小西氏暴言で玉木氏「立憲民主は整合的な対応が必要」
小西洋之・参議院議員といえば、総務省の行政文書(いわゆる「小西文書」)を巡り、高市早苗氏に議員辞職などを迫りながら舌鋒鋭く追及した人物です。その小西氏が「サル・蛮族」などの発言に対し、ほとんど処分らしい処分を受けていないことを巡り、国民民主党の玉木雄一郎代表は、「整合性を取る対応をしないと立憲民主党に対する信頼は成り立たない」と指摘しました。正論です。そして、同じ指摘は、新聞、テレビを中心とするオールドメディアに対しても成り立ちます。
小西氏の言動に頭を悩ませる立憲民主党
昨日の『二次被害拡大?読売「小西氏の報道批判に立民が苦慮」』でも触れましたが、立憲民主党の小西洋之・参議院議員の言動に、同党がどうも頭を痛めているようです。
その最大の要因のひとつは、ちょうど1週間前の報道です。
小西氏、憲法審の毎週開催「サルがやること」「蛮族の行為」
―――2023/3/29 18:40付 産経ニュースより
小西氏は衆院の憲法審査会が毎週1回開催されていることを念頭に、記者団に対し、「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」、「何も考えていない人たち、蛮族の行為だ」、「野蛮だ」などと述べたのです。
衆院憲法審のメンバーを「サル」だ、「蛮族」だ、などと罵るというのも、一般社会常識に照らして大変に違和感がありますが、話はそこにとどまりません。これを報じた産経などのメディアに対し、小西氏が「法的措置」をチラつかせ、逆ギレしまくっているのです。
小西氏の逆ギレとネットの炎上
ほんの一例を挙げましょう。
たとえば産経新聞の大橋記者は、泉健太・立憲民主党代表の記者会見の場で、小西氏から記事を訂正するような「圧力」を受けたと明らかにしました(『産経記者、小西議員から記事訂正「圧力」受けたと証言』等参照)。
その一方で、『産経「サル」「蛮族」報道を小西議員が改めて「釈明」』でも取り上げたとおり、3月30日に行われた小西氏の会見の最後でも、小西氏が産経の記者と思しき人物に対し、「逆ギレ」している姿を確認することができます。
その「恫喝」する場面についてはすでにツイッターなどを通じて広範囲に拡散しているのですが、実際のやり取りの詳細については、『テレ東BIZ』がほぼノーカットで配信した次の動画の54:08以降でも確認していただくことが可能です。
いずれにせよ、小西氏自身が「報道の自由」を擁護する立場から国会質疑を行ってきた以上、その「報道の自由」に自ら干渉するような態度は、非常に矛盾しています。
さらに興味深いのが、この問題を巡る新聞、テレビを中心とするオールドメディアとネットの情報拡散力の違いです。産経新聞などを除くと、オールドメディアの小西氏に対する追及はずいぶんと緩いですが、その反面、ツイッターなどのSNSや新興のウェブ評論サイトなどでは、連日のように小西氏の「行状」を取り上げています。
また、小西氏はツイッター上で一般ユーザーに対し、しきりに「法的措置」で威嚇していましたが、こうした言動も却って「炎上」につながったようです(※もっとも、現時点で確認する限り、小西氏のツイッター・アカウントは4月2日時点で更新が止まっているようですが…)。
処分が甘すぎる立憲民主党に、国民民主党・玉木代表が正論を吐く
こうしたなかで、立憲民主党は小西氏を参院憲法審の野党筆頭幹事から更迭するという「処分」を下しましたが(『「サル・蛮族」発言で波紋の小西氏、筆頭幹事から更迭』等参照)、現時点でそれ以上の措置――たとえば「離党勧告」、「議員辞職勧告」など――は講じられていません。
「サル」「蛮族」などの明らかな暴言を発したにも関わらず、小西氏がろくに処分らしい処分すら受けていない――。
さすがにこれはおかしくないか、と思う人も多いようですが、こうしたなかで、昨日は国民民主党の玉木雄一郎氏が記者会見で、小西氏の処分などを巡り、「整合性の取れた対応をしないと、(立憲民主党の)党としての信頼も失われるのではないか」と指摘したそうです。
玉木氏「小西氏は高市氏に辞職求めた」処分を要求
―――2023/4/4 14:18付 産経ニュースより
産経によると、玉木氏は小西氏の「サル」発言や「法的措置」発言などを念頭に、「筆頭幹事を外れるだけで、処分がなされたとメディアの皆さんは思うのか」としたうえで、次のように述べたそうです。
「(小西氏は高市早苗経済安全保障担当相が)議員辞職すべきだとおっしゃったので、整合性をとる対応をしないと、党の信頼は成り立たない」。
これは、まったくの正論と言わざるを得ません。
小西氏自身が高市氏に議員辞職などを含めて舌鋒鋭く追及してきたことを思い出しておくならば、やはり立憲民主党が小西氏に対しても、これと整合する対応を講じなければ、今度は立憲民主党自体の信頼という問題につながることでしょう。
オールドメディアに対しても同じことがいえる
そして、同じことは立憲民主党に対してのみならず、オールドメディア全般に対しても言えます。
『勝負あり:高市氏が小西文書「捏造」を説明してしまう』などでも説明したとおり、放送法に関する問題の「小西文書」に関しては、小西氏や立憲民主党側の説明が正しいのか、高市氏の説明が正しいのかを巡り、すでに「結論」は出てしまっています。
しかし、いくつかのオールドメディアは「小西文書」問題を巡り、高市早苗氏を追及する立場から報道を続けてきましたし、酷いケースになると「高市氏の国会での発言は二転三転している」、「高市氏が(問題の記載を)捏造と主張するなら、捏造である証拠を高市氏が出すべきだ」などと主張したりもしています。
まったく何もやましいことがない高市氏をあそこまで舌鋒鋭く追及したのなら、「総務省の内部文書を不正な手段で入手した疑い」、「スキャンダル追及で予算審議の場を潰したこと」、「衆院憲法審のメンバーをサル・蛮族などと侮辱したこと」についても同様に、舌鋒鋭く追及しなければおかしいはず。
それをやらない以上、オールドメディアは「もう社会的な役割を終えつつある」と批判されても文句は言えないのではないでしょうか。
本文は以上です。
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玉木雄一郎氏が仰る事はすべて正論です。ここまで何も「小西発言」で対応しない立憲民主党は、小西議員にペナルティを課さねばなりません。「高市早苗氏に大臣をヤメロ」と言った。コレが捏造、あらぬ疑いだったのだから、言い出した本人、党は対応するのが当たり前です。ハッキリさせなさい!
合わせて玉木雄一郎氏にもお忘れかと思い、蒸し返しますが、岡山理科大学の獣医学部設置の件で、四国の獣医師会から「◯すよう」依頼がてら献金を受けましたね?その件、どうなったか教えて貰ってませんが?まさか知らないとは言わせませんヨ!
本件では2つの問題の複合であり、両問題を区別して考えるべきでしょう。
1つめは、参議院議員である小西氏が衆議院憲法審査会を侮辱した問題。
2つめは、参議院議員である小西氏が産経新聞記者などの民間人を法的措置をちらつかせて報道の自由を侵害した問題。
1つめの問題は、参議院議員と衆議院憲法審査会という権力者間の名誉(侮辱)の問題に過ぎないので、筆頭幹事更迭ぐらいの処分で十分でしょう。
しかし、2つめの問題は参議院議員という権力者が民間人を威迫して報道の自由を脅かした事件であり、幹事更迭程度で済ませてよい問題ではありません。
あと、小西文書問題では総務省の公務員守秘義務違反も。
マルヒを所持してる小西を罰することが可能かどうかわかりませんが、小西に情報を流した人脈はアウトでしょ。
もしそうでないなら小西が国会で嘘を述べたことになるので、そちらでアウト。
王手飛車取りなのに、飛車を動かすようなバカ(俺は逮捕されないとナメてる)なので、遠慮なく王将をとるしかないですよね。
例の怪文書は、いわゆる公益通報に該当しないことは明らかなので、総務省は関与したものを特定して東京地検に告発する義務がある。それができないなら、文書管理がまるでできていない役所として、一度解体したほうがいい。
産経新聞の記者に留まらず、小説家、元新聞記者だったジャーナリスト、普通のおばさん、などたくさんの人が小西議員は「民事刑事で訴えるぞ!」と恫喝されています、それもLINEなどに立派な証拠を残して。これで議員辞職しないしさせないなら、今後、立憲脱糞党は一切、他党の議員を揶揄も辞職勧告も出来ないのは自明でしょう。しかし、この党、党首以下、岡田氏、原口氏、謝か村田か蓮舫氏、安住氏といい、まるで統一地方選を負けるために必死になって抗弁しているような気さえしますなぁ。
玉木さんは、政府の狗だとか、国民民主党は自民党の出先機関だとかいろいろと言われてますが、そのように言われることこそ、玉木さんの言っていることがまともであるという証左と思います。賛否はあるかと思いますが、私は一番まともな野党であると思ってます。
できれば都民ファーストと縁を切ってもらって、独自で候補者を全国に今の10倍くらい立ててもらって、立憲民主党の地位を奪ってほしいと願ってます。
他の野党が自民を批判できた物ではないダブルスタンダードやら支離滅裂しかありませんからねえ。
アメリカに習いTikTokとかの使用は制限をとか、各論では頷ける提案もありますからね国民
国民民主党以後の玉木さんは
とてもいいですね。
「立憲民主は整合的な対応が必要」という、
やんわり諭すような表現も好感が持てます。。
立憲民主党は、まさに玉木さんが指摘の、
整合性が必要です。
岡田さんのようにすっとぼけて
切り抜けようとしたり、
菅直人さんのようにCLP・BJ問題のときに
ヒトラーレッテル貼りで騒いでうやむやにしたり、
言い逃れができなくなると
焼肉や辻元のように「デマです(?)」と開き直ったり
墓穴を掘ったときだけ慌てて
ごまかしての辻褄合わせは
多数派国民良識層に見透かされています。
そもそも、空疎なマニュフェストは
コアな支持者の意向とは別の
二律排反する無党派層獲得のための
見せかけものと臭っています。
その点で、今の党首の
泉さんも不整合であり、
党風と支持者の生きザマとの
不整合を解消するためには、
THE小西議員(以下、略称ザコニシ)
を立憲民主党党首に推し立てて
名実ともにならず者政党として
出直すことをおすすめします。
#ザコニシ立民党首実現を応援します! (^^)/
前の民主党から引き継ぐ「選挙互助会」という伝統は変わってないようで。