工の問題や国会議長による上皇陛下侮辱事件、レーダー照射に慰安婦財団解散、旭日旗騒動などの不法行為があいついで仕掛けられ、日韓関係が甚大な打撃を受けたことは事実でしょう。
しかし、「文在寅以前」からも、日本は韓国からの不法行為を受け続けていたことを忘れてはなりません。
竹島不法占拠に始まり、韓国の産業が日本の産業競争力を(ときとして不法スレスレの手段で)削いできたこと、仏像の窃盗、ウソの歴史で日本の名誉を傷つける、日本海呼称問題、慰安婦像問題など、そうした事例は、それこそ枚挙に暇がありません。
冷静になって考えてみると、日本がこれまで反撃しなかったのを良いことに、韓国は今までやりたい放題やり過ぎたのです。このように考えていくと、むしろ今回の経産省の措置は、日本が真に国益を考えて韓国との付き合い方を考え直す第一歩と考えるのが妥当ではないでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ちなみに、先ほどの中央日報の記事では、金東虎氏は
「これ以上妥協の余地がないとみる日本は、自国企業の輸出減少にもかかわらず、韓国をないものとみて経済戦争の剣を抜いた。真剣勝負だけはどうにか避けなければいけない。」
と述べているのですが、思わず乾いた笑いが出てしまいます。
日本に対して不法行為を仕掛けた(つまり加害者である)韓国の側が「真剣勝負を避けなければならない」と叫んでいるのは、本当に滑稽というほかありませんし、日本としては一切妥協してはならないという確信を思わず深めてしまった次第です。
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韓国メディアが金切り声を上げようと、あるいは日本マスコミが非難合唱しようとも、日本政府は覚悟の上だと思います。そして国民の支持がある限り、日本政府の態度も変わらないでしょう。政府が先頭に(やっと)立ってくれたのです。後押しするのは我々の権利であり責任です。
皆さん、パブリックコメントしましたか。
見当違いの報道を繰り返すたびに、日韓関係の「正常化」へ向けての両国の輿論は高まると思いますので、韓国メディアには頑張ってほしいものです。
パブリックコメント、しました!!!
「ワシの対韓制裁カードは百八式まであるぞ」
> 「真剣勝負だけはどうにか避けなければいけない。」
反日を止める気は毛頭無い。チョロっとした誤魔化しで乗り切る気満々な記事ですなぁ。
日本の、政界・法曹界・マスコミ業界・芸能界・私営ギャンブル業界・教育界には、特亜の工作員が山の様に居る割には、彼等が送った情報が、国家情報院で余り有効活用されていない様に感じていたのですが、「100件」という記事を見て、ちょっとは活用しているんだと。
さて真面目なコメントもw。
>日本が韓国と付き合っても国益(経済的利益、軍事的安全)を確保するうえでまったく役に立たないばかりか、かえって有害である
この認識は、すくなくとも現場レベルの役人にはとっくに認識されてたんではないかと思います。
別スレで話題になった、韓国のP3-C哨戒機部隊の取材記事で、世界一とも言われている海自の哨戒機部隊との合同演習を希望しているが、日本が全く応じないというエピソードがありました。
一方で、ベトナムやフィリピン、インドネシアなどには巡視船を供与して、臨検のやり方まで合同演習という名の「指導」まで熱心に行っているのと対称的です。
それに比べて民間のヌルいことw。
りょうちん様へ
民間が温いのはそれなりに儲かるからですよ。日本は自由市場主義なので否定は出来ません。
但しリスクも自己責任なので、半島で損害を被ったからと言って政府や国民に泣きついて来るのは止めて欲しいと思います。
民間は温く、お役所は粛々と、ですが政治家はどうなんでしょう?
日韓議連なんて何らかの声明を出すべきだと思います。
出す度胸があれば、の話ですがね。
シャープのように会社を潰すまで韓国に入れあげた企業の事例がありますので、必ずしも儲かるからヌルいとは言えないと考えられます。
むしろ、冷徹に来魚価値の向上を追求しなければならないはずの経営者が「韓国に感謝してもらえるとおもった」とかいう寝言を言いながら計判断していたのですから、株主も従業員もたまったものではありません。
東レも、いつまで持ちますかね。炭素繊維という戦略物資を担っている企業だけに、ザマミロではすまないんですけどね。目は覚めないでしょうね。
ご紹介の中央日報の記事は相変わらずではありますが、ひとつ「国際法を守らない国とは交流できない」とい日本人のコメントを取り上げたのは意外でした。
こうした日本側の言い分を載せている記事というのは、最近は特に見た覚えがありません。
少しは日本の言い分も伝えておかないと、このままでは議論にさえならないと金論説委員は思ったのかも知れません。
もっとも文政府への影響は皆無でしょうが。
>自称元徴用工の問題だけでなく、韓国側から「友好関係に反する否定的な動き」が相次いでいる
最近一年の話だけじゃないと思います。
自称慰安婦がらみの動きまくるゴールポスト
盗んで返さない仏像
瀬取り
ろうそく革命と称するのであれば、革命政府自体、外国から見れば信頼性ゼロからスタートでしょう。
韓国自らが証明すべきところ、裁判所も検察も政権忖度で(もしくは民衆や労組に脅威を感じて)、三権分立は崩壊してます。
法の支配が有効に機能しない無法国家には、日本として少なくとも特別優遇は付与できないでしょう。
そもそも2004年に特別優遇を付与したときも日本の経産省の指導でなんとか及第点をもらったに過ぎず、(https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00013/)
運用が不味ければ優遇は剥奪されて当然です。
試しに今回の三品について、輸出管理できてるのか証明してみればいいじゃないかな(無理でしょうけど。)。
IFRS先行適用した先進的で国際的な韓国の会計士様による検証結果を添付して(笑)。
失った信頼を取り返すことの厳しさがDNAに染み込むまで無理ですね、多分。
> 法の支配が有効に機能しない無法国家には、日本として少なくとも特別優遇は付与できないでしょう。
そういう話に向かう時点で、既にマスコミの術中に落ちています。
即軍事利用可能な戦略物資に関し、韓国に輸出した後の状況が非常に不透明なので、「ホワイト国」から「普通の国」へ変更するのは、戦略物資輸出国の義務です。
本件に関しては、法の支配が云々というのは、マスコミ等が勝手に付けた尾ヒレです。
「韓国に輸出した後の状況を、エビデンス付きで明確にすれば『ホワイト国』に戻す。」と言えば良いのに。
(北へ流すとか、イランに売るとかしているので、明確化できる訳がないと推測しますが。)
墺を見倣え様へ
>エビデンス付きで明確にすれば『ホワイト国』に戻す
添付書類は本来エビデンスに成り得るものですが、信頼関係が無い=エビデンスも信用できない、なのでホワイト国に戻すなんて夢の又夢でしょう。
90日の審査の後に不許可ということもあると思います。
仰る通りです。
「エビデンス風」の書類では駄目で、北やイラン等に流れていない事が明確に判る書類が不可欠です。
「使ってしまったから残ってないニダ。」で押し通す、従来のヤリ方は通用しない事を解らせる必要があります。
貴重な情報ありがとうございます。
まさに、これが私の知りたかった情報です。
いったい誰が、2004年に韓国にホワイト国指定を与えたのか?
それがわかりました。
細川昌彦
中部大学特任教授(元・経済産業省米州課長)だったのですね。
昨日からどこを探しても出てこなかったのに、今日の日経ビジネスに、ご本人の記事が出るとは驚きです。
さて、この元経済産業省の課長さん、経団連の提灯メディアの日経新聞から頼まれて、今回の韓国への輸出管理見直しは制裁じゃない、との論陣を張りたかったのでしょうが、それはいいんです。私もそう思っていますから、問題はそこじゃないのです。
【何故、EUがホワイト国指定にしてない韓国に、ホワイト国指定を与えたのか?】
【政治家で、ホワイト国指定に熱心だったのは誰か?】
の2点です。
経済産業省官僚だったこの人が、独断で韓国ホワイト国指定に動いたわけがない。
この動きには必ずイニシアチブを取った政治家がいるはずなのです。
その政治家こそ、韓国用日派と手を組む、媚韓政治家なのです。
当時の経済産業大臣は中川昭一さんですが、そうなんでしょうか?
興味深い記述が2ヶ所あります。。
>1990年代、韓国はまだ国際的な輸出管理の枠組みのメンバーではなかった。私は韓国がそのメンバーに参加できるよう、各国に働きかけ、韓国にも再三足を運んで、韓国が輸出管理をしっかりできるように全面的に支援していた。その結果、韓国も国際枠組みにメンバーになることができ、韓国からも日本のそれまでの協力、働きかけに感謝されていた。それが2004年に、韓国をホワイト国に追加して特別に優遇することにつながっていった。<
>また欧州連合(EU)が輸出管理のうえで特別優遇しているのは日本を含めて8カ国で、これに韓国は入っていない。<
この部分だ。
熱心に指示していた政治家が恐らく複数いたのわかる。
恐らく欧州連合は、韓国の危うさを把握していたから、絶対ホワイト国指定にしなかったのだろう。
何故、日本の査定が欧州よりも甘くなったのか?
何故、2004年に突然、ホワイト国指定になったのか?
そこに、政財界の圧力があったのか?なかったのか?
ちなみに、2004年当時の世界の半導体市場シェアを見てみると、
2位サムソン、14位SKハイニクスとなっているが、2位サムソンと1位のインテルの売上高の差は大きく、サムソンの売上高はインテルの半分しかない。
逆に5位ルネサス、7位東芝を合わせた売り上げはサムソンを上回っており、日本勢は20位以内に、なんと8社もランクインしている。
しかし韓国がホワイト国指定になってからサムソン、SKハイニクスの大躍進が始まり、2018年には1位サムソン、3位SKハイニクスで世界のシェア24.2%。
日本勢はベスト10から姿を消してしまった。
このホワイト国指定と、技術盗用に何らかの関連性はなかったのか?
私は大変怪しいと思っている。
「日韓友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次いでいる」
この発言は、今後日本政府が出すカードの全てに付く文言でしょう。
①日韓友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次いでいるから○○
②日韓友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次いでいるから△△
③日韓友好協力関係に反する韓国側の否定的な動きが相次いでいるから××
・
・
・
安全保障の観点は2国間以上を考慮すれば、日本は今は追及しない、できないかな?、でしょう。
経済戦争とか報復とか騒ぐのはマスゴミの商売ですが、テーマは
「フッ化水素の在庫は何ヶ月保つのかな?それと直接的には関係な仲裁委付託の話は18日までだけど、どうします?」
なかなか狡猾、いや戦略外交かと(笑)。
文政権も自ら煽った反日プライドに意地を張ってる場合でないと旗を降ろしてくれれば良いのですが。
> フッ化水素の在庫は何ヶ月保つのかな?
それを心配する必要はない様です。
元々「消費期限」が短い品らしい。
すごいニュースが入って来ました。今回のは、アメリカの鉄鋼の輸入制限措置を韓国が迂回偽装輸出した報復らしい。でも、456%の関税って(笑)。
米、ベトナムから輸入する韓国・台湾製鉄鋼製品に関税導入へ
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-vietnam-idJPKCN1TX2YP
お題違いではございますが、急ぎお知らせまで。
小母さんへ
ヒャッハー!
韓国の騎馬隊(ルビコン河畔ではなく、日本海西岸で)
「渡れば国家の破滅、渡らねば身の破滅。
賽は投げられた。行け~~~‼️」
対する日本陣地は
安部総理 「経済戦争の戦闘ドクトリンをソビエト地上軍式の全縦深同時制圧に変更し、圧倒的航空優勢下で行う。🐧
各隊は命があるまで撃ち方待て。🐧」
伝令 「敵は騎馬にて日本海を渡ってこようとしています。🐧
その部隊の他には偵察衛星、レーダー、ソナーに何も反応がありません、どういう事でしょうか?🐧」
安部総理 「そんなもんだろう。🐧来たらキャリバー50各個に撃て。🐧身の程知らずが騎馬戦しか出来ないのに散々舐め腐った真似をしやがって。🐧
ついでにWP(黄燐発煙弾)でも見舞ってやれ、骨も残すな、焼き払え。🐧」
>WP(黄燐発煙弾)でも見舞ってやれ、骨も残すな
釈迦に説法ですが、パヨクが「○○軍が骨まで溶かす白燐弾を使った。非人道的だ!」みたいなデマプロパガンダを使ったときに勉強しましたが、WP弾にそんなレベルの毒性はありません。
単なる煙幕弾です。
人体の皮膚に、高濃度の燐を被曝させる方法があれば、皮膚潰瘍を形成することができるのですが、煙幕弾の使い方では、あっというまに空気中の濃度が薄まって、そんな被害を与えるのは化学的に不可能なのです。
そのため、WP弾にはいかなる国際的な規制もありません。
http://obiekt.seesaa.net/article/112484553.html
この辺の話題がもう10年経ったのかあ・・・。
りょうちん様
WPは皮膚及び衣服に付着するとなかなか、取る事ができません。
その上、酸素と反応して燃えるので戦場で消火する事が非常に困難な、朝鮮人に使うには素敵な砲弾です。🐧
これをエイカ射撃(漢字を忘れてしまいました、地上25m以上で爆発させる射撃、時限・VT・CVT信管を使用)してやれば楽しいですね。🐧
でも、三十年近く前の記憶では、そんな事をしたことが無いです。🐧
その辺は、リンク先の話題が出たときに、化学畑の人も出てきて、議論になったのですが、WP弾の発生させるガスは、そもそも「五酸化二リン」の産生時に出るもので
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E9%85%B8%E5%8C%96%E4%BA%8C%E3%83%AA%E3%83%B3
>融点 340 °C
>昇華点 360 °C
燐の酸化が最も進んだ物質であり、これは燃えません(これ以上酸化しない)。
一般にWP-白燐と呼ばれる可燃性の高い物質はP(燐)の結晶で、それが60度で燃える危険物です。
昔のマッチに使われていましたが、容易に発火するのでご指摘のように事故が多くて燐のイメージを悪くしたものです。焼夷弾の発火剤にもWPは使われました。
現在のWP弾は、白燐を燃焼させて五酸化二リンを発生させる際に出るガスで視界を奪う兵器なので、未燃焼の白燐を人体に付着させて人体を害するような構造になっていません。
むしろ化学毒性としては、親水性(空気中の水と反応して煙を出すのは主にこのせい)による腐食性で、こっちの方が粘膜への刺激性などで問題になります。
もっとも、こっちの効果はもっと効果的な物質がたくさんある上に、そうした催涙弾は軍事兵器としての使用が禁じられているので(なぜか自国民への使用は大丈夫なのが変ですねw)、わざわざ催涙性を期待したものとしては使われないでしょう。
「催涙ガス体験」訓練は受けたことがないので、想像ですがw。
俺の見ていた物は時代遅れなの?🐧
あれが、朝鮮人の服に着けば楽しいのに。🐧
ところで、催涙ガスは、新兵前期以来何回か経験していますが(天幕の中で催涙線香なるものを焚き、皆で楽しく歌を唄う)、慣れますよ。🐧
今でも、健康だし。🐧♪
> 催涙ガスは、新兵前期以来何回か経験していますが(天幕の中で催涙線香なるものを焚き、皆で楽しく歌を唄う)、慣れますよ。🐧
韓国軍の新兵に対する催涙ガスプレーは聞いたことがあったのですが、日本でもやはりあるのですね..
>ハゲ親爺様
>俺の見ていた物は時代遅れなの?
いえ、炸裂前の危険物としての教育上は、WP(白リン・黄リン)の危険性の認識は間違っていないと思います。
ただ炸裂後は、前述の通りの化学反応で、速やかにほぼ無害化するので、
>WP(黄燐発煙弾)でも見舞ってやれ、骨も残すな、焼き払え
というのは無理かなと。
黄リンでも発煙ではなくて延焼向けに調整した焼夷手榴弾もありますが明らかに違う構造を持っています。
あと時代遅れと言えば、迫撃砲や車載発煙弾に関しては残念ながらその通りですw。
というのも白リン弾は現状では赤外線センサーにも対応できるRP(赤リン)弾に切り替わっています。
ただ、自衛隊の実部隊の弾薬がちゃんと切り替わっているかどうかは不明です。
物持ちの良さでは他国の追随を許しませんからねw。
前述でリンク忘れましたが、非人道兵器白リン弾!を糾弾する人たちw
https://matome.naver.jp/odai/2138120566200481201
>チキンサラダさま
習志野のOBでいらっしゃいますよ。
ハゲ親爺🐧様、(りょうちん様)
> 習志野のOBでいらっしゃいますよ。
なんと!! 精鋭部隊じゃないですか!! 直に会う機会があったら、サインしてください!
というかミリオタとお呼びするのは失礼きわまりなかったですね。大変申し訳ございません。
どうかご容赦ください。
おおー、ハゲ親爺🐧様もミリオタでしたか。
見事な比喩で、思わず吹き出しそしてニヤリとしました。
>「経済戦争の戦闘ドクトリンをソビエト地上軍式の全縦深同時制圧に変更し、圧倒的航空優勢下で行う。🐧
各省庁がかなり練った制裁案をそれぞれ用意しているようで、まさに全縦深同時攻撃の用意を整えたかのようですね。
> 圧倒的航空優勢下
各国の支援の比喩でしょうか。現状まだまだ安心できませんが、アメリカが日本によりなのは心強いですね。
空挺隊員は完全武装でペンギン歩き。🐧
よちよち、ペンギン歩きで航空機に後ろから搭乗。🐧
そして、途中下車。🐧