「首相訪韓」を佐藤外交部会長も「あり得ない」と発言
河村建夫・日韓親善協会会長が岸田首相に尹錫悦・次期韓国大統領の就任式への参加を求めたことに関連し、自民党の佐藤正久・外交部会長は「あり得ない」と発言しました。佐藤氏はまた、韓国が今月下旬に日本に派遣してくる「政策協議団」についても岸田首相が「会うべきではない」、「会っても外相クラスだ」と述べたそうですが、これについてどう考えるべきでしょうか。
岸田首相の訪韓が「あり得ない」わけ
今朝の『日韓関係が壊れたのではなく、韓国が日韓関係を壊した』では、岸田文雄首相が韓国を訪問し、尹錫悦・韓国次期大統領の就任式に参加するという構想を巡って、「あり得ない」、「あってはならない選択肢」であると申し上げました。
時事通信の4月19日付『韓国側、就任式出席を期待 親善協会長が岸田首相に伝達』という記事によれば、日韓親善協会の河村建夫会長が岸田首相に「大統領就任式への参加を『期待する声』が韓国側にある」と伝えた、と記載されています。
正直、昨年の衆院選で事実上の出馬断念に追い込まれ、現在は一介の議員ですらない人物が何を主張したところで社会的影響力があるとも思えませんが、ただ、当ウェブサイトで岸田首相訪韓を「あり得ない選択肢」だと申し上げたのには、ちゃんとした理由があります。
そもそも日韓諸懸案については、いずれも韓国側の不法行為によってもたらされたものであり、それらを解決する責任は韓国にあるはずなのですが、それらの適切な解決方法が、少なくとも現時点においては、韓国政府の側から発表されているとはいえません。
もちろん、コロナが蔓延するなかで、優先順位が高い訪問については防疫措置を伴って実施しなければならない一方、不要不急の外国訪問についてはなるべく避けなければならない、といった事情もあるのですが、日本の首相にとって訪韓の優先順位は極めて低いという事情があることは忘れてはなりません。
佐藤部会長も「首相出席はあり得ない」
その一方で、時事通信には本日、こんな記事も出ていました。
自民部会長「岸田首相出席あり得ない」 韓国大統領就任式
―――2022年04月20日10時42分付 時事通信より
記事タイトルにもあるとおり、自民党の外交部会長を務める佐藤正久参議院議員が岸田首相の訪韓と大統領就任式出席を巡って、「過度な前のめりは間違ったメッセージを出し、足元を見られる」としたうえで、「岸田文雄首相が出ることはあり得ない」と述べたのだそうです。
佐藤氏も岸田首相の訪韓を「あり得ない」と述べたことは、べつに佐藤氏が当ウェブサイトを見たからではないと思います(というよりも、当ウェブサイトで昨年に議論した経済制裁に関する外為法第10条第1項改正の提案に何のリアクションもないことなどから判断して、佐藤氏は当ウェブサイトをご覧になっていないと思います)。
ただ、佐藤氏は記者団に対し、韓国側が日本に派遣してくる「政策協議代表団」に関し、次のようにも述べたのだそうです。
「向こうがどういう解決策を持ってくるか、聞くのが大事だ。会っても外相クラスだ」。
要するに、「首相が代表団に会うことには同意できない」という趣旨の発言だと思われますが、この見解には、著者としては同意しません。代表団には外相クラスも会うべきではないからです。協議を外相級、首相級に格上げするかどうかについては、まずは佐藤氏自身を含めた実務者レベルで話を聞いてから判断すべきでしょう。
自民党保守派を「説得」する力量が岸田首相にあるのか
いずれにせよ、万が一、岸田首相、あるいは政権側が日韓関係「改善」という外務省の役人あたりが考えそうな構想に乗せられそうになっていたとしても、自民党側に安倍晋三総理、菅義偉総理、高市早苗政調会長を含めた強硬な保守派議員が存在しています。
岸田首相が韓国に妙な譲歩をする可能性は排除できませんが、はたして岸田首相に自民党の保守派を説得するだけの力量があるものでしょうか。
状況を注視する価値はありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
なんでしょう、政府にマトモな常識人がいるだけで 涙が出るくらい安心感があります。
それに比べて、、、。
昔と比べて、正論を発言しただけで更迭とならない事を喜ぶべきか。
素朴な疑問ですけど、現岸田政権で、実質的に日韓親善協会会長と、自民党外交部会長の、どちらが影響力をもっているのでしょうか。(もちろん、永田町のなかのことは、素人には分からない、と言われれば、それまでですが)
>まずは佐藤氏自身を含めた実務者レベルで話を聞いてから判断すべきでしょう。
あたしもそう思うのです♪
選挙に勝ったとはいえ尹氏はまだ大統領ではなくて、訪日する方々も韓国政府を代表してる訳じゃないと思うのです♪
だったら政府の一員である外務大臣が対応するよりも、佐藤議員をはじめ政治家である与党外交部会の方々が対応する方が適切な気がするのです♪
それに、外務大臣が会ったら、ちょっと頷いたりしただけで、「日本は訪日団の案に賛同した」とか言われかねないと思うのです♪
安倍元首相等の保守派がいると言っても、その安倍氏が首相の時に騙されたので要注意、安心はできないと思います。
安倍さんは絶対韓国を許しません。
信用してあげてください。
慰安婦合意だけでも後述の複雑骨折の被害者である安倍さんは当時はらわたが煮えくりかえる思いをしたと思います。だからその後安倍さんは韓国に1ミリたりと譲歩しなくなりました。当然ですよね。
朴槿恵政権の時、国際会合で安倍さんが朴槿恵に話しかけても(慰安婦問題で謝らない日本を根に持って)そっぽを向かれる始末でした。その後当時バイデン副大統領の取りなし(と言うか圧力)を受けイヤイヤ(「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」の文言の入った)慰安婦合意を岸田外相に結ばせ、安倍首相は「おわびと反省」を表明し慰安婦財団に10億円拠出しました。
結果は
・朴槿恵はおわびの言葉と金は受け取ったが約束の日本大使館前の少女像は撤去せず放置した。(最初の骨折)
・文在寅は国際的慰安婦合意の財団を国内世論を理由に勝手に解散させた。(再度骨折)
・「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」したはずなのに、各国に少女像が建てられることを放置、主権免除のはずの慰安婦訴訟には「困惑している」とか無責任なコメントを発して放置。(もう複雑骨折)
朝日新聞や毎日新聞あたりから、「両国の関係改善ムードに水を差す発言」として批判されるところまでが様式美。
そして
日本経済新聞社風見鶏編集委員、もしくは上級編集委員執筆による、上から目線の
「憂慮を示し、事態をたしなめ、寛容を呼びかけるぬるい」記事
が紙面を飾り、さらに
「本当は日本人はみな韓国が大好きだ」
と強調するTV番組と週刊誌記事が街に溢れだし、極めつけがNHKが
「日韓美談NHKスペシャル」
を放送予定に組み込み、放送隙間時間に視聴を呼びかける自局CMを繰り広げる
という展開が現実になるんですよね、きっと。
仰られるように、
政策協議団の件は、実務者協議のレベルで門前払いとするべきですね。
「問題の存在を認めたからこそ会ったのだ」と言われかねないのですし。
訪韓の件も、選択肢は「あり得ない」しか在り得ないですね。(キッパリ)
複雑骨折した日韓関係だから長期入院が必要だと思います。その最善の治療薬は韓国側が保有しており、その治療薬を日本に投与しなければいつまで経っても完治しませんし、もちろん退院は不可能です。つまり韓国次第ですね!
韓国保守政党と取り決めをしたところで次回の革新系に「積弊」として破棄される。
もうすでにこれが確定しているのだから韓国との関係改善など不要。
政策協議代表団の話は一応聞いておく。
そして「検討する」と言ってそのまま無視の放置プレイでよいw
韓国へはこのくらいの対応で十分だ。
首相の参加ってオンラインと言うことなのかと思ったら、リアル参加って話だったんですか。ありえねー
国内行事でしょ。それこそ内政干渉になりかねない。通常儀礼に従って祝電を贈るくらいでしょう。
表敬団について。これは残念ながら首相との面会はありうると考えてます。何とか抑えこみたいですが。
散々ひどい扱いをされた文大統領の使節なら無視出来ますが、さすがになにもやってない尹大統領の使節なら断る名目が見つけにくいです。裏でいろいろな人が頑張って阻止して欲しいですが。
もし表敬を受けるなら、一切密室にならないように、両国の報道陣も同席させるなどがいいとおもいます。で、言質と取られるようなことを絶対いわない。単に「尹大統領就任おめでとうございます」だけ丁寧に言えばよい。
G さんへ。
そういえばこちら↓の記事のコメントについての再反論はどうなっているんですか?科学的知見を無視して「素人です」って言いながらブログ主を批判したことをどうお考えですか?
報道で狂犬病防疫体制を緩める農水省「本末転倒」ぶり
https://shinjukuacc.com/20220419-04/comment-page-1/#comment-222066
メディアやネットでしきりと文章弄して
画策してる韓流には呆れます。
なんせ新政権とはいっても、
旧政権の倒日派も新政権の用日派も
同じ反日であることには変わりはなく
現に、文ちゃん政権の
国際法違反判決の廃棄も
捏造元の自称従軍慰安婦話で
カツアゲの日本への謝罪などもせず
また、する気もないのでは話になりません。
『しゅしょうほうかん』?は
『首相傍観』 ならわかりますし、
また過去に日本において
『首相アホカン』(?)
というのもありましたが(笑)
首相訪韓などではありえません。
どうしても行くのなら総理大臣の職を辞してからにしてもらいたい。
肩書もなく完全な「私人」としてなら行こうという意思を阻止できるものでもないことではあるし。
ただし、どこぞの「元総理大臣」の肩書を未練がましく張り付けて特亜にホイホイ通って余計なことを口走っている愚者のような真似は許されませんね。ああいうのは「外患誘致」と言っても過言ではない。
佐藤部会長の発言はしごく真っ当なもので、当然これを支持します。韓国が過度な期待をしないように、タイミングも含めてグッドジョブではないでしょうか。将来の防衛大臣候補ですね。
韓国との付き合い方ですが、考え方が国際常識とかけ離れて独りよがり(いわゆる”韓国の特殊性”)なうえ、国際司法では裁判所が機能せずそれを是正するにも本人の自覚に待つしかないので、隣国ではありますが、”敬して遠ざける””必要最小限にとどめる”のが、基本ではないでしょうか。
最大の懸案である旧朝鮮半島出身労働者の問題は、当面解決不能でしょう。
その解決策が示されるまで、首脳会談に応じないというのも、ひとつの考えで当面はそれで良いと考えますが、その先はどうしますかね。
あの朝日新聞の社説での主張ではありますが、「まずはユン・ソンニョル大統領が、”差押資産の現金化は望まない”旨の発言をする」は、どうでしょうか。それで首脳会談に応じることには、このサイトをご覧の方からは反論続出でしょうけれど。
仮に首脳会談をしても、日米韓・安保・対中国は協力するけれど、日韓・安保対中国以外はテーパリング(段階的縮小)の方針は堅持です。
たった今TBSが「韓国の政策協議団が岸田首相と面会する方向で調整中。ユン・ソギョル次期大統領の親書を渡す予定」と報じていました。最近よくある観測気球の飛ばしかもしれませんが、とても心配です。
当然ながら、発言だけではダメです。実効性のある措置を実施してもらわねば。
文在寅大統領が2015年合意を「正式な合意だった」と発言しても何も変わらなかったのですから。韓国人の「発言」になど、一文の価値もありません。
5月10日に予定される韓国の尹錫悦次期大統領就任式には、岸田首相の名代として安倍晋三元首相の出席を希望します。
「安倍晋三元首相が出席」と回答するだけで、韓国政府や国民に対して日本政府の意思が十分に伝わると思うからです。その際、尹錫悦大統領と会談する機会があれば、「国家間の関係においては、国と国との約束を誠実に守るということが基本中の基本であります。」と一言だけ言って、後は他愛のない世間話でもしていれば良いと思います。(岸田首相にはできないでしょう。)
他には、麻生副総裁、菅前首相、高市政調会長や佐藤外交部会長でも良いと思います。
チワワ総理がもしも折れてしまった時、投票がどの政党に流れますかねぇ…。
維新はロシアの犬って理解で良いのでしょうし。
クロワッサン様。
ロシアの犬は鈴木ムネオ氏に限っての事と思います。(願望)
そして橋下徹氏は維新の創設者で有ってもオーナーではありません(コレもまた願望デス。)少なくともワタシやったら右を向きます。
蛇足です。
で、ワタシは維新関係者には程度の低いのが、イッパイ居るのは承知で選挙では、維新に投票しています。それは自民党は維新以上に程度の低いのが居るからです。(私の私見です。エビデンスは有りません。)
例えばですが、山口県の河村○○さん。茨城県の額賀○○○さん、ホカは思い出されへん程、イッパイいます。要は次期参議院選挙は自民党の議席が減れば良いと思っています。で、ほとんどの選挙区では自民党が当選県内ですが、ワタシは次点に1票を入れて来ました。そして、当選者が次点との差に危機感を持って国政に参画して欲しいと思っていました。序でに云えば、悪夢の“民主党政権は“あと一期続いて欲しかったです。2期民主党政権が続けば自民党も私利私欲、党利党略では次は無いと危機感を持つからです。(コレなんかマッタクの願望。)今までの喉元過ぎれば、……ジャ無かった、選挙が過ぎれば危機感も霧消……以下省略。
以前だと、金大中大統領くらいまでは日本の統治時代を知っていて、日本語もよくでき、多少は反日の気があっても、話せばこちらの気持ちも理解してくれるなど、それなりに立派な韓国の大統領といった感じでした。
しかし、朴謹恵から、もう過去の日韓関係には戻れなくなったように思います。印象的だったのは李克強には晩餐会までしてもてなしたのに、安倍さんには食事も与えず、冷たいあしらいをしたことです。もう完全に中国シフトとなり、日本は用済みみたいになりましたものね。
そして、そのあとの文在寅さんへと、坂道を転がるように話ができなくなり(日本は無視され)、日本語もわからない。漢字も読めないで、彼らにとって日本との唯一の絆?は反日だけとなったようです。
一方、韓国がいかにすばらしい国であるか馬脚がわかった多くの日本人は、韓国の大統領など大して関心もなくなり、あの国の大統領なんかねえ・・。という感じではないでしょうか。私自身、あれ、あの反日のオッサン(李在明さん)になったんじゃなかったの?つまんないなあ・・。てな感じでした。尹錫悦?何それ?ですよ。
まあ、あの韓国の大大統領様ですから、粗相なく接さなければなりません。供応役にはあの鳩山ゆきおさんでも任命したらいいのでは。彼は慰安婦像の前で土下座までした人ですし、韓国の方の心象はいいのではなかと思います。
安倍政権での 慰安婦合意なるものは
(予想された通り)
文ちゃんが破棄してくれたことで、
今後、新政権保守派なるものが
もしそこに戻ろうとしても
それはとらぬたぬきの皮算用で
むしろそもそも捏造だとして
押し戻すことを可能としたものです。
ヤフコメや時事通信コメント欄では
韓流にとっては都合が悪く
つけるインネンがことごとく失敗に終わった
安倍政権と安倍元首相への
荒唐無稽なアベがぁが
多数派国民良識層とは距離がある
少数韓流脱糞派の人たちの書き込みで
溢れては居ます。
私は、安倍さんがはたして
韓流の特性を見抜いて
文ちゃんの破棄をまで想定しての
合意決断だったのかどうなのかは疑問でした。
ただ最近、
青山代議士がYoutubeで明らかに
されたところによると、
あの 捏造元にした自称従軍慰安婦についての
合意を受け入れた安倍さんは
『パク・クネがあそこまで頼んできてるから
これは信じてやってもいいだろう』と
言っていたそうです。
朴槿恵みたいなものにも信用してあげる
そうした安倍さんの日本的な優しさを
踏みにじってしまう、今の新政権を含めての
韓流というものの業の深さを改めて感じます。
「首相訪韓」は媚韓勢力に対する「幇間首相」の始まりですね。
そして、成れの果てで「首相奉還」。
私は、岸田首相は韓国の大統領就任式に参加すべきでないと思うし、尹錫悦次期大統領の政策協議団と会う必要はないと考えています。
1、もし、大統領就任式ということで岸田首相が訪韓したら、日韓の懸案事項について韓国政府が何ひとつ解決に向けた行動をしていないのに、日本政府が歩み寄った形になってしまうからです。それは韓国政府にしてみれば日本政府の姿勢が軟化したと感じると思うし、そう思わせたら全く意味のない日本政府の譲歩になるからです。そしてそれは安倍政権の末期から「国際法を守れ。約束を守れ。」といい続け、韓国から日本が受け入れ可能な解決策を持って来なければならないとして首脳会談や外相会談に応じない姿勢で一貫してきたことを揺るがしてしまうことになると思うからです。
2、政策協議団については、首相も外相も会わない方が良いと思います。というか日本政府として対応する案件ではないと思うからです。なぜなら尹錫悦に氏は次期大統領に就任することが決定しているとはいえ、まだ正式に就任していませんから、政府の代表者でもなければ国民の代表者でもありません。そして政府内で何の権限も持っていないのですから。したがって日本と韓国の政府同士としての対話やまして交渉などが成立しないのですもの。5月9日までは政府同士の対話が必要であれば現任の大統領もしくは政府間のそれぞれのカウンターパートと話し合うのがルールですよね。そこを踏まえれば、現任大統領や現職の政府高官の頭越しに次期大統領予定者が派遣してきた政策協議団に首相や外相が対応する義理もないし、もしそんな対応をしたら現政府に対してとても失礼だと思います。だから政策協議団への対応は、礼を失することのないようにこちらも与党自民党のそれなりの方でよろしいのではないかと思います。