ロシアの『タス通信』(英語版)に昨日、「ロシアが大量破壊兵器を使用しようとしているとするプロパガンダを米国が唱えている」とする趣旨の記事が掲載されました。この点、自分がやろうとしている、あるいはすでにやったかもしれない不法行為を相手に見抜かれた際に、「逆ギレ」で反応するのはウソツキ国家の常套手段でもあります。
ロシアの報道でロシアのウソがわかることもある
正直、あまり「自画自賛」はしたくないのですが、当ウェブサイトではここ2ヵ月、ロシア・ウクライナ情勢に関しては、日本の大手新聞社、大手テレビ局の報道をほとんど参照していません。その理由は、統計データ、外国のメディア(とくに英国メディアやロシアのメディア)の報道などを読んでいれば、さまざまなことがわかるからです。
このあたり、当ウェブサイトでも最近、ごく一部のコメント主の方から、「あなたがた日本人の多くは騙されている」、「ロシアが発信する情報を読めば、欧米メディアや日本のメディアの報道が誤っていることはよくわかる」、などとするコメントが寄せられているようです。
ただ、当ウェブサイトの場合、たとえば『タス通信』(英語版、ロシア語版など)を含めたロシアのメディアの報道などから、却ってロシア側の言い分のウソ、矛盾点を導き出すという手法を好んでいます(たとえば『「沈没」という設定をうっかり忘れ「報復」叫ぶロシア』等参照)。
ロシアという国はおもしろいもので、自分の国で作った「設定」を忘れて、うっかりホンネを漏らしてしまうことがあるようです。例の「モスクワ」艦が沈没した件についても、「火災と悪天候で沈没した」という設定だったはずなのに、とあるツイッター・ユーザーの方の報告によると、ロシア国営テレビでは「ウクライナに報復を!」などと叫んでいたのだそうです。もう少し設定を共有したら良いのに、という気がしてなりません。モスクワ艦沈没の衝撃:どちらにしろ「かなりやばい」『モスクワ沈没は「5月9日」にどんな影響を与えるのか... 「沈没」という設定をうっかり忘れ「報復」叫ぶロシア - 新宿会計士の政治経済評論 |
というより、『相手国のメディアで相手国のウソを見抜けることもある』などでも指摘しましたが、むしろ相手国のメディアの報道をじっくり読み込めば、都合が悪いときに相手国がどういうウソをつくのかというパターンをだいたい読むことができるようになります。
「西側はウソツキだ」、「ロシアの主張が正しい」。そう主張する人がいます。ただ、そのような主張をする人のアドバイスに従い、ロシアのメディアをチェックし、情報を時系列・客観的に整理すると、むしろロシア側の主張の矛盾点が次々と出てきたりするものです。面白いですね。そういえば、「外国の主張のおかしさを客観的事実で整理すること」は、インターネット時代の私たち日本人にとってはお手の物なのかもしれません。コメント自由の原則当ウェブサイトではコメント自由です当ウェブサイトでは「読者の皆さまの知的好奇心を刺激... 相手国のメディアで相手国のウソを見抜けることもある - 新宿会計士の政治経済評論 |
せっかくのインターネット時代を迎えたのですから、私たち一般人であっても、積極的に外国のメディアの報道を読むべきだと思います。そして、ロシアのメディア報道を読み込んだ結果こそが、「むしろウソツキはロシアの側だ」という結論に至るのは、ごく自然な発想といえるかもしれません。
もちろん、世の中は広いので、新聞、テレビなどの報道を鵜呑みに信じる人もいますし、その「鵜呑みに信じる」対象がロシアのプロパガンダであっても不思議ではありません。
余談ですが、「反ワクチン」的な主張を持つ人ほど、今回のウクライナ戦争でロシアの言い分を信じる傾向がある、といった分析もあるようですが(『ワクチン接種回数とロシア支持に相関関係=カナダ調査』等参照)、このあたりについてももう少し深い研究が出てくるのを待ちたいとも思う次第です。
ワクチン接種回数が少ない人ほどロシアの主張に賛同するとの傾向が出てきたようです。『ニューズウィーク』に掲載された記事に紹介されていた、カナダのイーコス・リサーチが3月に実施した世論調査に基づけば、ロシアによるウクライナ侵攻に対する見解とワクチン接種回数の間には、明確な相関関係が見られたのだそうです。『ブチャ事件と火器管制レーダー照射事件の共通点とは?』で、「ブチャ事件を『ウクライナの陰謀』と主張する人と、火器管制レーダー照射事件を『低空威嚇飛行』と主張する人の思考パターンは、じつはそっくりで... ワクチン接種回数とロシア支持に相関関係=カナダ調査 - 新宿会計士の政治経済評論 |
英国防衛省「ロシアはほとんど戦果をあげられず」
さて、ロシア軍といえば、マリウポリの事実上の「制圧宣言」を行ったばかりです(『ウソにしては雑過ぎるプーチン「マリウポリ勝利宣言」』等参照)。
ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部のマリウポリの「解放」を宣言し、「ウクライナの過激派が立てこもる工場」を、「ハエさえ出入りできない」ように封鎖することを命じたそうです。「解放」したわりにはまだアゾフスタル製鉄所が陥落していないという点も不思議です。ウソをつくにしても雑過ぎます。ロシア公式発表「マリウポリを解放した」普段から韓国メディア、中国メディアなどを読んでいるとだいたいわかりますが、相手国がウソをついているときには、その相手国のウソが、むしろ相手国のメディアの報道から浮かび上がって... ウソにしては雑過ぎるプーチン「マリウポリ勝利宣言」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
こうしたなか、当ウェブサイトで頻繁に紹介している情報源のひとつである英国防衛省の『インテリジェンス・アップデート』に昨日、興味深い指摘がありました。
英国防衛省の指摘は、次のとおりです。
- Despite increased activity, Russian forces have made no major gains in the last 24 hours as Ukrainian counter-attacks continue to hinder their efforts.
- Russian air and maritime forces have not established control in either domain owing to the effectiveness of Ukraine’s air and sea defence reducing their ability to make notable progress.
- Despite their stated conquest of Mariupol, heavy fighting continues to take place frustrating Russian attempts to capture the city thus further slowing their desired progress in the Donbas.
意訳すると、こんな具合です。
- 過去24時間において、ロシア軍が活動を増しているにも関わらず、ウクライナ側の反撃により、ほとんど戦果は得られていない
- ウクライナ側の防衛力が高く、ロシアは制空権、制海権を確立するに至っておらず、目立った戦果を上げていない
- マリウポリ制圧宣言にもかかわらず各所で激戦が継続しており、同市制圧を目指すロシア軍を苛立たせ、ドンバスでの作戦にも影響を与えている
…。
英国の情報収集力は相応に高い
もちろん、これらは英国の発表内容であり、それらを鵜呑みに信じるべきではない、といった指摘が出て来る可能性があることについては承知しています。
ただ、それと同時に、G7首脳として初めてボリス・ジョンソン英首相がキーウを訪問した事例(『ジョンソン首相のウクライナ訪問は流れを変えるのか?』等参照)からもわかるとおり、英国の情報収集力はかなりのものであり、一定の信頼を置くことができます。
ボリス・ジョンソン英首相が突如としてウクライナを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談しました。さすが英国は「機を見るに敏」だと思いますし、これにより、ウクライナに対する国際的な支援の「流れ」が変わった可能性があります。そして、資源国でもあるロシアはいがいと「しぶとい国」でもありますが、英国を含めた西側諸国にとっては、ロシアをドンバス地域やクリミア半島から追い出すことに成功すれば、話はまた変わってくるかもしれません。ジョンソン首相がウクライナ訪問英国のボリス・ジョンソン首相は現地時... ジョンソン首相のウクライナ訪問は流れを変えるのか? - 新宿会計士の政治経済評論 |
実際、インテリジェンス・アップデートでは3月初旬ごろから「キーウ近郊でほとんど進撃できていない」などと指摘されていて、3月下旬から4月初旬にかけ、ロシア軍がキーウ付近から撤収したという事例に照らし合わせると、少なくともロシアの「大本営発表」よりは、信頼性はかなり高いと考えて良いでしょう。
自分がやろうとしていることを報告してくれるタス通信
ということは、もしもこのツイートの信頼度が高いのならば、「苛立ち」を感じているロシアが次にどんな手を講じるか、だいたい想像が付きます。
そこで出てくるのが、タス通信のこんな報道です。
US prepares provocations to accuse Russia of using tactical nuclear weapons
―――2022/04/23 20:18付 タス通信より
タス通信によれば、ロシア軍の放射線・化学・生物防衛部隊のイーゴル・キリロフ隊長は土曜日、米国がロシアを挑発するために、あたかもロシアが「生物・化学兵器や戦術核を使用しようとしている」かのごとく非難する準備を進めている、と述べたそうです。
そのうえで、キリロフ氏は、米国がロシアをこのように非難する理由が「ロシア軍による特殊軍事作戦がうまく行っている」ことに対する反応だ、と指摘。「今年の3月から4月にかけて、西側諸国の指導者らは定期的に、ロシアが大量破壊兵器を使用する可能性についての挑発的な声明を発表している」、などと述べたそうです。
本当にわかりやすい国だと思います。
地下鉄サリン事件などの直後、オウム真理教側が「むしろ我々がサリンをまかれた被害者の側だ」などと言い張っていたというエピソード、あるいはどこかの国がわが国の海自哨戒機に火器管制レーダーを照射した際、「むしろ日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」と言い張ったというエピソードを思い出します。
要するに、自分たちがやろうとしていることを相手に見抜かれたときに、「相手はこうやって我々を不当に非難している」と主張したり、「我々の方が被害者だ」などと開き直ったりするのは、ウソツキ、犯罪者集団などの常套手段でもあるのです。
いずれにせよ、タス通信の記事は、むしろロシアがこれら大量破壊兵器の使用を検討している(あるいは実際にそれらを使用した可能性がある)という証拠でしょうし、もちろん、こうした兵器の使用自体が違法です。
やはり、戦争終結後に、国際社会はどれほど時間をかけようとも、ロシアの国際法違反を必ず追及し、必要に応じてウラジミル・プーチン大統領自身を含めた関係者を刑事訴追するなど、適切な罰を加えねばならないのではないでしょうか。
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独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(というより、自分でも外れて欲しいので)
ロシアが、「太平洋戦争時のアメリカに倣って、ロシア軍兵士の損害の抑えて、ウクライナ政府に無条件降伏をのませるために、ウクライナで原爆を使用する」と言い出すことは、ないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年 様
引きこもり中年様>太平洋戦争時のアメリカに倣って、ロシア軍兵士の損害の抑えて、ウクライナ政府に無条件降伏をのませるために、「ウクライナ」で原爆を使用する
自分がプーチンならば対ロシアに参戦中の陣営で最も鎖が弱い部分に原爆を使用します。
具体的には、現在ウクライナに中立の立場を越えて援助活動をしている国で、戦力がロシアの致命的部分に攻撃する能力が無い国で、ロシア>ウクライナの国際的秩序を変革する行動阻止を敵国条項での「国連加盟国の権利」として正当化できる国です。
悪い方にハズレ無いと良いですね。
ですよね。
因みに、最近、チャンネル〇は、馬淵さんとか伊藤貫さんなどの〝ご高説” を盛んに吹聴しています。私は彼らの言っている内容にも一理はあると思いますが、だから今、何なのだという感じです。現実にロシアという大国から一方的に武力侵略されている国の言い分は全く無視。ロシアの大義に理があり、ネオコンは許せんという個人的な素朴な感情論ばかりです。それも著名な欧米の政治学者の説を滔々と引用するだけ。では、ロシアの大義で日本が侵略されて彼らは本望なのでしょうか?あるいは、自分ならそうさせない秘策があるとでもいうのでしょうか?今は、そのような歴史話をしたり、それに聞き入って悦に入るようなステージではありませんよね。彼らはアメリカをまるで敵国のように言いますが、もしアメリカがいなければ、日本は直ちに中国とロシアの草刈り場となり、彼らの言うネオコンに支配されている現状の自由さえ失われるのはだれの目からも火を見るより明らかだと思います。彼らは、だから日本はどうすべきだと言うことを一切言いません。まあ、言えないんだと思いますが。評論家だか学者だか知りませんが、それほど今、警鐘を鳴らしたいのなら少なくとも、では何をすべきか具体的なアクションプランも併せて述べるのがこういう人たちの責任ある態度だと思うのですが、全く以て無責任です。普段は日本の政治家の批判ばかりしていますが、私には彼らの方こそ、数段無責任に思えます。伊藤貫さんなんかアメリカという、世界一安全なところからの発信です。半分日本を捨てているような人の言からは責任感を感じません。それに内容的にも現在、現地で取材した情報なんて少ない感じで、ジョージケナンとかキッシンジャーの回顧録の内容を100%正しいと信じての〝ご高説” みたいです。まあ、大した政治学者ではないような気もしますが。
米英の指摘は、核兵器を使うハードルを上げる効果があると思います。
ちょっとズレた話ですが・・・(いつもズレてますけど)
米英の発信情報ってこういうの多いんですよね。
記憶に残っているやつでは、1月頃に「ロシアがウクライナ政府トップに親ロシア派の投入画策」なんて報道されました。
報道した時点で実現の可能性が減りますよね。ロシアにダメージを与える意図だと思います。
ゼレンスキーが「ブリンケンとオースティンが2/23にウクライナに来る」って発表しちゃいましたが、米国は安全上極秘で行きたかったと思います。
が、これを発表してしまった以上、来訪取り止めはますますできなくなっちゃいますよね。面子にかけて。これがわかった上で敢えてバラすゼレンスキー。w
ジョンソン訪問時も出国してから発表の予定が、在英大使館がフライングでツイートしちゃったようです。これはまあ、単に待ちきれなかっただけかも知れませんが。
事程左様に、情報にはそれぞれ発信者の思惑や意図が込められるのは当たり前だし、その立場を考えれば意図を類推することもできます。大事なことと思います。
ただ、だからといってロシアが不法に軍事侵攻したことが許されるわけではありません。
情報発信者の意図は認識しながらも、基本構造を見失うことはないようにしないとと、思います。意図を感じた時に「だからどうする?」を自分に問いかけるようにしています。
敵は「あいつの思い通りにしたくない。犠牲を払ってでも」という天邪鬼根性かと思います。
陰謀論で扇動される人の心理には、これもあるんじゃないでしょうかね。
永遠にwin-winの関係を築けない人。
>ゼレンスキーが「ブリンケンとオースティンが2/23にウクライナに来る」って発表
どうも自分の頭が腐ってるようです。4/24です。なんでこんな勘違いを。w
米国務長官、キーウ訪問へ
https://www.sankei.com/article/20220424-G4PBUBYAEVI3PIIME6S5UEY7Y4/
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、記者会見で、ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官が24日に首都キーウ(キエフ)を訪問すると明らかにした。
仕事とはいえ、あからさまな嘘ばかり書きつづるタス通信の記者やライターは自分のやっている事が虚しくならないんでしょうかね。
まあ、そんな事を気にしていたらロシアの記者はやってられないでしょうけど。
今回の侵略戦争は米英により意図的に引き起こされたもの。
米英のインテリジェンスは戦争のほぼ正確な情報を得ていると思われる。
正確な情報を上層部で共有し、世間には国際世論を得るように「角度をつけて」発表する。
この戦争の落としどころももう決まっている。
トルコ外相「NATO外相会談を通して、私はある印象を抱くに至りました・・・」
「つまり、いくつかのNATOメンバー国(米英)は戦争が長引くことを望んでおり、戦争を長引かせることによってロシアを弱体化させようと思っている、ということです」
すべてを知るジョンソン英首相はこう本音を漏らした。
来年末までロシアとウクライナの交戦が続いて最終的にロシアが勝つことについて
英首相「現実的な可能性がある」
もう答えは出ている。
来年末くらいまで米英NATOは生かさず殺さずウクライナを支援して戦争を継続。
ロシア、ウクライナの両者ともに十分に疲弊した来年末をめどに停戦を斡旋。
こういうシナリオだと思われる。
ウクライナがどうなろうと米英にとって問題ではない。
決定的にロシアが没落していくことが重要だ。
米英にとってもうすでにロシアは敵ではなく、適度に封じ込める程度でよい。
今後は「第一の敵」である中国と向かい合うことになる。
ちなみにアングロサクソンの狡猾さはこんなものではない。
ルカシェンコ後のベラルーシにウクライナにやったのと同じことを仕掛ける。
そうしてウクライナと同様にベラルーシとロシアを離間させる。
ロ、ウ、べのスラブ3兄弟はその名の通り世界の奴隷となる。
アングロサクソンはここまで徹底的にやる。
アメリカと70年の同盟関係にある日本はこれだけ見ても幸運なことだ!
>今回の侵略戦争は米英により意図的に引き起こされたもの。
あまりにも強引すぎる解釈と思います。
この戦争が長引くという予想は、やはり客観的なもので、意図的なものでは無いように思えます。それによって西側も苦しくなるのは分かっているわけですから。
ロシアの弱体化を狙う云々は、結果としてこうなった以上は・・という状況から出たものであって、はじめからそう仕組んだわけではないと思います。
21年10月26日、ウクライナがバイラクタルTB2で東部を攻撃。
このドローン攻撃にロシア側が停戦違反だと訴えた。
こんなことウクライナが独自の判断でできるはずがない。
21年12月7日、バイデンープーチン会談。
会談後にバイデンが「米軍が介入する可能性は極めて低い」とわざわざ名言。
21年12月、米英特殊部隊がウクライナ入り。
ウクライナ軍部隊の訓練とゼレンスキー大統領の脱出口を確保。
22年2月24、ロシアがウクライナ侵攻。
このように米英がロシア侵攻を誘発していたのは明らか。
プーチンが世に出てから20数年。
米英インテリジェンスはプーチンの性格を正確に理解している。
こうすればプーチンが軍事行動を起こすというのをわかっていた。
プーチンも侵攻前の演説で米英NATOを激しく批判していた。
自分が引きずり込まれたのがわかっていたからだ。
この戦争の一番の勝者はアメリカ(次が中国)
最新の軍事兵器、インテリジェンスを実戦で実践。
資源、食料の輸出に軍需産業も大賑わい。
どこからどうも見ても一番得をしている。
数十年後の機密文書公開でこのあたりの経緯が明かされるだろう。
でも、それって資本主義の国の在り方としては当たり前の行動ですよね。何も悪いことではない。ただで動くのは地震だけということわざもあります。アメリカも壮大な犠牲を払う以上はそれくらい儲けさせてあげないと。
まるでプーチン(=ロシア)が浅野内匠頭でバイデン(=アメリカ)が吉良上野介みたいな捉え方ですね。それっておかしくないですか?百歩譲ってバイデンが相当な悪人としても、実際、ロシアに戦争を仕掛けたわけでもないウクライナを一方的に攻撃し、何の罪もない人たちを虐殺したロシアの行為は厳然たる事実ですし、弁解の余地は全く無いと思うのですが・・。
米英ウクライナもなにも
聖人君子ではないわけで
トシさんのお見立てのような
ものはあるとしても
匿名2さんもご指摘のように
なんら不思議ではありません。
それに気づかずに思い上がって
大統領になっても所詮は
暗殺組織KGB上がりのままで
侵攻殺戮続けるプーチンの狂気は
世界の多くの人の合言葉が
『くたばれプーチン』になった今
駆除される運命を自ら選んだという
だけのことにすぎません。
露、黒海艦隊司令官逮捕か 沈没責任追及の可能性
https://twitter.com/Sankei_news/status/1518204711748268032
ウクライナメディアは、ロシア黒海艦隊旗艦モスクワが沈没後、ロシアで同艦隊の司令官イーゴリ・オシポフ氏が解任され、逮捕されたと報じた。
ということで、黒海艦隊の司令官が逮捕されちゃったようです。
独裁国家の軍隊の幹部は大変なんでしょうね。
「ウクライナメディア」のソースが見つかりませんでした。
それにしてもですが
駐日ロシア大使や大使館ツイッターは
どうして温厚な日本人にあえて
反感掻き立てる態度を取ってしまっているのか
敗色濃厚なロシアなのに不思議です。
日本をネオナチ呼ばわりしたり
どさくさで不法に占拠した北方領土を
日本は敗戦国だからしかたない的な
とんでも主張をしてしまってますが
それをいうならば、この先
敗戦衰退確実なロシアからは
不法占拠の北方領土取り返し
プラスアルファをもらってもいいと
いいことにまでなってしまいます(笑)
平和を希求する日本国民だからいいものの
世界から総スカン、
首都名冠した主力巡洋艦モスクワも
みごとご沈没なされたというのに
身の程をわきまえない抗いようは哀れとさえ感じ、
ロシアの国益を考えるならば
日本に頭を下げてのご容赦を乞うべきほうが
彼らにとって得策なのにと心配して差し上げます。
ま、ならず者国家とは友愛結ぶ
ミスター民主党御大将鳩ぽっぽさん
とかを頼りにその助言を信じてしまっているのでしょうが
鳩ぽっぽさんとかのそんな少数そんなこんなの人達は
日本国内でもまともに相手にされてないということに
気がついていないという情報収集の失敗などが、
今のロシアの凋落につながっているとも感じます。
世相マンボウさま
>どうして温厚な日本人にあえて
>反感掻き立てる態度を取ってしまっているのか
>敗色濃厚なロシアなのに不思議です。
以下のようなロシアに媚びる売国奴のような人がいますから強く出たのでしょう。ムネオ一味?
北海道新聞(4月24日 29面)
サケ・マス合意/漁業基地 根室は安堵/日ロ交渉「戦争と分けて」
…略…根室商工会議所の山本連治郎会頭は…略…
「ウクライナに対する行為は是認できないが、地域経済がますます困難な状況にならぬよう、戦争とは分けて考えてほしい」…略…
さすがかつてのレポ船のマチです。
ヤフーニュース 日ロのサケ・マス漁業交渉が妥結
https://news.yahoo.co.jp/articles/403740b5aed5596a6b2b7fb8c7088dfad0c81cb3
ちょこみんとさま
ご返信ありがとうございます。
たしかに、地盤の道民票の
利益を意識するにしても
鈴木ムネオ氏のロシア肩入れは行き過ぎです。
ただ私は、この先ロシアが衰弱して
交渉を有利に進めるためには、
彼は一定の使い道があるとおおめにみています。
その点、同じプーチンの肩もつにしても
鳩ポッポの売国動機からの画策と
見透かされているもののほうが
むしろ問題だと私は思っています。
ご紹介のサケ・マス漁業交渉が
例年より異例に早く妥結したのはあたりまえです。
温厚な日本でなければ
今のロシアの弱みに付け込んで
強硬な主張をするものですが、
それを例年どおりの穏やかな主張なので
敗色濃厚なロシアとしては
ラッキーと飛びついてきたのだと
感じています。