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「日本は韓国の兄貴分」発言と過去の日韓関係の特殊性

自民党の衛藤征士郎・衆院議員が「日韓は兄弟国」、「日本は兄貴分だ」などと述べたとする話題が、波紋を広げているようです。日本社会では一般に「右派」と呼ばれる人たちからも、「左派」と呼ばれる人たちからも、一様に批判を浴びている一方で、韓国側からも批判が寄せられているようです。ただ、韓国側の批判の「ポイント」も、なんだか理解に苦しむものでもあります。

衛藤元衆院副議長の「日本は韓国の兄貴分」発言

日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が6月に上梓した『韓国民主政治の自壊』という書籍に、「韓国の特殊性」という記述が出てきます。

韓国を相手にしなくなったのは日本だけではない。米国も北朝鮮も、そして中国からもまともに扱われなくなった。自らの力を過信した傲慢な外交で、孤立の一途をたどったのだ。日韓関係が悪化したのも『日韓関係の特殊性』からではない。『韓国の特殊性』が原因なのだ」(同P165)。

この「日韓関係の特殊性」、「韓国の特殊性」という議論がぴったりと当てはまりそうな典型論点が出てきたようです。

朝日新聞が5日付の記事で、衆議院副議長経験者でもある自民党の衛藤征士郎・衆議院議員が4日の党会合で日韓関係を巡り、「韓国はある意味では兄弟国」、「はっきり言って、日本は兄貴分だ」などと発言した、と報じたのです。

「日本は韓国の兄貴分」 「韓国より上位」 衛藤元衆院副議長が発言

―――2022年8月5日 7時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より

朝日新聞によると、衛藤氏は「韓国ともしっかり連携し、強調し、韓国をしっかり見守り、指導するんだという大きな度量を持って日韓関係を構築すべきだ」とも主張したのだそうです。

正直、報じたメディアがメディアだけに、100%事実として信頼すべきなのかどうかについては、多少の疑問は残ります。

日本が韓国を統治していたのは事実

ただ、正直、これを「虚報だ」と直ちに決めつけるのは不適切です。というのも、過去の日韓両国の政治家は、本気でこのように考えていたフシがあるからです。「日韓は歴史的な経緯もあり、特殊性を持つ関係だ」、といった主張です。これを仮に「日韓関係の特殊性」理論とでも言えばよいでしょうか。

これについては、歴史的経緯を踏まえると、何となくこのような考え方が出てきた背景もわからなくはありません。日本が1910年から1945年までの35年間、朝鮮半島を合邦し、統治していたことは、歴史的な事実だからです。

著者自身、これを「植民地支配」と呼ぶことには賛成しませんが、朝鮮地方が「大日本帝国」の領土の一部を構成していたことに関しては間違いないのです。

それだけではありません。

こうした歴史的なつながりから、かつての日韓間には人的に見ても相当に濃厚な関係があったこともまた間違いないでしょう。

たとえば、大韓民国第3代大統領である朴正煕(ぼく・せいき)を筆頭に、韓国では大日本帝国時代に教育を受けた政治家は非常に多く、なかには日本語を流暢に話すばかりでなく、日本の学校を卒業し、日本の政治家や官僚、企業経営者などと同窓だった、というケースもありました。

実際、韓国大統領も、日本を口汚く罵ったわりにはアジア通貨危機で日本に支援を要請した金泳三(きん・えいさん、任1993年2月25日~1998年2月24日)、あるいはその次の金大中(きん・だいちゅう、任1998年2月25日~2003年2月24日)あたりまでは日本語を普通に解していたようです。

当然、国会議員や官僚などのレベルでも、あるいは企業経営者などのレベルでも、日本語をナチュラルに読み書きできる人たちはかなりいたでしょうし、交流もあったに違いありません。すなわち、日韓の社会的つながりも現在と比べ、遥かに密接だったはずです。

たとえば韓国が通貨危機や経済危機、金融危機などに陥れば、日本を「旧宗主国」と感じている人たちは、「属国が危機にあるのなら、本国がそれを助けるのは当然だ」、などと考えたかもしれません。

日韓関係の特殊性がはぐくまれた

こうした人的結びつきを踏まえると、日韓関係の特殊性が育まれた背景も、何となく見えてきます。

また、「韓国が植民地支配の悪行の謝罪を日本に求める」というのも、韓国の政治家が「親友」である日本の政治家に対し「俺も国民を説明するのに困ってるんだよ、形だけで良いから謝ってくれないかな?」、といった要請をしていたのかもしれません。

日本の側にも、すべてわかったうえで、「仕方がないなぁ」、「弟の国からそうお願いされたら、俺が一肌脱いでやるしかないな」、などと確信犯的に韓国に「謝罪する」政治家がいたとしても不思議ではありません。

衛藤氏が発したとされる「兄弟国」、「日本が兄で韓国は弟」などの認識は、こうした1990年代ごろまでの日韓社会の雰囲気を振り返ると、何となく理解できなくもありません。そして、日韓を「特殊な関係」にしてきたのも、こうした歪んだ認識にあったことは間違いないでしょう。

ただ、それと同時に、衛藤氏のこうした発言は、日本に対しても、韓国に対しても、大変に失礼なものでもあります。そもそも「日本が兄貴分」などとする認識は、韓国を対等な主権国家とみなしていないという証拠であり、韓国に対しては大変に失礼ですが、それだけではありません。

現在、日韓間に横たわるさまざまな懸案については、『【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任』などを含めてこれまでにさんざん議論してきたとおり、「韓国が日本に対し、一方的に不法行為を仕掛け続けてきた結果」と総評することができます。

世間では少し勘違いしている人が多いようですが、日韓諸懸案とは韓国の日本に対する「二重の不法行為」の問題です。解決する全責任は、韓国側にあります。そして、日本が議論しなければならないことは、「どうやって韓国に譲歩して折り合いをつけるか」、ではありません。「約束を守らない韓国を、どうやって罰するか」、です。本稿では「総論」として、これまでに当ウェブサイトで触れてきた「韓国の対日不法行為」の数々を、大ざっぱに振り返っておきます。韓国の対日不法行為、尹錫悦政権発足後に「風化」していないか?2022年5月1...
【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任 - 新宿会計士の政治経済評論

したがって、日韓諸懸案のすべてを国際法に則り、ひとつずつ確実に解決していく責任は、「日本と対等な主権国家」たる韓国にあります。韓国を「弟分」とみなす見解は、「韓国がみずからの責任において諸懸案を解決しなければならない」とする日本政府の見解を、正面から否定することになりかねません。

その意味では、この衛藤氏の発言自体、日韓を「古き悪しき関係」に戻そうとするものにほかならず、大変にゆゆしきものでもあります。

右も左も衛藤氏を批判

こうしたなか、興味深い点があるとすれば、この朝日新聞の報道以降、衛藤氏の見解を擁護する意見が、「右」からも「左」からも、あまり見えてこないのです。

たとえば、先ほど紹介した朝日新聞の記事には、朝日新聞論説委員の駒木明義氏や箱田哲也氏などのコメントがついているのですが、たとえば駒木氏は「プーチン大統領のウクライナに対する言いぶりとそっくりだなあ、と感じます」などとコメントしています。

また、著者自身もツイッター・アカウントを所持しているため、この記事についてツイッター上でどう受け止められているかを調べてみたところ、一般に「左派」とされる人たちは、「国家に序列をつけるというのはとんでもない話だ」、などと痛罵。

これに対し、「右派」あるいは「保守派」とされる人たちは、衛藤氏の発言を擁護するどころか、「兄弟ではなく赤の他人です」、「いったいいつの時代の感覚を持っているのだろうか」、「この衛藤氏の発言自体、韓国の発想とソックリじゃないか」、など、むしろ「左派」よりも舌鋒鋭く批判している状況にあります。

韓国側の批判の「ポイント」

その一方で、韓国側もこの衛藤発言にかみついたようです。

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に金曜日付で掲載された次の記事によれば、日本を訪問中だった「韓日議連」の尹昊重(いん・こうじゅう)幹事長(※「ともに民主党」所属)は5日、東京都内で韓国メディアに対し、「大変遺憾」と発言したそうです。

韓日議連幹事長「大変遺憾」 衛藤元衆院副議長の妄言に

―――2022.08.05 13:29付 聯合ニュース日本語版より

聯合ニュースによれば、尹昊重氏は「前日に行われた日韓議連との合同幹事会議の場で、『金大中・小渕の精神』に倣い、歴史認識に後退があってはならないと話したのに、(安倍晋三総理とも近かった)重鎮議員がこうした認識を示したことは遺憾だ」とも述べたのだとか。

ただ、尹昊重氏の怒りのポイントについては、よくわかりません。

本来「怒らねばならない」のは「衛藤氏が韓国を日本と対等な主権国家とみなしていないこと」であるはずなのに、この聯合ニュースの記事を信頼するならば、尹昊重氏は「安倍総理に近かった重鎮議員が歴史認識に後退するような発言をしたこと」を怒っているのです。

なんだか理解に苦しむ点ですね。

日韓は赤の他人

もっとも、個人的にはこの衛藤氏の発言、必ずしも悪い結果をもたらすものとは限らないと思います。もしも韓国側がこの発言に「とんでもない話だ」などと反発し、この「兄弟国」なるくだりを徹底して否認してくれれば、その反動として、韓国自身が自国に「主権国家としての責任」が存在することを認めざるを得なくなるからです。

いや、もちろん、誰が何と言おうが、韓国はれっきとした主権国家であり、日本とはまったく独立した存在です。衛藤氏ごときが何を発言しようが、日韓両国は「兄弟国」ではありませんし、日本は韓国の兄でも親でも何でもありません。基本的価値も戦略的利益も共有しない、たんなる「赤の他人」です。

衛藤氏の「韓国ともしっかり連携し、協調し、韓国をしっかり見守り、指導するんだという大きな度量をもって日韓関係を構築するべきだ」という発言自体、韓国を子ども扱いしているだけでなく、日本にとっての韓国の価値を過大評価していると言わざるを得ないでしょう。

新宿会計士:

View Comments (31)

  • >日韓両国は「兄弟国」ではありませんし、日本は韓国の兄でも親でも何でもありません。基本的価値も戦略的利益も共有しない、たんなる「赤の他人」です。

    近所に住んでるヤーさんでしょ。関わり合いにならない方がいいわよ。

    • 正直に言って、国家同士の関係性を家族になぞらえる思考回路も、上下関係基調の考え方も東アジア的ドロドロさが溢れていて気持ち悪い。

      結局、この衛藤征士郎代議士氏も「立場を入れ替えた朝鮮半島的思考」をしているに過ぎません。

  • 衛藤氏は日韓併合時代の朝鮮半島で生まれた人物で、自分の生誕の地である
    韓国には特別な思い入れもあるだろうし、日韓併合時代生まれの韓国の重鎮が
    日本を実際に兄貴分扱いしてきた時代の空気も知っているだろう。
    でも戦前生まれの韓国人はほぼ鬼籍に入るか一線を退き、物心つく前から
    反日教育で育った世代が社会の中心となり、日本との縁も疎遠になった。
    更には鈴置氏が指摘したように、ここ10数年で日本を超えたと思いあがって
    日本に対して上から目線になった今の韓国の実情をどれほど理解しているか疑問。

    • 衛藤 征士郎
      1941年 朝鮮半島生まれですが、終戦の1945年4歳で日本に引き上げています。
      その後の経歴もwikiを見る限り
      二階派や野党議員の香ばしい経歴に比べて、極めてまともな方だと思います。
      しかし、認識のアップデートができないかったのは やはり年齢のせいだと思います
      81歳なら仕方がないでしょう

    • >衛藤氏は日韓併合時代の朝鮮半島で生まれた人物で、自>分の生誕の地である
      >韓国には特別な思い入れもあるだろうし

      それ、2002年の「韓日」共催ワールドカップの
      立役者の電通元会長、故成田豊氏もそうなんですよね。
      困ったものです…。

  • かつては兄弟的な考え方も出来たのかも知れませんが、現在は寄生虫(韓国)と宿主(日本)の関係でしかないと思う。

    • 乳酸菌のように腸内フローラを形成してくれる訳でもなく、只々宿主に害しか及ぼさないですから駆除するしかありません。一匹たりとも体内に残さないよう強力な虫下しが必要ですね。宿主としても一時的には薬のせいでしんどい思いをするかもしれませんが長期にわたる健康の為です致し方ありません。

  •  植民地だの指導すべきだのもう減点箇所が多すぎて溜息が出る解答用紙って感じですが。
     中華王朝から分家したわけでも独立運動をしたわけでもないし、親と仰いだ時期がないので、このよくある兄弟だの夫婦だのの例えはほぼ文明(文化レベル)の雰囲気だけの話だと思います。
     日中を強いて人間関係に喩えれば、日本から見た中国は「むかーし手本にした近所のおじさん」くらいでしょうか。最近は成金になってすっかり手本にしたくないおじさん。近所で暴れてるけど世界の警察が来ると黙っちゃう。
     そして韓国は……他人ですよね。どうしても兄弟に例えるにしたって、日本がとうに独り立ちして30歳くらいになってから突如できてたらしい弟で一時世話を押し付けられた、くらいの。韓国側は現住所の近さってだけで兄を主張するようですが。既に亡くなった別の兄を自分のことだと思ってるっていうサイコっぷり。
     どうあれ、そもそもが国家関係を人間関係に例えてあまつさえそれを政策に反映しようなどという発想自体意味不明です。韓国に自立する能力が無い、という隠れた主張?は同意ですが。

  • あまりにも時代遅れの認識でコメントする価値もない、と考えます。ひょっとすると、膠着しかけている日韓関係を何とかしようと思ったのかもしれませんが、場違いというしかありません。
    それよりも、昨日のBSフジLIVE プライムニュースで、統一教会の信者数が「どうして韓国より日本に多いのか」という問いかけに、黒田・産経新聞論説委員が「文鮮明が、日本人は韓国人に対して過去の歴史における原罪がある、という贖罪意識を刺激したため」と説明していました。
    ここもと、左派勢力は、統一教会と自民党なかんづく安倍派との勝共連合以来のつながりを攻撃していますが、自分たちの”贖罪礼賛”がこういう邪教を育てたかもしれない、という反省はないのでしょうか。

  • この報に触れたとき、真っ先に脳裏に浮かんだ言葉は「愚弟賢兄」というものでした。

    私自身は全くそもように考えてはおりませんが、この衛藤征士郎という政治家はその出自もあってかそのように感じているのであろうなぁ、という思った次第です。

    なににしても、国家間の繋がりを「親子」や「兄弟姉妹」に喩えるのは、冷徹なリアリストたるべき政治家、特に国会議員という立場であれば厳に慎むべきでしょうね。そういう甘ったれた認識では目の前にある現実を見誤ることになりかねません。

    日本の保守層からも厳しい批判が寄せられているというのは、ある意味での日本政治環境が、ある程度の健全度を保っているということの証左なのかもしれません、というか、そう信じたいものですね。

  • >もしも韓国側がこの発言に「とんでもない話だ」などと反発し、この「兄弟国」なるくだりを徹底して否認してくれれば、その反動として、韓国自身が自国に「主権国家としての責任」が存在することを認めざるを得なくなるからです。

    そもそも韓国に「責任」という価値観があるのでしょうか?

    そして、その価値観は日本と何処まで同じでしょうか?

    日本での「責任」の価値観が一定以上あるなら、例えば河野談話が出されても国際社会で日本を非難して売春婦像を建てまくるような事を許す無責任な言動は取らなかったのではないでしょうか?

    • >いや、もちろん、誰が何と言おうが、韓国はれっきとした主権国家であり、日本とはまったく独立した存在です。

      建前上はそうですが、そもそも韓国朝鮮って自国の問題を他国の介入無しに解決出来る国家であった時がありましたかね?

      • 国家と言う概念などなく、未だ古代部族社会と考えれば、言動も行動も理解しやすい。 言語もキーキー・キャーキャーからどの位進歩したのだろうか。

        • 農家の三男坊 さん

          うーん、古代部族社会であっても、部族内の問題を部族内で解決するかどうかって部分では変わりないと思うんですよね。。。

    • 外部から失礼します。
      普通の日本人とは価値観は完全に異なると思います。
      例えば、過去に風俗業を営んでいたなんて全世界に胸を張って公表する人がどのくらい日本にいるでしょうか?
      自分の先祖が風俗で生計を立てていた!なんて胸を張って公表する人がどのくらいいるでしょうか?

      自分は、韓国人の言う「責任」は常に自分になく、他人にのみあると思います。
      相手(韓国)に約束を破られないようにしなかった責任
      相手(韓国)を幸せにできなかった責任
      相手(韓国)を助けられなかった責任などなど

      そしてこれらは御主人様が奴隷をきちんと扱えないという際に起こる奴隷側の発言に等しいと考えます。

      そういうところが韓国には先祖代々脈々と受け継がれているのではないかと考えています。

      • そですね、韓国に「主権国家としての責任」はそもそも無いって事になりますもんね。

        なので、韓国を主権国家として扱う事自体がそもそも間違いでは?ってなり。

  • 衛藤氏の発言については、どこからも擁護の声が無いですね。そりゃそうだなとしか言えません。
    ただ、これが古く韓国との繋がりがあった政治家の感覚だったとしたら、それが垣間見える良いサンプルではあるように思えます。

    >ただ、尹昊重氏の怒りのポイントについては、よくわかりません。
    正直、分からなくてもいいです。単に不愉快だと言いたいだけでしょうから。
    衛藤氏もそうですが、東洋の儒教的価値観で、彼らは兄弟では兄が偉いと考えています。
    そこで日本が兄と言い出したものだから「中国様に近い韓国の方が兄だろうが!」「兄より優れた弟はいねえ!」みたいな事を言いたいだけに過ぎません。

    日韓は赤の他人なのはその通り。
    ただ最近、気になるのは日台も赤の他人なのだという感覚は、どれほど意識されているのだろうかというのが気になります。
    ときどき、台湾推しの人達の中には、彼らを朋友として期待しすぎているように見える人もいるので。

    対中において、価値観が通じる台湾と手を結ぶというのは賛成です。
    ただ、ここでのめり込みすぎて「言うなれば運命共同体」「だからこそ国際社会で生きられる」「日台は兄弟」「日台は家族」とか言い出そうものなら「嘘を言うなっ!」としか言えんなと。
    台湾にのめり込みすぎて、日韓関係の愚を繰り返さないように、線引きは意識しておいた方がいいと思います。

    • cru 様。

      対台に関しては、おっしゃる通り同意します。
      対韓に関しては、『韓』と考えただけで腹が立つので、考えないようにしています。

      蛇足です。
      昔、バンコクの珈琲屋さんでアーユー チョンコーレンマと、(台湾人に)聞いた事が有ります。イヤでしたネェ。答えは忘れましたが、アイムタイワンレンと云ったのか、ウォシータイワンレンと云ったのかはは忘れましたが、タイワンだけは耳に残っています。

    • cru様

      「猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら嗤う」ところまでは行かないものの
      「線引きを意識する」べきと言うのは賛成です。
      どちらかと言うと日本人にとって苦手な部分と思います。

  • 彼は自意識高めですね。

    『兄貴分 袂分けても 兄気分』

    後見人では無くなったのに、いつまでも保護者面では失礼というものです。

    >尹昊重氏の怒りのポイント
    一見宥和的であるかのような言動も、上下関係を前面に出されては「冷や水を浴びせられた」かのようなものなのでしょうね。

  • 自民党の何の会合で語ったのかよくわかりません。
    昔は用日派が党内を説得するときにこの論法を使っていたのだろうと思いますが、会合によっては今も続いているのかもですね。

    上下関係論は裏の話なので(表に出せば韓国火病)、メディアも知ってて表に出してこなかったと思いますが、今回は発言者が安倍派重鎮の衛藤氏なので「今が攻め時」とばかりに記事にしたんじゃないですかねー。

    でも、おっしゃる通りで、こういうことが起これば上下関係論は使いにくくなっていくと思います。
    適正化に向けての一歩前進と捉えることもできるかも知れません。

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