辛坊治郎氏「玉川氏が発言する自由は命を懸けて守る」
連日ネットを騒がせている「玉川問題」を巡る論戦に、辛坊治郎氏が参入したようです。辛坊氏はこの問題を巡り、ラジオ番組で玉川氏について「1回も見たことも聞いたこともない」としつつも、「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります」と発言したのだとか。ただ、辛坊氏の主張に実態とのズレがあるとしたら、この問題は「言論の自由」の話ではなく、「テレビ局の偏向報道」の話だ、という点ではないでしょうか。
辛坊氏「玉川氏が発言する権利は命を懸けても守ります」
テレビ朝日の「玉川問題」――、すなわち、テレビ朝日の玉川徹氏が先月28日、出演した番組で虚偽の事実を決めつけて発言したとして、テレビ朝日が玉川氏本人に10日間の謹慎、関係者に譴責などの処分を下したなどの問題を巡って、興味深い記事がもうひとつありました。
『東スポWeb』によると、キャスターの辛坊治郎氏がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』で、「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります!」と熱弁をふるったのだそうです。
辛坊治郎氏が熱弁「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります!」
―――2022/10/17 18:21付 Yahoo!ニュースより【東スポWeb配信】
東スポによると、辛坊氏はこの問題を巡り、ご自身が玉川氏を「1回も見たことも聞いたこともない」、「かなり左側の人」で「『何言ってんだよ』というようなことを毎朝、テレビで行ってらっしゃる方というイメージ」などと前置きしたうえで、こう述べたのだそうです。
「そういう発言に対して規制しようとは全く思わない。どんなとんでもないヤツの、どんなとんでもない発言でも、お前が言ってることは間違ってるけれども、お前がそれを言う権利はオレは命を懸けてでも守るっていうのが私の立場」。
…。
そもそも「言論の自由」という話ではない
あくまでも原則論に立てば、辛坊氏のこの発言、言論の自由の本質を示しています。言論の自由とは、反対する意見、気に入らない意見であっても封殺されてはならない、という原則であり、自由民主主義国家の根幹をなす重要な原理です。
辛坊氏はまた、一部の政治家の間で「玉川発言」を国会で取り上げる動きや、BPO(放送倫理・番組向上機構)で審議すべきなどとする意見が相次いでいることを巡っても、次のように指摘したのだそうです。
「一部の政治家が国会で取り上げたり、BPOでどうのこうのっていうのを聞いてると、バカだなコイツらってつくづく思いますね」。
国家権力が言論の自由を封殺するというのは、たしかに大きな問題であり、基本的にはあってはならない話でしょう。
では、この辛坊氏の発言、いったいどこがどうおかしいのでしょうか。
そもそも玉川問題の本質は、「言論の自由」という話ではありません。
テレビ局という、本来ならば公共の財産であるはずの電波帯を、非常に安い値段で独占的に使わせてもらっているメディアが、その公共の電波を使ってウソの事実を発信し、それによって弔辞を読んだ菅義偉総理、さらには故・安倍晋三総理の冥福を祈る多くの一般国民を傷つけたことにあります。
あくまでも著者なりの理解に基づけば、「言論の自由」には、「どのような政治的意見を述べても良い」という自由は含まれますが、「ウソを主張する」という自由は含まれません。テレビという社会的影響力の大きい媒体において、堂々とウソをついて特定の政治的立場を攻撃したというのは、大きな問題です。
テレビ局の放送法違反問題
あるいは、玉川氏がやったことの問題点を別の角度から見れば、「特定の政治的な立場を押し付けた」という点にあります。間接的には「安倍総理に弔意を示したい」と考えている国民の「弔意を示す自由」を妨害したという言い方もできるかもしれません。
なにより、放送法では放送番組の編集にあたり、「公安・善良な風俗を害しないこと」、「政治的に公平であること」、「報道は事実を曲げないですること」、「意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という4つの条件を放送事業者に課しています。
放送法第4条第1項
放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
日本においては放送局の数が非常に少なく、その放送局が「公共の電波」を独占使用する存在である以上、この4つの義務が課されるのは当然のことでもあります。したがって、本件も「言論の自由」の範疇外の話なのであり、辛坊氏の発言もこの問題の本質を正確に理解したものであるとはいえません。
もちろん、言論の自由は非常に大切であり、たとえば誰でも情報発信できるプラットフォーム(ツイッターなど)において、「俺は安倍が嫌いだ!」、「俺は反自民だ!」などと主張する分にはそうすればよいでしょうし、そう主張する自由は保障されなければなりません。
しかし、現在のようにテレビ局の数が非常に限られているという状況のなかで、テレビ局が特定の意見に極端に偏ったコンテンツを垂れ流し続けていることや、今回の「玉川発言」のように、明らかにウソの事実を述べるような事件が発生するのは、やはり構造的な問題だといえるでしょう。
『椿事件から玉川事件へと連綿と続くテレビ業界の問題点』でも詳しく議論したとおり、著者自身は結局のところ、今回の発言についても玉川氏個人の問題ではなく、長年、電波を独占してきたテレビ業界全体の弊害が凝縮され、「氷山の一角」として表に出てきたもののひとつに過ぎないとみています。
このように考えていくならば、むしろ今回の「玉川発言」を奇貨として、日本の国全体で言論空間そのものについての議論を深めるべきでしょう。
テレビの社会的影響力は失われていく
もっとも、『ついにネット広告費がマスコミ4媒体広告費を追い抜く』などでも取り上げたとおり、すでに広告費の分野においては、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌という「マスコミ4媒体」の地位はネットに追い抜かれてしまっています。
また、『利用時間数でネットに敗北しつつあるオールドメディア』などでも取り上げたとおり、『令和4年度版情報通信白書』などの調査によれば、人々のテレビ視聴時間(リアルタイム視聴時間+録画視聴時間)がインターネット利用時間に追い抜かされつつあることも明白です。
このように考えていくならば、テレビ業界のガバナンスを適正化する以前に、テレビ業界そのものが社会的影響力を急速に喪失していくのも時間の問題なのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
辛坊治郎氏は、玉川発言の問題が、テレビ局は面倒な裏付け取材をしているのか、ということを理解していないのでしょうか。
ムービングゴールポストですね。
本当に「命」をかけてくださいね。
辛坊治郎氏は海での遭難以来、おかしくなったという説が、ネット界隈で聞こえます。
ものの本質が見えない方では無いと思いますが、辛坊氏をもってしてこの意見という事は、ある意味、これがオールドメディア界の現状であり限界かと思う次第です。今後の展開に注視です。
東スポの記事読みましたが、辛坊さんがわざと話をすり替えようとしているのか、本気でこの玉川事件が言論の自由の危機と捉えているか、よくわかりませんでした。
個人的感想では後者のような気がします。もしそうだとしたら、早々にご隠退いただきたいものだと私は思います。
自由には責任が伴うと思うんですが、長年メディアの世界に浸かってるとそういった感覚が麻痺するんでしょうかね。
そうでしょうね。
業界や組織の中にいると、一般常識とはズレていても長い間に培われた自分たちの「流儀」のほうが優先されていきますからね。
言論の自由と、公共の電波で出鱈目を言うこととは全く違うのですが・・、おそらくこの業界の人たちは理解できないのでしょうね
>「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります!」
これって、「玉川徹さんが放送枠を使う特権を」命を懸けて守る、ということになりませんかね。
>バカだなコイツらってつくづく思いますね
完全なる自己投影にしか聞こえません。
「言論の自由」とは「マスコミが嘘の報道をしてもよい」ということなんですか。
(追加)すみません。PCが突如ダウンしていまいました。
現在、ネットを通じて誰でも意見を発信することが自由な日本で言論の自由について危機感を持っているとは何だろうと思えます。
もしかして、インターネット発達以前のようにマスコミが多少嘘を交えた報道をしてもバレないか問題にならなかった時代の「言ったもん勝ち」が、昨今のインターネット発達により、嘘が混ざっているとたちどころに露見して批判に晒されます。これがマスコミ関係者の「言論の自由」に感じる危機感の正体かもしれません。
辛坊治郎氏の番組は面白いのでよく聞きますが、時々アホだなと思う点も有ります。太陽光発電を本気でやれば殆どの電気を賄えるというのも荘です。また今回のように電波業界のことについて述べる場合も電波利用料のことについては何も言わない、等です。
まあ、文字通り命を掛けてまで守る覚悟はないと思います。そもそも日本にいる限り、実際にそのようなことが起こる可能性はほぼ0%なのでその嘘が発覚することはありません。
と、言うより「実際にそのようなことが起こる可能性はほぼ0%」の状態にするためにも、最低限、嘘や印象操作は極力しないようにすべきでしょう。
テレビや新聞はずっと日本社会において様々な点で特別待遇を受けて来た(現時点でも受けている)ために,そこで働いてきたメディア関係者の多くは自覚するとしないとに関らず特権意識を持っている.
辛坊治郎氏も過去の遭難事件直後の発言を見ても強い特権意識を持っていることは明らかで,「自分達のようなテレビで発言する立場にある者は無条件の言論の自由があって当たり前だ」とぐらいに思っていることが今回の的外れな主張(というより放送法を無視した単なる暴言)を吐いた原因だと思われる.
表現を変えると,辛坊治郎氏は問題の本質が何かを理解できるほど頭が良くないということに過ぎない.
しばらく前、中国の地方・農村部に一気にテレビを普及させるため中国共産党が多額の補助金を出した、という記事を目にしました。もちろん世論誘導のためでしょう。一方で、インターネットには五毛党をはじめ、ものすごい規制をかけている。つまりテレビというのは、権力を持つ者にとってとても民意を誘導しやすく、印象操作しやすいメディアであり、ネットはその逆ということでしょうか。テレビや新聞は、ずっと政治など権力とべったりな関係でこれまできてますが、ネットの時代に、その結び付きがよく見えるようになった気がします。
“放送法4条ガン無視自白”を総スルーじゃねェ…
ギョーカイジンの禁忌なんスかネ?
辛坊氏は、「わざと」そう発言したのかも(笑)
いずれにしても、彼のtwitterのコメントを見ると、「辛坊さん、そういう話じゃなくて、放送メディアがウソ、捏造を堂々と恣意的に報道しているというのは問題だ、と言うことですよ。」日本の国民の普通な意識がそこに。
玉川氏はせめて「どうせ電通とか代理店が仕切ってるんじゃないですか?であれば~~」くらいまでなら、ここまで大問題にはならなかったでしょう。彼は普段からその程度のオシゴトですし。
しかし彼は、取材どころか確認も相談もせずに公共の電波、しかも「報道」を騙る番組で断言して「誤情報」を全国に瞬時に広めたのです。確認がとれていないのを本人が一番よくわかっていたのだから、一体何をそんな自信満々に宣ったのか理解に苦しみますが。
業界の杜撰さと彼の意識の低さが露呈しただけです。多くの人はそこを問題にしていて、国葬儀にケチをつけたことに憤っている人は(私はそうですが)多数ではないように見受けます。
同業種に居る人間こそこれを擁護してはいけないのですが……こういった杜撰さを是正するには、内外から締付けを厳しくすることになります。そうすると、報道の自由とやらは必然的に狭くはなるでしょう。自由を謳歌したいのなら自律しないと。
辛抱氏が業界保護の為に発言したなら悪手ですし、業界改善のために悪役を買ったのだとしたら上手いですかね。一般感覚なら反発するでしょうから。
あとなんか週刊誌界隈が早速彼を悲劇のヒーローみたいに持ち上げててキモイっす。
オールドメディアが一斉に玉川保全にまわりましたか。これでワイドショー視聴世代は、自民党の更なる悪政と捉え、更に岸田首相の支持率が下がりますね。木を見て森を見ない岸田サンは、更にバラマキするかも。ちょっとずつだけど。
安い命だなあ。。。
そもそも言論の自由ではなく、テレビでウソを言うのが許されるか?という話。
玉川氏を守るなら、インターネットでフェイクを流している人も同じように命をかけて守らなきゃいけないのだけど、わかってる???
辛坊氏、何か心得違いしてないか。
マスコミには何か選民意識があるんじゃないか?
>辛坊氏は「前提としてね、玉川徹さん、1回も見たことも聞いたこともない」としたうえで、
ここが全てを語っていると思うんですが、辛坊氏自身が取材に基づかない憶測で喋ってるんですよね。コトがコトなんで、前置きがあっても控えるべき発言だと思いますけど。
オールドメディア業界の恥の上塗りというか。
お気楽でいいですね。
最近の辛坊治郎さんはスッカリおかしくなってしまった。まるで別人になったか何かに憑依されたかのようだw
「お前が言ってることは間違ってるけれども、お前がそれを言う権利はオレは命を懸けてでも守る」
ヴォルテールの名言を言ってみたかっただけ、ですよね分かります。
先生に怒られたときに、覚えたての言葉で反論(反論になってない)していた中学生時代の私みたいだなあ、と胸が少し痛みます。
何かしらの根拠を元にモノ言うなならともかく
脳内の妄想を垂れ流す扇動者を擁護ですかねぇ
この問題が「言論の自由」の話ではなく、「テレビ局の偏向報道」の話だというのはまさにその通りで、辛坊氏が言ってることは完全に論点がずれているのですが、自分がふと思ったのは、辛坊氏が本当に問題のポイントを勘違いして発言しているんだろうか、ということです。
辛坊氏は問題のポイントは端から分かったうえで、敢えて玉川問題を言論の自由と関連付けて発言することで、「玉川批判=言論の自由の否定」という印象操作を意図しているんじゃないかという疑心暗鬼に駆られてしまいます。
情報番組の出演者にとってみれば、玉川問題は対岸の火事ではなく、いつ我が身に降りかかってもおかしくない非常に差し迫った問題です。情報番組の中で何の気なしに喋った自分の根拠レスな放言の責任を厳しく問われる流れになることを懸念して、予防線を張ろうとするインセンティブは働き得ると思います。
橋下徹氏も、「間違いを認め訂正・謝罪し処分を受けたのであれば降板までする必要はない。言論が活性化するのは、様々な対立する意見があってこそ」とツイートしているようであり、ウソ情報の拡散の問題を言論や意見の話にすり替えて誤認を誘導しつつ、玉川氏を擁護しているように映ります。
本当はこんな陰謀論を語るような投稿はあまり好ましくないのかもしれませんが、辛坊氏も橋下氏も、こんな単純な問題のポイントを勘違いするような方々ではないだろうと自分は思っているので、お二人とも本気で言ってるのかなぁという疑問がどうしても晴れません。
「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります」
第1点: 玉川氏が発言する権利は他の一億人の市民同様に守れれるべき。
第2点: しかし、玉川氏が*テレビで発言する特権*はその限りではない。
第3点: さらに、*発言する権利*は*その発言内容に対する責任を負う義務*と対になっている。
辛坊氏は第1点が問題では無く第2点と第3点が議論されている事を理解出来ていないのでしょうかね?
仰る通りかも。
同じような特権を有する「業界」の人、ならではの「錯誤」の発言なのかもしれませんね。
守りたいのは、言論の自由なんかじゃなくて、
“責任を取らない自由” なんですよね。きっと。
個人の発言より組織としてのテレ朝の風説の流布やプロが堂々とゲスのなんたらや自民党嫌いで坊主憎けりゃ袈裟までなんたらをしてることがヤバくて問題かと思います。
日本ファクトチェックセンターは流石にだんまりなのでしょうか。
話はズレますが、ワタクシの周辺の
オバ様方は「安倍さんの国葬(国葬儀)はダメだ」
「菅(すが)さんの再登板はありえない」だの
かなりオールドメディアに感化されています。が、
韓国とのとの関係改善云々には消極的な方々が
多いです。
ある意味ネジじれ状態なのだと思います。
これもネットの普及の賜物なのでしょうか。
別に何を言っていいんですよ。
ただ此は行けないことだ。と思った人達が玉川氏を下ろすだけですから。
自由とは責任が伴うのです。
シンちゃんが守るのも結構。責任を取ってくださいね。
その界隈が総出で言い訳三昧は聞きませんよ。
玉川さんの発言はアウトだとは思いますが
最近のsnsのようにより多数派になりたがる
世の中になんだかなー、と言う気にもさせられます。
久々の投稿です。
嘘つきにも言論があるというのは結構。
しかし、マスコミを騙って嘘を言ったと烙印をしっかりと押さない世界(テレビ)の住人の言葉は信頼できません。
「玉川徹さんがテレビで発言する権利は命を懸けても守ります」
「テレビで発言する権利」
「テレビで」
、、、きっとテレビ限定なんでしょうね。
テレビ以外の言論は認めないのでしょう。
言論の自由というフレーズが好きなテレビマンだと思いました。
80年代を思春期に過ごした身としては、
巷に氾濫していた
映画ドラマ小説劇画など、
悪いことを画策している大企業、政府は
悪、
それを暴くジャーナリストは正義、
と
洗脳されて来ましたけど、
最近、
玉◯氏を先頭に、
自称ジャーナリスト達の醜態を目にして
ようやく洗脳が溶けたと自覚します、
特に鳥◯俊太郎氏、
人の悪口を書いた記事で稼いだ金で食べる飯は
さぞかし美味いでしょうね、
常人にはとても出来ない所業です。
ネットの切り取りというものは恐ろしいものです。
私は辛抱氏の問題の発言を生で聞いていましたが大きな違和感は感じませんでした。で、改めてPodcastで問題の発言の部分を聞いてみましたが、
https://www.1242.com/zoom/ 10/17日放送分
当該発言にかかわるものは、54:55~1:04:12の約10分間ですが、
前段で「放送法の成り立ちや問題点」を8分ほど語った上で、当該の「どんなとんでもないヤツの、どんなとんでもない発言でも、お前が言ってることは間違ってるけれども、お前がそれを言う権利はオレは命を懸けてでも守るっていうのが私の立場」と続く発言です。辛抱氏の発言の重要部分は、前段の「放送法の成り立ちや問題点」の方なので、あとの発言はそのおまけのようなものです。全発言を聞いていた私には違和感はなかった。
東スポWebが講談のおまけ発言だけを切り取ったので、記事だけを読んだ方は問題発言だと思われたのでしょう。実際、当該発言の直後に、相方の増山さやかアナウンサーが「そこだけ切り取るとインパクトありますね」と言っています。ですが切り取らなければ多くの方が賛同する内容だと思いました。
ネットの切り取り記事はアクセス数を増やすためにワザと悪意ある切り取り方をする場合が散見されますので注意が必要です。
なるほど。
「発言する自由は守られるべき、しかし、その発言内容の責任は発言者(とその背後)が取らないといけない。」
辛坊氏の本音は
>>「そんなことに政治家が口を出したり、BPOが、とか言うやつは、でえっきれえ(大っ嫌い)だよ。そういう奴らは民主主義の風上にもおけないよね。ものすごく大きく勘違いしているんじゃないの?って気がする」
で漏らしてますね。
メディアからの発信が逐一批判の対象となり責任を問われることが当たり前になる世の中にはさせない、メディアの無答責という今現在の地位は絶対に守る、と。
今は誰かがメディアに何か言ってきたら、圧力だ弾圧だ言論の自由の危機だと被害者を装い自らへの批判を封じることができても、政治を含めて他者からメディアへの反論・批判が当たり前になれば、世論誘導を企図して角度を付けた発信が難しくなる。彼等にとっては死活問題。
江川紹子氏も辛坊氏と同じような反応してますが同じ危機感を共有してるんでしょう。
自由には責任が付随し、権利には義務が付随します。
玉川氏は前者だけ享受し後者は知らんぷりしているから叩かれているだけなんですよね。
それこそ辛坊なにがしが言うことが馬鹿らしいというだけの話でしょう。
例えば、ネット上で「辛坊治郎氏は熱心な統一教会の信者であり、芸能界で強引な勧誘や寄付金を強要するような行為を繰り返し行っている」という事実に基づかない誤った情報が広まり、辛坊氏に対する批判の声が高まったとしましょう。
その情報を発信した者が、何の根拠もない「個人的な思い込み」による「事実誤認」であったとしても、それは「言論の自由」で保障されるべき当然の権利であるのだから何も問題はない、何も責任を取らなくても良い、とお考えなのでしょうか?
「辛坊治郎は統一教会の信者だー!」と主張し続ける事を命を懸けて守ってくれるのでしょうか?
えっ?辛坊治郎氏が???
というのが驚きです。
どぶサヨ方面からこの手の発言は
多いのはいつものことですが・・・・。
玉川氏はこんなことになるとは思わず
いつもの調子のただの口からでまかせ
のつもりだったことでしょう。
菅元総理をディスりたい一心からなのでしょうが
今回はでまかせに電通を使ったのが致命的です。
なんせ電通と黒い繋がりと言われるTV局ですから
いつもは守ってくれるはずの上層部から
逆にキツイお叱り受けて愕然としたことでしょう。
また、応援団も少数のいつものどぶサヨさんは頑張って
言い逃れに協力してくれるのですが
電通と深い韓流方面の擁護は少なく天を見上げて
己のしくじりを嘆いている様子が想像されます。
菅元総理は、学術会議任命の件で
心優しい安倍元総理ができなかった
もぐり込みそこねた6人を摘みだし
学術会議の赤黒汚染問題を白日に晒しました。
そのためマスコミ・どぶサヨ総力挙げて
敵意をもやし印象操作で政治生命葬ってやったと
思っていたように見受けられます。
ところが菅元総理の演説に
国民から大きな称賛の声が上がる中、
「くそ! 生中継なので いつもの発言切り取り
捻じ曲げ手法が使えなかった」(?)
と悔しがるデスクの面々を見て玉川氏は
「よし、オレの口で」と張り切って
裏目にでたのでは?と推察します。