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議論の粗さが目立つ、zakzakの非常に残念な記事

韓国の国会議長である文喜相(ぶん・きそう)氏が天皇陛下を侮辱した問題と、これに関連する日韓両国政府、政治家らの発言などを巡っては、昨日、『転載自由:文喜相「日王戦犯」発言事件を巡る証拠付きリスト』にまとめたばかりです。まさに日本国民の多くが韓国に対し怒りを抱いている状況だと思いますし、韓国はそれだけの無礼を働いたことは間違いありません。ただ、韓国に対する怒りの気持ちが生じるのは正当な話だと思いますが、怒りのあまり、現時点ではわからない内容まで踏み込んで断定するのはいかがなものかと思うのです。

「文喜相問題」の余波

zakzakが「無礼議長」と批判

ちょうど先週、韓国の文喜相(ぶん・きそう)国会議長が天皇陛下を侮辱する発言を行ったことを米ブルームバーグが報じた事件については、当ウェブサイトとしても強い関心を抱いており、昨日も一連の経緯を『転載自由:文喜相「日王戦犯」発言事件を巡る証拠付きリスト』にまとめております。

とくに、一連のリストについてはテキスト化したうえで短縮URL付きで箇条書きにしております。当ウェブサイトの場合、ガイドラインに従っている限り、転載自由ですので、ブログサイトをお持ちの方はご自身のブログに転載するなど、どうぞ自由にご活用ください、。

(※ただし利用に当たっては自己責任をお願い申し上げます)。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、一連の経緯については昨日のリストでまとめておりますので、詳しくは繰り返しません。

こうしたなか、保守メディアとして知られる産経系のウェブサイト『zakzak』が、文議長について「無礼議長」と呼称し、舌鋒鋭く批判しているようです。

韓国“無礼議長”に米議会も激怒! 超党派が改善促す決議案提出 作家・竹田恒泰氏「ズバリ、国交断絶すべき」 (1/3ページ)(2019.2.15付 zakzakより)

リンク先はウェブページで3ページにも及ぶ長文ですが、タイトルを読むと、「米議会が激怒」だの、「竹田氏が国交断絶すべきだと述べた」だの、実に過激(?)に見えます。

私自身もこの文喜相氏という人物が極めて無礼であると思いますし、最悪の場合には、いずれ「国交断絶」などの措置も辞さない覚悟で韓国と接しなければならないと考えています。ただし、『zakzak』に対して、あえて苦言を呈しておくと、やはり、全体的に文章の構成や議論がやや甘いという印象をぬぐえません。

私がそう感じる理由の1つが、「米議会が激怒」というタイトルの付け方にあります。

朝日と読売、報じ方の大きな違い

ここで、「米議会が激怒」とは、米議会の超党派の上下両院議員7人が日韓両国に対し、関係改善を求める決議案を提出したという話題をさします。いったん『zakzak』の記事から離れ、ここでは事実関係を確認するために、読売新聞と朝日新聞の記事を参照してみましょう。

もちろん、これについては両紙以外の複数のメディアも報じているので、目にされた方も多いでしょう。

ただ、同じ話題であっても報じ方はずいぶんと違います。私が読売と朝日の2つのリンクを紹介した狙いは、その「報じ方の違い」を見ていただく点にあります(※以下の引用において、下線を引いている箇所は引用者による加工です)。

朝日新聞の記事では、のっけから「関係が悪化している日本と韓国に対し、関係改善を促す決議案を提出した」と記載したうえで、記事の中では決議案の共同提出者の1人であるラッド・シャーマン氏(下院・民主)による

米国と韓国、日本との同盟関係は、北東アジアにおける安全保障上の基盤だ。この決議が日本と韓国の友人への力強いメッセージとなるよう願っている。我々が直面する共通の安全上の課題に取り組むため、歴史が我々の協力を妨げることはあってはならない

という発言を紹介しています。つまり、この記事だけを読むと、米国議会は「日韓双方に対して」、何らかの対応を求めているかのようにも見えます。

一方、読売新聞の記事では、「議会の超党派議員は12日、決議案を上下両院に提出し、3か国協力の重要性を呼びかけた」などと記載。そのうえで、同紙の独自取材でしょうか、

米議会関係者によると、上下両院の外交委員会の上層部は、元徴用工訴訟や韓国海軍によるレーダー照射の問題を巡る韓国政府の対応に強い疑問を抱いており、韓国側に対し、対応の改善を直接促しているという。/決議案は数週間の審議を経た後、成立する公算が大きい。関係者は「日本よりも韓国に対してのメッセージ性が強い」と指摘している。ワシントンを訪問中の韓国の文喜相(ムンヒサン)国会議長に対しても、米側から懸念が示された模様だ。

と、この決議案の狙いが「日韓双方に対して」ではなく、「韓国だけに対して」、何らかの対応を求めていることをうかがわせるような報じ方をしているのです。

つまり、「読売説」を信じるならば、今回の決議案は米国が「韓国だけに対して」自制を促したものであり、「朝日説」を信じるならば、今回の決議案は「日韓双方に対して」自制を促したものと見ることができるでしょう。

では、どっちが正しいの?

つまり、朝日説、読売説については、記事から受ける印象がまったく違うのです。

では、このいずれが正しいのでしょうか?

朝日新聞は慰安婦問題を捏造したほどの新聞ですから、どうせ「日本憎し」のあまり、反日的な話題を報じているのでしょうか?

じつは、米国の反応については、「朝日新聞だから間違っている」と短絡的に決めつけるのは正しくありません。というのも、米国内では「日本が朝鮮人女性を人道に反する方法で性的奴隷として強制労働に従事させた」という与太話が、あたかも「事実」であるかのように報じ続けられているからです。

こうした報道も影響しているのかわかりませんが、先日、『ペロシ米下院議長の「日本が慰安婦合意守るべき」の意味は?』でも紹介したとおり、米国議会では、あたかも日本の方が不誠実であるかのような意見が出ることも皆無ではありません(※ただし、このペロシ発言についての真偽は不詳ですが…)。

ここでは短絡的に、「米国議会が韓国に激怒している」(に違いない)、などと決めつけるのは、やや尚早ではないかと思うのです。

ただ、私が「愛読」しているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)やワシントンポスト(WP)などを見ても、なぜかこの話題が報じられておらず、したがって、米国側の狙いがどこにあるのかについても、よくわからないのです。

よって、私自身は本件について、現段階で米国側の狙いについて、断定的なことを申し上げることは避けたいと考えています。

以上を踏まえたうえで、『zakzak』の報道を眺めてみましょう。

「日米韓が直面する難題に共同で取り組もうとするのを、日韓の歴史問題が邪魔するようであってはならない」/米議会の決議案に名を連ねたブラッド・シャーマン下院議員(民主党)は声明で、こう訴えた。過度な「従北・反日」政策をとる、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権を強く批判したものといえる。/注目の決議案は12日、上院外交委員会のコーリー・ガードナー東アジア太平洋・国際サイバー安全保障政策小委員長(共和党)や、エリオット・エンゲル下院外交委員長(民主党)ら7人が上下両院に提出した。米議会から韓国への“厳重警告”といえそうだ。

この下りを読んでも、『zakzak』の記事が、果たして何を根拠に「米議会が激怒している」といえるのか、まったくわかりません。

読売新聞のように、「米議会関係者によると、…」といった情報があれば、まだこの『zakzak』の記事にも説得力が出るのかもしれませんが、残念ながらこの『zakzak』の記事については、この下りを読んだ瞬間、

どうせ韓国を叩いて嫌韓派の人たちの溜飲を下げさせるだけの記事でしょ?

と感じてしまうのです。

気になる点は他にも!

主観的な表現を使いすぎない方が良い

『zakzak』の記事を読んでいて気になる点は、ほかにもあります。それは、主観的な表現がたくさん出て来るのです。

米ブルームバーグが8日、文議長のインタビューを配信し、日本側が激怒した直後、韓国側は「報道のされ方は本意ではない」などと責任転嫁しようとした。だが、同社は12日、インタビュー音声を公開した。これが「決定的証拠」となり、卑劣なたくらみは粉砕された。

当ウェブサイトでは昨日も証拠付きでお示ししたとおり、韓国国会の報道官が文氏の発言をごまかそうとしたものの、12日にブルームバーグ自身がインタビュー音声を公表したことは事実です。ただ、ここに「卑劣なたくらみ」という表現は、果たして必要なのでしょうか?

また、こうした主観的表現は、他にも用いられている箇所があります。たとえば、『zakzak』は立憲民主党について、

一連の韓国問題に、ほぼ沈黙していた立憲民主党も動いた。/同党の福山哲郎幹事長は12日の記者会見で、「不適切な発言だ。適切な外交関係を維持できなくなることを非常に懸念している」と、控えめながら韓国を批判した。

と、まるで立憲民主党が韓国批判に及び腰であるかのように報じています。

誤解を恐れずに申し上げるならば、客観的な事実関係を追いかけていけば、「あぁ、韓国は卑劣な態度を取っているな」「あぁ、立憲民主党は韓国批判に及び腰なんだな」といった感想を抱く人は多いでしょう。実際、私もそう思います。

しかし、客観的事実関係を述べたくだりに、やたらと主観的な意見を混ぜ込む手法は、いただけません。これだと、日本共産党や朝日新聞、琉球新報や沖縄タイムス、朝鮮中央通信などの手法とまったく同じではないでしょうか?

もちろん、記事の中で記者の主観を織り交ぜることはあっても良いと思いますが、もしそれをやりたいのであれば、客観的事実関係を記述した文章をいったん改行したうえで、

  • 「こうした韓国の行動は責任転嫁であり、卑劣なたくらみではないか」
  • 「立憲民主党は確かに韓国を批判しているのだが、タイミングとしても遅すぎるし、批判も実に控えめではないだろうか」

などと、客観的事実関係と記者の主観的意見をもっと明確に分けた方が良いのではないかと思います。

(※当ウェブサイトの場合、書き方がやたらとまどろっこしいのも、私が個人的にこうした点を意識しているからでもあります。)

竹田氏が「日韓断交」とは?

そのうえで、『zakzak』では、明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰氏が13日に夕刊フジに語ったという「心境」を、次のように紹介します。

文議長の発言は歴史上、最高レベルの(最悪な)ものだ。天皇陛下は日本の象徴であり、日本国民のほぼ全員を敵に回した。『遺憾外交』で終わらせてはならない。ズバリ、国交断絶すべきだ。長嶺安政駐韓大使を帰国させ、韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使も『ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)』として韓国に帰ってもらう。そのうえで、日韓両国間の条約をすべて破棄し、国家としての交流を絶つ。もちろん、6月に大阪で開催されるG20(20カ国・地域)首脳会議に、文大統領は呼ばない

実は、この下りを読んだ瞬間、「竹田氏が本当にこんなことを話したのか?」と、疑ってしまいました。

というのも、大人気インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』などを視聴していると、竹田氏は「視聴者の理解を助けるために、例え話としてわざと極論を述べる」という手法を使われることもあるのですが、何も考えずにいきなり「日韓断交」などと主張する人物だとは思えないからです。

しかし、この『zakzak』の記事を読むと、どうも竹田氏が本気で日韓断交を主張しているように読めます。普段冷静(?)な竹田氏が、本当にこんなことを主張したのでしょうか?何となく、竹田氏が「モノのたとえ」として語った内容を、『zakzak』が「日韓断交」という言葉尻のみに焦点を当てている気がします。

もちろん、私も日本国民の1人として、できることなら、今すぐにでも日韓断交を実現してほしいという気持ちはあります。ただ、現実にそれができないからこそ、ここまで日本が苦労して来たのですし、竹田氏ほどの人物であれば、そのことを理解していないはずなどありません。

日韓断交ができない理由は、日本国憲法のような欠陥憲法を放置していることや、日本国内に反日を煽る勢力が存在することなど、いくつも理由はあります。つまり、その多くは、結局のところ、私たち日本国民に「日韓断交」するだけのコンセンサスが形成されていないことにあるのだと思います。

ただし、竹田氏の主張を、

この機会に『災い転じて福となす』ではないが、韓国との付き合い方を国民全体で考え直しましょう

という呼びかけだと捉えると、普段の竹田氏の主張とも整合するようにも思えるのです。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

なお、全体的に粗さが目立つ『zakzak』の記事ですが、自民党の自民党の中山泰秀元外務副大臣による次の発言については、私としても全面的に同意せざるを得ません。

一連の問題で、韓国の三権(行政、司法、立法)への信頼は完全に崩壊した。文政権は北朝鮮と同化し、西側諸国の匂いすら感じなくなった。司法は異常判決を連発している。トドメは文議長が、天皇陛下を政治に引きずり込もうとしたことだ。これは絶対に許せない。日本国民は改めて、韓国の異常さを認識したのではないか。今後は『国際情報戦』も重要だ。国際社会に、正しい情報を証拠付きで訴えていく。政府高官が海外に出るたびに、必ず『韓国のウソ』や『暴言』に言及すべきだ

その意味で、題材は良いのに、書き方で大きな損をしているのが、この『zakzak』の記事だといえるのではないでしょうか。

おまけ:WPの記事

WPの興味深い記事

ところで、米国のメディアの記事を調べていくと、WPになかなか興味深い記事を発見しました。

South Korea’s 100-Year Grievance With Japan Still Isn’t Settled(2019/02/13付 WPより)

タイトルを意訳すれば、「南朝鮮の日本に対する100年の恨みは清算されていない」、といったところでしょうか。

実は、この記事を執筆したのは、問題となった文喜相氏の発言を報じたブルームバーグ記事の執筆者でもある、Youkyung Lee氏です。

同氏はなぜ韓国が日本に対して「100年の恨み」を抱いているのかということを、「一問一答」形式で示しているのですが、これが実に酷い代物です。たとえば、

1.What are the roots of the forced labor dispute?(強制労働問題の根源は何ですか?)

とする文章では、

Hundreds of thousands of Koreans were conscripted during the 1910-1945 colonial period to work, often in brutal conditions, at dozens of Japanese companies. At the time of the 1965 treaty, which established diplomatic ties between the two countries, Japan paid the equivalent of $300 million — $2.4 billion in today’s money — and extended $200 million in low-interest loans.

と記載しています。簡単に要約すれば、

  • 1910年から1945年の植民地支配期間中、数十万人という朝鮮人が徴発され、多くの場合は残酷な状況のなかで、何十という日本企業で強制的に働かされていた
  • 1965年の両国間条約で日本が3億ドル(現在価値で約24億ドル)の無償資金と2億ドルの低利融資を韓国に対して行った

といった内容が書かれているのですが、下線部の下りは完全に事実に反するウソ、捏造です。

こうやってさりげなくウソを混ぜ込んで全世界に流布するあたり、先ほどの『zakzak』の言葉を借りて主観的表現を用いるならば、こうした報じ方こそ、「卑劣な行為」と呼ぶのにふさわしいのではないかと思うのです。

少ない読者コメントが韓国批判で埋まる

ただ、私がWPの記事を引用した理由は、このYoukyung Lee氏の文章に「感銘を受けたから」、ではありません。記事公表から一両日が経過しているにも関わらず、この記事に付されたコメントが4件しかなく、そして、この4件のコメントがすべて、韓国を批判するコメントだからです。

そのうちの1つが、次のコメントです。

South Korea needs to look at their own history of rape and massacres they did during the Vietnam War. They have yet to apologize, acknowledge or even set up any funds for any of these victims. The South Korean soldiers did horrible things during that war.

つまり、「南朝鮮こそ、ベトナム戦争当時における自身の残虐非道行為を反省し、謝罪すべきだ」、といった趣旨のコメントですね。

実際、ベトナム戦争当時に韓国兵が行ったさまざまな非人道的な行為について、韓国政府が然るべき補償をしたという話も聞きませんし、国家元首である大統領が就任のたびに、かつて西ドイツのヴィリー・ブラント首相がやったように跪いてベトナム人に謝罪したという話題は、寡聞にして知りません。

また、日本人読者による、「数十万人の朝鮮人が強制労働されたという下りはウソであり、現実には朝鮮人が日本に移動した要因の多くは求職目的だった」といった指摘や、「日本は過去に何度も謝罪し、それらの謝罪は韓国により踏みにじられた」といったコメントもあります。

つまり、私はこの記事を読んで、

  • いままで外務省が「徴用工問題」「慰安婦問題」といった韓国側の仕掛けてくるウソに敢然と反論して来なかったという不作為
  • 心ある日本人が英字メディアで毅然として反論してくれているという事実
  • なにより米国人自身が日韓問題にほとんど関心を抱いていないという状況証拠

が一気に示されていると思いますし、これはこれで興味深い点ではないかと感じた次第です。

新宿会計士:

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  • ちょっと速報的に。
    あまり内容精査していません。しかもソースは、新宿会計士さんが指摘した「ZakZak」です。(笑)

    野党が日韓外相会談“妨害” 河野外相のドイツ出張に反対 伊藤達美氏「本当に国益を考えているのか」(ZakZak)
    https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190215/soc1902150010-n1.html

    まあ、日本の野党の方々なら、そういうことをしても全く不思議ではありませんが。
    とりいそぎ。

    • これは失礼。
      記事の最後を飛ばし読みをしてしまっていて、外相がドイツに行けなくなったのかと思っていました。

      結果的に、外相はドイツに向けて出発していたんですね。
      外務省HPの予定に変更が入っていなかったので間違いないでしょう。

      と言うことであれば、大した記事ではありませんでした。
      大変失礼いたしました。

  • >いままで外務省が「徴用工問題」「慰安婦問題」といった韓国側の仕掛けてくるウソに敢然と反論して来なかったという不作為

    いかに敗戦国であったとしても、外務省のこの卑屈さは問題です。

    >心ある日本人が英字メディアで毅然として反論してくれているという事実

    ありがとうございます。あなたに日本外交をお願いしたいです。

    >なにより米国人自身が日韓問題にほとんど関心を抱いていないという状況証拠

    普通、他国のことは自国の利害に関する以外では関心を持ちません。政治家は特にそうでなければなりません。

    今回、比較的好意を持って購読している報道の残念な話題だけにとても残念でした。このおまけに救われました。
    『zakzak』さん、冷静な裏どりと正確な分析のない報道は、あの国の報道と同列ですよ。(笑)

    • おっしゃる通り外務省の不作為には私も情けない思いと怒りを禁じえません

      突然話は飛びますが
      ルーズベルト・ヤルタ会談・ベノナ文書というキーワードでひも解くと
      現在の日本の状況それらを取り巻く東アジア情勢
      朝鮮戦争・中共の成立過程などが多少わかってきます。

      要点を日本に絞ると
      日本のGHQによる占領政策(ポツダム宣言の執行)はマッカーサーのブレインであるニューディーラー派にコミンテルンのスパイが多数占有しており
      大日本帝国を徹底的に解体・弱体化するためには民主化と称して共産化政策を徹底的に推し進め共産党政権を樹立させ日本を統治しようと画策していました。
      その計画はもう一つのブレインである反共産派の巻き返しや諸要素により、あわやというところで頓挫しました

      その政策の中の一つ「公職追放」により政府機関・中央官僚・教育組織・地方行政・議会等から20万人以上が追放され、その後釜に共産主義思想を持つ者が多数入り込んだようです。

      いま日本のマスメディアの7~8割がリベラル系だとすれば各省庁・地方行政機関等もほぼ同じ構成だと思われます。
      それらを踏まえて言えるのは、外務省を含め官僚組織に過度の期待を寄せるのは
      イライラのもとであり、精神衛生上もあまりお勧めしません(10%位)

      歴史戦(慰安婦・徴用工問題・ひいては韓国のよく使う強占時代の日本の悪行の数々)を戦っていくには歴史を知ることが改めて重要と感じています。

      最近、稀代のスパイといわれるゾルゲ事件をウェブ上で調べていて感心したことがあります。
      それは、彼は日本人の行動や思考・思想を知るためにあらゆる書物を読み込み
      日常簡単に手に入る情報などにも注目してレポートを書きため
      日本に対する的確な分析力を高めたようです。

      然るに、日本にとって情報の孤立化が一番困る問題だと思います。
      日韓議連額賀氏を云々の話題がありましたが、情報網としては貴重だと思います。
      額賀氏の資質云々を問うより、優秀な随行員を付けて情報を収集するというようなことも方策としてあります。

      心配性のおばさんのレスに
      横入りで長々と申し述べてしまいまして申し訳ありません

  • ついに文在寅氏が警察と検察に手をつけるようです。

    文大統領が権力機関の改革強調 「日帝時代の影から脱するべき」
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190215-00000040-yonh-kr

    反対勢力の粛清ですかね。

    3月1日に、一気に統一を目指しているんじゃないかというくらいのなりふり構わない進め方です。

    タイに行った娘さん夫婦は北朝鮮に人質になっているのでは?と疑ってしまいます。

    日帝(反日)を理由にされてしまうと、政府のっとりに類する事変が進行していても止められなくなってしまう。

    まさしくレミングの群れです。

    • 匿名様

      ご紹介の記事、拝見しました。Pニュースに出演されていた櫻井よし子氏は、韓国内の”こころある人々”に期待されていたようですが、絶対数が小さ過ぎます。
      韓国在住の日本人さんば「国内の大多数は、文在寅政権を支持してはいない。」との見解を示されていましたが、このまま、文在寅政権(北朝鮮)の力に流されていくのでしょうかね。
      まあ、きつい言い方ですが、自ら選んだ道ですから、自業自得かもしれません。

      ベトナムで開催される米朝会談がこの動きにどうリンクするのか、韓国のこの動き(多分、北朝鮮による韓国併合への準備)に、在韓米軍そして、日本はどう動くのか。読めません。

  • 竹田氏の下記発言「 」はライブで拝聴していましたので全くの真実です。新宿会計士さんの愛読者としては申し上げにくいのですが、情報確認後にコメント発信されなかったことが残念です。Aがこう言った、Bがこう言った、真偽は不明、との論調では、まことに残念ながら知的好奇心が満たされません。
    「文議長の発言は歴史上、最高レベルの(最悪な)ものだ。天皇陛下は日本の象徴であり、日本国民のほぼ全員を敵に回した。『遺憾外交』で終わらせてはならない。ズバリ、国交断絶すべきだ。長嶺安政駐韓大使を帰国させ、韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使も『ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)』として韓国に帰ってもらう。」

    • この件についてはめがねのおやじさんに同意。竹田さんはそう発言されたけど彼流のウィットであって本意はそこじゃないのにザクザクが日韓断交に焦点当て過ぎた説かな。あるいは模試本当に武田氏が日韓断交を本意にしたのなら、それはブログ主の言う通り短絡的で近視眼的だってことだね。

  • 更新ありがとうございます。

    竹田恒泰氏は、ちょくちょくこう言う『日韓断交だ!』的な発言しますよね。それは媒体がネットや動画、テレビなどは前後の話の流れや何処が話題のポイントかとかで分かりやすいのですが、活字や文章になると、そこを変に曲げて報道されたり、見出しにデカデカとなる。

    2年ほど前に関西テレビの一般客として、『そこまで言って委員会NP』に参加した事があります(笑)当時はギリギリまだ家にテレビがあったので申し込みました。軽率な行動ですみません(笑)。*現在はテレビ、レコーダー類は一切ありません。

    収録時に『日本の人口減少問題に良い案は?』の問いに、竹田恒泰氏は『赤ちゃんひとり産んだら1,000万円、国から支給する!爆発的に人口は増える。3人産んだら3,000万円!それぐらい大したカネじゃない。韓国が日本の出産率を茶化すこと、言えないように出来る』と。

    長谷川幸洋氏らが『それはちょっとやり過ぎじゃない?』って笑いを取ってました。そういう方だから、今回も、なんとなく揚げ足取られたかな、と思います。なお、テレビオンエアでは『1人1,000万円』のところだけにカットされてました。

  • いえいえ

    私は 『そこまで言って委員会NP』は 良い番組だと 思います
    茶化してはいても 議論が 偏らない

    関西圏だけの放映なのが 良いのかもしれません。
    正直な 感情も 竹田氏などフォローしてくれますし

  • 「言葉は信じるな 言葉の持つ意味を信じるんだ」
    好きな言葉です。
    まーゲームのセリフなんですがね。
    記事が主観にまみれていること自体珍しいことでもないですし、そういうときは文章の意味を考ええみればよいのではないでしょうか。

  • レーダー照射反論動画あたりから小芝居が鼻につくようになってきた南北連合(笑)ですが、日本側は特別強硬な手段を用いていないにも関わらず、日を追う毎に勝手にボロを出し続けている、個人的にはそんな印象を持っています。
    「遺憾砲」程度でもこの有様なのですから、全ての茶番は「丁寧に無視」(実質的には「慇懃無礼にシカト」)しつつ、裏で黙々と今後の為の法整備やちまちま対抗措置発動で十分とみております。
    先々韓国が「テロ支援国家認定」でもされれば断交を視野に入れられるでしょうが、ここへきて拉致被害者生存の報道も飛び込んできましたので、先だっての北朝鮮赤十字会からの日本への謝意表明とからめて考えますと、北朝鮮が「拉致問題解決」「経済開放」をエサに日本の「誠意」を求めてくる算段が見てとれます。
    よって、米朝会談からも目が離せない状況です。
    韓国はとっくにエサに飛びついていると推察されますが、日本にもリスクの高い初期投資を任せ(押し付け)、成長の果実は北朝鮮とアメリカで「ウマー」するといった腹づもりでしょうか?
    やはり政府には慎重な姿勢が求められる情勢かと思います。

  • またまた三菱重工へ韓国人弁護士が現れて交渉を試みたが当然ながら玄関払いされて追い返されたやに報ぜられたようです。
    さてこの弁護士はちゃんとビザを取得して来日したのでしょうか。まさかビザ免の観光で入国したのならアウトですよね。
    どうであれ、こういう面倒くさくて胡散臭い人物は入国を拒否して追い返すくらいすべきだと思いませんか。
    こういうニュースは聞く事自体非常に不愉快です。

    • 三菱重工や不二越にも行ったようです。林正幸という弁護士で日本人ですかね。だとしたらまさに売国奴、懲戒請求ものです。

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