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    Categories: 外交

「沈没」という設定をうっかり忘れ「報復」叫ぶロシア

ロシアという国はおもしろいもので、自分の国で作った「設定」を忘れて、うっかりホンネを漏らしてしまうことがあるようです。例の「モスクワ」艦が沈没した件についても、「火災と悪天候で沈没した」という設定だったはずなのに、とあるツイッター・ユーザーの方の報告によると、ロシア国営テレビでは「ウクライナに報復を!」などと叫んでいたのだそうです。もう少し設定を共有したら良いのに、という気がしてなりません。

モスクワ艦沈没の衝撃:どちらにしろ「かなりやばい」

モスクワ沈没は「5月9日」にどんな影響を与えるのか』でも述べたとおり、戦闘が続くウクライナで、先週はウクライナが対艦ミサイル「ネプチューン」2発がロシアの黒海艦隊の旗艦「モスクワ」に命中し、撃沈したと発表した、とする話題がありました。

ロシア当局は「火災と悪天候でモスクワが沈没」と発表ロシアの黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が沈没しました。ロシア当局はその理由について、「火災と悪天候」だとしていますが、ウクライナは「わが国の対艦ミサイルが命中したためだ」と述べており、両者の言い分は異なっています。ただ、同艦の沈没が報じられる前の時点で、モスクワの損傷を巡って米国のジェイク・サリバン大統領補佐官は「短期的にはロシア海軍にとって打撃となる」との見方を示しています。ロシアは5月9日の「勝利宣言」を目指している?個人的に記憶に残っている...
モスクワ沈没は「5月9日」にどんな影響を与えるのか - 新宿会計士の政治経済評論

ただ、興味深いことに、ロシア政府側はモスクワ艦が「撃沈」されたとは認めていません。

週末の『ウクライナ戦争を巡る「陰謀論」のどこがおかしいのか』などでも触れましたが、ロシア政府の「公式発表」ベースでは、モスクワ艦で火災が生じ、舷側の弾薬に引火して爆発し、港に向かって曳航される途中で悪天候のため沈没した、というストーリーです。

最近、当ウェブサイトにもごく少数ながら、ウクライナ戦争は自作自演だ、といったコメントが寄せられるようになりました。たいていの場合、その手のコメントは大勢の読者の方に論破されてお終い、というわけですが、ただ、こうした主張を読んでいると、一定の特徴があるようにも思えるのです。とくに、「ディープステート(DS)」などの単語が出て来ると、怪しさは一気に増します。陰謀論に嵌る人たち「ウクライナ戦争はDSの陰謀だ」「ウクライナ戦争はDSの陰謀だ」――。こんな突拍子もないことをいきなり言われても、おそらく多...
ウクライナ戦争を巡る「陰謀論」のどこがおかしいのか - 新宿会計士の政治経済評論

すなわち、あくまでも「ウクライナによって撃沈された」という事実はない、というのがロシア側の発表の意図でしょう。

このあたり、もしもウクライナの発表が事実なら、対空防衛をつかさどっていたモスクワ艦を撃沈するのに成功した、という意味です。今回の戦争の転機ともなりかねない重要な戦果であるとともに、ロシア海軍にとっても大変に大きな痛手であることは間違いありません。

一方、ウクライナの発表が事実ではなかった場合は、もっと大変な話です。何もないのにいきなり弾薬に引火して爆発したというほどロシア軍のオペレーションが雑だったという意味であり、また、旗艦が嵐で沈没してしまうほどの損傷を受けた、という意味でもあるからです。

したがって、どちらが事実であったにせよ、今回のモスクワ艦沈没は、ただでさえ制空権を握ることに失敗している(らしい)ロシア軍が、ますます苦しい立場に追い込まれた格好だと考えて良いでしょう。

火災と悪天候で沈没したはずなのに「報復」?

こうしたなか、先週金曜日時点では、こんな趣旨のツイートがありました。

「ロシアのテレビを視聴している」と称している方のツイートですが、これによると、ロシアの国営テレビは「ウクライナがわが国の『モスクワ艦』を沈めたこと」に「ロシア人は激怒している」などと述べたうえで、報復としてキーウを爆撃し、ウクライナの鉄道を破壊することなどを提案した、と述べています。

この方のツイートを信頼するならば、ロシア政府内の「設定」も、なかなかにいい加減です。ロシア政府は「ウクライナに撃沈された」と認めていないのに、国営メディアが「報復」を叫ぶというのも、良い感じで支離滅裂だからです。

ウソをつくならつくで、自分で作った設定くらい、矛盾しないように運用したら良いのに、などと思ってしまいます。

いずれにせよ、これなども以前から『相手国のメディアで相手国のウソを見抜けることもある』などで指摘し続けている、「ロシアのメディアをチェックし、情報を時系列・客観的に整理すると、むしろロシア側政府の主張内容が途中で二転三転するなど、矛盾点が次々と出てきたりする」という典型例でしょう。

「西側はウソツキだ」、「ロシアの主張が正しい」。そう主張する人がいます。ただ、そのような主張をする人のアドバイスに従い、ロシアのメディアをチェックし、情報を時系列・客観的に整理すると、むしろロシア側の主張の矛盾点が次々と出てきたりするものです。面白いですね。そういえば、「外国の主張のおかしさを客観的事実で整理すること」は、インターネット時代の私たち日本人にとってはお手の物なのかもしれません。コメント自由の原則当ウェブサイトではコメント自由です当ウェブサイトでは「読者の皆さまの知的好奇心を刺激...
相手国のメディアで相手国のウソを見抜けることもある - 新宿会計士の政治経済評論

マリウポル巡るタス通信の不可解な記事

さて、その一方で、ロシア側がウクライナ南部のマリウポリを制圧したのか、していないのかを巡っても、なかなかに矛盾が出てきています。

先週水曜日時点で、ロシアのメディア『タス通信』(英語版)は、こんな記事を配信しました。

Over 1,000 Ukrainian troops surrender in Mariupol — Russian top brass

―――2022/04/13 17:06付 タス通信英語版より

ロシア国防省は13日、ウクライナ南部の都市・マリウポルで162人の将校を含む1000人以上のウクライナ兵がロシア側に投降したと発表しました。間接的に、もうロシア軍がマリウポルを制圧した、という意味にも受け取れます。

その一方、同じタス通信は昨日、こんな記事も配信しています。

Russia says its forces freed hostages from mosque in Mariupol

―――2022/04/17 18:00付 タス通信英語版より

これはロシアの防衛省の報道官が日曜日、「ウクライナのナチスによってマリウポルのモスクに拘束されていた人質を、(ロシア軍が)16日に解放した」と述べた、とする話題です。

ロシアのメディアばかりを眺めていたら、かなり以前の段階で、すでにマリウポルが陥落しているという印象を読者は抱くはずですが、なぜかマリウポルでの「戦果」ばかりが続々と報じられるというのも奇妙な話です。裏を返せば、ロシアがマリウポリを制圧できていないことが、タス通信の記事で間接的にわかってしまうのです。

勇敢なウクライナ兵に敬意を払う

さて、外信の報道によれば、まだマリウポルは陥落していません。昨晩8時時点のロイターの報道によれば、製鉄所を拠点とするウクライナ軍が抵抗を続けているのだそうです。

Russia demands Mariupol surrender, Pope Francis laments ‘Easter of War’

―――2022/04/17 20:13 PM GMT+9付 ロイターより

ウクライナ側が立てこもっている「アゾフスタル製鉄所」では、ロシア側が投降期限として設定したモスクワ時間17日午前6時を過ぎても投降する気配はない、としています。

大勢の犠牲が出ていること自体、心の底から悔やまれますが、大国・ロシアを相手にここまでの抵抗を続けているウクライナ兵の勇敢さには敬意を払わざるを得ません。

そして、こうした戦況に関する報道から垣間見えるのは、「力で脅せばすぐに降伏するはずだ」といった、戦争に対するロシア側の浅薄な見通しであり、人命を尊重しない無差別破壊の残酷さです。万が一、ロシア側がマリウポルを制圧したとしても、市民のレジスタンスの動きは不可避でしょう。

NATOの東進がさらに

なにより、西側諸国の制裁や包囲網は、今後、厳しくなることはあっても緩和されることはないでしょう。

すでに先週の時点で出てきたとおり、ロシアの今回の侵略に対し、「NATOの東進」がいっそう進みそうです。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟が現実化しているからです。

情報BOX:フィンランドとスウェーデン、NATO加盟の展望

―――2022年4月15日1:11付 ロイターより

マトモな国であれば、危機に直面すれば行動を変えるのは当たり前です。このあたり、『レンドリース法とNATO拡大がロシアを追い詰める?』などでも指摘したとおり、NATO東進はロシア自身が招いたようなものだ、という言い方もできるでしょう。

新レンドリース法でクリミア半島に米軍基地の可能性も米国でレンド・リース法が復活したら、最悪の場合、クリミア半島に米軍基地ができるかもしれない――。「何を突拍子もないことを」、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。日本のメディアではまだそれほど取り上げられていないフシもありますが、ここ数日、欧米諸国では重要な話題が相次いで報じられています。ひとつがフィンランドなどのNATO参加、そしてもうひとつが「新レンド・リース法」です。「東に進む」NATOロシアはNATOの東進を恐れていたロシアにとって...
レンドリース法とNATO拡大がロシアを追い詰める? - 新宿会計士の政治経済評論

いずれにせよ、5月9日という対独戦勝利記念日を、ロシアは、あるいはウラジミル・プーチン大統領は、いったいどういう状態で迎えるのでしょうか。プーチン氏自身が5月9日を迎えることができないという可能性も含め、引き続き、注目に値する論点といえるかもしれません。

新宿会計士:

View Comments (36)

  • プー「!」
    プー「せや!」
    プー「じんるいに5/9がこなければええんや!」

  • 嘘ニュース
    ロシア国防省発表 
    5月9日の対独戦勝利記念日パレードは新型コロナ蔓延防止のため9月2日に延期する。ウラー

  • 手短に要約すると

    ・TV討論番組は茶番劇である
    ・番組ディレクターはくだらない演出を止めよ

    と、こういうことと。

    ・(たばこの不始末で)船火事発生
    ・鎮火に失敗して搭載武器が誘爆
    ・曳航を試みるも荒天により沈没

    という「ストーリー」をなぞれば「(たばこの不始末で)旗艦沈没」以外の帰結はあり得ず
    1.(たばこの不始末で)船火事を発生させた
    2.消火できずに誘爆させた
    3.不運にも襲った荒天により曳航空しく沈没させた

    よって、旗艦は(たばこの不始末が疑われる不審火によって)失われた、黒海艦隊弱いですね、あー残念でしたね、ミサイル関係ないですね、と最後まで言い張らないと。
    イロジカルなのはK国も一緒ですが。

    • プーチンは政権の足元に対する意識が殊の外強い気がします。
      今やロシアのプロパガンダも、国外向けというよりほぼ国内向け目的にしか使えてない気がします。
      ロシアの人々には効果なくもないようですし。

      似たような別の国では、低空威嚇飛行でも愛国心あふれるメディアと国民が一致団結してました。

      欧州先進国への屈折した思いと、彼の国の反日は似ている気がします。

    • 「グリーン・アジェンダはゴミ箱行きか、それならロシアの燃料資源は東へ差し向ける」
      と大統領氏がカメラへ向かって吠えたそうです。

      「脱炭素運動」の「空虚さ、うそっぽさ」を彼が喝破してくれるのはたいそう結構なことです。

      • SDGsのコアな概念は、
        頭文字のS(Sustainable=持続すること)です。
        そのためには、
        人類の命と地球を脅かすプーチンの
        狂気を取り除くことがまず必要です。

        なので、今、
        世界の人の合言葉は、
        『SDGs』の前に
        『くたばれ!プーチン』
        である必要があるのです。

  • 昨夜雑談板に書きましたが、記念(?)にこちらにも書いておきます。
    モスクワ沈没原因の考察記事です。興味深い内容でした。

    NAVAL NEWS
    Analysis: Chain Of Negligence Caused The Loss Of The Moskva Cruiser
    分析:過失の連鎖が巡洋艦モスクワの遭難を招いた
    https://www.navalnews.com/naval-news/2022/04/analysis-chain-of-negligence-caused-the-loss-of-the-moskva-cruiser/

    ・TB2で気を引いたスキに攻撃した説はモスクワの能力から考えづらい。
    ・ミサイルの大きさを考えると、簡単にカモフラージュできるような装置ではないので、ロシアのインテリジェンスに探知されなければならないが見落とされた。
    ・この事件で巡洋艦モスクヴァがネプチューン・ミサイルに対して防御した記録はない。考えら得るのは、艦のESMシステムが必要な早期警報を出さなかったか、気象レーダーが脅威を検知しなかったか、センサーが脅威を追尾しても砲が発射できる状態でなかったかのいずれかであろう。
    ・モスクワがミサイルに対応できなかったことは、要員に知性がないだけでなく、このような事態を想定した精神的、肉体的な備えがないことを示している。CHAFFやデコイが発射された記録、電子ジャミングの記録、艦船の操縦の記録、ミサイル発射後に必要な武器による反応の記録はないが、あれだけの能力を持つ艦船が、その能力をはるかに下回る攻撃に対して無力であるということは、要員の訓練不足を示すものである。
    ・ロシアの船員の訓練不足に関連するもう一つの問題は、消火とダメージコントロールである。消火活動や船の救助に必要な人員が不足していた。
    ・海軍を持たない国家にロシア旗艦が失われたことは、海軍史に残る事実であり、ロシア人は長年にわたってモスクワ巡洋艦を悼むことだろう。

  • モスクワの沈没前の写真が流れ始めました。
    船体の形状や艦上構造物から、モスクワの写真であろうとのことです。
    中央部、艦橋と煙突のあたりから発煙して艦体が傾いています。
    甲板上の救命ボートが見えません。

    海は・・・湖みたいに静かですね。(嵐?)

    https://twitter.com/CovertShores/status/1515835497867878404?s=20&t=bLumtWMpjyl-KsKDWPqkPw

    https://twitter.com/BormanIke/status/1515815466308190219?s=20&t=DJE97C50-LQLgC1Uka5Cmg

    損傷を受けて傾く船の姿を見ると、ちょっと悲しい気分になります。

    • 元ジェネラリスト 様
      上記レスとともにご紹介感謝します。

      私、興味は程度あるくせして、韓国面に落ちて情報収集に不徹底でございまして…。元ジェネラリスト 様の投稿は助けになります。

      航空万能論様、JSF氏、5ちゃん軍板等まあ、あるんですが、行ってなくて(笑い。

      • そう言っていただけると甲斐があります。
        ネプチューンがアメリカ製とか言ってしまう人もいる中で。w

  •  自分で作った設定を直ぐに忘れると言う点ではロシアもルーピー脳の集団だと言う事ですね(冷笑)。

  • 素朴な疑問ですけど、火災と悪天候で沈没したモスクワの責任が、ウクライナにあるのなら、その悪天候はウクライナによるもの、ということになるのではないでしょうか。
    蛇足ですが、モスクワ沈没の責任がウクライナにあるのではないとしたら、ロシア軍内部で責任者探しが始まるのでしょうか。

  • モスクワは対艦ミサイルが3,4発当たっても戦闘能力を持つように設計された
    軍艦であるが、2発の対艦ミサイルの命中で沈没したのは、何なかな~。
    上部構造がアルミ合金製らしいので、フォークランド島沖戦争で沈められた
    英海軍軍艦と同じように火災により、消火しきれなかったのかな。
    露軍得意の対艦ミサイルの飽和攻撃された訳でないらしいのに、
    対艦ミサイル防御できなかったのは、あまりにも不自然。
    しかも、ミサイルにステルス機能もないらしいしのに、レーダーで
    発見できなかったのも、不思議である。

    • 個艦のことは詳しく知りませんでしたが、どうもこの頃(1982年頃)の艦は低空、シースキマーに弱いようですね。
      (そりゃ感覚的には昔から思ってましたが…)。

      フォークランドの年に就役した艦であり、1987年スターク事件よりも前、且つ、一度も改修されてません。

      搭載レーダがどうも、高空用ばかりなので、30mmCIWSのFCS以外、発見手段無いんじゃないかと…、且つ、乗員の油断(宇のSSM配備は開戦後の最新なので、情報を知らなかった)、上記元ジェネラリスト様ご紹介のように、練度不足はあるでしょうね(ロシア地上軍もそんな感じですから)。
      30mmCIWS「AK-630M 」の電源が入ってなかったか(1987年スタークの時も)、故障してたか(6基もあるんだが)。
      練度不足に宇SSM配備の情報がなければ電源入れずも、無いと断言もできない(情報錯誤とヒューマンエラーの蓄積)。

      先月だか、UAEかどこかの通信社が、パトリオット(やはりというか)が低空の能力欠如と報じました(フーシ派のドローンを落とせない)。
      S-300も同級でこの頃(1970年代)の開発なので、シースキマー等低空目標には無力なのかもしれません。

      不確かですが、WWⅡ以降建造された艦で、撃沈された最大の軍艦でしょうね(アトランティックコンベアは民間船、ヘネラルベルグラノは戦前就役艦)

    • 無責任な風聞に拠りますと、
      ・同艦は対空目標の同時捕捉対応上限は12
      ・ウクライナ軍は15機程度のドローンを囮に使用
      だそうであります
      あと、同艦については甲板上に据えられた剥き出しの対空ミサイル発射筒が艦被弾の際誘爆する危険性が指摘されていた模様ですが、
      露「被弾する前に全弾発射しているので無問題」(!)
      という冗談の様なオハナシも流布されておる模様であります

      • お話ありがとうございます。

        >無責任な風聞に拠りますと、

        察します(笑い。

  • 巡洋艦モスクワについて、ロシアは、すぐ船が沈んだ訳ではないから撃沈ではないと言ってるとしたら、太平洋戦争中のアメリカ海軍と同じ発表の仕方ですね。日本軍にやられても、20分以内に沈まなければ、撃沈扱い報告ではなかったようですから。ずるいですよね。ただ、最終的に沈んだことは認めてるんでしょう。使われたネプチューン ミサイルってアメリカ製ですかね。ウクライナはいろいろもらってたんですね。ロシアとしては、報復攻撃すべきで、ウクライナの国防省のビルでも瓦礫のように吹っ飛ばしてやったらいいんじゃないでしょうか。ウクライナもちっとは懲りるでしょうに。それとも、また腹いせにロシア系住民をネオナチに虐殺させて、ロシアのせいにするのかな。そのぐらいやりそうだから?

    • ちなみに、この話って世界最強を誇るアメリカ海軍にとっては悪夢じゃないかな。自慢の超大型空母打撃群なんて、ロシア製や中国製の超高速の高性能対艦ミサイルに対して全く無力の張り子の虎ってことが証明されてしまったようなもんだから、米海軍関係者は、皆、青ざめてるんじゃないかな。

      • とにかくこのウクライナ紛争の原因は、アメリカによる約束破りのNATOの東進にあるって、シカゴ大学教授で国際情勢の権威であるミアシャイマー教授がわかりやすく説明してた通りだから、いい加減に、NATOというかアメリカは、ロシア敵視の政策を変えるべきだし、西欧諸国も、もっと主体性を持って自立すべきだろう。

        • 貴方が書き込むべきはもうちょっと前の記事じゃないかな?

          とりあえず、皆さんからの問いかけに対し、もう少し釈明してからにしたら?
          戯言を書き散らすのは。

          • 櫻井ジャーナルの記事を出典も明記せずに自分の意見としてコメントしておいて、何を今更ということですよ。
            自分がやったことの重大さがわかっていないのです。
            ある意味、西側メディア、ロシア側メディアよりも信用できません。

            だいたい、自分が他人の意見を鵜呑みにしておいて、やれ西側メディアを鵜呑みにするなだの、主体性を持って自立しろとは片腹痛いwww

      • 超長射程極音速対艦ミサイルが実際に投入されるようになれば多少面倒でしょうが、ロシア中国が現有しているとされる対艦ミサイルでは宣戦布告前の不意打ちに複数の僥倖加算でもない限りアメリカ海軍にダメージを与えるのは厳しいでしょうね。
        逆に、ロシア製及びその劣化コピーとそれらの発展型で構成される艦隊で海洋進出を図る中国は顔面蒼白でしょう。
        https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69776
        といった観測記事も出ているようです。

      • 青ざめているのはモスクワと同系統の対空迎撃システムを運用しているロシアと中国海軍ですね。今回の件で低空侵入してくるミサイルへの対処能力がフォークランド紛争時代と同様に低いのが露呈しましたので。

        西側は対艦ミサイルへの対処能力を随時更新していて迎撃の実績もあります。
        さらにアメリカの空母打撃群は前方展開した早期警戒機が上から見張っていて、ミサイルを撃ってもかなり遠くから察知され、戦闘機(空母の400~500km前方)、3隻以上いるイージス艦からの艦隊防空ミサイル(射程150kmほど)、同僚艦防空ミサイル(射程40km)、空母自身のSAM(射程40km)、同個艦防空ミサイル(射程16km)、同ファランクス(射程3km)という多重のシステムで迎撃されてしまいます。
        元々アメリカ空母打撃群の防空体制は旧ソ連時代の100発前後のミサイルによる飽和攻撃を防ぎきるのを想定して構成されていますので。

      • いのが露呈しましたので。

        西側は対艦ミサイルへの対処能力を随時更新していて迎撃の実績もあります。
        さらにアメリカの空母打撃群は前方展開した早期警戒機が上から見張っていて、ミサイルを撃ってもかなり遠くから察知され、戦闘機(空母の400~500km前方)、3隻以上いるイージス艦からの艦隊防空ミサイル(射程150kmほど)、同僚艦防空ミサイル(射程40km)、空母自身のSAM(射程40km)、同個艦防空ミサイル(射程16km)、同ファランクス(射程3km)という多重のシステムで迎撃されてしまいます。
        元々アメリカ空母打撃群の防空体制は旧ソ連時代の100発前後のミサイルによる飽和攻撃を防ぎきるのを想定して構成されています。

      • アメリカの空母打撃群は前方展開した早期警戒機が上から見張っていて、ミサイルを撃ってもかなり遠くから察知され、戦闘機(空母の400~500km前方)、3隻以上いるイージス艦からの艦隊防空ミサイル(射程150kmほど)、同僚艦防空ミサイル(射程40km)、空母自身のSAM(射程40km)、同個艦防空ミサイル(射程16km)、同ファランクス(射程3km)という多重のシステムで迎撃されてしまいます。
        元々アメリカ空母打撃群の防空体制は旧ソ連時代の100発前後のミサイルによる飽和攻撃を防ぎきるのを想定して構成されています。

        • 新宿会計士様
          すみません、投稿が反映されないので同じ様な内容で連投してしまいました。
          一番最初のものが正です。
          お見苦しい事をしてしまい申し訳ありませんでした。

      •  与太話を未だに盲信してますって世間にばらして恥ずかしくないんでしょうね(冷笑)。

    • 地対艦ミサイルのネプチューンは旧ソ連系のミサイルを基にウクライナが造り出したウクライナ国産兵器です。

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