とりあえず落着「違法動画騒動」
先日の『悪質さ増すコンテンツ窃用:どんな法的措置を講じるか』で報告した、当ウェブサイトのコンテンツの窃用事件が決着しそうです。結論的にいえば、アップロード者が該当の動画を削除したうえで、当ウェブサイト側から要請した適切な措置(※非公開)を講じることと引き換えに、本件についてはこれ以上の追及をしないことにします。
当ウェブサイトのコンテンツの利用条件
当ウェブサイトのような「無名サイト」であっても、ときどき発生するのが、コンテンツの無断窃用です。
あらためて申し上げておきますが、『引用・転載ポリシーおよび読者コメント要領』でも宣言しているとおり、当ウェブサイトの場合、引用や転載を自由に行っていただいて良いこととしていますが、その際、次の条件を満たしていることをお願いしています。
- ①商業利用ではないこと。
- ②出所を明示すること。
ここでいう「商業利用」とは、「当ウェブサイトの内容を編纂して出版すること」、「有料読者限定コンテンツに利用すること」などをさします。アフィリエイトサイトなどにおいて広告収入を得ているというケースであれば、金額の多寡にもよりますが、一般に商業利用には該当しません。
(※もっとも、当ウェブサイトのコンテンツを丸ごと転載したようなサイトにおいて、多額の広告収入が発生するとも思えませんが…。)
また、「出所の明示」は、そのコンテンツが当ウェブサイトから出てきたものであることを明らかにしていただくという点で、絶対に欠かせない要件です。その際、当ウェブサイト名『新宿会計士の政治経済評論』だけでなく、その具体的な記事のタイトル、記事公表日時、URLのいずれかを明示していただく必要があります。
上記に加え、少なくとも当ウェブサイトのコンテンツを引用する際には、当ウェブサイトのコンテンツと、ご自身のブログ・サイト・チャンネルとしての意見については、混同しないようにしてください。
あとを絶たない無断窃用事件:その顛末
おそらくこのルールは、世間一般の著作物に対する取扱いと比べ、非常に緩いものではないかと思います。
しかし、それにも関わらず、『悪質さ増すコンテンツ窃用:どんな法的措置を講じるか』で述べたとおり、先日もコンテンツの窃用事件が発生しました。
これは、リード文に掲載されている文章などを含め、当ウェブサイトに掲載した『米中リスクに「日本は支援せず」韓国ウォンの前途多難』のコンテンツを、ほぼそのまま動画にしたという代物であり、正直、お粗末であると言わざるを得ません。
当ウェブサイト側にて、この動画のアップロード者に対しては、とある制裁手続(※非公開)を申し立て、その進行を待っていたのですが、こうしたなか、昨日はアップロード者本人から動画を非公開にした旨、および謝罪のメールが届きました。
いちおう私信ですので、アップロード者から送られた内容や、アップロード者の実名などを、当ウェブサイトに公開することは控えます。
そもそも、引用・転載する人に対する当ウェブサイトからの要望は、「引用・転載するなら当ウェブサイトでお願いしているルールを守ってほしい」、その1点です。
また、同人に対しては、当ウェブサイト側からの要望(※非公開)も伝達したうえ、当該制裁手続についてはいったん留保し、その進捗を見極めたうえで、その手続を撤回するつもりです(※ただし、再び不法行為がなされた場合などにおいて、民事上・刑事上など必要な手続を行う可能性を排除するものではありません)。
おそらく本件については今後、不問とするでしょう。
(※なお、本人からのメールには、顔出しの謝罪動画のリンクなども含まれていましたが、そこまでする必要はありません。もしこの記事をご覧になられているのであれば、該当する動画は直ちに削除してください)。
ウェブサイトの窃用に対する方針
くどいようですが、当ウェブサイトとしては、ルールさえ守っていただければ、どなたであっても自由に引用・転載していただくことを可能としているつもりです。
実際、大手ウェブ評論サイトなどが当ウェブサイトのコンテンツをそのまま転載しているようですが、そのサイトでは当ウェブサイトからの転載である旨、その記事の出所などについても明記されています(当たり前ですが、当ウェブサイトは当該サイトとは無関係です)。
正直な話、商業利用のお申し出は非常にありがたいとは思っているのですが、残念なことに、現在までに当ウェブサイトのコンテンツの商業利用については、数社しか実績がありません(※執筆依頼に対しては前向きに対応したいと思っていますので、どうかお申し付けください)。
いずれにせよ、常識的な二次利用であればまったく問題ありませんので、くれぐれもコンテンツの違法な窃用だけはお控えいただきたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
悪質な盗用を行っていた主が、すぐさま顔出し動画まで作って謝罪してくるほど効果的な「とある制裁措置」が何なのか、気になって仕方ありませんw まあ、非公開とのことなので、書くわけにはいかないものなのでしょうね。
ともあれ、一件落着したようで何よりです。
素早く解決したようで何よりです。
御覧になっているかどうかは知りませんが、以下、スルメさんへのコメントです。
もしも、動画の内容を全てご自分で考えていらっしゃるのなら、興味深い記事もありそうです。
時間が許すときに、動画を順次遡って(何倍速かで)試聴するかもしれません。他にも盗用があるようでしたら、予め処理されますように。
こちらのサイトの主張には、『ゼロ対100」理論』、『外交は人間関係の延長』など、瞬時に判断できる話が沢山あります。
個人的には、『【読者投稿】韓国はダヤニ一族への賠償問題を解決せよ』の結論部分にも盗用があったと疑っていますが、支払う方法があるにもかかわらず韓国が逃げ回っていることを広めるのが目的なので、とりあえず不問にしております。別に責めませんので、裏話など、ここかうちのブログででもお話いただければと思います。
文字で読むのもしんどいことを上手にまとめているなと感心した場合には、いなみさんのところの THE LONGER TELEGRAM のように、良動画として紹介させていただくこともありますので。
コメントを無視していたようなので、厚顔無恥かなと思っていたら応じたようですね。
YouTubeにはたくさんチャンネルがあるし、独自思想(?)でやっている人も多いので心配でしたが、まああそこまで会計士様節をバシバシ使っていたので、見る人が見ればわかっちゃいますからね。
今後も出てきそうですね。大変かと思いますが。
1っ本しか残ってなかったですね、今までずっとパクっていたことを認めたんでしょうか。(チャンネル登録者を公表するオプションを選んでないようですが)「いいね」が数千クラスついていたとすれば、数十万クラスのチャンネル登録者がいるはずだと思います、確率的に。
まあそれが1本を残し削除と。。。少しかわいそうな気がしますが、いけないことはいけないと。
何も悪いこと書いてないのに削除されちゃう目にあってます、最近試しで「Yahoo」コメントを使ってみてます。もうバシバシ削除されます。Facebookもアカウント凍結やコメント削除など、言論弾圧されますが、あそこは一応、削除理由みたいな文は届きます。トランプさんがお怒りなのもよく分かります。Yahooはもっとひどいですね。AI(?)のせいにした言論弾圧。こういうオールドメディアこそ問題かと。
今から10年ほども前のことになるでしょうか。とある掲示板上で、高邁な主張を陳べておられる人物がいました。
しかしながら、その高邁なる主張をどこかで目にした記憶があったものですから、引用元を確認しようと質問したところ、逆ギレされてしまったのです。そこで念のためググったところ、しっかりと出典が確認できてしまいました。
逆上して掲示板上で私に対する罵詈雑言を繰り返す相手に、証拠となる書籍の著名と著者名、そしてそれが紹介されている書評のURLまでを明示したところ、なんと相手は「俺が引用したのは○○というブログであり、お前が指摘したURLのモノではないぞ」と開き直ったのです。
まぁなんというか、実に判りやすい「告白」ではありましたが、そもそもその相手が「引用」した個人のブログも、私が指摘した著書からの「引用」でありました(無論引用元は伏せたまま自説として記事にしていました)。
ネット上には、実に様々な「事実」やら「個人の見解」なるものが、それこそ浜の真砂のようにあふれかえっています。
それらが本当に「事実」なのか、あるいは純粋に「個人の見解」であるのか、その辺りを見極めることが誠に難しい時代になってしまっているようです。
ただ、先にも述べたgoogle他様々な検索ツールもあるお陰でこうした似非の「事実」やら「個人の見解」なるものは、調べようとすればすぐに判るようにもなっています。さかしらに俺ってこんなに凄い事を知ってるんだぜ、と知的番長(?)ぶりを気取っても、受け取る側がきちんと腑分けができる時代でもあるのです。
但し、それはあくまでも受け取る側が、個々にそれなりの知的防御を行う限りに於いて、という条件が最低限要求されることでしょう。
こんにちは。スルメです。
この度は、私の軽率かつ不注意により、新宿会計士様の著作物の権利を侵してしまい、申し訳ございませんでした。
また、新宿会計士様のご配慮に対し心から感謝申し上げます。
大半の動画は私自身で作成しているのですが、一部の動画でライターさんを利用しておりまして、その台本の最終的な確認を疎かにしておりました。
ただそれも含めて全て私の責任でございます。
今後は視聴者の皆様に恥じることのない動画を作成して参ります。
あと、動画コメント欄にて本件、ご指摘頂いていたという方もいらっしゃったのですが、それについてはもしかしたらコメント欄にURLリンクを貼られていたのかわからないのですが、私自身確認することができませんでした。(コメントのスパム対策で、外部リンクのコメントは削除される設定をしております)
今回の件を知った経緯としては、視聴者様からの連絡です。
決して、コメント欄の指摘を無視していたということではない旨は誤解を解きたいのでこの場でお伝えさせて頂ければと思います。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
コメント欄削除されたのは、私です。
解決されたようなので良かった。
URLリンクは一切貼らずに書いたのですが…。
まぁ一件落着なのでそこは不問で。
登録復活は見合わせますが、興味深い動画があったらしい視聴したいと思います。
>一部の動画でライターさんを利用しておりまして
???
失礼だけどオタクくらいのチャンネル登録者数でライターを使用する経済的余裕ってあるんだっけ?
定番の「言い訳」ですよね。以前の盗用主も全くおなじことを言ってました。
ただ、早期に対応されてますし、わざわざ謝罪コメントをいれる部分には誠実さも感じます。
新宿会計士さんがこれ以上追求しないと仰ってますし、ここはあえて流してあげるべきかと。
>>スルメ様
ここまでご足労様です。
かつて私も、ブログなりホームページなり持っていたので、結構ネタ切れしやすくネタ探しに困った記憶があります。
お声も誠実そうで、誠実な対応、結構感激しておりました。
引用もルールを守りさえすればいいので、たくさん登録者さんもいらっしゃるようですから、今後のアップロード、がんばってください。
ではでは。
決して、コメント欄の指摘を無視していたということではない、っつーのはさ、コメントを削除してパクリを隠蔽したってことだろ。大っぴらにならなかったらずっと隠蔽する気だったろ?
視聴者の皆様に恥じることのない動画を作成して参ります、っつーのはさ、恥知らずだから恥とも思ってない、これからもパクリ動画をウリジナルとして垂れ流すってこったろ?
最低だな。あんたも、オリジナルの方をパクリ呼ばわりするあんたの信者も。
新宿会計士さんの対処が何かはわかりませんが、まあそれがなくても、こちらのサイトの記事やコメント欄を少しばかりチェックすれば、ここと事を構えるのはヤバイ、と思うんじゃないでしょうかね。(笑)
コメント欄に直接釈明を記せば、他のコメンターさんたちも矛を収めてくださるでしょう。
転載の利用条件も明確にしているので、合意の上でネタを流用して動画を作れば良質のコンテンツが提供できていいのに、と思いますが、いぬだてさんのときも今回もその選択はされないんですよね。
何を目的に社会問題をテーマとした動画を作っているのでしょうかね。
私はYouTubeも楽しんで視聴していますが、この手の分野だけはさっぱり理解出来ません。
文字情報なら3分で充分理解出来る内容をわざわざ頭の悪い動画にして20分とかけてinputする意義がさっぱり理解出来ないのです。
もちろん、情報価値という価値基準だけではなく、「動画ならではの面白さ」があるのも理解していますが、ハッキリ言って面白くもなんともありませんし。
どこに存在価値があるのでしょうか…。
わざわざ頭の悪い動画を作って流しているのは、近年劣化著しい「トリビア的疑似教養テレビ番組」のパクリをやっているつもりなのでしょう。中身がもともとないから{他所から|人の頭の中にあるものを}コピペするほかない。
そんな中身の下らなさでCMをついで観させて収益につなげよう。テレビ局の行為そのものではありませんか。
最近の若い人たちは頭の悪い動画の方が理解しやすいようです。今の世代は基本的な読解力が相当に落ちてきてるということでしょうね。
この傾向にお手軽な Text-to-speech ツール、広告収入の旨味が結びついた結果が現状ということなのでしょう。
コンピュータ専門学校でAIプログラミング講座を教えている知り合い氏(本人は物理学科出身の勉強家)が生徒を動画自習させようとしてがっかりさせられたとこぼしてました。
基礎理論を抑えてないとイマドキのAIコードなど読めも書けもしないのですが、大学に行ってない生徒にリクツの要点を教えるのは手に余る。そこで教えるのが上手と感銘を受けたYoutube動画をピックアップして理解せよと命じてみた。知り合い氏は自分が拙く教授するより近回りと考えたわけです。そしたら返事がこうだったと。
「センセイ、倍速で動画で観てもいいですか」
考える習慣がない、考えるのを止めているとしか思えない。彼は来年4月以降は専門学校講師はやらないそうです。
昨今の世情に合わせて、娘が塾の講義もリモートで受けているのですが動画を倍速再生で視聴しています。
頭の良い子には、口演という形式は冗長なのでしょう。
もちろん倍速で理解出来ているのが前提ですけどw
最近の何でもかんでも動画にする風潮は勘弁してほしい。無駄な時間がかかり過ぎる。某自治体の書類の書き方が、5分もかかる動画説明「だけしかなく」げんなりしたことがある。確認したいのは1カ所だけだったのに。
アンドロイドの女の子のミニスカートを見ながら痴的好奇心と知的好奇心を同時に満たしたいと思う欲張りな人が一定数いると言うことでしょうね。