韓国観察者の鈴置高史氏は昨日発表した最新稿で、韓国で保守政権が発足したら、米韓関係はむしろ、構造的には悪化する可能性が高い、と指摘しました。これまで米国政府は韓国の比例の数々に対しても、「左翼政権だから」と耐えてきたのに、保守政権下でもそうした非礼が続けば、韓国をまともな同盟国と見なさなくなるからです。この指摘、納得するしかありません。期待値が高ければ、その後に訪れる失望もより深くなるからです。
目次
日韓関係「改善」?
前のめりの「日韓(韓日)関係改善論」
「尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権発足なら、日韓(韓日)関係が改善方向に向かう」――。
先月の韓国大統領選を尹錫悦氏が制して以来、こんな言説が、少なくとも韓国側からはよく聞こえてきますし、また、日本のメディアの一部もこれと似たような主張を展開しています。
ただし、当ウェブサイトでは『「韓国が」日韓関係を悪化させた』などでもしつこく議論してきたとおり、現在の日韓関係を「悪化」と呼ぶのであれば、その「関係悪化」という状態をもたらしたのは、ひとえに韓国側の約束破り、条約無視、国際法違反などの不法行為の数々です。
「日韓関係が悪化」したのではない!「主語」は正しく使おう「日韓関係が悪化した」という表現を見かけますが、これは正しくありません。現在の日韓関係を「悪化」と定義するならば、「韓国が日韓関係を悪化させた」と表現すべきでしょう。もっとも、現在の日韓関係をもたらしたのは、少なくとも韓国側の行動だけでなく、我々日本人の側が、韓国を「正確に」理解するようになった、という側面もあります。このように考えると、現在の状態こそが「良好なもの」だ、とする意見もあるようです。日韓関係が「良好ではない」理由は明らか著... 「韓国が」日韓関係を悪化させた - 新宿会計士の政治経済評論 |
安倍晋三総理のころから、日本政府が韓国政府に対し、一貫して求めているのは「国際法、国際条約、国際約束を守ってくれ」、「ウソをつかないでくれ」という、国際法の世界からみたら、ごくごくあたりまえの要求ばかりです。
とくに、菅義偉総理が一昨年11月、「日韓関係を正常な姿に戻すためのきっかけについては韓国が作らなければならない」と述べたこと(『菅総理「日韓関係健全化のきっかけ要求」の本当の意味』等参照)は、日本政府の方向性を完全に決定づけているといえます。
昨日の『韓国高官「度量の広い宣言を」/公示送達小出しの狙い』などでも紹介したのが、朴智元(ぼく・ちげん)韓国国家情報院長が来日中である、とする話題です。朴智元氏は昨日、首相官邸に菅義偉総理を訪ね、意見交換をしたのだそうですが、これについて、いくつかの報道を見て気付いた点があります。それは…。朴智元氏の来日と菅総理の表敬訪問訪日中の朴智元(ぼく・ちげん)韓国国家情報院長は8日、二階俊博・自民党幹事長に対し、「韓日関係の葛藤を解くために、韓日両国首脳が度量の広い宣言を発するべきだ」と提案したらしい... 菅総理「日韓関係健全化のきっかけ要求」の本当の意味 - 新宿会計士の政治経済評論 |
岸田首相は力量不足:菅総理の方針は今後も続く
このあたり、岸田文雄・現首相は、どうも決断力に乏しく、さらには(日韓関係に限らず)さまざまな行動で脇の甘さが目立つ人物ではないかとの懸念もあるのですが、逆にいえば、岸田首相の力量だと、安倍、菅両総理が示した方針を覆せるものではない、という意味なのかもしれません(※もちろん、油断は大敵ですが…)。
尹錫悦氏が次期大統領に就任すれば、米国のジョー・バイデン政権から「日韓関係を改善せよ」という圧力が日本にも加わることについては警戒すべきではありますが、当ウェブサイトとしては、日本政府から関係「改善(?)」に動ける余地はほとんどないと考えています。
こうしたなか、先週の『「日韓が関係改善チーム立上げ方針」とTBSが報じる』では、岸田政権と尹錫悦・次期政権が「関係改善チーム」を発足させる方針だとする報道を取り上げました。
TBSが昨日、岸田文雄政権と韓国の尹錫悦(いん・しゃくえつ)次期政権が「戦後最悪とも言われる両国の関係を改善させる具体策を検討するチームを立ち上げる方針である」ことが「JNNの取材でわかった」と報じました。事実ならばとんでもない話ではありますが、ただ、それ以前の段階として、TBS以外にこの話題を報じているメディアが見当たらないなど、報道には不自然な点もいくつかあるため、現時点では、この話題は「静観」が政界ではないかと思う次第です。尹錫悦政権発足を前に(韓国で)盛り上がる「関係改善論」尹錫悦(... 「日韓が関係改善チーム立上げ方針」とTBSが報じる - 新宿会計士の政治経済評論 |
これについては先日も指摘したとおり、報じているメディアがTBSを中心としたJNN系列各局だけであることを踏まえると、現時点では「観測報道」、あるいは「虚報」の可能性が非常に濃厚だと思いますし、現時点では静観が正解でしょう。
そういえば、『日韓関係にも影響を及ぼす「社会のインターネット化」』では、朝日新聞が先月29日、「尹錫悦氏が対日政策に関する基本方針を伝えるために、日本に『政策協議団』を派遣する方針を固めた」と報じたとする話題を取り上げました。
朝日新聞が昨日、韓国の尹錫悦・次期政権が日本に政策協議団を派遣する方針だと報じました。これについて政権引継委員会側は事実関係を否定していますが、それと同時に政権引継委員会には中央日報社が主催する「韓日ビジョンフォーラム」の関係者も含まれているため、まだまだ油断はできません。ただ、それ以上にもうひとつ考慮しなければならないのは、社会のインターネット化に伴い発生した、日本側の(とくに若年層の)意識の大きな変化ではないでしょうか。若い人との会食当ウェブサイトに著者個人の体験を記すのは、あまり好きで... 日韓関係にも影響を及ぼす「社会のインターネット化」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
さらには、その前には韓国メディアなどを中心に、5月頃に東京で開かれる日米豪印「クアッド」首脳会合に尹錫悦氏が準加盟国として参加する方向で調整している、といった報道も散見されたのですが、著者自身が認識している限り、少なくとも日本政府からそのような発表がなされた事実はありません。
つまり、現在の「日韓(韓日)関係改善」ムードは、韓国メディアに加え、ごく一部の日本のメディアが(おそらくは虚報を取りまぜながら)前のめりで演出しているものであり、少なくとも岸田首相や林芳正外相らが現時点において韓国に「譲歩」する準備をしているという事実はないと考えて良いと思います。
鈴置論考「保守政権でも二股外交」
保守政権でも米中二股外交=鈴置氏
ではなぜ、おもに韓国側からこんな話題が続々と出てくるのでしょうか。
これについて考えるうえでは、日韓関係だけではなく、やはり補助線として、米国や中国の存在を想定しておくことが必要です。そして、大変うれしいことに、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が昨日、『デイリー新潮』に待望の新規論考を寄稿していました。
「米国回帰」を掲げながら「従中」を続ける尹錫悦 日米韓の共同軍事訓練を拒否
「親米」を掲げて大統領に当選した尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が就任前から米国を裏切った。中国の顔色をうかがい、日米韓の共同軍事訓練を拒否したのだ。この国のあいも変わらぬ「従中ぶり」を韓国観察者の鈴置高史氏が解説する。<<…続きを読む>>
―――2022/04/11付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
今回の論考も7000文字近くに達する長文ですが、おそらく読み進めると、これだけの長文であるにも関わらず、そして綿密な取材に基づき文章がギッシリ詰まっているにも関わらず、多くの方が「記事が短すぎる」、「これでは足りない!」、「もっと読みたい!」という不満を抱くはずです。
読者をここまで引き込む力量は、なかなか真似できるものではありません。
日米韓共同軍事訓練のリーク記事
さて、詳細についてはリンク先を直接読んでいただきたいのですが、これを当ウェブサイトなりにやや乱暴に要約すれば、「保守政権になっても米中二股外交が続く」、「むしろ米国の姿勢は厳しくなる」、というものです。
そもそも論として、鈴置氏の優れた仕事のひとつは、「韓国観察」というジャンルを確立したことだけではありません。ともすれば日本に対する理不尽な謝罪要求や違法行為の数々で知られる韓国の行動を、「米国」「中国」という2つの視点から解説し始めた点にあるのです。
鈴置論考の話題は、当ウェブサイトでは『「日米が提案の3ヵ国軍事訓練を韓国が拒否」=韓国紙』などでも取り上げた、例の「日米韓共同軍事訓練」から始まります。
日米両国が韓国に、朝鮮半島付近での「日米韓3ヵ国軍事訓練」を提案し、韓国政府が拒否した、などとする報道が出て来ました。まさに、朴槿恵(ぼく・きんけい)政権末期の状況を見せられているような気がします。おそらくは政権交代まで1ヵ月少々というタイミングを踏まえ、日米韓3ヵ国連携への尹錫悦政権の「本気度」を巡って、この手の報道は今後もしばしば出てくるのかもしれません。日米韓3ヵ国軍事訓練を韓国が拒否韓国で文在寅(ぶん・ざいいん)政権が退陣し、尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権が発足するまであと1ヵ月少々... 「日米が提案の3ヵ国軍事訓練を韓国が拒否」=韓国紙 - 新宿会計士の政治経済評論 |
そもそも日米韓3ヵ国の訓練は文在寅(ぶん・ざいいん)政権時代に韓国側が取りやめてしまったため、今日まで行われていない、という特徴があるのですが、これに関し鈴置氏は例の「3NO(三不)」政策、つまり中国との関係を持ち出して来て、これが尹錫悦政権の行動を縛る可能性を指摘しているのです。
残念ながら、こうした視点を持っている論者は、日本の大手メディアにはあまり見当たりません。
「日韓協力、日米韓3ヵ国連携などは、北朝鮮核問題やウクライナ危機などへの対応において不可欠だ」、などと指摘する論者は掃いて捨てるほどいるのですが、日韓関係が日韓間の問題ではなく、じつは米中問題であるという指摘は、鈴置氏の視座の確かさを改めて痛感させられます。
なお、最近話題の「三不一限」についても鈴置論考で述べられていますので、このあたりについてもぜひ、鈴置論考でご確認ください。
記事リークの「真の狙い」
こうしたなか、今回の鈴置論考では、さらに気になる指摘がいくつか出て来ます。
ひとつは、「『日米韓3ヵ国共同軍事訓練』を日米が提案し、韓国が拒否した」とする話題が、なぜ唐突に出てきたのか、とする疑問点への回答です。
これについて、話題になったきっかけは左派メディア『ハンギョレ新聞』が「特ダネ」として単独報道したからですが、これについて鈴置氏は次のように指摘します。
「ハンギョレへのリークは文在寅政権の仕掛けた罠だと思われます。もし、尹錫悦氏側が『3カ国共同訓練を受け入れる』と答えれば、中国からバッシングされる。一方、『受け入れない』と答弁すれば米国は失望し、公約の『韓米同盟再建』は困難になります」。
言われてみれば、たしかにそのとおりでしょう。このリーク記事のせいで、尹錫悦氏としては、次期大統領に就任したあかつきには、米国に寄るにしても、中国に寄るにしても、非常に舵取りが困難な状況に陥った格好です。
ではなぜ、そんなリークを仕掛けたのでしょうか。
「米国と日本がこの時期に共同訓練を提案したのは、北朝鮮がミサイル実験を繰り返したのに対抗するためです。文在寅政権はそれを逆手にとって日米韓の分断を図ったわけです」。
つまり、次の政権に「時限爆弾」を仕掛けた格好です。
大統領退任後に刑事訴追されるという韓国社会の伝統から、おそらくは文在寅氏も無縁ではいられないと思いますが、こうした見通しからは「政界は左右に分かれ、相手を貶めることに全力を尽くす」という泥仕合に出るのも必然、というわけでしょう。
保守政権なら却ってハンドリング困難に?
さらに、今回の論考で目を引くのが、『「同盟」と「冊封」を勘違い』という節に出てくる、こんな記述です。
「――中途半端な『米国回帰』で関係改善できると韓国は考えているのでしょうか?
鈴置:考えています。ここが韓国人独特の発想なのです。『同盟の格上げ』などと包装を立派にすれば米国が喜ぶと考えるのです。米国に仕えるという形さえ整えれば、米国から何らかの下賜品――戦略資産配備や首脳会談――がもらえると思い込んでいる。現実主義的な『同盟』を、名分論が支配する『冊封』と勘違いしているのです」。
このあたり、指摘されればたしかに「なるほど!」と叫んでしまう部分のひとつでしょう。もちろん、米国にとって(というよりも米国を含めた自由・民主主義国家の多くにとって)「同盟」は対等なものであり、ギブ・アンド・テイクで成り立つものです。
そのうえで、鈴置氏の重要な指摘が、これです。
「――では、保守政権になっても米韓関係は改善しない?
鈴置:それどころか、構造的には悪化する可能性が高い。これまで米政府は韓国の数々の非礼にも『左翼政権だから』と耐えてきました。その非礼が保守政権に戻っても続けば、韓国をまともな同盟国と見なさなくなります。」
…。
これなどは、非常に逆説的ではありますが、それと同時に、非常に説得力がある指摘でもあります。
保守政権なら却ってハンドリング困難に?
この点、尹錫悦氏は保守政党「国民の力」の公認を得て、「保守政治家」との触れ込みで大統領に当選しましたし、実際、米国メディアなどは尹錫悦氏を “conservative” (保守)と表現していますので、米国側が尹錫悦氏を「保守」とみなしていることは、ほぼ間違いありません。
(※個人的に尹錫悦氏が「保守政治家」なのかどうかについてはよくわかりませんが…。)
そして、一般に事前の期待値が高ければ高いほど、それが達成できなかったときの失望感も大きくなります。米国側に「韓国で5年ぶりの保守政権が誕生した」、「米韓同盟が復活する」との期待感がないわけではありませんので、もし韓国が米中二股外交を継続すれば、米国の落胆もその分大きくなるというものです。
その意味では、左派政権ではなく「保守(?)」政権が発足する運びとなったことで、米韓同盟のハンドリングは却って難しくなるのかもしれない、と思う次第です。
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岸田首相が戦後最悪”の日韓関係改善に向けた「チーム」設立へ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2fa8e87961fbe6c561078bf7a9c9a1fce26a246
関係悪化の原因は日本から韓国に何かを仕掛けたわけではなく、韓国側の日本に対する行いが招いたことであり、韓国が悪化の原因を取り除くだけで解消(普通の付き合い)すると多くのまともな日本人は思っている。
したがって、改善チームとやらは日本が何か出来るのではなく相手に譲歩するだけの事しかできない。
ふと思った、嫌韓はこのように政府が韓国に甘い対応をすることで日本国民のフラストレーションが溜まり、韓国嫌いを助長しているのではないかと?
おっしゃる通り、韓国に対する怒りより、自国政府のふがいない対応への怒りが勝ること多々ありますね。
韓国内にも、「米中間の激しい対立で、これまで我々が伝家の宝刀として使ってきた”戦略的あいまい性”の寿命は終わろうとしている」(鄭在浩ソウル大政治外交学部教授)のように考えている方もいますが、少数派です。多数派は、相変わらず「安保は米国、経済は中国」という名のフリーライド論に魅力を感じています(それが出来れば望ましいのは、その通りですが)。0.7%差で勝利したものの、国会の6割を反対派に抑えられている尹錫悦としては、現段階で多数派に反する政策は取りにくい、と思われます。とはいえ、韓国の国内事情を、米国もそれほどは斟酌してはくれないでしょう。さて、棍棒で露骨に恫喝する中国と、じわじわと真綿で首を絞めるように牽制する米国と、韓国はどちらを採りますかね。「決断力のない君主は、多くの場合、当面の危険を回避しようとして中立を選ぶ。そしておおかたその君主は滅んでしまう」(マキャベリ)。尹錫悦のお手並み拝見といったところですが、当選後の取り巻き・ブレーンの言動を見ると、状況把握・現実直視能力が低く期待薄かな、と考えています。
マガリナリニモ民主制を採ると自認している国家(てか地域政体?)が自壊していく(やもしれぬ)さまをリアルタイムでユルく観察できる機会を提供してくれそう、という点においては"期待大"カモシレナイ…
韓国がやっている外交は
冷戦時代の日本外交(確か全方位外交と言ってたはず)の真似しているつもりかも
>期待値が高ければ、その後に訪れる失望もより深くなるからです。
期待:二股公約の実現へ求められるリーダーシップ。
末路:二股膏薬の実現で”求められるリーダー湿布"。(タコ殴り)
実現可能なことを約束して、誠実な履行に努めるのが日本。
できなくもないことを約束させて、ごり押しするのが米国。
できないことを約束させて、その咎を責め続けるのが中国。
できないことを約束して、その咎から”逃げ回る”のが韓国。
なのかと・・。
いつも気の利いたことを思いつかないので返信できないのですが、
いつも画面に向かいながら、フフッと笑わせていただいています。
ホント、うまいですね。
返信ありがとうございました。励みにさせていただきます。
m(_ _)m
新宿会計士殿、皆様、お早う御座います。毎日の更新有難う御座います。
早速、鈴置氏論稿拝読しました。新宿会計士殿が毎回仰る通り、鈴置氏の論考は長文なのに続きが読みたくなります。
ちなみに共同通信がこの様な記事を配信しました。新宿会計士殿の岸田首相の従中姿勢と韓国に容易に何度も何度も騙される無能さへの懸念と「岸田首相の力量だと、安倍、菅両総理が示した方針を覆せるものではない」、との推察にご参考になりそうな記事なのでご紹介します。
聞くだけ(更に「聴く」ではない)で、具体的な行動をしない岸田首相に対し、安部元総理が釘を刺したのだと私は考えたいです。
岸田首相、安倍氏と会食 対ロ、中韓外交で「助言」
記事から一部転載:
両氏の会食は1月11日以来で、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始した2月24日以降は初めて。首相から開催を呼びかけた。会食には松野博一官房長官、萩生田光一経済産業相も同席。両氏はいずれも自民党安倍派に所属している。
記事全文はこちらからご確認下さい。
https://nordot.app/885864824491311104
あー、約束を破るんじゃなくて、その都度考えなしに約束しちゃうから、実行段階でブッキングして、違約金払う破目になる、使えないマネージャーみたいなのね。最近日本だけでなく他の国からも攻められてて、日本への悪意だけで説明がつかなかったけど、鈴置論考で得心にいたった。
違約金払ってこなかったから詰みが見えてきたトコロかと
陰謀論者様
考えもなしの約束ではないのです。
その場では、十分に考えられたよい考えだと思っているのです。
ただ、それが実行できないだけの話です。
これは収入を考えずに使用してしまい、大金の借金を抱えている人が、
支払日前にアタフタしている状況と同じです。
FP・弁護士に相談し返済方法をどうすれば良いか検討できればよいのですが、
本人の頭の中は「借金」で一杯になっているので、そこまで頭が回らないのです。
又、他人から忠告されると、そんな小言や説教より、金クレという事態になり、
友人・知人が離れていき、ますます孤独になりがちになります。
周囲の人達は、そういう人には生暖かい目で見守る事しかできません。
みなさんに、お尋ねします。
日本の野党は、日本の国民に、「今の日韓関係をどうしようとする」と思われているのでしょうか。
蛇足ですが、野党は岸田総理を、「日韓関係改善のために、日本が譲歩すべきだ」、または「最悪、日韓断交になったとしても、韓国には筋を通すべきだ」と言って、批判してもよいかと思うのですが。
引きこもり中年様
夜盗は「日本が南国の言う通りにしろ!」と言うだけです。
又はそれの違った言い方です。
夜盗の上部団体は、中・露・何とか半島諸国です。
間違っても、「南国に筋を通すべきだ」とは言えません。
というか、「南国と筋…」と考えること自体間違えております。
南国とは、話し合う共通語が存在しません。
南国は英語大国とか英語大国とアサヒ・日経がよく記事にしますが
英国にまで南国語の表示をしろと強硬に主張し、南国語の表示が溢れつつ
ある状況と聞いております。(日本の状況は皆様ご存じの通り)
なので、英語もダメです。ましてや、他言語もどうだか?
ちょろんぼ様
>夜盗は「日本が南国の言う通りにしろ!」と言うだけです。
又はそれの違った言い方です。
いよいよ、やばくなったら、夜盗は、「そんなことは言っていない。そう言ったと思われていたら謝罪したい」と言い出すのではないでしょうか。(もっとも、自民党も例外ではないのですが)
蛇足ですが、自分の黒歴史を、自分の記憶から消して、自分の記憶を再編するのは、韓国に限った話ではないでしょう。
「要は韓国の国民一人ひとりに『中国に立ち向かう』覚悟が無いのです。」
⇒今回の鈴置論考の核心部分だと思います。
韓国の国民が、21世紀になっても未だに中国という「旧・宗主国のくびき」から逃れることが出来ないことを簡単に嘲笑することはできません。我々日本国民も、太平洋戦争敗戦以降「日本国憲法第9条のくびき」から未だに逃れることが出来ていないからです。(「日本国憲法第9条のくびき」は「太平洋戦争で侵略した国々に対する贖罪意識というくびき」と表裏一体になっていると思います。)
しかし、我々には「日本国憲法第9条のくびき」から、近い将来、脱することができるのではないかという希望が高まっていますが、韓国の国民が「旧・宗主国のくびき」から脱することは、中国が民主主義国家にでもならない限り、不可能なことのようです。
日本の外交政策は、頼りにならない国には近づかず、頼りになる国との関係を深め強化していくという方向で、今後とも推進していくことが必要だと思います。
韓国は社会のいたるところで左派が広く深く根を張っている。
・中国が3不の誓いの順守を求める
・北朝鮮が韓国への核攻撃に初めて言及
これでは米国と軍事的協力や同盟の深化などできるはずがない。
尹錫悦が強引に米韓関係を改善させたとする。
ならば朴槿恵のようにクーデターで大統領の座から引きずり降ろされるだろう。
よって米韓関係(日韓も)の改善はあり得ない。
日本はこの事実を前提にして対処していく必要がある。
河村元官房長官が訪韓 次期大統領側近と面会へ
https://www.sankei.com/article/20220408-2KEIPBQY6ZLBRNJ3MGUC23BASI/
なにしに行きはるの?
と思うのは、私だけやろか。
非韓三原則の提唱者として知られる筑波大学の古田博司教授と、日本を代表する優れた中国観察者である福島香織氏の対談本(下記)を読むと、韓国の「特殊性」と、ついでに中国の「特殊性」について、よくわかりますよ。
「日本人なら知っておきたい中国人の「嫌韓」 韓国人の「反中」」
http://www.business-sha.co.jp/2022/04/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%aa%e3%82%89%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%81%8d%e3%81%9f%e3%81%84%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%ab%8c%e9%9f%93%e3%80%8d%e3%80%80%e9%9f%93/
これを読むと、なぜ日本は「古代脳の呪い」に染まらずに済んだのか、ちょっと考えてみたくなります。
まだ電子書籍が出てないんですね。ってか、カオリンいつまでその写真使うんだ?w