WTO事務局長選で韓国劣勢、次の一手は対日逆ギレ?
世界貿易機関(WTO)の事務局長選で、昨日深夜までに、「韓国候補が不利」、「ナイジェリア候補が広く支持を集めており、WTO側はオコンジョ・イウェアラ氏の就任を加盟国に提案するだろう、などと報じられています。こうしたなか、個人的に気になる「次の焦点」とは、「日本のせいで落選した」という「逆恨み」です。
2020/10/29 8:45 追記
記事のカテゴリーを誤っていましたので修正しております。
韓国人の当選は困難に
一昨日の『WTO:韓国人候補巡り「日本が落選運動」=朝鮮日報』などでも取り上げた、世界貿易機関(WTO)の後任事務局長選を巡って、次第に情勢があきらかになってきました。ナイジェリアのオコンジョ・イウェアラ氏が優勢だそうです。
時事通信や韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の昨日深夜の記事によれば、WTOは164の加盟国・地域に対する意見聴取を終え、候補者を出しているナイジェリアと韓国の両国政府に現時点の状況を伝えたもようです。
ナイジェリア候補に幅広い支持 WTO事務局長選、韓国苦戦
―――2020年10月28日20時29分付 時事通信より
韓国候補が劣勢 ナイジェリアとの支持の差開く=WTO事務局長選
―――2020.10.28 22:45付 聯合ニュース日本語版より
これらを総合すると、オコンジョ・イウェアラ氏は幅広く支持を固めており、アフリカの55ヵ国・地域で構成するアフリカ連合(AU)、欧州の27ヵ国が加盟する欧州連合(EU)に加え、日本、中南米、アジアなど104ヵ国・地域に支持が広がっているそうです。
一方で、韓国政府・産業通商資源部の兪明希(ゆ・めいき)通商交渉本部長については、米国などが支持しているようではあるものの、いまひとつ支持が伸び悩んでおり、聯合ニュースは「これほどの票差を覆すのが難しい」とする「消息筋」のコメントを伝えています。
日本にとり「よりマシ」なのはナイジェリア候補だが…
この点、いずれの候補が選ばれても、WTOの先行きを巡って楽観視できない状況ではあります。とくに、オコンジョ・イウェアラ氏に関しては中国との密接なつながりが指摘されていて、WTO改革を遂行すべき人材としての手腕は未知数です。
しかし、日本にとって「どちらがよりマシか」という点でいえば、間違いなく、オコンジョ・イウェアラ氏でしょう。
なぜなら、兪明希氏は日本の輸出管理適正化措置を「輸出『規制』だ」などと騙っていた張本人のひとりでもありますし、韓国が日本の対韓輸出管理適正化措置を巡って日本をWTOに提訴しているという点を踏まえるならば、今後のWTO審理の公平性に影響を与えかねないからです。
なにより、朝日新聞の牧野愛博編集委員が『AERA.dot』に数日前に寄稿した『「冷や飯」危惧しハラハラ WTO事務局長選で日本政府の「読み違い」』のなかで指摘するとおり、国際機関において日本人職員が「冷や飯を食わされる」という可能性はかなり高いと見て良いでしょう。
その意味で、現時点で韓国人候補の落選が確定したわけではないにせよ、とりあえず当選する可能性が非常に低くなったというのは、(100%ではないにせよ)歓迎すべき話であることは間違いないと考えてよさそうです。
「ネガティブキャンペーン」の日本
さて、ここで気になるのが、「日本が兪明希氏の落選運動(ネガティブキャンペーン)を水面下で大々的に繰り広げていた」、などとする報道です。
昨日の『電話会談も後回し?菅政権の対韓外交は「無視と沈黙」』でも触れましたが、「日本が兪明希氏の当選阻止に動いた」というのは一部メディアが報道した内容に過ぎず、それどころか、日本政府は公式にはどちらの候補を支持しているか、いままでヒトコトも述べていません。
もちろん、日本が兪明希氏を「あえて積極的に支持しない」というのは、可能性としては十分にあり得ます。なぜなら、自称元徴用工判決問題を筆頭とする、韓国の日本に対するさまざまな不法行為の数々を踏まえるならば、日本が韓国のためにひと肌脱いでやる筋合いはないからです。
しかしながら、「日本政府が積極的に兪明希氏を落選させようと動いている」というのは、さすがに驚く話です。もしそうした報道が事実ならば、個人的には日本政府が良い意味で変わったと歓迎したいという気持ちもある反面、いままでの日本政府の姿勢に照らすと、にわかには信じがたいからです。
しかし、ここで重要なのは、「日本政府が韓国人候補の落選運動をしていたかどうか」、ではありません。
「『日本政府が韓国人候補の落選運動をしていた』と韓国国内で報じられたこと」です。
というのも、実際に兪明希氏が晴れて落選した暁には、「日本のせいで落選した」という逆恨みが、ほぼ間違いなく、日本に対して向けられるからです(というよりも、そもそも韓国では「事実かどうか」はあまり重視されません)。
こうしたなか、韓国メディア『朝鮮日報』(日本語版)には昨日、こんな記事も掲載されています。
文大統領が兪明希氏にテコ入れしていたのに…EU27カ国はナイジェリア人候補支持
―――2020/10/28 08:03付 朝鮮日報日本語版より
朝鮮日報のこの記事の見立てだと、兪明希氏の当選が危うくなったのは、「WTOで影響力が強い日本が最近になって反対運動を展開し、雰囲気が変わったため」なのだそうです。
(※どうでも良いですが、この朝鮮日報の記事では「~と伝えられている」、「~と言われている」など、根拠がよくわからない記載が多々あるので、記事を読むうえでは少し気を付けなければならないかもしれませんね。)
そのうえで朝鮮日報は、
- 「韓国人がWTO事務局長を務めれば、輸出規制など韓国との貿易紛争で不利になるとの懸念が日本政府内に広がっている」
- 「『兪明希氏が落選した場合、しばらく小康状態だった政府の対日強硬路線が復活するだろう』との見通しも出ている」
などと述べているのです(※輸出『規制』などの誤植は原文ママ)。
対日強硬論?どうぞ、どうぞ!
ただし、朝鮮日報のいう「小康状態」という記述には、かなりの違和感があります。
おそらくこれは、昨年秋の日韓GSOMIA(※正式名称は『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』)の破棄直前期などと比べれば、現在の日韓関係はそれよりもマシな状態にある、と言いたいのだと思います。
しかし、あれから1年近くが経過するなかで、たとえば自称元徴用工判決問題では、敗訴した日本製鉄が韓国国内に保有する合弁会社株式の差押えを食らった状態が続いているだけでなく、公示送達の手続も進行中です。
また、先ほども話題に出てきたとおり、韓国政府は今年、日本をWTOに提訴し、7月29日にはパネルの設置も決まっています(ただし、『対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった?』などでも触れたとおり、米国は本件で韓国政府を支持しない姿勢を明確にしています)。
このような状態のなか、「韓日関係が小康状態だ」とは、いったい何様のつもりなのかと呆れます。
おそらく実態は、「韓国からその後もさまざまな問題が仕掛けられているが、日本政府が正面から相手にしていないだけ」であり、現実には小康状態でもなんでもありません。日韓関係は破綻のふちに追いやられたままではないでしょうか。
もっとも、個人的には「対日強硬論」とやらに、「どうぞ、どうぞ」と言いたい気持ちもあります。いっそのこと、「米国を介した間接同盟」という虚構を、韓国側が積極的に壊してくれた方が、いろいろわかりやすいからです。
もっとも、昨年はGSOMIA破棄騒動で、米韓同盟を危機にさらしたことを、米国側からきわめて強い口調で咎められたのが韓国です。なかなか、GSOMIAには手を付けづらいでしょう。
「韓国側の次の一手」は、資産の現金化?
そうなってくると考えられる、「韓国側の次の一手」とは、軍事面よりも経済面ではないかという気がしてなりません。
こうしたなか、日韓間に横たわるさまざまな問題のなかで、もっとも深刻なもののひとつが、自称元徴用工判決問題であることは間違いないでしょう。
おりしも明日は、新日鐵住金(現・日本製鉄)に対する韓国大法院(※最高裁に相当)の判決が下ってからちょうど2年の記念日です。
『次は12月9日?自称元徴用工問題で再び「公示送達」』でも触れたとおり、韓国側では現在、株式の現金化に向けた公示送達手続が再び行われているようですが(笑)、この自称元徴用工判決問題で何らかのアクションが出てくる可能性はあるでしょう。
以前から何度か説明している通り、一般に非上場会社の株式を競売手続によって売却するのは非常に困難です。なぜなら、常識的に考えて、落札しても株式の名義書換ができないため(いわゆる譲渡制限条項)、入札者が出て来ないからです。
しかし、ここに「ウルトラC」があるとすれば、韓国政府、あるいは政府系金融機関、社会保障基金などの公的機関投資家が、政治的な意図をもってこれらの株式を購入することでしょう。案外、この可能性は低くないと思います。
ただし、韓国側で本当にその「越えてはならない一線」を越えるのかについては、やはり疑問です。
韓国や北朝鮮は「5つのインチキ外交」の一環として、瀬戸際外交を好むからです。
「5つのインチキ外交」
- ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
- ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
- ③瀬戸際外交…協定・条約の破棄、ミサイル発射、資産売却などの不法行為をチラつかせる外交
- ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
- ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交、あるいはドロボー外交
瀬戸際外交の瀬戸際外交たるゆえんは、本当の直前で越えてはならない一線をギリギリ越えないことにあります。むしろ越えてくれた方が楽なのですが…(笑)
いずれにせよ、WTO事務局長選の結果は近日中に明らかになるでしょうが、日韓関係にとっては寧ろこれからが本番なのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
雑談専用記事に書いた内容の再掲です。
結局アメリカは韓国候補を推して継続審議となりました。
私はこの展開を予想してました。アメリカはWTO事務局長が選出できない状況を狙っています。
このまま投票となればナイジェリアの候補が選出となりますが、投票そのものにアメリカは反対するでしょう。
韓国候補が撤退すればナイジェリア候補に確定しますが、韓国は絶対引かないでしょう。アメリカとしては韓国候補を事務局長にする気はないのですが、絶対引かない候補が必要だったのですよ。
WTO機能不全回避のためナイジェリア候補が引く可能性もあります。そうすると日本が颯爽と登場し、韓国候補が事務局長になるのを強硬に阻止します。これもアメリカの想定シナリオですから日本は堂々とその役割を演じます。
アメリカ見事。韓国はその性質を利用されました。もはやWTO事務局長は永遠に空席になるでしょうね。
米国が韓国が行った「日本の輸出管理強化をWTO提訴」批判を考えると
可能性の高いシナリオかと思います
WHOに並んでWTOも茶番劇場化してきましたね。
「勝手にしやがれ♪ 出ていくんだろう♪」
若き日の山口百恵の歌声を耳元で聞こえるよう気がします。妄想再生でしょうか。昭和53年でしたか。AMラジオでよく流れてました。
聯合國軍ことUNと聞いただけで♪口辺に緩みを感じてしまう近頃の当方の心は老化で曇ってしまったようです。「憲章を尊重し」というコロシ文句を唱えている一派は日本ではどこでしたっけね。
若き日の山口百恵の歌声を耳元で聞こえるよう気がします。
「これっきり、これっきり、これっきり、もうこれっきりですか♫」
日 バカにしないでよ
そっちのせいよ
韓 ちょちょちょっと待って!!!!
座布団1枚です。
今後の韓国政府の動きを予想
文大統領は、外交の天才(天災)ニダー!!
韓国は、「K防疫」で、世界で最も尊敬されている先進国ニダー!!
その韓国が、卑しいアフリカの貧乏国に負けるはずがないニダー!!
日本の陰謀により、ウリたちに票が集まらなかっただけニダー!!
下劣な日本に、絶対に負けたくないニダー!!
当選させてくれるまで、絶対に辞退しないニダー!
ウリの国には、ゴネ得ということわざがあるニダー!
泣く子は、飴を多く貰えると教わったニダー!
ゴネてWTO事務総長になってやるニダァァァァァーー!!
日本は、韓国に謝罪と賠償をするニダーー!!
匿名希望の平民 様
ゴネ得という言技、流石です。かの国の国技でしょうか…
韓国の政治家は楽でイイナー
うまく行ったら自画自賛。うまくいかなかったら日本のせい。それで国民を言いくるめて政治ごっこが成り立つんですから。
どこの国のトップも羨ましいと思ってるかも。
きのうか一昨日 日本の外務省局長さんが韓国にノコノコ出かけて行きましたが 何しに行くのでしょうね? まったく害務省にはあきれます。
対韓外交は我が国にとってセンシティヴ案件なので、外務省局長の訪韓は官邸(もはやスガ総理)の意向でしょう。議題とその対処方針も官邸と外務省との間でガチガチに詰めているはずです。話題の日中韓首脳会談を蹴飛ばすなら、蹴飛ばす側もそれ相応の政治的な仁義を切らねばプロトコルを無視する二流外交国家との謗りを受けるので。
とことんゴネるニダ。
座り込んで泣き喚けばなんとかなるニダ。
更新ありがとうございます。
WTOはデッドロック状態から崩壊へのカウントダウンに進むかな。
欧州が元裏庭だったアフリカの候補を推すのは自然ですし、
中共に染まってきているWTOを改革(破壊)するのが目的の
米国からしたら当然の状況かと。
早く来い来い現金化…仕事しやすくなるので。
大方は予想通りでしたが、支持の結果は、104対60と大差では有りますが、私の予想より差は小さかったです。
現時点で決まった事は、「WTO一般理事会がオコンジョイウェアラ氏を新事務局長に推戴する」という事です。
中央日報、ハンギョレ共に朝一に記事を出していますが、比較的悲観的な内容です。
分からないのは
1.日本がどちらの候補を支持したのか?
→これは、多分分からない。
2.韓国候補が慣例に従って辞退するか?
→韓国政府が、全力外交を展開した結果であり、辞退は政府への批判に直結する。韓国人の性格から、すんなりと辞退することは考えにくい。
3.アメリカは、何故韓国候補を支持したのか?
→Gさんが言っている、事務局長を選ばれないようにする為かもしれません。近日中に決まるかどうかは、不透明に思います。
韓国候補の方が、支持数が少なかったため、事務局長に選ばれる事は無くなったと思います。
票数の差は、アフリカ、EUの支援によるもので、韓国国民の非難は、まず文政権に行くと思います。
そうすると文政権が、「日本が悪い」で解決しようとする可能性は、十分有ります(親文派は、すでにその論調の様子)。
かと言って、文政権が反日しようにも、手段は「地雷」ばかりで、何が出来る訳では無いと思います。
これで短期的な国際社会に影響される日韓関係の変数は、アメリカ大統領選挙結果に移ったと思います。
実験です。
「日本のネガティブキャンペーンのせいニダ」。
「ウリナラは、じぇったい辞退しないニダ」。
夜中にコメント出来なかった理由が、分からないな。
寝ぼけていたのかな。
だんな様
>寝ぼけ
大丈夫ー?
だんな 様
ナイジェリア候補に、お祝いのキムチを贈るニダ。
ついでに無料でインフルエンザの予防接種もしてあげるニダ。
あれっ、どうしたニカ ?
なんてことは、さすがにしないでしょうね。いや、ニダ族なら・・・
イーシャさま
死者が出ると、国際問題に発展しますね。
それよりも、会議場でナイジェリア候補に、テロ行為を行うのは。
だんな 様
テロリストが英雄になる国ニダ。
慰安婦では市民団体が失敗、朝鮮半島出身労働者問題でも日本の譲歩は得られず。WTOではアメリカの戦略で事務長戦は厳しい。マスゴミに日本批判を書かせるくらいはご愛嬌で、次の一手は検察を使って外国企業から無理槍罰金を徴収する、のようですよ。まぁ、特大ブーメランになると思いますが。
韓国の次の一手大喜利。
円楽さん
「今回の選挙結果が不当だと、WTOに提訴する。」
はいっ、他の人。
>はいっ、他の人。
「ICJ 訴訟相手は 全世界・・。」
*誰が裁くと言うのだろう・・?
カズさま
答えは、「ウリナラ法で裁くニダ。」じゃないですかね。
「KTOを設立して、事務局長になる。」
「事務局長の銅像の台座を作る」
だんな 様
>「今回の選挙結果が不当だと、WTOに提訴する。」
すばらしいです。
座布団三枚差し上げます。
韓国は、今回の選挙結果が不当だと、WTOが受け付けてくれなかったら
今度は、韓国の国内裁判所で不当だと訴えることでしょう。
匿名希望の平民 さま
座布団ありがとうございますm(__)m
更新ありがとうございます。
米国が韓国候補を推しているのが残念です。チャイナマネーがオコンジョ氏には流れてるのか?
ナイジェリアのオコンジョ・イウェアラ氏は「まだマシ」だからか、アフリカの55ヵ国、欧州の27ヵ国、日本、中南米、アジアなど104ヵ国・地域が支持。総数164だから勝ちは確定ですが、全加盟国一致が条件だそうで、安心していられません。
一方で、韓国の兪明希は、米国などが支持しているものの、いまひとつ支持が伸び悩んでいる。文が電話しまくるのは、逆効果では(笑)?「アイツと話すのイヤなんだよ」という首脳も居るでしょう。
日本にとり「よりマシ」なのはナイジェリア候補というだけのWTO。失墜して無くなっても別に構いません。韓国は、どうせこの結果に日本に逆ギレするでしょう。
また日本のせいにする。で、愚民の怒りを抑えきれず、徴用工判決の日本企業資産を売却するかも。いいですねー。是非、そういうシチュエーションでお願いします。私も「やるぞやるぞー」だけは聞き飽きましたから。
めがねのおやじ 様
WTO改革ができそうな候補者が消えた瞬間から、こうなる事が
予想されたのかも知れません。
現金化…ホント早くやってくれないかな。
ボーンズ様
仰る通りです。専務理事は後発国か発展途上国の者がなるなら、誰が出ても結局何もしない、人畜無害の方しかなれません。G7で回せば良いと思うけどな〜。
中以下の国なら、何らかの形でシナマネーが入っている事は多いです。
産油国の候補者が残っていたら、状況は変わっていたのでは
ないかと私は考えております。
韓国には、日本は殴ったら殴り返してくるようになった、と早めに理解してほしいものです。それが曲解であれ真実であれ、日本が敵対していると韓国が思うことは、日韓相互理解の次のステージにとって正しいステップだと思います。
自転車の修理ばかりしている さま
>日本は殴ったら殴り返してくるようになった
いえいえ、「日本は貶したら殴ってくるようになった」でもよろしいかと。
韓国のロビーのせいで米国推薦候補が2枠から外れたのに、韓国を応援しなければいけないという米国の皮肉
このブログでも紹介されていた雑誌AERAの「・・・日本政府の読み違い」という記事。その記事を書いた朝日新聞社の牧野愛博氏には、急いで「WTO事務局長選での私の読み違い、その理由は韓国への肩入れであった」という題で訂正記事を出してもらいたいものです。それとも、朝日新聞社のいつもの得意技=自分の間違いには知らん顔をしてやり過ごす=を駆使するのでしょうか?
中国は韓国を降ろしにかかるでしょう、アメリカの梯子を外して中国の外交力を誇示しアメリカに恥をかかせるために。韓国が降りてしまえばアメリカも打つ手はない。アメリカと軍事同盟を結びながら中国に土下座して三不の誓いをするような国なので、WTO事務局長選挙の撤退くらい朝飯前でしょうし。あのおばさん、近々体調を崩して入院するんじゃないでしょうかね、で、仮に事務局長に選出されても任に耐えられないとして断腸の思いで選考辞退、とか(笑)。
私の考えから行くと、アメリカの戦略の肝は絶対に韓国候補が引かないことなので、もし中国が引かせようと画策するなら、韓国が究極にはどっちのいうことを聞くかの試金石になります。
いやいやでなくて進んで立候補した話でどっちの大国につくかを判断しなきゃいけないなんて韓国にとって最悪の展開ですね。
きっと滑稽ネタになるだろうから待てば海路のなんとかでWTO騒動には当方は注意を向けてきませんでした。すなわち韓国というピエロに踊ってもらうための舞台仕立てをしたと。振付を考えたのはいったい誰なんでしょう。それともいつも自作自演?
小康状態?
いいえ、口数が減ったのは「つける薬がない」と判断されたってことなんですよね。
韓:匙を投げたのnika? 金の匙なら拾うnida.
日:・・。(絶句)
私が恐れた最悪の事態は免れたようで一安心です。
今後、米国の圧力のみで形勢逆転は困難でしょう。
皆様が仰るように、WTO「も」機能不全に陥るというのが、最もあり得る成り行きでしょう。しかしそれは、世界にとって本来望ましい状態とは言えません。果たして米国に、新しい世界秩序を作る意思があるのやら、ただ自国の利害のみ見ているのやら。
結局のところ国際機関ってある少数の国が影から牛耳って他の国を従わせるためのものなのかなと思います。アメリカが最近露骨にそういう利用をしているので、非常にわかりやすいですね。
国際機関が必要かというとあまりそれは感じません。結局のところ国際問題は1対1対応で対処しなければならず、そのための軍事力も必要な投資なのかなと思うわけです。
China共産党政府にとって都合の良い組織であるWTOの事務局長は、自分の意向を汲む人物が好ましいのは当然で、報道で言われているとおりならナイジェリア出身の方が就任する方向でChina共産党政府が動くのだと思いますが、一方、韓国の方が就任することを米国との取引材料にできるなら、もともとChinaにとって属国扱いの韓国出身者でも特段、問題はないのかと。ただし、米国政府は韓国出身者を推しているというより、WTO自体の弱体化を通じてChina共産党政府の影響力低減を意図していると思うので、米国はあくまで「ナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相の選出に反対する」と言い続け、決して「韓国の兪明希氏を選出せよ」とは言わず、WTO事務局長不在を長期化→実質的機能不全を狙うのでは、と想像。
さて、我が国政府はどうすべきか、表向き静観し、裏で米国と共同歩調をとるのが最善かと。
韓国政府の次の一手は何か?
当面は、WTO事務局長選挙の立候補取り下げはしないで、逆転の機会(例えば、オコンジョ・イウェアラ氏の病気による立候補取り下げ)を狙うでしょうが、失敗に終わった場合には、「日韓輸出管理政策対話への電撃復帰」をするのではないかと予想します。
復帰理由として、「韓国政府の輸出管理体制の充実と運用実績を示して、日本政府が実施した『輸出規制』措置の撤回を図るとともに、日本政府の輸出管理制度の運用状況を確認して、韓国政府が実施した『日本のホワイト国からの除外』措置の撤回の是非を判断するため」と国民向けには説明するでしょう。
昨年7月に日本政府が実施した「対韓輸出管理適正化措置」の後、韓国政府が実施してきた「日韓GSOMIA破棄事前通告」、「WTO提訴」、「日韓輸出管理政策対話復帰」、「WTO再提訴」、「WTO事務局長選挙立候補」などの行動は、いずれも日本政府の「輸出規制」措置の撤回を目的とするもので、今後とも、手を変え品を変えて目的達成のための行動を続けると思います。
それほど、日本政府の「輸出規制」措置は、韓国にとって都合が悪いのでしょう。
何も中央日報から。
29日に韓日局長級協議へ…韓日中首脳会議の年内開催「分岐点」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/271647
外務省の滝崎局長が訪韓し、韓国外交部の金丁漢局長と協議をしています。
韓国裁判所、戦犯企業・三菱の国内財産強制売却手続きへ
https://s.japanese.joins.com/JArticle/271732
裁判所は来月10日から売却命令を出すことができるという事で、現金化のステップが進む話です。
この様に韓国は、徴用工問題を話し合う、局長協議の日に、非礼な対応をして来ます。
日中韓首脳会談の前提として、現金化をしない約束をしたとしても、何の意味も無いと思います。
滝崎局長は、明日までの日程のようですが、早く帰ってくるべきだと思います。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、素人考えなので)
アメリカがWTOの開店休業状態を狙って事務局長が選出されること自体を阻止しているという前提付きですが、もしそうなら、韓国がいくら「日本が韓国候補の落選運動をした」と騒いでも、国際社会では話題にもならないでしょう。もっとも、朝日新聞が「菅義偉総理が日韓友好を邪魔した」と騒ぐかもしれませんが。
蛇足ですが、本日の朝日新聞の投稿記事で、「今、政治家は国会討論などで、糾弾される側だけでなく、糾弾する側も国民から見られている」という記事がありましたが、ならば朝日新聞も、「政府批判するネタが妥当かどうか」を見られているのではないでしょうか。(もっとも、それでも今回のWTO事務局長選ネタで菅義偉総理を批判するかもしれませんが)
駄文にて失礼しました。