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新幹線で喫煙ルーム廃止…次のターゲットは路上喫煙か

新幹線の車内でもタバコが吸えなくなるのは時代の流れ

世の中の常識は常に変わり続けます。かつて飛行機のキャビンアテンダント(CA)は「結婚したら退職しなければならない」などとされていましたが、現代ではそのCA出身者がJALの社長に就任する時代です。こうしたなか、ちょっと気になる話題があるとしたら、東海道・山陽・九州新幹線における喫煙室の廃止という動きです。背景には喫煙者の激減という事情もあるようですが…。

職場と女性差別

かつて職場は女性に厳しかった

世の中というものは、常に変化しています。

かつて常識だったことが現在では常識ではなくなっていることもありますし、また、現在の常識が未来永劫、常識であり続けるとも限りません。

たとえば、職場の性差別は、かつては普通に存在していました。多くの職場では、女性が「女の子」、(※下の名前で)「●●ちゃん」などと呼ばれ、中高年男性らからのからかいや(酷いときには)性的な言動の対象とされていたほか、「結婚したら退職」、といった習慣もあったようです。

とりわけ「結婚退職強要」のわかりやすい事例のひとつが、かつての航空業界ではないでしょうか。

弁護士ドットコムに2021年3月15日付で掲載された次の記事によると、現在では一般に「キャビン・アテンダント(CA)」と呼ばれている航空機の客室乗務員は、かつて「スチュワーデス」などと呼ばれていた時代は、「結婚したら退職」、「30歳で定年」という条件で勤務していたのだそうです。

かつて客室乗務員は「30歳定年」だった 下着の色も指定、差別と戦った女性たち

―――2021年03月15日 10時22分付 弁護士ドットコムより

これによると1960年代の日航には「スチュワーデスは30歳が定年」、「結婚・妊娠したら乗務はできない」という決まりがあったものの、1965年に結成された労組がこれらのきまりを撤廃するように会社に働きかけを続け、1974年には結婚後の乗務が可能となり、定年も77年に40歳に、79年に60歳に引き上げられました。

CA出身者がJALの社長に就任する時代

そのJALは今年17日、元CAの鳥取三津子専務が4月1日付で社長に昇格するとの人事を発表しています。

2024年4月1日以降の社長の交代等について【※PDF】

―――2024/01/17付 JALウェブサイト『広報メモ』より

ちなみに鳥取氏は短大卒で旧東亜航空(※1971年に日航と合併して消滅)の出身者でもあります。

今回のJALの社長人事を巡っては、「すいぶんと思い切ったことをしたものだ」といった評価に加え、「どうせ女性社長は形のうえで担いだに過ぎないのだろう」、などと冷ややかな視線を注いでいる人がいることも事実でしょう。

しかし、鳥取氏自身が客室安全推進部長、執行役員客室本部長などを歴任し、高い成果をあげてきたことは間違いありません。

とりわけJALといえば今年1月2日に発生した海保機との衝突事故で、事故発生からわずか20分弱で、幼児8人を含む乗員乗客379人が全員機外に脱出・生還したという偉業を成し遂げたことで、日本を除く世界の主要メディアから絶賛を受けた会社です。

(※ちなみにごく一部の日本のメディアは「ペット2匹が犠牲になった」、あるいは『全ての乗客が脱出するまで機内客室に残ったJAL機長』でも取り上げた「客室内で『早く出してください』『開ければいいじゃないですか』などの声が出た」とする話題を取り上げたことで、ネット上で人々の顰蹙を買ったようです。)

余談ですが、訓練されたCAらの落ち着いた行動は、賞賛されるべきことはあっても非難されるべきことはありません。

極めて低い、マスメディアの女性役員率

さて、職場の性差別、セクハラ、パワハラという観点からは、近年、世の中ではずいぶんと意識の変革が進んだのではないかと思います。

とりわけ上場会社、大企業などでは、女性の役員の登用も進んでいます。

現時点で東証プライム上場企業などでの女性社長はまだ10数名に留まっているようですが、それでも「働く意欲も能力があるのに、女性であるというだけの理由で昇進できなかった」という時代は、今後、徐々に過去のものとなっていくことでしょう。

ちなみに、わりとどうでも良い話かもしれませんが、新聞、テレビなどのマスメディア業界では、女性役員の登用がほとんど進んでいない、とする報道もあります。

少し古い情報ですが、『週刊金曜日』が2020年3月13日付で報じた次の記事によると、新聞、放送、出版業界では女性の役員の比率は非常に少なく、たとえば在阪テレビ5局も報道と制作の部門での最高責任者ポストで女性の比率がゼロ%、役員もゼロ%だった、などと指摘されています。

メディア界の女性比率調査 新聞・放送・出版いずれも女性役員は0%か1割未満

―――2020年3月13日18:14付 週刊金曜日より

この話題自体は現在から4年前のものであり、現時点では女性役員の登用は少しくらい進んでいるのかもしれませんが、それにしても世の中に対し、「ダイバーシティ」などと偉そうにご高説を垂れるわりに、マスメディア業界はずいぶんと前時代的なようです。

セクハラの定義はずいぶんと広くなっているので要注意!

ちなみにかつて、セクハラは男性から女性に対するものだとされていましたが、現在では、セクハラ、パワハラなどの職場のハラスメントはもう少し広く定義されているようであり、たとえば男性であれ、女性であれ、自身が望まない性的な話題を振られれば、それはセクハラに該当する可能性があるとされます。

人事院ウェブサイトの『セクシュアル・ハラスメント』というページによれば、セクハラは「①他の者を不快にさせる職場における性的な言動、②職員が他の職員を不快にさせる職場外における性的な言動」と位置付けられています。

当然、男性の上司が女性の部下に対し、身体的特徴を話題にすること、性体験や性生活について質問することなどは、全体的にセクハラに該当しますが、それだけではありません。

かつては「セクハラ」とは認識されなかった行為――たとえば、男性の上司が男性の部下に対し、好きな女性のタイプを尋ねたり、女性が接待する風俗店などに一緒に行こうと誘ったりすることなど――も、一般にセクハラに該当する可能性があります。

また、若い人を「男の子」、「女の子」、「僕」、「坊や」、「お嬢さん」と呼んだり、年配の人を「おじさん」、「おばさん」と呼んだりする行為は、「相手の人格を認めない呼び方」に位置付けられ、広い意味では性別による差別意識などに分類されることもあります。

このあたり、昔の価値観のままで働いている人たちは、早急に意識改革をした方が身のためでしょう(ちなみに年齢、年次、性別、役職に関わらず、全員がお互いを「さん」付けで呼ぶことを義務付ける会社も増えているようです)。

タバコを巡る意識変革

「なぜタバコばかりを敵視するのか」

さて、「過去は常識だったけれども、現在では常識ではなくなっている」というものは、ほかにもいくつかありますが、その典型例として、本稿ではもうひとつ、「タバコ」を挙げておきたいと思います。

当ウェブサイトではタバコについて、ときどき話題に取り上げるのですが、当ウェブサイトの読者コメント欄などを眺めていると、こんな意見ないし体験談を目にします。

  1. 私たち喫煙者は高い税金を払い、国家財政に寄与している。タバコくらい好きな場所で吸わせろ
  2. 体に害があるという意味では酒もタバコも似たようなものなのに、なぜタバコばかり目の敵にするのか
  3. ちょっと道路でタバコを吸っていたのに文句をつけて来る奴がいて不快だった

…。

この3番目の言い分は意味不明であり、まともにツッコミを入れるつもりもありませんが、そのほかの2点については、簡単にコメントをしておきたいと思います。

まず、1番目の「喫煙者はたばこ税や消費税等を支払っている」というのは事実です。

JTのウェブサイト『たばこ税の仕組み』の説明によると、一般的な紙巻きタバコの税負担率は6割に達するなど、タバコは「わが国でも最も税負担率の重い商品のひとつ」とされ、少なくとも1998年以降で見て、ほぼ毎年2兆円の税収をもたらしています。

タバコの販売本数は20年間で3126億本→926億本に激減

この点、たばこ税は何度か増税されているはずですが、税収は2兆円前後でほぼ安定しているのは、増税のたびにタバコの販売本数が減っていったからでしょう。

ちなみに、日本医師会のウェブサイトに今から22年前に掲載された『タバコによる経済的損失』という記事によれば、喫煙による超過医療費と死亡や病気による労働力損失で、年間合計7兆円を超える損害を日本経済にもたらしている、との試算もあります。

税収が2兆円でも、マイナスの経済効果が7兆円だったとすれば、それにより差し引き5兆円の損害が発生している計算です。

もっとも、一般社団法人日本たばこ協会の統計データによると、2002年に3126億本だったタバコの販売本数は、2022年には926億本に激減していますので、最新のデータで再計算すれば、喫煙の社会的コストは受忍できる水準にまで低下している可能性はあるでしょう。

ただ、「税金を払っているから何をやっても良い」という発想が間違っていることについては、改めて指摘する必要はありません。「消費税を払っているからテイクアウトしたハンバーガーを街中で歩きながら食べ、ゴミをその辺にポイ捨てしても構わない」、という理屈が成り立たないのと同じだからです。

なぜ酒は問題視しないのか

また、2番目の「酒もタバコと同様、人体に害がある」、という言い分についてもその通りでしょう。

いちおうお断りしておくと、当ウェブサイトでは酒の害を無視しているというつもりはありません。たとえば以前の『コロナ禍で発生した路上飲酒は「日本の文化」なのか?』でも指摘したとおり、当ウェブサイトでは、「路上で摂取する」という点に関しては、「迷惑である」という意味では酒もタバコも似たようなものであると考えています。

したがって、「タバコの害悪を指摘するのに、酒の害悪については無視する」、という批判が当ウェブサイトに向けられているのだとしたら、それは少々不本意ではあります。

ただ、世の中全般としてみると、タバコを問題視している人が酒については大して問題視していない、という事例を見かけるのは間違いありません。

どうしてこういう違いが出てくるのでしょうか。

これに関し、当ウェブサイトなりの私見ではありますが、酒とタバコで大きく異なるのは、「受動摂取」の有無にあります。

一般に酒はコップに注がれて提供され、そのアルコール成分を摂取するのは飲んでいる人だけです。これに対しタバコはニコチン成分が副流煙などを通じて周囲に拡散してしまうため、タバコを吸っている本人だけでなく、その周囲にいる人にまでニコチンを摂取させてしまうのです。

子供の目の前でタバコに火をつける大人

そして、この受動喫煙についても、かつてはほとんど意識されていませんでした。

たとえば1960年に制作された『団地への招待』という動画がその典型例でしょう。

この動画は公団入居当選者に団地での生活をレクチャーするために制作されたものだそうですが、1960年代ということもあってか、現代との違いにいろいろと驚きます。

そのなかでも、登場人物である「私のお兄さん」や「私の婚約者」が子供のいる前でタバコに堂々と火をつけるシーン(03:19~や05:06~など)は、なかなかに衝撃的です。

東京都では2018年4月1日に『東京都子どもを受動喫煙から守る条例』が施行されるなどしたこともあってか、最近だと受動喫煙の害はかなり周知されてきたように思われますが、それだけではありません。

2020年4月1日に全面施行された改正健康増進法の影響で、飲食店は原則屋内禁煙となり、屋内での喫煙は喫煙専用室・加熱式たばこ専用喫煙室などに限定されることとなり、決められた場所以外での喫煙は法律により禁止されています。

やはり、分煙は世の中的な潮流なのでしょう。

飛行機と新幹線では禁煙が主流に!

そして、タバコといえば、やはり飛行機や新幹線の話題を取り上げておく必要がありそうです。

かつては新幹線などの長距離列車、あるいは航空機では、普通にタバコを吸うことができた時代もあったようです。

しかし、いつしか分煙の流れとともに、飛行機で喫煙席・禁煙席の、新幹線で喫煙車・禁煙車の区別ができ、1999年にはJALやANAが全面禁煙に踏み切ったほか、JR東日本管内の新幹線(北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線など)でも、2006年には全面禁煙となりました。

いまや絶対NG! 昔は吸えた飛行機内での「たばこ」 いつからダメになったのか?

―――2020.07.05付 乗りものニュースより

列車内の全面禁煙化について【※PDFファイル】

―――2006年6月6日付 JR東日本ウェブサイトより

しかし、JR東海管内の東海道新幹線、JR西日本管内の山陽新幹線、JR九州管内の九州新幹線では、それぞれ車内に喫煙ルームが設けられ、新幹線の車内でタバコを吸うことができていました。

新幹線の次は「路上」の規制を!

ついに東海道・山陽・九州新幹線で喫煙ルームが廃止

ところが、こうした車内喫煙ルームについても、今年3月16日のダイヤ改正をもって廃止されるようです。

東海道新幹線 車内喫煙ルームの廃止日について【※PDFファイル】

―――2024/01/26付 JR東海ウェブサイトより

山陽新幹線 車内喫煙ルームの廃止日について【※PDFファイル】

―――2024/01/26付 JR西日本ウェブサイトより

九州新幹線 車内喫煙ルームの廃止日について【※PDFファイル、リンク切れ】

―――2024/01/26付 JR九州ウェブサイトより

喫煙者にとってはますます不便になる反面、非喫煙者のなかにはこれを歓迎すべき動きと捉えている人もいるかもしれません。多くの非喫煙者にとって、タバコの煙は非常に気になるものだからです。

また、かつては航空会社のなかには「喫煙可能」を打ち出して集客を図ったものの、案外、売上増には結び付かなかったというケースもあったそうですが、このあたりの判断は各社さまざまでしょう。

ただ、JR東海によれば、「近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下」が今回の判断の背景にあったようであり、いわば、コストをかけてまで喫煙ルームを維持するのが割に合わなくなりつつある、ということでしょう。

次のターゲットは路上喫煙で!

個人的には、「喫煙者の権利」というものもあるため、必ずしもタバコ自体を違法化・非合法化するまでの必要はないとは思う反面、社会的にはますます、喫煙者がマイナーな存在となりつつあることは間違いないと考えています。

ただ、「タバコを吸う権利」が認められるのであれば、同様に、「タバコを吸わない権利」というものも保証されるべきであり、こうした観点からは、次のターゲットは、事実上野放しになっている歩行喫煙(路上喫煙)の規制ではないかと思います。

著者自身の見立てによれば、路上喫煙をする輩は圧倒的多数が中高年男性であり、なかには火のついたタバコを手に持ってブンブン振り回しながら、あるいは自転車やバイクなどにまたがりながら、堂々とタバコを吸っていたりして、副流煙を周囲に撒き散らしているのです。

このあたり、やはり規制は必要でしょう。

大人の手の高さは子供の目の高さとほぼ同じであり、火のついたタバコが子供の目に入るなどの危険性は極めて高いといえるからです。また、タバコの煙には有害物質が大量に含まれており、非喫煙者にとって純粋に迷惑でもあるからです。

一部の自治体はすでに路上喫煙を禁止する条例を導入していますが、新宿区のように罰則がないケースだと、条例だけで路上喫煙を撲滅することは不可能です。そもそも路上喫煙をするような輩に法令順守意識などないからです。

やはり、何らかの刑事罰(※)をもって、路上喫煙を強制的に抑止する努力は必要ではないでしょうか(※ここでいう「刑事罰」とは、一般に罰金、禁固、懲役、死刑などのことを指します)。

ただ、世の中の常識というものは、常に変わり続けます。

新聞を読み、テレビを見る人が少数派に転落しつつあるのと同様、タバコを吸う人も徐々に少数派となり、高い税金を払ってでもタバコを吸いたいという人は、それなりの不便さを受け入れながらタバコを吸うしかない――。

あと10年もしたら、そんな時代が到来すると思うのですが、いかがでしょうか。

新宿会計士:

View Comments (61)

  • 東海道新幹線の東京~新大阪間の所要時間は2時間半。
    そんな僅かな時間ですらタバコが我慢できないニコチン依存症のために、車内の貴重なスペースを割くなどビジネスとして割に合わないということになりますね。
    喫煙ルームがなくなれば、その分定員増加や他のサービスへのスペースに使えるわけですから。
    喫煙者の言い分なんてもはやノイジーマイノリティそのものになって来ていますね。

  • 1960~70年代、週刊誌には人生相談のコーナーがあり、よく見かけたのが「会社をやめたい」というもの。回答は決まっていた。「会社をやめてはいけません。我慢しなさい」説教をしているのだ。最後に「どうしてもがまんできなければ25歳までに」で締めくくられていた。
    その後もこの手の相談は人生相談の定番だったが、あるころから「どうしてもやめたければ30歳までに」になり「35歳までに」ついには会社を辞めたいなどということは人生相談のテーマにならなくなったらしく、見かけなくなった。
    要するに女性は25歳くらいまでに結婚して退職、男性は家族を養うために一生同じ会社で勤めあげるというのが決まりだったのだ。

  • 新聞記事の文体、加齢臭がします。
    還暦を迎えて禁煙できず、万年筆ならぬキーボードとマウスはきっとヤニにまみれているとしか考えられません。あんな連中がインテリゲンチアを気取って読者をバカにし続けているのです。彼らに見えている社会は、世のほかのひととは違っているに違いありません。

  • 喫煙を終えて、肺に残った煙が無くなるまで5分とか10分とか掛かるってお話しもありましたね。

  • 喫煙禁止ブーム(?)で新幹線で喫煙ルームを廃止した、という面もあるのではないでしょうか。
    蛇足ですが、(私が喫煙しないからかもしれませんが)喫煙ルーム廃止に関心があるのは、喫煙をする人と、喫煙反対運動をしている人だけではないでしょうか。

    • 毎度、ばかばかしいお話を。
      JR:「喫煙禁止ブームなので、喫煙者に対して、喫煙ルーム廃止の言い訳ができる」
      もしかしたら、JRは特別料金の喫煙者用車両をつくるかもしれません。

    • >喫煙反対運動

      をしている人っているのですか?

      公共の場所での、他人に副流煙の迷惑を掛けるタバコの吸い方には、反対です。が、これは、心の中で思っているだけで、運動はしていません。
      あと、吸殻は自分で持ち帰るとかのマナーは守って欲しい。

      さて、不思議なことに、禁煙が奨励されている今の世の中で、頑なに?喫煙を続ける人達は、何故か、
      他人に副流煙が掛かることを気にもせず、吸殻の後始末の事など気にもかけず、という人種が多いような印象があります。

      これ一度、喫煙者の性格傾向に関する調査をしてみたら?

      • 喫煙反対運動をしている人とは、(陳情なども含めて)反対運動をすることで、正しいことをしているという満足感を得ている人のことです。こういう人が喫煙ルーム廃止で達成感が得られます。ただし、この反対運動が正しいかどうかは別の問題です。

        • 浜の真砂は尽きるとも、世に反対運動のネタは、尽きず、ですか。
          反対運動は、やり始めると止められない?
          これも、一つの依存症ですね。タバコを止められない人種と、同根ですか?

  • 喫煙は犯罪の1丁目1番地に思えてしかたありません、コンビニやスーパーで販売されているのはいかがなものかと専売店での販売にすべきと思うのは自分だけでしょうか? 喫煙者と非喫煙者の保険料が同じも納得がいきませんのでさらに値上げして税収増をはかるべきかと....差別ではありません当然の区分けです。

    • タバコ、酒類の購入時の年齢確認にマイナンバーカードでの認証を義務化すれば宜しいかと思います。
      マイナ保険証との紐付けで、喫煙者の喫煙量の把握まで出来るので、健康保険料に差額を設けることも出来るかと。
      マイナ免許証との紐付けで、飲酒運転の証拠になるかもしれない。

      喫煙や飲酒の健康被害に対するための増税は効果があるとは思いますが、売上減収に対する税収減少を埋める財源確保をどうするか?、の議論も必要になると思います。

    • popontaさん>喫煙は犯罪の1丁目1番地に思えてしかたありません

      それを言うならば飲酒こそ喫煙以上に犯罪に近いですよ.

      喫煙者には宇宙服のヘルメットのようなのを被せてその中で好きなだけ煙草を吸わせておけば良いのです.どれだけ大量に喫煙を長期間続けても肺癌や心臓病や血管関連など普通の病気で死ぬことはあっても薬物中毒のように理性や人格の崩壊は起こりません.

      その意味では喫煙者は煙を周囲に撒き散らさないように遮蔽してその中で好きなだけ煙草を吸わせておけば外部に対して何ら危険ではなく何の問題もありません.

      これに対して大量の飲酒を長期間続ければ麻薬や覚醒剤の中毒者と同様に理性が失われ人格が破壊されます.

      つまり飲酒者は遮蔽してその中で好きなだけ飲酒させておけば良いでは済まないのですよ.強度のアル中の連中は,麻薬や覚醒剤など違法薬物の強度の中毒者と同じく理性が破壊されており,後者と同様に全くの赤の他人に対して何の理由もなく突然に刃物を向けて殺戮に及び得るという意味で,社会的に極めて危険な存在なのです.

      つまり,酒飲みが酒によって摂取したがるエチルアルコールは麻薬や覚醒剤など違法薬物と本質的には同じなのですよ.ただ,麻薬や覚醒剤に比べて理性や人格の破壊に至るまでのスピードが少しばかり遅いだけです.

      毎日,飲酒しないではいられない人間は麻薬や覚醒剤の常習者と本質的には同じなのですよ.遠からず理性が失われ人格が崩壊して,人間と呼ぶに値しない物体と化すのです.

      更に健康面に関して言えば,酒は結構なカロリーがあり酒の肴は多量の塩分を含むものが多く,また唐揚げなど脂っこいものを食べながら飲酒するケースも多いので,習慣的な飲酒者は肥満や脂肪肝あるいは肝炎や糖尿病や高血圧・心臓病・脳梗塞などの発生率が非飲酒者に比べて有意に高い.

      ですから,喫煙者に対して健康保険料を高くすべきという御主張には賛成ですが,それならば飲酒者に対しても健康保険料を高くすることが不可欠です.また煙草をコンビニやスーパーでの販売禁止にし専売店限定にすべきと主張なさるのならば,酒類も同様に主張なさらなければ論理的な整合性を欠き説得力が無いと批判されても仕方ありません.

      ついでに言えば,飲酒者は飲酒運転による人身事故という喫煙者では有り得ない殺人あるいは傷害行為を犯すケースが後を絶ちません.(飲酒運転での事故により他者を殺したり怪我をさせた場合には,飲酒が他人によって無理矢理飲まされたのでない限り(つまり自発的な飲酒であれば)未必の故意を適用して殺人罪や傷害罪を適用すべきだと考えます.勿論,煽り運転や自発的な違法薬物摂取をしての運転での人身事故に関しても殺人罪・傷害罪を適用すべきです)

      なお喫煙の副流煙による周囲の人々への悪影響に関しては,飲酒も同様です.飲酒者が吐く酒臭い呼気や体臭には立派な有毒物質で且つ発ガン性もあるエチルアルコールだけでなく,それが部分的に酸化したアセトアルデヒド(この化合物はシックハウスの原因物質のホルムアルデヒドと類似の物質で後者と同様に有毒で発ガン性を有す)も含まれています.

      つまり酒臭い飲酒者は副流煙を撒き散らす煙草臭い喫煙者と同じく,歩く毒物散布器なのです.

      以上の理由から,飲酒も喫煙と同じく公共の場や公共交通機関では禁止すべきです.

      取り敢えず,春の風物詩である花見の場,特に公園からは飲酒を速やかに追放して貰いたいものです.酒を飲んで酔っ払って騒ぐのは当人たちは楽しいのかも知れませんが,満開の桜の美を本当に楽しみたい人々にとっては迷惑以外の何物でもない.

      酒は他人の迷惑にならない自分の家で好きなだけ飲めば良いのです.公共の場や公共交通機関での飲酒は喫煙と同じく周囲の人間にとっては迷惑以外の何物でもない.

  • 私はタバコも酒もやらないです
    まぁ酒も体に悪いとは思います
    酒を飲むのは法事の時くらい
    っていうか酒もタバコも時間も金も無駄にしてる
    浸ってるのはバカらしい

  • 某スーパーマーケットで働いております。
    駐車場でスパーするアホがあまりにも多かったため、喫煙禁止の掲示をしたところ、「タバコを売っているのに駐車場で喫煙禁止なのおかしくない?」とアホなことをぬかしよりました。
    この人は肺で物事を考えてるんですかね?吸い過ぎで肺がグッチャグチャになってるからこんな暴論が思いつくんですかね?

  • タバコの煙の肺ガン説は、自動車メーカーによる世論工作と聞いたことがある。
    排気ガスが肺ガンの主要因だけれども、損害賠償も天文学になるし、エンジン廃止したら経済も回らなくなる、肺ガンの原因はタバコに仕向けろ!!

    私は非喫煙者で煙も吸いたくはありませんが、禁酒時代のアメリカみたいに人の嗜好品を社会で規制していくならば、同じようにお酒、エロ画像も社会で実効ある規制をしなければ。

    喫煙場所は確保して非喫煙と共存する余裕のある社会でもいいのではないでしょうか?

    •  嫌煙権運動に批判的なSF作家、筒井康隆氏の小説に「最後の喫煙者」ってのがありましたね。

      • 私自身、受動喫煙はいやなのですが
        喫煙は一切認めない、は魔女狩りみたいで・・・
        なんか一神教的ですね、白黒つけよう、闇は認めない光のみとか。

        日本は江戸時代まで男色文化(私は興味ない)混浴文化など、違いを許容というか共存というか排除まではしなかったと思う。

        まあ日本で迫害を受けている喫煙者難民に幸あれとしか・・・。

        でもタバコ、酒に厳しいアメリカで、ドラックが万延しているのを見ると、リラックス、一息のためのタバコ・酒をある程度許容していたら、と感じます。

  • 世界的な潮流にはサーフボードのように乗らなければならなずそれでこそ一流先進国民と言えるでしょう
    愚行権の行使は他者に被害を与えない場合に限られます。よって除夜の鐘や公園で遊ぶ子供達の公害騒音も禁止、もしくは60デシベル以下に低減することが今後、求められます。
    法とはグローバルであり世界の声そして意志です。

    •  脱原発もポリコレもLGBTも世界的な潮流、とマスゴミが持て囃してましたが、結果は周知の通り。
       世界的な潮流、と中身を吟味もせずに脊髄反射で付和雷同したらどうなるかは言うまでもありません。

      • 受動喫煙でなくなった人達の怨嗟の声が聞こえないのでしょうか。身勝手にも路上でたばこを吸い穢れである死の灰をまき散らす彼らを北海道の原野から果てはサハラ砂漠、南極まで駆逐することは世界的正義であり世界市民の意志です。野に放っておいてはいけません法で規制するのです。バスに乗り遅れてはいけません。駆逐される側から駆逐する側に周りましょう。彼らは昔でいう駅の痰壺にペッと吐いているようなオールドタイプの人間です。路上で飲酒する人間やファミマのファミチキを食べる人間も同罪です絶滅又は啓蒙し導かねばいけません

        •  全くカルト信者も極まれりですな。タバコの煙を放射脳と同一視する事自体常軌を逸してますが。「タバコの煙ガー!」と絶叫する人たちは車の排気ガスについては全く気にならないのかな?クリーンディーゼル?とっくの昔にインチキがばれてるでしょ。「タバコの煙の方が車の排ガスより有害」「喫煙で早死に」と言われてるけど、具体的な根拠が示されていない。大体「早死に」って何歳の定義なのかもあいまいなのに。
           そもそも喫煙大国と揶揄される日本で、日本人の平均寿命が長いのはどういう事でしょう。

          • 世界は法で路上たばこを規制し管理運営されてこそ無知蒙昧な喫煙者共の煙から救われることが出来るのです。
            無能なる喫煙者どもに健康被害を思い知らせ明日の健康のために立ち上がらなければならないのです。

          •  タバコを日本より強く規制している国がドラッグ中毒に悩まされているって何の皮肉でしょうか。

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