【お詫び:修正あり】新聞を「情報源」とする割合は10代以下でヒトケタ台

※お詫び:本文に事実誤認箇所がありましたので、該当箇所を修正するとともに、記事タイトルを『新聞を「情報源」とする割合は20代以下でヒトケタ台』から『新聞を「情報源」とする割合は10代以下でヒトケタ台』と改題しています。

2021/08/27 20:40 追記

当初公表版の記事タイトルは『新聞を「情報源」とする割合は20代以下でヒトケタ台』でしたが、事実誤認箇所がありましたので、該当部分を修正するとともに、記事タイトルを『新聞を「情報源」とする割合は10代以下でヒトケタ台』に変更しております。大変申し訳ございませんでした。

また、記事修正前のリード文を下記にそのまま収録しておきます(※事実誤認箇所については赤字で示しておきます)。

【※記事修正前リード文】

新聞は、社会的役割を終えようとしているのでしょうか。昨日の『ネットが「ネット以外」を上回る=総務省メディア調査』では、「ネットの行為者数」が「ネット以外の行為者数」を上回ったという話題を取り上げましたが、話はそれにとどまりません。「時事ニュース」の「情報を得た情報源」として「新聞」と答えた割合が、とうとう20以下10代以下では「ヒトケタ」に達しました。

決して読みやすいレポートではないが…

昨日の『ネットが「ネット以外」を上回る=総務省メディア調査』では、「ネットとネット以外の逆転」というテーマに関し、総務省が公表した『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』なる資料について取り上げました。

「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表

総務省情報通信政策研究所は、東京女子大学 現代教養学部 橋元 良明教授ほかとの共同研究として「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を実施し、その報告書等を取りまとめましたので公表します。
―――2021/08/25付 総務省HPより

非常に詳細な調査ですが、残念ながら決して読みやすい資料ではありませんし、加工しやすい資料でもありません。しかも、レポート本文では触れられている、ネットとネット以外の「利用時間」についての詳細エクセルデータなどがどうにも見当たらないのです。

このため、とりあえず昨日は「行為者」、つまり「その行為を1日に1回でも行った人」の延べ人数に関するデータを紹介した、という次第です。

時事情報源としての新聞

こうしたなか、詳細なデータをさらに読み込んでいくと、いくつか興味深い結果も出て来ますが、その例が、次の「問9」です。

問9 この1ヶ月の間に、(1)~(7)の内容に関する情報を得た情報源としてあてはまるものに、1~10の中からいくつでも○をつけてください。(○はそれぞれいくつでも) その種の情報を必要としなかった場合には 11 に○をつけてください。また、○がついた情報源のうち、もっともよく情報を得た情報源の番号を右の欄に記入してください。○が1つの場合はその番号をご記入ください。

  • (1)時事ニュース
  • (2)スポーツニュース
  • (2)スポーツニュース
  • (3)気象情報、天気予報
  • (4)グルメ情報
  • (5)ショッピング
  • (6)旅行・観光情報
  • (7)芸能・娯楽情報

回答自体が大変にデータとして膨大なので、ここでは問9(1)のごく一部についてのみ紹介しましょう。

図表1 新聞・テレビ
年代テレビ新聞
10代67.6%2.1%→5.6%
20代73.2%5.6%→15.5%
30代78.0%10.8%→20.8%
40代88.0%17.5%→34.7%
50代93.0%26.8%→54.0%
60代91.1%22.3%→60.3%

(【出所】総務省ウェブサイト『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』に公表されているエクセルファイルより著者作成)

※追記:図表1の「新聞」の欄について修正しています。当初版では「ラジオ」の数値が入ってしまっていました。以下、本文も必要箇所を修正します。

図表2 インターネット
年代ニュースサイトSNS
10代37.3%42.3%
20代64.8%46.5%
30代72.0%34.0%
40代71.2%31.0%
50代68.3%24.0%
60代47.9%12.8%

(【出所】総務省ウェブサイト『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』に公表されているエクセルファイルより著者作成)

…。

いかがでしょうか。

これはこれで、かなり極端な結果が出ています。

10代のインターネット利用率が少し低いですが、これは一般に、未成年者のインターネット利用を制限している家庭が多いからなのかもしれません。

まず、情報源として「テレビ」と答えた割合が「ずいぶんと多い」という印象があるのですが、それでも若ければ若いほどテレビを視聴する人が減るという傾向があることは間違いありません。しかし、「ニュースサイト」と答えた割合は、どの年代でもテレビより低いとはいえ、若年層ほど高くなるという傾向が認められます。

なにより、「新聞」を見てみると、20代以下でヒトケタ台(とくに10代では2.1%!)と、完全に「泡沫メディア」と化してしまったフシがあります。また、新聞については60代の方が50代よりも「情報源」にした人が少ないというのも興味深い点です。

※追記:この部分が事実誤認箇所です。ここの記述については「ラジオ」の比率を使って記述してしまっていました。「10代でヒトケタ」という点については間違っていませんが、「20代でヒトケタ」については明確な事実誤認です。大変申し訳ありませんでした。

進化に取り残されるテレビ業界

さて、昨日の『ネットが「ネット以外」を上回る=総務省メディア調査』では、「sqsq」様というコメント主様から、現在のテレビ業界とネットの関係について、こんな趣旨のコメントを頂きました。

  • 飛行機に乗ると、昔は機内で「映画上映」の時間が設けられていた
  • 時代は変わり、前の座席の背もたれに組み込まれた小さな画面で乗客が好きな映画を選べるようになったが、映画の開始時間は同時
  • さらに時代が変わり、好きな時間に好きな映画を見ることができるようになり、さらに映画以外にもゲームができるようになった
  • 現在では機内にWi-Fiがあり、自分自身の情報端末で好きなものを楽しむことができる

…。

大変わかりやすい、秀逸なたとえです。

たしかに昔(たしか1990年代ごろでしょうか)、国際線(とくに欧米などの長距離路線)に搭乗すると、機内食の時間が終わると機内が暗くなり、映画の上映が始まっていました。

もちろん、映画を「観たくない」という人もいたので、そのうち乗客に対してヘッドフォンが配られ、映画自体はサイレントで上映されるように変わりましたが、それでも「同じ映画を全員が一斉に観る」「同じ音楽を全員が一斉に聴く」というのが、昔の「空の旅」の定番だったように記憶しています。

ただ、現在では(路線にもよりますが)たいていの場合は機内Wi-Fiが飛んでいて、自身の情報端末(スマートフォンやPC)をネットに繋ぎ、おのおの好きなことをすることができるようになりました(※とくに国内線の場合、JALやANAのWi-Fiは無料だったと記憶しています)。

かくいうウェブ主自身も、コロナ禍直前期は、出張中に機内Wi-Fiなどを使って仕事をしていました。

こうしたなか、sqsq様のコメントは、こう続きます。

最初のレベルが、NHKしかなかったころのテレビ業界。2番目が現在のテレビ業界。テレビの進歩ははここで止まっている」。

たしかに、現在だとチャンネル数は複数存在していて、その限りにおいて好きなチャンネルを選ぶことができますが、チャンネル数自体は決して多いとは言えず(※東京でも最大8~9局だそうです)、しかも「オンデマンド」ではありません。

地上波テレビに関しては、少なくとも現在においても多くの人に視聴されているようですが、やはりオンデマンド型の情報配信サービスの便利さに慣れて来ると、どうしてもテレビの不自由さにはもどかしさを感じるようになるのではないでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 引きこもり中年 より:

     毎度、バカバカしいお話を。
     新聞社が、お年寄りに「まだ未成年の孫が成人になった時に読むように、今のうちに孫の新聞の契約をむすびませんか」と、勧誘しているんだって。(そう言えば、昔は「インテリが作って、ヤクザが売る」と言われていました)
     この話は、2021年8月27日時点では、笑い話である。

    1. 門外漢 より:

      引きこもり中年 様
      私の子供の頃(つい最近です)は、こども新聞を読んでるのはお金持ちのお坊ちゃまくらいでした。クラスに1人居るか居ないかくらいでした。
      今、孫はスマホで友達と話したり、YOUTUBEを視たりしてます。
      10代の新聞離れというより、10代がそもそも新聞を読んでた時代なんてあったんでしょうかね?
      高校生くらいならスポーツ新聞を読むかも知れませんが。

      1. 引きこもり中年 より:

        門外漢様
         孫が新聞の必要性を認めるかではなく、祖父祖母に「孫には新聞が必要だ」と、思わせればよいのでは。昔から新聞を売っていたヤクザには(もちろん、すべての祖父に対して、ではありませんが)可能ではないでしょうか。

        1. 門外漢 より:

          引きこもり中年 様
          爺さん・婆さんが買ってやるにしても高が知れてると思うのですよ。
          なので自分の経験から、本記事の「10代は一桁」ってのも昔からじゃん、と思った次第です。

          1. 引きこもり中年 より:

            門外漢様
             元々が笑い話なので、笑いのネタとして、しかし、頭の片隅に残しておいてください。

  2. クロワッサン より:

    sqsqさんの説明が分かり易いです。

    個人的には、バラエティ番組が増えていく過程で、「鉄板」とか「定番」と表現されるような、ストーリーが分かりきった番組が減って、期間限定的な番組が増えて、結局ネタ切れになって縮小したのかな?と、ふと思いました。

    ポテトチップスで言うと、コンソメやうすしおと言った定番の味が無くなって期間限定ばかりが並んでいるお店になって、結局魅力が無くなった、みたいな。

  3. マサ より:

    コメント失礼致します。
    いつも脳への刺激をありがとうございます。
    最近新興住宅街に引っ越しした者です。
    私の家は袋小路の一角にあります。
    全部で10軒程あるのですが、その内新聞を取っているのはお年寄り夫婦の一軒だけですね。
    それというのも袋小路故に部外者はまず入ってこないので、
    深夜に起きていれば原付の音で分かるのです。
    他の家は30~50の比較的若い世代なので、やっぱり新築に引っ越ししてから態々取る人はいないのでしょうね。
    また、私見ですが、テレビドアホンが普及した事も新聞の凋落に繋がっているのかなと思います。
    奥さんの実家がまぁまぁ古い家なのですが、普通のインターホンなので鳴ると外に出るしかありません。
    なので気の弱い方だったり、断るのが苦手な人がそこで無理やり契約させられる手法が、
    テレビドアホンが普及した事で通用しなくなった事も大きいのではないでしょうか。
    件の私の地区ですが、少し前まで新聞、ソーラーパネル、エ〇バの証人と色々来ていましたが、どこもテレビドアホンが今は当たり前なので、今じゃサッパリ来なくなりましたね。
    以上お目汚し失礼致しました。

  4. めがねのおやじ より:

    総務省+東京女子大学の共同研究報告書よりも、sqsqさんの方が分かり良いです。比較するべきものでは無いかもしれませんが、官僚・大学のは正直言って読みにくい。sqsqさんのは旅客機の映像サービスが時系列でスーッと頭に蘇る。

    新聞はもう、物好きしか駅ナカ、コンビニ買いはしないでしょう。宅配はやめにくいのは分かる気もしますが。更に購読数は減ると思う。

    また「新聞については60代の方が50代よりも情報源にした人が少ない」というのは理由がしっかりあります。ズバリ、老眼が進む為(爆笑)。細かい字は見えへん(笑)。

    若い頃から近視でかけてる人は、めがねに抵抗無いですが、目の良かった人は、イキナリ老眼鏡は使い辛いし、かけたりはずしたり、何処にでも置く。悪い癖です。私は遠近両用をかけてますが。(笑)

    1. なんちゃってギター弾き より:

      めがねのおやじ様
      こんばんは。
      その理由、ものすごく良くわかります(泣)
      まだ四捨五入して50なのですが(汗)ここ数年の細かい文字の見えなくなりようは日一日と進む感じで(泣)
      それはともかく、我が家も1年ほど前に新聞やめました。読まなくなったんですよね。情報が新しくもないし、ネットは玉石混交とはいえ自分で探していけば多様な考え方に触れられる機会も多いので、知的好奇心が刺激されますよね。そういう情報に触れてしまうと、新聞やテレビの情報って、うまく表現できないですけど、澱んでるとか流れが良くない感じがするのです。

      1. めがねのおやじ より:

        なんちゃってギター弾き様

        新聞、テレビって、本当に内容の劣化ぶり、酷いですね。もう情報媒体としては「その他・影響無し」グループになりました。

  5. 愚塵 より:

    あまりにも不公平な大学入試

    大学入試対策に朝日新聞_大学入試出題数No.1
    https://info.asahi.com/admissions/campaign/essay/?cid=Mkt_PR0003_A1B1_A_Lis_gog0000____exam-essay_201902_000007&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=Mkt_PR0003_Lis_gog0000&gclid=EAIaIQobChMIw7uP_PbQ8gIVxbmWCh2lwwiJEAAYASAAEgJ4d_D_BwE

    センター試験平均点 2018 2019 2020
    英語 61.87 61.65 58.15
    独語 68.41 76.10 73.95
    仏語 67.41 69.32 69.20
    中国語 77.45 75.44 83.70
    韓国語 66.27 63.12 73.75
    https://www.dnc.ac.jp/center/suii/h30.html

  6. 裏縦貫線 より:

    新宿会計士 様

    >>また、新聞については60代の方が50代よりも「情報源」にした人が少ないというのも興味深い点です。
    上記は、設問9(1)のうち「時事ニュース/情報を得た情報源」のうち「ラジオ」の数字と思われますので再確認お願いします。

    1. 裏縦貫線 より:

      とはいえ
      >>また、新聞については60代の方が50代よりも「情報源」にした人が少ない
      も、あり得る話だなあ、と思って読みました。
      古き良き?企業では、何やかや経済新聞の記事を把握していることを求められます。数年前、上長に「お前ら、NK新聞を読めっていうのはNK新聞が正しいから、じゃないからな!」と言われたのを思い出します。定年とともにNK新聞を卒業した方も多いのでは…..
      私は上長に発破をかけられてから通勤中「2K+3K=5K新聞だ!」と頑張りましたが数ヶ月で力尽きました。

      1. りょうちん より:

        すみません。
        https://dailynk.jp/
        は巡回サイトに入れているんですが、NK新聞とはどこに行けば読めるんでしょうか?

        1. 裏縦貫線 より:

          りょうちん 様

          誤解を与えてしまい申し訳ありません。
          NihonKeizai新聞のことであります。

          上長が「デイリーNKを読め!」と言ってきたらさすがにどん引きします…

    2. 新宿会計士 より:

      裏縦貫線

      いつもコメントありがとうございます。
      ご指摘のとおり、本文に深刻な事実誤認があります。さっそく修正します。
      大変ありがとうございます。
      ご指摘いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

      引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを何卒よろしくお願い申し上げます。

      1. 裏縦貫線 より:

        新宿会計士 様

        早速ご確認・修正いただき恐縮です。
        こちらこそ、これからも宜しくお願い致します。

  7. ひろた より:

    優れた映像コンテンツを作ることができればそうはならないと思います。決して人は利便性だけを求めてはいません。
    例えば、100年前に誕生した映像システムによるコンテンツに対してわざわざ出かけて2時間に1500円も払う人もいます。妻などマニアはこれを年に300回やります。
    ・テレビ局には培ってきた映像技術などがありますから生き残る所は生き残ると思います。スポーツ番組のカメラワークやスィッチングのような職人芸やドラマ、アニメのプロットや技術。ドキュメンタリーはきちんと映像を学んだ人ではないと出来ません。話題になったネトフリが欲しい人材はこういう人達です。
    ・テレビは報道よりもエンタテイメント系番組が多くエンタテイメント業界として考えるときテレビはロングテールになって行っています。
    ・OnLineTVによりネットは大画面で見ることも多くなっています。この層はネット、テレビは区別してコンテンツを見ていません。ただたくさんあるコンテンツから選んで視聴しています。すでにネット、テレビではなく目的によってコンテンツを選ぶ時代になってきています。
    オリンピックのようなスポーツ番組は同じ時間を共有したいがために生でみたい。たまたま良いドキュメンタリー、ドラマ、アニメをやっていたから見てみてらテレビだった。番組選ぶのも面倒だから適当にテレビ見ちゃう。などなど。ネットについては皆さんが考えている通り。
    ・NBCはユニバーサル、CBSはバイアコム傘下であることも考慮に入れた方が良いかと思います。テレビが〜という時代ではなくメディアコングロマリットの時代であり日本のテレビ局が遅れているだけのことです。日本はキー局が多いので淘汰はあるんじゃないかと思います。
    ちなみに個人的には新聞はとっていませんしテレビを見るのは妻といくつかのドラマを見るだけですしテレビを見るという習慣がなくなった人が多いのも否定はしません。新しい技術、ライフスタイルが変化し衰退産業が生まれていくだけのことだと思います。

  8. epicurian より:

    それ程に周知率が下がっているのならば、法定公告っていう仕組みを変更したら良いのにって思います。
    新聞社の利益になっているかどうか不明ですが、象徴的な意味はあるかと。
    実質、インターネットでの情報開示を整理(画一化・まとめ・保存整理)した方がはるかに有益かと。

  9. 門外漢 より:

    テレビってデジタル化が遅れてると思うのですよ。勿論ハードについてはデジタルの進化は素晴らしいモノがありますが。
    ニュースになるとアナウンサーよいう三角野郎が、四角四面の画面の中で難しい原稿を咬み咬み読むと言うのは、アナログ時代から変わりません。
    AIを応用したVRキャラクターに喋らせれば、スムーズにいくだろうし、夜間早朝のシフトを考える必要もありません。原稿入力は要るでしょうけど。
    バラエティのMCは無理でも、ニュースや天気予報なら十分だと思うんですけどねえ。

    1. 匿名 より:

      ✖アナウンサーよいう
      〇アナウンサーという

    2. 農民 より:

       TV番組のお天気解説のコーナーで、お抱え予報士の高齢男性がスタジオに置かれた超大画面を四苦八苦して操作して、中々進まなかったり拡大操作(ピンチ)がうまくいかずに縮小したりモタモタ……という場面を見ました。
       TVを見ること自体が実家に立ち寄った時くらいなのですが、確か少し前に同番組を見た時も同じようなことをしていたはず。進歩なし。
       そんなもん、スタッフが遠隔操作すれば良いじゃないか。もっと言えば、スタジオカメラで端末画面を写すなんてアホなマネをせず、入力元をカメラから切り替えて画面情報だけを出力すれば良いじゃないか。
       素人がゲームの画面を共有して話題にする時にスクリーンショット(画面データ自体)を貼るのはよくあることですが、画面をスマホカメラで写したものを貼ってたらバカにされますよ。考えてみれば彼らの映像製作手法では、昔から「写真の写真を撮って放送する」というのが普通だったか。
       まさに進化したハードを使ってるくせにデジタル化、活用ができていない、というシーンでした。

      1. 農民 より:

        抜け追記
         素人と職業の中間的ですが、youtube等のゲーム実況配信では、実行中のゲーム画面自体を共有、映像と音声データを送信します。ゲームしているところにカメラを置いて撮影し、音声もマイクで拾う、なんていう実況者は存在しません。

  10. 青い鳥 より:

    個人的に取材力を活かした特集記事こそが新聞の売りだと思いますが、ここ十数年はそれすらお粗末な記事が殆どですしね…
    一般人ですら通信社から情報を得ることが出来るネット時代に、別に料金を支払ってまで読む価値があろう筈もなく

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