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コロナ終息?菅義偉の偉業とメディア・野党の体たらく

枝野幸男氏こそ日本社会の救世主…なのかもしれない

菅義偉総理大臣が有能な仕事師だったというのは、当ウェブサイトでは菅総理の辞職前から何度も何度も強調してきた論点のはずでした。当ウェブサイトの6月頃の予想が正しければ、9月末から10月初旬にかけて、新規陽性者が激減するはずだったのです。こうしたなか、昨日は東京都の新規陽性者数が、土曜日としては約67週間ぶり(!)の100人割れを記録しました。さて、衆院選で自民党と立憲民主党はどうなるのでしょうか?

感染爆発と急激な縮小

新規陽性者数激増の理由は何だったのか

新型コロナウィルス感染症(武漢肺炎)を巡り、コロナウィルス「感染者」(正確にいえば「新規陽性者」)の数は、昨年10月以降で見ると、大きく3回ほど膨らんでいます。1回目が昨年末から今年初めにかけて、2回目が春先、そして3回目が夏場です。

東京都の事例でいえば、東京五輪が閉幕してしばらくした8月13日(金)時点で新規陽性者数が5773人を記録し、また、7日間平均値についてはその6日後の8月19日(木)に過去最大となる4774人に達しました。

なぜここまで「感染者」(正確には「新規陽性者」)が増えたのか。

巷間では「東京五輪のせいだ」、「フジロックのせいだ」、「高校野球のせいだ」、といった「犯人捜し」は行われているものの、どうも政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会などの議事録を確認してみても、確たる統一見解はないようです。

テレビ局員らが「感染」拡大に寄与した

この点、当ウェブサイトとしては、「東京都の事例に限定して」、ではありますが、統計的な事実関係に注目したうえで、「7月以降の『感染』爆発局面は、感染拡大につながりかねない無自覚な行動を取っていた若年層(たとえば、テレビ局関係者ら)がもたらしたものだ」、という仮説を抱いています。

そう判断する根拠は、次のとおりです。

  • とくに7月以降、65歳以上の高齢者に対するワクチン接種が一気に進んだ
  • 東京都では7月に入って新規陽性者全体に占める60歳代以上の割合がほぼ1桁台に落ち込んだ
  • 東京都の7月の新規陽性者は20歳代が圧倒的に多く、一貫して30%前後を占めていた

…。

参考までに、「ワクチン接種記録システム(VRS)」や東京都のオープンデータなどの値を、グラフでも示しておきましょう(図表1)。

図表1 高齢者に対する接種率および東京都における新規陽性者の年齢別構成

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

ちなみに『徹底して自分に甘いテレビ朝日:説明は明らかに不十分』などでも指摘した「テレビ朝日女性従業員泥酔ビル転落事件」の例にも見るとおり、テレビ朝日を筆頭とするテレビ業界が、東京都における「『感染』爆発」の主犯ではないかとする仮説については、それなりに説得力があると思います。

また、それ以外に、個人的に現時点で最もストンと納得がいく説明があるとしたら、そのひとつは「伊江太」様というコメント主様から当ウェブサイトにご投稿いただいた論考『【読者投稿】第5波を膨張させた「無秩序な検査拡大」』などで指摘されている、「検査の質」などに問題があった、という仮説でしょう。

このあたりは、今後の研究結果に注視したいと思う次第です。

(※ついでに伊江太様には大変恐縮なのですが、もし続編をご執筆いただけるなら、大変ありがたいと思う次第です。)

「感染爆発でガースーが辞任」、メディアのせい?

ただ、「なぜ、新規陽性者数が激増したのか」という点だけでなく、「新規陽性者激増の結果、いったい何が起きたか」についても、ちゃんと総括しておく必要があります。

とくに、菅義偉総理大臣が9月の自民党総裁選に出馬せず、10月4日に辞任(内閣総辞職)したことは、有権者が「本当に望んでいたこと」だったのでしょうか。

正直、個人的には、新聞、テレビなどのマスメディア(あるいはオールドメディア)は、「メディアに課せられた役割は、社会の木鐸(ぼくたく)だ」、などと自称していますが、コロナ禍のなかでその役割を果たしたとはまったく思いません。

テレビ朝日自身を含め、テレビ業界関係者自身が感染拡大につながりかねない行動を率先して行っていたこともさることながら、連日のように「感染拡大」、「スガのせいだ」、「ワクチン不足だ」、などと煽るように報じていたことは、人々のコロナに対する不安をいたずらに高める効果しかもたらさなかったのです。

(※そういえば、最近、テレビ局関係者が「最近の感染者の急減は不自然だ」などと述べたそうですが、それをいえば「7月の新規陽性者の急拡大」は不自然じゃないのでしょうか?)

さらには、菅総理が5月7日の記者会見で、「1日100万回のワクチン接種を目指す」などと述べた際、日刊ゲンダイさんなどは「荒唐無稽」だ、「無理筋な精神論」だ、「口から出まかせ」だ、などと好きなことをおっしゃったようです。

菅首相がシャカリキ「ワクチン1日100万回」計画の荒唐無稽

―――2021/05/11 13:25付 日刊ゲンダイDIGITALより

現実には、先ほど見たとおり、「1日100万回」どころか、7月末には高齢者向け・医療従事者等向けの接種が終わってしまいましたし、後述するとおり、それ以外の接種希望者に対するワクチン接種も、おぼ終わりが見えている状況です。

日刊ゲンダイ編集部さんに良心が1ミリでもあるのなら、さっさとこの記事を撤回し、菅総理と日本国民に対し謝罪したうえで自主廃刊なさるべきでしょう(※日刊ゲンダイさんがそれをやらないのであれば、当ウェブサイトでは今後、何度でもこの記事を引き合いに出し、日刊ゲンダイさんの恥をさらし続けたいと思います)。

テレビ大好きなブロガーさんの頭の悪いブログ記事

そういえば、当ウェブサイトで最近、ときどき(実名を挙げずに)引用する「自称某分野の専門家」の方の7月から8月ごろのブログを拝読しても、菅総理に対するかなり舌鋒鋭い(というよりもほぼ言いがかりに近い)罵詈雑言が記されています。

この方は、ブログから判断するに、日常生活でおそらくは1日2~3時間程度、テレビを視聴していらっしゃるようなのですが(というか、ご自身がそのようにブログで述べておられます)、「テレビを見ていたら反スガになる」という典型的な事例であるようにも思えてなりません。

ただ、この方のブログを(あまりのレベルの低さにウンザリしながらも)頑張って読ませていただいている最大の理由は、「テレビばかり視聴していたらどうなるのか」という実例そのものであるように思えてならないから、というものです。

たとえば、この「自称某分野の専門家」の方のブログ記事を拝読していても、「VRS」、「オープンデータ」といった最低限の客観的なデータに関する記述はまったく出てきません。おそらく「スガのコロナ対策の失敗」も、テレビのワイドショーなどで述べられていた内容の受け売りなのでしょう。

問題は、それだけではありません。そもそもこの方のブログの話題には、一貫性がないのです。

たとえば、7月から8月末にかけては、「東京五輪のせいで東京都で感染爆発が起きた」、「スガはコロナ対策を何もしなかった極悪人だ、さっさとやめるべき」などとお書きになっていますが、最近はその東京都で新規陽性者が激減しているという話題には、まったく触れられていません。

安倍晋三総理・菅総理らに対する悪口以外に、そのブログに出て来るのといえば、「NHKの朝のドラマに出ていた女優」だとか、「テレビで最近話題の韓流スター」だとか、あるいは皇族のご成婚に関する話題だとか、そういった芸能ネタ、ゴシップネタがテンコ盛り。

正直、拝読していてもあまり知的好奇心は刺激されませんし、最近だと少し辟易しているのが実情、というわけです。

ワクチン進展のなか、コロナは終息へ?

東京都で67週間ぶりに「土曜日の100人割れ」

それはさておき、東京都では昨日、ついに新規陽性者数が100人を割り込みました。

都内のコロナ動向<10月9日(土)時点>
  • 新規陽性…82人(前日比▲56人、前週比▲114人)
  • 7日平均…129人(前日比▲16人、前週比▲97人)
  • 重症者数…68人(前日比±0人、前週比▲20人)
  • 新規死亡…9人(前日比▲9人、前週比▲4人)

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

今年に入って東京都の新規陽性者数が100人を割り込むのは、10月4日(月)以来2回目のことです。

また、毎週土曜日は新規陽性者数の報告人数が増える傾向にありますが、その土曜日でありながら100人を割り込んだのは、新規陽性者数が57人だった2020年6月27日(土)以来、じつに67週間ぶり(!)のことです。

さらには、7日間平均値についても127人と「100人割れ」目前の状況にありますが、これも142人だった昨年7月10日以来、456日ぶりに低い水準です(※ただし、重症者数は68人、新規死亡者数についても9人と、まだ「高止まり」していますが…)。

やっぱり、新規陽性者に占める高齢者の割合が上昇した

また、新規陽性者の年齢別構成を眺めてみると、もうひとつ、大変興味深いことが判明します。

今年7月(7月1日~31日の期間)に関しては、20歳から59歳までの層で、新規陽性者の8割を超えていましたが、10月1日から9日までの期間で見ると、その割合が68%にまで低下。そのかわり、60歳以上の高齢者層の比率が6%弱から一気に15%にまで上昇しているのです(図表2)。

図表2 東京都における新規陽性者の年齢構成
年齢階層 7月1日~31日 10月1日~9日
0歳~19歳合計 5,296人(12.03%) 219人(16.85%)
20歳~59歳合計 36,189人(82.18%) 880人(67.69%)
うち、20歳代 14,805人(33.62%) 335人(25.77%)
うち、30歳代 9,285人(21.09%) 236人(18.15%)
うち、40歳代 7,154人(16.25%) 172人(13.23%)
うち、50歳代 4,945人(11.23%) 137人(10.54%)
60歳以上合計 2,549人(5.79%) 201人(15.46%)
合計 44,034人(100.00%) 1,300人(100.00%)

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

これはまさに、コロナワクチンの接種が64歳以下の層にも普及しているという証拠に見えてなりません。

ワクチン接種で新規陽性者が減少?

ちなみに先日の『韓国論客「日本は検査減らして感染者数を抑制」=産経』でも取り上げましたが、厚生労働省が公表する10月6日に開催された『第54回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード』の『全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率』というPDFファイルに、興味深いデータがあります。

具体的には、9月27日から10月3日の期間において、人口10万人あたりの新規陽性者数は、次のとおりだった、というのです(図表3)。

図表3 人口10万人あたりの新規陽性者数
年齢 未接種 1回接種のみ 2回接種
全年齢 17.7 6.6 1.6
65歳未満 18.2 6.7 1.7
65歳以上 12.6 3.6 1.5

(【出所】『全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率』P2より著者作成)

人口10万人あたりで見て、ワクチンを1回接種した集団の新規陽性者数は未接種の集団と比べて約3分の1に、2回接種の場合は10分の1程度に抑制されているのです(※65歳以上の高齢者だと、若干効果が薄れるようですが…)。

これなど、「ワクチン接種が新規陽性者数を大きく抑制した」という可能性を強く示唆する統計でしょう(※もちろん、「ワクチン接種を受けるほど意識が高い人たちは、手洗い、マスク着用に努めるなど、行動が慎重だから、そもそも感染しない」などの可能性も否定できませんが…)。

現時点でワクチン接種完了率は公式で63%

いずれにせよ、菅総理が「何が何でも1日100万回」と「シャカリキ」になった理由は、おそらく、発症すれば重症化する可能性がより高い高齢者層に優先的にワクチンを接種することで、結果的に社会全体の医療崩壊リスクを低減する効果を狙ったものでしょう。

そして、現実に、高齢者向けワクチン接種が完了に近づきつつあった7月から8月にかけ、新規陽性者全体に占める高齢者の割合は激減しましたし、日本国民全体に対する接種完了率が6割を超えたあたりからでしょうか、新規陽性者数全体も激減しつつあります。

昨日時点でダウンロードしたVRSデータなどをもとに、現時点における総接種回数と接種率をまとめたものが、図表4です。

図表4 総接種回数と接種率
区分 総接種回数 接種率
全体合計 173,328,218
うち1回目 92,664,262 72.89%
うち2回目 80,663,956 63.45%
65歳以上合計 64,593,983
うち1回目 32,508,098 91.61%
うち2回目 32,085,885 90.42%
高齢者以外合計 108,734,235
うち1回目 60,156,164 65.64%
うち2回目 48,578,071 53.01%

(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。10月9日時点で取得したVRSデータ、10月8日時点で取得した職域接種データ・重複計上データなどを使用。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、「高齢者以外」の接種率は、接種回数合計から65歳以上接種回数を引いた数値を、9164万2566人で割って求めたもの)

また、VRS未入力問題はまだ片付いたわけではないため、現実には「隠れ接種済み」件数が存在します。その回数についてはよくわかりませんが、過去データなどから推察するに、図表4の接種実績は、600~1200万回程度は過少計上となっている可能性が高いです。

いずれにせよ、希望する人へのワクチン接種は、早ければもうすぐ完了、というわけでしょう。

衆院選に向けて

誰に投票しますか?

さて、『岸田首相、「財政健全化」言及でさっそく財務省に媚び』でも少しだけ触れましたが、岸田文雄首相は金曜日、所信表明演説のなかで、「コロナ対策」を、「経済」「外交・安全保障」と並ぶ3本柱に位置付けました。

ただ、このうちコロナと外交・安全保障の2分野は、前任者である菅総理が、たった1年でかなり形にしてくれていますので、岸田首相としてはそれをそのまま引き継げば良いだけの話です。本当に簡単な仕事です。

本来であれば、残りの「経済分野」について、安倍晋三・麻生太郎・菅義偉の各総理が成し遂げられなかった仕事をするのが菅総理の後継者である岸田首相の役割ですが、このあたりは個人的にはさほど期待していないのも事実ではあります。

ただ、自民党というのも、さまざまな政治家がさまざまな思惑で動く、大変に面白い組織です。

とくに、次期総裁(≒次期総理)への事実上の登龍門となりつつある自民党政調会長のポストに就いた高市早苗氏が今後、取りまとめるであろう自民党としての提言を読めば、高市氏が「次期総理」にふさわしい人物なのかどうかを読むうえで、大変に有益であろうと思う次第です。

いずれにせよ、「『スガは駄目』だとテレビが言っていたから自民党には入れない」などとのたまっていた某ブロガーの方を含め、どのような投票行動を有権者が取るのかについては、今後の日本の方向性を決める大変重要な要素です。

立憲民主党さん、候補者調整できてます?

こうした点を指摘したうえで本稿を締めようと思っていた矢先、こんな記事を発見してしまいました。

山本太郎氏の東京8区出馬に地元立民党員が抗議 枝野代表に説明要求

―――2021/10/9 15:26付 産経ニュースより

産経によると、「れいわ新選組」の山本太郎代表(元参議院議員)が8日、東京8区で衆院選に出馬を表明したことを受け、立憲民主党の党員から「山本氏の出馬に反発の声」があがり、あわせて「枝野幸男代表宛てに説明を求める申入書」も提出されたのだそうです。

なんでも枝野氏は8日午前の記者会見で、候補者調整を巡り、「現時点で(山本氏からの)申入れはない」と発言したのに対し、山本氏は同日夜の街頭演説で同区からの出馬を表明し、その際「立憲民主党側とは(候補者調整を巡って)話を進めている」などと述べたのだそうです。

産経は「双方の主張」が「食い違っている」と指摘していますが、これについては単純に山本氏、枝野氏のどちらかが「勘違い」しているという可能性もある一方、枝野氏と山本氏のあいだで8日の夜までに調整がついたのか、あるいは何らかの「密約」でもあるのかもしれません。

もっとも、立憲民主党では、こうした候補者調整ができていないという事例は、ほかにもたくさんありそうです。

正直、個人的に存じ上げている事例(実名は出しません)でも、立憲民主党本部が旧民進党時代から一貫して地元で活動してきた人物ではなく、まったく異なる人物をその小選挙区の総支部長に任命した、という事例がありました(※結局、地元で活動している人物は立憲民主党を離党したようです)。

いずれにせよ、立憲民主党自体が「政策も理念もへったくれもない、単なる選挙互助会に過ぎない」とするのは、当ウェブサイトとしてのかなり以前からの見解ではあります。

ただ、結党以来続く「枝野・福山体制」で、実質的な候補者調整という、肝心の「選挙互助会」機能自体も劣化しているのだとしたら、これはこれで大変に興味浅い現象でしょう。

枝野さんと福山哲郎さん、あるいは村田齊藤謝蓮舫さんといった方々は、じつは立憲民主党という「ゴミ箱」に人罪という「生ゴミ」を隔離し、徐々に「テーパリング」するという意味においては、日本社会の救世主なのかもしれない、などと思う今日この頃なのです。

新宿会計士:

View Comments (27)

  • 内部調整さえままならないのに、合体してガタイを大きくすればいいってもんじゃないと思うんですよね。

    ”弁誤士”と仲魔たちじゃ、内部不破が志位的に発生するだけなんじゃないのかな?
    ・・。

  • 立民を含む野党は、自分達の議員生活を守るために、揺らぎつつある岩盤支持層に対するポーズを取っているだけな気がします。そんな連中に騙されないように有権者は勉強しないといけませんね。

    • なんとかファーストの会は、本当に候補者を立てることができるのでしょうか。あわてて公募をしていましたが…

      • KN様
        議員生活を守るためを考えると答えは自ずと出る気がします。

      • 都民ファーストに公募で来るのは無免許運転常習者くらいだろ

  • 菅総理がキチンと仕事をしていた。
    普通に見たら、誰でもわかる簡単な事実です。
    が、運悪く自らが不幸になった時にマスコミの嘘に騙されてしまうのもまた、事実。
    コロナ禍で雇止めにあう、子供が内定取り消しにあう。等、不幸になるとどうしてもその不満を誰かにぶつけてしまうのは人間の弱さです。
    そんなときに、マスコミが菅総理の悪口を言うと流言飛語に引っかかってしまいます。
    もし、菅総理で無ければワクチン接種が遅れに遅れ、死者増大、医療崩壊が起きてたかもと想像するのは不可能ですし、想像出来るのなら流言飛語には引っかかりません。

    有能な敵の総大将は自国の損失です。
    マスコミを使って簡単に首が取れるなら そら実行するでしょう。
    それが怖いから、お隣の半島や大陸ではマスコミ規制を思い切りやってるんです。

    では、日本でも同じ様にするべきか?
    報道の自由は嘘をつく自由であっても、基本的に規制すべきではないと思ってます。
    そうではなく視聴者が賢くなり、皆がマスコミの嘘に騙されなくなる事が本当の解決策だと思ってます。

    その道は簡単ではありません。
    が、日本はその方向に向かってる様に見えます。
    おそらくテレビは、そう少ない時間で業務形態の大規模な変革を迫られると思います。
    もう、電波を使って情報を垂れ流すのではなく、電波を使わずネットを使って何時でも番組が見られる。
    製作会社にはその枠を売って、製作会社は広告収入から枠の権利金を引いたものが収入になります。
    例えばドラマも毎週同じ時間で新しい回が見られるのではなく、1話からどの回も何時でも見られる方が便利だし、広告収入も毎週その時間しか入らないというより、ずっと継続的に入るほうが儲かると思うのです。
    アマプラやネトフリなど、サブスク形態よりも、TVの様に広告収入主体のネット番組の方が強いと思うので、それに気付いたところから、そう遠くない時間で大規模な変革が起きるような気がします。

    • 今、総理大臣を望んで引き受けるというのは奇特だなと思いますよ。
      コロナ以後、いろいろな場面で考えさせられますが、忘れていけないのは悪いのはウィルスです。誰かのせいにし人を非難するのは人間の弱さだと痛感します。
      こんな時だからこそ、是々非々の見方ができるかどうかがとわれます。極端に振れないこと、場面によっては為政者を信じて任せる心構えが求められると思います。
      報道機関にはこんな時だからこそ、皆頑張っていることをリスペクトした上での報道を心がけていただきたいですね。少なくともコロナ対応やオリンピックの報道は感心できないものが多かったです。

      • 為政者を信じて任せる。
        本当にそうです。
        が、現政権を褒めるのはニュースにならない、視聴率取れないと勝手に思ってるマスコミがそんな事出来ないのです。
        働いてる人をリスペクト出来るのなら、マスコミになどなれないもの。
        視聴者が賢くなって、マスコミになど踊らされないことが重要かと。

        マスコミの流言飛語を聞かなくなって久しいです。
        自分も昔小池豊洲移転で、小池氏を正しいと思う程騙されてました。
        マスコミを見ない事が解決策かなと思います。

  • 菅義偉政権が終わって「1日百万回」は直後から下降し現在90数万回のペースです。正しく菅義偉首相時代の功績であり総人口の60%を超えたからひと段落と言う事でもあるのでしょう。また河野太郎ワクチン担当大臣の活躍とも言えるかも知れません。適材適所で鶏鳴狗盗。短期勝負に河野太郎大臣を起用と言うことも結果から見て正解でした。VRS記帳の遅れを叱咤し続けた河野太郎大臣から見た目おっとりした女性新大臣になってもしかしたら実態はペースを維持して居るがまたVRS記帳をダラけはじめたのかも知れません。

  • >テレビ大好きなブロガーさんの頭の悪いブログ記事

    「自称某分野の専門家」さんは誰のことだろうかと、そこばかり気になってしまいました。
    なにかヒントはないかと、新宿会計士さんのツイートやこちらの過去記事も検索してみましたが、わかりませんでした。

    まあ特定できても、ブログは多分一度しか読まないとは思いますが。(笑)

    • それは自分もずっと気になっております。
      そして、わかったとしても1度しか読まないとこも一緒です。
      ホントだれなんでしょう?

      • sey g様

        枝野なんとか氏のブログかも知れませんね。
        お友達みんな専門家だといっておりましたし。但しブーメランの
        当り方かな~。

  • 今回の第?波終息でコロナが終わったとも思えないですが、総括するのもいい機会かもしれません。第一に言いたいのは、日本は先進国中、断トツでコロナを抑え込むことに成功した国ということです。これは数字の問題で、誰も異を唱えることのできない点です。一時的に病床やワクチンの打ち手が不足してアタフタすることはあっても解決してきたのではないでしょうか。
    また日本はロックダウンもしていないし、コロナ関連の補助金が効いているのか倒産件数が例年に比べて減少しています。これも数字の問題です。
    国民全体での対策が功を奏したのか、2020年の超過死亡はマイナスで、なんと日本人の平均寿命が延びてしまった。これも数字です。しかも医療費が減るというおまけまでついているようです。コロナで医者行くのを減らしたら寿命が延びて医療費も減ったということ。医師会真っ青ですね。日本は国内にコロナワクチン製造会社がなく、海外メーカーに頼らざるを得ません。そこで日本人を対象にした安全性試験を追加で行いワクチン接種が2か月ほど遅れてしまいました。それでもいったん承認されたら接種スピードを上げ、10月の時点で接種回数、接種完了者数とも世界トップ5、人口比で見てもトップ8に入っています。これも数字です。
    このようなことは菅政権で行われてきたことで、もっと評価されていいのではないでしょうか。
    ここまでは数字が証明していることです。
    次は私の意見ですが、今回のコロナ禍で明らかになったと思うのは、
    メディアの偏向、専門家と呼ばれる人たちの頼りなさ、野党の存在感のなさ、医師会の無能(ただし医師会が開業医の利益団体だということを知っていれば場違いなところに引っ張り出されて専門外のことで問い詰められて気の毒という感じもする)、自衛隊の任務遂行能力といったところでしょうか。
    いろいろご意見があるとおもいますので、よろしくお願いします。

    • 政府批判ができないので、コロナに関する報道自体が減っているようです。実効再生産数は、依然として0.7を下回る低い水準であり、さらに陽性者減が続きそうですね。本文中にあるように、陽性者が激減している理由を説明できなければ、過去に激増した理由も説明できたことにならないと思います。

      緊急事態宣言によって、具体的にどれだけ陽性者減が実現できたのか、
      緊急事態宣言の社会的弊害はどのようなものであったのか、などについて、
      ぜひ検証いただきたいです。
      奈良県にできて、政府や分科会にできないわけはないでしょう。

      PCR検査や2類相当対応についても、いつまで続けるつもりなのか真剣に議論していただきたいと思います。

    • 数字の解らない人達で構成されているマスコミ関係者の皆様ですから
      数字でモノを語る事はできません。
      彼等が解る数字は視聴率か新聞発行数だけです。
      だから、感情論だけで番組が構成できるワイドショーが主役となるのです。
      医師会の件は、開業医が多いので医療のアクセスには良好なのですが
      こうしたパンデミックとなると、個々の病院で取り扱いする事が難しく
      なります。 そこを、地区の医師会の会長や委員が集まってどうすれば
      対処できるか、やるべきところを蔑ろにしてしまったところにあります。
      一般的に日本社会で危機問題を語る事は禁じられているか話してよい
      人達が決められている事が問題です。 危機は万人平等に災害となり
      降りかかります。 パンデミック問題は今回で終了になりませんし、
      温暖化すると熱帯地域の病気が北海道迄蔓延する事も予想されております。

  • 武漢肺炎陽性者数の推移は、伊江太様の説が一番説得力があるように思います。
    自分達に都合のよい(=日本を貶めるのに都合のよい)数字を絶対の真実であるかのように前提とし、都合の悪い数字は「説明できない」とするところに、オールドメディアの頭の悪さを感じざるを得ません。

    • 産経新聞が紹介している
      『仏軍事研究所が「中国の影響力」報告書 沖縄を標的と指摘』
      https://news.yahoo.co.jp/articles/615b96ff459debca6f0843db91748e671dbedb30

      の中の「中国は(沖縄)独立派と同様に、憲法9条改正への反対運動、米軍基地への抗議運動を支援し、日本の防衛力拡大を阻止しようとしているとも指摘した。」
      という記事を読むとオールドメディア、野党は「頭が悪い」わけではなく、少なからず中国の工作の手が及んでいるのではないかと疑心暗鬼になってしまいます。とすれば、彼らは日本の国力を低下させようと画策する反日の手先という極端な見方になってしまいますが、どのくらい汚染されているのかは証拠も知らないので何とも言えません。
      しかし、日々の報道を見ていると確かに政府批判というより反日報道が多いようにも思えます。数字の悪用(コロナの新規感染者数だけ取り上げて根拠薄弱な因果関係を思い込ませるニュース)や科学的根拠に基づかないで視聴者の感情に訴える印象報道(福島処理水の報道等はその典型例)はプロパガンダの手法でもあります。隣国が得意ですね。日本の国民にも少なからず印象操作される人達がいることも確かで、「テレビ大好きなブロガー」さんもそのひとりなのかもしれません。

  • 菅氏が総裁選に出なかったのは、一重に年齢の面で正しかったと思います。
    健康問題が浮上したら、非常に面倒な話になるので。

    引き時も含め、名宰相だと思ってます。

  • 小一年かけて追及すべき問題ですね。

    "立憲民主党杉山啓、未成年時に飲酒をツイート:削除されず、魚拓" (事実を整える 2021-10-09) より。

    つい先日に下ネタ・冗談に聞こえない投稿が問題視されて削除して謝罪文を掲載していましたが、ならばなぜ未成年飲酒についても削除しないのだろうか?

    飲酒以外にも香ばしい話があります。
    チェックしておきましょう。

  • コロナ新規陽性者の激減は 野党さんにとっては 腹立たしいことでしょう。コロナが爆発状態にあったら 選挙のネタは コロナコロナと叫んでいれば 烏合の衆は扇動されますから。
    8月の陽性者増加の際 ワクチン不足、ロックダウンの主張と 野党マスコミひたすら騒ぎ 菅政権の足を引っ張ることに貢献しました。
    反対だけすればいい 簡単なお仕事。

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