昨日の文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領の記者会見から1日が過ぎましたが、さまざまなメディアの報道や「ツイッター」などの反応などを眺めていると、やはり、「普通の日本人」が韓国に対して強い怒り、憤りを抱いているように見受けられます。しかし、日本政府は相変わらず、韓国に対抗措置を講じるかどうかを巡っては「手の内を明かすわけにはいかない」とする姿勢を崩しておらず、むしろ日韓請求権協定に基づく協議を打ち出したことは、却って「日本政府が時間稼ぎをしている」ようにすら見えます。ただ、解釈の仕方によっては、この「時間稼ぎ」には「真の狙い」があるように思えてならないのです。
目次
普通の人が韓国に「気付いた」?
昨日、韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が行った「年頭記者会見」や、その後の李洛淵(り・らくえん)首相による発言については、当ウェブサイトでも話題として取り上げたところです。
2019/01/10 13:00 『正気の沙汰とは思えない、韓国大統領の「年頭会見」』
2019/01/10 22:00 『【速報】韓国首相「日本の指導者が政治目的で反韓感情利用」』
私のように昔からの「韓国ウォッチャー」にとっては、いずれの発言も、「まぁ韓国政府の関係者だったらそのくらいのことは言い放つだろうな」、などと思っていて、大した「サプライズ」はなかったのですが、世間一般の皆さまにとっては、必ずしもそうではなかったようです。
私は当ウェブサイトの宣伝も兼ねて、ツイッターにアカウントを持っているのですが、「トレンド」欄を眺めていると、「韓国大統領」、「韓国首相」、「反感感情利用」、といったキーワードが上がってくるほど、多くの日本国民には響いたようです。
普段から日韓関係に詳しいわけではない「普通の人」が、文在寅大統領の「日本が謙虚になるべきだ」という発言や、李首相の「日本の指導者が反感感情を政治利用している」という発言を聞けば、強く反発するのは当然のことでしょう。
安倍政権の姿勢
菅官房長官、改めて韓国を牽制
こうしたなか、菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官は本日午前の記者会見で、昨日、文在寅氏が日本に「謙虚にならなければならない」などと述べたことに関連し、次のように述べました(動画の3:00~、ただし質問者については聞き取れず)。
「日韓請求権協定は司法府を含めた当事国全体を拘束するものである/昨年の大法院判決が確定した時点で韓国側によって協定違反の状態が作り出された/この協定違反の状態を見直すべき責任を負うのも当然のことながら韓国側である/それにも関わらず韓国政府が現在に至るまで具体的措置を取らず、加えて原告側による差し押さえの動きが進んでいることは極めて深刻と考える/今般の文大統領の発言は韓国側の責任を日本側に転嫁しようというものであり極めて遺憾である/日本側としてはこの協定違反の状態を解決すべく、協定に基づく協議を要請したが、当然韓国側は誠意をもって応じるものと考えている」
きわめて妥当な見解でしょう。
「外交条約」は相手国の司法府も含めて拘束しているものである以上、「三権分立だから仕方がない」という韓国政府側の言い分は、国際社会の常識ではまったく受け入れられません。
ただ、この発言だけでは、日本政府が韓国に対して何らかの対抗措置を講じるのかどうかが読み切れません。
もちろん、菅長官の発言にある、「当然韓国側は誠意をもって応じるはずだ」という下りについては、「誠意をもって応じない場合には、どうなるか知らないぞ」、というニュアンスを感じ取ることはできます。しかし、肝心の「韓国に対する対抗措置を講じるかどうか」、「いつ、いかなる対抗措置を講じるのか」については、
「わが国としては今般、まず協議要請を行っているところである/それ以降、状況を見ながらどのタイミングで何を行うか、ということについては、わが方の手の内を明らかにすることになるので、そこは差し控えたい」
と述べるに留まっています。
日本政府の謎の時間稼ぎ
私などは短絡的な人間なので、昨日の文在寅氏や李洛淵氏の発言を見たら、「こんな発言をする人たちがトップを務める韓国政府のことを信じろという方が無理だ」、「日本政府もさっさと対抗措置を講じるべきではないか」、などと感じてしまいます。
実際、昨日の産経ニュースにも、「日本政府は引き続き対抗措置を検討中だ」と報じられています。
文大統領発言に反発の声、日本政府は対抗措置引き続き検討(2019.1.10 19:47付 産経ニュースより)
該当する下りは、次のとおりです。
「政府は1965(昭和40)年の日韓請求権協定に基づく法的な対応を進めながら、対抗措置の準備を進める方針だ。」
ただ、注意しなければならない点があるとすれば、菅長官をはじめとする日本政府関係者は、現時点において、相変わらず韓国に対する対抗措置については「取る」とも「取らない」とも明言していない、という点でしょう。
このことから私は最近になって、実は「日本政府がこそ、時間稼ぎをしているのではないか」、と思うようになってきました。私が「日本政府が時間稼ぎをしている」と思う理由は、2つあります。
1つ目は、今から2年前の2017年1月に日本政府が取った措置との比較です。
2016年12月30日に韓国・釜山にある日本総領事館前の公道上に慰安婦像が設置された際には、日本政府はその1週間後に、韓国に対して4項目からなる対抗措置を打ち出しました。
しかし、今回は昨年10月30日と11月29日の「徴用工判決」、12月20日の「レーダー照射事件」など、深刻さでいえば「釜山総領事館前慰安婦像設置事件」をはるかに上回る事件が生じているにも関わらず、日本政府はいまだに韓国に対する具体的な対抗措置に踏み切っていません。
これは非常に不自然だと思うのです。
日韓友好?それとも断交?
請求権協定の手続には時間が必要
ただ、私が「不自然だ」と感じている点は、これだけではありません。
2つ目の理由は、日本政府が韓国政府に対し、わざわざ時間がかかる「日韓請求権協定第3条の措置」を取ったことにあります。
日韓請求権協定第3条の原文については『日韓請求権協定の手続と「韓国社会の崩壊」という嫌な予感』などで触れているので、ここでは私の言葉で要点だけ振り返っておきます。
- ①日韓両国で紛争が起これば、まずは外交で解決しましょう
- ②解決できなければ第三国の委員を含めた仲裁委員会で話し合いましょう
- ③仲裁委員会の人選が難しいときには委員の任命も第三国にお願いしましょう
- ④出た結論には従いましょう
現在の日本政府が打ち出している措置は、この①の部分です。そして、日韓請求権協定上、①が不調だった場合には、初めて国際的な仲裁手続(つまり②や③の措置)に移行するのですが、この②、③の手続には最大で60日の時間が必要となります。
つまり、日本政府が仮に①の手続を1ヵ月で打ち切ったとしても、②、③の手続とあわせて3ヵ月も時間がかかってしまうのです。
このことから私は、どうも「日本政府の方こそ、時間稼ぎをしようとしているのではないか?」と感じずにはいられないのです。
時間稼ぎの目的は「日韓断交」に備えること?
あえて「最悪の事態に向けた想像」をするならば、その「時間稼ぎ」の目的とは、ずばり、「日本企業が韓国から撤退するための時間を稼ぐ」、という意味ではないでしょうか?
もっと嫌な言い方をすれば、「日韓断交」に向けた布石である、ということです。
もちろん、私自身は以前から「日韓断交とは、安易に口にすべき言葉ではない」と申し上げて来ていますし、日韓断交をすれば日本経済と日本の安全保障に大きな悪影響が生じることは間違いありません(『「韓国ザマ見ろ」ではない、日本への打撃も覚悟の日韓断交論』参照)。
しかし、それと同時に、日本に対して嫌がらせを仕掛けてくる相手と友好関係が成立するのかといわれれば、そこは大きな疑問でもあります。
それに、「無能な味方」は「有能な敵」を上回る脅威でもあります。
日本が北朝鮮核問題に対峙するとき、日本が「インド太平洋セキュリティ・ダイヤモンド」で中国の海洋進出と対峙するとき、あるいは日本がロシアと断固たる決意で北方領土交渉に挑まねばならないとき、韓国が「日本の友好国」という仮面をかぶり、日本の行動を妨害して来るであろうことは、無視できません。
このように考えていくならば、やはり、私は韓国に対する制裁措置を発動しない首相官邸側の狙いが、何となく「嵐の前の静けさ」という文脈から理解すべきなのではないか、と思うようになってきたのです。
「日本人よ、覚悟を固めよ」
ところで、日韓関係がこれまでの「友好」を前提としたものから脱却しつつあることは間違いありません。
もちろん、現時点で「日韓断交」にまで行き着くかどうかはわかりません。しかし、安倍政権は少なくとも現時点において、韓国を「価値と利益を共有する最も重要な隣国」とは位置付けていませんし、私たち日本国民の世論も韓国に辟易し始めていることは間違いないでしょう。
さらに、韓国が現在、米国との関係も悪化させていることは無視できません。下手をすれば、米韓同盟が突然終了し、38度線が対馬海峡にまで下りて来る事態にも備えなければなりません。
こうしたなか、以前『すぐれたウェブ評論サイトが新聞、テレビを駆逐する!』という記事の中で、『楽韓Web』というウェブサイトに掲載された、次の記事を紹介しました。
日米から同時に「米韓同盟は突然終息するので備えるべき」との見方。米韓同盟終了に対して本当に備えるべきなのは日本人である、という話(2019年01月07日17:34付 楽韓Webより)
他サイトの記述で恐縮ですが、同サイトで指摘されていた内容について、重要なので、もう1度、繰り返し引用しておきたいと思います。
「米韓軍事同盟が切られつつあるということは、新アチソンラインの最前線に立っているのは日本であるということなのです。/記事(※上記朝鮮日報記事のこと)では「韓国は米韓同盟解消の動きに備えるべき」とありますが、本当に備えるべきなのは日本人なのですよ。」
また、『あまりに惜しい鈴置説の「最終回」 鈴置先生に感謝します』のなかで紹介した、鈴置高史氏の次の記事にも、非常に重要なくだりがあります。
韓国はレミングの群れだ(2019/01/08付 日経ビジネスオンラインより)
同記事の末尾にある、次の下りも、非常に示唆に富んでいます。
「今回の記事で紹介したAさんの指摘通り、2019年の朝鮮半島は劇的な展開が予想されます。その際、日本も何らかの形で巻き込まれるのは確実です。覚悟を固める時が来ました。」
すなわち、奇しくも『楽韓Web』、鈴置説の双方が、ほぼ同じタイミングで、「朝鮮半島の混乱に日本も巻き込まれる」、「本当に備えるべきは日本人だ」と述べたのです。
やはり、「見ている人は同じことを考えるのだなぁ」、とつくづく感じてしまいます。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
もちろん、私自身は安倍政権の関係者ではありませんから、安倍政権が本当に「時間稼ぎ」をしているのかどうかはわかりません。ただ、もし「時間稼ぎ」をしているのだとしたら、その真の目的は、私たち日本人が、東アジア情勢の激変に向けて、覚悟を決めるためにあるのかもしれません。
もっと言いましょうか。
いつまでも憲法審査会を開かせない国会の在り方にも問題はありますし、沖縄県の米軍普天間飛行場移設を妨害する勢力の動きも大きな問題です。
日韓関係は日本の国内問題の悪い面が映り込む、合わせ鏡のようなものです。日韓関係を眺めていると、自然に日本の国内問題が見えてくるといえるのかもしれません。
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時間は味方ですね。何もなければそれでいいし、日本から何かをすることでもない、何かされれば取りうる妥当な対抗措置の手札が増える。戦略的すぎる。
先日より購読し始めたものですが、一つ気になることがあります。
それは振り仮名のことです。
文在寅(ぶん・ざいいん)大統領というようなムンジェインという名前がありながらわざわざ「妙な」振り仮名をつけるのでしょうか?
勿論、過去数十年前にはぶんざいいんのように韓国人を呼びならわしていたことは存じておりますが、現状、誰であれ個人の名前を正確に呼ばないというのはその人に対する侮辱に他ならないと思います。
そもそも日本では漢字の名前をこう読まなくてはならないという決まりはありません。
近年はキラキラネームと呼ばれる当て字のような名前が有り、その名付け方には賛否両論ありますが、黄熊をぷうと読ませる場合は誰もその読み方に従い佐藤黄熊(さとう・」きぐま)などと表記することはありません。
名前だけに限らず、姓についても珍名さんは沢山います。 小鳥遊さんはタカナシと自称すれば小鳥遊(たかなし)なのであって小鳥遊(ことりゆう)と言われることはありません。 人名に限らず地名でも同じで、大阪には放出という場所はハナテンと言いますが、ウェブ主様が勝手に放出(ほうしゅつ)と振り仮名を打たれては困るのです。
ウエブ主様は在日二世とのことで日本の伝統はあまりご存知ではないのかもしれませんが、日本人のお名前は読みは本人の自称が全てです。
韓国人の漢字の人名は日本人からすればすべてキラキラ(DQN)ネームであって本人の自称がすべてで日本の固有名詞に関する考え方です。
是非、改めるようお願いします。
新参 様
恐らく他の方も書かれると思いますが、新宿会計士様にはそれなりの考えがあるのです。詳しくは下記の過去記事をお読みください。
2018/04/16 15:45 【雑感オピニオン】
【夕刊】あらためて「パルク・グエン・ヒェ」を説明します
駄文にて失礼します
新参さん
気になることはこちらで解消しますでしょうか?
トップページ→当ウェブサイトへのFAQについて
「【FAQ】どうして当ウェブサイトで人名を日本語読みするのか」
https://shinjukuacc.com/20181115-05/
失礼します。
この件は新宿会計士さん本人が過去に説明されていますので、バックナンバーを漁ってみてはいかがでしょうか。
新参さんの説によれば、全ての日本人が中国人に侮辱されている事になりますが、そうなのですか?
イギリスを除くヨーロッパ人はアメリカ人に侮辱されているのですか?
西欧では人名は自国読みが一般的ですし、日中間でも自国読みです。
共通の文字を使って人名を表す場合には自国読みが普通なのです。
漢字名に現地読みを要求する韓国が異例であって、その理由は韓国では漢字を排してハングルしか読めない為に外国人名もハングルで表記するという一方的な理由だったりします。しかし何故か自分たちの名前だけは漢字を廃さない。
その上、「李」を日本人に「り」と読ませず「イ」を強要するくせに英語では"LEE"と自称するなど、韓国人自身に一貫性がありません。
要は、韓国人が現地読みで怒るのは、日本に対する難癖の一環なんですよ。
以下は私の個人的な感想です。新宿会計士さんが韓国名を自国読みする理由とは関係ありません。
日本で韓国名を現地読みして欲しいなら、名前も全てハングルにすれば良いでしょう。名前に使われる漢字を捨てないのなら、自国読みしてもいいんです。日本語なのだから。
文在寅と書いて「ムンジェイン」なんて知らなければ読めません。
全く異なるケースですが、新参さんが例に出した『佐藤黄熊』さんの場合であれば、「さとうきぐま」と読むのに侮蔑はありませんが「さとうぷう」と読む場合にはかなりの確率で侮蔑や哀れみの感情を持つことでしょう。
難読姓名や珍地名も読めない人に責任があるのではなく、当て字をしている側の責任です。放出を「ほうしゅつ」と読まれて困るなら仮名表記にすればよろしい。勝手に訛って漢字と読みがズレたからといって困られても「知らんがな」と言うしかないですね。
尚、私は文在寅をムンジェインと読んでます。
(じゃあなんでウダウダと書き込んだのよって話ですがね)
釜山慰安婦像設置の時と今は目的が違っているので対応が分かれているのでしょう。
以下は私の解釈です。楽韓さんの影響を受けたものですが、これまでの所は齟齬が無いので中らずと雖も遠からずかと思っています。
慰安婦合意の時点で日本政府は韓国の合意破りを想定していました。
オバマの見識の浅い介入を逆手に取って、韓国と縁切りする為の仕込みにしたのです。
安倍総理は日本の責任を認めない気持ちを人一倍持っていたでしょうが、アメリカの顔を立てつつ韓国を罠に引き込むためのエサとして敢えて謝罪の一文を入れました。
想定内の慰安婦像設置だったからこそ、かつてない迅速な対応がなされました。
これにより『韓国は国家間の合意や条約を守らない国』という刻印を打ったんです。
慰安婦問題で攻守を逆転させた瞬間です。
謝罪の一文の為に合意を批判する人は今でも居ますが、政府首脳が泥を被って放った起死回生の一打だったと思います。
それ以降の日韓関係は、少なくとも日本人にとっては韓国が悪役で定着しましたし、自由陣営の多くの国の認識もそのように固定されつつあります。
現在は日韓関係の清算の為の材料が出揃ってきましたので、あとは関係の薄い隣国に向けてソフトランディングさせ、ポスト三角同盟を探るタイミングなのですから、日本の側から急速な対応をしない方が良いのです。
時間をかけつつも、揺るぎなく、着実に。
安倍総理の後継者が誰になるか分かりませんが、誰がなろうとも後戻りさせようがない程度まで事を進める、それが肝心です。
性急な対応を求める世論は今は政府に追い風ですが、暴走すると政府の足を引っ張り、かえって国益を損なう結果になると危惧します。
私もほぼ同意見で、このまま粛々と進めていけば日本は韓国相手にさらに色々とやりやすくなるだろうと期待してはおります。ですが現在、日本政府はなぜ制裁しないんだ、さっさと制裁しろ、日本政府は弱腰すぎる、など国民の不満がさらに増してしまっており、あわや暴走寸前なのではと危惧しております(特にネットではかなり顕著になってきた気がします)。今のこの時期だからこそ冷静さとことの成り行きを注視すべきであるのですが、このままでは日本政府自体に悪影響がでかねません。一応制裁の検討を始めたなどのガス抜き的な情報も配信されていますが効果は芳しくないですね…個人的には防衛省のほうで新たな動画の配信が効果があるのではと感じておりますが。
ムイさん、コメントありがとうございます。
私の意見はとかく韓国を忖度するかのように誤解されがちですので、同意見の方がいると言うだけで、とても安心します。
ネットの普及で保守論客の影響力が大きくなっていますから、彼らの言動は重要でしょう。
早期の制裁を煽る彼らが冷静になって発信するなら、国内世論の暴走は避けられるように思います。
それは静かに怒りを蓄える理想的な状況かと。
しかしながら、保守論客には今でも折々に「慰安婦合意を評価しないが」などと発言する人も多く、急に俯瞰を期待しても彼らには荷が重いかもしれません。
慰安婦合意は韓国による合意破棄までがセットになっています。
前段の合意を否定しつつ成果である関係性の変化は称える、というような認識の彼らに冷静にこれまでの流れを把握してもらうには何らかの仕掛けが必要かもしれません。
慰安婦合意当時の心境を安倍総理が百田尚樹氏あたりに漏らしてみたら良いのになんて。
直情型の百田氏ならば目を覚まし、自発的に広報してくれそうです。
まあ安倍総理は友人を利用しそうにないですね。当時を回想するのはおそらく政界引退後、どんなに早くても首相退任後になるのでしょう。
安倍総理に 期待しています。後継者への橋渡しも 込みで!
官僚の 自爆テロも 花盛り感があって 次の展開には 大いに期待しているところです
国民の 信託を受けた 国会による政治主導へ 舵を切れるタイミングと 思っています
韓国に住んでいると分かるのは、韓国人は時間が経てば経つほど馬脚を露すということです。例えば、今回のレーダー問題にしても、日本から反論があるたびに内容を変えて、最終的には一部の韓国人でさえ韓国政府の発表を信じないようになりました(小生の周りにも一人おり、残りは無関心です)。
会社の会議でもそうですが、韓国人の発言に一つ一つ理由を聞いていくと、ついには理論破綻することが多々あります。その場ですぐに結論を出すのではなく、少しずつ経緯や理屈・根拠などを聞いていきます。最後は論点ずらし、逆切れ、逃避になります。この理論破綻は冷静に聞いていると非常にお粗末なものであり、同じ韓国人が聞いていても変だと感じるところまでレベルが低下します。
今までの時間稼ぎはむしろ韓国の方から行われてきたと思います。これは日本で関心がなくなる、または諦めると言ったことが為されてきたことが発端です(いわゆる韓国にを気を使え論)。ところが、今回は
流石に日本国民がそれを許さない状態まで高揚しているため、そこを読み違えた韓国政府があたふたしているといったところでしょう。もっとも、小生は文在寅大統領無能論者ですから韓国政府がそこまで考えてなかったと思っています(つまり、読みも何もあったものではなく、一切何も考えてなかった)。
韓国政府は請求権協定の協議要請には応えないでしょう(何も考えてないから応えようがない)。第三国による仲裁もやらないでしょう。ICJにも出ないでしょう。その間に現大統領の任期は終わります。そして、次の大統領が「前大統領がしでかしたことだから現在の韓国政府との関係はない」で幕引きを狙う。今抱えている日韓間の問題が全てこのパターンになると思います。
この責任逃れ体質は何も韓国政府に限った事ではありません。一般の韓国社会でもよくあります。
しかし、人間何も考えずに生きていくのはある意味幸せかも知れません(小生にはできません)。
駄文にて失礼します
ブレーンの学者(大統領補佐官)、文氏は優秀な左翼ではありませんか?
一言いうと、文在寅の在任中に韓国経済は破綻します。
今日も日立が徴用工裁判で負けました。まだ高裁ですが、最高裁の結果は明らかです。
日本の財閥系と売掛金取引ができなくて、韓国経済が維持できるわけありません。遅くとも年内に韓国財閥の倒産が始まります。早ければ、G20は韓国の破綻処理が議題になります。
だから、文在寅の次なんてありません。
私は在住さんの分析に一票ですね。浅学ごときが不遜なもの言いでまったく失礼なのですが、鈴置さんは文学すぎる。対して在住さんは身近な観察対象を、いかにも化学者的にリアリスティックに見ている。光景がまざまざと浮かぶような観察眼が素晴らしい。
この見方の方が腑に落ちます。
*韓国在住日本人様
*いつも楽しみにしてます。韓国人の思考回路が分かってきました。阿呆ですね(笑)。『ICJ
にも出ない』となると、日本もほぼ、制裁→誅韓になるでしょう。韓国内で体制変わっても、或いは金に統一されても何も変わらず、相変わらず反日やってるでしょう。
* その為にも、また緩衝地帯が無くなっても良いように、日本は『今を好機』と捉えて改憲を進めねばなりません。韓国の実情知らない、興味無かった人も少しずつ理解出来てきた。なんか陰鬱だった昨年秋冬が嘘のよう!(言い過ぎ?)今年こそ無礼千万の韓国を潰すッ。
* 最後にお詫びです。19時台に投稿した私のコメントに『在韓日本企業で撤退考えないのは阿呆』のように読める箇所があります。それは、訪韓する観光客の事です。企業人の事ではありません。気になされるようならお詫び致します。
私なんざ観光業でも、韓国と取引ある会社勤めじゃないから「ビザ免廃止にしろ」だの「企業も投資も引き揚げろ」だの好き勝手に言えますけど、当事者だったら正直複雑な気持ちでしょうね。客単価も低いと言われ、一部に悪さする観光客もいるけど、日本の実際の姿に触れてファンになり、リピートする韓国人もいる。増長した態度が腹立たしいとはいえ、貿易黒字がずっと続いてるということは、韓国自体は日本のいい(よかねえか?w)お客さんではあるわけですよねえ。
むこうがまともな対応さえしてくれたら日本はもちろんきちんと応じる心づもりはあるのにね。なんで国際秩序を守れる国になれないのかねえ。それは残念ですわ。でも逆に、こういう優しい仏心が韓国を結局甘やかしてダメにしちゃったのかもね。
日韓離間が韓国の目的ですから、
あまり時間を掛けすぎて、韓国側が自覚するプレッシャーが無いと、
-自衛隊機の撃墜、艦船の沈没
-日本EEZ内での韓国漁船による密漁の常態化
-国際会議で全会一致案件での、韓国政府による反対投票
-国際組織で韓国人がトップを務める組織からの日本人の追放
このような挑発は容易に想定されます。
時間稼ぎも大切ですが、空砲を撃ち続けて、恐怖感を与える必要はあると思います。
北朝鮮の目的が米韓・日韓の離間だとは認識していましたが、韓国の目的も一緒でしたか。
ならば日本の目的とも一致しますね。
しかし私には韓国は日本にマウントし、たかり続けたいようにしか見えません。
未来志向だのツートラックだのって韓国の本音で、我儘なおねだりでしょうに。
統一した南北でマウントしたいのでは?こんどはスリートラックでどうだ?みたいな
統一の費用をたかるつもりでしょう、どうせ。
新宿様の仰る仮説通り、今後日韓が断交、切り離しという大事業がなされるのであれば
日本は韓国の同盟国であるアメリカと一度は首脳会談をするなど
事前準備が必要かと思います。
その兆候はあるのでしょうか。
先日、総理の特別補佐官が訪米していますが
それなのでしょうかね。
なにはともあれ、激震の前には前触れ、初期微動継続時間がありそうなものです。
注目しています。
日本政府の時間稼ぎかどうか、日韓断行を視野に入れているのかどうか、それはわからりません。
が、確実に北朝鮮への対応や対中国対応などの日本にとって超重要な案件について、韓国外しというか韓国を戦力に数えない体制を整えているんじゃないかな、とは思います。
現に9日からの首相の英蘭訪問で英首相との共同会見では北朝鮮のことや太平洋の安保についてのコメントがありましたし、実際に英軍との共同訓練や背どり防止のために英軍が参加しています。
また、本日仏では日仏の防衛大臣と外務大臣の会議が行われているそうです。議題は北朝鮮対策と太平洋安保についてだそうです。
自分には、今の時間を使って日本の安保について最大限の環境を整えている、というように見えます。
ただ、感情としては韓国の主張や言いぐさは大変腹立たしいのでストレスがたまりますね。
日本国内では、防衛に関する話をすると、軍国主義とヒステリックに批判する勢力が多く存在します。
安倍政権も韓国に対してはもう少し強力に対抗したいのでは無いか、と思います。
ただ、国内の左思考の連中が騒ぐため、出来ないだけです。
政権を失えば何も出来ません。
政府の行動を後押しするのは国民の後押しです。
行動する必要が有るのは、政府では無く私たち国民自身かもしれません。
今回の韓国の行動に怒りを感じている方は、次回の選挙には必ず投票に行きにましょう。
余命一年を宣告された夫は私に冷たくあたり、私の結婚前の男性遍歴を罵り、朝帰りを繰り返しています。どうしたらいいでしょうか?
今の日本はまさにこの妻の立場です。困った旦那さんですが、好きなようにさせてあげなさいというのが常識的な解答かと思います。もちろん好きなようにさせてあげるために別居するのもありでしょう。
ちょっと、何言ってるかわかんないっす。サンドウィッチ食べます?
余命一年のワガママな夫に例えたんだと思いますよ。別にわかりにくくない。
??
さっぱりわかりません…。
分かる人だけ楽しんでください。
夫の上司は夫婦でよく話し合ってくださいと言っています。
妻は夫の死後の準備をしなければなりません。
どうもまだその覚悟ができていないようですね。
わかるけれど
面白いけれど
そもそも夫婦にしないで欲しい
ちょっと何言ってるかわからない
非常に分かりやすいですが、心情的に分かりたくない喩えですね。
この喩えですと、妻は保険金を手に入れられるはずですが、本家の方はカネを残すどころが、治療費は未納だわ、葬式代の蓄えもない始末。
保険に入る旦那なら、家族のもとで死期を迎えるはず。お前の金は俺の金、好きなように使わせてもらう、
もっと金よこせ!俺に愛はないのか?と旦那はほざいています。
ここにいるほとんどの方は、旦那は怪しからん、夫なんだからちゃんとすべきと怒っています。
しかし怒っても仕方がありません。どうせ旦那は死ぬのです。旦那の死後のことを考えましょう。
旦那の死期は迫っている、下手をすると半年保たないのですが、それが判らない、いや判りたくない人が多すぎると思いませんか?゜、
あのー、既に1945年に協議離婚済みで、ゴタゴタしてた財産分与も1965年に調停終わってて、あっちの言い分では100年前から実質的に婚姻状態は破綻していたそうですがw
あくまでも個人的かつかなり願望的な仮説です。
日本政府と同様、米国政府も忍耐の限度を超えており、経済的な制裁を既に準備していて、2ヶ月以内に深刻な経済危機が韓国に確実に訪れる事を両国で認識している。
助けたくない日本政府は、韓国に危機が訪れた際に、日本国民に「韓国を助けるな」という世論が形成されていた方が好都合である。
よって、時間稼ぎというよりも、その時に備えてマイナスの対韓世論を形成中なのが今の状態である。
という仮説です。
あえて今、能動的に制裁を行うのではなく、結果的に「その時に助けない」という制裁を科す、というシナリオの基に日米両政府が動いていて欲しいと個人的に妄想しています。
私も、希望的にこの仮説に一票。
昨日までは、のらりくらりと時間稼ぎする韓国政府と、早く決着をつけたい日本瀬府の根比べだろうと思っていましたが、昨日の文在寅の年頭会見に対して、日本人の怒りが沸き上がったのを見て考えを変えました。安倍政権は意図的に国民の怒りを貯めていると思います。それと、韓国との軍事摩擦を憲法改正の追い風にしたい思惑もあると思いたいです。
庶民さんへ
>「その時に助けない」という制裁
コレ、本当に大事だよな
お人好しの日本人には、凄く難しい問題
"極悪人でも、助けるべき"って方が正論だし、
日本人にとって"正論"は強いし、絶対だし
"正論"に勝てるだけの理論武装の準備が必要だと思う