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【ここだけの話】宝くじで「絶対損しない方法」とは?

あらかじめ、宣言しておきます。本稿は「永久保存版」です。なぜなら、これは宝くじで「絶対に損をしない方法」を伝授するものだからです。ただ、それ以上に重要なことは、宝くじはそもそも「滅多に当たらない」だけでなく、1等を当てたとしても幸せになるとは限らず、むしろ高い確率で不幸になることが多い、という法則でしょう。銀座の宝くじ売り場前で3日並ぶ人がいるという報道にも驚きますが、それだけではありません。聖書の「放蕩息子のエピソード」にもあるとおり、自分の努力で稼いだわけではないおカネはときとしてあなたを不幸のどん底に叩き落すのです。

財産の作り方

イエスの「放蕩息子」説法と「売り家と唐様で書く三代目」

あらかじめお断りしておくと、山手線の駅名を冠した怪しい自称会計士自身は、仏教徒です。キリスト教徒やイスラム教徒ではありませんし、おそらくこれからも一生、一神教を信じることはないと思います。ただ、聖書に記載されている内容について、自分なりに解釈してみるのは好きだったりします。

そのひとつが「放蕩息子のエピソード」です。

『ルカによる福音書』(Κατά Λουκάν Ευαγγέλιον)15:11~32を要約すると、イエス・キリストが弟子らにこんな説法をした、というものです。

ある人に息子が2人いた。弟は父から財産の半分の生前贈与を受けると遠い国に旅立ち、放蕩の限りを尽くして財産を使い果たしてしまった。食べるにも窮した弟は召使のひとりにしてもらおうと父のところに戻ったところ、父は非常に喜び、弟のためにごちそうを作った」。

ところが、兄の方はこれを見て父に不満を述べたが、父は兄に対し、『弟は死んでいたのに生き返った』、『いなくなっていたのに見つかった』、『それを祝うのは当たり前ではないか』と諭した」。

このあたり、時を超えて現代社会でも発生し得るものです。

個人的にこの「父」の行動が正しいとはまったく思いませんが、それでも子供に甘い父であれば、まだ若くて社会経験もなく未熟な息子に大金を与えてしまい、息子が放蕩の限りを尽くしてしまって路頭に迷う、といった出来事は、よく生じるでしょう。

日本にだって、こんなことわざがあります。

売り家と唐様で書く三代目」。

初代が苦労して財産を作り上げても、三代目になると没落し、カネをかけて習った「唐様(からよう)」で書いた、おしゃれな「売り家」という看板を自宅前に掲げるようになる、という様子が目に浮かびます。せっかく財産を作っても、知識なしにおカネだけ引き継がせてしまうと、むしろ子孫を苦しめるきっかけにもなるのです。

財産を作る、3つの代表的な3つの方法

結局のところ、たとえば同じ1億円分の財産を持っている人でも、「親からもらった1億円」と、「自分で作った1億円」には、雲泥の差があります。

自分自身で財産を作って来た人は、(その財産を作ったのがその人の努力であれ才覚であれ)それをどうやって貯めたか、感覚的によく理解していますが、自分の実力で財産を築いてきたわけではない人からすれば、その感覚がありません。

ちょっとだけ会計士っぽいことを申し上げるなら、合法的な手段でおカネを貯めるためには、少なくとも①収入を増やす、②支出を減らす、③資産を運用する、という3つの方法が考えられます。

  • ①収入を増やすこと。
  • ②支出を減らすこと。
  • ③資産を運用すること。

たとえば、1時間1000円しか稼げない人が1ヵ月に200時間働いていたとしたら、この人が稼げるのは毎月20万円です(※所得税や社会保険料などについてはとりあえず考えないことにします)。もしこの人の生活費が毎月20万円なら、貯金はできません。

しかし、ここでたとえば①収入を増やすことができれば、どうでしょうか。時給1000円でも、1ヵ月に働く時間を300時間に増やせば、この人が稼げるのは毎月30万円に増えます。生活費が20万円のままなら、毎月、10万円の貯金ができます。

ただ、1ヵ月に300時間ということは、休みなしでほぼ毎日10時間働くということですから、ちょっと無理があるかもしれません。しかし、勉強して資格を取るなどし、1時間あたりに稼げる額が3倍の3000円になれば、この人が同じ30万円を稼ぐために必要な労働時間は、1ヵ月あたり100時間に減ります。

1ヵ月あたり200時間働けば、労働時間は100時間減っているのに、月60万円稼げます。このように、あくまでも一般論ですが、勉強をしたり、技術を磨いたりすると、収入が増えます。

また、この人は②支出を減らすことで貯金をすることができるようになります。たとえば毎月の収入が20万円でも、生活費を10万円に抑えることができれば、やはりこの人は毎月10万円の貯金ができます。

外食をやめ、自炊するだけでも良いでしょうし、あるいは外出先(職場など)でコーヒーを買って飲むという習慣がある人は、コーヒー粉を買ってきて自宅でお湯を沸かしてコーヒーを淹れ、水筒で持参するようにするだけでも、かなり生活費が圧縮できるでしょう。

株式投資はとくにおススメ

ただ、こうした「収入を増やす」、「支出を減らす」もオーソドックスで良い方法ではありますが、ここでおススメしておきたいのが、③資産を運用する、です。

頑張って毎月10万円ずつ貯めれば、年間で120万円のおカネができます。

そのおカネを握りしめ、たとえば株式投資を始めてみると、株式配当(インカムゲイン)と株価の値上がり益(キャピタルゲイン)が得られるかもしれません。長期的な期待リターンが10%(複利)であれば、120万円は10年後に311万円に増えます。

ただし、株式投資の場合は投資している株式の値下がり、株式の非上場化、会社の倒産などにより損をする場合もありますが、「自己資本がある程度潤沢な会社を選んで投資する」、「分散投資を心掛ける」などの工夫で、損失の可能性を最小化することができるかもしれません。

ちなみに株式投資は「ギャンブル」だ、と考える人もいるかもしれませんが、これは正しくありません。

もちろん、ギャンブルのような使い方もできますが、株式とは、本質的にはこの資本主義社会を支える極めて大事な仕組みのひとつであり、株式会社の所有者(=社員)になる、ということです(※「社員」とは「会社従業員」の意味ではありません。「会社の所有者」、という意味であり、株式会社の社員は株主です)。

つまり、あなたが株式を購入すれば、その行為自体が、間接的にあなたがその会社に出資をしたのと同じとなり、あなたの資金が間接的にはその会社の生産活動に使われるようになる、ということです(「間接的に」、というのにはちゃんと意味があるのですが、本稿ではその詳細については割愛します)。

いずれにせよ、とにかくシャカリキになって長時間働くも良し、労働時間あたりの収入を増やすために勉強するも良し、節約するも良し、株式投資をするも良し、です。

(なお、著者自身、「資産運用」といえば投資信託などではなく、個別株式、それも低PBR銘柄を主体とした分散投資が最も手っ取り早いと考えていますが、この点については異論もありそうですので、とりあえず本稿で詳しく触れるのは控えておきます。)

自分で作った財産か、他人からもらった財産か

さて、先ほどの話に戻りましょう。結構な財産を持っている人でも、「自分自身の才覚で貯めた」という人と、「資産家の親(や祖父母)から受け継いだ」という人を見比べてみると、やはりおカネの使い方が微妙に違う気がします。

もちろん、人によっては親からきちんとした教育を受ける機会を提供され、金融リテラシーをきちんと磨いているというケースもあるでしょうし、そのような人であれば、おカネを無駄遣いして身代を潰してしまうという可能性は高くないかもしれません。

しかし、親が比較的堅実でしっかりと財産を築き上げたとしても、それを間近で見ていたはずなのに、財産を食い潰す「バカ息子」はいます(※ちなみに著者自身の極めて近い親族にも、そういう者がいました。本当に「バカ息子」のヒトコトに尽きます)。

ユダヤ人は物心ついたころに親から蜂蜜を垂らした書籍を舐めさせられるという話を聞いたことがありますが、学ぶことはまさに生きることだというエピソードでもあるのでしょう。

やはりどんなにおカネがあっても知識がなければイエスの説法の「放蕩息子」のように財産を食い潰してしまうでしょうし、逆に、おカネがなくても裸一貫でビジネスを起こして大成功した人もいます。

その意味では、子孫に残すべきはおカネではなく知識なのかもしれません。

人間を不幸にする宝くじという仕組み

究極の「努力と無関係な大金」こそ宝くじだ

そして、こんなくだらないことをつらつらと書き連ねたのには、理由があります。

「自分の努力とは完全に無関係に大金を手にする」という典型例が、ひとつあるからです。

年末ジャンボ発売、10億円の夢求め銀座に300人行列…100枚購入の男性「新婚旅行のグアムにもう一度妻を」

―――2023/11/21 10:59付 読売新聞オンラインより

毎年恒例ですが、今年も「年末ジャンボ宝くじ」が発売されました。1等(23本)は前後賞とあわせて10億円で、読売新聞によると、発売が始まった21日、東京・銀座の「西銀座チャンスセンター」では発売開始の午前8時半に約300人の列ができたのだそうです。

ちなみに宝くじ購入代行のドリームウェイ社の『西銀座チャンスセンターとは?』というページによると、「西銀座チャンスセンター」は30年近く連続して1等が出た売り場なのだそうであり、とくに縁起が良いとされる1番窓口が大人気なのだとか。

ちょっと数学の知識があれば、「その売り場からたくさん販売されていれば、そこに当たりくじが混じっている可能性が高いのは当たり前ではないか」、「当選する確率はどの売り場で勝っても同じではないか」、などとツッコミを入れたくなるかもしれませんが、そこはぐっと我慢しましょう。

ゲン担ぎで毎年のように大量に宝くじを買うような人たちは、そもそも金融リテラシー以前に、確率論に照らしてごく当たり前のことが判断できるだけの数学的素養自体が存在しないからでしょう(失礼!)。

え?銀座で3日も野宿したのですか!?

こうしたなかで、本稿でこの宝くじの話題を取り上げようと思ったきっかけが、冷静に考えたら明らかにおかしいとわかるエピソードがあったからです。先ほどの読売新聞の記事に戻ると、こんな記述があります。

寝袋を持って18日から並び、100枚を購入したという埼玉県川越市の男性(76)は<以下略>」

なかなかに、強烈な一文です。この文章を読むだけで、誠に失礼ながら、「この方、76歳にもなっていったいなにをやっているのか」と突っ込みたくなってしまいます。「18日から並び」…、とありますが、発売の21日まで3泊もしたのでしょうか?

いや、もちろん、趣味として宝くじを買うという行動を無碍に否定するつもりはありませんが、西銀座チャンスセンターがある数寄屋橋付近は人の往来も多く、また、急に冷え込むことも多いこの季節、路上で3泊もするというのは、どう考えても常軌を逸しています(フロやトイレ、食事はどうしていたのでしょうか?)。

年末ジャンボは1枚300円だそうですが、100枚買えば3万円です。これに川越駅から片道700円の運賃を使ってやって来て、途中で食事(コンビニやマクドとかでしょうか?)をすると考えれば、野宿したとしても3泊分の経費は6000円前後くらいでしょうか。

これに対し、年末ジャンボは10本に1本の割合で7等(300円)が、100本に1本の割合で6等(3000円)が、それぞれ入っていますので、100枚買えば、理屈の上では6000円は回収できる計算です。つまり、純粋な費用はちょうど3万円です。

その3万円があるならば、長年連れ添った奥様と一緒にちょっと豪華な食事をなさった方が、満足度は高いように思えてならないのですが、気のせいでしょうか?

滅多に当たらないが…もし当たったら、どうなる?

ただ、宝くじの本当に怖いところは、万が一、1等・前後賞あわせて10億円が当たってしまった場合です。

もしも10億円があれば、あなたはそれを何に使いますか?

たいていの人は、「私は堅実に貯金をする」、「家のローンを返す」、「車を買う」、などと答えると思いますが、おそらく現実にそのカネを手にしてしまうと、生活が一変するでしょう。イエスの「放蕩息子」状態になるのは時間の問題です。

しかも、日本の年末ジャンボの場合だと1等は前後賞あわせて10億円ですが、海外だとケタ違いに多額のカネがもらえるケースもあります。ちょっと興味深いのは、ウェブ評論サイト『ダイヤモンドオンライン』に9月5日付で掲載された、こんな記事でしょう。

【実話】宝くじが当たって150億円を手に入れた男性の“悲惨すぎる末路”

―――2023.9.5 4:29付 ダイヤモンドオンラインより

じつは、この記事で出て来る男性は、宝くじを買う前からすでに1700万ドル(1ドル=150円換算で25.5億円)の資産を持っていて、宝くじでさらに1億ドルあまりを受け取ったがために、転落の人生を歩んでしまった、というのです(詳しくはリンク先記事をご参照ください)。

何とも恐ろしい話です。

正直、カネは人を変えると言いますが、カネを使いこなすだけの才覚、知識、経験を持っていない人が大金を手にすると、カネを使うのではなく、カネに使われてしまうのでしょう。気が付いたらすってんてんの一文無し、というわけです。

え?

「それだけのカネを使いこなせるだけの才覚を身に着けてから宝くじを買えば良いではないか」、ですって?

そもそも論として、そのような才覚を持っている人は、宝くじに手を出さないのではないでしょうか。

シミュレーターで現実を見て!

それでも宝くじを買いたいという人に是非ともお勧めしたいのが、『宝くじシミュレーター』というウェブサイトです。

このウェブサイトが優れているのは、サイトにアクセスし、お目当ての宝くじのページを開いた瞬間、猛烈な勢いでランダムに宝くじを買い始め、購入金額と当選金額、収支、回収率(当選金額÷購入金額)、当選率が表示されていくことです。

ちなみに同ウェブサイトで使われているのは、過去の当選番号に関するデータです。

ためしに『2023年ドリームジャンボ宝くじ』で5000枚ほど買ってみたところ、「成績」は次のとおりでした。

  • 購入金額:1,500,000円
  • 当選金額:462,000円
  • ※回収率:30.8%
  • 購入枚数:5,000枚
  • 当選枚数:569枚
  • ※当選率:11.38%

サプライズで1等(3億円)が当たったりしないかな、などと思ったのですが、実際に当たったのは次のとおりです。

  • 6等(**300円)…500枚・150,000円
  • 5等(*3000円)…*54枚・162,000円
  • 4等(10000円)…*15枚・150,000円
  • 3等(100万円)…0枚
  • 2等(1000万円)…0枚
  • 1等の組違い(10万円)…0枚
  • 1等の前後賞(1億円)…0枚
  • 1等(3億円)…0枚

さすがにこのシミュレーション、1等が出るまでやりたいとは思いませんし、そこまで暇でもありません。

宝くじで損をしないためには…?

さて、こうしたなかで、本稿の最大の秘密情報を教えてしまいます。

宝くじで絶対に損をしない方法とは、いったいなにか。

それはずばり……………

買わないこと!

です。これが「宝くじで絶対に損をしない」という目的を達成する、最も確実な方法であることは、改めて強調しておきたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (35)

  • 宝くじの売上は次のように使われているそうだ(令和3年度)

    当選者に支払われる(当選金) 46.2%(3,758億円)
    印刷経費や売りさばきの手数料 14.9%(1,210憶円)
    社会貢献広報費 1.4%(117億円)
    収益金として発売元へ 37.5%(3,048億円)

    購入金額のたった46.2%しか当選金に行かない。
    競馬でも75%なのに。

    みずほ銀行に行った大学の同級生がいた。(入行時は第一勧銀)
    銀行員は40代半ばくらいから関連企業等に転籍していくが、彼は宝くじ関連の会社に転籍して定年をむかえた。上記の手数料1,210億円をチューチューしている会社なのだろう。
    年末に当選番号を決めるショーが時々ニュースになるが、長年「当選番号を見るために人が集まるのか」と疑問に思っていたが、前座に紅白に出ない歌手などを集めて歌謡ショーなどをやっているらしい。

    • 当選金への配分率を公営ギャンブルに揃え、その分で2等3等の本数を増やす方が総販上がりそうですけど…
      やらんでしょうな
      官僚機構は元締め銀行にタマ握られとんかナ??

  • タイトルを見た瞬間に結論が読めてしまいましたが…

    買わなきゃそもそも儲からないのだから、損することを承知で(あるいはそんなこと考えないで)買うんでしょうね。
    ええ、自分は勿論買いません、回収率が悪すぎるし全てが運でしかないので。
    (競馬はやります)。

    • 「国民の射幸心を煽るのは勤労によって財産を得ようとするという健全な経済的風俗を害する」という理由で日本では基本ギャンブルは禁止されていますが…

      宝くじやtototなんてその最たるものだと思いますけどね。

  • 宝くじに必勝法は存在します
    それは宝くじの主催者になることです
    すべての宝くじを買い占めれば
    高額当選の一等を独占できますが
    当然ながら収支は爆損です
    ここでリスクなしに確実に儲かるのは
    主催者とぶら下がり機関ということになります
    賞金を高額に見せても当選本数を減らせばいい
    売れれば売れるほど主催者とぶら下がりはウハウハです
    ぶら下がりがいっぱい存在する意味において
    宝くじと税金は似ていますが
    宝くじには買わない選択肢があります
    一方、税金は強制的に徴収されます
    滞納も財務副大臣にしか許されません

  • 300円を3000円で買う不思議な儀式かな。その金で美味しいご飯食べようや

  • 宝くじが当たると思った事が無いから、殆ど買わない。それは兎も角、ある人によると、単に1億円欲しいと思うのは、全く意味がないらしい。1億円あったら、どうするかという考え方が必要らしい。逆に、これをするには、幾ら必要か?と考えることも必要らしい。お金と将来の現実をリンクしておくことが必要らしい。これなら、お金が入ってくれば、先ずその事に使うだろう。では、余った金はどうするか?日本人なら、貯金という事になるのでは?
    お金の使い道を聞かれて、貯金と答えるのは、本当は答えになっていないが、それに気が付かないのが、日本人かもしれない。
    ささやかな晩酌をしている時に、ささやかに幸せだなあ、としみじみ感じる感性を持っている民族だから、やはり、お金を使うことは余り考えないのかも?読書と貯金が趣味という人も多いらしい、本当か?
    しかしながら、その国民性ゆえに、国債の国内消化が出来ているのだから、ねぇ。

    • タヌキの皮算用も見果てぬロマンを語るのは楽しみです。
      たからくじは、当たらないことが前提なのが救いですね。

      ”た抜き”のたからくじは「からくじ」なのが相場なだけに・・。

      • カズさま

        凄い発見!
        狸に化かされて買うのが、宝くじだから、狸に抜かされて(泣かされて)、空籤!
        今まで全然知らなかったです。

        このサイトは半端なく、勉強になります。

  • 宝くじ、ギャンブルは低所得者の税金ですw
    どんどん税金払ってもらいましょう!

  • もう1回、シミュレーションをやってみました。
    http://kaz.in.coocan.jp/takarakuji/sim-dream.html

    購入金額(合計)…1,500,000円
    当選金額(合計)…**464,000円
    収支(合計)…▲1,036,000円
    購入枚数(合計)…5,000枚
    当選枚数(合計)…**572枚
    回収率: 30.93%
    当選率: 11.44%

    ま、数学が理解できるような人は、そもそも宝くじに手を出すことはないってことですな。

    • 私が去年、認定NPO法人に寄付して確定申告したときの回収率がこちら。
      (薄給独身サラリーマンの場合)

      寄付金の額:35,000円
      還付される税金:12,617円
      回収率: 36.0%

      なんと宝くじシミュレーションの回収率30.93%より寄付して確定申告したほうが回収率が高いんですね!
      しかも豊かな心になれるというおまけつき。

      今年も宝くじは買わずに、その分のお金は寄付したことは言うまでもありません。

  • 100円のくじを買い
    外れたら漏れなく1万円貰える宝くじはどうか
    ただし当たってしまった場合は
    全ての支払金+αを負わなければならない
    非常にまれな幸運が訪れる確率と
    非常にまれな不幸が訪れる確率あるいは心証と
    どちらが勝るだろうか

  • くじを買った金のうち胴元による天引き分が、宝くじが約半分、競馬競輪競艇が1/4だったと思います。当選金は天引き後の金の配分ですから、その時点で無理ゲーと思ってしまいます。
    台ごとに勝てる確率が変わるらしいパチンコで時間をかけて並ぶのはまあわかりますが、宝くじに並ぶのは・・・Windows買うのに並ぶのと似たようなものかな?(あれも前世紀の出来事)

  • こんな考え方をする人はいないかな?
    宝くじを、毎月3万円買うことを10年やったとする。そして、1回も当たらない。それを見ている友人は、こいつうましかだなあ、と呆れている。
    一方、友人の方は、毎月、3万円分、たらふくと食べ歩きをし酒もたらふく飲んでいる。(ここで、3万円じゃそんなにたらふく飲食出来ないという事は考慮しない)
    ここから想像できる一つのことは、宝くじを買った方は、余計な飲食をしなかったので、体重と健康はそのまま、一方飲み歩いた方は、体重増加と成人病リスクが高まっている可能性が高い。
    宝くじは目に見える明らかな無駄。
    一方、無駄な飲食も無駄。しかも、不健康というオマケ付き。
    無駄にお金を使って無駄食いをして、体重を増やし、その体重を落とす為にダイエットサプリを買ったり、ジムへ行ったり、ライザップへ行ったりして、更に屋上屋を重ねるようにお金を使う。しかも、健康リスクを抱えて。
    以上、無駄なのは、宝くじを買う事だけじゃない、という話。
    しかも、宝くじは、健康リスクが無い上に、宝くじの収益部分を寄付しているんだ、という社会貢献意識も(無理に思い込めば)持てる。
    だから、宝くじを買うことは、心身とも健康になる方法かもしれない。
    これは、是非、宝くじ協会に使って欲しい、コマーシャルトークだ!
    しかし、この話もこんな事考えるのも無駄なことですね。いわゆる無駄話でした。

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