「韓国企業による書類偽造・不正輸出」は氷山の一角?
以前からたびたび、日本政府が昨年7月1日に発表した対韓輸出管理適正化措置を巡って、具体的な数値などをもとに、『日本産フッ化水素、韓国が全世界にばら撒いていた?』などで、「じつは大々的な不正輸出が行われていたのではないか」という可能性を提示しました。ただ、昨年の『香港人権民主主義法の本質は「対中輸出管理の強化」?』でも報告したのですが、どうも米国は最近、イランや中国、北朝鮮などに対する戦略物資の不正輸出を問題視しているフシがあり、じつは「韓国が大々的な不正輸出の一大経由地となっている」と米国が疑っている可能性もあるのではないでしょうか。
目次
韓国政府の意図
日本政府が韓国に対する輸出管理適正化措置を発表してからちょうど1年が経過するという節目でもあるためでしょうか、6月初旬ごろから先週あたりまで、韓国メディア(あるいは一部の日本のメディア)から、やたらと「日本の対韓輸出『規制』」に関する記事が出続けて来ました。
といっても、それらの記事は判で押したようにまったく同じで、だいたい次の①~④のどれかの主張が盛り込まれていて、正直、韓国は政府もメディアも総じて「思考停止状態」にあると感じざるを得ません。
韓国政府の輸出「規制」論
- ①日本の対韓輸出「規制」措置は強制徴用問題に対する報復である
- ②韓国は順調に「脱日本化」を進めているため、日本の輸出「規制」では困っていない
- ③日本の輸出「規制」はノージャパン運動を通じむしろ日本に打撃を与えている
- ④韓日両国はお互いを必要としているので、日本は速やかに輸出『規制』を撤回すべきだ
(※「強制徴用問題」とは自称元徴用工問題のこと。)
だいいち、『韓国次官が日本の輸出「規制」批判、困っている証拠?』などでも紹介したとおり、輸出管理を管轄しているはずの産業通商資源部の次官ですら、日本の輸出管理適正化措置のことを「輸出『規制』」だと誤った認識を示したうえで日本を批判しているからです。
ただ、韓国メディアや一部の日本メディアが日本の措置を「輸出『規制』」だといって批判するのは、多くの場合、彼らが不勉強だから、というヒトコトで済ませて良いと思うのですが、韓国政府がこれを「輸出『規制』」だと述べるのは、何らかの意図があると思わざるを得ません。
輸出管理と不正輸出
梶山経産相の発言とフッ化水素の輸出データ
というよりも、昨年7月1日に日本が講じた輸出管理適正化措置自体、じつは韓国が日本だけでなく、国際社会全体から不信の目を持たれている、という可能性があるのではないでしょうか。
そもそも著者自身がそう考えるきっかけのひとつが、次の記事でも紹介したとおり、梶山弘志経産相自身が6月末の記者会見で、韓国から第三国への戦略物資の横流し(不正使用)が行われていたという可能性を示唆するかの発言をしたことにあります。
対日WTO提訴が韓国経済の終焉を意味するとしたら…
6月30日、梶山経産相が記者会見で、韓国が政策対話を拒絶していること、韓国に対する輸出品目が軍事転用された可能性があることを認めるかのような発言を行いました。メディアがあまり注目している形跡はないのですが、わりと「シャレになっていない」レベルの重要性があります。これについて読み解くうえで、本稿では久しぶりに、2018年10月の韓国におけるフッ化水素不足事件、2019年6月の安倍総理のイラン訪問という論点を紹介したいと思います。<<…続きを読む>>
―――2020/07/04 05:00付 当ウェブサイトより
また、次の記事では、日本の外国への「HS番号2811.11-000」(フッ化水素とフッ化水素酸)の輸出について、過去30年分のデータをチェックしたところ、明らかに韓国に対する輸出量が膨れ上がっていたという事実を紹介しました。
日本産フッ化水素、韓国が全世界にばら撒いていた?
一昨日の『数字で読む、韓国が「日本産の」フッ化水素に拘る理由』では、財務省の普通貿易統計などを手掛かりに、なぜ日本政府が昨年7月に韓国に対する輸出管理の適正化措置を講じたのかについて考察したのですが、本稿はその「補足編」です。実際、韓国以外の国に対する「HS番号2811.11-000」(フッ化水素とフッ化水素酸)の輸出量が、輸出管理適正化措置の前後で大きく増減したという事実は確認できません。<<…続きを読む>>
―――2020/07/09 05:00付 当ウェブサイトより
韓国で不正貿易が頻発か?
あまり考えたくないのですが、最近になって、韓国がフッ化水素を含めた日本産の戦略物資を不正輸出・不正使用していた可能性が、それなりに高いのではないかと思い始めています。その議論の前提として、当ウェブサイトで先日から提示し始めた仮説を改めて確認しておきます。
【仮説】韓国は日本産フッ化水素をどうしていたのか?
- 日本が韓国に輸出したフッ化水素が、韓国からイランに密輸出されていた。日本産のフッ化水素はイランからさらに北朝鮮に還流した可能性もある(このフッ化水素はウラン濃縮に使えれば良いのであり、必ずしも半導体製造などに使われる高品質なものでなくても構わない)
- 韓国があえて日本産のフッ化水素をイランに密輸出した理由は、あたかも日本が直接、イランにフッ化水素を密輸出したかに装うため。自国産のフッ化水素だと米国にバレると、韓国自身が米国などから経済制裁を喰らうおそれがある
- 日本は米国から衛星写真などでイランの核施設に日本産のフッ化水素の容器が写っているのを見せられ、韓国から物資の横流しが発生した可能性を疑い、「書類不備」を理由に2018年10月に韓国向けフッ化水素輸出を一時中断した
- 安倍総理がイランを訪問したのは、日本産のフッ化水素など一部の戦略物資が韓国からイランに再輸出されていた事実を確認するという目的もあった
この「仮説」、何度も報告しているとおり、確たる証拠がないのに「イラン」という具体的な国名が出ているという弱点があるのですが、ただ、べつに「イラン」でなくても構いません。ヨルダンでもレバノンでも北朝鮮でも中国でも良いのです。
根拠法自体が「軍事利用の抑止」
そもそも論ですが、日本政府が対韓輸出管理適正化措置を講じた際、その根拠法である外為法第48条第1項が、まさに戦略物資の軍事転用を防止するための目的で設けられているものであるという事実が、「韓国に輸出された品目の軍事転用」という、可能性の間接的な証拠でもあるのです。
外為法第48条第1項
国際的な平和及び安全の維持を妨げることとなると認められるものとして政令で定める特定の地域を仕向地とする特定の種類の貨物の輸出をしようとする者は、政令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
つまり、日本の対韓輸出管理適正化措置とは、「韓国に対してこれまでどおりにフッ化水素、レジスト、フッ化ポリイミドの輸出の包括許可を与えていた場合には、国際的な平和と安全の維持を妨げることになる(かもしれない)」と日本政府が判断した、というものなのです。
そもそも論ですが、日本政府の対韓輸出管理適正化措置が「強制徴用問題(※)に対する意趣返しだ」と主張している人は、金融規制や輸出管理などに関する仕組みをまったく踏まえていません(※「強制徴用問題」とは、自称元徴用工問題のこと)。
また、日本の輸出管理適正化措置が「もし自称元徴用工問題で日本が韓国に何らかの制裁、報復を発動した場合に、韓国がどういう反応を示すか」というシミュレーションになったことは事実ですが、それはあくまでも結果論に過ぎません。
いずれにせよ、日本政府が韓国に対して輸出管理適正化措置を発動した理由は、「それをやらなければ日本が欧米諸国から輸出管理厳格化措置を喰らう可能性があったから」、つまり「やむにやまれぬ措置」だったと、当ウェブサイトでは考えている次第です。
そして、そのように考えられるその理由はいくつもあるのですが、ここまでに紹介したリンク先に詳しく記していますので、本稿では繰り返しません。
韓国企業の不正輸出事件
書類の偽造?米国で韓国企業が起訴される
こうしたなか、先日、紹介しようと思ったものの、当ウェブサイトの記事構成の都合でわざと紹介を見送った話題があります。それが、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に掲載された、次の記事です。
韓国企業、過去に中国に米国製「レーダー部品」販売…最近公開された理由は?
京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)に本社がある通信・ネットワーク会社A社は2013年5月、米国で生産された電力・電波増幅器を購入した。中国に輸出するための流通業務だった。<<…続きを読む>>
―――2020.07.08 08:02付 中央日報日本語版より
中央日報に7月8日付で掲載された記事によれば、韓国の「A社」という会社が2013年5月、米国で生産された電力・電波増幅器を購入して中国に輸出していたと報じられています。
そして、問題があるとすれば、あくまでも中央日報の報道によれば、この製品が対空ミサイルレーダーなどの部品として使用されるおそれがあるなどとして、米国では中国など特定国への輸出管理の対象になっていた、という点です。
では、この韓国企業A社はどうやってその製品を輸入したのでしょうか。ちょっと呆れるのですが、中央日報に掲載されたくだりを、そのまま紹介しましょう。
「A社はこの増幅器の最終使用場所を韓国または香港として虚偽書類を作成し、通関当局に提出した。韓国のある公共機関が使用することになったという内容の書類も添付したが、虚偽であることが調査で分かった。」
虚偽書類の作成(!)
なかなか私たちには理解しがたい考え方です。
中央日報によると、米検察当局はA社がこの手法で約20回にわたり、計81万ドル分の戦略物資を米国から搬出したとして、A社と同社のB代表を「武器輸出管理法(※)」違反容疑などで米裁判所に起訴したと報じています。
(※ただし、中央日報の原文では “Arms Export Control Act” を「武器輸出統制法」と訳していますが、これは明らかな誤訳でしょう。というのも、一般に “export control” は「輸出管理」のことだからです。)
中央日報の記事の特徴
これについて、当ウェブサイトで7月8日の段階で紹介しなかったのには、理由があります。
まず、現時点においてこれを報じている日本語のメディアが中央日報くらいしか見当たらず、そのまま信頼して良いのかどうか、よくわからなかった、という点です(もちろん、もっと目を皿のようにしてさまざまなサイトを一生懸命にチェックすれば、もしかしたら何らかのサイトに引っかかった可能性はあるのですが…)。
また、当ウェブサイトではちょうど、『日本産フッ化水素、韓国が全世界にばら撒いていた?』で、イランなどに対する韓国からのフッ化水素の不正輸出という可能性を指摘しておきたかったということもあり、交通整理のため、わざと一呼吸置いたのです。
(というよりも、取り上げる話題が少し多すぎた、という事情もあるのですが…笑)
さて、中央日報の記事を全面的に信頼して良いかという問題点は置いておくとして、リンク先記事に、看過できない記述が会ったこともまた事実です。それは、米ワシントンの弁護士が中央日報との電話で、次のように述べたことです。
- 米国で起訴状が公開されるのは異例ではないが、公開の時点とその事由に注目する雰囲気がある
- 実際、米現地では中国・イラン地域への関連物資搬出事件の捜査・裁判が多数進行中である
…。
すなわち、あくまでも中央日報の報道を読む限りでは、本件を米司法当局は「氷山の一角」とみなしている可能性がある、ということです。
ミッシングリングは「香港」?
このあたり、当ウェブサイトでは「日本産のフッ化水素が韓国から第三国に不正輸出されているという情報が米国・欧州などのインテリジェンスから日本政府にもたらされた」という可能性を疑っているという点については、当ウェブサイトではこれまでにしつこいほど述べてきたとおりです。
ただ、日本の経産省が「韓国に関連する輸出管理をめぐり発生した不適切な事案」について、その詳細を一切明らかにしていないのは不思議だ、と申し上げて来たのですが、これについては、この中央日報の記事を「ミッシングリング」と見れば、すべてが繋がってくるのです。
つまり、もともと韓国では輸出管理を巡って非常にずさんな体制が続いており、イラン、北朝鮮、中国などへの戦略物資の不正輸出については、韓国を経由しているケースが非常に多かったのではないか、という可能性ですね。
もちろん、これについてはそもそも中央日報の記事が正しいのかどうかという問題点について、当ウェブサイトとしては十分に検証できていませんので、現時点で「韓国で何らかの不正輸出が大々的に行われていた」と現時点で断定するのは尚早です。
ただ、米国が昨年、香港に関して制定した「香港人権・民主主義法」については、当ウェブサイトとしては単純に「香港の人権に配慮せよ」というものではなく、じつは香港を経由地として中国やイランなどに戦略物資が不正輸出されていることを、米当局が疑っているからではないか、という仮説を立てています。
香港人権民主主義法の本質は「対中輸出管理の強化」?
米国でドナルド・J・トランプ米大統領の署名により、「香港人権・民主主義法」が成立しました。これは、「香港における人権と民主主義の確立を米国が支持する」とするものですが、その第5条を読むと、じつは「香港における輸出管理体制を商務省が監視し、年1回、レポートを議会に報告せよ」とする規定が盛り込まれています。つまり、香港における人権や民主主義もさることながら、米国の「本心」は、香港が中国政府から十分な独立を保っていないことに伴い、輸出管理をかいくぐる、戦略物資の群転用などが横行しているとの疑念にあるのかもしれません。<<…続きを読む>>
―――2019/11/29 06:00付 当ウェブサイトより
上記記事、世間的にはあまり注目されているものではありませんが、著者個人としては、こうした見方にはそれなりの自信を持っているつもりです。
近いうちに「答え」が出る…かも?
さて、本稿を含め、当ウェブサイトでは先日より、「韓国などを経由地にした大々的な不正貿易」という可能性について、何度も言及しています。
対韓輸出管理適正化措置から1年が経過し、韓国側で6月に「日本の輸出『規制』」を巡る世界貿易機関(WTO)への提訴手続が再開されたことなども踏まえ、世間的にこの措置に対する注目が再び集まった、という事情はあります。
ただ、こうした事情に加え、梶山経産相を含めた政府閣僚の発言を丹念に追いかけていくと、やはり、1年経過したからこそ見えて来るものもありますし、さまざまな状況証拠に照らして、「本当の姿はこうだったのではないか?」という仮説が説得力を帯びてくることもあるのです。
いずれにせよ、韓国が昨年8月まで、日本から(旧)ホワイト国に指定されていたことは事実ですが、もし韓国がその地位を悪用し、日本産のさまざまな物資を第三国に不正輸出していたのだとすれば、これは自称元徴用工問題などとはまったく別次元の、それこそ「シャレになっていない」事件です。
そして、影響は日韓関係のみに及ぶものではありません。下手をすれば、米韓関係、欧韓関係などにも、さまざまな影響が及んでくる可能性はあります。
とくに、北朝鮮による物品の不正輸入(いわゆる瀬取りなど)が国際的に大きく問題となっていますが、韓国の政府や企業などが何らかの形でこれに関わっているのだとすれば、その事例によっては、事態はかなり深刻なものになり得ます。
現在、韓国では「トランプ大統領から韓国がG7に招かれた」と舞い上がっているようですが、もしこの見方が正しければ、韓国は米国から懐柔される裏で、輸出管理についてはしっかりと締めるという対象国になりつつある、ということかもしれません。。
また、世間的には米中貿易戦争・米中対立に注目が集まっていますが、米国が中国を牽制するために、戦略物資の不正輸出に関わる「韓国ルート」を潰す、という措置が出て来るのかどうか、慎重に見極めたいところです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
他にも、”F22ラプターの機密を不正持ち出した韓国企業役員、米国で起訴” (chosun online 2020/07/10 12:12) という報道もありましたね。
消されたソウル市長が直接かかわっていたとか、あるかもしれませんね。
一番の黒幕は文大統領でしょうけど。
なぜかマ・クベの壺をイメージしてしまった。
奇跡の弾丸 様
あれは、いいものだ
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そうしないと、自分で自分を勘違いしそうなので)
(アメリカが韓国を不正輸出の一大拠点と疑っているとの前提付きです
が)韓国は、「日本の対韓国輸出審査厳格化は、日本だけが韓国を敵視し
ていることで起こった問題で、第三国は韓国の味方をしてくれる」と簡単
に考えているのではないでしょうか。(というより、国際社会が韓国を疑
っていると認めたら、韓国にはどう解決したらよいか分からないのかもし
れません)
駄文にて失礼しました。
そのように思っているからこそ韓国はG20やRCEPの会合で日本の非を訴えて回ったんでしょう。もっとも、韓国はその訴えが誰にも相手にされなかったことについて、誰からも反発されなかったのだからつまり受け入れられたのだと思っているようですが。
更新ありがとうございます。
戦略物資、軍事転用可能物資を意図して横流ししてた。『世界の平和と安全の維持を妨げる輸出を、韓国、香港はしている』ーーというお見立てには賛同致します。
ましてやお人好しの日本(他国もあるでしょう)は、相手(韓国)を信頼して貿易行為をしていた。そのパスラインは日本ー韓国ーイランー北朝鮮、その他害国。
日本の経産大臣が、今に至るまで「韓国の輸出管理をめぐり発生した不適切な事案」について明らかにしないのは、余りにも関係国が複雑に絡まっているからではないか?また下手すると、巧妙に仕組まれ日本の輸出管理の甘さも浮き彫りにされるのではないか、と危惧します。
1年経った今、韓国がまだ日本を「徴用工判決の報復」と事態について嘘を言い続けるなら、米国に先に報告後、全部バラしてグループCへランクダウンもアリと思います。また香港も中国の傀儡なら何でもやり放題。ココとも距離を取る必要が性急にあります。
ミッシングリングとはミッシングリンクの誤りですね
朝鮮人は金の亡者。
倫理、常識、道徳何も無い。
儲かるなら不正輸出。
儲かる不正輸出出来なくなったから日本に逆ギレ。
韓国(朝鮮)人には、モラルが無い。
ばれなければ、悪いことをしても「正義」。
「取締りをする方が、悪いニダ」でしょう。
>ばれなければ、悪いことをしても「正義」。
「取締りをする方が、悪いニダ」
ライダイハンの様に序列が下と見なす存在にはばれていても
「あーん?お前のび太の癖にこのジャイアン様に口ごたえ?」( ゚皿゚)=〇( ノД`)…
ではないでしょうか(笑)
一年前 2019年7月11日 産経新聞からの抜粋
政府関係者による
産業通商資源省(韓国貿易管理担当)作成
「戦略物質無許可輸出摘発現況」
「処分日時」「違反業者」「輸出物質」「輸出先」「金額」等
2016.1~2017.3 142件 行政処分対象
北朝鮮関係
化学兵器原料 「ジイソプロピルアミン」 パキスタン
サリン原料 「フッ化ナトリウム」 イラン
生物兵器 「生物安全キャビネット」 シリア
致死性ガス 「シアン化ナトリウム」 赤道ギニア
規制対象 「フッ化水素(酸)」 アラブ首長国連邦
韓国は不正輸出について刑事事件の対象になったかどうかや個別の企業名を公表しない姿勢をとっている
以上
これだけ無茶苦茶やっておいて言うことが盗人猛々しい ww
現行の韓国に対する輸出管理は、第三国への軍事転用を防ぐために書類を提出させて丁寧に審査することと解釈していますが、根底から揺るがせる様な記事の様に思えます。
いっそ本当に輸出規制(輸出制限や禁止などの)してもいい位になっている様な。
しかもこれらの事件は、完遂されてしまった後に見つかったものですので、ザルと言わざるを得ません。
中韓は一心同体(パククネ及びムン発言)、韓北は一心同体(ムン発言)。足して中韓北は一心同体。当然親分は中国で、この2国は古くから中国の衛星国同然。特に韓国は国家建設の大嘘が足枷となり、中国の威を借りて反米反日に勤しみながら、中国のスパイ活動に関わる従順な手先として正体を隠さなくなりました。さしたる罪の意識も自覚も持たないのが韓国人ですが、米中覇権争いの過程で図らずも彼等の実態が白日の元に晒されつつあると言う事でしょう。
罷り間違っても、日本は世界から価値観の異なる中国の手先と思われる事だけは避けなければなりません。特に2Fを抱える自民党に、より緊張感を持って国事に専念して欲しいだけです。
真偽のほどはわかりませんが、2018年5月に安倍首相がイスラエルを訪問、ネタニヤフ首相との夕食会で「靴のデザート」を出されるという珍事がありましたが、これはイランへのフッ素密輸を日本主導で行っていると疑われたためという説もあります。これがきっかけになった可能性はあると思います。
その後に韓国を訪問したイスラエルの大統領は「黒いタルムード」を贈ったそうですよ。韓国側はその意味を理解できなかったようですが。
東芝機械ココム違反事件でしたっけ、薄覚えだったのでググってみました。外為法で共産圏への輸出を禁じられていた工作機械を承知の上で輸出したといった事件でした。不正輸出は、日本政府も気付けなかったとのこと。関わった社員の密告で摘発されたと記事にありました。
さて、韓国の話です。日本のように自国の製品の不正輸出するのではなく、他国の製品を自国を経由して不正輸出するとなれば、それも、韓国政府黙認となれば、北朝鮮同様、韓国も立派な犯罪国家となります。
>米国で起訴状が公開されるのは異例ではないが、公開の時点とその事由に注目する雰囲気がある
>実際、米現地では中国・イラン地域への関連物資搬出事件の捜査・裁判が多数進行中である
Web主様の仮説もそうですが、中央日報が報じたこのアメリカの弁護士の発言が真実なら、今現在、アメリカでは、韓国の犯罪の検証が着々と行われていることになります。日本の経産省措置は、アメリカからの情報であわてて身を引いたということですかしら?
>米国が昨年、香港に関して制定した「香港人権・民主主義法」については、・・・
香港の人権問題は、香港のものです。他国は人権問題に意見を述べることはできても、それ以上の介入はできません。その上で法律を読むと、シビアなものが見えます。中国が香港問題から手を引けないことを見越して、これは、香港に開いていた穴を塞ぐ手立てですよね。
Web主様の見立ては、アメリカの韓国に対する検証も、議会で可決したこの香港人権民主主義法も、対中戦の一環として行われているというものじゃございません?であれば、対中戦では、アメリカは真剣であることになります。
トランプ大統領再選なのか、バイデン大統領なのかは分かりませんが、この動きは当面続く気が致します。
ブログ主様の言われるとおりですね。
日本はガチガチの法治国家ですから、根拠もなく外為法第48条第1項適用できないと思われるので、公表はしていないけれど証拠はすでに掴んでいるのでしょうね。
韓国や中国みたいに恣意的に適用できないでしょうからね。
それなら「日本から輸入した戦略物資を不正輸出した疑いがある。使用履歴の提出を求めたが一向に回答が無いので輸出管理の厳格化に踏み切った」とストレートに説明すればいいだけなのに。隠す必要性がわからない。
不正取引情報を日本に提供したのがアメリカで、その情報はアメリカやイギリス、イスラエルなど友好国の諜報能力・諜報活動に関することでもあるので、日本が韓国に対して具体的な事実を突きつけることは許されていないのでしょう。
なので、今回の件に関し韓国は証拠を掴まれているとは思ってないし、日本の後にアメリカがいるとも思っていないのかもしれない。だからWTOの場に日本を引きずり出して負かしてやろうなんて考える。
会計士 様
俯瞰的な分析、お見事です。
また、個別の事象を積み上げ、仮説を検証する手法も、知的好奇心を大いに擽られました。
ただ一点、「韓国が敢えて日本産のフッ化水素をイランに密輸出した理由は、あたかも日本が直接、イランにフッ化水素を密輸出したかに装うため。」のくだりですが、会計士様も完全に納得していない様に感じます。下記の仮説が有効では?
仮説―1:韓国が欲しかったのは日本製フッ化水素の「容器」
これは以前、どなたかのご指摘が有ったと記憶します。
先ず、韓国の偽装工作は無駄でではないでしょうか?
もし、イランで、日本製フッ化水素の存在が確認されても、日本の輸出サイドは簡単に弁明出来ると考えます。戦略物質の場合、多くの輸出企業はエンドユーザーの念書を入手する事が必須になっているはずです。(日本政府の指導)
念書の内容は、ズバリ、エンドユーザーの誓約書になっているのが通常で、「○○工場で使い、一切社外に転売しません」という内容になっているはずです。・・・小生も経験より。
従って、万が一、イランで日本のフッ化水素が発見されても、韓国側のエンドユーザーの違反行為、もしくは輸入業者の「書類偽造」が立証可能と思います。日本の輸出管理規定は、それほど厳しいものです。
仮説―2:イランへのフッ化水素輸出は、韓国政府が関与し、10年間に渡り行われていた!
下記の朝鮮日報の記事をご確認下さい。
2019年12月14日 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 『イラン外務省「原油第7兆ウォン支払え」・・・韓国外交、中東でも非常事態借金の大部分を再び繰り延べ』
URLですが、朝鮮日報の記事は削除されており、下記のモノを確認下さい。
https://note.com/nanaehasegawa/n/na9e3c0418e7e
イランが過去9年に渡り、預託金を韓国銀行に納めていたようです。民間貿易なのに、なぜか韓国政府にクレームをつけています。また、預託金を支払ってまで輸入した商品は、「医薬品や食料品」でしょうか?
韓国にその様な優秀な医薬品がありますか? イラン人がそんなにキムチを好きですか?
証拠金を支払ってまで輸入したいモノは、ずばり「核兵器の開発に関連する商品」では?
また、会計士様の論考により、文政権が発足した2017年以降、日本からのフッ化水素輸入が急増しています。しかし、アメリカの対イラン経済制裁により、外貨決済出来なかったはずです。一方で、韓国はガソリンの輸出国で、イランの「超軽質油」は戦略的に重要な物質です。超軽質油欲しさに、文政権が主導して原油とフッ化水素のバーターを開始したとは考えられませんか?
従って、フッ化水素の違法輸出は、韓国の国家ぐるみの犯罪であり、日本政府としても簡単に公表できるものではなかったのでは?
そして、日米が共同で証拠固めを行って来て、一定の成果を上げているのでは?
6月30日、梶山経産相が記者会見は、ある意味、韓国政府に対し「警報」だったと考えられませんか?
文政権は、アメリカでの訴訟&裁判の進展もあり、事の重大性にやっと気付いた。
苦しくなると、発言が狂暴になるのは、韓国人の習性であり、今さら、誰もびくついたりしない。
如何でしょうか?