立憲民主党巡る「二重基準とフィリバスター」の悪循環
立憲民主党議員は有権者の支持が得られないからこそ国会フィリバスターのような極端な戦術を取るのかもしれませんが、それをやることでますます一般有権者の支持が離れていく、という悪循環が生じているのではないでしょうか。その結果が、2012年の下野以降、大型国政選挙などで勝てなくなってしまったという実態ではないかと思う次第です。
「立憲民主党・山井和則議員がフィリバスター」＝産経
自民党の「裏金疑惑」を追及する、などと称し、国会で茶番（？）が続いているようです。
産経ニュースの次の記事によると、１日の国会・衆院本会議では、立憲民主党の山井和則衆院議員が午後、小野寺五典衆院予算委員長（自民党）の解任決議案に関する趣旨弁明を、なんと「２時間54分」も行ったのだそうです。
立民・山井氏が衆院でフィリバスター、２時間５４分の新記録 不記載の５１人読み上げ
―――2024/3/1 16:40付 産経ニュースより
産経はこれについて、記録が残る1972年以降で見て、同じく立憲民主党の枝野幸男・前代表が2018年７月に行った２時間43分を抜く「新記録」、としたうえで、次のような見方を示しています。
「令和６年度予算案の衆院採決を遅らせるための『フィリバスター』（議事妨害）とみられる」。
なぜこれが「フィリバスター」にあたるのか――。
産経によると山井氏は弁明のなかで、「自民派閥からの還流金を政治資金収支報告書に記載しなかった衆院議員51人の事例の読み上げ」を行うなどしたからだそうです。
これについては立憲民主党の原口一博・衆議院議員が「最初はヤジを飛ばしていた自民党席も静まり返るような迫力があり、勝負あったと感じた」とポストしていますが、自然に考えて、「長すぎて疲れた」だけのことではないか、などと思ってしまいます。
山井和則君の本会議における小野寺予算委員長解任決議案の主旨弁明は、圧倒的な説得力だった。…
— 原口 一博 (@kharaguchi) March 1, 2024
ダブル・スタンダード
ただ、今回の山井氏の演説が「フィリバスター」にあたるのかどうかはともかくとして、単純に疑問も浮かびます。
パーティー券収入などを政治資金収支報告書に記載しなかった議員を「裏金議員」と定義するのであれば、立憲民主党の安住淳・国会対策委員長こそ、「裏金議員」の典型例でしょう。あるいは立憲民主党は梅谷守衆議院議員が会合で有権者に日本酒を提供していた問題について、しかるべき処分を下したのでしょうか。
もちろん、パーティー券収入の還流という仕組みを、安倍晋三総理大臣が生前に問題視していたとされるにもかかわらず放置し続けて来た旧安倍派（清和政策研究会）の責任も重大かもしれませんが、それ以上に深刻なのは、それを舌鋒鋭く追及している立憲民主党には、それを追及する資格がない、ということです。
このように考えていくと、最近の自民党の「裏金」（？）問題を眺めていて気付くのは、この「問題」とは、究極的には立憲民主党の問題でもある、ということでしょう。
勝てなくなった立憲民主党
さて、最近の選挙では、立憲民主党（あるいはその前身の民進党、さらにその前身の民主党）がすっかり勝てなくなってしまいました。
民主党が下野するきっかけになった2012年12月の衆議院議員総選挙以降、大型国政選挙は都合８回実施されていますが、どの選挙でも政権喪失以前の選挙と比べて、獲得議席は低迷していることがわかります。
たとえば衆院選では2009年に308議席を獲得して圧勝しましたが、2012年以降に関しては、獲得した議席は最大でも2021年の96議席であり、二桁（100議席台）に乗せたことはありません。
衆院選
- 2009年…480議席中308議席（民主党）
- 2012年…480議席中*57議席（民主党）
- 2014年…475議席中*73議席（民主党）
- 2017年…465議席中*54議席（立憲民主党）
- 2021年…465議席中*96議席（立憲民主党）
（【出所】総務省）
また、参院選でも、政権交代直前の2007年時点では改選121議席のうち半数近い60議席を獲得しましたが、その後は獲得議席が減り、政権を喪失した2012年以降で見ると、獲得議席は最大でも2016年の32議席で、それ以外はいずれも16～17議席に留まっています。
参院選
- 2007年…改選121議席中60議席（民主党）
- 2010年…改選121議席中44議席（民主党）
- 2013年…改選121議席中17議席（民主党）
- 2016年…改選121議席中32議席（民進党）
- 2019年…改選124議席中17議席（立憲民主党）
- 2022年…改選124議席中16議席（立憲民主党）
（【出所】総務省）
これにはもちろん、民主党の後継政党である民進党が分裂した、旧民主党が集合分散を繰り返した、などの影響もあるのですが、それにしても「最大野党」であるはずの立憲民主党が、衆参両院で改選議席の２～３割程度しか取れなくなっているというのは、それだけ有権者が立憲民主党を見放している証拠です。
また、昨年行われた国政選挙の補選（４月の５選挙区、10月の２選挙区）でも、立憲民主党が獲得したのはたった１議席です（ただし、４月の参院大分選挙区は「大接戦」でしたが…）。
マスコミの報道しない自由が効かなくなってきた
ではなぜ、ここまで党勢が低迷しているのでしょうか。
結局のところ、立憲民主党のこうした国会におけるフィリバスター行為や自民党を追及するときの酷いダブル・スタンダードぶりなどが、インターネット環境の発達・普及によって有権者に広く知れ渡ってしまったからではないでしょうか。
インターネットが普及する前であれば、主要マスコミが「報道しない自由」を使って野党議員を全力で守ってくれていたでしょう。むろん、産経ニュースのように、立憲民主党に批判的なメディアもありますが、ほかの主要メディアはそこまで舌鋒鋭く立憲民主党を批判しているフシはありません。
しかし、現代社会ではマスコミの社会的影響力が急低下しており、いくらマスコミが立憲民主党議員を全力で守ろうとしても、インターネット上で立憲民主党議員らの行状がバレてしまいます。
また、どうも立憲民主党議員は、有権者から支持が得られないからこそ、今回のフィリバスターのような極端な国会妨害戦術を採用しているのかもしれませんが、それをやることでますます一般有権者の支持も離れていく、という悪循環が生じているのではないでしょうか。
その結果が現在の立憲民主党の党勢なのだとしたら、じつにすっきりと説明がつくように思えてなりません。
もちろん、自民党・岸田文雄政権が素晴らしい政権だとはいいませんが、やはり、最大野党である立憲民主党がこのような惨状であることを踏まえるならば、残念ながら次の選挙で立憲民主党政権が発足する可能性はゼロに近いと考えざるを得ないでしょう。
本文は以上です。
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この問題は、マスコミが報道するかしないかという裁量権を勝手に握っているからだと思います。
何処の党も同様の事をやっていて、自由民主党だけは大々的に報じ、立憲民主党だと矮小化するというアンフェアな報道こそが問題なのです。
「自由民主党は政権与党なのだから、それぐらい報じても構わないのではないか」と言う人もいますが、同じ問題が発覚したのであるならば、与党も野党も関係無く確りと報道すればいいだけなのです。
不公平で且つ、被った報道ばかりをしているから、「マスコミは(特定)野党の肩を持っているのではないか」と疑われるのです。
実際にその様な事をして、総選挙で野党に政権を獲得させ、日本が危うく転覆しかけたこともありました。
野党側のバックには、与党以上に怪しい団体が介在していますし、与党以上に深い闇を抱えていると思います。
その事について、マスコミが積極的に報じないのは、やはりその団体とマスコミが何だかの形で繋がっているからではないかと思います。
> 自由民主党は政権与党なのだから、それぐらい報じても構わないのではないか
これは民主主義否定の序章である。
公平があるから、平等があり、これらを基に民主主義がある
公平に対して不寛容になれば、民主主義が脅かされる
立憲民主党議員が国会で自民党を追い詰めることに、何度も失敗している。
詭弁を使ってでも、徹底的に追い詰めることが出来ないので、国会中継を見ていて歯がゆく思う。
衆院政治倫理審査会でも、塩谷座長、西村氏、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長であったのに全員一切関与していないと言っていた。
ということは、立憲民主党は政治屋ばかりの集団で、何もできないとおもう。
国会中継を歯がゆい気持ちで見ているようですが、自分も歯がゆい気持ちで見ています。
法律上、問題のないことを「安部さんは知っていたんだと思います。」「思いませんか？」などの思うで片づけています。
法律上問題ないのに追い詰めていると言われる内容は、派閥の代表なのに「政治資金報告の記載漏れがあった内容を知らないはずがない」「知っていたのでないですか？」とか言っている。ならば、立憲民主党の泉代表は、安住さんの修正申告について謝罪と説明責任があると言うことですね。
先に、話してもらえば、自民党の皆さんも話さないわけにいかなくなるのですが、やりません。立憲民主党がすべて隠すのが歯がゆい次第です。
立憲民主党の手法は週刊誌による個人を私刑で凶弾しているのと同じことです。
国会中継が民法のワイドショーに見えてしまいます。法律で決着がつくまで黙っていてほしいですね。国会で取り上げるのはそのあとまで待つべきです。三権分立なのですから。
何時間でも勝手にやってろ出来れば議場ではなく郵便ポストに向かってやれ、と思いつつ、山井先生の熱弁の内容よりも、この前置きの方がよほど気になりました。
＞「社会保障などライフワークの質問をしたかったが、『裏金の真相究明すべきだ』と国民の声が強いから、ぐっとこらえている。」
「時間が余ったらコロナ対策もやります。」のお友達なだけある。「俺が政局をやるのは国民のせい」とパワーアップまでしとるし。他のことヤレと思っている私は氏に言わせれば非国民なのでしょうが、『裏金の真相究明すべきだ』をもし言うとしても、それは山井ではなく検察あたりに向かってです。そして対象は自民党のみではありません。
もし違法性が無いのであればそんな無駄な労力を使っている時期ではありません。違法性を問えない構造だというのならば、”法改正をした後にそれ以降の案件について”ギッチギチに締めればよろしい。提案ミッション型の立憲さんならさぞ素晴らしい改正案を出せるでしょう。それこそが野党に求められる仕事であり、その成果をもってすれば政権奪取など容易いことでしょう。それくらい本件は「自民党の裏金問題」として世間への刷り込みに成功してる感はあります(政治に興味がない人を中心に)。
3時間もしゃべくってる場合じゃないですよセンセ。
農民様の仰ることが論理思考の典型例のようで非常にわかりやすいです
違法性は？ 捜査権者は？ 捜査対象は？
全て明らかになっているのに自民党・安倍派にだけダブスタ適用して印象操作を続けるからSNSで立民の過去の履歴やダブスタの矛盾点を指摘され炎上するのだと思います。
・パー券問題を取り上げるなら、安住議員を始めとする問題のあった身内議員を全て処分してから同様の処分を自民議員に求めるなら同一スタンダードで批判されないと思うのです。
・小野寺五典衆院予算委員長（過去に香典で有罪・公民権停止あり）に厳しい質問をぶつけるなら、香典以上？の日本酒を配った身内議員を処分してから行うべきと思うのです。
・何より、農民様仰るとおり、違法性無いと検察判断した案件については、違法性を問えるように包括的な（自議員を含む）改正案提案をして是正を求めるべきと思うのです。その際にパー券を政治資金同様に扱う為に外国籍のパー券購入は違法にすべきですね。外国サポーターの多め？な立民や野党には厳しい提案かも知れませんが、そこまで身を切る提案ができたならば、法案審議で与党自民が否決したとしてもスジは通せて野党の仕事したと思います。（私は）
有権者が社会党を見限ったのが議場牛歩戦術を実践したあの年だったと回顧します。
死なばもろとも戦法をまたもや繰り出した岸田文雄首相、今回ばかりはあっぱれと当方は声援を送るほかありません。
やってるのは、牛歩戦術の流れを汲む牛後戦術。
「焼肉店 牛後の臭いが 鼻につく」
ｳｿﾁほどの生産性もない所業ですね。
牛後の意味は調べないで下さいね♩
百歩というか、千歩、一万歩ぐらい譲って、どうしても通過させたくない閣法に対して、審議未了・時間切れ、廃案を狙って、フィリバスターというのであれば、そういう行動に賛成しないとしても、やっていることの意味は分かります。
しかし、予算の採決を通常の金曜から、土曜日に押し込むことに、何の意味があったんですかね。意味不明、としかいいようがなく、予算の無駄、公務員に無意味な時間外・休日労働を強制、まあ、本来なら労組が糾弾声明をあげるべきところでしょう（笑）。
自民党を落として、立憲を上げるようにマスコミも懸命に頑張ってますが、いいかげん、野党第一党の座は、立憲民主党以外にお願いしたい。他のどの党でもよいので。
（さすがに社民、共産、れいわはないですけどね）
あらあら 呆れた(^^); 今度は、
人呼んでミスター・デマの井こと
山井議員さんですか。
巷では、病（やまい）か頭に乗り さんと
呼ばれているのも見かけましたが、
まあ、立憲民主党支持者の間での
人気を勝ち取るためには、
鬱憤層である彼らが喜ぶパフォーマンスに
頑張ることが必要のようで、いやはや
立憲の議員さんたちはたいへんですなあ。(^^)
なんせ、
#迷惑系政治Youtuberで頭角現した杉尾議員さん、
れいわ時代の ざこにしカワ五右衛門
との異名で大暴れのTHE小西議員さん、
多様性の暗黒面の女王レンポーさん、
ロンパールームの王さま
Dr.スラップことはっぴ～さん、
いわずと知れた、辻元、菅直人などなどの
その手の方面オールスターズのライバルに
差をつけて目立ってなんぼのためには、
ここまでしないといけないとは大変そうで
同情してしまいそうになります。
自民党の揚げ足取りとかがメインで、日本国民より在日外国人を重視して、政権与党を狙わない・狙えない政党なんて日本共産党だけで十分なんです。
だから、同じレベルな立憲民主党は日本共産党と一緒になって立憲共産党になっちゃうのが正しいのです。
そうなんですよねえ。
労組利権で真面目に働く労働者から
巻き上げた組合費での専従でおまんまさんと
嘘捏造で謝罪と金品たかる韓流がコナな支持者
と言われる立憲民主党さんは、
国民が汗水垂らし納税した税金を
感謝もせずして、正義を騙り
もっとクレクレと騒ぐ共産党さんとは
役立たずという点で方向性は合致してるのです。
ただそれだけに、
ご同業ライバルとしてしのぎを削っての
内ゲバしながらのありさまには
見ていてあまりに滑稽でみっともなく、
そんな生き方はしたくないものだなあ
との感想です。
メソポタミア文明の言葉に
「レンホーのうちわ」
という言葉があるとかないとか…ムニャムニャ
野党の一番の支持者はマスコミですかね？
未だに「学生運動に世代違いで参加できなかった世代」が暴れています
マスコミと野党には、コアユーザーへの対応だけに熱中してるという特徴も共通しますね・・・
ごく自然な話として、
「有事には団結して輪を乱すな」
村八分であっても火事と葬儀は共同作業するみたいに、大規模災害があったら、つべこべ言わずにやるべき事をサッサとやるべし。
「僕ならみんなをもっと幸せにできるよ！」
というなら対案を出してみろよと。
立憲民主党もその支持者たちも、
「他人の不幸を願ってる」
みたいにしか見えないのですよね。
その昔に、川崎球場で某球団のＡ監督が、シーズン最終戦ダブルヘッダー二試合目の延長戦で長々と審判に抗議してたもんだから、引き分けで試合終了。
引き分けた時点で近鉄バッファローズは優勝できませんでした。
なんかソレを思い出しますよ。
つまらん抗議せんとサッサと引っ込めバカ！
ロッテファンも西武ファンも、あそこでつまらん抗議で試合終了を望んでいたのかね。空気読めやボケー！
今でも許せません許しません。
立憲民主党って、プラスは積まないのにマイナスだけは確実に積み重ねていきますね。
ノーアウト一塁から送りバントするみたいに確実で手堅いアホ戦略。
やはりこんな人たちには、何にも任せられないと思いますよ。
CRUSHさまおっしゃるとおりです。
災害時に他国においては与党も野党も
共同して救助復旧支援にあたるものですが
それが日本では、特定野党は
＃迷惑系政治Youtuberとして頭角表すチャンス！
と履き違えしているようなありさまです。
私は本来
政権交代に値する複数政党制が理想ですが、
今の日本の特定野党ははるかに
足切りライン以下の落第点で
顔洗って出直してきやがれ さん状態です。
それなのに特定野党と支持者さんは
選挙のたびに
「この選挙は天下分け目の関ケ原だあ！」？
だとか叫んでますが 歴史的に見ても
徳川幕府軍 と 山賊追い剥ぎ烏合の集+海外勢が
関ケ原で戦った史実などありません。（笑）
また、
別のときには源平合戦持ち出して
「奢る自民は久しからず」？とか言って
自分たちを源氏方にしてて滑稽でした。
なんせ、
短い天下での滅亡の奢る平家は
あっという間に叩き出された民主党政権
の方じゃありませんか（笑）
ただし、武家である平家は
壇ノ浦で清々堂々戦い散って果てましたが、
一方で民主党さんの場合は、
ミスター民主党御大将鳩ポッポさんは
奥方えにしで逃れた半島で、
土下座で「倒日の同志！」と讃えられ
お遍路に化けて西に落ちていった菅直人氏は
恥ずかしげもなくいつのまにか戻ってる
というありさまであり、
武家である平家と違って、
「ありゃ、山賊追い剥ぎの有りようだわなあ」と
衆目の眼には映っているものです。
解説中で >産経はこれについて、記録が残る1972年以降で見て、同じく立憲民主党の枝野幸男・前代表が2018年７月に行った２時間43分を抜く「新記録」、としたうえで、次のような見方を示しています。
「令和６年度予算案の衆院採決を遅らせるための『フィリバスター』（議事妨害）とみられる」。
—————-
>なぜこれが「フィリバスター」にあたるのか――。
産経によると山井氏は弁明のなかで、「自民派閥からの還流金を政治資金収支報告書に記載しなかった衆院議員51人の事例の読み上げ」を行うなどしたからだそうです。
と有りますが、どうして「自民派閥からの還流金を政治資金収支報告書に記載しなかった衆院議員51人の事例の読み上げ」を行うなどした故にfilibuster（英辞郎によると「議事（進行）妨害」とある。・・正確性を期すためコピーして記載するべきであるが、有料版でもコピーを認めていないのでやむなく転記した・・
なお、ウィキペディアにはフィリバスター（filibuster [ˈfɪlɪbʌstər, ˈfɪləbʌstər] ( 音声ファイル)）とは、他国で非合法な軍事行為によって、革命、反乱、分離独立などをおこし、政治的、経済的な利益を得ようとする者をいう。とあり、フィリバスターの日本語による説明は定説が無いようだが。
ということで本稿でも用いられているフィリバスターの意味は産経の定義したもののようである。例えばスキー、ダンス等のように万人が分かるもの以外はカタカナで書かずにアルファベットで書けば誰でも原語の意味が即座に理解できるのだが。そこまで正確性を期す必要が無いなら、産経の記事で書いているように括弧書きで日本語の意味を併記し、日本語が読める日本人が読めば抵抗なく読めるようにすべきではあるまいかと思うがいきなりカタカナで書かれるとどういう意味か面食らう。ここまでしらべるのに10分ほどかかったが、私なりにフィリバスターの意味を改めて理解したつもりであり、本論の趣旨とは別に意味不明な単語を調べた甲斐があったけど。
それはそれとして【なぜこれが「フィリバスター」にあたるのか――。
産経によると山井氏は弁明のなかで、「自民派閥からの還流金を政治資金収支報告書に記載しなかった衆院議員51人の事例の読み上げ」を行うなどしたからだそうです。】との産経の指摘はピント外れでは無かろうか。
産経によると山井氏は弁明のなかで、「自民派閥からの還流金を政治資金収支報告書に記載しなかった衆院議員51人の事例の読み上げ」を行うなどしたからだそうです。と指摘しているが、国民の中で誰が還流金を政治資金収支報告書に記載しなかったかは知っている人はごく僅かであろうに、それを国会で公表し､国民の誰もが知る権利を提供したことがなぜ議事妨害に当たるのかを産経は説明すべきでは無かろうか。
＞国民の誰もが知る権利を提供したことがなぜ議事妨害に当たるのか
記者会見を別個に開いてやればいい事を、何故わざわざ国会の場で三時間も無駄な時間をかけて審議を遅らせるような下らない演説をする必要があったの？
何がピント外れだよ。
国民の知る権利というのであれば、これはすでに山井氏”ですら”取得できる情報、興味があれば誰もがアクセスできるであろう上に、この国会中継(当該が放送されたかは知りませんが)を、山井氏の演説にこの内容が含まれているはずだとして視聴し3時間弱もじっくりと聞いた人間は皆無ではないかと推察します。
百歩譲り仮に山井氏がこれを国民の知る権利のための行動として考え実行したとすれば、相当に
“要領が悪く 生産性が無く 配慮に欠き 実務力の無い方”
ということになってしまうと思います。氏にとっては、こんな凄まじい評価をされるよりはまだフィリバスター扱いの方がマシに思えますが……
>百歩譲り仮に山井氏がこれを国民の知る権利のための行動として考え実行したとすれば、相当に
“要領が悪く 生産性が無く 配慮に欠き 実務力の無い方”
ということになってしまうと思います
その点はご指摘の通りでしょう。しかし、どのようなことを議事妨害とするかは議長が判断して登壇者に指摘すれば良いことであり、それをしなかったのは必要性があると判断したからなのかもしれない。
私には納得できないが議長が登壇者の主張の仕方を認めたのですから形式的にはそれで良いことになり、あんたごときがキーキー騒ぐ内容では無く、それを判断するのは議長の仕事である。聡明な議長なら途中で発言を止め、内容は同じだからある時点以後は氏名だけを列挙するだけにしろと指示すべきでしょう。そういう意味では議長も無能であったか､意図的に登壇者の主張を認めたのか知らないし同罪かも知れないと思うが。
しかし私の投稿した趣旨は「フィリバスター」などと言う一部のものだけが知っている言葉を気楽に使うべきで無いし、仮にどうしても使わざるを得ないならアルファベットで書くべきだと言っているのに、なぜ相変わらずカタカナで書き、読み手の全員には分からない表現を敢えてするのかが疑問ですね。知らない奴が悪いと言うこともあるが、「ワシはハイカラなんじゃ」とひけらかす態度に納得しかねますね。どうしても書きたいならアルファベットで書けばよろしかろう。今回はカタカナで検索しても出てきたが、出てこない場合はアルファベットで書いてあれば英和辞典を引けば、ほぼ出てくるのだが。
あんたは「初夜」ということばの意味をしっているのカネ。生まれたての赤ん坊から命を引き取る直前の人まで全員が毎日経験していることが本来の意味で、今は転化した意味だけが世の中に流通しているのだが。知らないなら国語辞典で調べることをおすすめするよ。江戸時代には今の意味もあったろうが、一般的には今の使い方をされていたわけではないらしいのだが。地唄に「初夜の鐘」と書かれている文章からおかしな言葉を使うなと思い､国語辞典を見て私も初めて知ったのだが。
要するに、読み手の全員が分かるとは思えないようなカタカナ語を気楽に使うべきでは無いと言っているのであるのがおわかりだろうか。以前､医療関係の方と議論したとき、エビデンスと言う言葉の意味は単に「根拠」という意味だけではないので､医学ではエビデンスと言う言葉を敢えて使っていると指摘された。それなら納得であるが。あんたはどういう意味で刀な用語を使ったのか知らないが、好ましい態度では無いと思うよ。
漢字でさえこのように本来の意味を殆どの人が誤解しているのだからましてカタカナなどで書かれたらどのような誤解を受けるか分かったものではなろうに。
カタカナ語を使うことに異論があるのか、フィリバスター認定した産経の判断に異議を唱えたいのか、私は後者を主に着目しその部分に意見を述べたまでです。
前者について議論を交わしたかったのであれば申し訳ありません、日本語で議事妨害でも何も問題無いでしょうから、特に異論はありません。産経に特段に日本語表現せよとも感じませんが。
「あんたは」と繰り返されるのは、私が産経に寄稿したわけでもないし、それとも産経を指してなのかよくわかりませんが、内容は勉強になりました。
もう少し議論したいところですが、ここは私設掲示板では無いので、あまり枝葉の議論で深入りするとＷＥＢ主さんに迷惑を掛けるのでこのあたりで終わりにしたいと思います。年寄りの頑固者ですが、フレッシュなご意見参考になりました。
そもそも山井議員が「国民の知る権利」を尊重するならば、同じく不祥事をやらかした身内の安住議員と梅谷議員の名前も出すべきだったはず。
それもしないで何が「国民の知る権威」ですか。箸にも棒にも引っ掛からないちゃちな擁護論ですね。
自分は単純に、岸田さんが政倫審で鳩山由紀夫のことに触れたから、それの腹いせ・逆ギレであんな演説ぶちかましたんかなと思った。左系の界隈ってメンツやシマ争いを巡っては一心不乱に”アウトレイジ”になってしまうんで。そういえば、泉代表は先日「呼んでもないのに（岸田は政倫審に）来るのか」みたいな発言をXに投稿していた。せめて「呼ばれてないのに」じゃないのか？、何その縄張り意識みたいなせせこましさ？、とか思ったりした。
あとフィリバスターにはちゃんと議事妨害の意味はありますね（どストレートに【不法戦士】とも・・・）
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/filibuster/
そもそも役人に過酷な時間外労働を強いておいて何が「国民の知る権利」でしょうね。