マスゴミという既得権益が日本を悪くしている

昨日の『報道というボトルネックの解消が必要だ!』の中で取り上げ切れなかった話題として、本日は月曜日に行われた「閉会中審査」における、青山繁晴参議院議員の質疑と、これに対するマス・メディアの報道ぶりについて議論します。

閉会中審査に思う

「青山vs.前川」、青山さんの完全勝利

先日も『内閣改造報道と2人の女性政治家の明暗』や『報道というボトルネックの解消が必要だ!』で述べたとおり、参議院議員の青山繁晴氏が7月10日(月曜日)に行われた国会の「閉会中審査」で、参考人として呼ばれた前川喜平・前文科省事務次官や加戸守行・元愛媛県知事らに質問を行いました。私は参議院の『インターネット審議中継』のウェブサイトでリアルタイムに視聴したのですが、やり取りは非常に興味深く、また、私が見たところ、質疑は前川喜平氏は青山繁晴氏に完敗していました。

興味がある方は、検索画面で開会日を「2017年7月10日」に指定し、検索結果に表示される『文教科学委員会、内閣委員会連合審査会』のリンクをクリックし、『発言者一覧』で『青山繁晴』をクリックして視聴してみてください。時間にして約40分ですが、時間を費やしてでも視聴する価値はあります。

なお、時間がない方は、「青山繁晴 閉会中審査」でウェブサイトを検索して頂ければ、動画の内容を文字起こししたページが見つかると思います(※正確性は保証しませんが…)。また、昨日は当ウェブサイトのコメント欄に、文字起こししたウェブサイトのリンクを張って下さった方がいます。興味があれば、そちらもご参照ください。

私自身も時間があれば青山議員と加戸・前川両参考人のやり取りを全部文字起こししたいところなのですが、あいにく、私自身は現在、本業の方で、3回分のセミナーの準備と3冊分の書籍原稿を抱えており、少なくとも7月下旬までは時間のかかる作業ができません。このため、当ウェブサイトでは、この質疑をご覧になっているという前提で、話を進めていきたいと思います。

既存メディアは、やはり黙殺した!

さて、月曜日に行われた「青山質疑」については、加計学園「問題」の本質が、日本全国における獣医不足という実態を無視して、文科省が獣医学部の新設を一切認めて来なかったという点にある、ということが、白日の下に晒された格好となっています。

また、加戸元知事は青山議員の質問に対し、長年、自治体の最前線の現場で獣医不足に直面して来た立場から、加計学園に対する認可も、

歪められた行政が糺されたものだ

と発言。多くの聴衆の心を打ったのではないかと思います。

私は、青山議員の質疑を見て頂くだけで、この加計学園「問題」の本質がわかると思います。私自身、自画自賛する訳ではありませんが、昨年の参議院議員選挙では青山繁晴氏に1票を投じました。この質疑を見るだけでも、その自分自身の行動が正しかったとする思いが「確信」に変わりました。

ただ、この質疑が行われた翌日(つまり昨日)の既存メディアの報道を一通りチェックしてみたのですが、やはり、加戸元知事の発言については、多くのメディアで、ほぼ黙殺されています。

それだけではありません。実際に参議院のウェブサイトで質疑を視聴したあとで、次の毎日新聞の記事を読むと、まさに新聞は「マスゴミ」と呼ぶにふさわしいと感じざるを得ません。

「印象操作」空振り 前川氏、追及に淡々と(2017年7月10日 23時51分付 毎日新聞デジタルより)

毎日新聞は、おそらく青山議員からの追及であろうと思われる箇所について、

前川氏は午後の質疑で、文科省OBでもある内閣官房参与だった加計学園理事から獣医学部新設に向けた速やかな対応を求められたものの応じなかったと説明。「OBから現役への働きかけこそが天下りの弊害だ。私は政策判断には影響させなかった。そんたくとか、審査を甘くするとか、そうしたことはすべきでない。天下り問題と、獣医学部の問題を結びつけるのは誤りだ」と切り返した。

と報じています。毎日新聞の記事しか読んでいない人だと、あたかも前川氏が月曜日の会見で、「うまく追及をかわした」かのような印象を抱いてしまったとしても、不思議はありません。

ただ、既存メディアが青山質疑を無視することは、私自身にとっても、全く想定通りでした。なぜなら、新聞やテレビは、もはや「事実を報じること」よりも、「自分たちの政治プロパガンダを実現すること」が目的化しているからです。

朝日新聞vs国民の戦いへ

慰安婦捏造事件を振り返る

さて、私は少なくとも毎月1回以上、「従軍慰安婦問題」について言及することにしています。当ウェブサイトでは何度も何度も記載していますが、従軍慰安婦問題の正確な定義を、あらためて繰り返しておきましょう。

いわゆる『従軍慰安婦問題』とは、文筆家の吉田清治の虚偽証言などに基づき、植村隆が朝日新聞に執筆した捏造記事をきっかけに、韓国政府が1990年代に『朝鮮半島で1941年12月8日から1945年8月15日の間に、日本軍が組織的に少女20万人を強制的に拉致し、戦場に連行して性的奴隷にした』とされる虚偽の事実をでっちあげ、韓国政府及び韓国国民が今日に至るまで日本人の名誉を世界中で傷つけている問題である。

呆れたことに、朝日新聞社は海外版で、いまだにこの捏造報道を撤回もしていませんし、謝罪もしていません。朝日新聞は2014年8月5日に、慰安婦問題に関する記事を巡り、「誤報である」として撤回すると発表しました。しかし、これは正しくありません。正しくは「捏造」です。

しかも、当時の朝日新聞社の社長である木村伊量は、文科省の元官僚、読売新聞社の元記者らとともに、国際医療福祉大学の「特任教授」として天下っています(図表)。

図表 「国際医療福祉大学」への主な天下り(敬称略)
人物ポスト主な職務経歴
箱島 信一理事朝日新聞社社長
木村 伊量特任教授朝日新聞社社長
佐藤 禎一教授文部省事務次官
丸木 一成医療福祉・マネジメント学科 学部長/教授読売新聞社医療情報部長、生活情報部長
水巻 中正教授読売新聞東京本社社会保障部長
金野 充博教授読売新聞政治部主任、解説部次長、人事部次長、北海道支社総務部長、紙面審査委員会委員など
大熊 由紀子医療福祉ジャーナリズム分野責任者朝日新聞社医療福祉担当論説委員

(【出所】2017年6月28日時点の国際医療福祉大学ウェブサイトより著者作成)

新聞本体でも捏造記事を乱発し、また、文科省の違法天下りが問題化する中で、社長経験者らが大学に天下る…。こういう腐敗した体質の組織に、「社会の木鐸」を名乗る資格などありません。

信頼できないのは、安倍総理ではなく…

その史上最悪のフェイク・ニュース・メディアである朝日新聞は、性懲りもなく、こんな記事を出してきました。

安倍首相を「信用できない」61% 朝日新聞世論調査(2017年7月11日05時03分付 朝日新聞デジタルより)

タイトルだけでブーメランだとわかる記事です。

「慰安婦問題」という、史上最悪の捏造事件を発生させておきながら、よくこういう記事を掲載するものだと呆れます。

それだけではありません。朝日新聞社はツイッターで、次のようなメッセージを出しています。

九州豪雨災害で亡くなった母子のお通夜で、朝日新聞の記者が強引な取材をした、という趣旨のツイートが流れていますが、そのような事実はありません。朝日新聞社はお通夜の会場や、その周辺での取材はしていません。今回の豪雨で被害に遭われたすべての方々に、心からお見舞い申し上げます。

(【出所】2017年7月10日3:53付 朝日新聞ツイッターより

安倍政権に対する倒閣運動の一環として加計学園「問題」を捏造し、「疑われた方が無実であることを証明すべきだ!」と言い張ってはばからない朝日新聞のことですから、「母子のお通夜で強引な取材をしていない」という事実は朝日新聞社側が証明しなければなりません。そして、朝日新聞社のロジックだと、その証明ができていない以上、朝日新聞社は「強引な取材をした」ことになります。

思考プロセスが重要!

ところで、私のウェブサイトに、ときどき、「左翼」と名乗る方からコメントを頂きます。

この方ご自身は、「政治思想的には左翼」なのだそうですが、その一方で当ウェブサイトの事を「右翼」と決めつけておられます。そのうえで、私のウェブサイトについてはご自身の左翼的な政治思想と相容れないものの、当ウェブサイトでは「議論ができる」ことが「素晴らしい」と褒めて下さっています。

もちろん、当ウェブサイトの「売り」である、「自由闊達に議論ができること」を褒めて下さるのは有難いと思います。しかし、私のウェブサイトは「右翼サイト」ではありませんし、私も政治思想的には「右翼」ではありません。

私は日本に対し「愛国心」を持っていることは間違いありませんが、別に「日本のことは無条件に肯定する」という思想ではありません。大日本帝国憲法には多くの欠陥があったと思いますし、また、大東亜戦争を無条件に肯定するつもりもありません。私は仮に日本が悪辣なことを繰り返していれば、日本人であっても日本のことが嫌いになったと思いますし、実際、日本は過去に悪いことをしてきています。ただ、日本は悪いことだけでなく、良いことも沢山してきた国です。

したがって、自分自身で勉強し、事実関係をきっちりと積み上げていけば、政治スタンスが自然と保守派性向に近くなった、というだけのことだと思います。

私の主張をもう少し噛み砕いて申し上げるならば、「右翼」だの「左翼」だの、先入観を持って「自分自身の政治スタンス」を決めるのは間違いだ、ということです。あくまでも客観的事実と正しい理論を積み重ね、

  • 「今の自分がどう生きるべきか?」
  • 「今、自分の子供をどう育てるべきか?」
  • 「今の日本がどういう方向に行くべきか?」

と考えていくだけのことです。

そして、それについて考え抜くためには、「客観的な事実」と「正しい理論」が両方とも必要です。私のウェブサイトを読んで頂ければ、私がどう考えて、どういう結論に至ったのかという「思考プロセス」を説明しているつもりです。

そして、「左翼」さんを初めとする読者の皆様に求めていることは、「私の考え方が絶対的に正しいから、それを完全に信じ込んで下さい」、ということではありません。「私はこのように考えているのですが、それについてどう思うか、一緒に考えて下さい」、ということなのです。

日本の政治を悪くして来たもの

ところが、このスタンスと真逆の人たちが存在します。それが、マス・メディア、とりわけ新聞とテレビです。

朝日新聞がその筆頭ですが、間違った事実(あるいは捏造)をベースに、誤った思考プロセスを経て、とんでもない結論を導き出し、それを読者、視聴者に押し付けているのです。

そして、有権者はマス・メディアの情報をかなり参考にしながら、選挙での投票行動に出ていたのです。これは恐ろしい話です。

作家の百田尚樹さんは、「ワイドショー政治」という表現をされていますが、新聞やテレビから流されてくる情報をベースに投票行動を決定する人が多ければ多いほど、民主主義は歪みます。

青山議員は文科省こそが「行政を歪めて来た」張本人であると指摘されていますが、行政を歪めて来たのは、なにも文科省に限られません。「岩盤の既得権益層」である霞ヶ関全体(とくに財務省、外務省)が、行政の適切なプロセスを歪めて来ました。

行政を歪めて来たのが霞ヶ関であるならば、民主主義を歪めて来たのは、マス・メディアです。そして、マス・メディアは霞ヶ関に「記者クラブ制度」を設け、新聞には再販価格維持制度、テレビには電波利権という形で、既得権益が成立しています。いわば、役所とマス・メディアが完全に癒着して、国民生活を歪めているのです。

現在の政権与党である自民党が、こうした「既得権益層」と無縁であるとは申し上げません。自民党も腐敗した組織であり、暴言を吐く議員を含め、変な議員がたくさん所属しています。その意味で、私は自民党が大嫌いです。

しかし、民主主義とは「一番マシな候補者を選ぶプロセス」のことであり、私自身は民進党や公明党、共産党などと比べて、自民党が一番信頼できると思っているから、自民党に投票しているのです。そして、私は自民党に対し、こうした「岩盤規制」、あるいは「岩盤の既得権益」を破壊することを期待しているのです。

岩盤の既得権益を壊そう!

朝日新聞社を筆頭とするマス・メディアは現在、加計学園「問題」を含め、さまざまな偏向報道を通じ、倒閣を企てています。

事実、加計学園「問題」を捏造したのは朝日新聞社ですが、昨日指摘したとおり、読売新聞の世論調査でも安倍政権に対する支持率が40%を割り込み、過去最低となっています。実際に少なからぬ人々が、マス・メディアによる強烈な偏向報道に騙されていることは、ほぼ間違いないでしょう。

そして、心ある方ほど、こうした状況に胸を痛めているはずです。

ただ、実は、私はこの状況に対し、非常に楽観的です。というのも、インターネット空間を中心に、一般の人々が気軽に情報発信をし、気軽にさまざまな情報を交換しているからです。「マス・メディアが偏向報道ばかりしている」という事実も、インターネットを中心に情報を得ている人の間では、もはや常識でしょう。

もちろん、先日の東京都議会選のように、マス・メディアの報道により、自民党が大敗することもあります。その意味で、私はマス・メディアの力を過小評価すべきではないと思います。

しかし、マス・メディアが「報道しない自由」と「嘘を報道する自由」を乱発し、世論を誘導しようとしていることに気付く人は、10年前と比べて確実に増えています。

ところで、私は妻と話し合い、自分の子供を、「自分自身にとって最適な選択とは何かについて、自分の頭で考え、適切な場面で決断を下せるように育てる」ということで一致しています。ベースにあるのは4つの道徳、つまり「嘘をつかない」「勉強をする」「ルールを守る」「困っている人がいれば助ける」ということです。この4つの道徳とは、日本人であれば誰だって知っているものであり、正しい情報さえあれば、適切に考えて適切な判断を下すことができるはずです。

私のウェブサイトも、読んで下さった方々の知的好奇心を刺激することで、「思考することの楽しさ」、そして「未来への希望」を感じて頂けることを目的に運営しているものです。決して「100%絶対に正しい考え方」を押し付けるためのものではありません。

その意味で、読者の皆様も感じるところがあれば、是非、当ウェブサイトのコメント欄に、お気軽にコメントを頂ければ幸いです。引き続きのご愛読を心よりお願い申し上げる次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    昨日、都議選について、「自分は自民党にいれるが、都民ファーストに入れた人の考えがわからないでもない、理由は自民都連が腐敗しているから」という主旨の書き込みをした者です。その後何か悶々としていたのですが、本日の新宿会計士さんの記事を読んで、私の思考プロセスの間違いに気づきました。私にもまだ幼い子供がいます。この子の未来のためにも、思考の軸やプロセスをしっかりしなきゃ、そう思い勉強になりました。(私の独り言のようなコメントで、すみません・・・)

  2. 左翼 より:

    私のことに触れていただき、ありがとうございました。私は確かに政治思想的には左翼だと思います。ていうか政治思想とか大仰なもんじゃなく、支持政党が昔は社会党、今は民進党だったということです。でも、民進党支持者から見ても、レンホウ代表の姿勢には疑問ですけどね。

    さて、私は確かに貴ブログのことを右翼性向だと申し上げました。貴ブログの右翼っぽさ、イデオロギーに基づくものであることを否定したとしても、結果的に右翼っぽいブログであることは事実だと思いますよ。ただ、私は前にも書きましたが、ブログ主さんの主張も姿勢も一貫していて、議論も押し付けじゃなく、客観的事実に基づこうとされていることと、コメントを自由に打たせてくれることは高く評価してます。

    今回のかけ問題も朝日によるねつ造だというのだ貴ブログの主張ですが、朝日が正しいのか貴ブログが正しいのか、見極めさせてもらいます。

    1. 通りすがり より:

      左翼さま

      前々から貴方の定義される『右翼』『左翼』という定義に違和感を覚えているので、今回少し意見を申し上げらさせていただきます。私は『右翼』、『左翼』というのは明確な定義は無いと思っています。ただ、『右翼』という言葉で私が連想するものは、街宣車で軍歌を鳴らして自らのプロパガンダを連呼する人達です。そして。『左翼』という言葉で連想されるのも、昨今の自らの主張以外を暴力的な行為(言論による暴力も含んでいると思うのでマスコミもここに含んでいると思っています)をおこなう人達です。

      本人の主義主張が保守系でも、革新系でも、自由にお互いの立場での発言を封じ込めず、議論できるのならば、それは『右翼』でも『左翼』でもないと思っています。1つの事柄を取り上げても、全ての人が違った感じ方をするのは至極当然のことで、それに伴って主義主張が違うというのも当たり前のことだと思っています。そういう意味で、私は貴方のことを『左翼』であるとは感じていません。

      多分、言葉の定義に端を発していることだと思いますが、いつも違和感を感じていたので、書かせていただきました。

      そして、自らを『左翼』と名乗る割には、それぞれの事柄に対する、ご自身の考え方があまり前面に出た書き込みが少ないと思ったので、もし、よろしければ、ある程度自らの主張を出して頂けると(革新的な立場からの主張になると思いますが)、ここには保守的な思想の人が多く集まっていると思うので、議論がより深まるので良いのではないかとも思いました。

      私個人の意見ですので、他の方がどう考えているのかは分かりませんが…。

      1. 左翼 より:

        とおりすがり さま

        お返事ありがとうございます。私の政治思想は、憲法9条擁護、原発反対、国家・国旗などのナショナリズム反対であるため、自民党とか保守政党の考え方とは真逆ですが、その一方で消費税については廃止すべきだと思いますし、公共事業についてはもっとたくさんやった方がいいと考えています。その意味で、昔の言葉で言う大きな政府の立場であり、また、(環境は保護すべき)という立場です。

        以前書いたことがありますが、ここのブログ主さんは右翼的な政治思想をお持ちですが、それと同時に経済政策的には私と同じ左翼的な立場をとっておられると理解しています。ここのブログ主さんの原発に対する考え方はよくわかりませんが、少なくともここのブログ主さんは、公共事業悪玉論には反対しているのだと思います。(私の勝手な思い込みかもしれませんが、、、)。その意味で、私はこのブログ主さんと100%考え方が真逆なわけではありません。

        民進党の支持を辞めた理由は、この政党が政策がぶれまくっていて、反原発なのか、脱原発なのか、原発再稼働なのか、あるいは憲法にしたって改憲なのか憲法擁護なのかよくわからないからです。憲法について言えば、日本国憲法の理念自体は素晴らしいですし、ここのブログ主さんは9条を敵視していますが、9条があっても自衛隊は違法じゃないわけですし、理念法として9条があってもいいと思うからです。

        その意味で私も共産党とかれんほうとかの主張するような左翼じゃなく、政治的と経済的な左翼ということでご理解いただければと思います。

        1. 通りすがり より:

          お返事ありがとうございます。

          どういった立場で『左翼』という言葉を使われているのかの一端は理解できました。

          私は原発に関しては、無くて済むなら無いほうが良いと思っています。

          ただ、今の日本の現状を考えると、急に原発0としたとき、代替発電を何で賄うかのということが理解できないという思いもあります。簡単に自然エネルギーに変えれば良いという人もいますが、日本での自然エネルギーの比率は東日本大震災以後、あれだけ普及に努めても5%程度(今後増やせる可能性を考えて水力は除いています)です。それを今続けているような石炭や天然ガスで補うとすれば、地球環境への影響をどう考えるのか?それとも、人々の暮らしの利便性を犠牲にしても、地球環境を考えてエネルギー消費量を抑る方向に向かう舵取りをするのか?その場合は、一番影響の受ける零細の工場などへの支援はどう考えるのか?そういった総括的なビジョンを持たない形で、何が何でも「原発反対」とお題目だけ唱えることには無責任だとしか感じません。

          総括的に考えて方向性を出すという議論が出来ない以上は、原発は現状は必要悪として、時限をきって徐々に減らしていくという自民党の打ち出している方向は真っ当ではないかと私は思っています。

          ただ、福島原発の原発事故に関しては、私個人としては思うことがあって、実際にあれだけの事故でも、被曝線量を考えると直接的に100人の人の命を奪うことは難しいです(だから、事故を起こしても良いというわけではありません)。しかし、ストレスや風評被害では平気でそれよりはるかに多くの命を簡単に奪えます。マスコミは、そういう社会的な影響を考えて、正しい情報を流すという役割があると思っていますが、今のマスコミは全く果たせていません。

          ここ1年でも原発関連で制限ざれていた数々の食品の出荷制限の解除がおこなわれています。これらを周知するための報道は「もり・かけ問題」よりも、ずっと国民の暮らしに大切な情報ではないかと個人的には感じます。そのことに強い怒りを覚えています。

          1. ムルムル より:

            発電問題で電力を賄う方法は沢山ありますがその中の地熱発電は原発以上に危険なリスクが存在する為どうか選択肢の中に入れないようにしてください。
            旧民主党が自民に原発の代替エネルギーの中に地熱発電を増やせとふざけた事を言った過去があるので地熱発電だけはどうか選択肢に入れないでください(ここ重要)

            地熱発電のリスクは採算を取るためには大規模にやらなければいけない事・地熱発電ができる立地がよりにもよって国立公園とかばかり・何かの拍子で地下から有毒ガスや地下で引火を引き起こしてしまうと対応が事実上不可能。原発はまだ科学の領域の為対応が出来ますが此方は何か起きてしまうと収取がつかないのです。

            以上空気の読めないむるむるでした

  3.   より:

    スレ主様の昨日

  4. めがねのおやじ より:

    毎日の更新、ありがとうございます。
    朝日は「安倍政権が信用出来ない」が61%とのこと。いったい、この数字はどこから出て来るのでしょうか。私など
    新聞やらNHK、TVなどの街頭インタビュー、あるいはアンケートなど、生まれてこのかた出会ったことすらないですが、それはともかく昨今のマスコミの印象操作、民意誘導は恐ろしいものを感じます。韓国のローソクデモ、それを煽る野党、そして過激に報道するマスコミ、、。韓国のことを笑っていられません。まるで報道管制を引いた戦前戦中のようです。勿論、昔と違い軍・政府によるものではなく、自らが異なる意見を封じ込め、世論誘導をしようと策略を立てているようですが。
    また予想通りでしたが、月曜日の閉会中審査で青山議員の質問に対して、前川、加戸参考人が答弁したものの、加戸元愛媛県知事の真っ当な発言は、翌日の新聞にほとんど掲載されてません。自分らの都合の悪いことは書かない(多分、記者が書いてもキャップ、デスクが消す、あとで厳しく指導される、徐々にハズされる)。今さら獣医師会と官僚と学校と政治家とズブズブの関係だとか財務省や外務省などはもっと酷いなんて、分かりきったことはいいませんが、少なくともマスコミは自分の匙加減で報道の強弱を意図的にしたり、報道せぬ自由を使ったり、真っ当な職業と言えなくなってます。朝日が福岡県豪雨で母娘の通夜での取材活動を謝罪してますが、これなど悲嘆にくれる親族や友人らに、相当傷口に塩を塗る行為があったようです。慰安婦強制連行ウソ報道については謝罪しないが、形勢不利と見て即断したんでしょう。

    1. 通りすがり より:

      福岡県の朝日新聞の話は本当であったかどうかは私には分かりません。
      ただ、これだけ多くの人に伝わった背景には『実際あってもおかしくない』と感じる人達が多くなったという背景があるのだと思います。

      阪神淡路大震災の時に、子供を亡くして悲しんでいる親に対して「泣いている写真を撮りたいから、こっち向け」と平気で言い放ったマスコミ。その事実を知った時の衝撃は絶対に忘れられません。

      昨今の偏向報道の酷さを見ると、その体質を引きずっているのがよく分かります。事実関係も大切ですが、朝日新聞には世間が「朝日ならやりかねない」という目で見ているということを真摯に受け止めて欲しいです。

  5.  匿名2 より:

    すみません、上のコメント(めがねのおやじ様のひとつ上の箇所のコメントです)を書いた者ですが、誤って途中で入力を完了してしまいました。

    正しくは下記になります。

    スレ主様の昨日の記事で”野党やマス・メディアは、国会を空転させて、いったい何がしたいのでしょうか?”
    と書かれていましたが、まさに私もそれが疑問なのです。

    自分の勉強不足もあり未だに答えはみつかっていません。

    他の方のコメントに比べて議論にもなっていなくて恐縮ですが、野党やメディア、特にメディアが偏向報道をする「意図・目的」が何なのかという視点を持っていきたいと思います。

    1. porter より:

      青山重治議員の質問をマスゴミは黙殺かいな。ホント日本のマスゴミって腐ってるよね。

      >スレ主様の昨日の記事で”野党やマス・メディアは、国会を空転させて、いったい何がしたいのでしょうか?”

      そりゃ破壊活動だろw

  6. むるむる より:

    なんかマスゴミが酷すぎるのが日常的過ぎて最近慣れてきた今日この頃。
    正直毎日の様にマスゴミっぷり見聞きしているせいで怒る気力が減ってきたんですよね。
    SAN値減ってきた私はマスゴミの策略に引っかかったんでしょうか……

  7. 黒猫のゴンタ より:

    ブルーマウンテンさんの質疑ミタヨ
    カトーサンコーニン カッケエエ
    特に最後のツベ押しワロタ

    1. porter より:

      ここのブログ見に来てる人だったら、青山繁晴さんの質疑見たって人は多いんじゃない?加戸さんの答弁を聞いたら、多分みんな「前川シンダ」って思っただろうねw

  8. spaceman より:

    もうすでに、ご存知の方が多いと思いますが、情報など。

    ●産経新聞が、閉会中審査での質疑を各新聞がどう取り上げたのかをまとめています。

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000064-san-soci

    実は私は産経新聞をあんまり信用していなかったんですけれどね。最近ではそういうことも言えなくなってきました。

    ●同じく、閉会中審査に関するネットニュース。

    https://www.j-cast.com/2017/07/11302992.html

    ここは、コメント欄があります。かなりコメントが多いので、私はまだいくつかしか読んでいませんが、賛否両論あるようです。

    ●TBSのフェイクニュースに関する分析。

    http://agora-web.jp/archives/2027064.html

    まあ、ニュースではありませんが。これは「姦計」レベルです。
    このブロガー、藤原さんという女性は、どういうお立場の方か存じませんが、きわめて論理的にいくつかの問題に切り込んでおられます。

    とりあえず目についた、意義あると思われる情報でした。

  9. ぶたさん より:

    spaceman様
    又々、貴重なリンクを貼っていただきありがとうございました。

    最後のリンクなど、まさに捏造報道に騙されていた私がおります。

    情報操作の恐ろしさをつくづく感じました。
    これからは、ここのプログを参考に、真実の情報を求めていきたいと思います。

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日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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