「和平交渉は当面見送り」声明に見るロシア政府の苦境

ウクライナ軍はいつまでロシアのクルスク州を「占領」し続けるのかはわかりませんが、こうしたなかで、ロイターの報道によると、ロシアの大統領補佐官はビデオ声明で、ロシアがウクライナに提案中の和平案を撤回するつもりはないとしつつ、「宇軍がロシアのクルスク州に越境攻撃しているため」、和平交渉は当面見送ると述べたのだそうです。

クルスク占領、ロシアの反攻は?

ウクライナ政府関係者が13日までに、ロシア領のクルスク州を中心に1,000平方キロメートルほどの領域を「制圧した」と発表してから、ほぼ1週間が経過しました。

ウクライナ軍の侵攻(あるいは「越境攻撃」)の開始は8月6日頃とされていますが、驚くポイントがあるとしたら、「ウクライナがロシア領に侵攻したこと」だけではなく、「ロシアがウクライナによる反攻を許してしまったこと」なのかもしれません。

もちろん、戦況は予断を許すものではなく、楽観視できるものでもありません。

ただ、ウクライナ側がロシア領から完全に撤収した、などとする報道は、現時点においてほとんど見当たりませんが、「物量でウクライナを圧倒している」はずのロシアがいつまでも自国領を占領されたままにしているというのは不自然な気もします。

まさか、「物量でウクライナを圧倒している」はずのロシアが、ウクライナへの反撃能力を欠いている、ということなのでしょうか?

気になるところです。

宇軍の目的はどこにあるのか

こうしたなか、『本邦メディアであまり見かけないBBCの「有益記事」』でも紹介したとおり、英メディアBBCは、このウクライナの作戦には、大きく次の3つの目的が含まれている可能性があると指摘します。

1つ目は、プーチン容疑者にウクライナの反撃能力を示すこと。

2つ目は、ドンバスのロシア軍の一部を移動させること。

そして3つ目は、将来の和平交渉の切り札としてロシア領を占領すること―――、だそうです。

このあたり、評論家によってそれぞれの目的の軽重に関する評価に差異はあるかもしれませんが、ただ、ウクライナ側の行動に、これらの3つの目的の一部または全部が含まれているであろうと見るのは、自然な発想でもあります。

この点、1つ目の目的に重点が置かれているならば、現時点でウクライナ側は目的を達成したので、「名誉ある撤退」を始めるのが筋、といったところです。しかし、2つ目や3つ目の目的に重点が置かれているならば、ウクライナによるロシア領の占拠は長期化し、場合によっては戦線が拡大しかねません。

クルスクは両国の首都からほぼ等しい距離にある

こうしたなかで、地理的に見て、今回、ウクライナが「一部を制圧した」とされるクルスク州の概要を確認してみましょう。

クルスク州自体はウクライナと国境を接しており、クルスク市中心部までの直線距離は、宇露国境からだとちょうど100㎞ほどであり、また、ウクライナのスームィからだと135㎞前後、ロシアの首都であるモスクワの中心部からだと450㎞少々、といったところでしょう。

ちなみにウクライナの首都・キーウからだと420㎞ほどだそうですので、クルスクはちょうど両国の首都からほぼ等しい距離の地点にある、という言い方もできるかもしれません。

また、一部報道だと、ロシア軍が前線への物資補給に使用していた、クルスク州を横切るセイム川に架かる数本の橋梁がウクライナ側によって破壊されたとも伝えられており、事実だとすれば、みすみす越境攻撃を許したロシア側の面目は丸つぶれです。

ロシアが「和平交渉を当面見送り」=ロイター

これに関し、ロイターが19日、ちょっと気になる記事を報じました。

ロシア、和平交渉を当面見送り ウクライナの越境攻撃で

―――2024/08/19 19:53付 Yahoo!ニュースより【ロイター配信】

ロイターによると、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は19日、ビデオ声明で、ロシアがウクライナに提示している「和平案」については「撤回していない」としつつも、「宇軍がクルスクを越境攻撃しているため」、和平交渉は「当面見送る」と述べたのだそうです。

ちなみにロシアが6月に提示した和解案とは、「ウクライナがNATOに加盟しないこと」と「同国東南部4州をロシアに引き渡すこと」だそうで、ロイターはこの和解案を巡り、ウクライナ側は「降伏に等しいとして直ちに拒否した」と報じています。

ロシアとしては、占拠されたクルスクを回復しなければならない、といったところなのでしょうが、もうひとつ気になるのは、ロシアがうだうだ言いながらも行動が伴っていないことでしょう。

まるで、「越境攻撃を止めなければ和平交渉にすら入れない」という、ロシア側の悲鳴にも見えるのです。

いずれにせよロシア側に和平案の見送りを言明させたという時点で、ウクライナの側の軍事行動が成果をあげた可能性については指摘しておく価値はあるでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 引きこもり中年 より:

    毎度、ばかばかしいお話しを。
    憲法9条信者:「ロシアとウクライナとの和平交渉は、当面見送りなのだから、いずれ行われるにちがいない」
    まあ、どちらになるかは別にして、戦いを継続できる能力には、限界がありますから。
    蛇足ですが、ウクライナ軍は、兵員の問題もありますから、モスクワまで進軍することは出来ません。さて、どこで進軍を停止するのでしょうか。

  2. CRUSH より:

    ミリヲタにはロシアに肩入れしてる人たちが一定数居てはりますが、この一週間は黙り込んでおられるような。(笑)

    当初は一週間で終わらせるはずの「特殊軍事作戦」がもう二年半も終わらないのだから、どこの野次馬の目にも「ロシアは失敗してる」んですけどね。

    で、この件も野次馬の目には奇っ怪です。
    竹島を占領されたのに手出し口出しできない日本と違って、圧倒的に有利(のはず)なロシアが一週間も黙り込んでいるから。

    個人的には、ウクライナ軍は、銃で威かすよりも、現地でスマホやスターリンクを無料でばらまいて、西側の情報を好き放題に見られるようにしたらよいのにな、と思います。

    ロシアや共産党中国や北朝鮮には、それが一番強烈に効きそうだから。(笑)

    1. 匿名 より:

      さすがにそれは時代錯誤かな。ロシア国内でも普通にネットに繋がりますよ。もちろん日本のサイトにもウクライナのサイトにも。スラブ系のロシア人なら親戚にウクライナ人もいる場合が多いですし。

  3. アオキ より:

    https://x.com/OlgaBazova/status/1825051462465990830

    ウクライナ応援団の皆様、こんにちは!

    クルスク大冒険は順調です。

    81年前の借りを返すので私たち(Nachtigall大隊)を応援してください。

    クルマのマークがポイントだよ(^^♪

  4. 伊江太 より:

    歴史的に見て、ロシアという国は極めて好戦的で、周辺民族を残虐に蹂躙することに何らの呵責も感じない国民性を持ちながら、いざ力を持った他国との本格的な戦争となると、次の2つのパターン以外には勝てない、そんな国だと思っています。

    1. 当初連敗を重ねながら、ずるずると相手を広大な国土の奥にまで引き入れ、相手の補給線が伸びきったところで、面ではなく線に過ぎず、守りの弱い相手占領地をゲリラ戦で叩き、孤立してしまった相手の主力を一気に叩いて、勝負を決める。

    2. 予め時間をかけて、ロシア人や現地人の工作員を狙った地域に多数送り込んでおき、宣伝、暗殺、その他の攪乱工作をおこなわせることで、現地の組織的抵抗が不能な状態になったところで、正規軍を侵攻させ一気に占領する。

    ナポレオンのモスクワ侵攻、ナチス・ドイツのレニングラード攻防戦なんかは1の例。日露戦争でも、首都周辺での革命騒ぎさえなければ、奉天会戦での大敗などは意にも介せず、もっともっと奥まで攻めておいでとするはずだったでしょう。

    思惑通りに2の戦略がうまくいった最高の例は、第2次大戦末期に、ほとんど手を汚すことなく、ややこしいバルカン半島を除く東欧地域を、ソックリ衛星国に出来たことでしょう。ソ連邦崩壊で全部失う羽目になったのは、ロシア人にとっては痛恨の極みで、いつしかまた取り返さずには措くものかと、腹の中で思っているのは間違いないと思います。

    クリミアも2の戦略でうまくいった例。次は当然ドンバスをと。やってみたところが、余りにも犠牲が募り、国が傾きかねない事態に陥った。そこで、ここのところはひとまず休戦をと模索してるんでしょうが、そこはロシア人。手に入れたと思ってるものは、絶対放さないことが前提のはなしで、そんムシの良い停戦案、成立するはずはないでしょう。で、とりあえず、お前んところの発電設備狙うのは止めるから、うちの石油貯蔵施設、攻撃するのは止めろ、なんて変化球を繰り出してるようですが、

    ところが、今度はウクライナ側のクルスク州侵攻。何でしょうね、これ。本当にロシアにとって不意打ちだったのか、ロシアが誘った罠なのか? 罠だとしたら、1のパターン。緒戦は負けてあげるから、ドンドン奥まで攻めておいでとなるんでしょうが、過去ロシアとほぼ一体で行動してきたウクライナが、そんな幼稚な誘いに乗るはずもないでしょう。

    クルスクとドンパス・ウクライナの占領地の交換? 一度握ったものは雷が鳴っても離さないロシア人を熟知するウクライナが、そんな甘いこと考えるとも思えません。ウクライナ東部、南部戦線に侵攻しているロシア軍の補給線を背後から徹底的に叩くことで、ナポレオン、ヒトラーの二の舞を演じさせるのが、ウクライナの狙いじゃないかと、密かに考えているのですが。

  5. ロストフの石油貯蔵所 より:

    ウクライナのドローン攻撃で3日燃え続けている
    https://www.youtube.com/watch?v=kiKLTPB9ED8&t=613s

  6. クロワッサン より:

    そう言えば、ウクライナの勝利条件と敗北回避条件はどんな条件になるんでしょうね?

    1. めたぼん より:

      ドンパス地域からロシアの影響力を完全に排除するのが勝利じゃないでしょうか。
      クリミアの回収まで考えてるかもしれませんが。
      敗北回避はどうなんでしょうね。
      ドネツクルガンスク両国に高度な自治を認めて、数年後に期限を切って分離に関する住民投票を行うことを約束する、という条件で独立を撤回させること、あたりかなあと思います。

      私としては、単に軍事力でロシアを排除しても一時的な勝利でしかない、政府間で話がついても住民が納得しなければ何回でも再燃すると思ってます。

    2. 雪だんご より:

      ①奪われた自国領土を取り返す
      ②逆にロシアの領土を奪い取る
      ③プーチン政権を崩壊させる
      ④ロシアに賠償金を支払わせる
      ⑤NATO加入などに文句を言わせない

      上記みたいなポイントをいくつ抑えられるかで、勝敗の度合いが左右されると思います。
      逆に首都を抑えられたり政権崩壊させられたりしたら負けでしょうけど。

    3. クロワッサン より:

      めたぼん さん
      雪だんご さん

      ありがとうございます。

      「ウクライナ固有の領土の回復」を掲げてNATOに加入出来れば、東部地域がロシアに不法占拠されていても敗北回避条件を満たせるのかもですね。

      高度な自治を認めたりするのは、時限付敗北条件の設定になりそう。

      回避するには、ロシア領を切り取ってモスクワになるべく近づいて、ミサイル基地を整備して、自治区の住民投票が行われる前にプーチンの首を獲る、ですかね。

      ロシア産原油を迂回輸入しLNGを輸入している欧州諸国に腹を括らせる為、ウクライナはどんな罠を張れるのやら。

      ロシア経済 なぜへたらないのか?制裁が効かない真の理由
      https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/15/38345.html

      国内向け戦時国債だよりなロシア財政を破綻させるには、何が有効なんでしょうね。

      1. めたぼん より:

        >>高度な自治を認めたりするのは、時限付敗北条件の設定になりそう。

        全く同感です。
        表面上は和平でも問題を先送りしただけ、必ず再燃すると思います。

        ロシアを破綻させるのは非現実的だと思います。
        もし破綻を狙うなら、ロシアと貿易してる国を懐柔するか恫喝するかでロシアを完全に孤立させなければなりませんが、中印は逆に貿易拡大してるし欧州は自分が困らない範囲での制裁しかしない。
        イランや北朝鮮ですら体制維持できてるわけですから、ロシアを破綻させることで戦争終結させようとするのは不可能でしょう。

        途中経過でどちらが優勢なのか観察しても、最終的な勝敗には無関係だと思います。
        プーチンの首を取ったら終わるかと言えば、そんなことはない。
        次の政権と2021年の国境線に戻すことを合意しても、必ず再燃します。
        戦争の根本的な原因はマイダン派政府の政策が南東部の住民からNOを突きつけられたことなので、ウクライナ政府が南東部の住民から支持されるような政策を打ち出さない限り終わらない、つまり私は最終的にはロシアの勝利しかないと考えてます。
        逆に住民をウクライナ政府の味方にすることができれば、最終的には必ずウクライナが勝つはず。
        西側がジャブジャブ援助を注ぎ込んで、南東部の住民も「ウクライナに戻る方が生活が楽になりそうだ」と思えるレベルに経済成長させるとか。
        しかし、今のウクライナ政府では不正蓄財に回ってしまうだけでしょうね。
        軍事的な勝利で終結させるなら、ウクライナ領内から親ロ派住民をロシア側に追放するしかありません。
        今の時代、さすがにそんなことはできないでしょう。

        1. クロワッサン より:

          >西側がジャブジャブ援助を注ぎ込んで、南東部の住民も「ウクライナに戻る方が生活が楽になりそうだ」と思えるレベルに経済成長させるとか。
>しかし、今のウクライナ政府では不正蓄財に回ってしまうだけでしょうね。

          ウクライナ版「漢江の奇跡」をって事ですね。
          でも、確かにウクライナの腐敗度は結構なものだから、あまり見込みがないですね…。
          腐敗がなんとかなるなら、停戦後の復興支援でそれなりに行けるかも。

          >軍事的な勝利で終結させるなら、ウクライナ領内から親ロ派住民をロシア側に追放するしかありません。
>今の時代、さすがにそんなことはできないでしょう

          ロシア国籍も持っているなら強制送還って形で出来そうですけど、親露派住民全員が持ってる事を期待するのは難しいですね。

          1. めたぼん より:

            >>ロシア国籍も持っているなら強制送還って形で出来そうですけど、親露派住民全員が持ってる事を期待するのは難しいですね。

            ふと思い出したんですが、イスラエルがヨルダン側川西岸地区でそれやってるんですよね。
            元々パレスチナの領土だったものをヨルダンが一方的に併合したことで西岸地区の住民は全員ヨルダン国籍を付与されていて、イスラエルが侵攻した際に「ヨルダン人は出て行け!」と合法的?にヨルダンに追い出すことができました。
            ドンバスやクリミアの住民は(他国は認めてないけど)ロシアに併合されてロシア国籍になっているはずなので、ロシアに強制送還する名分があります。
            でもまあ、ヨルダン川西岸の件は50年前の話ですし、イスラエルは独力でアラブ諸国に勝ったんだし、何をやってもアメリカから全面的に味方してもらえるという立場でしたからね。
            ウクライナには同じことはできないでしょうね。
            それにイスラエルは入植地を作ってユダヤ人を移住させましたが、人口が減ってるウクライナには入植させる国民がいないので、ただの無人の野になってしまって奪還する意味無くなっちゃいますし。

            4日前の記事へのコメントなのに、お付き合いいただいてありがとうございます。

  7. 元雑用係 より:

    露宇戦争開戦初期でしたが、ブチャの虐殺が明らかになって終了した停戦交渉、ロシアは占領地を獲得した上で和平を迫り、受け入れないウクライナを批判していました。
    ウ側が占領地を獲得した途端に和平交渉に応じないというのも何なんでしょうね。と第三者からは見えてしまいます。(笑)

    開戦初期の頃、このコメント欄で「ロシア軍の復元力」への指摘がありました。ロシア軍は歴史的にも、当初は敵側に押し込まれても、状況に適応すべく体制を立て直し最後には勝利にもっていく力があると。露宇戦争の東部でも結果的にはそれが現れたと感じています。ロシア式の勝利には国土の荒廃や夥しい同胞の犠牲の上で、なんてのも加わりますが。
    東部のロシア軍の勢いはとどまる気配がなさそうです。ウ軍は東部と北部に戦力を分散。
    クルスクも露軍が体制を立て直す可能性も当然あって、あまり楽観的な見通しを持てません。現在の国境線まで押し戻して、そこで止まってくれるのかどうかも。
    戦後明らかになるかもしれない、今回のウクライナの判断については今後も注目したいです。
    もう打つ手が無かったからという悲劇的な選択でないことを願っています。

  8. CRUSH より:

    クリミヤやドンバスの前線では、人的にロシアが優勢に見えてますが、クルスク方面に入り込まれて、なおかつ居座られているのをみてると、追い出す手駒が無い感じですね。

    入り込まれてる時点で国境守備が手薄だった証拠ですから、ウクライナとの国境ではないところには、もはや案山子が立ってるだけなのかも。

    これはもう、共産党中国の海軍が目障り!とか別の口実で
    「リムパックinアリューシャン列島」
    とか、
    「航行の自由作戦in間宮海峡」
    とか、やってみたら面白いかもですね。

    なぜか今、東京湾に世界の海軍艦艇が集まってきてるらしいのですが、まさかねー。(笑)

    個人的には、死肉の臭いにハゲ鷹が集まってきたように感じております。
    黒沢明『用心棒』で、宿場町に浪人が集まってきたみたいな?
    その場に居ないと分け前は主張できませんからね。

  9. 普通の日本人 より:

    「旭川と言えばイジメ」で言われる人間の異常性
    日本人もこのような残虐性を持っているのだからロシア人も当然持っているだろう
    共産主義をうたいながら自分(共産党指導部だけ、ロシア共産党指導部だけ)が富を集中し反対するものを消し去っている国がある。
    共産主義とは関係なくたんなる皇帝主義だ
    この地域には独裁者にすべてを決めてもらいたい。と言う文化があるのです。
    たしかに今の日本の状態は自由に発言出来てどれが正しいのか、どれを信じたらいいのか
    情報が多すぎてわからなくなっている。
    だれか強いものにゆだねたくなる。

  10. 普通の日本人 より:

    途中で送信してしまいました
    つまり文化なんです。
    残虐性を隠さない文化。
    だからプーやシユウーや北が無くなっても同じかそれ以上に悪い奴が出てきます。
    ちょうど旭川から「いじめ」の報道が切れないのと同じように

    1. CRUSH より:

      そう。

      だからきっと、旧ソビエト連邦の内ゲバを西側の誰も止めないのですわ。
      どちらも共倒れになってくれたら、みんなハッピー。

      ムッソリーニやカダフィみたいに内部でケリがつけば、調停に介入するのかもしれませんが、サダムみたいに外部から停めに入るとコスパ悪いですからね。

    2. 月長石 より:

      ちょうど今日のXにあがっていました。
      https://x.com/Tatarigami_UA/status/1826283109077364834
      ————
      8月16日ごろ、第155旅団の隊員が撮影したとされる、電柱の上にウクライナ兵の生首が置かれている映像がテレグラムで拡散した。これは、単に孤立した残虐行為としてではなく、より大規模で体系的なアプローチの一部として見られるべきである。
      ————
      (画像はモザイクがかかっているので開けても大丈夫です)

      スラブ民族の残虐性は長年に渡る「タタールの軛」で培われたという説もありますが、
      このあたり突き詰めていくと、吸血鬼ドラキュラのモデルになったルーマニアのブラド三世につながったりします。やはり日本人の感性には相容れない人たちだなと思ったり。

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