鈴置高史氏の重要な指摘 イランと北朝鮮、点が線でつながる
日本経済新聞社元編集委員にして日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が、昨夜、『デイリー新潮』に新記事を寄稿されました。「鈴置ファン」を公言する私としては、これを読まないで済ませるわけにはいきません。ネット上の反応を見ていると、今回の記事に対しては、「米軍が韓国から撤退するスケジュール」に注目が集まっているようですが、もう1つ、きわめて重要な指摘がなされています。
速報:鈴置氏のQ&A形式の読みやすい文体
当ウェブサイトでは以前から公言しているとおり、私自身は日本経済新聞社元編集委員にして日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の大ファンであり、同氏が旧『日経ビジネスオンライン』に連載されていた『早読み深読み朝鮮半島』シリーズについては欠かさず読んでいたクチです。
その鈴置氏が先週、『デイリー新潮』に寄せたレポート『ついに「在韓米軍」撤収の号砲が鳴る 米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った』を巡っては、当ウェブサイトでも速報的にお知らせしました(『鈴置氏「米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った」』参照)。
そして昨日、その「続編」ともいうべき記事が、同じく『デイリー新潮』にアップロードされています。
米軍は韓国からいつ撤収? 北朝鮮を先制攻撃する可能性は? 読者の疑問に答える(2019年6月11日付 デイリー新潮より)
しかも、嬉しいことに、文体は「司会者と鈴置氏のQ&A形式」という、旧日経ビジネスオンライン時代によくみかけたもので、いつにもまして読みやすい文章です。記事は4000文字を超えていますが、あいかわらず優れた文章は分量を感じさせません。
さて、「米軍はいつ韓国から撤収するのか」という「読者の疑問」ですが、その答えは「現状から見て」という但し書きが付くものの、「早ければ2019年秋、遅くとも2022年5月」、です。
その論拠についてはリンク先の記事を読んで頂ければと思いますが、「北朝鮮への先制攻撃は許されるのか?」という論点のところで、「次回に続く」とあります(次回は6月12日、つまり本日、掲載の予定だそうです)。
本当に続きが待ち遠しくてなりません。
イランと北朝鮮、そして安倍総理の訪問
こうしたなか、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官は昨日、安倍晋三総理大臣が12日から14日までの日程で、イランを訪問すると発表しました。
官房長官記者会見 令和元年6月11日(火)午前(首相官邸HPより)
菅長官の正確な発言内容は、次のとおりです。
「安倍総理は、12日から14日まで、イラン・イスラム共和国を訪問する予定です。滞在中、安倍総理はローハニ大統領と会談するとともに、同大統領主催の夕食会に出席する予定です。また、ハメネイ最高指導者とも会談を行う予定であります。本年は、日・イラン外交関係樹立90周年の節目の年に当たり、また、同国への日本の総理大臣の訪問は、1978年9月の福田赳夫総理の訪問以来、41年ぶりの訪問となります。今回の訪問では、現下の中東地域の緊張の高まりを踏まえ、地域の大国であるイランに対して、首脳レベルで緊張緩和を働きかける予定であります。」
「現下の中東地域の緊張の高まりを踏まえ、地域大国であるイランに対し、首脳レベルでの緊張緩和を働きかける」。
これだけ見ると、何のことやらよくわかりませんね。
ただ、ロウハニ大統領に加え、最高指導者であるハメネイ師とも会うということです。
つい先月末に、ドナルド・J・トランプ米大統領を国賓としてもてなしたばかりの安倍総理が、舌鋒鋭く批判し合う米・イラン両国の最高指導者と、こんな短期間に会うというのも興味深いところです。
また、質疑応答セッションでは、NHKの高橋記者の質問(3:56~)に対して菅氏は、11日の午前に日米電話首脳会談が行われたことを明らかにしています(※詳細については触れず)。
いずれにせよ、何やらよくわからない目的でノコノコと北欧に出掛けているどこかの国の国家元首と異なり、日米が密接に連携し合うなかで、明らかに日本は「ノコノコとイランに出掛けている」わけではなさそうです。
鈴置氏「北朝鮮はイランへ濃縮ウランを密輸?」
さて、鈴置氏の論考を巡っては、韓国がいかにして米国を「裏切り」、いかにして米国が韓国に対し「堪忍袋の緒を切らせた」かについて力点が置かれていて、この点については非常に興味深い限りですし、おそらく大方の読者もその点が気になるのだと思います。
ただ、今回の「鈴置論考」のなかで、私があえて注目したいのは、「北朝鮮がイランへ濃縮ウランを密輸したのではないか」とされる論点です。
鈴置氏は、5月の2回にわたる弾道ミサイル発射とともに、北朝鮮がもう1つ、重要な「レッドライン」を踏み越えたのではないかと指摘します。それが、濃縮ウランやプルトニウムといった核兵器の素材を、中国経由でイランに輸出したとされる事件です。
鈴置氏は「制裁で経済難に陥った北朝鮮が外貨稼ぎのため、密輸に手を染めたと言われている」と述べていますが、ハノイ会談以降、北朝鮮がいよいよ外貨不足に陥っているとの可能性に照らすならば、これは「さもありなん」と感じさせる事件です。
鈴置氏はこの事件について、メディアではほとんど報じられていないが、安全保障関係者とコリア・ウォッチャーの間では「常識」だとしたうえで、最近、米国がイランに対して強硬になったのも、この事件が一因ではないかとの見方を示しています。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
このように考えたら、安倍総理のイラン訪問の意味が見えて来ます。
イランと北朝鮮が核、ミサイルの開発で密接な協力関係にあるというのは、かなり以前から指摘されてきたことですし、また、北朝鮮の核問題と日本人拉致問題を包括的に解決するためには、北朝鮮に対する「最大限の圧力」の抜け穴を許してはなりません。
こうしたなか、「保守」を自称するごく一部の人たちを含めた「反アベ界隈」では、安倍総理の今回のイラン訪問が「米国の神経を逆撫でするものだ」、「アベがイランによけいなことをしに行く」といった批判的な視線を注いでいるようです。
しかし、安倍総理がイランを訪れて、うまく米・イラン対立を緩和できるという保証がないのは事実ですが、それと同時に、イランと北朝鮮がなかば公然と協力関係にあるのであれば、そこにくさびを打ち込むのは日本の国益に照らして欠かせない話でもあります。
さらに、僭越ながら、当ウェブサイトの『安倍総理のイラン訪問の「真の狙い」を考察する』で報告したとおり、安倍総理の「真の狙い」は、米国の外交における北朝鮮問題の優先順位を引き上げることにあるのではないでしょうか。
現在、米国の外交の優先順位は、中東でいえばイラン核合意離脱だけでなく、シリア情勢などにも振り向けられています。また、同じアジアだと、どうしても中国との貿易戦争や南シナ海での「航行の自由作戦」などに外交リソースが割かれている状況です。
そこで、安倍総理はイラン問題の棚上げを狙い、みずから仲介役を買って出たのではないか、との仮説が出て来るのです。ということは、これが成功すれば、今後、米国のほかの外交上の諸問題についても、安倍総理が米国の重荷を減らすような仲介役を積極的に買って出ることが考えられるのです。
いずれにせよ、今週はイラン動向からも目が離せない展開が続きそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
冷徹な国益という基準の中でダイナミックに展開される国際関係ですね。
米中戦の戦勝側にいることが日本の目指す目的であり、北とかイランの善悪よりいかに目的を達するかという視点も大事です。
あなたは鈴置氏を盲信しすぎではないか。たしかに鈴置氏の論考は熟慮に値する。しかしその論考どおりの現実とはなっていない。あなたが鈴置氏を心酔するのは勝手だが、わたしなら鈴置氏の論考を基に選択肢を広げて自分なりの推論を提言するだろう。つまり何が言いたいかと言うと、、結論は言わないでおくわ。中央日報っぽくね
更新ありがとうございます。
「我が方の旗の元に付くや否や」などと米中に恫喝されるのは、所詮属国だから。大勢力ではない数百騎の小集団だから。
トランプ大統領と話を合わせて聞き役もしいの、金も出しいのしてるから、安倍総理大臣には大役が回って来る。上手く行く確率は低いかな〜と思うけど。でも拉致被害者救出と核売込みストップの為だ。
習とも一応パイプを維持出来るのは、安倍総理大臣が長年、日本の頭領をし、世界に顔が売れているから。
二股は韓国だろ。でも切羽詰まって双方から不信を買う(笑)。小国は旗色を鮮明にしなさい。そうすりゃ「ニッチ国」として生きながらえるかもネ。
なんとタイムリーなことに、今夜のBSフジ プライムニュースに鈴置高史氏が出演されます。
最新の情勢を踏まえた見解を聞けることを楽しみにしています。
aki様 お知らせ、ありがとうございます。
早速、TVに予約入れました(❤)。
akiさん 鈴置さん出演情報ありがとうございます。
同じく敬愛する六文銭の真田先生との名コンビですね。
https://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/detail/5646
今から楽しみです。
真田先生のレポートが下記に掲載されておりますので、ご参考まで
https://www.uesuya.com/index.php?route=information/information&information_id=15
最新号に 1997年のアジア通貨危機時の韓国のソブリンレイティングの考察が載っています。
https://www.uesuya.com/image/pdf/2019/190607.pdf
一番有り難いビジネスパートナーは、仕事を減らして成果を出させてくれる人。無駄な時間を使わせる人は、嫌われる。安倍首相は、トランプ大統領の良いパートナーなのでしょう。
だんな
>いずれにせよ、何やらよくわからない目的でノコノコと北欧に出掛けているどこかの国の国家元首と異なり、日米が密接に連携し合うなかで、明らかに日本は「ノコノコとイランに出掛けている」わけではなさそうです。
やめてくれます(笑)?あんな国の大統領と比較するのは。安倍外交は、世界に認められています。今回の外交は難しいと思いますが、イラン・アメリカ双方から期待されていると思いますよ。その成果によっては、米中関係の調整にも期待があるやもしれず、世界中が固唾を吞んで見守っていると存じます。
>今回の「鈴置論考」のなかで、私があえて注目したいのは、「北朝鮮がイランへ濃縮ウランを密輸したのではないか」とされる論点です。
私は、北朝鮮、中国、イランの繋がりは、石油だと思っておりました。だって、濃縮ウランの密輸ということなら、これだけ、北朝鮮瀬取り監視で各国が目を光らせている中、密輸元の北朝鮮のみならず、密輸先のイランにとっても、とてもリスキーですよね。
日本が二股外交だとか寝言を言っている国があるようですが、その国が自慢していた仲介者としての立場っていうのは、この米イラン間のとりなしのことを言うんじゃないかと思いますがね。比べたら情けなくなるので彼らは無視することでしょうが・・・
片や、元同朋と最大の同盟国の間を仲介(自称)しようとしてパッシングされ、双方から破談の責任を追及される国。朝鮮半島のハンドルを握るとかいう話はどうなったんですか?
片や、同盟国との首脳会談後に、(依頼されたのか、少なくとも了解は得た上で)油田共同開発国に赴く国。アザデガン油田は今どういう状況なんでしょう。
安倍首相の交渉が成功するかどうかが問題ではなく、イランにとっては破局前の最後のチャンスであり、米国にとっても和平の努力をした形を見せることになるので、訪問し会談するだけで価値があるのだと思います。安倍首相なら何らかの成果を引き出してくれるかもしれません。その点はちょっと期待しています。まあこれが文大統領ならそこで安請け合い連発して、また話をこじらせてしまうのでしょう。その点は絶対的に信頼しています。
安倍首相のイランへの訪問の本当の意図は正確にはわかりませんが、表に出せない深い使命を帯びているだろうことは想像できます。成功裏に終わるよう祈っています。
韓国の文政権がやっていることはめちゃくちゃですが、政権が変わってもこの迷走ぶりは解消しない気がしますね。
日本としてはとにかく、韓国を静かに長期的に弱らせる方策を丁寧かつ根気よくすすめるべきですね。
劇的な関係改善がたとえ起こったところで後で必ず反故にされます。
たとえば、文政権が倒れて異常に親日的な政権が慰安婦像全撤廃、徴用工問題の韓国側での解消、天皇陛下侮辱への謝罪、レーダー照射への謝罪と対策を奇跡的におこなったとしたところで、その次の政権は全て反故にするでしょう。
事大主義の韓国に対して効果的なのは、彼らとの力関係の差を揺るぎないものにすることです。今まで韓国にほどこしていた恩恵を一つずつ取り払うことで国力を削ぎ落とし、日本が経済的に富み、相応の軍事力と政治力を持てば、彼らは自然に日本に従うようになるでしょう。
また、韓国は恩を仇で返す国民性であり、下手に出ては絶対に悪い結果になるということも日本人の共通認識として持つようにしなければなりません。(外務省は以外に世論に弱いです)
一時的な変化ではなく、粘り強く着実に韓国を追い詰めていくことが肝要だと感じています。
安部首相のイランを我々がどう受け止めるかの準備が必要ですね。
マスコミ経由ですと、歪んだ評価しか出てこないので、誤解してしまいそうです。
逆に間違った方向であれば、ちゃんと批判したいところですし。
新宿会計士さんの論評、読者の皆さんのコメントを楽しみしてます。
> 日本が経済的に富み、相応の軍事力と政治力を持てば、彼らは自然に日本に従うようになるでしょう。
甘い。ダンキン・ドーナツよりもミスター・ドーナツよりも甘い。
朝鮮の序列観(華夷秩序)は半万年の歴史の中で民族のDNAに刻まれたものです。彼らが自然に従う相手は中国だけです。日本は常に朝鮮の下位に位置する野蛮国です。どれほど物理的・経済的・軍事的に日本に遅れていようが、それを覆せる万能の御旗の錦「道徳的優位性」を持ち出して精神勝利できるのですから、何をやっても無駄なことです。
彼らが「自然に」日本に従うことはありませんので、彼らを静かにさせるには、物理的に強制するか、物理的に消滅させるか、です。どちらも面倒なので、ただ衰弱するに任せるのが現実的だと思います。どんなに哀れみを乞われても施しを与えてはなりません。何か与えるとあっという間に数が増えます。凄まじい繁殖力です。
> 一時的な変化ではなく、粘り強く着実に韓国を追い詰めていくことが肝要だと感じています。
仰るとおりです。野生化した外来種を根絶させるときのように粘り強く。決して餌を与えないでください。何か与えるとあっという間に数が増えます。凄まじい繁殖力です。
阿野煮鱒様、
>> 日本が経済的に富み、相応の軍事力と政治力を持てば、彼らは自然に日本に従うようになるでしょう。
>甘い。ダンキン・ドーナツよりもミスター・ドーナツよりも甘い。
> それを覆せる万能の御旗の錦「道徳的優位性」を持ち出して精神勝利
なるほど。道徳的優位というものがありましたね。日本が圧倒的に力を持っていても、彼らは道徳的優位を持ち出して卑日を続けそうですね。
ただまあ、それでも今より経済格差があった80年代は少しましだったわけですから、日本が力を持てば、従うということはなくても多少は、おとなしくはなりませんか?
いずれにせよ、日本は丹念かつ休むことなく韓国の力を削ぎ落とし続け、日本自体の力をつけるしかないですね。
「甘い」などどぶしつけな物言いをして失礼いたしました。
しかしながら、朝鮮人の行動を、近代合理性に基づくものという前提で予測する罠に陥ってはならないと強く主張したいが為です。平にご容赦ください。
朝鮮人にとって、個人であれ民族であれ国家であれ、序列というのは非常に重要なものです。そして、華夷秩序というのは彼らにとって宇宙の秩序なのです。中華>朝鮮>倭というのはビックバン起こりて爾来、絶対普遍の序列です。これを乱すことは宇宙の安寧に反します。
残念なことに、未開な倭人にはこの宇宙の絶対法則を理解する能力がありません。仕方がないので元寇でお仕置きしてみたりしましたが、性懲りも無く壬辰倭乱で仕返しされました。不埒にも倭人はそれを朝鮮征伐と言います。さらには日韓併合まで行いました。人類史上類のない残虐な植民地支配です。
それでも慈悲深い文明民族である朝鮮人は、慰安婦問題や徴用工問題で忍耐強く日帝の蛮行を世界に知らしめることによって、宇宙の秩序を倭人に教えようとしてきました。
それもこれも、野蛮で未開な倭人が過ちに気付き、朝鮮人を慕い敬い、地面に額づいて永遠の服従を誓うことによって宇宙の秩序を取り戻すことを優先してきたからです。
この慈悲深き施しを、これまでは朝日新聞や日本共産党などの進歩的日本人は学んで同調してきましたが、野蛮人の極みのような極右・安倍晋三が総理大臣になると、良心的メディアを言論弾圧して無辜のチョッパリを洗脳してしまいました。
それでも慈悲深き朝鮮人は諦めません。ありとあらゆる方便を尽くして、未開な倭人を教え導くことが、先進文化を身に付けた朝鮮民族の使命だからです。いつか倭人を、世界の頂点たる漢人や朝鮮人と同じ水準に引き上げることができたなら、宇宙と世界に平和が訪れるのです。その日が到来することを願って、今日も明日も反日! 反日! 反日!
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という訳なのです。いかに彼らが彼らなりの正義に基づき、野蛮な我々を指導・鞭撻してくれているか、その寛容さと愛情の豊かさをご理解いただければ幸いです。理解するだけで結構です。よい子のみんなは決して従わないでください。
鈴置さん、デイリー新潮で今日も記事が掲載予定。
さらにBSフジのプライムニュースにも出演です!
匿名さま
鈴置氏の記事の最後のくだりに
>さすがに安倍晋三首相は分かっていて「日米韓の防衛協力」とか「未来志向」とは言わなくなりました。でも、「韓国との防衛協力をしっかりやっていく」「韓国と未来志向の関係を作る」と言い続ける勘の鈍い大臣がまだ、いたりするわけです。
とあって、思わず笑ってしまいました。
「勘の鈍い大臣」扱いになってしまいましたか。身から出た錆ですが。
報道によれば、サウジ、イスラエル首脳と電話会談した後、
トランプ大統領と電話会談したようですね。さすがに、
ポイントは抑えている。
以前も書きましたが、今回のイラン訪問は
1.当面の米・イラン武力衝突回避
2.できれば米・イラン直接対話に道をひらく
ところを目的にすべきと思います。
イラン制裁緩和の条件交渉には踏み込むべきではない。
それは当事国同士に任せるべきで、日本が口を出すと
大やけどすると思います。
おそらく1は高い確率で達成できるのではないかと思います。
米、イラン双方とも戦は望んでないようですから。
2は五分五分かな、ハメネイ師次第ですね。
> 北朝鮮がもう1つ、重要な「レッドライン」を踏み越えたのではないか
> と指摘します。それが濃縮ウランやプルトニウムといった核兵器の素材
> を、中国経由でイランに輸出したとされる事件です。
もうこれは歴史的事件です.事実であれば,米国が北朝鮮に先制核攻撃を
行う十分な理由にもなりかねません.輸出先がイランという,国民と国土
を抱えた国家であるならまだしも,テロ組織であれば,欧米の都市で突然
核爆発が起こる可能性が,飛躍的に高くなることが予想されるからです.
中国もウイグルを抱えているだけにテロ対象となるので,国として北朝鮮
の商売に手を貸すことはしないでしょうが,中国共産党の支配が及んでい
ない(最高指導部の思い通りに動かない地方組織とか)連中が,目先の金
のため協力することは,十分あり得るでしょう.
しかし,今のトランプ氏のツイートを見ている限り,そのような差し迫っ
た雰囲気は出ていないようにも思えます.この問題の前では米韓同盟消滅
でさえも,大事の前の小事となるように思えます.
北朝鮮(制裁中)密輸はお手のもの
↓ ↑
濃縮ウラン 石油・ミサイル関連・金
↓ ↑
イラン(ウラン濃縮はしません)裏で買ってます
こんな感じ?
流石に安部総理支持者全員が今回のイラン訪問をよしとするわけではないでしょう
イランとの友好関係が完全き壊れるリスクがある訳だから反対する人も少なくない
少なくとも今回の鈴置さんの記事を見るまでは自分も反対でした
逆に言えば、今回の記事が一般の報道番組で流れるようになるとイラン訪問反対派から賛成派が増えるかと
いずれにしろ、もう行くことは確定しています。
ハイリスク超ハイリターンなので成功するよう、安部総理と関係者は全力で頑張って欲しいですね
あなたの論評にはそもそもか多すぎる。なぜか、思考のプロセスが逆だから。ああだ、こうだ、そうだと妄想を述べたあとに原点に回帰する。つまりそもそもとなる。
思考のプロセスは逆だ。まずは自分なりの結論を提示してから論評を述べるべき。真理をつく記事を書かないなら中央日報と大差はない。