「鉄道工事理論」で考える「政治家としての実務能力」
新たな政党がX(旧・ツイッター)にアカウントを開設したところ、たった2週間で自民党を超えるフォロワーを集めたのだそうです。このことは、同党に期待を寄せる人が多いという証拠でしょう。ただ、それと同時に知っておくべきことがあるとしたら、現実の政治は運行中の過密路線を複々線化・連続立体交差化する難工事と似ている、という事実です。要するに、政治家には理念や志(こころざし)だけでなく、相応の実務能力も必要だ、ということです。
目次
新たな保守政党、フォロワーで自民党超え=たった2週間で
本日掲載した『国民民主党・玉木氏の「現実路線」をどう評価すべきか』に関連し、その派生論点として、いくつか取り上げておきたい話題があります。
このうち解散総選挙をにらんでちょっとした話題があるとすれば、新たな保守政党に関するものでしょう。産経系のメディア『zakzak』によると、当該政党はX(旧・ツイッター)に公式アカウントを開設してからのわずか15日間で、フォロワー数がそれまで国内政党で最多だった自民党の25万1770人を突破したのだとか。
圧巻の〝自民超え〟日本保守党のⅩフォロワー数、国内政党で1位に 開設わずか15日で大躍進 百田尚樹氏「歴史的だ」
―――2023.9/16 15:00付 zakzakより
こうした「フォロワー数自民党超え」に関しては、非常に象徴的な現象ですし、非常に期待されていることがわかります。
発起人のひとりが60万人近いフォロワーを抱える大ベストセラー作家でもある、といった事情もあるのかもしれませんが、いずれにせよ、それなりに浸透力があることは間違いありませんし、ヤフコメやX上の反応で見ても、おおむね期待する意見が多いようです。
これらの意見を眺めていると、政党そのものに対する期待もさることながら、LGBT法の強行に代表される現在の自民党の姿勢に不満を持つ意見もかなり多くみられますので、どちらかというと現在の自民党の「ふがいなさ」に対するアンチテーゼとして、新党に期待を寄せている人が多い、ということかもしれません。
党綱領が見当たらない
ただ、それと同時に奇妙な点があるとしたら、その政党については、どうやらいまだに党の綱領も発表されていないようである、ということでしょう。したがって、現時点において当ウェブサイトとして、同政党について「期待できる」とも「期待できない」とも申し上げることはできません。判断のしようがないからです。
これについてとあるウェブ評論家の方は、「本来ならば基本的な党綱領などを先に準備してから、賛同する党員などを集めるのが本筋」とする趣旨の内容を指摘しています。おそらくその方がいわんとするところは、準備するものを準備せずに党名を先行して公表してしまったという事実自体、「推して知るべし」、といったところなのでしょう。
この点、この政党を巡っては綱領などの体系的なものがほとんど公表されていないなか、これらの人たちが具体的にどんな政策に賛同しているとのか、といった点については個人的に最も知りたい論点です。
しかし、X上で「支持者」を自負する数名の方と対話を試みたのですが、残念ながら彼らから帰ってきた答えは「現在の自民党はダメだから」、といったものが中心です。
こう申し上げては失礼ですが、「自分たちとしての政策をほとんど掲げず、自民党の悪口ばかり言っている」という点に限っては、立憲民主党や日本共産党とそっくりに見えてしまうのですが、気のせいでしょうか?
「新党で日本を変える」の非現実性
さて、ここから先はあくまでも一般論です。
これまで当ウェブサイトでは、『日本を変えるために新党をつくるという発想の非現実性』などを通じて、現実問題として新党が衆参両院でそれなりに発言力を獲得するだけの議席を得るに至るには、それなりの年数が必要になると指摘してきたつもりです。
ただ、X上の投稿などを眺めていて、やはりこの点について理解していない方が非常に多いようにも見受けられるので、改めて、もう少し「わかりやすく」、これについて深掘りしてみましょう。
まず、ある政党が自分たちの政策を国会で主張するためには、最低でも衆参のいずれかに1議席を獲得する必要がありますが、それだけだとまだ泡沫政党の域を出ません。また、現実問題、国政だけでなく、地方議会や首長(都道府県知事・市区町村長)などの地方行政でも一定の勢力が欲しいところです。
ただ、もちろんそれだけでは不十分です。「政党要件」を満たすためには、たとえば政党助成法などいくつかの法律で、「国会議員が5人以上」か、「所属議員が1人以上、過去1回の衆議院議員総選挙または過去2回の参議院議員通常選挙で有効投票総数の2%以上を得たこと」などが必要とされています。
さらに、議員立法を単独で提出するためには、衆議院の場合は20人以上、参議院の場合は10人以上の賛同が必要であり、もしもその法案が予算を伴うものであれば、このハードルは衆議院で50人以上、参議院で20人以上に跳ね上がります(【出所】衆議院『議案の審査』)。
つまり、一般に正当には、現実問題として、この「1議席の壁」、「2%の壁」、「5議席の壁」、「参議院10議席の壁」、「衆議院20議席の壁」、「参議院20議席の壁」、「衆議院50議席の壁」をそれぞれ突破する必要があります。
これまで選挙のたびに、多くの新興政党が出現しては消えていきました。たいていの場合は「1議席の壁」、「2%の壁」あたりを突破することができても、「5議席の壁」の突破には至らず、また、運よく「5議席の壁」を突破しても、そこから先は伸び悩むケースが多いようです。
志もさることながら、実務能力が大事
では、なぜ多くの政党が一定水準から伸び悩んでしまうのでしょうか。
そして逆に、なぜ自民党は選挙で非常に強いのでしょうか。
おそらくそのカギとなる考え方のひとつは、「実務能力」にあります。
以前の『弁が立つ、しかし実務能力がない者ほど始末に負えない』などでも指摘したとおり、政治家は基本的に、「志(こころざし)」と「実務能力」という2つの軸で評価されるべきです。つまり、政治家というものを、「志の有無」、「実務能力の有無」という2つの軸から、4つの類型に分けるのです。
- ①志がある・実務能力がある
- ②志がある・実務能力がない
- ③志がない・実務能力がある
- ④志がない・実務能力がない
もちろん、政治家として理想的なのは、高い志を持ち、高度な実務能力を兼ね備えている人物ですが、残念ながらこのような人物はごくわずかです。
ここで「高い実務能力」としては、国民生活に直結する専門知識(とくに法律、経済、戦略論、金融、会計、税務、産業、科学技術など)もさることながら、外国要人と直接交渉できる程度の語学力、必要に応じて自身で分析したり、情報発信したりできるだけのITスキルが含まれますが、それだけではありません。
政治の世界ですので、ときとして清濁併せ呑むだけの技量も必要かもしれませんし、国内外のさまざまな人脈も必要でしょう。また、政治にはカネがかかりますので、企業献金などを引っ張ってくるだけの調達力もまた必要かもしれません(当然、民間企業は単なる理想論者にポンポンとカネを出すほど甘くありません)。
(※ちなみに余談ですが、岸田文雄・現首相の場合、そもそも政治家としての基礎体力が非常に弱く、敢えて4類型に当てはめれば④に最も近いとは思われますが、自民党は良い意味でも悪い意味でも「集団指導体制」でもあるため、これが良い方向に出ることを期待したいところです)。
「鉄道工事」で考えてみよう!
いずれにせよ、政治を進めていくためには、さまざまな利害を代表する人々や、ときとして既得権を持った人々とも、うまく利害を調整しつつ、自分が理想とする社会に向けて、「3歩進んで2歩下がる」、を繰り返さなければならないのです。
もっとわかりやすくいえば、あくまでも一般論ですが、日本のような「確立した自由・民主主義国家」においては、「気に入らないからすべてをブルドーザーでぶち壊し、一から理想の国を改めて作る」、といったことなどできるものではありません。
さまざまな不合理を抱えながらも、少しずつそれらの不合理を改革していくしか方法がありません。
なぜなら、民主主義とはそういうものだからです。
これについては鉄道工事の例を用いるとわかりやすいでしょう。
首都圏の住民の方であれば、小田急電鉄が長い年月をかけ、本線の代々木上原から登戸の10.4㎞の区間を「複々線化」「連続立体化」したことを知っているかもしれません。
通常、多くの鉄道路線は「複線」、つまり上下1本ずつ線路が引かれている状態にあるのですが、首都圏や近畿圏の通勤路線では超満員電車が常態化し、「通勤」が「痛勤」と揶揄されるほどに通勤環境が過酷でした。
そこで、混雑路線の「複々線化」、つまり上下1本ずつの鉄道路線にもう1本ずつ線路を追加する、という事業が、いくつかの路線で行われたのです。同じ方向に行く線路が2本あれば、片方の線路は各駅停車を中心に、もう片方の線路は急行、特急などの速達便を中心に、ダイヤを組むことができるようになります。
また、この複々線化とセットで連続立体化、つまり線路を高架化・地下化することで踏切をなくすという工事も行われ、これにより「開かずの踏切」問題を一気に解決したのです。当初構想から完成まで、じつに半世紀の時間を要しました。
「ワンクリックで立ち退いてもらえる」ほど現実は甘くない
これについて、「もっと早くできたのではないか」、などと考える人もいるかもしれません。
実際、「街づくりシミュレーションゲーム」であれば、自分の理想の街をつくるために、クリックひとつで邪魔な構造物をいとも簡単に破壊し、そこに道路でも鉄道でも好きなものを引くことができるからです(ちなみにこれをリアルでやっているのが、一党独裁国家である中国です)。
しかし、日本の場合は混雑路線を高架化・複々線化するどころか、たった1箇所、踏切を廃止するだけでも、「地権者と交渉して立ち退いてもらう」、「地元の商店街や住宅地の日照権を侵害することに理解を求める」など、大変多大な労力を必要とします。
これを10.4㎞にわたって行うというのは、気が遠くなるほどの作業でしょう(逆に、たった半世紀でそれを達成したというのは「偉業」といえるかもしれません)。
しかも日本の場合、日々、大量の通勤電車を安全に運行させながら、同時並行的に工事を進めるという「神業」が要求されますし、自称「市民」活動家らが工事を停滞させるために訴訟を乱発するなどの妨害をしてくることもあるようです。
鉄道工事ひとつとってもこういう状況なのですから、「まつりごと」を進めるうえでは、志だけでなく、よっぽど高い実務能力も必要です。
正直、口先だけ「志がある」ように見せかける能力はやたら高い一方で、実務能力を伴っていないような人物(たとえば上記①~④でいう「②志はあるが実務能力がない」という政治家)は、下手したら日本の政治を停滞させる可能性もあるため、むしろ有害です。
結局はいつもの「アレ」が大事
なお、くどいようですが、よっぽどのことがない限りは、当ウェブサイトとしては特定の政党に投票するように(あるいはその政党に投票しないように)呼び掛けるつもりはありません(※よっぽど酷いときには「この政党には投票しないでほしい」と呼び掛けることはあるかもしれませんが…)。
当ウェブサイトの場合、あくまでも一般論として、「こういう政党は支持できる(かもしれない)」、「こういう政党は日本からなくなった方が良い」、などと述べることはあるかもしれませんが、だからといって特定政党に対する投票・不投票を呼び掛けることには慎重でありたいと思います。
もう少し言えば、「自民党にはお灸を据えるべきだ」、「自民党には投票しないでほしい」、などと呼び掛けるつもりもありませんし、逆に「今のままでは自民党はヤバイ」、「皆さん、自民党に投票してください」、などと呼び掛けるつもりもありません(あくまでも「今のところは」、ですが)。
なぜなら、選挙というものはあくまでも私たちひとりひとりが自分の頭で考え、賢明に投票すべきものだからです。
また、普段の当ウェブサイトの記述からは、山手線の駅名を冠した怪しげな自称会計士が特定野党を非常に低く評価しているという点については、隠すことはできないかもしれませんが、だからといって、当ウェブサイトとして、「これらの政党には投票してはならない」と述べるているものではありません。
いずれにせよ、当ウェブサイトで強調しておく論点は、毎度変わりません。
- 納得がいかない報道をする新聞は、購読しない。
- 納得がいかない報道をするテレビは、視聴しない。
- 選挙では必ず投票する。
この3点です。
そして、どうか決して忘れないでください。この日本という国を変えることができる唯一の人物とは、
「あなた」
なのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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一部の組織票を打破するには広く国民の一票が必要だ。選挙を諦め投票行為を捨てた国民には現状の不満を嘆く資格はない。昔の話で恐縮だが俺に選挙を依頼してきた学校の先生がいた。公明党に入れてくれと言う。あぁ創価学会かとおもったがどんな候補者でどんな実績があり、どんな方向性があるのか問うと学会だからという。先生にしてからこれである。投票所では若者のカップルが田嶋陽子がいいと投票権のないと思われる女の子が男性に意見する。耳を傾けているとテレビでみる有名人だから、、、である。選挙に来るだけマシとはおもうがおれもあんなだったかなぁと思ったものだ。国民が変わらない限りかつて言い放った森喜朗の「選挙は寝ててくれればいい」が現実で自公路線は変わらない。
歴史のあっさいSNSフォロワー数で”歴史的”というのもどうかと思いますし、歴史的というのであれば「話題性を瞬時に推し量れるツールが現れたのが」歴史的になるんじゃないかと思いますが。まぁ上昇率が凄いのは確かなので表現の綾として。
日本保守党を支持するコメントには、自民党の経済政策の不足や岸田政権の方針へのアンチというよりは、内外の反日勢力への反撃を期待するものが多く見受けられます。私が求めるのは「合理的で現実的で当たり前な政治」なので、反日を相手どるというのも求める内容に含まれはするものの、ズレと危うさを感じます。
リンク記事では「自民党はしょぼい相手」と貶す発言が紹介されています。ウケは良いでしょうし私も自民党はしょぼい部分が多分にある(と同時になんだかんだとりあえず任せておける実績がある面も)とは思いますが、自民党よりしょぼい政策が一つでもあれば反感を買う事になります。そこまでの準備が既にあるのでしょうか?
今現在で観測可能なのは期待”感”のみ。期待と期待感では大きく異なります。貶す必要はないものの、飛びつく理由も無いです。
岸田文雄氏は、よく無能のように語られがちですが、私の認識はまるで違います。
彼は大変に強い力を持ち、その使い方を知っている政治家であるのは疑いようもありあせん。
派閥の長になり、自民党総裁≒内閣総理大臣に登りつめた調整能力。
サミット開催地を地元広島にしたり、LGBT法案を押し通したりと、自分がやりたいことをしっかり結実させる実務能力も高い政治家です。
私はこの強い力を持った政治家が、その力を存分に発揮して我が国の進路を、私が望まない方向に向けて軌道を敷いてしまわないか危惧しているのです。
仰る通りですね。
前の論考で「志」の所に通じます。
志を持って、実務能力が高いのに、その志のベクトルが(国益から)ずれている人。
とても怖いと思います。
岸田が無能と語られるのは、彼の政策や提言が往々にして国益を損なうものであるがために、無能として切り捨てようとしているのかもしれません。
ものの見方を間違っておられるように感じました。
>>岸田文雄氏は、よく無能のように語られがちですが、私の認識はまるで違います。
彼は大変に強い力を持ち、その使い方を知っている政治家であるのは疑いようもありあせん。
>彼は大変に強い力を持ち
これは、彼の力ではなく、総理大臣の権限、あらゆる組織のトップが持つ権限・権力のことです。彼個人が持っているわけではありません。
>よく無能のように語られがちですが
志の内容が、国益に背くことしか持てないことを、無能だというのです。
有能とは、現実的で国益に適う志を持てることを言うのです。
>その使い方を知っている政治家である
使い方を知っているとは、国益に適うことに、その力を使うことをいうのです。
力があるからと、どこでも長刀を振り回すのは、愚か者です。
>派閥の長になり、自民党総裁≒内閣総理大臣に登りつめた調整能力。
これは、2世か3世であったので、派閥の長に成れたのです。全く、実績も力も無い、小渕や加藤の娘が注目されて登用されるのと同じです。
>自分がやりたいことをしっかり結実させる実務能力も高い政治家です。
あのように、自分の権力を振りかざさざるを得ないやり方するのを、実務能力とはいわなですよ。
岸田は世襲だから総理になれて、総理としての権力を振りかざしてやりたい放題してると。
中々面白い意見ですね。
あなたのものの見方を間違ってるかどうかは私の独断では判断しませんが、私とは違いますね。
世襲議員だらけの自民党の中で派閥の領袖となり、最終的に総理大臣になれたのは何が要因なのでしょうか?
くじ引き?序列?力があったからというのを否定するのであれば、何が要因なのかご教授願いたいです。
私は我が国では総理大臣だからといって、白と言えば黒でも白になるとは到底思えません。
やりたいことがあり、それを実現させるためには、最低でも内閣内あるいは党内で意見をまとめる必要があり、場合によっては野党への根回しも必要になるでしょう。
総理の権限だけで好きに出来るなんて専制国家のような状態では無いと思いますよ。
あなたのおっしゃる通りであるのなら、権力を振りかざし暴走する岸田総理に対して、他の議員は権力には逆らえないと泣きながら従っているだけなのでしょうか?
自民党はバカの集まりなんでしょうかね?
そして世襲でない議員は、我が子を世襲議員にする礎として存在しているだけなんですかね?
ところで前総理大臣の菅義偉氏って世襲でしたっけ?
百田氏や有本氏に候補者として打って出るつもりがあるのか、またどういった候補者を擁立する(発起人の周囲の著名保守論客の中からどれだけ参加する)ことができるのか、興味は尽きないが今の処「ないよりはマシ」という程度の認知度かな(個人的感想)。
>その政党については、どうやらいまだに党の綱領も発表されていないようである
↑今しばらく待ちましょうよ。
その動機から、立ち上げに至る経緯を眺めていると、それも致し方のない事なのかなと。
ベストセラー作家が書き上げた「結党宣言」が、発表されてからでも遅くはないでしょう。
ところで、一般にも浸透しつある(かも知れない)「日本保守党」の名を一度も記事中に発見出来ませんでした(参照記事にはある)
論評対象の正式名称を記すのは、最低限のマナー(ルール)ではないでしょうか。
>論評対象の正式名称を記すのは、最低限のマナー(ルール)ではないでしょうか。
と、マナーも礼儀も知らない奴がほざいてます
そんなに話題にする必要もないでしょう。
仮に、選挙に出たとしても、N党や参政党から票を奪うだけのことです。
しょせん、小さなコップの中の争いになるだけです。
現実の政治には何の影響もありません。
ツイッターって政治の仕組み知らない奴が多すぎる。
渡部哲也さんや山手線の駅名を冠した会計士さんのツイートをアレンジ
●衆議員で議席取る☞小選挙区はまずムリ、良くて令和パタン(比例ブロックで全国でやっと3~4)
●参議院で議席取る☞1人区はまずムリ(理由は衆議院と同じ)、中選挙区だとれ新みたいに1~2議席、全国区だとN党や参政党やれ新みたいに1回辺り1~2議席議席
●但し参議員では比例で1議席当たり100万票必要、これが自民党との違い
●その政党を支持するのは自由だが支持を押し付けるな、ウザ絡みするな、先鋭化した支持者はその政党の支持者を減らす
俺っちの予想。田母神新党、日本第1党となるかそれとも維新となるかはわからないがまー泡沫だろうね。
大変分かりやすいと思いました。
私も「党綱領が見当たらない」と仰る、某ウェブ評論家と同じで、現実路線で『保守』を目指すならば、直接自民党議員を呼びつけて叱りつけるか、要望をお願いするかして、選挙では自民党の保守議員を中心に投票して、党内の地位を高める方法がいいと思います。
これ以上自民党内の保守議員の地位が損なわれれば、本末転倒と言わざるを得ないと思います。
保守党に期待するのはわかりますが、過度の期待は時期尚早でしょう。すぐに自民党に取って代わって政権を担当できるはずがありませんし、政権を取らずとも、すぐに保守党の主張を法律に反映してもらえるほどの発言権が得られるわけでもありません。
と書くと、熱狂的なファンからお叱りを受けそうですが、私自身も期待もしてますし、できれば政権を取るほど大きくなってほしいと願ってますのでご勘弁ください。
保守党に関しては、ひとまず次回の参議院選挙の結果次第(それまで党があるかどうかも含めて)だと思います。本当に地に足を付けて上手くやって欲しいです。
しかし、日本はせっかく民主主義なのに選挙に行く人が少ないからな・・・
選挙によっては7割の人が投票しないとか、、、もういっそのこと、投票を義務化してほしいとまで思います。
絶望的に怒りが足りない。怒りが行動を変え現状を打破するエネルギーになる。一部の憂国の士だけではなく、国民的な物にせねばならない。おれは韓国が嫌いだ。大嫌いだ。だけど彼らには怒りをエネルギーに変える力がある。間違った認識でもいいのだ。盲信は危険だけど彼らにはエネルギーと怒りがある。日本人には諦めと絶望しかないのではないか。怒りはあるけど行動力がないのだ。来る選挙は最後のチャンスかも知れない。与党を勝たせれば信任を得たとばかり悪政をやりつづけかねない。野党がだらしなさすぎるのだ。だけど国民が政党を育てなければならない。おれは国民民主、保守党、維新の会に期待したい。申し訳ないが立憲や共産、令和新撰組や旧N党は泡沫政党としか思えない。社民党など論外だ。
へえ、、レイシストにおれはなりかねないのか。初めて知った、今知った。で、、日本人に対する差別とはどこが差別なんだ?ちゃんと教えてくれよ。批判ありきの唯我さん。
ここのコメントを書いている人達の半分は、志を持ったことも無ければ、実務能力もない人達のようですね。
実社会で、指導的な仕事をしたことがないようですね。
こんなコメントは書きたくなかったのですが、「志」とはどういうことか? 「実務能力」とは実際どういうことかが分かっていないで、コメントを書いておられるようなので、あえて書かせて頂きました。
それで貴方の定義する所の「志」「実務能力」は?
あなたが、それを持っていれば説明の必要がない。
実社会で、指導的な仕事をしたことがないようですね。
失礼します。本当に指導的立場に立った人はそんな事をひらかせない。志と実務能力はひとそれぞれじゃないのか。八百屋でも魚屋でもおれは死んだオヤジを喜ばしたくて肉屋になった。親孝行の志はあったと自負してる。病気になって貫くことは、できなかったけど。実務能力は仕事で変わる。なにも政治家だけじゃない大会社でもない。指導的な立場にあったのならKY氏の質問に丁寧にこたえてやればいい。やり取りを読む限り指導できる人ではないと感じたので。
残念ですが、言葉で説明して分かることではないので。
は?へそで茶を沸かすのか?志と実務能力を説明できない?で、指導的立場?志は自分のなかにある決心。実務能力は、志を追求する実務。そしてそれを達成する能力と解釈する。ある会社に入り経理をまかされたとする。それを一生懸命こなし必要な知識を得て仕事に生かす。すあるいは子供が生まれこの子を幸せにすると決心する。だから、仕事に邁進し必要な知識や技術を取得する。普通でいいではないか。大それたものではない。その必要もない。
私は、このような思い付きのような政党は全く支持できません。
よくリセットなどと軽々しく言う人がいますが、現実を無視した具体性皆無の発言です。
この新たな保守政党とやらも、自らが政権を取って新しい国を造る心構えがあるのでしょうか?
それとも、自民党に文句を言う事によって自民党の政策に影響を及ぼすことを目的にしているのでしょうか?これなら、単なる自民党に対するクレーマーにすぎません。
あるいは、穿った見方をすれば、自民党に批判的な保守層を分断するための、自民党の陰謀にさえ見えます。
この作家さんは、政治をあまりにも軽く見過ぎておられるのではないでしょうか?
おっしゃるように、威勢のいいことばかり言って、具体的な手段や根拠を示さない(あるいは、実現性皆無の主張をする)相手はちょっと信用できないですね。
たぶん本欄にも威勢のいいコメントを書いている御人がいて反論コメントに明確な答えを出していないのをみかけるが、誠実さには欠けるやり取りだ。おれも信用はしない。キチンとした根拠のある答えをだせなくては信用、信頼はできない。況してや指導的立場にはなれやしない。
以前もちょっとコメントしましたが、そもそも自民党は純粋な保守政党というわけではなく、穏健保守から中道ちょっと左くらいまでをカバーする政党であり、全体としては中道右寄りくらいのバランスになっています。自民党がこのような政党になったのは歴史的経緯によるものですが、中選挙区制の頃は、その特性もあって、派閥ごとの立ち位置がある程度はっきりとしていました。当時の領袖で示すとこんな感じでしょうか。
左 ← 三 大 角 福 中 → 右
このころの自民党は、一つの政党ではあったものの、実態としては派閥の集合体であり、その時々のトップによって路線が微妙に違っていたように記憶しています。でも、小選挙区制になって党中央の力が増大した結果、派閥の立ち位置は曖昧化し、同時に縛りも緩んだような気がします。当時の5大派閥が現在どうなっているかというと、三木派はほぼ党外に出てしまい、大平派は岸田派、麻生派、谷垣Gに別れ、福田派は安倍派に、田中派は茂木派に、そして中曽根派は二階派になっています。現在の二階派を右寄りと捉える人はあまりいないでしょうし、安倍派は領袖を欠き、さらに分裂含みなので、党内への影響力を減じています。ということは、現在の自民党は、三角大福中の頃と較べると、党内バランスとして全体に左寄りにシフトしていると考えても良さそうです。
そのように考えると、「がっつり保守」「真正な保守」と自認する人たちの自民党に対するフラストレーションの高まりは十分に考えられることでしょう。簡単に言えば、「ちと生ぬるくはないか?」から「生ぬるい!」に自民党が「変質」したからです。
そのような人たちの受け皿として100%保守を標榜する政党が結成されるというのは、十分考えられる話であり、ドイツで保守政党であったはずのCDU/CSUがメルケル氏の指導の下、急激な左旋回したことへの反応としてAfDが結成されたことにも似ているかもしれません。従って、現在ドイツでAfDが急速に支持を伸ばしているのと同様に、日本保守党が一定の支持を獲得することは十分にあり得る話でしょう。
ただし、現時点では、日本保守党は100%保守を標榜しているらしいくらいしか明らかになっておらず、政策の方向性や実現性などがさっぱりわからないので、論評のしようがありません。また、自民党が左寄りにシフトしたと言っても、CDU/CSUほどラジカルなものではなく、保守の部分も依然として残しています。その(良く言えば)柔軟性を過小評価すべきでもないでしょう。左寄りにシフトしたかのように見えるのも、単に現時点での党内バランスの産物でしかないという可能性も否定できません。
というわけで、以前にもコメントしたように、現時点で私が日本保守党に何かを期待しているかというと、特にそんなことはありません。政策の方向性や実現性、現実性を見てみないことには何も判断できないからです。まあ、個人的に、百田氏に対してけして良い印象を持っていないということは否定できませんが。
ちょっと追記します。
ブログ主様が盛んに気にされている「実務能力」とは何かということですが、簡単に言ってしまえば、「どれだけ思い通りに官僚機構を動かせるか」ということに尽きます。我が国の官僚機構のあり方や各省庁の動きなどについて、様々な議論や批判があることは間違いありませんが、現実問題として、官僚機構を動かせなければ、政策だろうが何だろうが実現することは全く不可能です。かつての民主党政権が何もできず、早々に瓦解したのは、官僚機構を動かすどころか、敵に回すような真似を嬉々として行ったことが大きな要因の一つだったことを思い出してください。自民党がなんだかんだ言って国政を運営できているのは、時に首相の指導力(あるいは実務能力)によって官僚機構を動かしたり、あるいは官僚機構に動かされたり、いずれにしても、官僚機構との共存の仕方を知悉しているというのが大きなポイントです。新政党を含め、非自民の政党に一番欠落しているのがこの点であり、政権担当能力に疑念を持たれる点でもあります。
かつてお花畑なことばかりしか主張していなかったドイツ社民党が政権を担いうる政党に変わったのは、CDU/CSUとの大連立を経て、政権運営のノウハウ、つまり官僚機構の動かし方を真面目に学んだことが大きく寄与しました。もっとも、自民党との大連立を経ても何一つ学ばなかった日本社会党という例があるので一概には言えませんが、とにかく何かしらのやり方で官僚機構の動かし方を習得しない限り、非自民の政権はまともに機能しないでしょう。
では、官僚機構の動かし方の要諦とは何かというと、正直に言えばよくわかりません。ただ、少なくとも怒鳴り散らすだけでは官僚機構は動かないということは、田中真紀子元外相の例を見ればわかります。人事で脅すにしても、せいぜい数年で替わってしまう大臣のことなんか気にしないでしょう。つまり、威圧だけで官僚機構を動かすのはかなり難しいということです。それでは何がとなると、やはりよくわかりません。
たぶん本欄にも威勢のいいコメントを書いている御人がいて反論コメントに明確な答えを出していないのをみかけるが、誠実さには欠けるやり取りだ。おれも信用はしない。キチンとした根拠のある答えをだせなくては信用、信頼はできない。況してや指導的立場にはなれやしない。
N党には期待していました。
実務能力が低くてもNHKを何とかしなければならない。
N党の存在が政治を動かすかも知れない。
しかしN党は期待した存在になれず党としての活動も迷走してしまいました。
今度の新党はどうでしょうか?
存在だけで新風を入れることが出来るのでしょうか?
政党としてのN党に期待することはありませんが、投票先としては意味があると思っています。マシなゴミに消極的に投票するより「NHKを潰せ」と意思を示すためです。
昨年の参院選比例、N党1議席125万票(2.4%)が政策に影響した事実はありません。
ただ、NHKの増長ぶりはマシ(受信料値下げ他)になってきていると思いますし、それがNHK利権を削るのに最善の方法ではないでしょうか。
わたしはNHKをはじめとするマスコミが増税・経済停滞・少子高齢化という三竦みの問題に最も罪があると考えています。
与党にお灸をすえようとして民主党の悪夢を招いたのがマシなゴミを選ぶべき教訓ですが、そのマシなゴミが穏やかな亡国に向かうとき、軌道修正を求める選択肢がほしいのです。
危地田ときたら大したもんだ
増税批判されて
こそこそこそこそステルス増税進めてる
・・・
ああマリア様、国民はどうしたらいいのでせう
・・・
おおい君。川へはいっちゃいけないったら
渡邉哲也
@daitojimari
右のれいわ
https://x.com/daitojimari/status/1703254303543030178?s=20
↑のツイートに発狂しているのは渡邉氏の指摘が図星だったからだろうね。
日本保守党の大いに期待する一人です。
百田さん、有本さんのネット番組は昨年よりよく拝見させて頂いており、 政党立ち上げについても、ご両人から少なくともネット上にてなされたものについては、当初よりの経緯等の説明は大体聞いてきたつもりです。
主要な政策についても折々に言及されており、非常にうなづけるものでした。
方や、政権与党の自民党、公明党、ここに「志」、「実務能力」が然程あるとは思えません。
未だにprimary balanceを墨守している事、隙あらば増税他あらゆる社会負担増との方針を堅持(例えば、ガソリン税のトリガー条項発動すら実行しない)、移民政策、媚中(ウイグル人権問題に対する非難決議すら出来ない)、公明党に対する自民党忖度、原則なき対韓譲歩、LGBT理解増進法の推進と可決(議案を通すに際してのやり方も含め)等々、頭をかしげる事が多い。
LGBT法案の推進・可決を自党内にては強力に指示しながら、一方で、国会での参政党・神谷議員による「何故LGBT法案を拙速に進めるのか」との 質問に対して、議員立法故答弁を差し控えたい、と宣う首相。姑息そのものです。防衛とはミサイル購入という事だと堂々と発言する人物に、一体どのような国家観、歴史観があるのでしょうか。
この大転換時代を託すに足る指導者とはかけ離れた存在であり、これでは子や孫の世代にどうやって国を引き継いでいけるのか、ただただ不安しかありません。
>納得がいかない報道をする新聞は、購読しない。
納得がいかない報道をするテレビは、視聴しない。
選挙では必ず投票する。
①はさすがに朝日や毎日・西日本・赤旗・聖教は取りませんが、観察と言う意味で今だ「読売」購読者ですよ(左右・親韓イロイロ)。
②TBS・土曜日夕方の「報道特集」とかは、要注意の工作番組(金平がとりあえず表面上外れてますが、時々寄生虫出演しています。) こちらは要注意観察番組でした。完全過去形ではありませんが、関口の番組は観察目的で10年以上前まで観察していましたが、完全過去形ですね)
著しい偏向報道を許容範囲で繰り返し報道し、「いざっ! 出陣!」で各左翼組織、各親朝鮮半島組織が連携し悪夢の3年があったと思います。 ここが世代交代を試みているのが心配です。かつて公明党が女性議員党首を掲げ失敗した時と同じ可構図が・・・。 同じかな。
③確かにそうですが、ここのブログのようなところで繰り返し主張して頂けるのは有りが屋いです。
党綱領はないけど投稿料はあるとか?
皆さんのコメントを読むと、肯定的な人でも、必ず、評価するのは活動を実際に始めてから、と付け加えて冷静なのに、批判的な人は、やれ百田氏が信用ならん、綱領が無い、右の令和だ、などなど感情的なコメントが多いようです。特にハンドルネームを付けす、「匿名」でコメントしている人。
何れにしろ百田氏の行動は政治に大きな石を投じるまさに蛮勇です。誰にもできることではない。国民の政治への関心や、自民党あるいは自民党支持者の緊張感を高めたのは事実です。
言葉のあやかもしれませんが、私は保守党を「応援」しています。
>こう申し上げては失礼ですが、「自分たちとしての政策をほとんど掲げず、自民党の悪口ばかり言っている」という点に限っては、立憲民主党や日本共産党とそっくりに見えてしまうのですが、気のせいでしょうか?
ここのブログ主には、人の振り見て我が振り直せって、言いたいですけどね。
減税すべきだ。国の借金の嘘が。これこれは無駄だから省け。とか、様々に政治に対して批判はするのは結構ですが。
具体的な、理想とする予算案や税率案を見た覚えが無い。
他の外交や内政に対する批判も同じ。「こうだったらいいな」を現実的なステップも踏まず、一足飛びに求める結果だけを叫んで、それが満たされなかったら「無能だ」と罵っているだけ。
こんなもの、埋蔵金はありま~すとかいう主張と何も変わらんですよ。
他の方のコメントを借りれば(秀逸な言い回しだと思いましたので)。自分にとってはここも「威勢のいいことばかり言って、具体的な手段や根拠を示さない(あるいは、実現性皆無の主張をする)相手」の一つでしかありません。
理論的には、国会審議を通った予算案とかは、最大多数の最大幸福を実現するものになります。
また同時、に誰もが多かれ少なかれ不満を抱えざるを得ないものになります。
政府の予算案は理論を実現していない。自分はそんな泡沫政党とは違う。彼らの政策より、自分達の不満を解消したものの方が優れていると言いたいのなら、理想とする予算案や税率案の一つでも出してみなさいって思います。
参考にしているらしい、ネット著名人あたりにも言えますが。
>「ワンクリックで立ち退いてもらえる」ほど現実は甘くない
防衛費関連で増税の話題が出たときに、この施設は無駄だから売り払って現金にみたいな主張をされていたと思いますが?
少しは、現実ってものを知ったのですかね? いいことだと思います。