7000万回達成、高齢者接種率も順調なのになぜ?
ついに、ワクチン接種は7000万回を達成しそうです。前回、6000万回を超えてからわずか1週間での快挙であり、高齢者接種もほぼ完了に近付いています。まさにワクチン接種は順調そのものですが、こうしたなかで不可解な記事を発見しました。産経・FNNの合同世論調査によれば、現在の政府の「ワクチン接種が順調ではない」と回答した割合が7割を超えたのだそうです。はて。「順調でない」と答えた人は、いったい何を見てそう判断したのでしょうか?
ついにワクチン接種は7000万回を視野に
ついに、「ワクチン接種7000万回」が視野に入りました。
「ワクチン接種記録システム(VRS)」などから提供される、国民全体に対するワクチンの接種状況を確認すると、先ほどの著者手元集計で接種回数が6992.7万回、すなわち7000万回達成直前、という状況にあることがわかりました(図表1)。
図表1 接種実績と接種率
区分 | 接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 69,927,464 | |
うち1回目 | 42,586,714 | 33.50% |
うち2回目 | 27,340,750 | 21.51% |
65歳以上合計 | 49,508,659 | |
うち1回目 | 28,978,924 | 81.66% |
うち2回目 | 20,529,735 | 57.85% |
医療従事者等合計 | 11,724,696 | |
うち1回目 | 6,314,972 | ― |
うち2回目 | 5,409,724 | ― |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。ただし、VRSデータは7月18日までの接種実績、医療従事者等については7月15日までの接種実績。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、全体接種率は累計接種回数を1億2712万8905人で割って求めたもの。「医療従事者等」については算出していない)
ちなみにこの「6992.7万回」という数値は、本日これから公表されるであろう「医療従事者等」に対する接種実績を含まないベースのものであり、先週金曜日時点の医療従事者等への接種状況を加算すれば、7000万回を達成しているかもしれません。
これで「ワクチン接種は順調ではない」?
先週月曜日の『ワクチン接種「6000万回」達成:増加しない重症者』で報告した「ワクチン接種実績6000万回」からちょうど1週間で接種実績が1000万回増えた計算ですが、それだけではありません。
65歳以上のいわゆる「高齢者」に対しては、1回目接種で81.66%、2回目接種に関しては57.85%と、6割達成間近です。
しかも、以前から当ウェブサイトでお伝えしてきたとおり、VRSには入力遅延が多発しており、現実には「接種を終えているが未入力」という状態が、下手をすると数百万回分は存在していると考えられます(著者私見)。
これらを勘案すれば、高齢者に対する接種は1回目がほぼ終了し、2回目も6割を大きく上回っているのではないでしょうか。
ところが、産経・FNNが本日公表した世論調査では、きわめて不可解な現象が生じています。
内閣支持率、今年最低39%、ワクチン接種「順調でない」7割超す
―――2021/7/19 11:56付 産経ニュースより
産経新聞社とFNNが17~18日に実施た合同世論調査によると、ワクチン接種の進捗状況については「順調に進んでいない」が70.5%で、「順調に進んでいる」の26.5%を上回った、などとする結果が出たのだそうです。
残念ながら質問項目については有料プランに加入していないと閲覧できませんが、どんな誘導質問をしたらこんな結果になるのか、ちょっと質問項目を見てみたい気もします。
質問と回答(7月17、18日)
―――2021/7/19 13:00付 産経ニュースより
これに関する産経の報道は、こうです。
「首相が感染対策の『切り札』とするものの、供給不足から自治体や職場で遅れの出ているワクチン接種の進捗(しんちょく)状況については(以下略)」
この時点で、すでにバイアスがかなりかかっていますね。
一部の自治体や職域での接種が滞っていることを針小棒大に取り上げ、全体の進捗が順調であるという事実を無視する――。
まさに、「コロナリスクはメディアリスク」そのものでしょう(『陽性者を感染と呼ぶNHK:コロナ問題はメディア問題』等参照)。
回答者さん、ちゃんと接種実績を見て判断しています?
念のため、確認しておきましょう。
少なくとも、VRSのデータで見る限りは、政府が当初目標に掲げていた「1日100万回」接種に関しては現時点で問題なく達成しています。
いや、「公表日ベースの増分」で見ると、このところ、日・月曜日の公表データについては100万回を下回っているものの、平日の接種実績(つまり火~土曜日の公表データ)については1日150万回に達している状況です(図表2)。
図表2 VRSデータの「増分」の推移(医療従事者等以外)
(【出所】日付別に取得したVRSデータをもとに著者作成)
VRS生データのダウンロード方法
- 次の文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと、その時点の最新データが取得可能
https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson
- 上記文字列のうちの「latest」以降の部分を「{dt}/prefecture.ndjson」(※)に変えると過去データの入手が可能(※なお、{dt}は「yyyy-mm-dd」形式で日付を入力。たとえば「2021年7月11日時点のデータ」なら、{dt}の部分を「2021-07-11」に変換)
もちろん、VRSデータをそのまま日付別に加工すると、こんなヘンテコなグラフが出来上がります(図表3)。
図表3 日別接種実績(医療従事者等以外)
(【出所】本日時点で取得したVRSデータをもとに著者作成)
図表2と図表3で非常に大きな差異が生じている理由は、単純に、VRSへのデータ入力が一部の自治体で大きく遅延しているためと考えられ(『松井一郎大阪市長がVRS未入力の事実を認め開き直り』等参照)、これを「ワクチン接種遅れの証拠」と見るにはかなりの無理があります。
それに、東京五輪直前に東京都の「感染者」(※ただしくは「新規陽性者」)が激増していることは事実ですが、こうした報道にもかなりのミスリードが混じっています。
実際には『「感染者1410人」でも東京が危機的状況でない理由』などでも指摘したとおり、東京都では新規陽性者全体に占める医療従事者や「高齢者」の割合が激減しており、また、当ウェブサイトで計算している「危険指数」の伸びも、新規陽性者全体の伸びと比べて明らかに鈍化しています。
産経・FNNの世論調査で「ワクチン接種が順調ではない」と答えた方にお伺いしたいのですが、あなたがたはいったい何を見て「ワクチン接種が順調ではない」と判断したのでしょうか。
本当に謎と言わざるを得ません。
ある調査では10歳から29歳の過半数が自民党に期待
もっとも、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』を開設したのは、今からちょうど5年前の2016年7月のことですが、これまで、「新聞、テレビなどのオールドメディアの報道にばかり接していたら、自民党政権に対してやたら批判的になるのではないか」との仮説を提示して来たつもりです。
一方、各種調査からは、新聞、テレビに接する割合は、高年層ほど高く、若年層ほど低いという傾向が見られますが(『「平日に少しでもテレビを見る」若年層は半数に留まる』等参照)、裏を返せば、若年層は高年層と比べ、政権に対しさほど批判的ではないのではないか、という仮説が成り立ちます。
あるいは、「自民党に期待する」と答える割合が、若年層ほど高いのではないか、という仮説が成り立つのです。
こうしたなか、『PR TIMES』というウェブサイトに先週金曜日に掲載された次の記事によれば、「日本の若者が今、期待する政党は?」という問いかけに対し、過半数が自民党に「投票」したのだそうです。
若者が期待する政党は「自由民主党」5割、「立憲民主党」1割。未曾有のコロナ禍、客観的に世の中を見る目が特徴
―――2021年7月16日 11時00分付 PR TIMESより
これは、「CCCマーケティング株式会社」と「株式会社Tポイント・ジャパン」が取り組んでいる『学校総選挙プロジェクト』というサイトで2021年6月25日から7月11日まで、全国の10~29歳にオンライン投票を実施した結果だそうです(投票総数は4523票)。
記事によると、1位の自民党は50.8%を獲得し、以下、2位の立憲民主党(9.2%)、3位の日本維新の会(7.5%)、4位の国民民主党(7.1%)と続きます。また、一般に「組織票に強い」とされている公明党は5.3%で5位、日本共産党は3.6%で7位だったというのも興味深い点です。
このあたり、マスメディアが実施している世論調査の結果とは「ズレ」が非常に大きい、という印象を抱かざるを得ません。
もちろん、この調査については、いわゆるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング:無作為抽出)方式の世論調査とは調査方法自体が異なりますし、調査実施時期、母集団などについても異なっているため、既存メディアの調査などと単純比較することは適切ではありません。
ただ、5割を超える人たちが自民党に投票した理由について、リンク先記事では、こんな意見が紹介されています。
- 引き続きコロナ感染防止に全力を尽くしてほしい。途中で政権が変わるとややこしくなりそう
- コロナという未曽有の事態でも上手く国を回している。非難もあるが、なんだかんだ上手くいっているのでは
- 他の党よりマシなだけで期待値は低い
これらが若者の意見をそのまま代弁していると決めつけるべきではありませんが、コロナという未曽有の事態にあって、100点満点とは言い難いにせよ、少なくともコロナ対策について、オールドメディアが「失敗している」かのように決めつけて報じるのは、極めてアンフェアでしょう。
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PR TIMESのサイトは見てました。
生まれた時からネットが有った若いもんは、しっかりしています。
順調じゃ無いと答えた人の多くは、テレビの影響じゃないかと思います。
数字とは異なりますが感覚的には到底順調とはいえません。自分の住む自治体でも60以上まで進んだところでピタッと停滞、もう3週間になります。いつ順番が来るのやら・・
別に菅政権をくさすつもりはないんですがね。
接種券もすでに配布されたでしょうから、ただ漫然と待っているよりは、自治体の担当者に問い合わせるとか、各種集団接種会場、職域接種会場をあたってみる事を考えた方が良いと思います。
接種においては劣等性と思しき私の自治体の集団接種会場でも、まだ65歳以上の接種期間ですが、既に若年層と思しき方々が高齢者に交じって接種しています。
滋賀にある得意先に納入に行った際に聞いた話では、先方の担当者さん(40台女性)のもとには7月15日の時点で接種券すら届いていなかったそうです。しかし当方の住む大阪市ではすでに若年層にも接種券が配布されていて、私自身(40台男性)もすでに1回目は完了しました。
そういったばらつきが地域によって非常に大きく、順調に進んでいる地域と全く進んでいない地域とに鮮明に分かれてしまっていることが、遅れている地域に方々の不信感を増幅してしまっているのではないでしょうか?
農家の三男坊 様
小太りTAK 様が仰る様に、地域間のばらつきや、職域の不透明さがあります。
更に100万は無理だ、いや100万を目標に、170万は言ったぞ万歳、進み過ぎだから130万くらいに落とそう、足りなくなるのは5月に判ってた、でも9月には全部届きます、11月までには終わります、いや10月の早い時期に・・・・・・
こんなにコロコロ変わって、なるほど順調だなあ、って思いますか?
結果的にそれなりに進んでるからと言って、それが政府の手柄だとは思えないのです。
個人がいちいち問い合わせれば判るなんてのは、要するに政府は説明責任(この言葉は野党臭くて嫌ですが)も管理責任も放棄したのと同じです。
ガースーには地道に仕事をするのを期待してましたが、期待外れも良い所です。
私には政治家を見る眼は無いと実感しました。
小太りTAK 様、門外漢 様
>そういったばらつきが地域によって非常に大きく、順調に進んでいる地域と全く進んでいない地域とに鮮明に分かれてしまっていることが、遅れている地域に方々の不信感を増幅してしまっているのではないでしょうか?
は、正にその通りだと思います。
ただ、日本国政府の責任がゼロとは言いませんが、その責任は地方自治体にあるのではないでしょうか。そして、今早い方が良いのか、コンスタントに進めて10月末くらいまで平準化して打ち終える方が良いのか、未だ分からないと思います。政府は12歳以上各国民2回分は確保しているでしょうが、杜撰な管理をしている自治体は9月くらいにショートに気づいて悲鳴を上げるかもしれません。
また、接種券の配布の仕方まで政府がコントロールせよという事は、今の地方自治体には、地方分権は無理と言うことになります。
農家の三男坊 様
おそらく世間一般の方は行政の責任について、これは自治体の責任でこれは政府の責任、などと分けて考えてはいないでしょう。政府にコロナワクチン担当相がいるのであれば、日本全国のコロナワクチン接種について管理するのがその担当相の仕事というように考えている方が大多数だと思われます。
本来はそこの責任について明確にして、それぞれの責任分野についての追究をするのが報道機関の正しい在り方なのだと思いますが、この国では意図的に全ての責任を政府に擦り付け政局ごっこをしたがる遊び人ばかりがそういう地位にあるがための悲劇ですよね。
もっと政府の広報事項を、ダイレクトに国民に知らせる機関が必要なのではないかと思います。
マスゴミにフェアネスを求めるのは、××半島民に「真人間になれ!」と要求するに等しくマサニ絵空事ですが、
本稿に準じ「ソレはアンフェアです!」と市井から声をあげるコトは、いずれマスメディアからゴミを無くしていくコトにツナガルと希望的観測をもってオリマス…
新宿会計士様
文中RSS方式とありますが無作為電話方式の事ならばRDD方式ではないでしょうか。
確かめるために検索してみたらRDD方式の問題点もすでに提起されていて、回答できるのが昼日中に固定電話に応答できる人間に限られるとの事。そりゃ偏りも生じますね。
見識不足でネット調査よりも無作為電話方式の方が中央値に近いのではと思っておりましたので勉強になりました。
追加補足
今は携帯電話も調査対象で年齢による人口構成比に近づける補正が入るとの事。ざっと見でよく知りもしないこと書いてすみませんでした。
接種済みと答えた人が妙に多いなど補正を掛けずに出してるっぽい調査もありますけどね
携帯電話に知らない番号がかかってきても出ませんけど…。
そんなものに回答するのはやっぱりリテラシがない人だけだと思います。
出ずに番号を検索しますが、大抵、営業電話です。
人工知能の中の人 様
ご指摘大変ありがとうございました。そのとおりです。本文を修正しております。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
上でそばーしゅさんも書いてますが、40代くらい以下の人間にとっては、「順調ではない」は実感です。
ひとまず高リスクの高齢者への接種が順調に進んだことは喜ばしいですが、その後、7月には接種の予約ができると思われていた次の世代、50~40代にとっては、実は今「停滞中」です。
新宿会計士様におきましては、ちょっと偏った(年齢的、立場的、その他?の?)見方からの「わからない」ではなく、「なぜそうなるのか」を主体に扱っていただければ、ファンとしては嬉しく思います。
太郎 様
私は居住する県内でも6市町村の医療機関に分散勤務しています。
全く予約が出来ない地域もありますが、少し離れた所では予約も取れますし
何もコネなど無しに明日の予約が取れるところもあります。
初動で接種数を上げた自治体には今も変わらず配分されています。
これは今日必要があって確認したことです。
どうしても移動が嫌と言うわけでなければ、ネット情報を確認の上で
接種医療機関に電話してみたら如何ですか?
情報ありがとうございます。
ただ、それ「順調ではない」ですよね... ということを書いておきたかった次第です。
居住地の自治体に従うことが「損」になるのであれば、これは「例えば」韓国人のメンタリティと同じものを育てる感じになりますよと...言いたい...
夜中にwebサイトでクリック攻撃的なものが必要なのは、やはり嫌です。
その“損”は当該自治体の(作為不作為問わず)無能モトイ不手際によって発生したモノではありませんか?
ナルホド国のシステム整備or?and?運用に問題が無いとは云いませんが、単に“クニガー”では見落とすモノもあるやもシレマセンが…
自治体間に格差が出ている現状、上手くない自治体には瑕疵は無いのでせうかね?
そしてそんな自治体の各種運営能力対応能力にソノ地の住民は常日頃から関心を寄せて居られたんでショーカネ?
コレ、今回の諸々、我々自身の社会参加に対する姿勢や実績への評価カモカモ…
韓国引き合いに出す必要ありますか?
何を例えたいか伝わりませんでした
ポプラン 様
他の方のコメントにもあったのですが、医療機関では、複数の基礎自治体の住民に接種しているようですが、基礎自治体からの配布ワクチンと接種対象者の管理はどのようになっているかご存じですか?
医療機関で基礎自治体からの配布ワクチンをその自治体以外の住民に接種した場合、その基礎自治体のワクチンがショートしてしまうと思うのですが。
今までVRSで追えると思っていたのですが、配布券に張られたシールには製造番号(ロット番号?)と有効期限しか無く、ロット単位で基礎自治体に配布しているとは思えないので、どこの自治体に配布したワクチンを接種したか判らず、実施医療機関で上記管理をやらなければ自治体間では調整できないと思うのです。
農家の三男坊 様
基礎自治体からの配布ワクチンと接種対象者の管理は不要と言うか、してません。
個別接種は、医療機関単位で行われていますがその予約を自治体が管理している場合と医療機関が管理している場合があります。またそれが混在している場合もあります。なので自治体が管理していると所属自治体の範囲で制限が掛かりますが医療機関の受診者は周辺の自治体からも受診していますから、医療機関単位の予約では自治体による制限は困難になります。今回のコロナワクチンはその他ワクチンと違って自治体による助成等の問題や契約の問題が無い。国と医療機関の契約なので自治体単位での区別の意味がありません。
なので週一出勤する診療所では毎週36バイアル使用して週に200人以上接種してますが。そこでは、接種券があれば、同県の異なる市町村でも他府県の接種券で接種をしても構わないように進めています。当然自治体の患者がメインですが柔軟に対応しています。
接種開始時に腹を据えた院長と自治体の担当者が方針を決めて最初からダッシュしたので輸入量が減少した今でも県から同量の配布があります。
ポプラン 様
早速の返信ありがとうございます。
という事は、VRS入力に基づいてワクチン配布という河野大臣の考え方は誤りと言うことになりますね。
配布されたワクチンが他自治体の住民に接種される数が多ければ多い程、その自治体のVRS入力は不足し、見かけ上在庫があるように見え、一方、住民が他自治体に接種に行けば行くほど、VRS入力は増え、結果余分にワクチンを配布してもらえるという事で、配布格差を助長することになると思うのですが、これは県単位で調整されるのでしょうか。 V-SYSでも、目のこの調整はあっても、この補正機能は無いと思います。ギリギリのワクチン量で接種を進めようとしているとすれば、9月10月あたりでこの問題が顕在化しないか心配です。
農家の三男坊 様
VRS入力に基づいてワクチン配布という河野大臣の考え方は誤りと言うことにはなりませんよ。
VRS入力で、自治体の接種能力(自治体とその周囲の医療機関の接種能力)を見ているわけです。
接種能力のある自治体に優先配分して接種券を持っている人間に接種してもらえれば国民全体では接種が早く進むわけです。
今回は日本にしては珍しく平等より効率を選択していると思うのですが。
ポプラン 様
早速の返信ありがとうございます。
仰る様に、今までは、
”悪平等よりは接種スピード優先モードで、其れが正解”
だったと思います。
ある程度、大規模接種、職域接種で吸収してくれた分があるのと、
他自治体の住民への接種の比率が判らないので、
”今のやり方を直ぐに変えるべきとは言っていません”。
しかし、予約受付が止まってしまったままの自治体が多そうなので
それの原因と、解消する方法は無いかと、素人なりに考えて居ます。
県単位で実在庫把握と管理及び、県内での配分調整が上手くできることを祈っています。
ワクチンを接種した人は「遅い」「遅すぎる」とはなかなか言わないでしょう。よほど根性がねじ曲がった人以外は。多くの方々は、自分が済んだら「無関心」です。「あ〜もうひと月経つか」てなもんです。
まだ接種券も貰ってない人か、若年層は「遅い」と思うかもしれません。しかし、若い人は重篤化しにくいんだから、耐えれるはずです。もうちょっとお待ちを!
接種券は7月頭に届いて、7/13から予約できますよ、と言われた人間ですが、
その予約が、今は(無期限?)一時停止中です。
https://www.city.nara.lg.jp/site/corona-vaccine/107627.html
日本は日本で、あんまり韓国笑ったりしてるのもいかがなものかと言わずにはいられないと
(もちろん、その停止の理由は違うのかもですが。ちなみに奈良市です。兄の大阪寝屋川市では、(無期限)停止では無いですが、予約の「受付」は8月中旬からになっているとのことです。)
んー。
政府目標が10月だか11月だかに希望する全国民に接種だから、やっぱ「順調」なんじゃないの?本文の日本語を読めない人なのかな?
7/13に予約開始ですよと言われ
すぐに予約を停止します、と言われ
いつから予約できますのアナウンスがまだ無い、ということです。
これで「順調」を「実感」はできませんよね、というお話です。
ブログ主さんが「不可解」と書かれているので、いやそれも「実感」です。とのコメントですが、やはり「不可解」でしょうか?
太郎さん
横から失礼。
実感として「順調ではない」と感じるのはその通りと思います。
ただ、それをいうなら政府の問題じゃなくて、多分あなたのすむ自治体の問題ではないでしょうか。自治体のVRS未入力問題についてはこの新宿会計士さんのブログにかなり詳しく触れられていますのでご一読を。
https://shinjukuacc.com/20210712-02/
政府の責任じゃないものを政府のせいだとしてブログを書けってブログ主さんに要求するのもどうかと思いますよ。
(下でマスオさんもそういうコメントをされています。)
匿名さん
日本語がどうとかコメント主への反論に関係がないと思いますけどね。
失礼、マスオさんじゃなくて文才さんでした。
通りすがりさん
ありがとうございます。ただ、ここまででも少なくとも実名で、奈良市(URL付き)、寝屋川市、また引き合いに出して申し訳ないですが、転勤族様の本州最北端の県庁所在地で予約受付自体が止まっています。
これ、すべて「自治体の責任」にする論調にも違和感はあるのですよ。
そうしないために総務省なりの「権限」だったりがあるんじゃないかと言いたくて仕方ない。まあ、このブログでは「政府の責任ではない」が基調ですので、言っても仕方ないのですが...
菅総理や安倍前首相は支持していますし、「国全体」としてのお話はまた別としても、なんというか、一色に全て染める論調は、なじまないところです。
事実として予約は止まっている、ではなぜか、を「全てマスコミが悪い」じゃなく、踏み込んでの記事であればよかったなと思った次第です。
ともあれ、ありがとうございました。
太郎 様
接種券の到着時期からして、65歳未満の方と推察します。
予約再開が見えないのはご不満なことと思います。
ただ、これは自治体の無策が原因で、何の対策も取らなければ、10月、11月頃の予約開始・接種となる可能性もあります。
もし、接種を御急ぎなら、上記ポプラン様のコメントを実行するのが良いと思います。
”自分は予約できないのに回りが順調と言うのがご不満”であれば、
ここは自治体プッシュの一択です。
出来れば自治体を動かす意味で、自治体担当者に
・予約受付位さっさと再開しろ、再開できない理由はなにか?
・ワクチンが足りないなら県とのワクチン配分の交渉状況をWeb公開しろ。
・うち手が足りないなら、県の集団接種会場を紹介しろ
と、明確に要求した方が良いと思います。
その結果接種スケジュールが10月末となっても気分だけは収まるでしょう。
太郎様
ご返信ありがとうございます。
私の知り合いなど近畿地方(それも兵庫県南東部、大阪府の北側、あと香川県、熊本県、福岡県)に偏在してますので、全国のデータは無いですが、やはり市町村によるのではないかと思います。接種率が近隣都市と比べて異常に低い所は報告が遅いのではないかと思ってしまいます。
ちなみにウチの地域では高齢者はすべて接種終了してますが、それ以下の50~64歳の知人で接種券が届いて、第1回目を決めたのにキャンセルを食らった人はいます。
しかし、かかりつけ医や2番手医、3番手医ぐらい迄で(診察を受けた事がある)、何とか接種予約して貰い、第1回目は終わりました。今週~来週に第2回目という方は多いですよ。「全然アテが無くて困っている」と言う方は聞きません。
ワクチン接種については、20~40歳代の方が一番強く不満を持つでしょうね。それは理解します。
ところで先週15日の木曜日に、私の勤務先で集団接種が行われました。接種者は陸上自衛隊第〇普通科方面隊の皆さん。遠い所を2時間近くかけて、幌付きのトラックでやってきました。1度に接種できる人数は限られるので、時間差をつけて来ました。モスグリーンの幌はエアコン無し。窓は片面にわずか1カ所、帆布製でボタンで留めるタイプ。これは「家畜車」並みです(もう少し何とかならんのか)。
私は幾ら若くて強靭な身体を持つと言っても、「災害派遣も多いのに、なぜ今まで待たせたのか?」と思いました。数百人が2時間で完了。彼らはまた炎天下の中、トラックで帰るのか、と思うとご苦労様でした、と言う心境になりました。失礼します。
農家の三男坊 様
横からのコメントをしてしまい、大変恐縮です。しかしながら、本気か冗談かわかりませんが、市役所にクレームを言えとおっしゃるのはやめていただけませんでしょうか。
現在、市町村のワクチン担当は大変な業務量なのです。そのような状況なのにもかかわらず、不要不急のクレーム対応で時間やメンタルを削られると本当にやるべき業務が滞ってしまいます。そうすれば、届くべきワクチンも住民に届きません。
我々自治体職員は、住民のサンドバックではございません。どうかご理解とご協力をお願いします。
通りすがりの地方公務員 様
配慮足りず申し訳ありません。
ただ、太郎様の不満を解消するためには、今自治体が持っている接種計画(見通し)を公開すればよいだけだと思うのです。
ワクチン到着見通しは政府⇒県⇒基礎自治体と出ている筈なので、これを当初目標の11月末まで、VRS入力もやりながら実力に合わせて計画を立てればよいだけと思うのですが、やれない理由があるのでしょうか? 開業医を集めすぎて分割損が発生?
太郎さま
私事です恐縮ですが、同市に65歳以上の近しい人が2人住んでいますが、
7月上旬で2回の接種を完了(副反応は筋肉痛以外ナシ)しています。
ちなみに私は首都圏の某県居住で、未成年の対象者含め全員に対し接種券は7月に届き、家族全員職域で1回目接種済みで近々に2回目終了予定です。
親戚や知人も完了若しくは1回目済みが殆どだったり・・・
私の周囲が順調なのは、偶々、運がメチャクチャ良いってことでしょうかね。。。
私見ですが、滅びゆく「マスゴミ」さんたち、政府批判で不安を煽る報道ばかり。
オリンピックだって、ほぼ無観客にしたのは不安を煽りまくった「マスゴミ」。
なのに旭日社旗の「夏の甲子園」は、有観客だとかダブルスタンダード。
正しく恐れ「マスゴミ」の煽りに乗せられないのが、一番だと思っています。
ありがとうございます。
私自身がワクチン接種できないのが「不満」と取られるのは心外であり、「不可解」との記事に事実と実感をコメントしただけなのですが...
また、せっかくですので一応一言。
> 同市に65歳以上の近しい人が2人住んでいますが、7月上旬で2回の接種を完了(副反応は筋肉痛以外ナシ)しています。
もちろん皆様はわかっててスルーされておられるのですが、その「65歳以上」が理由じゃないかと思います...
私も、「高齢者への接種は順調だった」ことに何ら反論も異論もございません。
ただ、いくら日本が高齢化社会とは言え、65歳以上の(人口の1/4くらいだそうですね)のみの実績を取り上げて「不可解」は、言い過ぎじゃないかと、言いたかっただけです。
太郎様
私も予定していた職域接種が遅れていて、いつ接種できるかわからない状況なので、気持ちはわからなくないのですが、自治体で働いている者として、気になった点をいくつか申し上げたいと思います。
基本的に、予防接種とは、国民集団という単位での集団免疫を確保して、感染症を撲滅する又は感染症による医療負担を下げるのが主たる目的であって、一人一人が接種によって安心を得ることはあくまで副次的な目的となります。したがって、政策としては、いかに早く多くの人間に接種できるかが重視されるのであって、公平感・納得感というものは後回しにせざるを得ません。おそらく、新宿会計士様もその点を理解しておられるからこそ、世論調査の結果よりも累計接種回数を重視されているのだと思います。(マスメディアは理解してなさそうですが…)
また、同じような理由から、政府は限られたワクチンを効率的に配分するため、不公平を承知で、接種能力の高い自治体に優先的に配分しているのです。政府から見れば供給されても、ちゃんと接種できるかわからない自治体に優先配分できません。公平性を重視すれば、もっと累計接種回数は減ってしまっていたでしょう。したがって、配分が少ないのは、政府だけでなく自治体の業務能力に足りない部分があると言われても仕方ありません。
特に、ワクチンの供給が7月以降絞られたことから、予約枠が減る・接種可能な会場が減るのは市町村としても不可抗力だと思いますが、一月以上予約受付を中止する、さらには受け付けていた予約をキャンセルしてしまうことは、正直当該市町村の予約や在庫管理が不十分だったと言わざるを得ません。太郎様は、奈良市、寝屋川市、本州最北端の県庁所在地を例に挙げていましたが、全国1700以上ある市町村のうち、一月以上の予約受付の中止、予約キャンセルを行った自治体はどれほどあるのでしょうか。そこまでの失態を犯した自治体は、批判されても致し方ないと地方公務員である私としても思ってしまいます。
あと、おそらくですが、8月後半になれば国内におけるワクチンの需給関係も落ち着き始めると予想していますので、一月待てば希望したタイミングで接種できるようになるんじゃないかと思います。
通りすがりの地方公務員さま
なるほど、ワクチン接種の進捗で、その地方公共団体の実力が明白になると。
マスゴミも、日本政府を貶め不安を煽るのではなく、進捗の早い(&遅い)地方公共団体のやり方を取材し報道するのが本来の姿だと思う次第です。
> マスゴミも、日本政府を貶め不安を煽るのではなく、進捗の早い(&遅い)地方公共団体のやり方を取材し報道するのが本来の姿だと思う次第です。
報道機関にそんな能力もなければ、需要もありません。それでも読売新聞は、埼玉県に優秀な記者がいたのか、たまに県内の自治体の実務の状況を記事にしていたように記憶していますが、朝日、毎日に至っては政府批判と自治体や医療従事者の愚痴を記事にしているだけで、私の知る限り実務をちゃんと報道したことはこれまでありませんでした。朝日、毎日の取材テリトリーとは、きっと霞が関と永田町に限っているのでしょう。もはや我が国に全国紙は読売新聞しかありません。
通りすがりの地方公務員様
丁寧にありがとうございます。論旨、わかりやすくお書きいただいたこともあり、十分に理解できたと思います。
私がわからなかったのは、この世論調査の「結果」を「不可解」とされた、この記事の主旨のみでした。
(ただブログ主たる新宿会計士様はいちいちコメントに反論・訂正できる立場でもないので、これはあんまり言い過ぎない様には考えています。自由に書かせていただいて、有り難く思います。)
>一月以上の予約受付の中止、予約キャンセルを行った自治体
県庁所在地47のうち、7割程度は予定変更があったとのことです。「一月以上の」とさらっと条件を入れておられますが、それが「なぜなのか」「いつ復帰するのか」を説明する責任(あーこれ書きたくない。色つけられるので、)...じゃなく「情報」は、やはり政府からしか降りて来ないものじゃないのでしょうか。
重ねて書きますが、私はこのブログのファンですし、新宿会計士様にはできるだけ末永く続けていただきたいと願っているものです。
その意味でも、今回の記事には、「もしかして新宿皆生市様がご存じないのではないか」という部分をいろいろ書かずにはおられませんでした。
ありがとうございました。
太郎 様
ご返信ありがとうございます。上記のコメントでは説明が不十分な点があったので、そちらをコメントしたいと思います。
> 県庁所在地47のうち、7割程度は予定変更があったとのことです。「一月以上の」とさらっと条件を入れておられますが、それが「なぜなのか」「いつ復帰するのか」を説明する責任
確かにこの辺は上記のコメントで説明を省略した部分なので、さらに説明を加えたいと思います。
上記のコメントでも申し上げましたが、予定変更そのものについては政府からのワクチン供給減に由来するものなので、自治体として責任を負うものではないと考えています。
一方で、今後も(これまでほどの量ではないにせよ)政府から2週間単位でワクチン供給が続けられることから、小規模自治体ならともかく、寝屋川市、奈良市といった人口規模の自治体ならおそらくワクチンが2週間に1回(遅くとも1か月に1回)は政府から配分されるはずです。にもかかわらず、このような市町村で1か月以上も予約再開がなされない理由は、当該市町村は6月の段階でこれまでと同様の供給量があると見込んで過大な予約枠を開放してしまった結果、かなりの数のオーバーブッキングが発生しており、それを解消するまで新規予約枠の開放ができないからだと考えております。
ワクチンの供給と配分は政府の責任ですが、個別具体の予約と在庫を管理するのは市町村の責任です。オーバーブッキングにより新規予約枠の開放をできないのであれば、それは市町村の問題だと私は考えています。
また、いつ復帰するのかも説明するのは、一義的には市町村がやるべきことですが、政府からのワクチンの供給量が定かではない以上市町村としてははっきりしたことは言えません。(見込違いでオーバーブッキングを発生させた後ならなおさらです。)そのワクチン供給についてですが、製薬会社⇒政府についてはすでに供給計画が発表されているとおりなのですが、政府⇒自治体については結構ぎりぎりにならないと分からないようなのです。これも市町村の在庫状況に合わせて供給するというやり方をとる以上、ぎりぎりまで市町村の接種状況を見定めようとするのは制度上そうならざるを得ません。機械的に人口配分で供給する形をとれば市町村としても概算でどのくらい来るかは見通せたかもしれませんが、結局どのやり方が最も効率的だったかは後で検証しないと分からないと考えます。
> その意味でも、今回の記事には、「もしかして新宿皆生市様がご存じないのではないか」という部分をいろいろ書かずにはおられませんでした。
まあ、これは私が言うべきことではないと思いますが、おそらく新宿会計士様もリアルで職場や知人等を通じてワクチンの接種状況をお聞きになってると思います。(事務所の経営者なら、従業員の接種状況は気になるのではないでしょうか。)
さらに、このサイトの方針としては、(例えばテレビのような)市民の声・実感を吸い上げることよりも、データとロジックを重視する論調だと思うので、個人の実感をおっしゃったところで受け入れてもらうのは残念ながら難しいのではと思います。
はい。本当に、ロジックを重視していただければ幸せです。
「はて。「順調でない」と答えた人は、いったい何を見てそう判断したのでしょうか?」
「7000万回を達成」
※3500万人として、日本人口の3割6分程度が「済んだ」だけで、その後の予約は「今」止まっているという事実は指摘したい..したい...
「産経・FNNの世論調査で「ワクチン接種が順調ではない」と答えた方にお伺いしたいのですが、あなたがたはいったい何を見て「ワクチン接種が順調ではない」と判断したのでしょうか。
本当に謎と言わざるを得ません。」
まあ、別に私をでも日本中の地方公務員さんをでも首長さんをでも、ないのですが。
「産経・FNN」を、ではあるのですが、実際に直接的に煽られてるのもまた事実でしたので、な感じです。
まあ、味なんですけれども、今回は過激過ぎたと思っています。
ありがとうございました。(しばらく控えます)
予約できた。
FNNプライムオンラインでアンケートの設問内容がわかりますね。
https://www.fnn.jp/articles/-/212369
ワクチン接種の進捗状況の設問は以下です。
「政府による新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況をどう思うか?」
1.順調に進んでいる 26.5% 2.順調に進んでいない 70.5% 3.わからない・言えない 3.0%
特に誘導尋問的悪意は感じませんが…
ワクチン在庫問題など、連日のように政府が悪い的な報道やくだらんワイドショーなどを垂れ流して批判していれば、順調に進んでいないのでは?と感じる人が多くて当然です。
洗脳されてしまう者、真実をきちんと調べようとしない者が多いようで、こればかりは仕方ありませんね。
他の設問も興味深いものが結構あります。
これは頭に「政府による」とわざわざつけることで、
さも政府の不手際のように誘導しているものと感じましたが、
皆様はどう感じられましたでしょう。
確かに主導は政府なんですが。
確かに自治体のVRS入力の怠慢なども含め、政府が主導しているワクチン接種によって引き起こされた問題、という見かたもできますので、悪意があるとすればそこでしょうか。
そういった諸問題や適切かつ効果的な国民への広報活動が弱い(ド下手)ことに加え、五輪やコロナ感染対策全般のゴタゴタも含め、政府への不信感が回答に現れている気がします。
山形県から沖縄県の離島迄、個人的ツテで情報収集した範囲内では、60歳以上の接種はほぼ完了、残る若干名も今月中には完了、子供達世代も職域接種で1回目完了、近日中に2回目予定、という状況なので、設問が
「新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況をどう思うか?」
なら、「順調」と回答しますが、実際の質問は、
> 「政府による新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況をどう思うか?」
なので、「順調ではない」になるでしょう。
その理由は、菅政権が反日勢力にいいようにやられ放しな事にあります。
尾身会長は当初こそ「人流」が大切と言いましたが、「人流」はすぐに霧散して、「飲食店叩き」ばかりになりました。
日本人が酒を一滴も飲まず・外食もせずになったら、コロナ問題は解決するのですか?→そんな訳ないだろ。
東京五輪観戦できないと、死ぬとか生活に支障出るとかするのですか?→そんな訳ないだろ。
東京五輪を無観客に追い込まれた時点で、反日勢力にいいようにやられた印象が強い。
ワクチン接種完了者の五輪観戦すら諦めざるを得なかった。(夏の高校野球は有観客で開催されるのに。)
パブリックビューイングをドライブインシアターに移すこともできず、全て取り止めになった。
飲食店オーナーが「ウチの店は接種完了者のみ入店可」と言う事も許されなくなった。
ワクチン接種者に何のインセンティブを提供できない状況が続けば、今は順調そうに見えても、この先非常に厳しい状況に追い込まれるであろう事は想像に難くない。
反日勢力は、ネット・新聞・雑誌・テレビ等、新旧メディアを総動員してデマの流布に余念がない。
居住する自治体の不手際が、国への責任転嫁につながった結果と思います。
当市では、接種券の送付が近隣自治体に比べ一月弱遅く、65歳以上の接種の2回目の
予約及び新規予約が7月6日から停止状態。(今回の配布ワクチン減少の影響で)
7月19日の今日現在でも予約再開のアナウンス無し。
このような時期に世論調査をやれば、順調ではないと回答すると思います。
政府が頑張っても、ワクチン減少の報道が実施自治体の不手際の責任を
政府に転嫁された形になったのでは。(国全体での大きな動向は、統計上順調とは思う。)
別件だが、一箱195本入りのワクチン、一本あたり5回接種なのか、6回接種なのか
新聞報道の数値がバラツイテいる。政府は5回接種で計算していると思うのだが。
自治体の不手際を転嫁、賛意を表します
ソノウエで、
自治体の不手際は結局常日頃からの住民の社会参加からのシッペガエシなのかも…とオモウコトシキリなう
でアリマス
ワクチン一本当たりの接種回数は、5月10日以降は6回接種、それ以前は5回接種のようです。
ここが一番わかりやすいかな
https://www.city.ageo.lg.jp/page/030012021061702.html
こちらでもいいですが
https://www.city.fujimi.saitama.jp/kenko_fukushi_iryo/02kenkou/kansensho/corona_vaccine/coronavaccine_record.html
私が住んでいる地域では7月13日より私の年齢層(50代前半)の接種予約開始が始まりました。ただし予約は全く取れません。
多くの医療機関は「ワクチンが届かないため予約受付を止めている」との回答でした。
こんな状況下、テレビや新聞は「第五波が来た」「ワクチンが予定通り供給されていない」「河野大臣も認めた」など、一部データにスポットを当てた論調のオンパレードです。
VRSの遅れは、ほとんど記憶に残らないような報道です。
高リスク者(高齢者)の接種データはついぞ見なくなりましたね。
上記二つ(情報と実体験)から判断すると、自分も
「ワクチン接種は順調ではない」
と答えてしまうでしょうね。
全国・全年齢でワクチンが行き渡っているとは言えないですから。
見事なまでの世論誘導だなーと思います。
ちなみに今は本州最北端の県庁所在地に住んでいます。
幸いにも陽性者数がとても少ないので、供給が追い付くまでゆっくり待とうと思います。
以前からも接種が遅れている、海外では~ってやってましたらね、ボディーブローのように効きます。
本当は特例承認にケチ付けた野党のせいなのですが、報道しませんね。
とどめの右ストレートはワクチン供給不足ガ~ですね、
匿名さま
マスコミ、侮れません。
個人的な感想で言えば、武漢肺炎とオリンピックを上手に活用して現政権にそれなりのダメージを与えており、楽観できない状況だと思っています。
昨今のマスコミによる波状攻撃を見るに、空気を作りだして風を吹かす力は十分あるような気がします。