「多くの若者は書籍を全く読まなくなった」と嘆く前に

文科省の調査によると、21歳の若者の過半数が、「この1ヵ月間に書籍を1冊も読まなかった」と回答したそうです。「まったく嘆かわしい!」「最近の若者は知的水準が低下している!」。そう言いたくなる人もいるかもしれません。ただ、書籍離れは若者独自の現象なのでしょうか?そして、人々が書籍を読まなくなったことで、社会の知的レベルが下がっている、などと簡単に決めつけて良いものでしょうか。

最近の若者ときたら…

若者の半数以上は書籍をまったく読まない

文科省が13日、ちょっと気になる調査を公表しました。

21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児) 第21回調査

―――2023/10/13付 文部科学省ウェブサイトより

文科省が公表したのは、平成13年、つまり2001年の1月と7月に生まれた人たちに対して継続的に実施している調査の第21回目のレポートです。概要について示した92ページもののPDFファイルは文科省ウェブサイトで確認可能です。

調査が始まった時点で赤ちゃんだった人たちも、今回のレポートのもととなった調査が実施された昨年の時点で、すでに21歳です。

それはともかく、ここで興味深いのは、同概要資料の13ページ目にある、こんな調査でしょう。

読書習慣について
  • 1ヵ月の間に読んだ書籍の数については紙の書籍(本)、紙の書籍(雑誌・マンガ)、電子書籍(本)、電子書籍(雑誌・マンガ)のいずれも、0冊と回答した者の割合が半数以上となっている。また、4冊以上と回答した者の割合は紙の書籍(本)で5.8%、紙の書籍(雑誌・マンガ)で18.6%、電子書籍(本)で6.1%、電子書籍(雑誌・マンガ)で21.3%となっている
  • 第10回調査と比較すると、本、雑誌・マンガとも0冊と回答した者の割合が大幅に増加し、4冊以上と回答した者の割合が減少している。

この10年で書籍を読む人が激減した

これについて具体的にグラフを確認すると、紙の書籍を1冊も読んだことがないという人の割合が62.3%に達していることがわかります(図表1)。

図表1 この1ヵ月に読んだ書籍の数(第21回調査)

(【出所】文科省レポートP13「図10」をもとに著者加工)

これは、なかなかに興味深い結果です。

ちなみに今から11年前の第10回調査における同じ質問と比べてみると、「この1ヵ月に読んだ書籍の数」が「ゼロ」だったという人の数は、「本」が6倍、「雑誌・マンガ」が2.5倍になった格好です(図表2)。

図表2 この1ヵ月に読んだ書籍の数(第10回調査)

(【出所】文科省レポートP13「図10」をもとに著者加工。なお、第10回調査の回答者は保護者)

これは、「現代の若者は本を読まなくなった」、「嘆かわしいことだ」、という話なのでしょうか。

あるいは、「最近の若者は、たるんどる!」という話なのでしょうか?

文科省「読書習慣付けを後押ししたい」

これについて考察する前に、産経ニュースに13日付で掲載された、こんな記事についても確認しておきましょう。

21歳の6割「紙の本読まず」 電子書籍も「読まない」7割 文科省調査

―――2023/10/13 18:32付 産経ニュースより

この文科省の調査を巡り、産経は「交流サイト(SNS)や動画投稿サイトの普及が一因と指摘されている」などとしつつ、「読書は人生の豊かさにつながる。図書館の整備などを通して読書の習慣付けを後押ししたい」とする文科省のコメントを紹介しています。

図表1では電子書籍、電子マンガなどの読書数も少ないというのは意外な気がしますが、「若者の書籍離れ」という構図に単純化しても良いものでしょうか?

書籍離れ

書籍離れは若者だけの現象なのか?

そもそも、「書籍離れ」は、若者だけの現象ではありません。以前の『「文化守るためウェブ書店を取り締まれ」のナンセンス』などでも指摘したとおり、書籍が売れなくなっているのは社会全体の現象です。

人々がスマートフォンなどの電子デバイスに馴染むなかで、旧来型の「書籍から知見を得る」という行動自体が時代にそぐわなくなっているのではないでしょうか。

もちろん、古典的な名著とされる書籍については、若い人たちにはもっと読んでいただきたいところかもしれません。

しかし、書籍は最近、1冊数千円というケースもあるなど、決して安いものではありませんし、読みかけの書籍や読み終わった書籍をどうするかという問題もあります。また、出版されている書籍のすべてが有意義なものであるとも限りません。

こうしたなかで、東京・山手線の駅名を冠した怪しい自称会計士が最近気づいたことがあるとしたら、業務でもプライベートでも、紙媒体の書籍をあまり読まなくなったことです。

韓国観察者の鈴置高史氏が昨年6月に上梓した『韓国民主政治の自壊』については紙媒体の書籍で通読したのですが、逆にいえば、まとまった分量の書籍を「紙」で呼んだのは、この鈴置氏の著書くらいなものです。

【参考】『韓国民主政治の自壊

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

そういえば、この怪しい自称会計士自身も2年前になにやら怪しげな書籍を出版しているのですが、何らかの事情があって当ウェブサイトにこの書籍を内容を引用する必要があるときも、たいていは書籍を直接読むのではなく、電子的なゲラを直接参照しています。

【参考】なにやら怪しげな書籍

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

どうしてこうなってしまったのか。

紙媒体は不便:検索もできないしコピペもできない

その最大の理由は、やはり、「紙媒体が不便だから」、です。

たとえば検索やコピー&ペーストは、紙媒体だとなかなかに難しいところがあります。

怪しい自称会計士の場合は仕事がら、法令や会計基準の文言を検索し、探し当てたうえで、そのまま引用しなければならないケースが多いのですが、これが紙媒体だと大変不便であるのに対し、電子媒体・ウェブサイトの場合はとても便利なのです。

たとえば「あの規定、どこに書かれていたかな?」、と検索しなければならないとき、ひと昔前だと重くて分厚い「会計監査六法」をペラペラめくり、小さな文字を目で追って、お目当ての条文を探す必要がありましたし、それを何らかの資料に引用するときには、いちいち手入力で文章を転記する必要がありました。

転記ミスや誤変換などがあると、それだけでクライアントに与える心象も悪化しかねません。

しかし、現在だと、業務上使用する条項については、電子政府の総合窓口の法令検索や企業会計基準委員会(ASBJ)、日本公認会計士協会(JICPA)、国税庁などのウェブサイトで、ひととおり参照することができます。

しかも、これらについて引用・転載する必要があるときは、電子媒体・ウェブ媒体だと、正確かつ効率的にコピーすることができます。老眼が気になって来た昨今だと、自分でブラウザの文字の大きさを変更することだって簡単です。

(※ただし、著作権の観点から、法令上、コピー&ペーストが違法となるケースがありますので、この点については注意は必要です。)

さらには、(著者自身はあまり使用していませんが)「読み上げ」機能を使えば、その文章をPCに読ませながら、ほかの業務をこなす、といったことも可能です。

電子媒体は場所を取らない

もちろん、紙媒体には紙媒体の良さがあります。

鈴置氏の著書についても、書架に「鈴置シリーズ」を揃えて並べておくだけで生活の満足度が上がりますし、自宅に保管している昔の『地球の歩き方』などのガイドブックをペラペラと読み返すと、楽しい思い出がよみがえってくるものです。

ただ、それでもやはり「検索性能の高さ」という電子媒体の便利さに慣れてしまうと、なかなか紙媒体には戻り辛いところです(さらにいえば、冒頭に紹介した鈴置氏の書籍『韓国民主政治の自壊』についても、たとえばアマゾンのKindle版が出ています)。

【参考】『韓国民主政治の自壊 Kindle版

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

電子媒体の良いところは、ほかにもあります。

それは、「場所を取らない」ことです。

山手線の駅名を冠した怪しい自称会計士の事務所には、公認会計士として開業登録して以来の、ほぼすべての『JICPAジャーナル』(現在の『会計・監査ジャーナル』)が保管されていて、これだけで壁面の書架が数段占領されてしまっています。

しかし、最近、この『JICPAジャーナル』の背表紙部分を裁断してバラバラにしたうえでスキャナーを使って画像ファイルとして保存してみたところ、1号あたりの保存に必要な容量は500メガバイト前後で済むことに気付きました。

雑誌が過去20年分、つまり240冊存在するものと仮定すれば、これらすべてを電子媒体に保存するのに必要な容量は120ギガバイト前後、という計算です。120ギガバイトといえば、最近のスマートフォンのストレージに入ってしまうくらいです(最近だとiPhoneでも1テラバイトのモデルが登場しています)。

同じ値段で買える記憶媒体は20年で3000倍に!

著者自身の手元メモで恐縮ですが、今からちょうど20年前、2003年12月に128メガバイトのメモリスティックを4,704円で購入したという履歴が、家計簿に残っています。消費税等の5%を除外すれば、本体価格は4,480円、ということです。

これに対し、通販サイトの『アマゾンドットコム』で調べてみると、現時点における128ギガバイトのメモリスティックの値段は、安いものだと1,795円(送料別)だそうです。消費税等の10%を除外すれば、本体価格は1,632円です。

ということは、1円で買えるメモリは、2003年時点で306,783バイト(約300キロバイト)、2023年時点で862,458,146(約842,244キロバイト)であり、この20年間でざっと2,811倍、ざっくりといえば3000倍になった計算です。

JICPAジャーナルを裁断してPDF化し、フラッシュメモリに保存しようと思えば、20年前だと1冊16,689円(!)という途方もないコストが必要でしたが、現在だと1冊あたり、たったの6円(!)で保存できてしまいます。

紙の書籍をデータ化すればあなたの書斎は広くなる!

極端な話、ちょっと高性能な裁断機を1台購入して裁断し、それを自動原稿送り機能付きのスキャナーで読み取れば、あなたの書斎も少しは広くなるかもしれないのです。

【参考】DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX

【参考】ブラザー工業 ドキュメントスキャナー(両面対応)

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

社会のネット化

移動しながら仕事ができる時代に!

これに加えて通信速度の向上という社会環境の変化も見逃せません。

エンジョイ!マガジン』というウェブサイトに2023年3月9日付で掲載された『インターネット回線速度の歴史をたどる。40年でこんなに速くなった!』という記事の記載によると、2000年1月に始まったブロードバンドでは、ダウンロードに関しては最大で1.5Mbpsを実現していたそうです。

しかし、同記事によると『ビッグローブ光』だと条件次第で最大1Gbpsが標準なのだそうです(※ただし、これは当ウェブサイトとして、同サービスを推奨するものではありません)。

最近話題のクラウドサービス(iCloudやOneDrive、Googleドライブなど)を活用すれば、自宅や職場などで作成した書類を出張先でダウンロードする、といった使い方も可能です(※ただし金融機関など、社外情報の持ち出しにうるさい会社の場合、こうした使い方には制限もあるかもしれませんが…)。

フリーWiFi環境については、たいていのビジネスホテルだけでなく、最近だとファミリー・レストランやコーヒーショップ、空港や一部のターミナル駅、あるいは飛行機の機内や新幹線の車内などでも準備されています。

このため、鉄道や飛行機などでの移動時間、あるいは顧客訪問の前のちょっとした時間的余裕などを活用し、クラウドサービス上の自身のファイルを確認するだけでなく、ニューズ・サイトやSNSなどで、最新の話題をチェックすることも可能です。こうした無料のネット環境の充実は、とりわけここ数年で急速に進みました。

さらに新幹線の例でいえば、東海道・山陽新幹線の「のぞみ号の7号車」、「東北・北海道新幹線の7号車、上越・北陸新幹線の9号車」のように、新幹線の座席でありながら、通話OK、ウェブ会議OKという環境も出現しています。

余談ですが、首都圏にお住まいの方であれば、JRや東京メトロの駅に小型のブースが出現しているのにお気づきかもしれません。

働く人の“1秒”を大切に/JR東日本のシェアオフィスサービス/STATION WORK

―――JR東日本ウェブサイトより

仕事・勉強・Web会議に 駅ナカおひとり空間 CocoDesk

―――東京メトロウェブサイトより

これらのブースは個室型のワークスペースで、デスクや椅子だけでなく、無線LANやモニタ、電源、エアコンなどが完備され、小さいながらも快適に仕事ができる空間だそうです。移動時間中にウェブ会議もできるなど、優れた環境といえるかもしれません。

社会のネット化が私たちの生活を変えつつある

いずれにせよ、社会環境が大きく変化していることは間違いなく、とりわけ社会のネット化はその変化の最たるもののひとつといえるでしょう。

こうしたなか、航空機や新幹線、通勤電車やバスなどを頻繁に利用する方はお気づきかもしれませんが、再起、車内や機内で新聞、雑誌、書籍を読んでいる人を、めっきり見かけなくなりました。重くてかさばる紙媒体よりも、軽くて扱いやすい電子デバイスの方が便利だからです。

今から20年前の出張では、私たちは時間を潰すために、新聞だけでなく、雑誌や文庫本などを持参していたのではないかと思いますが、現代の出張では、そもそも紙媒体自体を持っている人を、ほとんど見かけなくなりました。

そもそも日常生活で、「わざわざ資料を紙に印刷して読む」という習慣自体がなくなって来たという人も多いのではないでしょうか。

こうした状況を踏まえて、冒頭の「若者の書籍離れ」の話題に戻ります。

むしろひと昔前、書籍には新聞、雑誌などに限られていたマスメディアという情報源を補うという意味合いもあったはずですが、現代社会だとそれこそ無数に乱立するウェブサイトで、人々は情報を取捨選択しながら乱読することができるようになりました。

実際、『聡明な高校生も国の借金論のウソを見抜けるネット時代』などでも報告したとおり、ちょっと聡明な高校生が「国の借金」論のウソを見抜く時代でもあります。

むしろ若者の知的水準は高いのでは?

こうした事情を踏まえると、社会のネット化前後で私たち一般人が得られるようになった情報源の数がまったく異なるなかで、「若者の書籍離れ」を「嘆かわしい」、「若者の知的水準が下がっている」、などと安易に決めつけるべきではありません。

「まったく嘆かわしい!」、「最近の若者は知的水準が低下している!」、などと苦言を呈したくなる人もいるかもしれませんが、そもそも書店数のデータ、観光されている雑誌部数のデータなどに照らし、書籍離れ自体が若者独自の現象とは言い難いのです。

これに加えて、「人々が書籍を読まなくなったから社会の知的水準が下がっている」という主張を裏付けるデータは、(いまのところは)見当たらないのです。

この点、現在の40歳以上の人たちが21歳のころであれば、人々はそれなりに多くの書籍を読んでいたのかもしれませんが、現代社会はそうではありませんし、「人々が書籍を読まなくなったことで、社会の知的レベルが下がっている」、などと簡単に決めつけて良いものでもありません。

とりあえず、ひとつだけ間違いないといえるのは、これまで官僚機構やマスメディアが垂れ流してきたウソに、社会一般の人々が騙されなくなりつつあることです。

財務省がこれまで喧伝してきた「国の借金」論、日経新聞がこれまで喧伝してきた「これからは中国の時代」論、NHKがこれまで喧伝してきた「みなさまのNHK」論などのウソが、次々とバレ始めて来ている状況を見ると、少なくとも社会の知的水準が下がっているようには見えません。

一説によると、「最近の若者の方はダメだ」論は古代ギリシャの時代からあったそうです。

しかし、こと現代社会に関していえば、若いころから多様な情報源に接しているだけあって、むしろ「最近の若者」の方が、情報に対するリテラシー、そして知的水準が高いように見えるのは、おそらく、決して気のせいではないのでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. さより より:

    >こと現代社会に関していえば、若いころから多様な情報源に接しているだけあって、むしろ「最近の若者」の方が、情報に対するリテラシー、そして知的水準が高いように見えるのは、おそらく、決して気のせいではないのでしょう。

    これは、同様に感じます。その理由は、

    >若いころから多様な情報源に接しているだけあって

    ということも勿論ありますが、新聞・TV等の既存媒体離れにより、オールドメディアのマスゴミが発する「似非妄想情報」に触れることが無くなったことも大きいのではと思います。
    つまり、不純なものに接する機会が減少していることによって、知能の低下圧力から逃れることが出来ているから、という因子も大きいように思えます。
    何しろ、何かの節に油断して、彼らの発する情報と思しきものに接すると、頭が溶けて行くように感じてしまいますから。

  2. sqsq より:

    今の若い人は見たことないかもしれないが「百科事典」というのがあった。
    友人の家に招かれると応接間の書庫などに全24巻とかズラっと並んでいた。
    あれはどこに行ったのだろう。

    1. 引きこもり中年 より:

      sqsqさま
      >今の若い人は見たことないかもしれないが「百科事典」というのがあった。
      百科事典はインテリアです。ということは、「最近の若者は書籍を買わなくなった」は「最近の若者はインテリアを買わなくなった」ということでしょうか。(まあ、百科事典は、置き場所に困り、めったに(書籍としては)使わないものですが)
      蛇足ですが、今は友人に「自分は知的である」と示すための(百科事典に代わる)アイテムはなんでしょうか。

      1. さより より:

        雰囲気と内装の良いカフェの奥まった席で、デザインの良いVAIOかアップルの14インチノートパソコンで、仕事をしているスタイル?個人的な印象ですが、今の時代、カフェで本を読んでいるより、デザインセンスの良いノートパソコンを開いている人の方が知的に見えます。
        所で、友人ならどんなふうにしていようと、その人が知的か否か分かっているのでは?
        百科事典は、他人に見せる為よりも、自己満足のためかも?
        百科事典は、今は電子辞書の中。その電子辞書も無くなるのでは?

        1. 引きこもり中年 より:

          AIがあれば、AIが人間の代わりに百科事典(?)でしらべてくれるようになるのでは。つまり、人間の百科事典は不要になるということです。

          1. さより より:

            百科事典的であることを誇りにしている人間もいましたからね。
            雑学や蘊蓄の名手という。
            所で、「物知り」と言う言葉もありました、これは、世の中の道理を知っているという意味合いもあるように思います。
            AIは、「物知り」は超えるのでしょうね。対話もして最後まで答えてくれてますから。
            しかし、今のchatGPTは、「物知り顔」でいい加減なことを言うことがありますから、対話の相手としては、気が抜けない所があります。
            もっと、信頼性が出て来るといいのですが。

          2. 引きこもり中年 より:

            さよりさま
            >今のchatGPTは、「物知り顔」でいい加減なことを言うことがありますから、
            (自称)物知りの人も、物知り顔でいい加減なことを言うこともあります。
            また、百科事典にしても、新聞記事にしても、実は内容が間違っていた、ということもあります。(AIと同じ危険性があるのではないでしょうか)

          3. さより より:

            鋭いご指摘。「知的な」方です!

    2. 元雑用係 より:

      実家の応接間にいまも鎮座しています。もう数十年開いてないですねー。
      ただ、子供の時分はわりと活用してましたけどね。「科学・技術」と「歴史」ばかりに偏ってましたけど。

      現在の知性誇示アイテムはなんでしょうかね。
      誇示アイテムって流行の要素もあると思いますが、今は趣味嗜好が多様化したせいか流行が減ってる気がします。
      あるいは、知性誇示したい人が減った、ネットの中に移行した、など。

  3. 愛知県東部在住 より:

    昨年の1月、我が家から歩いて10分ほどの所に、新しく市営図書館の分所が新設されました。
    それを機会に、新たに図書貸し出し券を再発行し、約1年半になります。今確認したら、その間に67冊の書籍を借り出していたことがわかりました。

    これら貸し出し以外に同時期に自費で購入した書籍は、はっきりと数えてはおりませんが、おそらく数十冊になるかと思います。なんとなれば、いつも行く書肆のポイントがこの一年で800ほど増えているからです。(1Pは100円に相当します)

    私はおそらく、この先も(あと何年かはわかりませんが)電子書籍等には馴染めることはないでしょうね。

    というのも私自身の都合でいえば、紙の媒体の良さは栞等を挟んでおけば、注釈や出典・索引等の頁にすぐさま辿りつけられる、いわゆるアナログ的な便利さに特化されているからです。論文や資料・史料などを読む際には、そうした作業は煩雑とはいえ必須ですから。

    無論、そういう使い方をしない人には、電子書籍の方が便利なことは否定しませんが。

    1. 不和琴 より:

      私も図書館でよく本を借りて読んでいます。
      小説やちょっとした専門書などは紙でないと頭に入ってきません。
      ニュースや簡単な調べものなどは電子媒体ですませていますが。
      紙の媒体は千年以上も昔から使用されているため、その蓄積された情報量は電子媒体で簡単にカバーできるものではないでしょう。
      まだまだ紙の本の出版社にはがんばってもらいたいです。

      1. 95式 より:

        ネットなどまだまだ普及してない時代、
        携帯スマホなどあるわけもなく
        情報源はもっぱら書籍
        欲しい読みたい本があれば自分で稼いだ金で
        足を使って探したものです、

        それゆえ欲しい書籍を手に入れた時の満足感はひとしおでした、
        大事にして何度も読みました

        現在、ネットの普及で本の売り上げが落ちている
        と言われますが、
        それも原因の一つかもしれませんが、
        本自体に魅力がない、
        中身のない書籍が増えたことも原因では?、
        私もシリーズものでは
        井沢元彦さんの
        逆説の日本史しか集めてません、
        歴史ものは好きですが、

        最近の書籍はきちんと調べて書いているのか、と
        思うような作品が目立ちます
        大河ドラマからしてあの様な感じですので、

        気がつけば
        著者は自分より年下ばかり、と
        寂しい時代になりました
        どれだけの本がこの先生き残れるのか。

  4. カズ より:

    >なにやら怪しげな書籍

    https://store.shopping.yahoo.co.jp/ebookjapan/b00162534500.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

    ↑初回購入者限定ですが、『70%OFFクーポン』が利用できます。

    1. 新宿会計士 より:

      おお!これは素晴らしい!
      せっかくの70%オフクーポンをそういう怪しげな書籍に使用すべきかどうかはさておき、これは電子版が捗る!!

      1. 匿名 より:

        夜中3時くらいに
        夢グループで売ったらけっこう出そうですね…。

  5. sey g より:

    年を取ると「最近の若いもんが」とかいいたくなるらしいです。
    明治の頃でも使われてたとか。

    1. さより より:

      >明治の頃でも使われてたとか

      この言葉は、古代の洞窟の壁に掛かれていた文字を、苦心して解読してみたら、この言葉だったとか、という位に古代から人類共通の思いのようです。

      ・「最近の若い者は……」
      https://core.ac.uk/download/pdf/61336474.pdf

      いや、年代だけではなく、自分以外を嘆くのは、人間の習性かもしれません。

    2. 愛知県東部在住 より:

      sey g 様

      最近の若い者は 
      明治の頃でも使われてたとか >

      明治どころか、古代エジプトのピラミッドの落書きの中、あるいはあのプラトンなども同様のそのように嘆いていていたというのを、どこかで見聞した記憶があります。

      人間とは、日々新たに進化できるようでいて、実はそんなにめまぐるしく変わることのできない存在なのかもしれません。

      1. オタク歴40年の会社員です、よろしくお願いいたします より:

        フッフッフ…お前はワシの若い頃に似ておる、

        ドラマや漫画の定番ですね。

  6. たろうちゃん より:

    本、、新聞と同じで活字を追わなくなったなぁ。旅行記や探検物が好きで行間から立ち上る季節感が好きだった。たまには本屋を覗いて見るか。行くのが大変だけど、、

  7. KN より:

    スマホと読解力との関係はたびたび指摘されている。

    https://biz-journal.jp/2020/09/post_179583.html
    https://www.carenet.com/news/general/hdnj/54025

    調査方法にツッコミどころはあるかもしれないが、一概に否定できるものでもないと思います。確かに欲しい情報を早く探すという点では、便利な世の中になりました。明確な根拠はありませんが、知的水準の格差が大きくなったというのが、実際のところではないかと思います。

    ニュース断ちを推奨する「News Diet」という本も出ていて、本サイトの趣旨とは反するかもしれませんが、いろいろと考えさせられる内容でした。

    https://www.higeusen.com/entry/book/newsdiet210619

    1. さより より:

      KNさま

      実は、教科書が読めない子供、文章・文意が読めない大人も、スマホ普及以前からいたようです。それがスマホの普及で加速しているということはあるでしょう。算数でも、計算問題は得意だが、文章問題は文章の意味が分からないので全く解けないという小学生も多々います。塾の講師は気づいていると思います。文科省は、この問題に真剣に特別な問題意識を持って取り組むべきです。
      その際、紙の本を使うのか?電子機器を使うのか?という面も検討すべきです。初等教育は、紙の本でしっかりやるのか?なども検証が必要です。
      小学校では、やはり国語の教育はしっかりやるべきです。
      ただし、幼児の頃からの絵本の読み聞かせなどから、書き言語の習得は始まっているという事も押さえておかなければならないかもしれません。
      これは、今の日本国にとって深刻な喫緊の問題であり課題だと思います。

  8. 鯖塩 より:

    文科省に限らず他省庁の調査など信用ならん、何らかの意図が隠されているに違いないと疑ってみる。そんな習性が身に染み付いてしまった。新聞テレビの世論調査などその最たるもの。

    最近は紙の本もCDも買わなくなった。映画館、本屋さんへも足が遠のいた。

    小説、漫画、雑誌等は電子版。音楽、映画はサブスクと有料チャンネル。
    古典は朗読を聞くのが楽しい。

    時代は変われど人は変わらないということかと……

  9. AuO2 より:

    元書店勤務の人間ですが、現実問題として、すでに本はほとんど見なくなってますね。
    それと、地元自治体にある新刊書店がほぼ絶滅してしまい、1軒しかありません。
    大抵の情報はネットから得られますからね。

    電子化はいいのですが、再生機器が故障したり、供給されなくなった場合、見ることが出来なくなってしまうという問題があります。
    すでに、ベータ・VHS・8mmビデオ・DV・LD・VHD・DAT・DCC・MDの再生環境はほとんど絶滅しています。
    不思議なんですが、音声のアナログ媒体だけはしぶとく残り続けています。カセットテープとLPレコードです。
    映像系の媒体と音声のデジタル媒体はほとんど絶滅状態ですね。
    コンピュータ関連でいえば、MOはすでにドライブがないですし、フロッピーディスクも絶滅しています。
    PCカード関連も絶滅してますね。
    また、アーカイブ級の長期保存となると、さらに問題になります。まず後の世に再生機はないでしょう。互換性を維持したものを供給してくれればいいですが。記録媒体そのものの寿命も問題です。いつまで残せるでしょうね。
    フラッシュメモリはデータ消失の危険性があります。
    本気で保存を考えるのであれば、ROM化しないと駄目でしょうね。
    紙であれば、保存状態に気を付けていれば、かなりの長期間保存が出来ますからね。
    画像データとして保存すると、検索が困難ですし、テキスト化されているといいものの、日本語を完全に表現するのにはUNICODEでは不足です。
    個人的にはTRONコードを採用してほしいところですが。
    そもそも、日本語を表記するのにJIS第1水準・第2水準だけでは足りないわけです。
    後に、補助漢字・第3水準・第4水準が追加されましたが、それでもまだ足りないですから。

    そんなことをいいつつも、個人的にはCD-ROMの辞典とか電子辞書とかも持ってるんですけどね。著作権フリーになった作品を公開している青空文庫とかの単純テキストによる表現の工夫も感心します。
    図鑑はやはり紙の方がいい気もします。物にもよりますが写真の解像度にかなり差が出ますよね。

    以前、どこかの市役所が民間のクラウドサービスを契約して役所のデータを保存していて、データが飛んでしまったというトラブルがありましたね。
    信頼性や機密性が重要になるデータに使用するのは危なくて使えません。停電等で回線が接続出来なくなってもお手上げですし。
    自分の経験で、お試し程度の無料サービスでサーバーにデータを置いてみたことがありますが、ISP側のミスでデータが壊れた経験もあります。

    電子化した場合の再生機器の継承も何か考えてくれないでしょうかね。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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