衆議院解散で問われる有権者の見識は「最大野党選び」
劣化版選挙互助会に有権者がどう審判を下すか
さきほど、本日午後1時からの衆議院本会議で、大島理森衆院議長が天皇陛下の衆院解散詔書を読み上げ、これによって衆議院が開催されました。今上陛下がご即位されて以来、初の衆院解散です。こうしたなか、甘利明・自民党幹事長は本日、国会内で記者団に対し、今回の選挙を「自由主義か、共産主義か」と発言したそうですが、なかなかに言い得て妙です。当ウェブサイトでは公選法を意識し、本稿以降、とくに個別選挙区などに関する話題を控えるつもりですが、どうか有権者の皆さまにはくれぐれも投票をお願いしたいと思う次第です。
衆議院解散
本日、午後1時からの衆議院本会議で、大島理森議長は衆議院解散詔書を読み上げ、これによって衆議院が解散されました。衆議院解散は日本国憲法第7条第3号に基づく「天皇の国事行為」のひとつであり、衆議院解散は、今上陛下がご即位されて以来、初めてのことです。
「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」。
この解散詔書が読み上げられると、その瞬間、衆議院議員らは任期が終了し(日本国憲法第45条但書)、そのステータスは「前議員」に変わります(※といっても、慣行上、報道される際には、衆議院選挙が終わるまでは「現職」扱いされますが…)。
また、「議場で前議員らが万歳三唱をする」、「衛視が前議員に対してもはや敬礼をしなくなる」というのも、個人的には面白い慣行だとは思います(※衛視らが敬礼をしない理由は、すでに彼らが議員ではなくなったから、なのだそうです)。
いずれにせよ、これから選挙戦に突入、というわけです。
甘利幹事長「自由主義か、共産主義か」
さて、菅義偉総理が自民党総裁選に出馬せず、したがって内閣総辞職に踏み切ったことにともない、自民党の幹部も大きく刷新されました。二階俊博氏に代わって幹事長に就任したのは甘利明氏ですが、その甘利幹事長はさっそく、こんなことを発言したようです。
甘利幹事長、衆院選争点 「自由民主主義か、共産主義が入ってくる政権か」
―――2021/10/14 11:02付 産経ニュースより
産経によると、甘利幹事長は14日、国会内で記者団の質問に対し、衆院選の争点を巡って次のように答えたのだとか。
「われわれの自由民主主義の思想で運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権選択だ」。
なかなか、重要な指摘です。
まさに、今回の選挙は、単なる選挙互助会から、日本共産党という「蟻地獄」に呑みこまれていく「劣化版選挙互助会」と化した感もある立憲民主党に対し、我々有権者がどのような審判を下すかという選択でもあります。
最大野党を決めるための選挙
この点、よく勘違いされるのですが、衆議院議員総選挙は単に「政権与党」を決めるための選挙というものではありません。
衆議院議員総選挙では「最大野党」も同時に決定されます、その最大野党には憲政の慣行上、非常に大きな権限が与えられます。
わかりやすいところでいえば、衆参両院の質問時間は、与党に薄く、野党に手厚く配分されています(質問時間の割合は衆院で4対6、参院で2対8だそうです)。野党議員が与党議員より少ないことを考慮すれば、1人あたり質問時間数では野党が与党の数倍、というケースもあるでしょう。
しかも、国会運営の慣行上、野党に配分された質問時間を、各政党の所属議員にどう配分するかについては、最大野党にその権限が委ねられているのだとか。
立憲民主党が日本維新の会に対する嫌がらせとして、同会に対する質問時間をほとんど配分しないという話もときどき耳にしますが、維新が立憲民主党を舌鋒鋭く批判する(『維新の馬場伸幸幹事長「立憲民主党は日本に要らない」』等参照)のも、もしかしたらこのような背景もあるのかもしれません。
この点、現時点における個人的な主観で恐縮ですが、各メディアの世論調査などから判断する限り、国民側としては、立憲民主党を「大敗」させる必要性を、それほど感じていないように見受けられるのは、やはりもどかしいところです。
自民党は「高くてマズいレストラン」
もちろん、当ウェブサイトとしては、自民党が理想的な選択肢ではないことくらい、承知しているつもりです。
自民党政権は、財務省が唱える「国の借金論」のウソに気付いていないのか、気付いていながらわざと気付かないフリをしていたのかは知りませんが、結果的に2014年4月と19年10月、2度に及ぶ消費税の増税に踏み切るなどし、国民生活と日本経済を破壊する行動に加担しました。
もちろん、この2度に及ぶ消費増税は、野田佳彦元首相を首班とする当時の民主党政権が主導したものではありますが、それを止められなかったという時点で、安倍晋三総理、あるいは安倍政権下で副総理兼財相を務めていた麻生太郎総理の不作為は批判されるべきでしょう。
これについて、普段から当ウェブサイトでは、現在の国政政党を「寂れた食堂街」にたとえてきたつもりです。いわば、「まともに食べられる料理を出してくれるのが、高くてマズい『自民党食堂』しかない」、という状況を考えて頂ければよくわかるでしょう。
消費税等の増税、レジ袋有料化などは、まさに不要な政策を官庁側がゴリ押しし、それを政治側が止められなかったという意味では、指導力の不足であり、結果として日本経済に高いツケを払わせた格好となっているからです。
立憲民主党はレストランですらない
ただ、それに不満があるという方のなかには、「立憲民主党にもう1度政権を任せてみても良いのではないか」、「彼らは消費税を減税すると言っているぞ」、と述べるケースもあるでしょう。
しかし、大変申し訳ないのですが、著者自身は、立憲民主党に消費税等の減税ができるとは思いません。
あるいは、それができたとしても、本当に彼らの公約どおり、減税期間は最初の1年に留まり、その反動として、財務省の政治力に押し切られる形で、消費税の税率を12%、15%、などと、ズルズル引き上げざるを得なくなるのが関の山でしょう。
つまり、現在の国政政党を食堂街にたとえるならば、「自民党食堂のライバルと名乗る『立憲民主党食堂』に入ると、メニューには『自民党食堂』の悪口しか書かれておらず、肝心の料理のメニューがいっさい掲載されていない」ようなものだと考えていただければよいでしょう。
それでも無理やり、食事を注文したとしても、立憲民主党食堂では料理人がひたすら「自民党食堂」の悪口を言うばかりで、料理を作ろうともしないし、店員さんはお茶や水すら持ってこない状態で、店を出ようとしたら(食べてもいないのに)食事代金を請求される、という状況です。
あるいは、現在の立憲民主党は、日本共産党との閣外協力を謳っているようなので、「立憲民主党食堂」では「日本共産党食堂」製の、食べ物に似た毒物が提供されるかもしれません。
「日本維新の会食堂」、「国民民主党食堂」の場合も、「立憲民主党食堂」よりはいくぶんマシかもしれませんが、はたして私たちの口にあう食事を提供してくれる(=現在の内外の諸課題に対処した適切な政策を講じてくれる)のでしょうか。
いずれにせよ、もしも今回の選挙であなたが「投票したい政党がない」「投票したい候補者がいない」という理由で棄権したり、白票を投じたりしたら、組織票に強い政党(たとえば日本共産党や公明党)が躍進するでしょう。その意味で、棄権や白票は、有権者として最も無責任で、最も卑劣な行動です。
このあたり、すでに衆議院が解散されてしまったという事情もあるため、公選法などとの関係もあるため、当ウェブサイトとしては本稿を最後に、今後、投開票が見込まれる10月31日までの期間、個別の選挙区の事情などについては極力触れないようにしたいとは思います。
ただ、『立憲民主党・小沢一郎議員「厳しい戦いに」=愛媛新聞』などを含め、いつも当ウェブサイトで主張しているとおり、「自由・民主主義社会」を維持・発展させるためには、基本的に私たち日本国民が、有権者として、消費者として、次のような行動をとり続けるしかないのです。
- ①内容に同意できない新聞を購読しない。
- ②内容に同意できないテレビを視聴しない。
- ③選挙では必ず投票する。
このような行動を人々が続けていれば、必ず社会は良い方向に変わっていきます。
今回の選挙を通じ、国民の良識的な審判が下ることを期待したいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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今年から完全に仕事を辞めたので、今回初めて衆議院の解散を観ていました。。。テレビでですが。
岸田総理の隣に野田聖子さん、その隣に岸信夫さんが座っていました。当選回数が少ない議員から前に座ると聞いていましたが、座席の並びはどのように決めるのかななどとくだらないことを思いながら観ていました。立憲の枝野さんの隣は小沢一郎さんがいました。
自民党で国家公安委員長や幹事長などを歴任されていた方なのに今は共産党とグルになって国政に臨むなんて、とことん落ちたものだと思いました。
来年80歳になるのだからこれ以上生き恥さらすようなことをせず、山口の方のように引退されたらいいのに。
なんと、河村建夫氏、引退宣言ですか。
よく決断しましたね。引き際はご立派です。
元ジェネラリストさま
息子が比例で出馬する話とバーターらしいので、潔いかどうかは?
最大野党…公明党だな…
経済的に効果が無く国庫からの支出だけはとんでもない額になるばらまきを与野党競って始めようとしてい。
キャッチフレーズだけ見てのっかるれいわの山本は20万円のばらまきだとか…
まかないで2年位固定資産税・消費税とかストップして、その分を価格に上載せ禁止にしてくれた方が結局得られる利益はでかかったりするをじゃないかな!
ばらまきの為の増税するなら本末転倒です。
「自由主義」か「共産主義」か、の建付けを最初に見たときに思ったのは、日本の政党である自由主義の自民党か、中共の息のかかった野党の共産主義か、かと思ってしまいました。
「日本に超限戦で侵略してくる外国勢力との戦いだ!」のような。
でも、甘利氏の発言からすると、立憲共産の共闘を共産主義化としているわけですね。
まあ、言外には中共の共産主義の含意もなくはないのかな。
>最大野党を決めるための選挙
言わんとする趣旨はわからなくもないのですが、1票しか投票できないので、あたし個人にとっては、やっぱり与党を決める選挙なんだと思うのです♪
自分が一番入れたい候補は「大丈夫」なんてことを考えて、二番目に入れるってのもあるのかもだけど、それで一番の人が落選しちゃうと悲しいのです♪
ほんとできることなら「マイナス一票」みたいなのをもらって、積極的に選びたい候補がないときには、せめて不適格と思える候補が選ばれるのを防ぐなんてことができたらいいなって思うのです♪
私もマイナス1票案は賛成です。
信任したい人に1票、不信任の人に1票として、
票の差し引きで当落が決定する。
七味様
不適格な候補にマイナス票を、と言いますが、その不適格候補が一人だけとは限りません。(というより、厳密に言えば、すべての候補が不適格です)
また、マイナス票だと、マイナス票も集められないほどの、全く知られていない候補が、当選することになります。
蛇足ですが、当選させたくない候補を消していって、最後に残った一人に投票するというのは、どうでしょうか。
とむ様、きこもり中年様
あたしの返信ありがとなのです♪
マイナス票のとこは、なんとなく良い人がいないな〜って思ったのを思い出しての戯言なのです♪
あたしがイヤだなって思っても、他のたくさんの人にとっては選択肢になったから、その候補は当選した訳だから、そこんとこに文句を言ってもはじまらないのはわかった上での戯れ言と聞き流して欲しいのです♪
理想の選挙制度ってあるかわかんないし、もしあってもその結果があたしの望みどおりになるとは限らないし、選挙で代表決めるのって、ほんとにままならないのです♪
それでも自分の一票は精一杯考えて投じようと思うのです♪
名前を入れ間違えましたm(_ _)m
引きこもり中年 様、ごめんなさいなのです♪
低投票率によって勝ち続けてきた自民、という事実も無視できない…。
犬HK様
>低投票率によって勝ち続けてきた自民
多様性の現代で、投票率を上げるには、立候補者1万(?)人に、するしかないのではないでしょうか。そうすれば、1人くらい、自分と意見があう候補が、見つけられるでしょう。
私も消費増税や緩みによる疑惑の数々など自民党政権への不満がなくはないのですが、他のメニューを見ると1択かなと現状では思います。今の世界情勢で野合する立憲民主党、共産党に預けるのは想像したくありませんし、公明党、国民民主党、日本維新の会も受け皿としては不足かと思います。
よく変えるためには選挙に行こう、自民党を懲らしめるために野党に入れることを促す意見も見るのですが、「ちょっと待て、変えてよくなるとは限らないぞ」と言いたくなるのです。
今までの野党のスタンスで考えると建設的な議論は難しいでしょうし、万が一自民党が負けると政治の停滞は必至でしょう。今の国際情勢よりそれは致命的です。
少なくとも今の野党は支持を受けるようなことを行っていないと思うので、選択肢としてありえないと思います。特にコロナ禍では批判の矛を一旦収めノーサイドで政府に協力すべきでした。政争の具に使い逆のことをしていましたよ、彼らは。
毎度、バカバカしいお話を。
今回の衆議院選挙で、「自民党には不満があるが、野党には任せられない」という票が、トップになったんだって。(というか、他人と100%意見が一致することはありません。しかし、人は自分の意見と少しでも相違点があれば、その相違点だけが目につき、(一瞬かもしれませんが)不満に思うものです)
おあとが、よろしくないようで。
蛇足ですが、朝日新聞の(岸田総理最初の)世論調査の記事で、「岸田総理への支持が低いが、野党への支持も(自民党に比べれば)低い」とありました。朝日新聞は、有権者はどの党に投票すると思っているのでしょうか。
すみません。追加です。
朝日新聞が、社内で「朝日新聞の記事どおりに政治をしないから、日本の政治がオカシイんだ」と言って盛り上がっているんだって。
これまた、おあとが、よろしくないようで。
岸田首相の記者会見を見てました。
中々弁が立ち、私的には合格。
文大統領とな電話会談の最初の予定が20時とすると、この記者会見の後。
ちょっと飛ばしっぽい気がして来ました。
選挙前にキングボンビーなお国と電話なんかしたら縁起悪そうですがね。
今まで、殆どの選挙には参加してきましたが、最近の衆議院選挙(小選挙区制に変わってから)には困っています。支持する政党はあっても、自分の属する選挙区の候補者は支持出来ないのです。定期的に候補者が選挙区を入れ替わってくれれば良いのですが、無理ですね。
会計士様は棄権や白票は良くないと仰いますが、こういう場合はどうすれば良いでしょうね?
今回の選挙は野党4党が選挙互助会を組んでいます。私は過去に例を知りません。
今まで割れていた左派票が1つになると考えると、ちょっと侮れないと思います。
「勝てば官軍」じゃないですが、どんな手を使っても、当選すれば勝ちです。野党第一党になれば、ほぼ目的は達成されたも同じだと考えれば、『主義主張が違うのに、互助会とか何やってんの』って笑ってばかりもいられないと思うのです。
先の広島の選挙も、北海道の選挙もこの、統一候補にやられました。侮れません。
自民党は、今回は甘利さんが幹事長なので、大丈夫だとは思いますが、油断せずに選挙に臨んでいただきたいと思います。
※念のため
私は自民党がいいというよりも、野党4党に滅んで欲しいと願ってます。
マスオさま
妄想です。
過去野党に投票していたのは、固定層と自民党以外の党にという層だと思います。
この層は、投票した人が、当選すると思わずに投票したと思います。
自民党以外に投票する人と、共産党以外に投票する人の受け皿が、立憲なのでは無かったとのでしようか。
自民党と野党候補が一人ずつしかいなかった場合、投票行動心理がどうなるかは、結果が出ないと分かりませんので、興味が有ります。
だんなさま、レスどうもです。
妄想に同意しますw
> 自民党と野党候補が一人ずつしかいなかった場合、投票行動心理がどうなるか
私も、ここが一番気になるところです。
どうしても自民党が嫌いな人と、どうしても共産党が受け入れられない人と、2者択一になった時どうするんだろう、と。
国政選挙なので、突飛な事をしないと信じたいところですが。。。
ここ次第ですね。
先の補選の例もありますし、私も注視したいと思います。
岸田総理会見を見ていました。いつになく下を向かず,つまりメモを読まずにトウトウと話す姿勢に「おっ!」と思ったのですが,つかの間,カメラが全然引かなかったので,記者質問になって気づいた。なんと,左右にプロンプターを配していた。だから,真正面がほんのちょっとで左右への首振り人形化していたわけか。納得…。しかしまぁ,誰かが言っていた,「すさまじくつまらない演説…」は文字通りであった…。
財政政策については、れいわ新選組が中々良いことを…。
いや、しかし…。山本……。ムムム……。
興味深い問題提起を有難うございます.
以前から疑問に思ってたのですが,
>わかりやすいところでいえば、衆参両院の質問時間は、与党に薄く、野党に手厚く配分されています(質問時間の割合は衆院で4対6、参院で2対8だそうです)。野党議員が与党議員より少ないことを考慮すれば、1人あたり質問時間数では野党が与党の数倍、というケースもあるでしょう。
この与党と野党との質問時間の逆転も大問題だと思うのですが,それでも野党が与党よりも優遇されるべきというのは,まだ「政権を担う内閣は与党議員から選ばれ構成されるのだから,与党の意向の多くは内閣の政策に反映されているであろうから質問したいことも少ない筈だ.従って,国会での質問時間に関しては政権から排除されている野党を優先すべきだ」という理屈による正当化を理解できないでもありません.(それでも,衆院の4:6はまだしも,参院の2:8は余りにも一方的で全く納得できません)
しかしながら,絶対に納得し難いのは,
>しかも、国会運営の慣行上、野党に配分された質問時間を、各政党の所属議員にどう配分するかについては、最大野党にその権限が委ねられているのだとか。
と最大野党が質問時間の配分に関する特権を握り,その結果として,同じ野党の立場でありながら,議席数に比例しない配分によって議員を選んだ国民の意思とかけ離れた配分比率が許されるという点です.
こちらは与野党での質問時間の逆転よりも,もっとずっと奇妙で論外レベルの重大な問題だと思うのです.
国会の質問時間に関しては,個人的には次のように考えます.
1.衆参両院ともに政権の攻防に関して公平であるべき,つまり政権を支持している=政権を防衛する側の与党と,支持しない=政権を攻撃する側の野党とで公平にする,即ち与党の質問時間と野党の質問時間とは等しくする.
2.与党内部,野党内部それぞれにおける会派への質問時間の割り当ては,各会派の議席数に正確に比例するという恣意性の入り込む余地のない機械的なルールとする.
枝野よりは玉木の方がマシに見えるなー
菅内閣の続投を前提としてコロナ対策の失敗、ワクチン接種率の低迷を柱に政策選挙を戦おうとしていた立民は悉く与党を批判できるネタがなくなり、結果として「非常に厳しい」ことになったのは自業自得です。裏を返せば、まともな政策提案もせず与党のあら探しオンリーだったつけが回ってきただけのことでしょう。 挙句の果てに一党独裁が原則の共産党と閣外とはいえ協力しようとは確かに民主主義陣営から逸脱しています。
また、中国共産党の最近の横暴ぶりに多くの国民が嫌悪感を抱いているときに、共産党という劇薬を飲もうとしており、一歩間違えれば死に至ります(まあ、心配はしていませんが)
選挙後に立民が最大野党どころか、生き残れるかの方に興味があります。