ある結婚を阻止した青ダヌキの行動は正しかったのか?
新卒で企業し5年間経営した野火のび犬氏は間違いなく敏腕経営者だ!
当ウェブサイトではあまり実名を出さないようにしようと心掛けているつもりですが、やはり本稿ではどうしても実名を出さざるを得なくなりました。経営学的視点に立ち、とある人物の結婚を阻止した青ダヌキの行動は、やはりどうにも是認できないからです(異論は認めます)。これについて、どのように考えるべきなのでしょうか?
本稿は掲載しようかどうか、少し悩んだのですが、やはり意を決し、当ウェブサイトにしては珍しく「実名」により掲載させていただきたいと思います。それは、東京都練馬区にお住まいの野火のび犬さん(以下「野火さん」)や、彼に関わる人物を巡るエピソードから導き出される経営学的視点に立った人生観です。
野火さんは2112年に誕生した青ダヌキの影響で源静子(みなもとしずこ)さんとご結婚になり、2011年の未来の東京都練馬区にお住まいになられているそうです。
ただ、もしもこの青ダヌキが現代社会に転生していなかったとしたら、野火さんは幼馴染のひとりである剛田毅(ごうだ・つよし、通称「ジャイアニ」)さんの妹である剛田ヂャイ子さんとご成婚になられていたはず。
実際、青ダヌキが野火さんの玄孫(やしゃご)である忙(イソガシ)さんとともに野火さんの前に出現した際に持参したアルバム(なぜか22世紀から来たはずなのに紙媒体!)によれば、野火さんは剛田ヂャイ子さんと結婚後、少なくとも6人の子宝に恵まれていたことがわかります。
いちおう、青ダヌキが野火さんのもとにやってきた公式の理由は、このヂャイ子さんとの結婚を阻止し、源静子さんとの結婚を実現させることにあったとされているようですが、果たして野火さんが剛田ヂャイ子さんと結婚した場合に本当に「不幸」だったといえるのでしょうか。
結論からいえば、そうとは限りません。
野火さんの子孫であるイソガシさんによると、野火さんは大学を卒業後、まともな会社に就職できなかったため、やむなく1988年に自身で会社を興し、その会社を5年後の1993年に花火で燃やしてしまったとされているのですが、このあたりはいろいろとツッコミどころが豊富です。
そもそも論として、野火さん自身、社会人経験もないのに自分で作った会社を1988年から93年までの5年間、倒産させずに運営させていたことは間違いなく、その意味において、野火さんは経営者として間違いなく「優秀」です。
そして、剛田ヂャイ子さんと結婚したということは、その兄である剛田毅さんが「この男なら俺の妹を結婚させるに値する」と認めた、という意味でもあります。
ちなみに1989年3月11日に公開された某映画によると、剛田毅さんは未来の世界である2011年において、大規模小売店舗である「スーパージャイアニズ」を経営する敏腕経営者であり、もしも野火さんが火災により債務を負ったとしても、「義弟」である野火さんを支援しようと奔走するのではないかと思うのです。
このように考えていくと、剛田ヂャイ子さんとの結婚を阻止し、野火さんと源静子さんと強引に結婚させたという青ダヌキの行動が、本当に野火さん自身の幸福を最大化するようなものだったのかどうかについては、議論が必要であることは間違いなさそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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某自動車会社のCMで拝見しましたが、ジャイ子は成長すると敦ちゃんによく似た女性になるようで、しずかちゃんでなくても全く問題ないと思いました。
ということはハマタにそっくり?>敦ちゃん
時間を遡行して選択を違えてもその視点が別の平行世界へ移動するだけ、でしたっけ?
ググる画像検索で知ってしまいました。
『自立した職業人として救われる話だったのだよ!!』
奇特な情報提供者の利益を特に尊重して URL は貼りません。
画像検索恐るべし。目当ての情報に辿り着くまでの時間短縮効果、思いもよらぬ新発見をもたらす確率の両面において AI の威力(画像のカテゴリー分類と関連付け機能)に瞠目する思いです。
管理人様、
またオタクホイホイを仕掛けましたね。
問題は野火氏がその後経営者として復活できずに莫大な借金を抱え子孫の
セワツくんを貧困に陥らせたということで…
源静子さんとの未来がどうかが示されておらず、比較対象がありませんね。推測するなら「源」は天皇の下、平と源という名字で名家のはず。あながち悪くないのではないかと。
忙くんはヂャイ子の孫なんで、静子さんと結婚したら生まれなくなるわけです。
自分の存在を捨ててまでおじいちゃんの幸せを願う想いに涙を禁じ得ません。
一連の干渉は、イソガシさん自身の幸福を最大化するようなものですね。
ジャイアンとステップにつき合うも良し。
ジャンプしてその場を凌ぐのも良し。
スキップしてコールを見送るのも良し。
本来は、自らの選択だからこそ納得できるというものだと思うんですけどね。
アレレ‥?
一言だけ。「老若男女問わず、ドラえもんに助けて欲しい日本人のなんと多いことか。私もです」
>ドラえもんに助けて欲しい日本人のなんと多いことか
今回{は|も}ヒットでした。締め切り自動延長装置が当方は今欲しいです。タケコプター供与で高飛びトンずらでもいいです。
もしかして、岸田総理もドラえもんにお願いしていたりして。
メディアスクラムでぐっさり刺されましたね。
「忍耐と寛容戦術」を心で念じていたのか、追い込まれるとは考えずに現況ぬるく逃げ切り G7 ホスト国として来年をそつなく迎えるという首相の目論見は大きな岐路を迎えたと当方は考えます。
はにわファクトリー 様
葉梨康弘氏を更迭した件ですね。
あの発言を全文書き起しすると大した問題ではないのに、何時もの「メディアのタイトルでの誤導」にまんまと引っ掛かり、更迭したのでしょう。
メディアの報道自体問題ですが、自己保身に走りまくって広島サミットまではなんとしてでも総理大臣の座にしがみ付きたい岸田文雄総理の態度にも問題があると思います。
やはりこの御方には総理大臣という職務は重荷なのかもしれません。
武漢コロナの対応も「第8波だ!」と煽るメディアに乗ってしまい、「対策強化宣言」(要するに外出自粛)を検討し、その対応を都道府県に丸投げするなど無策無能ぶりを露わにしています。
欧米諸国ではとっくに自粛なんて辞めているのに、何時まで国民に精神的負担をかけさせるのでしょうかね。
人間の幸福とは、望まぬ形で世間的な成功を収めることなのか、失敗や劣る結果になっても臨んだ形を成就することなのか。AIであるはずの青狸はそんな人間をどこまで理解し、またそんな人間に触れてどう自己進化するのでしょう。
あれ?ドラ〇もんって原作:士郎正宗ですっけ?
> 本当に野火さん自身の幸福を最大化するようなものだったのかどうかについては、議論が必要であることは間違いなさそうです。
のび太はしずかが好き、ジャイ子はむしろ嫌い。
のび太は好き好んで起業あいた訳でもなく、会社を潰したかった訳でもなく、ましてや巨額の借金を負いたかった訳でもない。
のび太の残した借金は玄孫のセワシにも悪影響が出ており、当然本人も苦しんでいたはず。
ジャイ子はのび太が好きでもなく、マンガ家になれなかった上に夫が大借金をこさえた。
スーパージャイアンの社長のジャイアンものび太を支援した形跡がない。おそらく巨額過ぎて手に負えず、共倒れを防ぎたかったと思われる。なんならジャイ子を離婚させて引き取り、全責任をのび太に押し付けた事も有り得る。
結果、全員アンハッピー。
のび太がジャイ子と結婚しなかった未来では、
のび太は好きだったしずかと結婚できている。
のび太は森林保護局の職員、現代なら環境省の国家公務員になっており、老後は安泰で借金を背負う事もない。
ジャイ子はのび太が好きでもなく、のび太と結婚するくらいならマンガ家になりたいはず。その夢は果たせられた。
結果、全員ハッピー。
よって、ドラえもんとセワシが過去を改変した行動は正しかった。
Q.E.D.←(いろいろ雑ではあるけれど)
ところで、ジャイ子って本名ですよね?かあちゃんは何で娘にこんな名前を付けたのでしょうか?
あと、ジャイ子と結婚した方ののび太の子孫は遺産放棄をしなかったのでしょうか?もしかして負債が巨額だと放棄できないとか?
ジャイ子は”ジャイアンの妹だから”という理由のあだ名で、本名は未設定だそうです。理由は「ジャイ子の本名と同じ名前の女の子がいじめられるかもしれないから」。デスノートかよ。
入院先のベッドの名札が「剛田ジャイ子」だったり。本名のようですね。
漢字をあてるとすれば、「慈愛子(ジァイコ)」とかでしょうか?
毎度、ばかばかしいお話しを。
テレ朝:「ドラえもん。玉〇徹の番組の放送時間が迫っているのに、ネット民が「裏付け取材をしろ」と五月蠅いんだ。何とかして。テレ朝がドラえもんを放送しているだろ」(ドラえもんが何とかしてくれるなら、全てのテレビ局が、ドラえもんを放送しそうです)
これって、笑い話ですよね。
尊敬措く能わざる同志会計士様。
平素より貴殿の記事見解は賛同得心するばかりですが本日はどうしても2点異論がありコメントさせていただきます。
(1)実名といい状、野火と表記するはこはいかに。実際には野比では?
(2)青ダヌキではなく青猫(耳なし)では?
同志会計士殿に置かれては猛省を促したい所存です。
「のび犬」と言う人物はいぬ。
あははは。
aa.左翼さんたちの感想が訊いてみたいですね。
彼らにとっては、嫌な事から逃げてしず子さんと結婚する未来こそがあるべき姿。
(貧乏だけど)
普通は、嫌な事には逃げずに立ち向かい改善と改良。
嫌な相手とは説明と説得と合意で融和。
大人として使命を果たして経済的な成功も手に入れる。
そういうのって左翼老人たちには、苦手みたいですもんね。
bb.のび犬は、「あらまほしき目指すべき人物」だから人気があった訳では無いので、評価するにはその要素を考察せんといかんですね。
(最初にアニメ化された日テレ版では常識的性格に修正して失敗。2期以降のテレ朝版から徹底的に無責任で他人任せで手抜きが大好きな性格にキャラ修正してから国民的な大ヒット)
本来ならば(韓国ウォッチングみたいに)反面教師として
「のび犬の無茶にスカッとする」
「でも因果応報自業自得でのび犬がヒドイ目にあってスッキリする」
というのが、あの作品がヒットした構図だと思います。