「ネットの岩屋叩き」、日韓首脳会談見送り要因の1つに?
昨日の『ネット「無能な岩屋はさっさと辞めろ」 常軌逸した岩屋叩き』でも紹介したとおり、どうもネット上では「岩屋叩き」が蔓延しています。当ウェブサイトとしては、岩屋氏がそこまで叩かれる必要はないと考えているのですが、それでも現実にネット上で大バッシングを受けているという事実を認める必要はありますし、「安倍政権の岩盤の支持層」が「反安倍」に転じることは避けなければなりません。こうしたなか、少し早いのですが、本稿では「今月末のG20で韓国が外国と首脳会談を持てるかどうか」という点からも、考察してみたいと思います。
ネット上の岩屋批判
先ほどの『経済制裁論は経済戦争なのか 何より大事なのは日本の国益』では、最新の韓国メディアの報道をベースに「経済制裁論」について考えてみましたが、本稿の方では、日韓首脳会談についても考えてみたいと思います(その意味で、前稿と本稿は、セットのようなものです)。
岩屋毅防衛大臣が先週末、シンガポールを訪問して「シャングリラ会合」に参加したという話題については、『岩屋氏、シャングリラ会合で「開かれたインド太平洋」を強調』、『ネット「無能な岩屋はさっさと辞めろ」 常軌逸した岩屋叩き』という2つの記事で取り上げました。
私自身、岩屋氏が万能の人物だとは思いませんが、少なくともシャングリラ会合で中国と北朝鮮に対して「言うべきことを言った」ということはきちんと評価すべきだと思いますし、また、米豪との関係を深めて来たのは非常に大きな成果だったと考えています。
ただ、それなのに岩屋氏は日韓防衛相会談の直後から、SNSなどで叩かれまくっていました。
その理由は、昨年12月のレーダー照射事件を巡り、韓国側が謝罪も責任者の処分も行っていないにもかかわらず、岩屋氏が非公式とはいえ日韓防衛相会談に応じたことと、会談の冒頭、笑顔で鄭景斗(てい・けいと)韓国国防長官と笑顔で握手を交わしたことでしょう。
もっとも、「韓国側が日韓の懸案に何ら解決策を示していないのに、日本の閣僚が韓国の閣僚と会談をしている」「会談の冒頭、笑顔で握手をしている」という事例は、岩屋氏以外にもあります。
ほかでもない、河野太郎外相です。
河野外相は5月23日、フランス・パリで康京和(こう・きょうわ)外交部長との会談を行い、ぎこちないなりにも笑顔で康氏と握手を交わしています。
5月23日の日韓外相会談の様子
(【出所】外務省『日韓外相会談』)
このように考えると、「敵対している相手国の担当閣僚との会談を持ち、冒頭で相手と笑顔で握手を交わした」という意味では、河野外相も岩屋防衛相もまったく同じなのに、岩屋氏があそこまで叩かれるという理由については、正直よくわかりません。
その意味で岩屋氏とは、何かと不器用で損な役回りを持っている人物なのかもしれません。
(ただし、くどいようですが、当ウェブサイトとしては岩屋氏のシャングリラ会合での功績を否定するつもりはありませんし、冒頭に挙げた2つの記事を撤回する意図もまったくありません。ましてや、自分で納得がいかないのに、無理やり岩屋氏を叩くつもりもありません。)
叩かれているのは事実です
ところで、私が何を言おうが、岩屋氏が非公式の日韓防衛相会談を持ち、韓国国防部長と笑顔で握手をしたことなどによって、ネット上で大バッシングを受けたというのも事実です。
もちろん、当初はSNS上でも「岩屋バッシング」一色でしたが、一昼夜経過するとツイッターなども落ち着いてきて、一歩引いた冷静な意見が出て来ているのは心強いところではあります。
ただ、仮に――あくまでも「仮に」、ですが――、安倍総理が今月末の大阪G20サミットの場で、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領と首脳会談を持つと言い出したら、おそらくネット上のバッシングは今回の比ではないでしょう。
安倍総理といえば、2015年12月に日韓慰安婦合意を締結し、当時の岸田文雄外相とともに、ネット上の保守派から大きなバッシングを受けたこともありますし、2018年2月の平昌(へいしょう)冬季五輪でマイク・ペンス米副大統領とともに訪韓したときも、同様にバッシングが生じています。
その意味で、今回の岩屋氏の行動は、結果として安倍総理の「露払い」(?)のような役割を果たした、という言い方ができなくもありません(最初から意図していたかどうかは別として)。
その意味では、岩屋氏には大変失礼なのですが、安倍総理が岩屋氏を「使い捨てる」つもりで入閣させたのではないか、といった「読み」も、解釈としては整合性が出て来るのです。
日韓首脳会談の有無
では、実際のところ、安倍総理は文在寅氏との日韓首脳会談に応じるのでしょうか?
この点については、私自身は安倍総理と知り合いでも何でもなく、また、官邸に勤務する知り合いもいませんので、直接確かめることはできません。
私の主観ですが、安倍総理には、「相手国と困難な課題を抱えているときほど、直接会って話したがる」という性格がありますし、実際、前任の朴槿恵(ぼく・きんけい)氏に対しては「前提条件なしに日韓首脳会談をやろう」と呼びかけ続けていました。
ですが、現在の文在寅政権では、安倍総理は昨年9月25日にニューヨークで文在寅氏と会ったのを最後に、もう1年近く首脳会談を行っていないというのも、また事実です。
昨年11月のAPEC/ASEM、12月のアルゼンチンのG20サミットなどでは、両氏が立ち話でちょっとした言葉を交わす機会もあったようですが、結局、両氏の会談は開かれていないのです。
これについて予想する前に、私の持論を申し上げておきたいと思います。
外交もしょせんは人間関係の延長上ですから、人間同士の駆け引きとまったく同じです。基本的に、相手と何らかの約束事が成立する(かもしれない)という確信と、相手が約束事をきちんと守ってくれるという信頼感がなければ、一般には相手と会うのは難しいでしょう。
この点、韓国という国は、過去に何度も何度も日本との約束を破り続けてきたという「輝かしい実績」(?)を持っている国でもあります。2015年の慰安婦合意を2018年にひっくり返されたという意味では、安倍総理こそ、韓国に直接、煮え湯を飲まされた経験の持ち主でもあります。
だからこそ、韓国に「手土産を持ってこい」という意味で、5月20日に「日韓請求権協定第3条第2項の仲裁手続の付託」を実行に移したのでしょう(韓国側の仲裁委員選任期限は6月19日)。
その意味で、日韓首脳会談が実現するかどうかの「最初のハードル」は、韓国側が6月19日までに仲裁委員を選任するかどうか、という点に尽きます。
相手国の弱みに付け込むのが安倍流?
一方、ここでもう1つ、別の視点があります。
昨日の『北朝鮮の強がりは想定内 相手を弱らせるのが敵対外交の鉄則』でも申し上げたとおり、敵対国との外交では、相手を徹底的に弱らせる(あるいは相手の弱みに付け込む)のが鉄則です。
昨年の自称元徴用工判決事件とレーダー照射事件以降、韓国はすでに日本にとっては仮想敵国のようなものですが、そうであるならば、一度徹底的に弱らせるのもひとつの妙手です。
実は、日韓首脳会談もそうですが、大阪G20では韓国は日米中露という「周辺4大国」からそろってむしられるリスクに直面しています(このあたりについては韓国観察者の鈴置高史氏が日曜日に『デイリー新潮』に寄稿された次の記事に詳しく触れられています)。
日米中ロの首脳をストーカーする文在寅、韓国国民の前で虚妄の“外交大国”を演出(2019年6月2日付 デイリー新潮より)
逆にいえば、文在寅氏が日韓首脳会談をやりたがっているというのならば、安倍総理としては最後の最後まで「日韓首脳会談に応じる」とも「応じない」とも明言せず、文在寅氏に期待だけさせておく、というのはなかなか面白い追い込み方でもあります。
その意味で、G20後にドナルド・J・トランプ米大統領が韓国を訪問するのには、安倍総理に代わって適度に文在寅政権を存続させるという役割が期待されているのかもしれません。
文在寅政権は決して有能ではない
ただ、文在寅政権を追い込み過ぎて、政権が崩壊でもすれば、また朝鮮半島に混乱が生じなど厄介なことになりかねません。その意味で心配なのは、現在の文在寅政権が決して優秀ではないことです。
いや、もっといえば、文在寅氏が考えていることは「大韓民国」という国を北朝鮮に献上することであり、それ以外のことは(日本との外交関係も含め)ほぼ何も考えていない、とすら信じています。
実際、日本以外との外交関係に目を転じてみると、韓国は現在、米国と中国の両国から再び「踏み絵」をいくつか突き付けられている状態です。
その1つが、「高高度ミサイル防衛システム(THAAD)配備問題」です。
【社説】THAAD問題、韓中間で「良い方向」とはどんな意味なのか(2019/06/03 09:44付 朝鮮日報日本語版より)
韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)に昨日掲載された社説によれば、在韓米軍に配備されたTHAADはいまだに臨時配備状態であり、本格配備されておらず、かつ、THAAD配備に反対する活動家らの妨害活動により、資材搬入すら難しい状態です。
業を煮やした米国から、いつ、THAAD問題の抜本解決を求められても不思議ではありませんし、トランプ氏の訪韓でもこの話題が出て来る可能性は十分にあるでしょう。
ですが、THAAD配備は中国にとっても「譲れない問題」となっており、もし米韓がTHAADの本格配備で合意でもしようものなら、再び中国からTHAAD制裁を喰らうことは間違いありません。
問題は、それだけではありません。
米中貿易戦争の一環として浮上した「華為(ファーウェイ)排除問題」でも、韓国は米中両国の板挟み状態となっており、これなども「米中双方に良い顔をするコウモリ外交」という積弊がいっきに押し寄せている事例の1つといえるでしょう。
焦点:窮地の韓国、ファーウェイ排除で再び「米中の板挟み」(2019年5月31日 11:52付 ロイターより)
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
先ほどの『経済制裁論は経済戦争なのか 何より大事なのは日本の国益』でも報告しましたが、結局、日本はすべての判断基準を「日本の国益の最大化」に置くべきです。
感情的に韓国を叩いて喜ぶ人がネット上に多いのは事実ですが、下手に韓国と関わり、下手に韓国に経済制裁を適用し、下手に文在寅政権が倒れるようなことがあっては困ります(これがいわゆる「用日派」の議論です)。
もちろん、必要なときに経済制裁を加えることをためらってはなりませんが、「伝家の宝刀」の抜き時を間違えてはなりませんし、いったん刀を抜くと決めたならば、それは「日韓関係を元に戻すための経済制裁」ではなく、「韓国を経済的に焦土化する」くらいの覚悟が必要です。
しかし、それと同時に、私の見立てでは、米韓同盟解除まであまり時間がありません。その短い時間を使って、自衛隊の最前線を対馬にも持ってくるという配置転換に加え、戦力の増強も必要でしょう。
いずれにせよ、対韓経済制裁とは、口で言うほどは容易ではない、と改めて強調しておきたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
G20での首脳会談の条件が「日韓請求権協定第3条第2項の仲裁手続の付託」だとは思いません。仲裁手続きは「やって当たり前」だからです。
ホンットこいつの書き込み頭悪いよな。
初めてお返事させていただきます。何か変なコメントついてますがあんなのは無視しましょう。ですが、保守太郎さんの意見には賛成出来ません。請求権協定の日程考えたら分かりますが安倍の戦略はちょうどG20直前に締め切りを持ってくる戦略でしょう?前々から思ってましたが(ROM専)保守太郎さんは気持ち熱い愛国者ですが読みが浅すぎませんか?せめてこのブログ本文くらいは正しく読みませんか?
G20の日程との関連記事は私も読んで覚えています。
私の言いたいのは 「たとえ文大統領がG20開催前に 仲裁手続きに応じても それは韓国が「当然応じるべきこと」であって「譲歩したことにならない」し ましてや これまでの無礼な言動をあらためることでもないのです。それ(理不尽な言動のことですよ)がない限り首脳会談には応じるべきではありません。」という意味です。
1)首脳会談に応じるには あくまでこれまでの韓国の行動を改めるのが条件です。
2)韓国が仲裁手続きの負託に応じるのは当然のことです。
3)よって 仮にG20前に 調停の負託に応じても 首脳会談はすべきではない。
なお 安倍首相が 2 だけで 応じる「つもり」かどうかは 知りません。
わたしの言葉足らずでしたね。
なお 他人のコメントに対しては 具体的な点について反論するのはいいのですが
あほ ばか 軽率 (読みが甘い)などの評価は控えた方がいいのでは? 私は(アホな)コメントは無視することにしています。
自分を基準にして コメのレベルが低いとか 逆に高いなと「感じる」のは当然ですからしょうがないです。世の中はいろんなレベルの人間の寄せ集めですから。
通りすがりの さんにお願いがあります。
私へのアドバイス 感謝します。お願いなのですが
私の最初のコメントはつぎの通りでした。
G20での首脳会談の条件が「日韓請求権協定第3条第2項の仲裁手続の付託」だとは思いません。仲裁手続きは「やって当たり前」だからです。
これに対して
>読みが浅すぎませんか?せめてこのブログ本文くらいは正しく読みませんか?
との返信をいただきました。具体的に何が間違っているか かんちがいしているか 知りたいです。
誤解していただきたくないのですが 本当に知りたいのです。
ご返事が頂けないようなので 以後この欄のフォローは致しません。
「棚上げ」については、本人が発言を認めているようです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000013-jct-soci
レーダー照射事案が「一定の区切り」を迎えたのか、という記者の質問には、
「本当は、真実は一つしかないということだと思うが、話し合っていれば、どちらかが譲って答えが出てくるのかというと、そういう状況ではないと私は判断している。私どもの見解に変わりはないが、未来志向の日韓防衛当局間の関係を作っていくために、一歩前に踏み出したいと思っている」
と答え、事実上棚上げする考えだ。
この件で問題となっているのは、「笑顔で握手」ではなく、「棚上げ」ではないでしょうか。
レーダー照射事案を「棚上げ」して作られた未来志向の日韓防衛当局間の関係の自衛官の生命が心配されているのだと思います。
また、他国から見たら、韓国の主張を認めたと見れないこともありません。この影響も心配です。
うん。
その事実上棚上げって岩谷の発言やない。フェイクニュースやな。
「未来志向の日韓防衛当局間の関係を作っていく」と複数のマスコミで報じられたら、フェイクであろうとなかろうと関係なく、影響は広がっていく。
?
意味わからん
匿名(7:55) 様
恐らくここでの「未来志向」という言葉への拒否感は、前回の岩屋防衛相関連記事のコメント欄に出ていた
https://ameblo.jp/edamamemame/entry-12465890333.html
ここの『日本での意味』云々を踏まえたものでしょう。
ただし、いま日本の閣僚が外交の場でこの「未来志向」という言葉を使う場合は
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000823.html&ved=2ahUKEwjD9te0xc7iAhUJULwKHfRrCmkQFjAAegQIBhAC&usg=AOvVaw1l6Z1BSQK7GJvdu_KFw5sH
東亜日報記者とのやり取りに見られる、河野外相の回答を念頭に置くべきですし、防衛相の発言も全くこの回答からはみ出るものではありません。
このタイミングで岩屋氏の件が日韓首脳会談見送り要因のひとつになるとはおもえません。
ただ、岩屋氏を捨てゴマにして国民の反応を確かめた可能性は捨てきれませんね。
私も岩屋氏の使い捨て説を支持します。
韓国との対話は高い透明性の下で行うべきで、閣僚級が非公式会談を行うなどもってのほかです。
それだけでアウト。閣僚としては失格です。
じゃ河野もアウトなの?
初めてコメントさせていただきます。
その点は確かに私も思いましたね。よく、透明性の高い環境確保しないと日韓対話すべきじゃないといいますがブログ主さんも、書いておられるとうり、岩屋を批判するなら河野も批判しないと矛盾します。でも岩屋批判するのは河野批判しないんですね。
河野大臣の件とは、パリでの会談を指してますか?
あれはG20に先駆けての予備会談で、いわば首脳会談を回避するためのプロトコルですよ。非公式だとしても完全にコントロールされていて、会談直後に日本側から内容をリークして変に言葉を切り取られないように対策できていましたよね。
非公式な会談は原則として避けるというのは、やむを得ない場合にはこういう対策をとるというのとセットになっているのですよ。
そういうところを考慮せずに「河野も…」などというのは、どこぞの国が大好きな両非論と同じですよ。
河野のあれはクシャおじさんの顔真似だろ
初会談近辺の写真はともかく、最近は失礼にならない程度に作り笑いに失敗しました〜という表情ですよね。もちろん韓国外相も同様の表情で、政治家ならこの程度の芝居は出来て当然ということなのでしょう。
くろ様へ
細かい観察で恐れ入りますww
使い捨てというか、岩屋防衛大臣はIT用語でいうところのハニーポットに見えます。
相手にわざと攻撃させて、情報収集するための。
結局、口では韓国に優しいこと言っても、実益は与えていませんからね。
今回の件も、本当に彼のスタンドプレーかというと、別のブログサイトでは日米韓の共同合意を引き出すために、裏で言われてやった可能性を示唆した人いましたし。
まあ、あくまで可能性に過ぎませんし「本当にここから攻撃が広がったらどうするんだ」と、リスキーなやり方でかつ真意不明な状態に、ストレスが爆発する人達の気持ちも分かりますが。
参院選控えて内閣改造は既定路線ですから、ワタミ議員の様に、既に使い捨て状態の可能性も微レ存w
与党の大臣適齢期は衆議院議員で改選五期なので、八期の岩屋毅議員は相当遅いですよね。
自民党を裏切った過去があるので(まあ親分が裏切ったのに付いていっただけなので情状酌量の余地有りとされたのでしょうね)遅かったのかもしれませんが、大臣待ち行列の相当後ろに回されたのが第四次安倍内閣が選挙対策内閣だというのが明白な時期に、まあたった9ヶ月だから、そろそろ回してやるかと就任した途端、あんな事件を起こされて馬脚がwという悲劇なのでは。
まあ次回はねえなと言うのは同意です。
URC様
ハニーポットに笑いました。
罠ですか。
でもそう考えると、なんとなく納得できる気がします。
まだこちらのコメントを読まれている方がおられるか分かりませんが、ちょっと自分の考えを整理してみたくてコメントします。
まず、韓国との付き合い方ですが、今後は「価値観を共有出来ないこと」を理由に、どこまでも疎遠になるという形で断絶していこうとしているのではないかと考えています。
そして、その実現方法として、大きく分けて二つの戦法と、それぞれのメリット、デメリットがあると思います。
ちなみに、ハニーポットはカウンター戦法となります。
あくまでも、以下のメリット、デメリットは、自分が思い付いた限りであり、漏れも当然あると思います。
1:韓国を積極的に叩く(冷遇する)積極戦法
・メリット
韓国が捏造を既成事実化、芽を潰せる可能性がある
政権の支持者から理解を得やすい
攻撃方法を日本側が選択出来る
スピーディに離間を進めることが出来る
・デメリット
事情を知らない第三者が、日本の自重を求めてくる可能性がある
政権の支持者以外から、反発を買いやすい
韓国に弱者アピールをさせる名分を与える可能性がある
「共有出来ない価値観」が何か、理解が浸透しないまま離間が進むこと
※つまりは、離間しても、あっさりと忘れて近付こうという輩が出る可能性があるかも?
韓国が擦り寄りモード(大人しく)になったとき、叩きにくい
2:韓国が何かしでかす度に、それを理由に離れるカウンター戦法
・メリット
都度、責任を韓国のせいに出来るので、日本に対する(消極的)支持を得やすい
「共有出来ない価値観」のストックを積み増し出来る
離間するための体制を築く時間を稼げる ※在韓米軍の撤退までなど
韓国が擦り寄りモードになっても、「共有出来ない価値観」を確認することで、何度も繰り返し攻撃出来る
※実際、今回の一件で韓国に対する国民からのヘイトも大分稼げたようですし。離間への世論も風が吹いたかと
・デメリット
政権の支持者から理解を得にくい。※実際、今のように非難囂々になるリスクがある
韓国の出方を見る必要があり、きちんと対策を取っていないとそこから攻撃が浸透するリスクがある
完全に離間するまでの時間が掛かる
日本の国益を守る(セキュリティ)という観点で見て、積極策、隙の無い万全な防御体制を作ろうというのは、決して間違いではないと思います。これもまた、正解の一つの姿だと思っています。
ただし、これにもデメリットはあり、状況によってはハニーポットのようなカウンター戦法を採るのもありかと思います。
なお、自分が岩屋防衛大臣がハニーポットである可能性を疑っているのは、彼が口先では韓国に甘いことを行っても、レーダー射撃で動画を公開させたり、日本の主張を後退させなかったり、行動が伴わないのでこういう役割を果たしていると説明が付きそうだと考えたまでです。
勿論、この戦法でも、デメリットに書いていますが対策が万全でないと、リスキーではあるし、そこに不安を持たれるのもある意味で無理の無いことだと考えています。
韓国は経済の失速、外交の孤立と、擦り寄りモードに傾きつつあったので、この際、岩屋防衛大臣に口先で甘いことを言わせたのではないか?
そんな可能性を考えました。
参院選のみならず、衆参同時選挙も取りざたされる中、安倍首相の喫緊の政治課題は選挙での勝利と推察いたします。トランプ訪日成功で調子に乗ってしまわれたのか、軽々しい「風」発言もありました。
今回の非公式日韓防衛相会談は、G20での日韓首脳会談を日本国民がどう捉えるかを測る、観測気球だったのかもしれません。問題解決の糸口さえ提供しない隣国に対し、自ら譲歩(Concession)する事は支持層である保守の猛反発を招くと判断されたのではないでしょうか。
日韓首脳会談は遠のいたと感じます。
韓国の態度を改めて確認しました、この様な態度では誰も助けてくれませんし軍事訓練も危なっかしくて遣ってられません、以下のような話しも早々と纏まってアメリカは北に南進OKサインを出してるとしか思えません。
>>有事作戦統制権 韓国軍大将が行使へ=韓米国防相会談で合意
政治 2019.06.03 17:46 https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190603003200882?section=politics/index
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の国防部は3日、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に伴い、作戦統制権を行使する「未来連合軍司令官」に韓国軍大将を任命することを決めた。
内乱が起これば企業も金融も撤退します罠。
トランプさんが、ハノイの前にツイッターで北朝鮮持ち上げてノーディールにしたように、表面上はゴタゴタ言わない方が良いとおもいます。
実質的な部分が大事。
あまり細かいことまでいうのは、韓国みたいでプラスにはならないとおもいます。
オミット食らったのかな?
韓国の態度を改めて確認しました、この様な態度では誰も助けてくれませんし軍事訓練も危なっかしくて遣ってられません、以下のような話しも早々と纏まってアメリカは北に南進OKサインを出してるとしか思えません。
>>有事作戦統制権 韓国軍大将が行使へ=韓米国防相会談で合意
政治 2019.06.03 17:46 https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190603003200882?section=politics/index
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の国防部は3日、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に伴い、作戦統制権を行使する「未来連合軍司令官」に韓国軍大将を任命することを決めた。
内乱が起これば企業も金融も撤退します罠。
>「周辺4大国」からそろってむしられるリスク
「無視される」のミスタイプだと思いますが、「毟られる」も、趣があるやも知れません。
駄コメ陳謝…
本来、近くて遠い韓国が日本との政治経済軍事的結びつきが強まったことにより様々な弊害を生んできましたが、私は韓国とは疎遠で全く構わないとする原点回帰したい人たちが、日本お得意の玉虫色決着で物事が進行してくのを座視出来ないが為に岩屋さんに限らず所謂媚韓国政治家たちが叩かれる一因にもなっているのかなと感じます。
日本は中国南北朝鮮に比べて、とにかく対外宣伝がヘタすぎるし、自国民に対して目に見える形で留飲を下げさせる演出も無さすぎるのが残念というか、たまにはエサを与えなさいよとは思いますね笑
個人的に「非公式に会った」と言うのが反感の元だと思う。と言うか自分はそう感じている。
SNS上の「荒らし」と同じで、居ないモノとして扱うのが正解で、公式な場(日米韓での会議等)で無いなら徹底的な接触回避を心掛けるべきじゃないかな?
例えば荒らしを見て「荒らしは無視しよう」って言う注意喚起すら、荒らしに反応している結果になる。例えば目を合わせたら絡んでくるなら、目すら合わせずただ本当の意味での無視するべき。
そういう意味だと先日の二階氏の「会ったら変な風にすっぱ抜かれるから会わない」って態度方が正しいし、政治家としての格の違いだと思う(私は二階氏に対して否定はですが)
お粗末ながら失礼します。
匿名様へ
私も2F氏には?を感じますが、今回の対応は正解だと思います。
2Fは男梅議長の特使とこっそり会っていたようですね。
これだから2Fは信用できない!
よほど美味しいことがあるのでしょう。
大変興味深いです。
何が興味深いかと言うと、会っていたのにそれが表に出てこなかったということです。
韓国のいつものパターンなら、大喜びで言葉の断片の切り貼りをして物凄く都合の良いように宣伝しまくると思うのですが。
二階さんは韓国議員のいつもの暴走を止める力を持っているということなんですかね。
2Fは男梅議長の特使とこっそり会っていたらしいです。
せっかく褒めてやったのに、これだから2Fはダメなんだ!
すみません連投になってしまいました。
怒りのあまり手が震えました(嘘です)。
軍事に関して正規教育を受けていないズブの素人の私の考え
に過ぎませんが,この国土防衛方針は実現可能でしょうか?.
> 自衛隊の最前線を対馬にも持ってくるという配置転換に
> 加え、戦力の増強も必要でしょう。
旧式の装備とはいえ,武装した北の百万陸上兵力が南の兵力
と装備とを伴って九州対岸に充満し,その渡海作戦中に全て
を叩き沈めてしまうことは,相当に困難だと思われます.
文氏の目的は北との無血講和で,それ自体は歓迎すべき問題
解決法ですが,残念ながら実現可能性が低い.その当てが外
れても,最悪地上戦の主戦場を半島南部領域に限定するため
には,日米韓の枠組みを形式的にでも残さなくてはならない
との読みが日米両政府にあるように思います.
要するに,今回の会談は日本の上記リスクへのヘッジであっ
て,北へのメッセージと考えても良いかもしれません.その
コストはレーダー問題の棚上げ(?)となります.非常に気分
悪いですが.
> この国土防衛方針は実現可能でしょうか?
私も数値で根拠を述べられませんが、盤石の体制を構築することは、今の自衛隊の予算と人員では無理なように見えます。尖閣の防衛ですら追いついていないのに。
> 日米韓の枠組みを形式的にでも残さなくてはならない
> との読みが日米両政府にあるように思います.
現実的にはこういう選択になると思います。鈴置さんも楽韓さんも、米韓同盟解消は今ではないと読んでいるのも、代替となる体制ができていないからでしょう。どれだけの時間と労力を投入すれば新アチソンラインを構築できるのか、それを日本国民が受け入れられるのか、見積もない、議論もない、こんな状態では実現はおぼつきません。
> そのコストはレーダー問題の棚上げ(?)となります.
> 非常に気分悪いですが.
この辺りが、人により考えが別れやすいところで、特に「気分悪い」状態に対する耐性の差が、岩屋氏や現内閣への不満の差になって表れるのだと思います。
私も感情を抑圧することは苦手なので、長期間不快な思いを押さえ込むことを強いられると、あまり合理的ではない方向に怒りが暴発しがちです。簡単に言うと「八つ当たり」です。そうならないよう、食べ物や衣服で自分の感情を慰撫するようにしています。動物並みの餌付けを自分にやるわけです。
日本人が韓国の振る舞いに不満を募らせているのは間違いなく、政府が、それを汲み取った上で、国民感情を慰撫する発言をしていないのが私の不満です。今すぐ問題を解決しろというわけではなく、「お怒りはごもっともです。しかし解決には時間と労力がかかります。何とぞご寛容に」というだけでも国民の「気分」は良くなると思います。
政府が国民感情への配慮をしない状態では、岩屋氏が弾除けにされてしまうのは、仕方がないと思います。
日本人は、身内に阿吽の呼吸を求めすぎです。これも日本人の悪癖の一つだと思います。
>政府が国民感情への配慮をしない状態では、岩屋氏が弾除けにされてしまうのは、仕方がないと思います。
>日本人は、身内に阿吽の呼吸を求めすぎです。これも日本人の悪癖の一つだと思います。
私もそう思います。
阿吽の呼吸が分からない奴は外れてていいよという雰囲気っていやですね。
>その渡海作戦中に全てを叩き沈めてしまうことは,相当に困難だと思われます.
いやこれが、自衛隊や米軍の装備で、物理的には不可能でもないんですね。
対潜哨戒機・潜水艦・掃海艇(掃海艇と言いながら敷設能力も持っている)を駆使して濃密な機雷敷設をしてしまえば、あとは落ち穂拾いです。
しかし、そんなことをしてしまえば、避難民を乗せた民間船すら通れなくなりますし、米軍への補給も困難になります。日本への貿易輸送船は太平洋側を廻航する必要が生じます。
(いや、まあ北朝鮮が占拠なり野合して高麗軍が釜山あたりに集結している時点でそんなものは気にする必要はないですかw)
現時点で韓国には大部隊を九州に上陸させるだけの海上輸送能力と海上護衛能力がありません。が、自衛隊にも海上輸送中に撃沈する対艦ミサイル部隊はないと思った方がよく、上陸部隊を殲滅する地上軍もありません。そういう作戦自体を想定していなかったので当然です。韓国は「同盟国・友軍だった」のですから。
まあ、制空権、制海権は保持できるでしょうから、韓国に無謀な上陸作戦を思いとどまらせることができるでしょう。第一、自衛隊よりはるかに強力な在日米軍が控えていますので、そんなことをすれば韓国軍は地獄行きです。
そもそも朝鮮戦争の切っ掛けは、李承晩が対馬侵攻を企て半島南部に大部隊を集結したため、北部国境がガラ空きになったのを金日成が武力統一の好機とみて韓国に侵攻した、というものです。韓国は対馬を韓国領にしたいという野望をずっと持っていますので、甘く見てはいけません。韓国人が対馬に押し寄せ、土地や観光施設を買収して虫食い状に侵入しているのを国が傍観しているのが不安でなりません。このままだと対馬は韓国資本に乗っ取られてしまいますよ。
我が国の防衛指針はソ連崩壊までは北に偏り、崩壊後は平和ボケの状態になっていました。その後、中国が勃興して軍事大国となり領土的野心を隠さなくなってからは、尖閣防衛が急務となりこれだけでも大変なのに、対馬防衛も真剣に考えなくてはならなくなりました。国力が萎んでいく中、防衛力を増強していくのは至難の技です。なんだか江戸末期の状況に似て来ないとも限りません。パヨクは、沖縄も対馬も差し出せ、戦争するよりはマシだ、と言いますがそれで済むと思っているのがお花畑の所以です。馬鹿に付ける薬はない、のが悲しいですね。
>自衛隊にも海上輸送中に撃沈する対艦ミサイル部隊はないと思った方がよく
え”・・・・。日本の防衛ドクトリンはまさにそれなんですけど。
単発戦闘機に大型対艦ミサイル4発を載せる様な変態仕様を要求して、ねーなら作るわってするし、本来哨戒機のP-1にもP-3Cの倍の8発の対艦ミサイルを積める様な変態仕様にしました。
(同世代のライバル機P-8なんかミサイルは二発しか積めません)
まあ、赤壁の戦いの様に雲霞の如く数の暴力で殴ってくる「舟」を全部沈められるほどミサイルの数が無いだろうというのは事実です(機雷もありますが)。
対空装備を備えた高価目標を高価なミサイルで破壊し、残った無防備な舟を安価なロケット弾とか機銃で沈めるしかないでしょうが、物理的にできても政治的にできなさそうなのが最大の問題。
りょうちん様へ
私も軍事は素人ですが、韓国の侵攻上陸を防ぐのは機雷封鎖だと思います。それも日本沿岸でなく韓国の港湾に。
と言っても実際に敷設するかどうかは別問題で、「敷設した」というアナウンスだけでも良いと思います。最近の機雷は海面にプカプカ浮いているのじゃありませんから、確かめようが無いのです。
韓国には掃海能力が全くと言って良いので、効果は大きいと思います。経済封鎖も同時に出来ます。
これだけで韓国海軍は身動きできない筈ですが、蛮勇を発揮して出て来る艦艇があればそうりゅうから魚雷を発射して・・・
で「触雷したんだ、だから言っただろ」って言っとけばよいのです。
勿論政治的に可能にする前さばきは必要です。
✖韓国には掃海能力が全くと言って良いので
〇韓国には掃海能力が全くと言って良いほど無いので
雲霞の如く舟艇で来たら??? 一旦上陸させて浜辺で掃討するのが硫黄島方式でいいのではないでしょうか?第一限られた上陸地にそんなに多くの船がどうやって上陸できるでしょうか?空いた船をどかさないと次が接岸できないです。海上は渋滞して大混乱になりますよ。
島嶼防衛に関しては、先の大戦の戦訓から言って、「不可能である」と自衛隊は認識しています。
冷酷な話ですが、そもそも「島」には縦深がなく、少数の部隊で多数の侵略部隊を撃退する方法が存在しません。
攻撃側はどの島に大部隊を送るのか決定できるイニシアティブを有しますが、防衛側にはどの島に十分な防衛部隊を置くか決められないのです。常に攻撃側が優位であるという性質があります。
したがって、攻められた場所を取り返すしか選択肢が無く、昨今の日本版海兵隊創設は、そのための新編成なのです。
対馬の要塞化・大部隊の配備はやろうと思えば不可能ではありませんが、政治的に不可能ですわ。
下地島の軍事基地化とか、物理的には可能でも政治的に不可能なことが我が国には多すぎますね。
りょうちんさん、
純軍事的にはおっしゃる通りなのですが、近年ますます盛んになっている低強度紛争に関しては必ずしもそうとは言い切れない状況がありますね。
たとえば、韓国が竹島に警備兵を常駐させていますが、これは警備兵が自衛隊(の上陸がかりにあったとして)を駆逐できると思っているからではなく、政治的意義があるからですね。
たとえば、自衛隊が竹島に上陸しようとしても警備兵が抵抗します。仮にもそこで韓国人警備兵が怪我、あるいは死亡でもすれば、韓国に忖度する日本の野党勢力は大騒ぎするでしょう。自衛隊と政権を徹底的に叩き、内閣が倒れる騒ぎになるかもしれません。
また、韓国世論は激高し、弱気な日本外交は守勢にまわることになります。
逆に尖閣や対馬に中国軍、韓国軍が上陸した場合、自衛隊が防衛出動して奪還しようとしても政治的に大きな負担になります。敵国が偽装民兵を使用していた場合、これに死傷者が出れば日本の野党勢力は猛烈に政権を叩くでしょうし、中国韓国は自衛隊が中国や韓国の民間人を殺害したとでっちあげ、国際社会に訴えるでしょう。気弱な政権なら、これらのリスクを考えて防衛出動に二の足を踏む可能性が少なくありません。
ですので、島嶼が攻撃された場合、死守せず奪還すべしというドクトリンは純軍事的には正しくても、今の日本の場合は機能しない可能性が少なからずあります。
つまり、日本の防衛のためには防衛のための法制度をさらに整えること、そして国民のコンセンサスを醸成することが非常に重要になってきます。
(逆に言えば、侵攻する中国、韓国からすれば、日本の野党や平和ボケ勢力が力を持っていることは大変好ましく、彼らをサポートするために有形無形の援助を行うでしょう。すでに大いに行っていると思いますが。)
対馬「警備隊」はレンジャー徽章持ちがわんさかいる「特殊部隊」ですよ。
竹島警備隊と一緒にするのは失礼ですw
対馬要塞は昔あったんですよね。
レーダーサイトは既にあるので、現代戦であと有効なのは掩体運用可能な高射部隊くらいでしょう。
さすがにそこまで行くとどこまで戦争を想定しているのか突っ込まれます。
なにしろロシア相手にすら、最北の常設高射部隊が千歳基地だというくらいです。
今でも北朝鮮が飛翔体w発射を予告する場合は、沖縄県などにPAC-3を派遣する風物詩が見られますが、常時貼り付けておけるほどの予算がない模様。
りょうちんさん、
対馬には精鋭部隊が配置されているのですね。それは知りませんでした。ありがとうございます。
ただ、レンジャー徽章持ちというとは防御用ではなく迅速に展開するためでしょうか。それとも敵が上陸後の抗戦のためでしょうか。
ともあれ、私が言いたかったことが伝わってないようです。(私の文章力のなさのせいでしょう)
純軍事的に守りが強固なことと、政治も含めて守りが強固なことは必ずしも一致しない、というのが私の主張したいポイントです。
韓国が竹島に配置しているのは軍人ではなく警官相当の人員だったかと記憶しています。
警官は武装的には軍人に劣りますが、一方で日本にとってはある意味軍人以上に厄介です。
仮に自衛隊が竹島を奪還しようとして警備隊に死傷者が出た場合、韓国は「重武装の日本の軍隊が強力な武器を使って、韓国人の警官を殺害した」と言い張れるからです。
そして、日本はこの手の主張にとても弱い。日本国内の左翼勢力は大騒ぎで政権を叩くでしょう。
つまり防備を考えるには純軍事的な要素だけではなく、政治、そして法律、世論も考える必要があるということです。(中国の言う三戦ですね)
日本の場合は純粋な自衛隊の予算と人員も足りていない状態ですが、政治、法律、世論においてはさらに準備が足りていないと感じるのです。
韓国軍が本気で上陸作戦を行えば、海自といえどもそれを完全に阻止するのは難しいとは思います。
が、韓国は仮にも民主化された国です。兵士が数百人、数千人単位で死亡すれば政権が吹き飛びかねませんので、そういう力押しの作戦は決断しにくいでしょう。
つまり韓国軍が上陸を企図しても一定程度の損害を与えられる戦力が配置できれば、韓国軍に対しては有効な抑止になります。
ただ、新宿会計士さんが仰ってる米韓同盟消滅後に対馬が最前線になるのは、韓国軍の上陸に備えたものではないでしょう。米韓同盟が消滅すれば、韓国はおそらく中国と軍事同盟を結びます。
米中冷戦は既にはじまっていますから、対馬は対中国の最前線となるわけです。
韓国軍とは質量ともに全く違いますので、日本としては大きな防衛コストを覚悟する必要があります。
また、予算や装備の問題だけでなく、日本の場合は法律、そして国民のコンセンサスを何より変えなければなりません。現状では中国軍の偽装民兵が上陸しても自衛隊が有効な動きをとりづらい。
戦闘で自衛隊員が死んでも野党やマスコミはだんまりでしょうが、中国軍兵士や偽装民兵(建前上は民間人)が死ねば大騒ぎして、自衛隊は撤退に追い込まれるでしょう。
無能な味方、面従腹背である韓国が敵陣営にまわることは心理的にはすっきりしますが、同時に日本人は大きな覚悟を決めなければならなくなります。
対馬海峡、以北の日本海への軍備増強は何にしても必須事項でしょう。
軍が攻めて来なくても、難民(ともすれば武装難民)が大量に来ても、日本には一人も上陸させないためにも。
久し振りにコメントします。
ブログ主さんが
『安倍総理が岩屋氏を「使い捨てる」つもりで』
と書かれていたのに反応して。
米韓は急速に離間していますし,
同盟の解消も視野に入っています。
でも,まだ解消されてはいません。
まだ解消していない以上,魑魅魍魎の世界ですので
予想外の選択肢も押さえておく必要はあります。
そう考えたとき,
岩屋氏の非公式会談その他の言動は
「掛け捨て保険」なのではないか,と考えるようになりました。
掛け捨ての保険は,なにもなければ単なる損失です。
そんな無駄なお金を支払うのか?必要ないだろう!
と批判されるし馬鹿にもされます。
でも,万が一に,思いもしない「事故」が起きてしまった場合,
(あ~,払っておいて良かった~)となります。
そういう汚れ役を,岩屋氏が
買って出ているあるいは背負わされている(たぶん後者)のではないかと。
満期がいつかは分かりません。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
昨日のBS日テレの「深層NEWS]に小野寺五典(前)防衛相が出演されて
「非公式の日韓防衛相会談の写真が出てくること自体が、おかしい。非公
式で内容が出てこないことをいいことに、韓国側が仕掛けた印象操作では
ないのか(意訳)」との発言がありました。ということは、もしG20で非公
式会談(これは首脳会談とは限らず、財相会談や高官会談かもしれません
が)行われて、そこで「日本側から日韓通貨スワップをしてくれるように
と、泣いて頼まれた」との印象操作を韓国側が仕掛けてくることもあり得
ます。(その意味では、公式、非公式を問わず、日本側は韓国との接触は
一切しない方が安全かもしれません)
蛇足ですが、韓国メディアでは、米韓の外交会談で、韓国側とアメリカ
側との発表の内容が違うことは、よくあることとして扱われているそうで
す。ですから日本も国際社会に、韓国側と、その(交渉の)相手国の発表
内容が違うことが、あり得ると宣伝すべきではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年さんが引用された
小野寺さんの発言が真実に近いのかもしれませんね
ただ、岩屋大臣の脇が甘いのは確かだと思います
不適任な方が防衛大臣であるように感じます
(非公式会談したことも疑問だし、反論声明も出さず韓国側言い分を追認状態)
安倍親派の管理人さんが色々と理由を付けて支持されているご様子ですね
いつも興味深く拝見させていただいております。
しかしながら、岩屋防衛大臣に対するこの度のバッシングに対するブログ主様のご意見には些か違和感を覚えずには居れません。
私自身、普段からのブログ主様の冷静で、事実と数字に基づいた考察にはなるほど、と感心せずには居れません。その点はどうかご理解ください。
ただブログ主様が普段から仰っているように、国と国とのお付き合いも所詮は人と人のお付き合い。
ウマの合う人も居ればいけ好かない奴も居る。
仰る通りかと思います。
ならば、
「国交においていつでも理性的、論理的であるべき」
というお説には
些か齟齬がございますまいか?。
特にこの度の彼の国との摩擦は
我が国にとって初めて
相手国の(限定されたマスコミの論調ではございますが)国民の声をweb上でリアルタイムで目にしながら形成された日本の庶民の、いわば「最大公約数」の声のように、私は感じております。
決して政治家の主導によるものとは思えません。
ブログ主様はこのような日本の庶民の感情を、少しばかり過小評価なさっておられではありますまいか。
別の言葉で言えば、「愚なる民衆の感情」の力を過小評価されてはおりますまいか?。
という事なのです。
私ごとではございますが、かつて私は仕事で、翌週には先遣隊としてイラクに派遣される
ある自衛官のご自宅を訪問した事がありました。
30代になったばかりの、その自衛官のお宅にお邪魔すると
同世代と思しき奥方が台所で夕餉のお支度を
官舎のささやかなお茶の間でご亭主が、
まだ言葉も話し始めない乳飲み子おふたりを無言であやしてる。
一言も言葉を発せられないご夫婦が、幼い我が子たちとその父親との
まるで今生の別れになってしまうかもしれない掛け替えのない一瞬一瞬を
この私の目の前で過ごされていたのです。
自衛官の方の心中を慮る事が出来るのは
私にはここまでが限界でした。
上に描写しましたのは
国のために命を賭ける自衛官のご家族の
たった1時間足らずの
私の印象です。
ブログ主様にお伝えしたかったのは
このような場面に遭遇して
いくら理性的な言葉を用いようとも
恐らくこの親子には全く響かないだろう、という事なのです。
愚かな民衆の感情を軽視する事は
あまり得策とは思えないのですが
如何でしょうか?。
政府に対しては、国民感情を配慮せずけしからん
隣国に対しては、感情が法を優先してけしからん
…どちらも自分の感情が一番大事という意味では、よく似た国民性なのかもしれませんね。
岩屋防衛大臣は2013年に日韓スワップを延長させようと画策していたかもしれない人ですよ。パチンコ議員という理由で叩くのはおかしいという話でしたが、パチンコの利権の問題でどう考えても韓国よりになるのは明白です。少なくともこのような人は防衛大臣にはおくべきではないと自分は考えます。
匿名のコメント主様
コメント大変ありがとうございます。
>岩屋防衛大臣は2013年に日韓スワップを延長させようと画策していたかもしれない人ですよ。
なるほど。それはとても興味深いですね。
今度、ウェブサイトのネタにさせていただきたいのですが、差し支えなければ情報源を教えてくださると大変助かります。
引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
百田尚樹氏も夕刊フジも、岩屋防衛大臣をボッコボコ…
いやはや、百田氏までも参戦してくるとは…(笑)
岩屋氏を擁護することは茨の道であることを、改めて確認しました。(笑)
こうなると反対に楽しくなっているのが、自分の因果な性分。
≫百田氏は、握手を交わした際の岩屋氏の表情を問題視した。岩屋氏は両国間にある元徴用工判決やレーダー照射など諸問題が全く解決されていない中、穏やかな表情で身を乗り出しながら手を差し出した。
百田氏は同日、ツイッターで「何、笑顔で握手しとんねん! こんな抜け作が防衛大臣て、嘘やろ!」と猛烈な不快感をにじませた。
改めて、この問題に触れた百田氏は「机を挟んで、韓国の国防大臣と握手した写真が載った。その写真がひどい。岩屋さん、カメラに向かってニカッ笑っとるんですよ。もう国辱的な写真。何、笑顔で握手しとんねん。しかもこの時、防衛大臣はレーダー照射について言うたらしい。(韓国側の反応は)『そんなこと関係ない、事実無根』と言われて。うやむやにされて。こんな人、笑顔で握手できるか!っちゅう話」と怒り心頭。
「当然、にこやかにお互いに協調して同盟結んでいこうという話の前に、『レーダー照射問題どうなっとんねん』と。『謝らんかいコラ!』って話でしょ。『すみませんでした』ってなるはず。それが『いや、そんなもの事実無根や』と言った。笑顔で握手なんかできへんで!」とイスから立ち上がって、抗議の意を示した。
はっきり言います。
岩屋防衛大臣は安倍政権のガス抜き役、なかなか韓国に具体的な対抗措置を出せない現政権の盾となり、その不満を一身に受けている『被害担当艦』であります。
岩屋氏は、汚れ役であることは間違いない。
自分は最後まで岩屋氏の功績を評価したいと思います。
>『レーダー照射問題どうなっとんねん』と。『謝らんかいコラ!』って話でしょ。『すみませんでした』ってなるはず。
そんなもの、なるわけないです。
百田尚樹さんは自分も好きな作家ですが、韓国に対する知識を持っているかというと、そうでは無さそうに思えますね。
韓国を長く見ている人で「彼らの辞書に謝罪の二文字は存在しない」なんてことを知らない人は、まずいないでしょうし。
自分は韓国に対抗措置を出すには、まず彼らに手を出させる必要があると見ています。
彼らが何かしでかしてくれる度に、こちらも都度対抗手段を出し、離れていくのが国際世論にも説明を付けやすい。
河野外務大臣達のように、拒絶一辺倒では彼らは攻め手を欠き大人しくなりますが、同時に既成事実化は水面下で進めていくのでこちらからも手出しをしにくくなる。
それに対して、岩屋防衛大臣は彼らの攻撃を誘発して対抗措置を出す名分をこちらにも用意させたり、日米が半島から離れる準備が整うまで、もう少しだけ生かすように助けたり(言い方悪いですが、ヒロポン打つような?)、囮として見るとなかなかに有能な弱点に思えます。
>百田尚樹さんは自分も好きな作家ですが、韓国に対する知識を持っているかというと、そうでは無さそうに思えますね
百田さん、韓国に詳しいですよ?w
こんな皮肉たっぷりの本を出されてます
今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう
百田尚樹
https://books.rakuten.co.jp/rb/15788886/
あ、本当だ。この本の存在をすっかり忘れていました。orz
じゃあ、なんでまたそれなのに「『すみませんでした』ってなるはず。」なんて言ったんだろ??
ちょっと忘れていたか、歴史に詳しくても彼らの修正には詳しくないとか、そんなだったんですかね?
補足ですが
『すみませんでした』ってなるはず。の前に(普通の国なら)が省かれています。
それが(あたりまえなのに 韓国野郎は) 『いや、そんなもの事実無根や』と言うた。
ああ、なるほど。「普通の国なら」が抜けていたんですね。
そういう意味だったら、納得です。
良かったです。通りすがりで 勝手に捕捉しちゃいました。 失礼しました。百田さんは好きなので。
岩屋はあちこち政党を渡り歩いて、確たる政治的定見もなさそう
どうすれば選挙に有利かでウロチョロしただけのやつ
ようするに、岩屋の今回のは有権者向けのスタンドプレー
現場の兵隊さんらは不満でしょう
参院選後はクビでしょうな
いつも素晴らしい情報をありがとうございます。
私、毎日読むサイトがいくつかあります。
・新宿会計士の~(ここ)
・女子知韓
・勝又壽良のワールドビュー
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/17967652.html
・門田隆将の記事一覧
https://blogos.com/article/381337/
で、勝又さんも門田さんも、感情的ではなく、
この事象について批判してます。
新宿会計士さんの投稿で落ち着いて考え直すことが
できましたが、やはり感情的に岩屋さんはだめになりました。
岩屋大臣は叩かれて当然だと思います
理由:
・いままでお花畑発言を繰り返して、そのたびに叩かれてきたので、自分が保守層からどう思われているか
認識して行動しないといけないのにできなかった 明らかに安倍政権、自民党にマイナスになっている
・言うべきことを言ったのなら、直後に記者会見を開いて情報発信しないと、都合の良い切り取りが出るのは、分かり切ったこと
・ヘラヘラした笑顔の写真 これはもうバカと言うしかない
岩屋叩きをしている人への提案として、自民党本部に次回選挙で岩屋を公認しない要求メールを送ることはどうでしょうか? 選挙で民意を示そうとしても自民党以外に受け皿がない現状で現実的な対応だと思います
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%88%86%E7%9C%8C%E7%AC%AC3%E5%8C%BA
>第48回衆議院議員総選挙 大分県第3区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率
当 岩屋毅 60 自由民主党 前 99,412票 54.2% ――
比当 横光克彦 73 立憲民主党 元 84,133票 45.8% 84.6%
選挙区落選は充分あり得ますね。まあ比例復活はするでしょうけど。
現職大臣の落選は沖縄と福島という特殊条件ではありましたが、さて。
スケープゴートというわけですね。
安倍首相や岩屋防衛相が意図的にやってるのかは判別つかないのですが、岩屋防衛相がスケープゴートとして大いなる役割を果たしているのは間違いないでしょう。