「韓国通貨危機の足音と日韓通貨スワップ」=鈴置論考

鈴置論考、自称会計士の怪しいウェブサイトを引用!

韓国が通貨危機と金融危機の瀬戸際に立たされている、とする話題は、当ウェブサイトではこれまでずいぶんと取り上げてきたとおりです。こうしたなかで、韓国の危機を救う(かもしれない)ツールのひとつが、日韓通貨スワップです。ところが、このスワップについてはどうも様子が変です。こうしたなかでウェブ評論サイト『デイリー新潮』に8日、韓国観察者の鈴置高史氏の論考が掲載されました。「とある事情」があって当ウェブサイトで今回の鈴置論考を詳しく取り上げることは控えますが、内容は極めて充実しています。

韓国で12年周期で繰り返される危機

当ウェブサイトでは以前から金融・経済政策の総合的な失敗事例として、韓国に注目しています。

韓国といえば、1997年のアジア通貨危機では国際通貨基金(IMF)から救済支援を受けた国でもありますし、また、2008年のグローバル金融危機の際にも、資金が韓国から逃避しようとして、最終的には日米のスワップラインで助けられるという経験もありました。

さらには2020年3月のコロナ禍では、世界的なパンデミック懸念が高まるなかで、韓国からも(おそらくは短期性の資金の)大々的な逃避が発生し、あわや再度通貨危機に陥りかけたのですが、このときは米国が緊急で為替スワップを提供してくれるなどしたため、何とか難を逃れた、という経緯があります。

すなわち、なぜだかよくわからないのですが、韓国では12年周期で通貨危機、金融危機などが繰り返されているようなのです。

シンプルにひとつの疑問が浮かぶとしたら、それは、「なぜ韓国で通貨危機や金融危機などの懸念が高まるのか」――、ではないでしょうか。

韓国ウォンはローカル通貨

その理由はいくつかあるのですが、ひとつは通貨・ウォン自体が国際的なハード・カレンシーではなく、ローカル通貨に過ぎないことにあります。

この点、日本の場合だと、円安になっても「外国から資金が引き上げられて通貨危機に陥る」という事態は発生し辛いのが実情です。

その理由としては、日本が世界最大規模の純債権国であり、外貨で借りているおカネはおそらく1兆ドル未満と、経済規模と比べて極めて少ないこと、1兆ドルを優に超える外貨準備を保有していること、なにより日本円自体が国際的な貿易決済や資本取引、デリバティブ市場などで広く通用する通貨であること――があります。

これに対して韓国ウォンは外為市場が国際社会に広く開放されているわけではないため、国際的な決済取引や資本取引、準備通貨としては不適です。

実際、SWIFTが約10年以上にわたり、ほぼ毎月公表している通貨別の決済ランキングでも、韓国ウォンが登場したことはありませんし、国際通貨基金(IMF)が公表している統計でも、準備通貨として韓国ウォンのカテゴリーは設けられていません。

通貨としての実力でいえば、日韓両国にはそれこそ天地の開きがあるのです。

そして、その結果、韓国の企業はグローバル展開するにあたり、どうしても国際的な通貨(多くの場合は米ドル、それに続いて日本円など)を調達する必要があるのですが、このときに借り入れる外貨が多くの場合、短期資金調達となっているようなのです。

韓国は米英金融機関から資金を調達している

ちなみに国際決済銀行(BIS)の『国際与信統計』(CBS)によれば、韓国におカネを貸している金融機関の所在国(最終リスクベース)は、米国と英国が「ツートップ」を占めており、日本は3番目に過ぎず(図表1)、しかも年々、金額、日本の対外与信全体に占めるシェアともに低下しつつあります(図表2)。

図表1 韓国に対する国際与信の状況(2023年6月末時点、最終リスクベース)
ランク(債権国側)金額構成割合
1位:米国1083億ドル28.45%
2位:英国950億ドル24.94%
3位:日本457億ドル12.00%
4位:フランス378億ドル9.92%
5位:台湾196億ドル5.15%
6位:ドイツ170億ドル4.47%
7位:豪州74億ドル1.95%
8位:イタリア38億ドル0.99%
9位:スペイン29億ドル0.76%
10位:カナダ23億ドル0.61%
その他411億ドル10.78%
報告国合計3808億ドル100.00%

(【出所】The Bank for International Settlements, Consolidated banking statistics データをもとに著者作成)

図表2 日本の韓国に対する対外与信と日本の対外与信全体に占めるシェア

(【出所】The Bank for International Settlements, Consolidated banking statistics データをもとに著者作成)

いくら「日韓関係改善」を叫んだところで、中・長期的には日韓の金融関係は縮小傾向にある、というわけでしょう。

韓国が日韓通貨スワップを求める理由

ちなみに米国に続いて英国が韓国に対する与信のトップレベルに躍り出ている理由は、想像するに、香港拠点のグローバル投資銀行などが韓国企業に貸し込んでいる、という要因も大きいのではないかと思いますが、このあたりは想像の域を出ません。

いずれにせよ、国際的な金融機関からの安定調達とは言い難い与信に依存している韓国の金融基盤は、決して強固ではないことは間違いありません。

だからこそ、韓国ではときとして利上げをしてでも通貨防衛をする必要があるのですが、ただ、現在の韓国では、それもなかなかに難しい、という事情があります。韓国の家計債務が膨張しているからです。これに関しては韓国メディア『中央日報』(日本語版)に先日掲載された次の記事も参考になるかもしれません。

【コラム】金融・通貨政策の痛恨の失策=韓国(1)

―――2023.11.07 14:50付 中央日報日本語版より

【コラム】金融・通貨政策の痛恨の失策=韓国(2)

―――2023.11.07 14:51付 中央日報日本語版より

中央日報によると、最近の韓国の資産バブルは、むしろ政府の支援策などが関わっている可能性がある、というのです。

韓国政府の行き過ぎた自信は痛恨の失策を呼んだ」。

年頭に住居価格の急落を防ぐと言って政策資金<中略>40兆ウォンを放出した。この措置は『不動産は今が底』という誤った信号を市場に送った」。

現在の韓国の過剰債務体質からすれば、なかなかに信じられない話です。

中央日報によるとこの政策で「マイホーム購入の最後のチャンスだと思った若者たちはローンを組んで家を買った」だけでなく、所得制限を設けなかったせいで「富裕層もこの制度を利用」したのだとか。

金利が上昇し、かつ、景気が低迷しているという「スタグフレーション」懸念のなか、「政府主導で不動産投機」、という現象が生じた格好です。

いずれにせよ、利上げをすれば家計・企業債務が続々不良債権化して金融危機に発展しかねず、かといって利下げをすれば資本逃避が発生して通貨危機に陥りかねないというジレンマのなかで、韓国にとって喉から手が出るほど欲しい協定が、日韓通貨スワップだった、というわけです。

韓国危機と通貨スワップ=鈴置氏

さて、昨今の日韓関係「改善」(?)という流れのなかで、鈴木俊一財相が今年6月、韓国の担当閣僚と財務対話を開催し、日韓通貨スワップ協定の復活で合意しました。これにより当面、韓国から通貨危機は発生しないのではないか、などと思っている人もいるかもしれませんが、どうもそういうわけではありません。

さて、こうした状況を手際よく、しかも大量の証拠付きでまとめた、大変優れた記事を発見しました。

韓国にまたも通貨危機の足音 「世界が羨む我が国の経済が…」日韓スワップは発動できるのか

韓国で再び通貨危機への恐怖感が募る。米金利上昇、半導体不況、中国の成長鈍化、ポピュリズムの跋扈、少子高齢化……。四方八方から逆風が吹き付けてくるからだ。ウォンは買い支えているものの、外貨準備が減り、新たな不安要因となった。命綱の日韓通貨スワップも不発に終わる可能性があると韓国観察者の鈴置高史氏は読む。<<…続きを読む>>
―――2023年11月08日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より

ただ、普段の当ウェブサイトだと、鈴置論考についてはじっくりと解説するのですが、残念ながら今回の鈴置論考については、当ウェブサイトは基本的にノータッチとさせていただきます。

その理由は、次の記述にあります。

国際金融の専門家が主宰するサイト『新宿会計士の政治経済評論』が9月20日、『日韓通貨スワップはどうなった?』という記事でこの事実をいち早く指摘。さらに『少なくとも現時点において日韓通貨スワップが発効していないことは間違いない』と断じました」。

鈴置氏ともあろう方が、なにやら怪しいウェブサイトを引用していますね(笑)

というのはさておき、要するに、今回の鈴置論考には、(本当に全体のごく一部分であるとはいえ)当ウェブサイトの記事が引用されているため、それを再び当ウェブサイトで紹介すると、一種の循環参照のようになってしまうという可能性があるのです。

したがって、議論の公正さを保つ観点からは、今回の鈴置論考については当ウェブサイトでは基本的に紹介しません(※もっとも、大変優れた記事であるため、読み始めたらあっという間に引き込まれ、気付いたら読了してしまっていることは保証できます)。

中国の手法をまねることはできるのか?

ただ、一点だけ次の記述を引用しておきたいと思います。

正式には決まっていないとしても、市場が『日韓スワップは存在する』と信じている間はウォン防衛の助けになります。問題は日韓関係が悪化した時です。日本側が『本当は存在しません』とリークするかもしれない。『韓国の嘘』が明らかになれば、ウォン攻撃の火の手は一気に燃え上がるでしょう」。

この記述は、少なくとも当ウェブサイト由来のものではありません。明らかに、鈴置氏の慧眼が捉えたこれまでのさまざまな事象に対する分析の結果、出てきたものです。よって、この記載だけは堂々と引用しておきたいと思います。

なぜ本稿においてこの記述に注目するのかといえば、じつはこの「両国間でスワップが存在するかどうかを片方の当事国が明らかにしない」という手法には、前例があるからです。具体的には、2017年に中国が使用したものでもあります。

中国は韓国との間のスワップ協定について、「更新した」とも「更新に応じなかった」とも明らかにせず、すべて「韓国に聞け」、で押し通しました。つまり、韓国が通貨危機に陥り、人民元を引き出そうとしても、中国側は「そんなスワップは存在しない」と述べてシラを切り通すことができる、という格好にしたのです。

もちろん、中国のスワップは米ドルではなく人民元を引き出すタイプのものであり、韓国が米ドル不足に際して中国とのスワップで人民元を引き出したとして、それが危機回避に役立つというものではありません。

しかし、ここで重要なのは、たとえ「張り子のトラ」であっても、あくまでも「見せ金」として機能するかどうか、という観点であり、その意味では、中韓通貨スワップも韓国当局が「わが国は外国とこれだけのスワップを持っている」と誇示するのに利用されたのです。

(※もっとも、2020年3月のパンデミックに際しては、中国とのスワップはまったく役に立たず、韓国の危機を救ったのは結局のところ米韓為替スワップだったわけですが…。)

こうしたなかで、同じ通貨安でも、円安とウォン安では持つ意味が全く異なります。

とりわけ以前の『円安が韓国の輸出を直撃=韓国紙』でも取り上げたとおり、日本の円安は競合する韓国の産業を危機に陥れており、だからこそ、日本が円安を是正したうえで日韓通貨スワップを韓国に提供してくれることが、韓国にとっては最も好都合なのです。

もしかして日本のメディアが最近、エビデンスもなしに(笑)、「悪い円安」論を唱えて日銀の緩和政策を辞めさせようとしているのは、このあたりとも関係があるのでしょうか?それとも…。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. はにわファクトリー より:

    日本側がそうリークするかも知れない。その箇所には当方ぴぴっと来ました。はっきりさせるとまずいんじゃないの? 国際政治のありようを掴んでいるからこその指摘と思います。
    ところで消えた半導体製造材料はどこへやった? 同じくらいに効果がある問いと思います。今でも使えます。

  2. たろうちゃん より:

    かつてほどの反日がみえず、NO.JAPANも貫ら抜けず日本産のビールをのみ、日本まで遊びに出掛け、イスラエルVSハマスの紛争地からの避難の際の軍用機に邦人51人を乗せ、対馬の仏像返還判決をだす、、福島沖への処理水放出への理解を示し、だけど普通に考えるなら至極当たり前の対応だからまちがえてほしくない。竹島の領有権、レーダー照射、天皇陛下への侮辱は発言、先のNO.JAPAN一連の説明と謝罪。慰安婦像の撤去、10億円の帰趨。W杯スタジアム建設代金300億未払金問題問題を挙げればきりがない。財務省には事の事実を明確に説明する義務がある。スワップの原費は日本国民の血税だからである。日本国民の感情としては、これらの解決をはからずして韓国優遇政策を支持する訳にはいかないのだ。スワップの契約を発表したのに関わらず発動されない?財務省白紙に記載されていない?期間が三年と発表?発表されたら岸田の判断ミスが更なる支持率低下を呼んでしまう。ダメ押しだ!森喜朗の9%の更新も可能だ。日本国民の声を聞かなかったしっぺ返しである。

    1. どみそ より:

      いくらお人よしの日本でも 仏の顔は三度。
      助けるたびに恨まれる国ということを 忘れてはいけません。

      韓国や、日本マスコミが融和ムードを 激しくアピール中。風に流され 通貨スワップやTPP加盟促進、釜山万博誘致支援(ジャンボリーの二の舞)など、日本の未来を傷つける愚行は避けなければいけません。

      1. たろうちゃん より:

        釜山万博の支持を表明するバカっぷり。大人の対応だか何だか知らないが財政難の国を支持するのか?あり得な~いだ!バカじゃないのか?

        1. どみそ より:

          「日本が支持したのだから・・」と、おもう世界の国々。
          ジャンボリー運営で 青少年の心に傷を作った前科のある 運営能力のない国を推すことは 日本の責任を問われることに なりかねません。
          日本の信用を失いかねません。

  3. sqsq より:

    >全世界が羨むほど健全だった我が国の経済が、

    これ、何の話かね?

    1. カズ より:

      仕事をしない(財政出動を抑制)ことで、健全財政の体裁を整えた歴代政権。
      景気高揚の動力を “国民の消費”に押し付けた「中央政府のK罪」の話ですね。

      きっと。

  4. まる より:

    日韓スワップについてですが、
    我が国は、発効していないだけで公式に合意をみとめていますので、この状況はどう解釈すればいいのか…。韓国側でいざその時がくれば、日本政府は拒否するような国ではないので、すぐに発効はできるのではないでしょうか?その点が中国との大きな違いかと思います。
    どなたか教えていただけるとありがたいです。

    1. sqsq より:

      あぶなそうな会社に「おたく資金繰り厳しいでしょう」と聞いて「そうなんですよ」というバカはいない。そんなことを言ったら明日から仕入れ先は掛けで売らなくなるし銀行は貸さなくなるどころかいま貸している金の返済を迫る。
      外見はしっかり資金が豊富で、いつでも融資してくれる銀行があるというふうに見せなければならない。
      資金が豊富:豊富な外貨準備(本当にあるのかアヤシイがそういうことは言わぬが花ということになっている)
      いつでも融資してくれる銀行:これ日本のこと

      発効しない理由はたぶん100億ドルじゃあ足りないから駄々こねてるんじゃないかな?
      「500億ドルにして発表してくれ、100億ドル以上は使わないから」とか言って。

      実際に危機が起こったら最後がIMF。(過去IMFにひどい目にあったトラウマのため)
      その前が日本(メンツの問題でなるべく最後にしたい)
      その前がチェンマイイニシアチブ
      その前にいろいろな国と結んでいるスワップを実行しようとするが、みなクモの子を散らすように逃げていきそうだ。

  5. sqsq より:

    アメリカの金利が上がっている。
    米2年物国債の利回りが5%超え。
    リスクフリーの米国債で5%つくなら空売り禁止などをする韓国に資金を置いておく必要ないだろう。それで韓国から資金が抜ける。
    韓国も利上げをしたいところだがそれをやると家計が目いっぱい借りているので破綻が増えるので怖くてできない。
    いざとなれば日本に頼む。これがいつものパターン。

  6. 鯖塩 より:

    余談ですが、
    怪しげな議員らも所属している日韓議員連盟会長に、菅さんが就任しました。
    会長は何らかの影響力を行使出来るのか、名誉職なのかどうなのでしょう。
    ややもすれば韓国ベッタリと批判されてきたこの議連。
    我が国の国益を第一に活動してもらいたいものです。

    菅さんの実務能力を高く評価していますが、特段関心の無いこと(例えばアイヌ新法)については「良きに計らえ」的な側面が感じられます。

    1. さより より:

      鯖塩さま

      余談ではなく、余計な事かもしれませんが。
      言葉の裏読みではなく、物事の裏読みが出来るといろんな見方が出て来るかもしれません。
      菅さんが、会長になったのは、議連に変なこと、良からぬことをさせないようにする為、という見方も出来ます。また、菅さんがトップなら議連の諸氏が今迄な繋がりで都合のいい事を頼まれても、いや、トップの菅会長次第だから、と言って断る口実も出来る。そんな事も推測出来ます。
      アイヌに関しては、菅さんがとやかく言う必要がないからでしょう。
      ご参考までに。

      1. 鯖塩 より:

        さよりさま

        毎回ご親切なコメント有難うございます。
        日韓通貨スワップの記事ですので、日韓議連の話は余談ではありますが、余計な事とは思いません。

        わたしが期待していることを、具体的に書いていただき誠に有難うございます。
        そして繰り返しますが、わたしの真意は「我が国の国益を第一に活動してもらいたい」です。

        官房長官、総理時の菅さんの韓国に対する塩対応の継続を期待しています。

        1. さより より:

          済みません、余計なことと書いたのは、わたしの返信が余計なことかもしれませんが、という意味でした。

          菅さんには、日韓議連のお目付け役になって欲しい、或いは、そのつもりで周りの人達も、菅さんにお願いしたのでは、という推測です。
          つまり、日韓議連の形骸化が狙いでは?ということです。

      2. 福岡在住者 より:

        いわゆる、福岡県の田川地方の議員問題ですね(笑) 全国区のTV放送で極希に見る時は笑っていてマトモな人間を装っていましたが、選挙で個人に不利なると感じた際は、突然烈火のように怒り狂い叫び、まるで別人ですよ(笑) いわゆる×××ですね。 地元TVで見ました(別人!-笑)。今、表に出て来る本人とは区別できません(ホントです!!全くのヤカラ・・笑)。  昔、彼が大臣就任した時私の姉(選挙区は違います)が「あの武田が普通の一般人を装いビックリした(大笑い)!!!」と失笑・・・。

        いろんな選挙区があり、まあ、それもよしやっ~ ですが、責任ある部署(特に外交とか)には普通のマトモナ人物をおいてほしいですよね。  

        1. 鯖塩 より:

          >つまり、日韓議連の形骸化が狙いでは?ということです。

          ↑この「裏読み」に何の意味があるのですか。一体誰が形骸化を狙っているのですか。形骸化が国益に繋がるのですか。
          形骸化では無く、韓国に対して言うべきことを言う議連であって欲しいと期待しています。

          またわたしのコメントの一部を切り取り、わたしに訓垂れるのは甚だ迷惑です。
          いきなり「ロスチャイルド」だの「ナポレオン戦争」を目にした時は笑いましたけど…

          1. さより より:

            >形骸化では無く、韓国に対して言うべきことを言う議連であって

            ここが大きな違いです。何を言っても無駄で、寧ろ逆キレしてくる相手とは、関係するべきでないというのが当方の当方の考えです。鯖塩さんとは、基本的なスタンスが違うようです。

            >コメントの一部を切り取り

            一部の言葉を切り取り、言葉に反応しているように見えたので、その事について鯖塩さんにコメントしたのが最初でした。コメントの「中身」の切り取りよりも酷い、「言葉」の切り取りだけで裏読みされたら、更に嫌ですよね。鯖塩さんのコメントは、論稿の本文に対してそんなものが多い。

            >ナポレオン、ロスチャイルド、歴史は元より、「事例」は学びの宝庫だと思います。少なくとも、表面的な自己解釈を無くす教「訓」にはなります。

          2. 鯖塩 より:

            最初に余計なことだと思ったのならそこで思い止まりましょうや。

            わたしの投稿をどう思い、批判するのは自由だと思いますけどね。
            勝手にして下さい。

            わたしの問いには答えず、また訓垂れですか。
            いい加減にして下さい。

  7. がみ より:

    まぁ本来通貨スワップって締結しても発動しない信頼関係のある国同士でするもんですもんね。

    クレジットカードにローン限度額が付与されていても普通は借りない。
    ローン限度枠欲しさにクレジットカード作ったりしない。

    犯罪予備軍じゃないんだから。

    1. どみそ より:

      野田スワップで 信用を保ちつつ通貨安を誘導。日本産業に危害を加えた前科があることを忘れては いけません。
      恩をあだで返す国なのです。

      1. がみ より:

        ですね…
        為替介入の資金として通貨スワップ使う珍しい国…尚且つ国の「格」とやらを維持するために。

        既に実行中の空売り禁止と最後に控えた「徳政令」!

        なんで国際金融の信用を自らかなぐり捨てる方向にだけ熱心なのやら?

  8. G より:

    本当ですね。日韓スワップの記述が日銀HPにないですね。

    もちろん、日本から発表があったので完全なフェイクということはないはずです。事務的な詰めの最中なのでしょう。ただ、それが長引いている。。。

    長引いてる理由ですけど、私の予想ですが、日本側は韓国からドルを調達できる項目を削除するように言ってそれを韓国が受けないんじゃないでしょうか。日本にしてみれば韓国からドルをスワップで調達しなきゃいけない事態など万が一1つ、いや、億が1つもありません。それを明確にする措置なのですが、それでは「スワップは対等であり援助ではない」が前提の韓国は自尊心が傷つけられてしまいます。

    日本としては、スワップとしては異例の形式である「自国通貨でないドルを融通するスワップ」は金融が脆弱な国に対する国際協力の次元で行うものです。それは日銀HPを見ても明確です。

    一方、韓国にとっては「外貨準備のマイナス通帳」という圧倒的なメリットを受けながら、対等であり一方的な援助ではないという虫が良過ぎるスキームです。

    実はこの問題、麻生総理(当時の財務大臣)の「頭を下げて金借りる奴がいるか!」の発言で全て終わっているのです。この発言、実質援助なのに対等という矛盾をこれほどわかりやすく表現したものもないでしょう。さすが麻生総理。

    多分、今回の合意も、初めっから韓国が受けられない条件で停滞することを計算ずくで合意したと私は考えてます。

    で、まだスワップが締結されてないことを、鈴置さんが目立つ所でどーんと記事に書いてしまいました。今慌ててるのは韓国。せっかく「スワップはある」と日韓国民に信じ込ませられてたのに、実情がバレてしまいました。数日のうちに、スワップは実質締結されている的な苦しい言い逃れ記事が中央日報日本語版あたりに出てくると思います。

    楽しみ😊

    1. G より:

      「頭を下げで金貸す奴がいるか!」の間違いでした。
      すみません。一番キモのところでタイプミス。。。

  9. 世相マンボウ_ より:

    韓国さんが、パクリと劣化コピーしかなない
    自国輸出産業が不調だからと不当なウォン安誘導で、
    海外市場で日本製品駆逐してウッシッシしようと思っても、
    ウォン安誘導すれば脆弱通過ウォン崩壊するのでできない
    今の状況は、国際経済の自浄作用がうまく機能しているなあと
    感心します。

    懸念点は、
    そうした脆弱通過ウォンと見栄を張った挙げ句の
    ズタボロ韓国経済の汚点を一気に日本に擦り付けられるのが
    韓日通過スワップとなのですが
    かつて韓流政党民主党政権下で
    途泥の苦しみを味わった日本では
    いくら岸田が弱小派閥でも総理のザにしがみつきたくて
    韓流とウッシッシしたくても
    もうネタバレのそんな詐欺的悪手は
    いくら朝日新聞とかが頑張って擁護したとしても
    朝日しか読まないような情弱高齢鬱憤層は誘導できても
    若い層を中心に多数派国民良識層に見透かされてしまうので
    さすがに思いとどまりできないのでは?
    と期待を含め厳しく見守っていきたいと思います。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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