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「用日派」のホンネは「克日」 日韓友好が成り立たない理由

最近、私が注目しているのは、『朝鮮日報』(日本語版)というメディアです。韓国メディアのなかでは少なくとも冷静かつ現政権に批判的であり、また、さまざまな意味で参考になる論考を掲載するメディアでもあるからです。こうしたなか、昨日は朝鮮日報の論説委員が執筆した、「韓国の保守派のホンネ」ともいえる「克日」「用日」論に関する記事を発見しました。これを読むと、そもそも韓国を「対等な関係の友人」と位置付けること自体が間違っているのではないか、と痛感してしまいます。

東中朝で相次ぐ用日論

中央日報「ビッグディール待望論」

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された次の論考については、以前、当ウェブサイトでも紹介したことがあります。

【韓半島ウォッチ】最悪の韓日関係、慰安婦・強制徴用ビッグディールで突破を(1)(2019年02月15日08時07分付 中央日報日本語版より)

なかなか凄まじい論考です。

リンク先の記事は3000文字近くに及ぶ長文ですが、主張内容を私の文責で要約すれば、

最悪の状況になった韓日関係を打開するためには、韓日双方が譲歩し、慰安婦問題や徴用工問題の解決、韓日通貨スワップの再開などで合意すべきだ

という、まことに都合が良いものであり、正直、読んでいて疲れてしまいます。

ただし、その詳しい内容と当ウェブサイトとしての見解については、『中央日報「ビッグディール」待望論の正体は韓国保守派の叫び』という記事のなかで紹介しておりますので、本稿では繰り返しません。もし興味があればご一読ください。

この論考が掲載されたのは今年2月の時点ですが、その後、似たような主張は、日本語版ウェブサイトを持っている3つの保守系韓国メディア(※)で、しばしば繰り返されています(※3つの保守系韓国メディアとは東亜日報、中央日報、朝鮮日報のことで、便宜上、「東中朝」とでも呼びましょう)。

早い話が、「①日韓断交などの状況が到来すれば、韓国にとっても困ったことになるので、韓国政府は日本との関係改善に動くべきだ、②ついでに日本も韓国のために折れるべきだ」、という、実にステレオタイプ的な主張です。

しかし、最近の「東中朝」の論調には微妙な変化も見られ、とくに「②日本が韓国のために折れるべきだ」といった主張が徐々にフェードアウトし、「①韓国政府は日本との関係改善に動くべきだ」といった主張の方が目立ってきたような気がします。

その理由はおそらく、2月末の米朝首脳会談の決裂と、4月の文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領の訪米の失敗を受けて、韓国の国際的な孤立が誰の目にも明らかになって来たからではないでしょうか。

自分たちの国際法違反を正面から見つめない

ただ、「日韓関係が破綻すれば韓国自身にとって困ったことになる」という認識自体は正しいと思いますが、日韓関係が破綻直前になっている原因を作ったのが、一方的に自分たちの側である、という点については、残念ながら「東中朝」ではめったに見ることができません。

その理由は、当ウェブサイトのコメント主様や複数の識者が指摘するとおり、韓国においては「日本は韓国に対し、過去に悪いことをやった国」という認識が絶対視されており、こうした認識に反する歴史的事実が無視・歪曲・捏造されているためでしょう。

もっといえば、韓国がOECD加盟国の地位を獲得するまでに経済発展したことは事実ですが、それはあくまでも1965年の日韓国交正常化以来、日本から一方的に莫大な経済支援・技術協力などがもたらされた結果でもあります。

これに1945年以前の日本統治時代の莫大なインフラ投資を加えれば、韓国の経済発展の歴史とは、日本が提供する経済的支援に全面的にタダ乗りして来た歴史と言い換えても差し支えありません。

それなのに、こうした「日本の協力のおかげ」という側面を無視しているためでしょうか、結果的に韓国メディアから出てくる主張は、どれもこれも空虚で中身のないスローガンに過ぎません。

さらに、昨年秋口の「徴用工判決」問題など、日韓関係を破壊しかねない動きがたくさん出て来ていますが、それらはいずれも一方的に韓国側が仕掛けて来た問題点ですが、「東中朝」などの各紙は、「現在の日韓関係を韓国が一方的に破壊している」という事実から目を背けているのです。

もちろん、「東中朝」に「実は日韓関係を破壊しているのは一方的に韓国の側ではないか」という主張が掲載されることもないわけではありません。その典型例が、『中央日報』(英語版)に今年1月に掲載された、次の記事です。

A geostrategic setback for the U.S.(2019/01/21付 中央日報英語版より)

この記事の著者は米戦略国際問題研究所(CSIS)の副理事長のマイケル・グリーン(Michael Green)氏ですが、グリーン氏は「いまやオーストラリアからシンガポールに至るまで、アジア各国のほとんどの国は日韓関係悪化の原因が韓国側にあると考えている」と指摘するのです。

該当する下りを原文で引用すると、次のとおりです。

From Australia to Singapore, most governments in Asia see Japan-Korea relations deteriorating primarily because of developments within South Korea. And like the United States, many of these same governments are quietly concerned about the impact on their own security at a critical juncture in the entire region’s relations with both China and North Korea.

ただ、このグリーン氏の論考は、中央日報としては「いちおう韓国側が悪いという論考を載せた」という意味で、「アリバイ作り」にすぎません。事実、「日韓関係悪化の原因が韓国側にある」という点を正確に指摘した論考を、私自身、少なくとも「東中朝」の日本語版ではほとんど見掛けることがないからです。

朝鮮日報に注目

朝鮮日報論説委員の「ホンネ」

さて、「東中朝」のなかで、最近私が注目しているのは、朝鮮日報です。

元大統領と同名の金大中(きん・だいちゅう)顧問が執筆した、「安倍政権下で韓日関係改善は望めない」とする論考については、つい先日、『安倍政権が対韓制裁に乗り出さない「本当の理由」を考えてみた』で紹介したばかりです。

また、「なぜ韓国は米国と2+2会談を実施することができないのか」という、朝鮮日報政治部の李竜洙(り・りゅうしゅ)次長の論考については、『外相・防衛相「2+2」は「開催されないこと」もメッセージ』でも紹介しました。

朝鮮日報は最近、文在寅政権に対する舌鋒鋭い批判を掲載するメディアでもありますが、日本に対する視線も、「東中朝」のなかでは比較的冷静で客観的です(なお、「冷静で客観的だ」といっても、「東中朝のなかでは」、という意味ですので、ご注意ください)。

そんな朝鮮日報に昨日掲載されたのが、次の記事です。

「反日」で韓国を駄目にして日本を助ける「売国」文在寅政権(2019/05/05 05:08付 朝鮮日報日本語版より)

(※朝鮮日報の場合、数日経過すると無料版が閲覧できなくなるようですので、ご注意ください。)

記事の末尾には「朴正薫(パク・チョンフン)論説委員」とあります。

この朴正薫(ぼく・せいくん)氏という人物を私は存じ上げませんでしたが、なかなか考えさせられる文章です。

中身はスッカスカ

もっとも、「考えさせられる」、というのは、「説得力がある」、という意味ではありません。というのも、リンク先の記事は正直、中身はスッカスカだからです。

ここで「考えさせられる」とは、あくまでも現代韓国人の日本に対する歪んだ認識がどういう形で表に出てくるのかを観察する、という意味で興味深いのです。その興味深い点とは、朴氏がずばり、文在寅氏を「行き過ぎた反日によって韓国を滅ぼす売国政権」と批判していることです。

リンク先の記事はウェブページで3ページにまたがり、文字数も2000文字を超えていて、決して読みやすい文章ではありませんが、私自身の文責で内容を要約し、日本語を整え、言葉を補ったうえで、箇条書きにすると、次のとおりです。

  • 文在寅政権になって反日は宗教のように暴走しており、韓国社会に日本をあがめ慕う勢力は存在しないにも関わらず、政権は「親日派」への魔女狩りを繰り広げている
  • 19世紀の朝鮮半島では西洋の力に直面しても鎖国したが、同じころ、日本は西欧の文物を真似るために岩倉使節団を派遣した
  • 150年前の鎖国と現在の親日フレームの共通点は、敵を知り、敵を克服しようとすることを「売国」として追い払う単細胞的な発想だ
  • 反日は感情的にはスカッとするが、決して国益の役には立たないし、韓国にとっての日本とは、まだ学ぶべきことも多く、得るものが多い国であり、また、国力競争で日本に勝つことこそが真の光復だ

もっと要約すれば、「日本は利用できる。利用しよう」、といったところでしょうか(※どうでも良いですが、この記事に限らず、本当に韓国メディアの記事の多くは中身がスッカスカです)。

その発想が間違いだとなぜ気付かないのか?

ただ、この中身がスカスカの文章をじっくり読むと、「用日派」のご都合主義がこれでもかというほど出て来ますが、その最たるものは「用日」でしょう。

現在の文在寅政権に近い政治家、裁判所、政府関係者などが純粋な反日派として日本を排撃しようとしていることは周知の事実ですが、朝鮮日報はこれを「単細胞的な発想」だと指摘。そのうえで、「日本にはまだ学ぶべきことも多い」、「国力競争で日本に勝つことを目指すべきだ」と主張します。

これこそ、まさに「用日」の発想でしょう。

以前から当ウェブサイトでは、韓国国内には大きく「左派」「右派」の違いがあるのではないかと申し上げています。そして、左派、右派の違いは、具体的には周辺大国(中国、北朝鮮、米国、日本)への態度の差に出て来ます。簡単にいえば、

  • 左派:親中、親北、反米、反日
  • 右派:恐中、反北、親米、用日

です。

といっても、右派政権だったはずの李明博(り・めいはく)元大統領は北朝鮮からの直接の攻撃を受けながら何ら有効な反撃を行っていなかったため、彼を「反北」と位置付けるのは適切ではありません。敢えていえば「恐北」、でしょうか。

また、同じく右派政権だったはずの朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領は、就任直後から頑なな反日姿勢を前面に出し、結局、任期を通じて日本の安倍晋三総理大臣とは首脳会談すらほとんど開催しないまま罷免されてしまいました。

このため、左派・右派の究極的な違いとは、「反日」と「用日」の違いだと考えればわかりやすいのかもしれません。そして、「反日」をモットーとする左派はともかく、「用日」の右派にしたって、結局のところは日本を克服する、という発想なのです。

その発想自体が間違っているということに、彼らはどうして気付かないのでしょうか。

文在寅政権継続こそが日本の国益

韓国を友人と思うならば言っておきたい

ここで、少し発想を変えましょう。

もし韓国を「友人」と思うのであれば、なおさら韓国には言っておきたいことがあります。

それは、「日本を克服する」という思想自体を捨てなさい、というアドバイスです。

どんな国同士の関係でも、一番良い関係は、ともに手を携え、未来に向けて発展して行けるような関係を構築することです。

とくに、韓国は(実質はともかく、見た目は)自由主義、民主主義、法治主義などを採用し、日本とほぼ同じ原理・価値観で社会を動かしています(※といっても、本当に法治主義が機能しているのか、きわめて怪しいところですが…)。

価値観を共有し、かつ、共通の脅威である北朝鮮や中国、ロシアに一緒に立ち向かってくれる国が日本の隣にあったとすれば、日本にとってはどれほど心強いことかわかりません。

また、過去の歴史問題で(捏造史に基づくものとはいえ)日本に対してわだかまりを持っていること自体はしかたがありません。しかし、1965年に日韓基本条約を締結し、天皇陛下やときの首相などがしばしば謝罪を口にしてきたのですから、表向きは日本に対してこれを追及すべきではありません。

いや、その前に韓国が日本の友人となろうとするのであれば、まずは捏造・歪曲された歴史を子供たちに教えることを、直ちに止めるべきです。

そして、あくまでも対等な国家同士であれば、経済にせよ安保にせよタダ乗りは許されません。韓国にも然るべき対価を払ってもらう必要があります。

具体的には、日米の側に立って中国に苦言を呈する役割を担ってもらう必要がありますし、また、北朝鮮に対しては、将来的には武力併合を実施し、独裁者である金正恩(きん・しょうおん)を処刑することを目的にするくらいの気概を持ってほしいのです。

友好国の資格なき韓国

要するに、もし韓国が日本にとっての真の友好国を目指すのならば、少なくとも

  • 直ちに捏造・歪曲された歴史教育を止めよ
  • 北朝鮮問題を自力でなんとか解決せよ

という2つの課題をこなす必要があります。

しかし、現実の韓国がこれまで一貫してやってきたことといえば、自国に対して最大限の脅威をもたらす国である北朝鮮に立ち向かおうとせず、自国に対してまったく脅威をもたらさない国である日本を最大限、苛立たせようとしてきたことです。

※ちなみに、この表現は、戦略国際問題研究所(CSIS)の上級アドバイザーであるエドワード・N・ルトワック氏が執筆し、奥山真司氏が監訳した『自滅する中国』のP234に出てくるものでもあります。

そう考えていけば、現在の韓国に「日本の友好国」たる資格がないことは明らかであり、日本は必然的に、「日韓友好」とは違う道を目指さねばならないのです。

反日派が日本のためという皮肉

このように考えていくと、韓国国内の左派(反日派)と右派(用日派)のうち、どちらが中長期的に見て日本の国益にかなうかについては、明白です。

一見すると右派、つまり用日派が韓国国内で力を得た方が日本にとって都合が良いと勘違いしてしまうかも知れませんが、上記の議論を踏まえれば、答えは逆で、むしろ左派・反日派が韓国国内で主流になってくれた方が、日本としても助かるのです。

もちろん、短期的に見れば、日韓関係が悪化することは日本経済にとってもマイナスです。

とくに、韓国は日本の産業界にとってサプライチェーンの一角を構成していますし、日本の金融機関などは韓国企業に対し、トータルで3000億ドルを超えるカネを貸しているからです(『「カネ」から眺めた日韓関係:日本にとって韓国は2%の国』参照)。

しかし、「日本との国交がなくなると韓国の産業は壊滅する」というのは事実ですが、「韓国との国交がなくなると日本の産業にとっては死活的に困る」、というものではありません。

一家の大黒柱であるお父さんが仕事を失えば、一家は生活に事欠くことになりかねませんし、実際、ごく稀に「仕事を失って一家心中する」という痛ましい事件を耳にすることもあります。

しかし、家電製品(洗濯機や冷蔵庫など)が壊れれば、一家は一時的に生活が不便になりますが、ちょっとだけ我慢して、買いかえれば済む話であり、不肖ながら「家電を失って一家心中する」という事件を聞いたことはありません。

韓国にとっての日本は「一家の大黒柱であるお父さんの仕事」のようなものであり、日本にとっての韓国は「ちょっと高額な家電製品」のようなものです。

壊れかけた冷蔵庫や洗濯機をいつまでも使い続けるのは却って危険であるのと同様、壊れかけた日韓関係をいつまでも騙し騙し継続するのが日本のためになるとも思えないのです。

そのように考えれば、やはり、反日派が韓国を支配してくれている状況は、日本にとっても「韓国が壊れかけた家電である」ということを日本に知らせてくれるアラームのような役割があると考えても良いのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (119)

  • 日本語版で本音を語るとはね。
    そして、絶対悪の日本は韓国のこのわがまま(精神勝利・メンツ)につきあえと宣ってます。
    というか、日本はこれまで付き合ってきた。今に至ってこの有様。

    謝罪前提の二国間関係なんて友好関係でもないし願い下げ。
    口癖は「韓国を理解してほしい」
    お断り。

    • とゆら様
      長い間日本が我慢してきたので、害交力が付いたようで、同じやり方を米国や欧州にやった結果、全く信頼されなくなったとさ、というオチは付きましたね。韓国を理解して欲しいなんて他国で言っても、何で?、で終わりですからね。

  • 以前のレスと大分重複してしまいますが、小生は以下のように考えています。

    日韓関係が此処まで悪化してしまった理由は、韓国が『「歴史的背景」があるから「反日」をする』のではなく、『「反日」をしたいから「歴史的背景」を捏造する』と言う事を繰り返して来たからでしょう。

    何故朝鮮半島の住民の皆さんは日本を敵視するのか?

    朝鮮半島の住民の方々には「我々は地球上で最も優れた民族であり本来ならば世界で最も敬われるべき集団である」と言う民族神話を実現したいと言う抑えられない心の葛藤がるのでは?

    砕けた言い方では、単なる「ナルシシストの妄想と思考回路」そのものなのですがね…

    しかし、現実には韓国は周辺の強国に囲まれていて、歴史的にも、文化的にも、経済規模的にも、軍事的にも相対的に弱小国です。

    さて、心配性のおばさんの仰るとおり朝鮮半島には、先ず、「日本への妬み」が何よりも先にあり、それでは対外的に体裁が悪いので、それを糊塗する為に「日本への怒り」に変装させたのではないかと思いつきました。

    その「実体の無い(つまり捏造された)日本への怒り」を正当化する為に、それを更に「日本への道徳的な怒り」に発展させ、その正当化・説明の為に「慰安婦強制連行・性奴隷」、「強制徴用工」、果ては「日帝強占期」、「戦犯旗」、「戦犯企業」なる妄想を恰も実在の歴史であると自己暗示を繰り返す事によって「何故優秀な民族で構成されているはずの韓国が歴史的・文化的・経済規模的・軍事的な小国であることに甘んじているか」の言い訳にしているのでしょう。

    だから韓国との「歴史戦」の目的は「韓国に歴史の真実を認めさせる」のでは無く「第三者に理解出来るように韓国の欺瞞を信頼性に疑いの無い客観的資料を用いて冷静に、粛々と、徹底的に論破する事です。

    そして、韓国の「反日」は韓国の「捏造・歪曲された歴史を基にした歴史教育と言う名の洗脳」が続く限り悪化する事があっても、決して改善しないと思います。

    日本も韓国の義務教育の捏造・歪曲に基づいた洗脳歴史教育を「政府主導の選民意識・人種差別教育、及びヘイトスピーチ、更に名誉毀損の人権問題」として国連の人権委員会で徹底的に討論すべきです。

    世界の外交の場で、韓国政府が信頼に値しない嘘吐き・無責任集団であることが周知された「哨戒機レーダー照射記憶事件」が記憶に新しい内に積極的に攻勢を掛けるべきです。

    • 概ね賛同いたしますが、一部同意いたしかねます。

      > 冷静に、粛々と、徹底的に論破する事です。

      「バカは論破できない」のであります。認知の歪みに脳を冒された彼らは、何をどう言われてもまともな理論が理解できません。論破されたのではなく馬鹿にされたと思うだけです。頭ではなく、体に思い知らせる他ありません。日本に手を出せば痛い目に遭うと体に学習させるしかないのです。

      > 国連の人権委員会で徹底的に討論すべきです。

      今の国連人権委員会は中韓の巣窟ですから、まともに取り合ってはもらえないでしょう。WTOですらあの惨状です。国連改革が先です。今の国連は敵国条項さえ消せない反日組織です。日本がロシアと中国をねじ伏せる外交力を持たないと国連は変わりません。

      > 世界の外交の場で、韓国政府が信頼に値しない嘘吐き・無責任集団であることが周知された「哨戒機レーダー照射記憶事件」が記憶に新しい内に積極的に攻勢を掛けるべきです。

      残念ながら皆忘れています。そもそも、他人の夫婦げんかに首を突っ込む人はいません。「問題は当事者どうして解決してくれ」です。外交も基本は個人の付き合いと同じです。

      国際関係に警察はいませんん。強い者、声の大きい者が勝ちます。理が通ると信じるのはナイーブ過ぎます。日本人の悪癖の一つだと思います。

      • 阿野煮鱒 様

        完全に同意します。10.000mmの穴に9.999mmの棒を入れた感じです。
        「バカは論破できない」で、引き込まれてしまいました。
        普段、私の思っていることを、すべて言ってくれました。ありがとうございますと、言いたいです。
        あっ、BlobFishさんとは違う・・と言ってるわけではないですよ。阿野煮鱒さんの意見がすっと入りすぎただけです。

      • あー、論破することの目的は相手を折伏させることではなくてフレーム構造を第三者に理解させて、相手の意思ではなくて目的を挫くことですよ。
        ネットの議論でもよくありますね。

        • 慰安婦像は撤去されないどころが世界中で増殖しています。
          日本海呼称問題は一進一退のもみ合いです。
          ソメイヨシノは相変わらす済州島が起源だと言い張っています。
          旭日旗は戦犯旗という認識のとぱっちりで世界中が撤回を余儀なくされています。
          日本は何一つ彼らの目的を挫けていません。

      • 同意です。

        彼らは都合の悪い事実は忘れる、または見ないふり。
        例えば日本の多くの首相が謝罪しているのに「一度も謝罪されていない」と言いはる。
        IMFの時も日本は最後まで助け続けたのに「日本が真っ先に逃げた」

        彼らは論理で対話する気は無いのです。したがって論破も不可能です。

      • 阿野煮鱒さんに同感です。
         ただ、バカに見えますが(そういっても構わないとは思いますが)彼らは身内志向が強すぎるため、論争するとき、身内(ウリ)に不利となる事実については知らんふりをしているだけなんでしょう。ですから、ただ、身内に甘いという意識しかないのだと思います。(これをバカというのでしょうが)
         今しきりに韓国国内での与党、野党の不毛の党争を見ていると、全く同じ行動パターンを取っているように思われます。正しいかどうかで論争するのではなく、敵か味方かで誹謗中傷を繰り返してます。その結果は当然憎しみの連鎖になりますから。政権が変わるごとに、前の大統領が刑に服することとなるのは当然でしょう。
         ですから、彼らは日本に対しても、これからも、闘争的な行動をとることは間違いないですから。(同じ韓国人どうしですら、不毛の党争をくり返し、まともな論争が出来ないのですから)
         もう、やめましょう。皆さんのおっしゃるように、はっきりとお仕置きをして、距離をおきましょう。

  • おはようございます。
    いつも興味深く拝見しています。
    しばらくは「韓国に対する愛は無いニカー?!」状態が続きそうですね。
    2%の関係ならば、日本側があえて制裁行動に踏み切らないのもなんとなくわかります。下手に刺激して文在寅政権転覆につながってもねー。ムンムンには後3年の任期を全うしてもらって、セルフ制裁状態を継続して頂きたいですからね。
    文大統領は、反韓ですよね。いかに韓国を弱体化して北に捧げようと努力しているのかw
    もっともっと積弊清算に勤しんで、財閥解体して韓国経済をボコボコにして欲しいと思います。

  • 国と国との「友好」など (恋愛ドラマではあるまいに)ありえません。よく聞かされた「日中友好」という言葉がいかに実態とかけ離れていたかを思い出します。最近はその偽善性に誰もが気が付いたのでマスコミも恥ずかしがって使用を控えています。いまだに「日中友好ナントカ」を使っているのは 財界とか政治家の団体だけです。国は人の集まりではありますが人間と国とは別物ですし行動様式は違うのです。国をあたかも一人の人間であるかのようなファンタジーを信じるのは漫画的で幼稚な思考の持ち主だけです。

  • 新宿会計士様の本稿で注目された朝鮮日報の記事は私も傑作だと思いました。
    【「反日」で韓国を駄目にして日本を助ける「売国」文在寅政権(2019/05/05 05:08付 朝鮮日報日本語版)】逆を言えば【韓国は全国民を挙げて、必ず日本を一見敵意が無いように見せて騙してすり寄り、本音を隠して情報と技術を盗み(「学ぶべきは学ぶ」)、高性能素材や超高性能工作機器を情にほだして日本側に無理な出血価格を強いて廉価で手に入れ、恩があり根拠がなくても日本に謝罪と賠償要求を突き付け続け、世界に向かって日本を貶める宣伝戦を全力で続け、いつか世界を騙して日本に取って代わって、世界を騙して日本の栄光と富とを韓国のモノとし、日本がいつか困った時にはこの時とばかりに掌返しして日本の急所にトドメのヤイバを一閃突き立て、最終的に日本を滅ぼす事が國體であり使命】とでも言う事ですよね。
    【そんな真の反日国士サマなウリたちが、反日の大目標を実現する為に苦労して「一見日本に敵意が無いフリ」をしていたら、お前ら単細胞のアカ共からチニルパ呼ばわりされて、後ろから匕首で刺される。これこそ口先では反日を唱えながらその実は日本の利益を護る働きであり、我が真の反日の大計画の邪魔者なのだ】と。
    まぁこれ蒋介石なんかも同じ路線だったのでしょうね。20世紀前半の中国国民党の路線と全く同じ。但し韓国左翼は毛沢東ほどの知恵も無い。

  • 日本も「欧米に追いつけ追い越せ」でやってきました。
    その過程では欧米から買った製品を模造し、特許を買い、ノウハウを買い、技術者を買って(来て頂いて)ガムシャラに走って来ました。
    その結果何とか欧米に追い付いたと思います。一時は米を追い越したと勘違いした時もあったくらいです。
    韓国は欧米を視なくても隣に日本があるのですから、用日・克日で頑張るのも良いと思います。

    ただ日本と韓国で違いがあるとすれば、日本は律儀(?)にルールを守って来たのに対して、韓国はルール無視であると言う事でしょう。
    日本の場合、模範とすべき欧米は「戦勝国」であり、日本には「勝てば官軍負ければ賊軍」という麗しい伝統がありますから、欧米の敷いたルールを破ることなど「賊軍」に出来よう筈もありません。
    歴史観もポツダム史観が白と言えば白、黒と言えば黒と泣き寝入って来ました。

    韓国と日本の関係では、韓国は「自称戦勝国(=実際は第三国)」ですから「敗戦国」には自分のルールを押し付けられると思っているのでしょう。歴史についても彼らが主張する歴史観に従わせたいのでしょう。
    日本としては韓国に「負けた」記憶はサラサラ無いので、「何言ってるの?」になってしまいます。これでは日韓で戦争して白黒付けないと、どこまで行っても平行線です。

    と言う認識が日本国内でも出来て来たので、今まさに「経済戦争」が始まろうとしているのではないですか?

    • 追加させてください。

      明治維新も圧倒的な文化力(=軍事力)を目にして精神的に「負けた」結果、当時の列強のルール(植民地・帝国主義等)を受け入れたと言うことだと思います。

      • 大東亜協栄圏における植民地経営や併合した穢れた半島の経営が、欧米植民地主義による搾取の構造とはまったく違うと思います。🐧
        欧米植民地になった国はどこもインフラ整備や教育の恩恵を受けていません。🐧
        日本の行った事とはまったく違う物です。🐧🐧

        • ハゲ親爺様へ

          仰ることは良く分かります。
          日本は厳密に言うと植民地として経営したわけではありません。あくまで同じ国民として処遇してきました。半島では内鮮一体であり、台湾では一視同仁でありました。
          南洋は委任統治だったので事情は違いますが、それでも内地並みの施策を行ってきました。

          私は帝国主義的・植民地主義的を受け入れたと書きましたが、日本が列強のやり口を真似たと申し上げているのではありません。
          そういう弱肉強食の世界が現実だと言うことを受け入れて、その中で列強の餌食とならないよう、餌食となる国が少なくなるよう精一杯頑張って来たのだと理解しています。

          文章力が無いのでお判りになりにくいとは思いますが、そう言う趣旨だとご理解いただければ幸いです。

  • おはようございます。
    反日派(従北左派)よりも用日派(保守派)の方が、日本にとって害悪が大きいことには同意します。
    ムン・ジェインが政権に就いて以降、政権を舌鋒鋭く批判し続けている朝鮮日報。日本人から見れば、少しはマトモにも思えます。しかし、保守政権時の朝鮮日報は、それはそれは酷かった…
    保守政権を守るためには、正気とも思えぬ記事を書き殴ることもしばしば。一例を探すと、なかなか芳ばしい記事が出てきました。(笑)
    2015年9月のコラムで、日韓慰安婦合意締結の3ヶ月前に当たります。

    ≫【寄稿】韓国が日本を無視しても構わない理由(朝鮮日報)

    全世界で日本を堂々と無視する国は韓国しかないという。客観的な指標だけを見れば「実にばかげたことをしている」と言われても仕方がないだろう。ところが日本という国は、多少無視しても構わない。日本は最初から「帝国」になれるような国ではなかったのだ。そんな国がリーダーになろうとじだんだを踏んだために、東南アジアの多くの国々が迷惑を被ったのが20世紀半ばまでの東アジアの歴史だった。 (中略)

    ある人々は、日本人から学ぶこととして他人に対する思いやりと迷惑を掛けまいとする気配りを挙げる。自分の息子がテロ集団に人質として捕まって命が危ないというときに「物議を醸して申し訳ない」とひたすらこびる老母の姿は、そのように見えなくもない。しかし、これは美徳ではなく単なる病気だ。強要された近代化の結果だ。
    日本は共同体の利益を優先する近代化の道を進んだことで、その間に自由な「個人」はなくなってしまった。そのため「私」よりも「私たち」をより優先させ、ともすると「スミマセン」を乱発するのだ。褒められたものではない。よって、日本が周辺国に対して過去の歴史について言及するなら、文章の始まりはこうあるべきだろう。「スミマセン。空気も読めずに場違いな振る舞いをしてしまいました」

    ………
    全文を読むと気が狂いそうになるため、こちらで勝手に省略しました。まあ、こんな具合でありました。
    こんな記事を書き殴っておいて、今さら日韓関係の悪化を嘆く。その上でムン・ジェイン政権を諌めたところで、『お前は何を言っているんだ?』状態です。
    保守系メディアは、生身の朝鮮人の性格が正直に出やすいところがあります。自らの過去に棚に上げて、綺麗さっぱり忘れてしまうのは、朝鮮人のデフォルトで間違いないのでしょう。

    • 名無Uさん 様へ

      判り易い記事を上げて下さり、ありがとうございます。
      本当に「今更・・・」ですね(呆)

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     (韓国に限りませんが)マスコミは、もはや自身の愛読者で信奉者が、
    「読みたいことだけを書き」、「聞きたいことだけを語る」だけの存在
    に、(一部だけかもしれませんが)なりつつあります。そして、韓国の
    場合は、その愛読者が国民全体になり、そして、その愛読者に合うよう
    にマスコミが合わせています。つまり、日本人が読むことを想定してな
    く、読んでもらわなくても構わないと開き直っているのでしょう。(そ
    れでも外国語版を出すのは、世界的メディアであると、国内に見せるた
    めでしょう)

     駄文にて失礼しました。

  • 阿野煮鱒様の「馬鹿と議論するのは馬鹿げている」言う論旨には100%同意します!

    小生の『だから韓国との「歴史戦」の目的は「韓国に歴史の真実を認めさせる」のでは無く「第三者に理解出来るように韓国の欺瞞を信頼性に疑いの無い客観的資料を用いて冷静に、粛々と、徹底的に論破する事』の本意は以下です:

    1)韓国は洗脳されたカルト集団である。
    2)従って、韓国と論理的な議論をしても、韓国を説得出来ない。
    3)だから韓国を国際的な公の場で正々堂々と議論する事で韓国以外
      の国家に韓国の異常性を公示し、韓国の反日言動は狂人集団の
      戯言と認識させる。
    4)以上は韓国以外の世界が将来の韓国の反日行動を正しく理解する礎になる。

    と言う要旨です。

    韓国は日本とその文化的、経済的、政治的、成功を妬み、醜い「妬み」を体裁の良い「恨み」に脳内変換し、その実態の無い「恨み」を正当化する為に「歴史的日本帝国の悪行の数々」をでっち上げ、現在進行形で義務教育で反日洗脳を繰り返しています。

    韓国の方々は民族としてプライドが高いとよく言われますが、その誇り高き民族は格下の日本を妬んているとは認めたく無いのでしょう。 従って「妬み」が「恨み」に脳内変換される訳です。

    「韓国は日本と歴史問題があるから反日する」のでは無く「韓国は反日をしたいから歴史問題をでっち上げる」と看破すれば、「歴史問題」を解決しても韓国とは友好関係は築けない事は確実です。

    「歴史問題」は韓国の究極の目的である「反日して日本を貶める」の一つの道具に過ぎないのですから。

    • BlobFish様
      ご意見への反論では無く補足的にコメントさせて下さい。韓国は国の興りを誇れないので、そのために李承晩時代に神話を作り、脳内変換力を鍛え始め、思いを束ねるために仮想の敵(日本)を作ったと理解してします。中でも、脳内変換力が問題で、時と共に神話も次々と作られ、歴史は都合良く改編され、仮想の敵は悪魔並みに極悪人となるという、手のつけられない状態になっているのだと思います。よって、言葉で何を言っても無駄で、何らかの制裁などによって体に分からせるしかないのだと思っています。要は理路整然と説明だけをしても理解する事が出来ない、両方をやる事が必要と思います。

      • そもそも、3.1運動も「韓国の独立」とは何の関係もないのですよね。
        元々は、天道教の33人が始めた運動ですが「大韓帝国万歳」と叫んでいただけ。ただ天道教の教祖を首相にするということを決めていたくらいで、じゃあ具体的に国をどう運営していくかなどまったく考えてませんでした。
        文盲の庶民には「独立」という観念すら無く、「高宗を日本が毒殺した」というデマを聞いて「高宗マンセー」と練り歩いただけです。お約束の暴動に発展したのを鎮圧したことが、「独立運動の弾圧」だとかいうけど、全く違う。独立運動の扇動やっていた(つもりな)のは、首謀者連中と通謀していたロシア人等のキリスト教宣教師達だけです。

        その自称「独立運動騒動」は何の結果ももたらしていない。後のタナボタ独立とも何の関係もない。日清戦争の結果、日本が中国から独立させてあげたことを祝う「独立門」の前で、あたかも自らの力で日本から独立したことのようなお祝いをする。笑うしかないのですが、自力で独立できなかったことが余程恥ずかしい
        のでしょう。哀れとしか言いようがありません。

        • 匿名様
          その辺りも脳内変換による民族神格化行動の一つですね。あと話は違いますが、コメントを読んでいて思いついたのですが、韓国はやたらと銅像造りたがるのも脳内変換から来ているのかしれません。銅像が立つと、どんなことでも真実になるようです。

    • >国際的な公の場で正々堂々と議論

      あるいは情報発信を、政府はなぜしようとしないのか。一国民として非常に歯がゆい。日本には研究者も言論人もいる。その知恵を活用し、国際社会に周知させるべく戦略的に活動すべきです。
      例えば、こういったタブーやその矛盾点を指摘することでもいい。国際社会での理解者を増やす努力を政府はもっとすべきでしょう。

      韓国内の「慰安婦論争のタブー」 見せしめにされるケースも
      https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1355967/?p=1

  • 朝鮮日報はまともな意見がたまにあったが、こういうストレートな本音が出てくると、やはり現代韓国とはまともにつきあいにくいと思いますね。相手をここまで思っている隣人が、笑顔を浮かべて近寄って来ても、B面では、いかに利用してやろうかと思っているのが丸わかりでは。正直、顔も見たくないという気持ちになります。

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