韓国政府「汚染水放出の検証続ける」→お好きにどうぞ

日本の福島原発の汚染水海洋放出で、現在は立方メートル当たり172ベクレルのトリチウム量が、なんと172.001ベクレルに増えるのだそうです。ちなみにこれは現在の機器では検出できない水準だそうです。いったいこれのどこが問題なのかわかりませんが、この検証結果に納得が行かないためでしょうか、韓国政府は「汚染水海洋放出」を巡って「検証を続ける」と表明したそうです。好きにすればよいのではないでしょうか。

わざと誤った用語を使用する韓国メディア

韓国メディアといえば、堂々と誤った報道を垂れ流すという悪弊があります。

有名なところでいえば、2019年7月に日本政府が発表した韓国に対する輸出管理の厳格化(ないし適正化)措置を巡って「輸出規制」と呼んでみたり、いわゆる自称元徴用工問題を「強制徴用問題」ないし「強制動員問題」と呼んでみたり、といった事例があります。

ただ、話はそれだけではありません。

たとえば自称元徴用工判決の被害を受けた日本企業のことを「戦犯企業」と呼び、旭日旗を「戦犯旗」と呼び、韓国が不法占拠を続けている日本領・島根県竹島のことを「独島(どくとう)」と呼び、天皇陛下のことを「日王」と呼ぶなど、誤った言い換えの数々が日本の名誉と尊厳を侵害している状況にあります。

韓国に「汚染水」を批判する資格はない

そして、こうした「誤った呼称」のなかでも、とくに看過できないもののひとつが、「汚染水」です。

「汚染水」とはもちろん、福島第一原発のサイト内で溜まり続けている、多核種除去装置(ALPS)を使用した処理水(いわゆるALPS処理水、または単に「処理水」)のことです。

この処理水にはトリチウムが含有されていることは事実ですが、一般にトリチウムの完全な除去は不可能に近く、国際基準に照らせば、トリチウムは海洋などに放出されることが一般的です。

そして、この事情は、韓国に関しても全く同じです。

もしもトリチウム含有水のことを「汚染水」と定義するなら、韓国からは205兆ベクレル、中国からは907兆ベクレルもの「汚染水」を海洋に垂れ流している(経済産業省・2021年5月17日付『トリチウムの年間処分量 ~近隣アジア諸国・地域の例~』参照)ことこそ問題です。

経産省などの資料に基づけば、福島第一原発からの海洋放出量は年間約22兆ベクレルを下回る予定ですが、2019年実績で韓国・月城原発からは約31兆ベクレル、古里原発からは約91兆ベクレルもの「汚染水」が放出されていることを忘れてはなりません。

㎥あたり172ベクレル→172.001ベクレルに増加する!

こうしたなか、日本のALPS処理水海洋放出は国際原子力機関(IAEA)との協議を経て、国際的な基準に合致していることを確認したうえで実施される予定ですが、これに関連し、先週の『福島「汚染水」でトリチウム濃度は約10万分の1増大』では、興味深い話題を取り上げました。

韓国メディアの報道によると、今後10年間における福島第一原発「汚染水」の海洋放出により、韓国管轄海域のトリチウム量は約10万分の1増えるとする韓国研究機関のシミュレーション結果が発表されたのだそうです。

具体的には、日本が今後10年間で年間最大約22テラベクレルのトリチウムが含まれた「汚染水」を放出した場合、韓国の管轄海域に流入するトリチウムは、立方メートル当たり0.001ベクレル増える、ということです。

現在の韓国の海域における平均トリチウム濃度は立方メートル当たり172ベクレルだそうですので、日本の「汚染水」放流により、これが172.001ベクレル/㎥になるのです。

韓国メディアによると、これは「現在の分析機器では検出が難しい程度の濃度」だそうです。

科学的に分析したらそうなる、というだけのことでしょう。

「政府の公式の立場ではない」→「検証続ける」

ただ、そこは民族情緒法が科学や国際法を凌駕する韓国のこと、一筋縄ではいきません。この「汚染水」シミュレーションを巡って、韓国の趙承煥(ちょう・しょうかん)海洋水産部長は21日、国会で「政府の公式の立場ではない」と述べたのだそうです。

汚染水の海洋放出シミュレーション結果 「政府の公式立場ではない」=韓国長官

―――2023.02.21 15:35付 聯合ニュース日本語版より

具体的には、野党議員からの「シミュレーションの結果、汚染水を海洋放出しても韓国海域に大きな被害がないという結論が出たが、これが海洋水産部の公式の結論か」との質問に対し、趙承煥氏は「そうではない」としたうえで、「汚染水の海洋放出による韓国海域への影響は別途の検証が必要」と述べたのだそうです。

正直、「まぁ、やれば良いんじゃないですかね?」、という感想しか出てきません。

ちなみに聯合ニュースによると、「環境団体」などはこのシミュレーション結果について、「日本政府のデータは信頼できない」、「トリチウム以外の放射性核種に対する分析が抜けている」、などと指摘しているそうです。もしかすると単純に、「韓国の安全に深刻な影響を及ぼす」というデータが欲しいのかもしれません。

そして、これに関してはこんな続報も出ています。

韓国政府「検証続ける」 汚染水海洋放出計画の一部補正認可で

―――2023.02.22 21:03付 聯合ニュース日本語版より

こちらの記事に基づけば、韓国政府は22日、日本の原子力規制委員会による処理水放出計画の一部補正認可に関し、「国民の健康と安全を最優先原則とし、汚染水が科学的・客観的に安全であり、国際法・国際基準に合った方式で処分されるよう検証を続けていく」と述べたそうです。

これに加えて東京電力の放出計画に関し、「科学的、技術的検討を積極的に進める」、「IAEAのの汚染水分析などの検証結果やALPSなど日本側の設備の性能も総合的に確認する」、などとも強調したのだとか。

お好きにどうぞ

ALPS処理水を「汚染水」と呼んでいる時点で科学もへったくれもありませんが、正直、好きにやれば良いと思います。

ただし、韓国政府はおそらく、日本政府に対し「特別な対応」を要求してくると思われますが、日本がそれに応じる必要はありません。日本はあくまでも「協議」はIAEAとやれば良いだけの話であり、韓国にはデータだけ「はいどうぞ」と渡して放置で良いでしょう。

ちなみに聯合ニュースには、こんな記述もあります。

韓国政府は東京電力が測定対象の核種を減らした根拠などについて日本側に問い合わせていた。昨年12月に開催された局長級によるテレビ会議でも、日本側と技術的内容について協議した」。

じつは、『「韓日が汚染水問題で協議を実施」報道の2つの間違い』でも指摘したとおり、これには大きな間違いがあります。

日本側の報道発表だと、昨年12月に開催されたこのテレビ会議は「汚染水に関する日韓協議」ではなく、「処理水に関する韓国向け説明会」だった、というわけです。

なんだか、日本政府が韓国向け輸出管理適正化措置を発表した直後、韓国側から乗り込んできた担当者を、「事務的説明会」と書いた張り紙貼ったホワイトボードを目立つところに設置した会議室で出迎えた経産省の事例を思い出します。

いずれにせよ、このALPS処理水放出の件については、さまざまな懸案に関しての「協議」はあくまでも国際社会のルールに基づいてオープンベースでやるべきであり、韓国に対しては「協議」ではなく、「決定事項」だけ「説明」すれば良い、というのは、あらゆる日韓諸懸案について成り立ちます。

自称元徴用工問題も竹島不法占拠問題などとともにサクッと国際司法裁判所(ICJ)に委ねてしまうのが最も手っ取り早いように思えるのですが、いかがでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 理系初老 より:

    「韓国はん、お好きなように」は京都っぽくていやどす。やはり、「韓国ぅ~、知らんがな」がいいですね。意訳すると「韓国に対しては毅然と」です。

  2. 百十の王 より:

    「覚えていやがれ!」
    =「汚染水放出の検証続ける」
    =「韓国政府はいつでもGSOMIAを終了させる権利を持っている」

    日本政府であればこんな負け惜しみは口が裂けても言いません。まあ往生際の良くない政府だこと。

    1. オタク歴40年の会社員です、よろしくお願いいたします より:

      亡くなられた松本零士先生の名作、
      銀河鉄道999にもありましたね、
      自分のあやまちを絶対に認めない愚か者のいる星、
      嘘つきや詐欺師ば、乞食ばかりの星、
      最後は星ごと吹き飛ばされたような、

      999は学校の図書館に置いても良いような
      人生の教訓が詰まっていました。

      1. 百十の王 より:

        オタク歴40年の会社員です、よろしくお願いいたします様

        >最後は星ごと吹き飛ばされたような

        もうすぐです。
        松本零士先生に合掌。

      2. oinko より:

        有名なので読んでみたら
        哲郎とメーテルって無茶苦茶なテロリストですね
        少年の未熟な義憤で皆殺し、文明破壊、星消滅が賞賛される物語が続いて
        げんなりします。
        こんなのがアニメ化してたとは、昭和はおおらかだったんですね

        1. より:

          「あなたは、可哀想な人…」
          byメーテル。

        2. KY より:

           星が消滅したのは住人の自業自得で哲郎とメーテルは所詮「きっかけ」に過ぎません。
           彼らをテロリスト呼ばわりするのは的外れですね。

        3. 百十の王 より:

          枝葉末節ですが
          哲郎—>鉄郎ですね。
          お名前は大事かと。
          (機械の身体、鉄道がモチーフなのかな)

  3. 匿名 より:

    さすが狂牛病民族。頑張れ!科学に負けるな!

  4. めがねのおやじ より:

    何故、韓国にだけは説明会や協議だなどと言う言葉が出て来るのだろう?トリチウムが今後10年間で0.001ベクレル(1立方mあたり)増えるなんて、影響ナシに等しい。韓国の原発の方が漏れは危険だ。またコレで一つゴネ得、0対100を悪用するつもりだろう。日本は何にも応じず、粛々と進めれば良い。

  5. クロワッサン より:

    >自称元徴用工問題も竹島不法占拠問題などとともにサクッと国際司法裁判所(ICJ)に委ねてしまうのが最も手っ取り早いように思えるのですが、いかがでしょうか。

    真面目に書くと、そう言った“オープンな場”で“国際法に則った解決”をする事から逃げ続けてきたのが韓国です。

    尹錫悦大統領は労組など韓国の旧弊を一掃し、韓国社会を“国民情緒法”に則った法治から近代法に則った法治へと変えようとしているようにも見えますが、…

    尹大統領 発展妨げる労組の弊害「根絶に最善尽くす」
    https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230222004200882

    実際のところは従北左派の拠り所を潰しているだけでしょうね。

    日本はICJに関する選択条項受諾宣言をしており、韓国が選択条項受諾宣言を条件無しで行えば、国際法で解決出来る問題は解決出来るのですが。

    まぁ、韓国も中国同様ICJの判決に従わない可能性がありますね。

  6. カズ より:

    クレーマーは、とにかく当事者間での示談を迅速かつ内密に結びたがるもの。
    相手方の追認さえあれば、どのような要求も理不尽ではなくできるからです。

    彼らは、後ろめたさからか決して白日のもとには出たがらないものなのです。
    「ICJ等、第三国を交えての仲裁」には応じないことが全てを物語ってます。

    *お互いに「ICJでの採決だから従うよりほかない」とするのが唯一無二の落としどころのように思うんですけどね・・。
    ・・・・・
    クレーマーに「(共通の被害者として)連名での被害届」を提案したときの、
    『もうこれくらいで勘弁してやる!』って捨て台詞。忘れられないですね。

    1. 世相マンボウ* より:

      おっしゃるとおりです。
      池乃めだか師匠ギャグ的滑稽な
      典型的な韓流の姿ですなあ

      町のしょもないチンピラさんがインネンつけで、
      「出るとこ出よやないか! ワレぇ~」と凄んでも、
      「いいですよ(^^)」と応えると狼狽隠して
      「まずはワシに早ヨ謝らんかい」とか
      狼狽隠して焦るのも
      よく似た光景だと感じます。

      1. カズ より:

        国際社会に『”韓国がICJでの決着に応じない”と咎め続けること』が日本にとっての ”正着” なのかもですね。

  7. 農民 より:

     どこまでいってもお好きにどうぞにしかならないのですが、老婆心ながら韓国の心配をしますと。
     この10万分の1が許せずに絶対に阻止するのだというのを国としての基本指針、義務だと自分で決めてしまうと。今後日本が原発を再稼働・新設するたびに検証をし情報提供を請い、ほんの僅かでも海洋中の放射性物質が増えるのであれば抗議行動をしなければならなくなります。そしてそれに失敗する(100%)たびに韓国国民に叩かれることになる。日本人も更にうんざりする。単に無駄な労力・コストになるだけでなく、関係改善などという寝言がどんどん遠のき、有益な協定も結べなくなる(もうなっとるけども)。
     そしてあくまで科学的な必要性であるとする以上は、相手が中国、アメリカ、ロシアなどが相手でも同じことをしなければならなくなる。(左派従北政権になって)最悪なのは、北朝鮮の切り札である核実験にもケチをつけなければならなくなる。もちろん自国の原子力関連兵器も環境影響”ゼロ”などとは言えなくなる。
     「何をしたか」ではなく「誰がやったか」で批判をする者が、生半可に科学を利用しようなどとすると、こういった矛盾が起きてブーメランと化すのに(国内のアレどももチラ見しながら)。

    1. 農民 より:

       ちなみに「汚染水」とやらの、海流を基にした韓国までの距離(=到達時間=拡散の少なさ)は、

       遠薄 日本>>>>>アメリカ>>>>>>>>>>中国 近濃

       くらいですかね。太平洋を1年以上かけて時計回りに廻ってくるそうなので。

  8. R245沿線住民 より:

    韓国政府は韓国国民の健康のために漁業は禁止するんでしょうね。そうでなければ整合性は取れません。

    1. R245あらためR254 より:

      R245をR254に訂正させてください。

    2. どみそ より:

      毎年 日本のEEZで 魚取らせろと 大騒ぎ。
      盗都猛々しい。

    3. のりさん より:

      「汚染水によって魚がたべられなくなる!」
      「日本海が死の海に!」
      と韓国政府はもっと韓国国民を煽れよ。
      日韓漁業協定が結ばれていない今、韓国漁船は日本の領海に入り違法操業している船もある。
      しかし、国民が魚を買わなくなると違法操業もなくなるだろう。
      それには煽りが足りない。
      ロウソクデモするぐらい煽って欲しいな!

      1. DEEPBLUE より:

        汚染水根絶のために、韓国は原子力発電所を全廃し太陽光発電などの再生可能エネルギーにすべきですねw

        1. ももい より:

          韓国「事故原発と通常稼働中原発からの排水は果たして同じであろうか?」
          と反撃?されてお終いではないでしょうか。

  9. クマ より:

    国際法に、名誉棄損罪とか偽計業務妨害罪とかいうものがあるなら、韓国を国際司法に訴えたいところですね。

  10. Sky より:

    凡そ170リットルのお風呂に1ミリリットルの不純物が混じっていて、そのお風呂のお湯が1ミリリットル減った時の濃度差を検知するようなものですね。直近で比較しても検知限未満でしょうし、ましては時期が空いたら測定器の状態再現性も無い。工学者なら鼻で笑うような案件かと。

  11. ひろやま より:

    韓国が選択条項受諾宣言をしていないため、国際司法裁判所に訴えても出てこないでしょうが、日本は構わず訴えて、韓国が出てこないという事を国際社会に見せつけるのが良いのではないでしょうか。
    彼らの立場からすれば恥をかかされたと言う屈辱を与えろことが必要です。
    更には、裁判を受託しないことを根拠に制裁を増やしていけば良いと思います。
    これこそが対話と圧力でしょう。

  12. 豆鉄砲 より:

    汚染水を処理する技術を盗もうとしている、というのは勘ぐりすぎでしょうかね。

    1. どみそ より:

      どさくさに紛れて 月城の汚染物を 大量に放出。
      異常値検出も みんな 日本のせいにしちゃうのじゃないの。

      1. はるちゃん より:

        自分が臭いオナラをしているくせに、お前のオナラは臭いと言って胡麻化しているようなものですね。
        同時に出しているとどちらのほうが臭いのか分かりませんので。
        適切な例えかどうか分かりませんが、下品な例えで申し訳ございません。

  13. 愛知県東部在住 より:

    そもそも私は、彼の国の住民達は物事を「定量的」ではなく、「定性的に」捉えがちな人々が多い、否多すぎると考えています。

    つまり彼の国の住民達は、物事を数字を以て捉えることが酷く苦手な人々なのだと利解してしています。定量的思考回路とは、具体的な目標数値、即ち何時までにどれだけの目標を掲げて行動するかという考え方ができる事を指し、定性的思考回路しか持たないとは、単に自分の中で曖昧な目標しか立てられないのです。

    例えば、歩行量の目標を立てるとき、定量的思考ができる人は1日に5キロメートル歩くというような具体的な目標を立てられますが、定性的思考しかできない人は、単に毎日歩く、等というな曖昧な目標しか立てられないものです。

    簡単に言えば、前者はロジカルな思考回路の持ち主と言えますが、後者はそうではないとも言えましょう。

    福島の原発処理水をめぐる問題もここに尽きるのではないかと、私は考えております。

    福島第二原発から放出されるトリチウムの具体的な数値を何度も掲げて説明しても、定性的思考回路しか持ち得ない、数量経済学者の高橋洋一氏が度々口にされる、いわゆる「小鳥脳」(小鳥の皆さん、ごめんなさい)の人々には何も届かないのも、ある意味無理からぬことなのかもしれません。

    そして、この定性的思考回路の人々は、往々にして自分には甘いけれども他者に厳しい、というかなり困った傾向がありがちです。

    昔々、某ノーベル文学賞受賞作家が、アメリカを始めとする西側の核実験は悪い実験だが、中国共産党の行う核実験は正しい核実験である、という誠に以てぶっ飛んだ談話を行ったことがありました。

    この方はただ単にご自分の(偏った)政治的傾向を語る為に、核実験を正邪のロジックで語ってしまったのです。

    私はこういう人々を「原理主義者」、即ちファンダメンタリストと呼んでおります。つまり中東あたりに関わりのあるあのテロリスト達ほぼほぼ同類項ではないだろうか、ということです。

    両者は自身の行動原理を、正邪という危うい基準で謀りがちだという部分に於いて、極めて類似しており、そのあたりは中国や北朝鮮、そして韓国とも通底しているところではあるまいか等とも考えています。

    自分たちは日本以上のトリチウムを排出しているくせに、その部分はしらっと見て見ぬふりをして、ひたすら日本のトリチウム放出のみを声高に非難してくるその姿勢は、正しく(自分勝手な)原理主義者の誹りを免れないものと考えています。

    そういえば、奇しくも本年2023年は福島第二原発事故からちょうど12年となる年です。この12年という時間経過は誠に象徴的なものでありまして、初期に貯められた処理水はちょうど半減期を迎える事となりました。というわけでその後貯水されてきた処理水は、今後どんどん半減期を迎える事となります。

    この半減期なる概念も、定性的小鳥脳(小鳥の皆さん、ホントにごめんなさい)の持ち主である中国人達や、あの半島に棲息しているもはや蟲頭としか思えない人々には、到底利解不能な言葉ななのかもしれませんが。

    1. 匿名 より:

      韓国で、水道の蛇口に取り付けると放射能を除去できる機械の需要が高まるかもしれませんね。

      定量的な思考が出来ないとトイレットペーパーは原油から作られている。トイレットペーパーの起源は原油だ!などと言い出しかねません。

  14. 引きこもり中年 より:

    毎度、ばかばかしいお話しを。
    韓国:「韓国の心眼は、トリチウム0.0011ベクトルの増加を見破ることができる。それに疑念を抱く日本人は科学的ではない」
    まあ、確かに韓国市民団体と朝日新聞系市民団体が、日本の発表より0.0001ベクトル多いことを問題視するかもしれません。

  15. 匿名 より:

    韓国には、自国の超汚染水を検証して改善することに、時間と金を使えばいいのにと思います。

  16. 匿名 より:

    韓国にとっては日本に対しマウントを取るための霊験あらたかな“お仙水”

  17. 伊江太 より:

    皆様、福島から放出された処理水に含まれるトリチウムが、太平洋を経巡って、一部は対馬海流に乗って韓国の沿岸に達し、それまでの過程での希釈倍率にもよるが、コンマゼロゼロ何桁かの数値で表されるほどの濃度となって、韓国の水産物に取り込まれる、云々の、韓国海洋科学技術院の研究とやらを、希釈度をきちんと考慮に入れるのであれば、議論の出発点に置いても差し支えないと、さほどの違和感を感じずに受け取っておられないように感じます。

    しかし、これはとんでもなく、馬鹿げた話です。地球に存在するとリチウムは、気体の三重水素などは極めてわずか。ほとんどがトリチウム水の形で存在します。年間量にして原発から放出されるトリチウム水の何倍にも当たる量のトリチウムが、太陽からの放射線が大気中の酸素や窒素の原子にぶつかって、原子核反応でトリチウムを生み出し、水蒸気そして雨となって、海川に注ぎ込みます。また海洋河川から蒸発した水に含まれるトリチウムは、気流とともに遠隔地にまで運ばれ、そしてまた雨となって海川に戻る。

    トリチウムは半減期約12年で壊変していきますから、自然に生まれるもの、原発から放出されるものを合わせた増加分と、総量としては釣り合いが取れる濃度で、地球の大気圏、水圏に存在することになりますが、ある地で生まれた(放出された)トリチウムについて、その後の居所を追跡したり、また特定の場所の含有濃度への影響など、議論すること自体ナンセンスなのです。

    少なくとも、一知半解のマスコミの記者が書いたような記事を除き、専門家を称する人で、福島から放出したトリチウムが韓国沿岸に流れつくまでには、何十何百万倍に希釈されるはずなどと、馬鹿げた議論をする人がいないのは、幸いとすべきでしょうね(笑)、

  18. 世相マンボウ* より:

    まあ、およそ韓流というものは
    いくらK-POPなる韓流整形腰振り踊りで
    イメージ戦略頑張ってみても所詮は
    この韓流総本家青瓦台に代表される、
    金欲しさのしょもない無理筋主張に
    過ぎないものなんだと改めて感じます。

    ましてや日本国内において
    復興に汗流す福島の人たちを後目に
    韓流故の原発風評被害拡散活動家や
    どぶさよ立ち位置の人たちに対しては
    その日頃のそんなこんなの生きサマ含めて
    正しくそんなものにすぎないとの
    評価を下して差し上げることが
    必要だと感じます。

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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