霞が関ブラック化は野党議員質問の「見える化」で防げ
時間を守らない野党議員も一定周期で問題になるようです。産経によると国会での質問通告が遅く、官僚が日をまたいだ残業を強いられるケースが現在でも発生しているそうですが、いっそのこと、国会のウェブサイトで全議員の質問通告内容を通告日時とともに公開するようにしたらどうでしょうか?徹底的に「見える化」することで、国会議員の「上司」である私たち有権者がどの国会議員をクビにするか、決めやすくなると思うのですが、いかがでしょうか。
バカッター=セミ周期説
著者自身はもうずいぶんと長い間、ウェブ評論サイトを運営しているのですが、昨日の『バカッターは10年周期?外食迷惑行為に毅然と対応を』ではありませんが、なんだか周期的に同じような話題が出てくるような気がします。セミの周期のようなものでしょうか?
例の「バカッター行為」――、すなわち非常識な行動の写真や動画などを撮影し、それをSNSなどにアップロードするなどの行為が一定周期で一斉に現れるのは、いったいなぜなのでしょうか。
ひとつの仮説を挙げるとしたら、「バカッター行為」に及んだ者たちが厳しい社会的制裁を喰らうことで、こうした動きが一斉に沈静化するものの、そのバカッター騒動のときにお子様だった人たちが10年経過して若者になり、再び一斉に「バカッター行為」に及ぶのかもしれません。
ということは、次に「バカッター行為」が社会問題化するのは2033年ごろでしょうか?
現在5歳くらいの方々が2033年ごろには15歳くらいになりますので、そろそろ中学校を卒業し、ひとりで(あるいはお友達と一緒に)スシローやくら寿司、はま寿司などに出かけることができるでしょうから、こうしたキッズの皆さんのなかには、2023年の若者と同じような行為に及ぶケースも全国的に発生するかもしれません。
いずれにせよ、そのときに当ウェブサイトが存在するのかは知りませんが、もしこの「予言」が当たれば、拍手喝采をお願いします。
そういえば5年前と同じ話題も出てきた
ただ、社会的に呆れられる行為のすべてが10年周期、というわけでもないでしょう。
こうしたなかで、ひとつ紹介しておきたいのが、今から約5年前の『真っ先に働き方を改革しなければならないのは野党の方だ』でも取り上げた、「野党議員の国会質問を事前通告する時間が非常に遅い」という問題点です。
国会議員は慣例上、国会での質問事項は事前に通告することとされているのですが、当時の報道等によれば、野党議員の質問通告が質問前日の深夜23時などにずれ込むこともあり、官僚はそこから徹夜で残業して、回答を作成しなければならない、といった事例が取り上げられています。
著者自身は官僚として働いたことはありませんが、国家公務員採用試験を受験した経験があり、就職活動(いわゆる官庁訪問)の際に、行く先々で、「官僚の世界は深夜残業が多いが、体力的には大丈夫か?」と尋ねられたことは、今でも深く記憶に残っています。
なぜ野党議員の質問通告時間が遅いのか
どうして野党の質問通告時間がここまで遅くなるのかは、よくわかりません。「思い当たるフシ」があり過ぎるからです。
そもそも論として、与野党の国会質問時間は、野党の方が多いのが通例であり、酷い場合は与党2に対し野党8の割合で、野党に厚く時間が配分されます。国会議員数では与党が野党と比べて1.5倍から2倍ですので、議員1人当たりに換算すれば、野党は与党の4~7倍の時間を持っている計算です。
必然的に、それだけ多くの質問の機会が回ってくるのですが、普段から政策の勉強もろくにせず、週刊誌片手に「もりかけ・さくら・統一教会」(MKST)に代表されるスキャンダル追及に精を出している野党議員は、まともに質問もできないのでしょう。
「スキャンダルの話題をもとに政府・閣僚らを格好よく追及し、それをテレビが映してくれる」という構図で長年生きながらえてきた野党議員に、いきなり働き方を変えろと要求しても、それは無理な話なのかもしれません。
質問通告遅れ、霞が関のブラック化を助長=産経
そのことを痛感する話題がひとつあるとしたら、産経新聞が1日に配信した、こんな記事ではないでしょうか。
質問通告遅れ、今国会でも 霞が関のブラック化を助長
―――2023/02/01 20:18付 Yahoo!ニュースより【産経新聞配信】
産経によると、常態化している質問通告の遅れは今国会でも続いており、その具体的な事例として、1日の衆院予算委員会でれいわ新撰組の櫛渕万里共同代表が質問要旨を、前日の午後8時51分に送った、というものが紹介されています。
また、他の野党議員も「質問通告は31日昼だった」としており、とくにれいわ新撰組の議員に関し産経は次のように指摘しています。
「少数会派ゆえの事情もありそうだが、省庁の担当者は省内待機を余儀なくされ、答弁の作成作業は日をまたいだという」。
少数会派なら質問通告が遅れても良いとでもいうのでしょうか?なんだかよくわかりません。
産経によると政府通告を巡っては、与野党が1999年に、「原則として各委員会で質問する2日前の昼まで」と申し合わせた経緯があるのだそうですが、こうした申し合わせがまったく守られていない実態は、明らかに問題でしょう。
国会議員の仕事の「見える化」が必要だ
社会人・ビジネスマンを長年務めていると、やはり「納期」が最も重要だということは当然にわかりそうなものですが、どうして野党議員は時間もろくに守れないのでしょうか?結局のところ、「仕事ができないビジネスマン」は上司に低評価を点けられますが、国会議員にもこれと同じ仕組みが必要です。
産経によると自民党の国対幹部は1日、「国会改革をしないと霞が関の人材が流出してしまう」、「野党も質問通告は常識的な時間にしてもらわないといけない」と述べたのだそうですが、個人的にはひとつ、「名案」(?)があります。
いっそのこと国会のウェブサイトで各議員が提出した質問の内容、提出した日時とともに、詳細に公表するようにしたら良いのではないでしょうか。
そうすると、どこかの怪しい自称会計士あたりが国会のウェブサイトからファイル一覧の情報を取得し、議員ごとに「納期の順守状況」を政党ごとに一覧にして、国政選挙の直前に大々的に公表するような気がします。
つまり、国会議員にとっての「人事評価」のタイミングである国政選挙で、「上司」である有権者の目から見て、その国会議員がどういう仕事をしたのかを「見える化」することが有効ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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国会で(野党の)維新の参議院議員代表が、Colabo問題で質問しようとしたところ、(野党の)共産党からヤジが飛んだそうです。ということは、(支持者受けするようなら)野党から同じ野党の質問への批判が出る時代になったのでしょうか。
見える化は良いですよね♪
あと別のやり方だけど、
「ご質問内容に答えるには、準備が必要なので後日回答させて頂く機会をいただきたい」
という答弁を可にして貰うのもあると思うのです♪
国会で質問をしたという実績だけが欲しい議員は、他の議員の時間を譲ってもらってまで回答時間を確保しないだろうから、そもそも回答作る必要すらなくなるのです♪
だいたい大臣とかが所管行政とか漢字の読み方とかを全て把握してて、どんな質問にも即座に答えられるって前提がおかしいと思うのです♪
>各委員会で質問する2日前の昼までと申し合わせた
これより遅れた場合は受け付けない、と突っぱねれば解決するんですけどね。
諸般の事情はあるんでしょうけども…
基本的なルールも守れないような国会議員に、国政の一翼など担ってほしくないですね。
ウェブサイトで開示も良いですが、質問受付自体をWebシステム化してしまうのはどうでしょうか?
各政党・各省庁にアカウント配布、それでログインして質問を投げる・受け付ける。
どの党がどの省庁にいつ質問を出したかはリアルタイムで開示、質問自体は本会議など質問が行われたあとで開示する。
ペーパーレス化の流れにも合いますし、わざわざ受付時間を入力する必要もなく、締切後に出そうとしてもシステムが受け付けないという合理化、いかがでしょうか?
サイト主さんは「バカッター=セミ周期説」を提唱されていますが、これはセミさんにちょっと失礼なのでは?
米国には「素数ゼミ」というのがおりまして、長期間幼虫として地中に潜んだ後、一斉に地上に出て羽化し、交尾・産卵して、また次の繁殖シーズンまで長いお休みという変わった習性をもっています。こいつの羽化が始まると、普段は静かな町が、餌を求めて殺到するトリの鳴き声と、無数のセミが発する大音響で、ときならぬ喧噪に包まれるんだそうですが、それが起きるのが、正確に13年おきとか17年おきとかいう素数年の周期。
なんで素数かというと、いくらある特定の時期にたらふくごちそうにありつけるからといって、13年おき、17年おきに多数の卵を産むような習性を身につけるトリが出てくる心配はまずないから。饗宴の時期が終われば、餌不足に陥って共倒れになること必定ですからね。
これを例えば12年周期などにすると、そうはいかない。セミの羽化以外の要因で、2年、3年、4年、6年おきに、少したくさんの卵を産むのが有利という事情がある天敵がいくつもいたとしたら、こいつらがこぞってせっかくのチャンスを台無しにしてしまう恐れがある。ということで、周期は13年と17年。素数であるのには、ちゃんとした理由があるのです。
この伝で行くと、10年周期はちょっと中途半端、なんとなく2年周期と5年周期の複合みたいな気がします。世間の袋だたきに遭って、一旦自粛しても、1年も間隔が空けば、もうきれいに忘れてしまう2年馬鹿。4年くらいは我慢できても、それ以上はもう辛抱堪らん5年馬鹿。これが重なって、10年ごとにバカッターの大量発生を見るものの、待ち構えていた嘲笑の標的になって、絶滅寸前にまで追い込まれ、またしばらくの休眠期間に入るってことになるのでは(笑)。
流石の提案でございます
家族との団欒の時間を持ちたいであろう職員に残業させ
無駄な残業代によって国庫に負担をかけています
またこれで将来健康を損ねるようなことがあれば
保険医療費も嵩むことになります
意味の無い出張してる秘書と同様
期限を守らない野党議員は国賊ですね
以前、地下鉄霞ヶ関駅にはベンチで寝ている公務員がいたそうです。(今はどうでしょう)
遅くに家に帰り遅刻を防ぐため地下鉄駅で仮眠。と言う事だそうです。
これって完全にブラック職場ですよね。
おもわず「働き方改革」が必要と言ってしまいました。
サービス残業しているんでしょうか? 月80時間以上の残業はダメ、となっていたような。
労働基準監督署の立ち入りはしないのかな。
法律を作る人が一番法律を守らない。の原則発揮ですね。
こんな国会議員なんか要らない。国民を使い捨てとしか思って居ない。
公務員は労働基準法の適用外なので長時間残業は法的には問題ありません。