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韓国が基本的価値共有するなら、まずは約束を守るべき

尹錫悦(いん・しゃくえつ)政権で日韓関係は改善される――。こんな論説が、それこそ山のように出て来ました。昨日の『「尹錫悦新大統領で日韓関係が改善へ」、本当ですか?』で取り上げた記事も典型例ですが、本稿ではもうひとつ、韓国メディアから出てきたのが、「韓日両首脳はまず『共同の価値』を確認すべき」とする論説についても取り上げておきたいと思い売ます。

当ウェブサイトの「架空インチキ論説」

韓国大統領選で、尹錫悦(いん・しゃくえつ)氏が次期大統領に選ばれてから、1週間が経過しました。

俗に尹錫悦氏は対立候補だった李在明(り・ざいめい)氏と比べ、「穏健な保守派」と思われているフシもあり、一部のメディアはさっそく、「日本も韓国との関係『改善』に乗り出すべきだ」、といった趣旨の主張を、社説などを通じてしきりに強調しているようです。

実際、当ウェブサイトでは3月11日、「日韓関係『改善』論」の詭弁をたっぷり織り込んだ架空のインチキ論説をパロディ的に掲載しました(『架空の「日韓諸懸案の一括妥結」論で振り返る日韓関係』参照)。

「尹錫悦政権の発足を契機に、双方が知恵を出し合い、少しずつ譲歩するなどして、日韓諸懸案に関する一括的妥結に対し期待したい。ロシアのウクライナ侵攻やそれにともなう世界経済の混乱が生じている局面で、日韓が争っている余裕はない。日韓指導者の英断を求めたい」。当ウェブサイトでは、こんな趣旨の「オリジナル架空論説」を考案してみました。オリジナル架空論説「尹錫悦政権の一括的妥結に期待する」9日に行われた韓国大統領選で、現在の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の後継者として、尹錫悦(ユン・ソギョル)氏が選ばれ...
架空の「日韓諸懸案の一括妥結」論で振り返る日韓関係 - 新宿会計士の政治経済評論

その後、いつつかのメディアの社説を眺めると、まるで当ウェブサイトの「インチキ論説」をコピペしたかのような社説が続々と出てきて、我ながら苦笑いしてしまった、というわけです。

とても当たり前の話ですが、日韓間には現在、さまざまな懸案が横たわっており、とりわけ歴史問題の「双璧」といえば、自称元徴用工・慰安婦問題です。

自称元徴用工問題
  • ①韓国大法院による2018年10月と11月の日本企業敗訴判決
  • ②日本政府が日韓請求権協定に従い求めた解決手続を韓国政府が無視(2019年7月)
  • ③自称元徴用工らの側による日本企業の資産差押と売却手続(売却スルスル詐欺)
  • ④長崎県端島(いわゆる「軍艦島」)などでの「朝鮮人強制連行・強制労働」という歴史捏造
自称元慰安婦問題
  • ⑤日韓両国が2015年12月に取り交わした「日韓慰安婦合意」を韓国政府が反故にしたこと
  • ⑥自称元慰安婦が日本政府を訴え、主権免除原則に反する判決が下されたこと
  • ⑦韓国政府が実質的に支援する慰安婦関連団体が世界中で慰安婦像を建てまくっていること
  • ⑧日本大使館・領事館前の公道上に設置された慰安婦像を韓国政府が撤去しないこと

(【出所】著者作成)

…。

とくに、①の問題に関しては、韓国の裁判所自身が日韓請求権協定という「日韓間の最も基本的な法的基盤」を一方的に破壊しようとしているものであり、日本としてはとうてい容認することはできません。

また、自称元慰安婦問題を巡っても、すでに日韓両国政府間では2015年12月の慰安婦合意をもって、「最終的かつ不可逆的に解決」しているにも関わらず、それを韓国側が一方的に反故にしたという意味においては、日本としては容認できない問題です。

未解決のまま放置されるさまざまな懸案

ただ、日韓間の諸懸案は、これだけではありません。

たとえば、文在寅(ぶん・ざいいん)政権下で発生したものに限定しても、ほかにも外交儀礼違反、安全保障・通商問題など、論点は多岐にわたりますし、さらにいえば文在寅政権以前から引き継いだ諸懸案についても、そのまま未解決で放置されています。

外交儀礼違反
  • ⑨「慰安婦合意」に関する外交機密文書一方的に公表(2017年12月)
  • ⑩いわゆる旭日旗騒動(2018年9~10月)
  • ⑪当時の韓国国会議長が天皇陛下を侮辱(2019年2月)
  • ⑫日本政府のアグレマンなしに次期駐日大使人事を一方的に発表(2020年11月)
安全保障・通商問題
  • ⑬火器管制レーダー照射事件(2018年12月)と「日本が低空威嚇飛行」などのウソを全世界に喧伝
  • ⑭日本が要求した輸出管理に関する政策対話に2016年6月以来3年間応じなかったこと
  • ⑮日本政府の輸出管理適正化措置に対するWTO提訴(2020年6月)
  • ⑯日韓GSOMIA破棄通告(2020年8月)とその撤回(2020年11月)
文在寅政権以前からの諸懸案(のごく一部)
  • ⑰対馬仏像窃盗問題(2012年10月~)
  • ⑱李明博大統領(当時)による竹島不法上陸・天皇陛下侮辱(2012年8月)
  • ⑲朴槿恵大統領(当時)への名誉棄損容疑での産経記者起訴(2014年8月~)

(【出所】著者作成)

…。

すべては韓国の問題:日本に譲歩できる余地はない

これら以外にも、たとえば韓国のイチゴ農家が日本の知的財産権を侵害している問題や、福島第一原発のALPS処理水をわざと「汚染水」と呼び、その海洋放出に反対しているなどの問題も含め、本当に挙げていけばキリがありません。

いずれにせよ、これらの問題については、基本的にはすべて韓国が作り出したものばかりである、という共通点があります。

もちろん、日本側に原因が皆無だと申し上げるつもりはありません。これまでの「韓国が創り出した問題を、日本がかわりに解決してあげる」という悪しき前例を積み重ねてきたという意味において、日本政府の対応が大変にまずかったという側面もあるからです。

ただ、こうした本質ではない部分を脇に置くならば、基本的に日韓間の諸問題を解決する責任は韓国の側にあるのであり、また、これらの多くの問題において、日本が韓国に対し譲歩できる余地はほとんどないと考えて良いでしょう。

したがって、「尹錫悦氏が韓国大統領に就任すれば、日韓関係がすべてうまくいく」というものではありません。

なにより、尹錫悦氏も国会で「少数与党」という問題に直面しなければなりませんし、「国際的に見て妥当な解決策」を出すためには、韓国国会や国民を説得しなければなりません。

それが、尹錫悦氏にできるものでしょうか。

いや、むしろ、尹錫悦政権は歴代保守政権の「常套手段」――、つまり、米国に告げ口をして、米国の圧力を使って日本に対し譲歩をさせる、という形での解決を図ろうとする可能性すらあるのではないでしょうか?

とくに、「現在の日本の首相が岸田文雄氏である間に、可能な限り、日本に対して譲歩を迫る」、というのが、現時点で考えられる「最悪のシナリオ」のひとつでしょう。

韓国紙の驚くべき記事

ところで、日韓関係「改善」に前のめりなのは、なにも日本の一部大手メディアだけではありません。

韓国メディア『中央日報』(日本語版)には本日、こんな記事が出ていました。

【時視各角】ガラパゴス外交から抜け出す=韓国

―――2022.03.17 11:05付 中央日報日本語版より

記事を執筆した人物は、先日、BSフジ『プライムニュース』に出演された方でもありますが、記事の冒頭からして大変な違和感を抱きます。

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領に対する日本の期待感はかなり大きい。最悪に崩れた韓日関係に対する反作用だ」。

はて?

尹錫悦氏に対して「期待」しているのは、いったいだれのことでしょうか?

昨日の『「尹錫悦新大統領で日韓関係が改善へ」、本当ですか?』では、たしかに「尹錫悦政権で日韓関係が改善する」とする日本側の論者の論説を取り上げましたが、残念ながら、この手の論説が日本社会の多数を占めているとも思えません。

現在の関係は、むしろ日本人の韓国への理解が進んだ結果でもある「尹錫悦新大統領で日韓関係は改善する」、「日韓関係改善のために、共通の労働市場を創設し、首脳・閣僚会合を定例化すべきだ」――。なんだか、ずいぶんと現実離れした主張が出て来ました。正直、竹島不法占拠、自称元徴用工・慰安婦問題など、韓国が日本に対して行っているさまざまな不法行為を根本から解決することなしに、関係「改善」を議論したところで、空虚に響くのですが…。「尹錫悦政権で関係改善」?先日の韓国大統領選を制した尹錫悦(いん・しゃくえつ)氏は...
「尹錫悦新大統領で日韓関係が改善へ」、本当ですか? - 新宿会計士の政治経済評論

それはともかくとして、驚く点はほかにもいくつかあります。たとえば、5月10日の尹錫悦氏の大統領就任式で、安倍晋三総理を特使として送ることを提案しているというくだりなど、その典型例でしょう。

安倍氏は右翼政治家というイメージが強い。しかし、これほど洗練された表現、状況判断をできる人物も日本の政界では多くない。差別主義者の麻生副総理とは違う。そして何よりも影響力が大きい安倍氏が韓国を訪問すれば、今後、岸田首相が韓国との外交に日本国内の保守勢力を引き込める空間が広がる。戦略的選択になる可能性がある」。

…。

安倍総理を「右翼」、麻生太郎総理を「差別主義者」とは、じつに酷い言い様ですし、それに安倍総理を韓国に「特使」として派遣することで、日本の側にいかなるメリットがあるのか、さっぱり理解できません。

日韓諸懸案は「交渉」すべきものではない

しかし、もっと驚くのは、こんな記述です。

首脳会談の時期と方法もポイントだ。現在、韓日間には強制徴用・輸出規制・佐渡金山ユネスコ登録など敏感な懸案が少なくない。いきなり交渉を始めれば深刻な摩擦が生じる構造だ」。

そもそも「強制徴用」は「自称元徴用工問題」の、「輸出規制」は「対韓輸出管理適正化措置」の間違いですし、どちらの問題も「日韓問題」ではなく「韓国の問題」です。佐渡金山のユネスコ登録に至っては、韓国が文句を言う筋合いのものですらありません。

そして、これらは「日韓交渉」を通じて解決を図るべきものではありません。

自称元徴用工問題を巡る日韓交渉は韓国側の非協力的態度により2019年に終わってしまいましたし、輸出管理を巡る政策対話に応じていないのは韓国の側であって、日本にできることは何もないからです。

そのうえで、リンク先記事にはこんな記述もあります。

したがってまずは地域覇権を狙う中国に対する考え、戦争を起こしたロシアに対する認識、人権や民主主義など、両首脳が『共同の価値』を確認するのが先だ」。

韓国が「共通の価値を確認する」より先にやらなければならないことは、「約束を守ること」ではないでしょうか。

このあたり、日韓関係「改善」が必要だ、などとする意見が日本でも見られることは事実ですが、こうした日本側の関係「改善」機運にかこつけて、韓国が約束を破ったという状態を起点として交渉をすること自体、適切な考え方とはいえません。

近隣国外交から価値外交へ:日本は準備を進めよ

もっとも、日本の側でも「朝鮮半島生命線説」とでもいえば良いのでしょうか、「日韓関係は絶対に必要だ」、「どんなコストを払ってでも良いから韓国を日本の味方につけておかねばならない」、といった考え方に固執する人もいます。

当たり前の話ですが、どんな二国間関係であっても、良好であるに越したことはありません。しかし、それと同時に、「その国との関係を維持するために、あらゆるコストを負担しなければならない」、というのは、決して健全な考え方とは言えません。

いずれにせよ、韓国が日本に対する不法行為の数々を「なかったこと」にして関係「改善」を働きかけようとしてくるであろうという点には、我々日本国民としても、最大限の注意を払わねばならない論点といえるかもしれません。

というよりも、せっかく菅義偉総理の時代に日本外交が「近隣国重視型」から「価値観外交」に舵を切ったこと(『近隣国重視から価値重視へ:菅総理が日本外交を変えた』等参照)を活かし、日本は「日米豪印」、「FOIP」などの考えを重視すべきでしょう。

日本時間の土曜日早朝、菅義偉総理は訪問先の米国で史上初の対面での日米豪印首脳会談に臨みました(厳密には、今年3月のテレビ会議を含めれば、首脳会談としては2回目ですが…)。少しインドのトーンが弱いというのは気になるところではありますが、ただ、今後は「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)が日本外交における基軸となることは間違いありません。まさに菅政権の最後の仕上げ、というわけです。クアッドではなくFOIPが重要先日の『日本外交は「クアッド+台湾」>「中露朝韓」の時代へ』では、「最後の最後まで仕...
近隣国重視から価値重視へ:菅総理が日本外交を変えた - 新宿会計士の政治経済評論

ウクライナ情勢の問題なども踏まえるならば、わが国は今後、「韓国がなくても大丈夫な国づくり」を急がねばならないのではないかと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (32)

    • (※←日→*)

      米国:(※)←必要なコメ印(コメジルシ)
      K国:(*)←不要な芥リスク(アクタリスク)
      ***** ←マブシイクライヒカッテルあるねん。
      ・・。
       

  • 国家間・国際社会の唯一の共通価値観が国際法の遵守であり国家同士で締結した条約・合意の遵守です。

    どれひとつ韓国は守ってませんね。

    歴史認識とか戦前がーとか加害者被害者とか賠償と謝罪とかは、国家間の基本的価値観ではありません。
    永久に平行線です。
    感情の問題ですから。

    基本的価値観の概念が異なる国と基本的価値観を共有することは不可能です。

    自由に露中ベラルーシ北ベネズエラ陣営で御活躍下さい。

  • 中央日報から 
    韓国など世界の慰安婦被害者、「慰安婦」問題の国連拷問等禁止条約付託を要求
    https://news.yahoo.co.jp/articles/33e32978319d331f375b1946a5ca2858db8269e5
    >李容洙(イ・ヨンス)さんと世界の慰安婦被害者が、国連に単独で「拷問等禁止条約」手続きの付託を求めた。
    「政府は知らないニダ」は、通用しない話です。
    韓国には「構造的反日」が存在し、それが大統領や政府を拘束するから、悪化する事は有っても、関係改善する事は、無いでしょう。

  • >「したがってまずは地域覇権を狙う中国に対する考え、戦争を起こしたロシアに対する認識、人権や民主主義など、両首脳が『共同の価値』を確認するのが先だ」

    首脳会談なんかしなくても、『共同の価値』を確認するよりも、
    ・中国に対して三不の誓いを破棄すると通告して、
    ・THAARDの工事妨害してる人たちを排除して、
    ・ロシアへの制裁とウクライナへの支援を実施して、
    ってやることやれば、『共同の価値』を確認できると思うのです♪

    ・・・THAARDはもう配備完了してるんだっけ?
    まっいいか♪
    要は言葉じゃなくて行動で示せばいいだけだと思うのです♪

    • サードと昔言われていたINFはどう違うの?

  • 日本が期待する基本的価値観とはまさに「約束を守ること」です。

    これを明言すべきでしょう。ここが相違するから「基本的価値観を共有する」と言えなくなってしまった。

    言わないと韓国はわからないと思いますよ。それこそ基本的価値観を共有してないのですから、我々の常識は通用しないと見るべきです。

    • 韓国人にとって、約束とは「守るもの」ではなく、「守らされるもの」です。言い換えれば、状況が変わったり、隙があれば、どんどん破ってよいものということになります。だから、約束を守らないことで責められる理由が理解できないのです。
      それこそ霊的に生まれ変わらない限り、韓国人が約束の重要性や拘束性を理解することはないでしょう。

    • Gさん

      基本的価値観を共有してないし、我々の常識が通用しないから、言っても分からないと思うよ?

      逆の立場で考えてみましょう?
      韓国人から「約束とは立場の弱い相手に守らせるもの」「強くなったら破っていいし、有利にやり直せるもの」「そういう(韓国的)常識をはっきり言わないと、日本は分からないんだ」とか言われたとしたら?
      SAN値がゴソッと減って、絶望的に理解出来ないことを理解したみたいな感覚を覚えません?

      恐らく、韓国人が日本人から「約束を守れ」と言われたときに覚える感覚って、こういう理解不能な感覚です。
      常識や価値観が違って、それを主軸に物事を考え、相手に押し付けるってこういう事だと思う。

      韓国人が韓国という韓国人的常識の社会で生きる限り、絶対に何をどうはっきり言おうが、彼らは理解出来ないし、我々と価値観を共有することは不可能だと思いますよ?

  • 日韓関係は、韓国民が「国家間の条約・合意は、主観的な正義より優先する」という国際常識に目覚めない限り、誰が大統領になろうと、本質的には改善しません。そのためには、まず韓国マスコミが、「反日的な性向の団体に不利な記事を書いてはいけない」「日本のことを客観的に書けば親日派の烙印を押されていた」という因習から脱しなければなりません。ただそれにはまだまだ時間がかかります(変わらなければ日本としては現状のまま段階的縮小でも構わない)。従って、現状では、日米韓(安保、対中国)と日韓(それ以外)に問題を分け、前者に集中すべきと考えます。韓国は腹の立つ相手ですが、日本にとって本質的な脅威とはなりえません。これに対し、中国は、その可能性はそれほど高いわけではありませんが、米国に代わり覇権国となるリスクがあります。それは、薛剣という中国の駐大阪総領事がウクライナ紛争につき「弱い人は絶対に強い人に喧嘩を売る様な愚かをしては行けない」と日本語でツイートしたことが示すように、とんでもない悪夢となります。まずは韓国保守派政権とも意見がすり合うであろうことに当面は専念しましょう。韓国をクアッドの正式メンバーに入れてはいけませんが、その下位(韓国の地位・位相に見合った)の中国を排除するサプライチェーン(供給網)および先端技術の連携に、組み入れましょう。

    • まず韓国マスコミが、「反日的な性向の団体に不利な記事を書いてはいけない」・・・オリジナルは日本の新聞社や河野談話などという場合もあるので 効果はどうでしょう。


  • 韓国が日本に対する不法行為の数々を「なかったこと」にして関係「改善」を働きかけようとしてくる

    信用判断は「対峙者の持つ権限」だということを知らないのでしょうか?
    看板を架け替えただけじゃ、ブラックリストの名前は消えないのです。

  • 長谷川幸洋氏は、その著書の中で、「日本のマスコミは、根拠のない思い込みや自分の願望に基づいた解説や予想が氾濫している。・・・・『自分がどう願っているか』 を優先しているのだ」 と書かれています。

    しかし、このことは、日本だけでなく、他の国にも言えることで、特に韓国の新聞にも顕著な特徴だと思います。
    この中央日報の中の 「安倍特使も悪くないようだ。・・・・影響力が大きい安倍氏が韓国を訪問すれば、今後、岸田首相が韓国との外交に日本国内の保守勢力を引き込める空間が広がる。」 ・・などは、韓国側の願望が見え見えで、韓国には「恥」と言う言葉がなくなってしまったのか!と言いたくなります。 最近の韓国の新聞はほとんどこの調子です。『自分たちがどう願っているか』 つまり、日本に韓国の方を振り向いてほしい、という願望を飽くことなく、記事にしているのです。こちらからは見え見えですが。

  • 最近、韓国でコロナが爆発しているらしいw

    ・1日当たりの感染者が60万人を突破
    ・重症者数も過去最大
    ・火葬場の稼働が満杯でさらに拡大する

    日本は2月上旬にピークをつけ「へ」の字で推移。
    韓国も感染者数は多かったがここにきて更なる爆発w

    「K防疫」を自画自賛していた文大統領への最高の餞といえようw

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