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「韓国世論に配慮し日本はさらに譲歩必要」という詭弁

「日本はもう少し主体的に尹錫悦(イン・シーユエ)韓国大統領の外交努力を支援していく方策を検討していく必要がある。尹錫悦氏に対する評価が韓国で厳しくなっていることを頭に入れ、両国の関係改善に取り組まなければならない」。こんな詭弁が出てきました。典型的な「松川理論」です。なぜ日本が韓国の国内世論に「忖度(そんたく)」しなければならないのか、理解に苦しみます。

自称元徴用工問題の愚かな解決策

なぜ岸田ディールが愚劣だったのか

先月、韓国の尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権が打ち出した自称元徴用工問題の「解決策」――、すなわち「財団方式による第三者弁済」案に関しては、端的にいえば、日本としては絶対に「評価」してはならない代物でした。

「日帝支配下の朝鮮半島で朝鮮人の違法な強制徴用・強制労働が行われた」、などとする韓国側の主張自体、韓国による根も葉もない歴史歪曲そのものであり、いってみれば、韓国がそれを主張すること自体が日本に対する誣告(ぶこく)犯罪のようなものでもあります。

もちろん、自称元徴用工のなかには、本当に日本企業で働いていたというケースはあるでしょう。

これらには当時の「国民徴用令」に基づき徴用された労働者もいれば、応募工として自発的に働いていた者もいるものと考えられますが、そうであったとしても、彼らに対する未払賃金などの問題は1965年の日韓請求権協定により、「日韓間では」完全かつ最終的に解決済みです。

したがって、2018年10月と11月の、韓国大法院(※最高裁に相当)が下した自称元徴用工判決は、国際法上は存在しない請求権を認めたという意味で、違法判決と言わざるを得ませんし、そのような判決を放置している韓国を「無法国家」と呼ぶのは当然の話でもあります。

(※なお、インターネット上では「国家が個人の私権を制限し労働力を供出させるという点では、韓国が今行っている『徴兵』と何ら変わらない」、「韓国の徴兵が『強制労働』でないなら日本の徴用も『強制労働』ではない」などの指摘もあります。まったくそのとおり、極めて鋭い指摘です。)

遅くとも4年後に蒸し返される求償権問題

こうしたなか、昨日の『自称元徴用工の第三者弁済開始も…典型的な問題先送り』でも取り上げたとおり、自称元徴用工らへの「第三者弁済」が始まったとする報道もありますが、これについては本来、日本にとって、決して「歓迎すべき話」ではありません。

尹錫悦政権が打ち出した「第三者弁済」方式自体、財団が求償権を放棄しておらず、したがって、このままの状態だと、尹錫悦大統領が遅くとも4年後に退陣すれば、おそらく次の政権あたりが間違いなく、この求償権の問題を持ち出すことでしょう。

いずれにせよ、こんな杜撰なディールで韓国側との関係改善を事実上約束してしまった岸田文雄首相という人物は、後世からは「韓国に3回騙された人物」として評価されるに違いありません(というよりも、「3回」で済めば良いのですが…)。

もっとも、これを言い換えれば、今回の自称元徴用工に関する「尹錫悦=岸田ディール」、韓国にとっては大儲けであり、正直、「笑いが止まらない」ほどの大成功であるはずです。

客観的に見れば、2018年の違法判決問題をそのままの状態にしておきながら、日本から「日韓関係改善に向けた動きとして評価する」との言質を引き出したうえ、さらには李明博(り・めいはく)政権時代に途絶えた「日韓シャトル外交」を復活させたのですから、外交的には大成功です。

さらには、ここで日韓関係の「改善」をうまく演じ切ることができるならば、『詐欺師が狙う次の「鴨葱」:日韓スワップ交渉本格化へ』でも指摘したとおり、現在の韓国は、あわよくば日韓通貨スワップ協定の復活すら狙える立場にあるのです。

「強制徴用賠償判決に対する韓国政府の解決策発表後に韓日関係が雪解けムードを迎えている中で、韓日通貨スワップ再開の声も出ている」。そんな声、少なくとも日本では出ていません。幻聴ではないでしょうか?ただ、「相手に考える時間を与えない」のは詐欺師の常套手段ですし、少なくとも韓国から見れば、現在の日本の首相は「葱(ねぎ)を背負った鴨」です。尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領の訪日にあわせてスワップ外交が本格化する可能性は濃厚です。実務能力が極端に低い岸田首相岸田ディールという岸田首相の愚かな決断自...
詐欺師が狙う次の「鴨葱」:日韓スワップ交渉本格化へ - 新宿会計士の政治経済評論

逆に、韓国が「ここで満足する」というのは、日本にとっては大きなリスクでもあります。岸田首相が一回、うっかりと韓国の対応を「評価する」などと述べてしまった以上、もしも韓国がこの「財団方式による第三者弁済」を粛々と進めてしまうと、問題が「解決した」ことになってしまいかねないからです。

そもそもの違法判決問題が解消していないにも関わらず、です。

尹錫悦氏の「大きな誤算」は韓国世論の強い反発

もっとも、尹錫悦氏にひとつの「大きな誤算」があったとすれば、韓国社会がこの「尹錫悦-岸田ディール」にまったく納得しているフシが見られないことでしょう。

韓国式謝罪に見る日本が韓国に謝罪してはならない理由』などでも取り上げましたが、韓国の保守系紙『東亜日報』の調査では、日本に対し好感を持っていない人の割合が70%に達しているのだそうです。

「罪人の子は罪人」という発想を、絶対に受け入れてはならないどうせ絶対に許してくれないのであれば、日本は韓国に謝罪してはなりません。いや、むしろ日本が韓国に謝罪すれば、日本自身が国際法秩序の破壊に加担することになってしまいます。そんなことを痛感するという意味で、本稿では2つほどメディア記事を紹介します。ひとつは「韓国の世論で70%が日本に好感を持っていないことがわかった」とする記事、もうひとつは元大統領の犯罪行為を巡り、その孫が自身を「罪人」だと位置付け、被害者に謝罪し続ける意思を表明した、とす...
韓国式謝罪に見る日本が韓国に謝罪してはならない理由 - 新宿会計士の政治経済評論

背景にはもちろん、「日本の歴史認識」の問題があります。

要するに、「日本が過去の歴史を真摯に反省も謝罪もしない」ことに対する韓国国民の不満が溜まっており、今回の尹錫悦ディールも、「韓国がコップに水を半分満たしたにも関わらず、残り半分を日本が注いでくれないこと」に対する不満が表れているのです。

こうした認識は、左派メディアにもみられます。

韓国裁判官「日本は残り半分の水をコップに注ぐべき」』でも紹介したとおり、韓国の「左派メディア」とされる『ハンギョレ新聞』には、裁判官という外部識者の論考というかたちではありますが、やはり「コップの半分の水」にたとえて、「日本の誠意ある対応」を要求しているのです。

韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に今朝、自称元徴用工問題を巡る韓国政府の解決策を巡り、「韓国がコップに半分の水を注いだ」、「残り半分は日本が注ぐべき」とする趣旨の寄稿記事が掲載されています。その内容そのものにも驚きます。なぜなら典型的な「ゼロ対100」理論そのものだからです。ただ、それ以上に驚くのは、この寄稿記事、韓国の現役判事の方が執筆したものである、という事実です。二重の不法行為正直、長年のコリア・ウォッチング経験があると、たいていのことには、あまり驚かなくなるものです。ただ、それ...
韓国裁判官「日本は残り半分の水をコップに注ぐべき」 - 新宿会計士の政治経済評論

これに対し、一部の読者コメントでは、「韓国が飲む水をどうして日本が注がなければならないのか」といったツッコミに加え、「どうせ満たすなら福島第一原発のALPS処理水を注いではどうか」などの皮肉も見られるなど、こうした「コップの水理論」は、私たち日本人の常識には到底合致するものではありません。

日韓関係改善論の詭弁

日韓関係論:大きく3つの類型

もっとも、以前から議論してきたとおり、「韓国は日本にとって必要な国だ」とする主張が、ここにきてまた頭をもたげて来ています。

2年前に出版した拙著『韓国がなくても日本経済はまったく心配はない』でも申し上げたとおり、「日韓が仲良くすべき」と主張する人の論拠は、たいていの場合、「①一衣帯水論」、「②経済関係論」、「③安全保障論」のいずれかに求められます。

①一衣帯水論

韓国は同じアジアの国として、地理的にも近く、歴史的にも文化的にも深い関係を持っている。日韓両国は一衣帯水の関係にあり、切っても切れない関係にある。また、過去に日本は韓国を「植民地支配」したという加害者としての歴史もあり、贖罪意識を持つことも必要だ。

②日韓経済関係論

日本企業の多くが韓国に進出する一方、韓国の産業も日本製の製造装置や部品、素材などに強く依存しており、経済的側面から、日韓両国は切っても切り離せないほど、相互に重要な関係にある。

③朝鮮半島生命線説

韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。だからこそ、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。

…。

どれも簡単に論破可能

これら3つに関しては、結論からいえば、どれも簡単に論破可能です。

正直、①についてはあまりにもお粗末ですが、いちおうマジメに反論しておくと、かりに日韓両国が歴史的に深い関係にあったとしても、それは「日本が贖罪意識を持つべき理由」にはなりませんし、そもそも日韓両国は歴史的に常に深い関係にあったわけではありません。

いや、むしろ石平氏の10年前の名著『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』でも指摘されていた通り、日本は大陸から距離を置いているときの方が発展していたという歴史的事実もあります(最近だと安倍晋三総理、菅義偉総理の時代がそうかもしれません)。

次に、「②経済関係論」に関しては、数値の上で「韓国にとって日本が重要な国である」ことは説明できますが、「日本にとって韓国が重要な国である」とは必ずしも言えません(※これに関しては『マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」』を含め、これまでに「ヒト・モノ・カネ」の面から何度も論じてきました)。

数字で見る「オフショア金融センター・香港の凋落」「マネーから垣間見える日本と外国とのつながり」を調べていくと、非常に興味深い結果が浮かび上がってきます。そのなかでも隠れたテーマは、「香港との関係の終焉」ではないでしょうか。国際与信統計の最新データに基づけば、邦銀の香港に対する与信がますます減っていることが明らかになりました。想像するに、国家安全法の施行は英中共同声明に反し、香港の法的地位の安定性に疑義を抱かせるには十分だったのではないでしょうか。国際与信統計とは?『国際与信統計』の「日本集計...
マネー面から見た「日本が関係を深める国・薄める国」 - 新宿会計士の政治経済評論

さらに、「③朝鮮半島生命線説」などに至っては、一見するともっともらしく見えるのですが、正しい主張ではありません。

朝鮮半島が日本に地理的に近いことは事実ですが、仮に日本が諸懸案で韓国に譲歩したからといって、韓国が日本の「味方」になってくれるという保証はありませんし、むしろ韓国は米中二股外交を通じて日本の安全保障上の地位を危うくする要因となり得ることを忘れてはならないからです。

松川理論にご注意

もっとも、こうした日韓関係論が論破されるようになり始めたためでしょうか、最近では「松川理論」――「有事の際の邦人退避のために日韓協力が必要だ」、あるいは「日韓関係を改善するために、尹錫悦政権に配慮すべきだ」、などとするメチャクチャな主張も出て来ています。

④邦人退避論

いま日韓関係を改善しておかなければ、半島有事の際に邦人避難に支障を来す。半島有事に備えて日本が韓国に譲歩し、日韓関係を改善することが必要だ。

⑤日本の誠意ある呼応論

保守派である尹錫悦(イン・シーユエ)政権の間に日韓関係を改善しておかなければ、関係改善の機会は失われる。また、日本が韓国に誠意ある呼応をすることで、尹錫悦政権の韓国国内の立場も強くなる。

これを「松川理論」と呼ぶ理由は、自民党の(なぜか安倍派に属する)松川るい・参議院議員あたりがこの手の屁理屈を一生懸命に提唱しているからです(『「徴用工解決で安保協力が進む」という松川議員の詭弁』等参照)。

「あの議員」の詭弁が再び出てきました。「朝鮮半島生命線説」とでも言えば良いのか、自称元徴用工問題を「解決」することが、日韓・日米韓の安全保障連携にも寄与する、といった主張です。端的にいえばお粗末と言わざるを得ません。「日本が韓国に譲歩したら日韓・日米韓連携が円滑になる」という主張自体が、そもそも理論的に間違っているからです。国益こそ重要著者自身がここ10年ほど取り組み、いまや一種の「ライフワーク」と化しているのは、「日本にとって円滑な日韓関係が国益である」とする主張の誤りを理論的に証明する作業...
「徴用工解決で安保協力が進む」という松川議員の詭弁 - 新宿会計士の政治経済評論

そもそも尹錫悦氏が「保守派の政治家」なのかどうか、といったツッコミどころもさることながら、半島有事の際の邦人退避に関しては、そもそも韓国の歴代政権が自衛隊との協力にコミットしてくれたわけではないにもかかわらず、なぜ「日韓関係を改善したら邦人退避に韓国が協力してくれる」という結論になるのでしょうか。

ただ、それ以上に極めて理不尽であり、かつ、韓国に対しても極めて無礼な考え方が、「日本の誠意ある呼応」論でしょう。

いわば、「尹錫悦政権が倒れないよう、日本が尹錫悦政権に対し、積極的に手を貸すべきだ」とする主張ですがぜ日本が韓国の国内世論に配慮しなければならないという時点でおかしな話ですし、「特定の政権を延命させること」に加担するならば、それは日本が韓国の内政に干渉しているのと同じです。

JBプレスにも「ためにする議論」

ただ、とくにこの手の「日本が韓国に配慮せよ」とする主張は、尹錫悦-岸田ディール以降、かなり増えたようです。昨日はウェブ評論サイト『JBプレス』にこんな記事を発見しました。

尹錫悦の日韓関係改善路線に吹く逆風、もう日本と韓国はうまくやれないのか/異論抑えて臨んだ日韓首脳会談、見返りの少なさに保守派も尹錫悦擁護を躊躇

―――2023.4.13付 JBプレスより

執筆者については敢えて実名を挙げません(だいたい想像はつくと思います)が、ウェブページ換算で7ページに及ぶ長文で、尹錫悦政権の「日韓関係改善路線」に「逆風が吹いている」としながら、最後はこんなことを述べているというものです。

そうであるならば、ここは日本がもう少し主体的になって、尹大統領の外交努力を支援していく方策を検討していく必要があろう」。

日本としては、その尹大統領の行動に対する評価が韓国で厳しくなっていることを頭に入れ、両国の関係改善に取り組まなければならない」。

まるで、「尹錫悦氏のために日本はさらに譲歩せよ」とでも言いたいかのようです。大変失礼ながら、こういう主張を「ためにする議論」といいます。

そもそも「日韓関係の改善が必要かどうか」は韓国の日本にとっての戦略的重要性に加え、「基本的価値を共有しているかどうか」などの親密度によって決まります。尹錫悦氏に対する評価が韓国国内で厳しくなろうがなるまいが、関係ありません。

というよりも、尹錫悦氏を「大韓民国大統領」に選んだのは、結局は韓国国民自身であり、その尹錫悦氏の行動に韓国国民が厳しい評価を突き付けていようが、親和的であろうが、そうした事情は日本にはまったく関係ありません。

岸田首相の政治力

このあたり、岸田首相が安直に尹錫悦氏との「シャトル外交」復活に応じてしまったことは、たしかに不安要因でしょう。実務能力が決して高いとは言えない(そしてインテリジェンスを決定的に欠いている)岸田首相が、韓国に対し、これ以上不要な譲歩をするリスクが残ってしまっているからです。

ただ、それと同時に自民党も「集団政党」です。

岸田首相の出身派閥・宏池会は自民党内で4番手の集団であり、しかも岸田首相は宏池会をナンバーツーの林芳正氏に乗っ取られることを防ぐために、林氏を外相として閣内に置いておくことを余儀なくされています(※このあたりは著者私見です)。

しかも、インドのG20外相会合で林氏が国会対応のために参加できない状態になったこと、林氏が4月上旬に訪中する直前のタイミングで半導体製造装置の輸出管理強化を打ち出したことなどの政策を見ると、これは岸田氏による「林潰し」そのものではないか、という見方もできなくはありません。

つまり、岸田首相自身が党内で権力闘争に明け暮れるなかで、岸田首相の実務能力に照らし、むしろ日韓通貨スワップなどをゴリ押しするだけの政治力があるのかは疑問です。

いずれにせよ、「韓国にもっと譲歩せよ」という声が外務省関係者らから出て来ているなかで、自民党内の外交部会系の議員らによる巻き返しの動きも出て来るでしょうから、物事がそうすんなりいくというものではありません。

そして、尹錫悦氏自身が今月訪米しますが、日本で最も信頼に値する韓国観察者である鈴置高史氏は、韓国国内でも権力闘争が生じていることを指摘しています(『中韓半導体同盟で読み解く韓国政府高官更迭劇=鈴置氏』等参照)。

今回の鈴置論考には「韓中半導体同盟」なるパワー・ワードが出てきます。4月下旬の米韓首脳会談ではジョー・バイデン米大統領は尹錫悦(いん・しゃくえつ)韓国大統領に対し、この事実上の中韓半導体同盟の解体を要求するのでしょうか。そして、米韓首脳会談直前という微妙なタイミングで、韓国では外交・安全保障の「司令塔」が突如として、事実上更迭されるという「事件」がありました。鈴置氏はこの不思議な更迭劇を、米中二股外交という視点で読み解きます。運が良い岸田首相岸田首相も自信を取り戻した?岸田文雄首相は先月、今...
中韓半導体同盟で読み解く韓国政府高官更迭劇=鈴置氏 - 新宿会計士の政治経済評論

インテリジェンスが大事!

このように考えていくと、今回の尹錫悦氏の訪米は、まさに中国と米国をまたにかけた「尹錫悦外交」にとっては最大の試練であり、その結果次第では、尹錫悦政権自体が「持たない」という可能性も出てくるかもしれません。韓国の半導体産業が米国により締めあげられる、という展開もあるからです。

その意味では、日本が韓国に無用な譲歩をしないこと、インテリジェンスを持って情勢を見極めることが、これまで以上に重要であることに関しては、論を俟たないのではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (32)

  • 前略 岸田首相さま
    偽徴用工問題は貴殿とユン氏の首脳会談で解決し終わったのではないですか?まだ韓国が何かゴニョゴニョ言ってますよ。いつまで続けるのですか?もううんざりです。

  • そもそも「泥棒に追い銭」なんて慣用表現もってる国は日本くらいじゃないですかね。ええ、そういう話だと思ってるということですよ。

  • 私は、先の韓国による徴用工解決策の発表を、日本外交の全面的勝利と評価しますが、尹政権を助けるために、日本側が何らかの譲歩を行うことには、断じて反対です。
    それは日本は単に「韓国が過去の過ち(注:国際法違反の大法院判決)を(実質的に)改めて譲歩したのだから、大乗的な次元でこれを受け入れた」(ハンギョレにしては日本の認識を正しく掴んでいる)に過ぎないのに、ここで何らかのメリットを韓国に与えれば、再び「泣く子は餅を一つ多くもらえる」(韓国のことわざ)との勘違い経験値を与えてしまうからです。
     ただ岸田‐外務省ラインも、そのような譲歩を行うリスクは、もうほとんどない、と言って、差し支えないとも思います(今年の初め頃は不安でしたが)。左派系の過度な植民地支配に対する贖罪意識とは違い、親韓派は国内ではごく少数(武藤さんくらい)なので、さほど心配する必要はないと考えております。
     
     

    • >日本外交の全面的勝利
      というより
      条約とはそういうもの。
      「南京条約で香港を割譲したが、あれはアヘン戦争の結果だ。許せない。すべて無効」こんなの通るわけないよね。

      日本外交は当たり前のことをしただけ。

    • 徴用工問題が韓国側から動き出したのも
      アメリカが韓国政府を叩きまくって作り出したお膳立てであって
      『俺がここまでやったんだから 後は分かるな?!』
      と言われた結果が岸田の態度じゃないかな
      というのも
      日韓外交は日米間軍事協力が背後にあって、
      アメリカが それを維持するために
      日本に対韓外交の妥協を押し付けて来たのではないか
      と思うのです

      • oinko様
        返信ありがとうございます。
        私も、米国の意向あっての、尹大統領の決断、だと思います。というより、そうしなければ訪米そのものが許されなかったんではないか、と推測しています。そして解決策出したら、国賓としての訪米ですからね。
        慰安婦の時と違って、今回は、米国は日本にはそれほど圧力をかけてこなかった。日本の主張に理があると判断したのでしょうね。ウクライナ支援への熱意の差もあるかもしれません。
        日韓問題は、日本にとっては、国内問題でもあり、米国との問題でもあると、考えています。

    • 私は日本外交の敗北と評価しています。
      韓国側措置を評価すると述べるだけでとどまっていれば確かに日本外交の勝利でした。しかし、日本側は輸出管理の緩和というしなくてよい譲歩をしています。しかも、ホワイト国に戻すために努力することまで約束している疑いがあります。さらに過去の談話の踏襲も不要でした。韓国側が発表した措置をまだ何も履行してない段階で譲歩してます。なので、日本外交の敗北という評価です。
      この岸田ディールで韓国から引き出せたのは、なんでしょうか。確かに関係は改善しましたが、対北朝鮮での軍事協力が深化したぐらいしか成果がないです。そもそも北朝鮮は韓国にとっては脅威ですが、日本にとっては北朝鮮は日本に対する領土的な野心がないので、中国に比べれば小さな脅威にすぎません。この程度では日本にとっての利益が小さい。なぜなら対北では韓国の方が日米を必要としてるからです。
      韓国から取るべきは、レーダー照射事件の謝罪、無断海洋調査の停止、仏像返還、アルプス処理水放出への批判撤回、日本海呼称の使用、慰安婦像の撤去などです。日本と真に友好関係を築きたいなら中国と対峙する覚悟も示してもらわねばなりません。そうしたやるべきことを何もせずに友好ムードだけ盛り上げるのは、韓国を勘違いさせるだけだと思います。

      • ムッシュ林さま
         返信ありがとうございます。
         仰ることも、よく判ります(新宿会計士さんも、理由は違いますが、敗北との評価ですし、本サイトでは私の意見は少数派ですから)。
         ただ慰安婦合意の時もそうでしたが、米国という存在があり、かの国の意向も汲まないと、結局国益には反すると、私は思っています。日韓問題は、日本の国内問題でもあり(韓国との宥和に反対派が多い)、同時に米国との国際問題でもあると、考えています。
         今回、米国は、日本の主張に理があると考えたのか、日本にはそれほど強い圧力をかけて来ず、韓国により強い圧力をかけた節があり、それが尹大統領の譲歩(=全面的完敗)を呼んだと、推測しています。
         米国の意向(日米韓の協力体制は必要)も踏まえた解決策としては、日本外交の勝利と、評価して良いのではないでしょうか。
         韓国との中長期的な方針については「原則放置、極力関わらない」が基本と考えております。もし仮に韓国が左派政権になって二度目のちゃぶ台返しをしてくれたら、望外の幸運と考えます。米国もさすがに「日韓は仲良くしろ」とはもう言わなくなると思うので。

        • taku様

          あくまでも私個人の見解であり偏りがある可能性は否めませんが、他のサイトも眺めてみると、むしろtaku様寄りの考えの方が主流に見えます。
          taku様は自信を持っていいと思います。

  • 韓国って日本に口が利くと思われることで権力が得られる構造があるみたいです。あの国は結局日本がいなければ何も出来ない国ですから。
    尹大統領に日本にいうことを聞かせる力があればそれで国内が落ち着くという話ですね。全く韓国国内だけの話でいけばその通りでしょう。
    昔、まだ情報の疎通が少なく、そんなことで日本を利用しても日本にバレなかった時代は、お互いに特に問題がなかったのでしょう。日本人から見ても妙に馴れ馴れしいなくらいで特に何も気づかなかったし、先進国の義務としてそれなりに与えてもきました。影でどう扱われてるかも知らずに。

    外務省の関係者は今までのように恩恵を与えてれば落ち着くと思っているでしょうが、それで得られるのは従来の与え続ける関係。韓国からは何も得られません。

    私だけの考えかもしれませんが、尹大統領自身にとっても、ここで日本が呼応するより、突き放した方がいいんじゃないかと思うのです。尹大統領は苦境に陥るかもですが、若者を中心に日本に依存し続けることの問題に徐々に気づいていくと思うんです。

    そんな韓国の「気づき」を助けるためにも、日本は「殴る」必要があるのかなと思っています。とりあえず痛い目にあわせて黙らせる。そんな動物に対するようなやり方が重要です。

    例の輸出管理強化はごくごく弱くではありましたが、「殴る」政策だったと思います。何にも金銭的には問題ないのにめちゃめちゃ効きました。ああいう精密攻撃をもう少し繰り出したいですね。全ては気づきのため

    • G さま

      >例の輸出管理強化 ... ああいう精密攻撃をもう少し

      最新型兵器は都市殲滅可能な大型超兵器から狙ったターゲットを精密撃破し最大ダメージを与えるタイプのものに変わりつつあるようです。
      パブリックコメント募集で民意を浮き上がらせた「構想と実行力」はすばらしかったです。神輿に鎮座してうまくやれているつもりが岸田首相にあるならそれは針のムシロでもあると忠告差し上げたいです。

    • 完全に同意。一切譲歩せずに突き放せばよかったと思います。むしろ韓国の置かれた厳しい状況をついて、取るべきものを取りに行くべきでした。日韓友好と言ってるくせに、未だにアルプス処理水の批判してるのを見ると、この国の本性がどこにあるか見えて来ます。

  • 本来「知らんがな」のひとことで済ませる問題を、本気であれこれ考える政治家・官僚がいること自体、日本の弱点だと思います。

  • 前にも書きましたが
    左派にエサをくれてやっても
    ユン政権の応援にはなりません
    足を引っ張る材料を増やすだけです

  • まず竹島を返せというべき
    不法占拠してるやつらに
    譲歩などありえない

  • 韓国に日本の傀儡政権を打ち立てようという話なのか、それとも六韜しようという話なのか。

    • >日本としては、その尹大統領の行動に対する評価が韓国で厳しくなっていることを頭に入れ、両国の関係改善に取り組まなければならない。

      尹大統領は、4年後には退任が確定してるわけだし、今その基盤が揺らいでるなら、そんなを支えるだけ労力のムダだと思うのです♪

      韓国国民にとっては、日本は不当な利益を得るための金のなる木でしかないってことなんでしょう(´Д`)ハァ…
      そういう韓国の世論を変えるための地道な努力、北朝鮮が新北派を育てたみたいな、のをちゃんとやるならともかく、お神輿だけ磨いて取り繕っても長続きしないと思うのです♪

      あと、③朝鮮半島生命線説についてだけど、
      >韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば、日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。
      日本の敵対勢力に入らなければいいんだと思うのです♪
      ほっといても韓国は米中間でフラフラするんだと思うのです♪

      それで、もし、中国に近づきすぎるようなら、適当に理由つけて制裁とかすれば、かってに内部で親米派(用米派?)が親中派(媚中派)を攻撃して、内部で分裂すると思うのです♪
      下手に味方につけようとするよりも、簡単だと思うのです♪

      (・ω・`三´・ω・)イヤイヤ Kの法則があるから、あっちに入ってもらった方がいいのかも?

      • ↑は投稿ミスなのです♪

        匿名様への返信のつもりじゃなかったのです♪
        改めて、独立して投稿しなおしたのです♪
        ごめんなさいm(_ _)m

  • 最近、上念司さんが頻りに韓国(保守派)を擁護し始めました。彼の場合は ③朝鮮半島生命線説 な感じですね。あと西岡力さんを信奉し、李 栄薫(『反日種族主義』を上梓)氏など数人の韓国保守の論者の存在を強調して、「今の尹政権は北朝鮮スパイの摘発をちゃんとやって居る」「文政権当時の様な反日には韓国人の半分ぐらいはうんざりして居る」「韓国には右派も左派も居るから十把一絡げにしてはならない」「日韓を離間するのは中共の策略」と③の戦略的観点から韓国との連携が大事だと繰り返し力説しています。
    まぁ『反日種族主義』は読んでおく価値ある本だとは思うが、「韓国右派」は韓国政治に何の意味も無いんですよね。直接「日本は韓国に配慮せよ」までは上念さんは言及しないが氏の議論を総合するとやはり「韓国右派に肩入れして、日本の保守は韓国と力を合わせなければいけない」みたいな話に通じて居ると私には読める(個人的な意見です)。で、日本は韓国の内情に嘴を挟んで何派であれその一派を応援して、そこから親日派政権樹立みたいな方向の内政干渉をしちゃうと必ず良くない事になると思います。
    日本が冷たくあしらって、それで潰れる様な韓国右派ならそれはそれまでの事。現実の北朝鮮や中共の脅威に、韓国に連携して対処など【相手を変える事を前提に】希望を持つ事。そんな絵に描いた餅は危う過ぎて自分は出来ません。韓国人の半分くらいが日本大好きの親日派と言う恐るべき上念さんのご意見は何をか言わんや。人気YouTuberで経済にはお強い方ではあるが心配です

  • 武藤さん、このところ焦りまくってますね。尹錫悦訪日後も対韓関係改善の世論が一向盛り上がる気配が見えないのに、いても立ってもいられない思いなんでしょう。

    本編ご紹介の記事の前にもこんなのが。

    『門前払いを喰らった韓国野党「“アポなし”訪日団」に母国で大バッシング…!韓国の「“反日”福島汚染水問題」のあきれた現実』現代ビジネス 2023/4/11
    https://gendai.media/articles/-/108732?imp=0

    最後の〆がこれ。

    >そのためにも韓国民主党のデマ・扇動政治を終わらせることが出発点となろう。

    >その一方で日本側においても、民主党と新政治民主連合などの前身の左派政党が行ってきたちゃぶ台返しによって植え付けられた対韓不信感を払しょくすることが必要だろう。

    2番目の文章、主語が違うでしょ(笑)。

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