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ウォンの防衛ラインは1195?「ウォン安なら株高」説の怪

本日の「ショートメモ」です。オフショア人民元(USDCNH)や韓国ウォン(USDKRW)の動きが不自然であることについては『中韓通貨は「大台」目指す?「通貨暴落」の意味を考える』でも報告しましたが、月曜日と火曜日の不自然な外為市場の動きを見ている限りでは、やはり通貨当局による為替介入という可能性を否定できないのが実情です。こうしたなか、韓国の政権に近い左派メディア『ハンギョレ新聞』に昨日、なにやら意味がよく分からない記事が掲載されているようです。

上限をなかなか突破しない?2つの通貨

わが国の隣国である中国や韓国の通貨に関する動向については、当ウェブサイトとしてもかなり以前から関心を抱いているのですが、どうもこれらの通貨の動きが不自然です。

中韓通貨は「大台」目指す?「通貨暴落」の意味を考える』でも報告しましたが、中国の通貨・人民元(ただし本土の人民元ではなくオフショア人民元)と、韓国の通貨・ウォンが、それぞれ「大台」(1ドル=7.00人民元、あるいは1ドル=1200ウォン)を目指すかどうかが気になるところです。

ところで、韓国ウォン(USDKRW)に関して言えば、チャートを眺める限り、1ドル=1195ウォンのところから膠着状況になり、いったん買い戻され、また1195ウォンまで売り込まれ、そこでまた買い戻される、といった展開が続いているようです。

この動きは、ネットスラングでいう「ワロス曲線」(『「プチ・ワロス曲線」とやっぱりおかしい韓国の外貨準備高』参照)とそっくりであり、あたかも通貨当局が1195ウォンを「防衛ライン」に置いているかのような動きを示しているのです。

それだけではありません。

オフショア人民元(USDCNH)についても同様に、どうも1ドル=6.95元が「上限」となっているらしく、この水準に近付くと、不自然な買戻が発生しています。

人民元と韓国ウォンの上限レンジ?
  • USDCNH…6.950
  • USDKRW…1195

どうもこのあたりの動きは、よくわかりません。

以前から何度か申し上げているとおり、単純に為替相場が通貨安に動いていて、通貨当局としても通貨安の方が良いと思っているのか、それとも何らかの事情で中韓両国からの資本逃避が始まっていて、当局が通貨防衛をしているのか、そのあたりの見極めは、現時点では難しいのが実情です。

表現の違いは気にしない方が良い

ところで、ほんの少しだけ、本論と関係のない話をさせて下さい。

外為市場では慣行的に、多くの通貨の対米ドル相場については、「コンチネンタルターム」(米ドルを基準にして韓国ウォンと人民元の価値を表示する方式)で表示するのが一般的です。このため、日本語では、数字が大きくなればなるほど「通貨が下落した」と表現されます。

ドル円(USDJPY)の場合だと、この数値が1ドル=100円から1ドル=110円に大きくなると、「円が下落した」、「10円の円安になった」、「10円の円安・ドル高になった」、などと表現することが多く、「円が上昇した」と表現することはほとんどありません。

この点、韓国のメディアなどを読んでいると、数字が大きくなること(つまり通貨が下落すること)を「上昇する」と呼んでいることがあるようです。具体的には、1ドル=1000ウォンだった為替相場が1100ウォンに「下落」したときを、「1ドル=1100ウォンに上昇した」と記述することがあるそうです。

(※もっとも、最近の日本語版の記事を読んでいると、「1ドル=1100ウォンに下落した」と表現しているケースがあるようですが、これは日本語表現にあわせて原文を修正しているのでしょうか?今ひとつ判断しかねる部分です。)

ただ、たしかにこれについては日本語表現からするとおかしいと思われるかもしれませんが、これはどちらかといえば両国語の慣用表現の違いに起因するものであって、「韓国メディアの報道の表現がおかしい(間違っている)」、などと決めつけるべきものではありません。

韓国メディアの報道にはおかしな記事もたくさんありますが、さすがに「ウォン安」を「ウォンが上昇した」と表現することを「韓国メディアの報道がおかしい」と表現するのは言い掛かりです。「ウォン安」を「ウォンが上昇した」と呼ぶことくらいは、慣用表現の違いとして許容すべきでしょう。

ウォン安なら外国人投資が戻ってくる?

こうしたなか、昨日、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に、こんな記事が掲載されていました。

KOSPIを離れた外国人投資家、為替レート1200ウォン超えれば帰ってくる?(2019-05-20 16:37付 ハンギョレ新聞日本語版より)

記事を要約し、日本語表現を整えたうえで箇条書きにすると、次のとおりです。

  • USDKRWが1200ウォン台に上昇すれば(※)、外国人投資家が韓国の株式市場に戻ってくる可能性が高いことがわかった
  • 証券会社などが公表した資料によれば、2011年以降、USDKRWが1160ウォンを超えれば外国人投資家は株式の売り越しに転じるが、1200ウォン以上になれば買い越しに切り替わっている
  • こうした傾向は2015年以降に限っても変わらず、1150~1200ウォンの区間では外国人投資家は6.8兆ウォンの株式を売り越していたが、為替相場が1200ウォン以上のときには売り越し金額が7000億ウォンに急減していたことが明らかになった

(※ここでいう「上昇」とは日本語表現的には「下落」のことですが、先ほど申し上げたとおり、日本語が正しく韓国語が間違っているという問題ではありませんので、この点についてはスルーしたいと思います。)

この記事を、どう読むべきでしょうか。

そもそも論として、いつも当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』で報告しているとおり、市場分析を行ううえでは、相関関係と因果関係を混同することは不適切です。

たとえば、日経平均と為替(ドル円)にはかなり高い相関関係があることが知られていて、新聞なども「円安になったことを受けて株価が上昇した」、などと報じることがありますが、これは厳密にいえば「円安局面と株高局面が一致していることが多い」ということに過ぎず、必ずしも「因果関係」ではありません。

ましてや、外国人投資家(グローバルな投資家)は、世界のさまざまなニュースを見つつ、主要株式市場や為替市場、金利市場、さらにはコモディティ相場などを眺めながら、常にポートフォリオのリバランスを行っているわけですので、過去の一部期間を切り出して、

  • 1ドル=1150ウォン~1200ウォンの間では外国人が韓国の株式を売り越す
  • 1ドル=1200ウォンを超えたら外国人が韓国の株式を買い越す

と結論付けるのは科学的な態度とはいえません。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ただ、私自身が注目したいのは、ハンギョレ新聞に掲載された記事そのものの胡散臭さではなく、「この手の言説がハンギョレ新聞に掲載された事実」です。

リンク先の記事からは、韓国における最近の為替相場、株式相場の動きの不自然さを取り繕う意思が垣間見えますが、そのハンギョレ新聞といえば、政権に近いことでも知られるメディアでもあります。

こうしたなか、文在寅(ぶん・ざいいん)政権のさまざまな経済失策(強引な最低賃金の引き上げなど)を受けて、これから韓国経済がどうなってしまうのかについては当ウェブサイトとしても注目したいと思っている論点です。

韓国政府がどう考えているかについては、意外とハンギョレ新聞あたりを読み込んでいると、その「危機感」くらいは伝わってくるのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (29)

  • 誰か「機動要塞マジノライン」とかいう漫画かアニメを作ってくれないかなw
    実にそれっぽい音の響きではあるんですが。

    日銀の技術大将「ガイエスブルグ要塞に12機のワープエンジンを付けます」

    • りょうちんさんへ

      >「機動要塞マジノライン」
      幼女戦記以上のモノには、ならないんじゃないでしょうか?
      美少女が、歌って踊るのはアリかも知れませんね

  • ブログ主さま、いつも興味深い記事をありがとうございます。
    ところで、

    >たとえば、日経平均と為替(ドル円)にはかなり高い相関関係があることが知られていて、

    これはもちろんその通りですが、かなり古い情報(2013/1/14 7:00日本経済新聞 電子版)にはなりますが、日経新聞によると、日経平均との相関係数が恐るべき高い値(何と0.98!)のある通貨の為替レートが存在します。それは日本円-韓国ウォン(JPYKRW)だそうです。因みに、その記事の時点(2013年1月)では、米ドル-日本円(USDJPY)と日経平均との相関係数は0.89だったそうです。0.89でも十分過ぎるほど高い相関係数ですが、0.98となると、もはや完全に一致して動いていると言っても過言ではありません。

    件の記事(全6ページ)は下記のURLのもので、日経電子版の有料または無料契約者(メールアドレスを登録すれば毎月10件まで読める)ならば現在でも読めますので、ご参考まで。

    「最強連動通貨」と日本株の不思議な関係
    編集委員 田村正之
    (1/6ページ)2013/1/14 7:00日本経済新聞 電子版
    https://www.nikkei.com/article/DGXNMSFK11019_R10C13A1000000/

    • ななし様へ

      リンク先、読みました。
      これは面白いですね。しかし、記事が2013年のものであり、グラフで示す履歴が2007年から2013年までしかないのが残念なところです。これも一種の『アノマリー』というものですね。

      少し意地悪ですが、現在の円ウォンレートが10.82ウォン/円、日経平均株価が21,272円。グラフの相関関係とと大きくずれて来ています。
      出来れば、2014年以降の相関関係も見たいところです。

    • ななしさん さんへ

      面白い記事をありがとうございます

      仮説が正しければ、
      どんなに円安に振れても、ウォン安が上回るなら、
      株安になるってことですよね

      確かに、韓国が脅しに使うネタには成りますね
      現在だと、マイナス金利で対抗する形になり
      消費税アゲ延期が確定しますね

  • 更新、ありがとうございます。
    $1≒₩1195ってのは、$1=₩1200では韓国銀行が手を付けられないと韓国側も考えているからではないかと考えて下ります。
    今ですら、結構必死なのではないかと…
    世界の投資家vs韓国では相手にならないので、遅かれ早かれ$1≒₩1200を超える様に思いますが…

  • 少し前に、1ドル1196ウォン台に下落したみたいですね。

    過去の為替相場では、1200ウォンを超えたのが2011年に1山・15年に1山・16年に2山の合計4回しか機会がなく、それも安値は1210ウォン前後(1度は1240台)でとどまっています。

    株式市況との関連を考えるのなら、海外投機筋が韓国通貨当局の為替防衛ラインを1200ウォンであると見越したうえで、それまで売り叩かれて下落した株式を買い戻していただけなのでは?

    ①為替が底(1200ウォン)に貼り付き株式も売り込まれて安くなってるからとの買い得感
    ②為替の底打ちを確認して、リスク回避目的のカラ売り(為替・株とも)を清算

    のどちらかだと思うのですが・・。

    だから、その仮定で考えるとするのなら通貨防衛に失敗すると投機筋の株式買い越しは戻ってこないことになります。(2008年はどうだったの?ってことですよね。)

    • カズさんへ

      相場にお詳しいとお見受けするので、
      お聞きしたいのですが

      韓国では、
      日本で自然災害時に見られるような
      レバトリみたいなコトは
      起こらないのでしょうか?

      自社株買い目的で、海外資産売りとか?
      今なら、結構な
      海外資産とかアリそうな気がするのですが

      • 鞍馬天狗さま

        私は、株はずいぶん前に辞めてしまったので、主観のみで「なんちゃってコメント」しています。

        ↓韓国企業の実状は不見なので、以下は私の主観でしかありません。

        韓国企業の行動原理は、損得勘定です。
        考え方は人それぞれなのでしょうが、海外資産を多数保有している企業〔特にグローバルと呼ばれる企業〕については、自国政府の通貨防衛に乗じて、あえて自国での保有資産をドルに替える戦略もありだと思います。

        自社の株価については、市況の混乱の余波を受けての値下がりであれば株主からの追及もかわせなくもないでしょうし、株式については払込済の債券?なので、財務状況が健全でありさえすれば、株価の下落自体は企業の存続に致命傷となる要件ではありません。

        慌てて海外保有資産を売り叩いたりしないで、自社株の買い戻しは株価が下がってから悠々と実施すればいいと思います。

        保有株式を担保に資金調達してるような企業でなければ、経営が傾くこともないですし、損得勘定を判断の第一義とするのなら、この一択ではないでしょうか?

        そのうえで、自国の経済が壊滅し再起不能な状態であるのならば、企業の所在地を米国なりASEAN諸国なりに移転すればいいことだと考えます。

        株主構成の半数以上を外資に占められし企業たち、韓国の地を離れることに何の問題もありません。〔労組しか・・。〕

        *以上、主観だらけて申し訳ないのですが、私からの精いっぱいの返信コメントとさせていただきます。

  • 更新ありがとうございます。

    しかし韓国人は「マジノ線」とか一度韓国紙で見た記憶がある「ジークフリート線」だとか、戦争物の遮蔽物、掩体壕の名前を借りるのが好きですなァ(笑)。「マジノ線」って結局作った仏が負けたんだけど、いいのかな?(大笑)。

    1,195を超えましたが、また4台ですね。このままなら、2,000まで行きそうです。ハンギョレ新聞の「ウォン安になると外国人投資家が戻って来る」というのは、政府と左派系の【そうあって欲しい】という願いじゃないですか。

    経済オンチ(外交もオンチ 笑)の文政権には、もはやコントロール不可能と思います。

    • めがねのおやじ様

      たしかに韓国の表現で「マジノ線」とか防衛設備が多いですね。それもヨーロッパの設備名が特に顕著です。普通枕として防衛線と置き換えてしまうので全く気が付きませんでした。面白い着眼点と思います。「マジノ線」等から韓国人が新聞を読むときの姿勢ってカメの様に丸まって嵐が過ぎるのを待つ心境なのでしょう。自国通貨危機寸前でも外患と同じ扱いなのではと邪推してしてしまいます。
      当然「マジノ線」ガ新聞を飾ると勝っているのはドイツですしナチスドイツかぶれの連中を生んでるのもこれら防衛名称からでしょうね。
      どうせなら「38度線」とか「絶対防衛線」とかの呼称を使ったら歴史教育にもあれほど異常化しなかったのではと思ってしまいます。

        • 鞍馬天狗様

          wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!
          おもしろい(爆笑)

      • 「マジノ線」って、ご大層に構築したけど、新発想の航空機と戦車で無視されて迂回されたマヌケな無用の長物(近代版万里の長城)という評価が別に軍事マニアでなくたって常識だと思うんですが、彼らは学術的な歴史書とか真面目に読まないんでしょうね。
        彼らの言う歴史書ってなろう系のラノベみたいなものですから。

  • ところで、ひさびさに、ラオスのダム破堤に関するネット記事を見つけました。

    https://blogos.com/article/378376/

    ラオス政府と韓国政府でなにやらごにょごにょしてるとか。

    この件では、ラオスだけでなく下流のカンボジアやベトナムも結構な被害を受けているのですがね。
    この3国ともに民主主義の国でなく、また腐臭プンプンの国なのも、やな予感しかしませんね。

    3か月ほど前に、日本におけるダムに関する最高権威といってもよい方(東電ではない)とお話しさせていただける機会があって、ラオスのダムの破壊の原因を伺ったんですが、疎漏工事以外の何ものでもないとのことでしたが。はてさて、どういう結果になるのでしょうかね。日本からも東電出身のダムの権威が原因調査に参加しているはずなので、きっちりした結果の公表をお願いしたいところですがね。

    • >疎漏工事以外の何ものでもない

      早漏工事と空目してしまったのはナイショニダ

  • 面白い分析ですね。

    確かに私の経験上、為替予想はまともに分析したって中々当たらない。
    だから、政権に近いハンギョレ新聞にサインがあるかもしれない、と推理した感性は素晴らしいと思います。

    そういえば、昔、競馬にはまっていた頃、競馬新聞に毎週のってる「厩舎コメント」のワードに決まったパターンがるって、凄腕の馬券師が言っていました。

    例えば「仕上がっている」という言葉を、ある厩舎がコメントしていたら、その馬は好走する可能性が高いとか、「十分乗り込んできた」というワードをある厩舎が使っていたら、その馬は走らないとか、しっかり毎週競馬新聞のコメント欄をデータにとって、まとめた予想本も昔売られていました。

    世の中、マメな人は、すごいことするなって、感心したものです。

    為替と競馬ではちょっと違うかもしれませんが、意外にハンギョレ新聞を媒体に文政権が外部にメッセージを発してる可能性は否定できないと思います。

    問題はどんな表現がサインになってるかです。
    それがわからないと、中々、新聞記事から韓国の金融政策を予想するのは難しいですよね。

    それにしてもハンギョレ新聞、記載されてる記事を読みましたが、酷い記事ですね。

    最初の>韓国ウォン-ドル為替レートが1200ウォン台に騰がれば、韓国の証券市場で外国人投資家が“買い”に切り替わる可能性が高いことが・・・<
    の部分でコケてしまいました(笑)

    少なくとも「韓国ウォン-ドル為替レート」と書いてあるのに、1200ウォンに騰がるって表記はおかしいんじゃないですかね。

    許される誤訳じゃないと思いますよ。

    韓国語ではなんて書いてあるのか知りませんが、「米ドル-韓国ウォン」とひっくり返せば済む話じゃないですか。
    ちゃんと責任者はチェックしべきですよ。
    これじゃ韓国ウォッチャーじゃない人は、ウォン高ドル安と勘違いしてしますよ。

    そして、内容ですが、なんで1200越えたら外国人投資家が戻ってくるのか?
    の理由がしょうもない理由でした(笑)

    >直近高値が2016年2月25日記録した1238.8ウォンで、
    為替レートが1200ウォンを超えて天井付近に向かえば、
    金融危機ではない以上は韓国ウォンが急速に安定するだろうと判断した外国人の資金が流入したというのが専門家たちの説明だ<・・・だそうです。

    まず専門家ってのがあてにならないし、完全にテクニカル分析のみので、ファンダメンタルズを無視してる。

    こんな分析なら長期チャートさえ見れば小学生にもできる(笑)

    まあ、為替分析なんてこんなものですが、確かに日経新聞も同レベルの似たり寄ったりの分析しかできてませんが、それにしても、酷すぎる(笑)

    ただ、日経新聞ももハンギョレ新聞の事を笑えないとは思いますけどね。

    ただ一つだけ言えることがあります。
    それは、先の競馬の厩舎コメントによる分析の方が、よっぽどレベルが高いってことだ(笑)

  • ➀ドル高ウォン安の場合
    ・ウォンは下落=ウォンドルは下落=KRWUSDは下落=ドルウォンは上昇=USDKRWは上昇

    ➁ドル安ウォン高の場合
    ・ウォンは上昇=ウォンドルは上昇=KRWUSDは上昇=ドルウォンは下落=USDKRWは下落

    最近あまり使う人がいなくなりましたが、円高になった場合、円ドル相場は上昇です。

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