今度は社民党板橋区議に30人分の宴会ドタキャン疑惑
今度は社民党の「30人分宴会キャンセル」疑惑です。J-CASTニュースの記事によると、社民党の板橋区議会議員の五十嵐やす子氏が区内の中華料理店で30人分の団体予約を入れたものの、それを無断で放棄したとの疑惑が持ち上がっているのだそうです。現時点で店、区議のどちらの主張が正しいのかを断定する材料はありませんが、社民党が普段から「疑惑は疑われた側が無実であると証明すべき」とするスタンスを取っていることを思い出すならば、やはり五十嵐氏、あるいは社民党が本件についてきちんとした見解を出すのが筋ではないでしょうか。
立憲民主党・焼肉店騒動
なぜか、野党には飲食店がらみのトラブルが多いようです。
以前の『立憲民主党県議ら「汚物放置疑惑」か=文春オンライン』では、『文春オンライン』の報道をもとに、立憲民主党の愛知県議らが名古屋の焼肉店に「汚物」を放置していたとする疑惑が持ち上がっているとする話題を取り上げました。
しかも、『立憲民主党「脱糞疑惑」続報が参院選後に出てきた理由』でも取り上げたとおり、この「現場」には斎藤嘉隆・参議院議員がいたとする『NEWSポストセブン』(報じたのは『週刊ポスト』)の記事も出ています。
週刊ポストによると、立憲民主党の「愛知県連の関係者」は、こんな趣旨のことを述べたのだそうです。
- (会合には)斎藤嘉隆氏も参加していた
- 当日の会合参加者は警察の捜査対象になっており、「選挙前にこの話が出たら大変だ」と(いう理由で)「事件」について、立民ではダンマリを決め込むことになった
- 実際、参院選の愛知選挙区は混戦で、斎藤議員も薄氷の勝利だった。投票前に表沙汰になっていたら、どうなっていたことか
自分に甘く他人に厳しい人たち
これについては正直、続報もほとんどなく、真相は有耶無耶です。
しかし、仮に――あくまでも「仮に」、ですが――、この「疑惑」がもたれた相手が立憲民主党ではなく自民党議員だった場合、おそらく、新聞、テレビを中心とするオールドメディアは、全力でこの疑惑を追及したに違いありません。
なにせ、国家公安委員長が「うな丼を食っていた」と発言しただけで「発言を撤回する考えは?」などと尋ねてしまう(『マスコミさん、「うな丼発言撤回は?」と尋ねてしまう』等参照)ほどの人たちですから。
あるいは、「自分に甘く、他人に厳しい」、という言い方もできるのではないでしょうか。
今度は30人分宴会バックレ疑惑
こうしたなか、飲食店がらみでは、こんな記事が目に付きました。
板橋区議に「30人宴会予約バックレ疑惑」 「騙され悔しい」地元飲食店が悲鳴も…本人反論「事実ない」、双方の見解は
―――2023年05月16日15時48分付 J-CASTニュースより
『J-CASTニュース』によると、東京都板橋区ときわ台にある中華料理店「長秀龍」が、社民党の板橋区議会議員・五十嵐やす子氏に30人分の団体予約を無断で放棄されたと訴えている、というのです。
リンク先記事には長秀龍が提供したいくつかの写真が掲載されているのですが、これによると予約当日はテーブルの上に食器類がきれいに並べられている様子などが確認できます。
騒動が発生したのは常連客がツイッターに投稿した内容がきっかけだそうです。
これを受けてJ-CASTニュースが9日、店長夫妻に取材したところ、4月29日夕方から貸し切りで30人利用、2時間4,000円コースの予約を、宴会当日の10日前に五十嵐氏本人から口頭で取り付け、カレンダーにメモしたのだとか。
ところが当日、時間になっても来客はなく、五十嵐氏の事務所にも連絡がつかなかったそうです。そして、店は人員を補充して準備を進めていたうえ、最終的に用意していた食材も一部が廃棄となるなど、損害が生じてしまった、などとしています。
その後は5月1日の昼になって、五十嵐氏から店長に「予約キャンセルは連絡済み」との電話があったそうですが、店長によると五十嵐氏は自身の携帯番号自体を知らなかったはずであり、実際、着信履歴もなかったと指摘。
その後のやり取りで五十嵐氏はキャンセルの連絡は店長への携帯ではなく店舗の電話に連絡した、などと一部主張を変えたものの、やはり「キャンセルは連絡済み」との主張を変えることはなかった、というのが店の側の主張です。
本人は否定しているらしいが…
ただし、これについてJ-CASTニュースが五十嵐氏に、予約をめぐる実際の経緯、キャンセルを連絡したのであれば発信履歴は残っているか、今後の対応や見解などを尋ねたところ、11日にこんな回答があったのだそうです。
「無断で放棄したという事実はございません。事実がない以上、他の質問にお答えすることはできません」。
これについて、記事を読んだだけでは、どちらの主張が正しいかを断定するだけの材料はありません。
ただ、社民党が普段から「疑惑は疑われた側が無実であると証明する責任がある」と主張していることを踏まえると、やはり今回の疑惑を巡っても、「無実である」と証明する義務があるのは五十嵐氏の側ではないか、とする疑念は払拭できません。
ちなみにJ-CASTニュースによると、長秀龍の店長は12日に警察が店に訪れ、五十嵐氏には自体を穏便に済ませるために、警察を通じて5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があったと明らかにしたそうです。
ただ、「1人4,000円コース30人分」といえば、売上に換算して12万円ですし(消費税等が含まれているかどうかについてはわかりませんが)、原価率を50%と仮定したら6万円の損害が発生している計算です。当日貸し切りにしてしまったことで通常営業ができなくなった分の機会損失も含めれば、損害はもっと増えます。
こうした状況を踏まえるならば、もしもこの「宴会無断キャンセル」が事実ならば、社民党も党として謝罪するなり、本人に処分を下すなりしたうえで、店舗や有権者に対し、きちんと説明を行うのが筋ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
毎度、ばかばかしいお話しを。
ワイドショー:「自民党の疑惑は、盛り上げて放送すれば視聴率になるが、社民党のスキャンダルは、どうやっても視聴率にならない」
これって、笑い話ですよね。
蛇足ですが、政治家の悪名も無名よりはマシではないでしょうか。
> 疑惑は疑われた側が無実であると証明する責任がある
最近どこかの国の裁判所で同じような判決が出ましたねw
それは置いといて、社会常識に照らすなら当日キャンセルはキャンセル料100%が普通じゃないですかね。あっ、社民党員に社会常識を求めるのは酷でしたか。。。
これは五十嵐が嘘をついているんじゃないですかね。店側が社民党を嵌めるため、貶めるために、貸し切り、人員配置、食材の調達まで済ませて芝居をした、と言うのならばたいしたものですが。
普通に考えればそんなこと無いですよね。
邪民党がよくまあ30人も集めましたね
って集まらなかったのか
脱糞民主党にバックレ社民党ですか。
この界隈の人達は、とても、とても、とても、ユニークで解り易いですね。
さてさて、遅がけのお昼に今から『うな丼』を食べにいきます。
>警察を通じて5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があった
卑劣、ですね。代議士。
全額払えば一件落着なのに、セコイ。
あと、5~6万円惜しんで、更に名を下げていることに気づかないあたりが、野党らしい。(社民党は、野党ともいえるのかという意見もあるが。)
ここは、
電話でキャンセルを伝えたが、上手く伝わらなかったようで、ご迷惑をお掛けしたので、全額支払います、と言えば、逆に少しは名を上げるかもしれないし、少なくとも、下がることは無い、その上、店の方から、では、少しオマケします、と言ってくれるかもしれない。
このような問題解決の柔軟性の無い人間が、政治家として何が出来るのか?という基本的な疑問が出てきます。
>5~6万円惜しんで
そうではなくマジでカネが無いんでしょうね、社民党は。
より賃料の安い事務所に引っ越しを余儀なくされるほどの赤貧状態ですから。
コインパーキングの料金すら払わないような連中ですからねw
まー当該区議は界隈の飲食店では「予約受けNG」のリスト入りするんじゃないすか?
警察咬まして(実質)示談金提示してるあたり犯意自覚したうえで「コレ受け取って後黙っとれ」「でないと(ナイコトナイコトハナシ創って)名誉毀損で…」くらいの悪辣感まで覚えてしまう昭和時代劇脳をもて余すキョウコノゴロ…
「そんな事実は無いので、何をご質問になられても正々堂々誠心誠意お答えします。」の方が日本人にはウケが良いと思うのですが、あまり日本文化をご存知ないのかもしれませんね。
市民のためだとか草の根だとか標榜する連中こそが小市民の負担になっているというのが、日本の野党事情の笑えないところです。
調べてみたら選挙後の祝勝会などは「禁止されるあいさつ行為」となっています。
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/qa/qa-katudou/
30人なんてボランティアも含まれてるのか、でもボランティア=無償奉仕の建前で弁当どころか酒宴に招いて良いものかと思ったらなんとまあ。
4月16日告示日
4月予約(記事より宴会当日の約10日前)
4月23日投票日
4月29日夕から貸し切り
しかも選挙期間中に予約したことはキャンセルして金銭授受が発生せずとも見返り行為として買収罪に抵触しているのでは・・・?議員の無知が引き起こしたとしたら今回飲食店の経営者は完全に巻き込まれですよ。
驚きのあまり中途半端な文章になってしまいました。
とにかく禁止されたあいさつ行為を回避するにはキャンセルしかないでしょう。意気揚々と祝勝会ひらこうとして事務方か党本部にがっつり叱られたんでしょう。
で、本来のキャンセル料を支払って飲食店が利益を得てしまうと買収に該当するから5,6万円とか半端な金額を渡すよう指示されたとか。そんなマニュアルがあるのではないかと推察。
なるほど、分かり易い説明です。
これは、多分そんな感じですね。
議員になるのに、一般人でも知っている公選法を知らないとは、これで議員やれるんですかね。
どっかの政党は公選法知ってても事前運動とか平気でやりますね。もはや常習犯ですが。最近はこれに加えて道交法違反や著作権法違反もやらかしてますが。
こんな身近な法律すら守れない政党が護憲を標榜するって何の冗談でしょう。
ドタキャンといえば、
タモリさんの番組で
ロシア出身のタトゥーというアイドルペアが…、
関係ない話題ですみません。
社民党議員は誤ったら死ぬ病気にかかっているのです。公職選挙法にも引っ掛かるようですし、只今絶賛自爆中ですね。
ところで飲食店のドタキャン被害はたまに話題になりますね。宴会はワリカン当日集金がほとんどなので幹事に前受金払わせるのも難しい。保険会社がドタキャン保険を販売するしかないかな。
そんなことは無いでしょう。宴会は、事前集金も出来ます。
ですから、大きな注文の場合は、事前に一度来店してもらって、半額なりの支払いを求めるべきでしょう。相手が有名企業の社員とか身元がはっきりしていれば、後金でもいいでしょうけれど、損害に対するリスク管理はきちんと考えて商売をやるべきでしょう。
無理して注文取って、損害を出すことを考えれば、リスクのある注文の取り方は改めるべきです。
電話一本で、どこの誰かも分からない人間を信じて、大きな注文を受けて仕入をして料理を作るという能天気さは疑います。
一般企業では、そんなことは絶対にしません。
一本の電話で、工場を動かして製品を作る工場なんてありません。
初回取引なら、前金が前提です。
ただ、今回の場合は、相手は、政党の名も出した公人ですから、ドタキャンというよりも
完全な契約違反ですね。
>保険会社がドタキャン保険を販売するしかないかな。
実はそういう保険商品は存在します。
他ならぬぐるなびがやってるようです。イマイチ信用できませんがw
https://corporate.gnavi.co.jp/release/2021/20211101-019481/
店内汚されなくて良かったと泣き寝入りするしかないのでしょうか?
メインの論点から外れますが「12日に警察が店に訪れ、五十嵐氏には自体を穏便に済ませるために、警察を通じて5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があった」のが事実ならば、それはそれで問題かと考えます。警察は民事不介入が原則のはず、いくら区会議員だからといって、民事的なイザコザの和解条件を伝達するなどの仲介行為は慎むべきでは?
ふ~ん。「事実がないから答えられない」んだ。それが社民の示す「模範解答」なんだ。
立憲も社民もなじみの店でのやらかしなんですよね。無礼講は内々だけのものです。
後始末を押し付けられて、「水に流せ!」では店側もたまったものではありません。
立憲民主党が「脱糞民主党」を名誉毀損で刑事告発していた?(アゴラ)
https://agora-web.jp/archives/230523103116.html
↑「政党が一国民を刑事告訴する」ってのは、時代の流れなのでしょうか?
せっかく忘れられかけてるんだから、黙ってればいいと思うんですけどね。
それにしても、『立件民主党が掲示誇糞(ケイジコクソ)』だなんて、笑わせます。
無断キャンセルではないようです。五十嵐区議、4/11にキャンセルした通話記録等の証拠を明示してます。”流暢な日本語を話す方”がキャンセル受けた後店内共有を忘れたらしい。(店側に記録がなく、店ルールである”予約確認”もしなかった)
https://igarashiyasuko.jp/2023/05/24/17795/
まぁ、顕正会,創価学会,統一教会が拠点を起き、いろいろうごめくエリアなので、五十嵐さんは嵌められたのではないか?と、憶測も飛び交っています。
実はこの案件を荒立てたのは、代理人(店の常連)と放送作家(5/2に関連ツイート)ではないかと睨んでいます。この2人、苗字が同じであることと、お互いリツイートしあっているので、親族ではないかと思います。
実は五十嵐区議と長秀龍、双方知ってます。
これ以上騒ぐと、本人達が和解できないのですが😭