韓国のリスクは「レームダック化」より親北路線の暴走
韓国メディアのホンネは「菅義偉総理が韓日関係改善の決断を」というご都合主義
一昨日の韓国のソウル市、釜山市をはじめとする補・再選挙で、与党「ともに民主党」系の候補者が大敗。文在寅政権のレームダック化が指摘され、なかには「韓日関係改善に向けた日本の決断が期待できなくなった」とぬかすメディアもあるようです。ただ、政権のレームダック化は最初から予想されていた話でもあります。両市長選の敗北は文在寅氏のこれまでの親北路線を直ちに止めるものではありません。むしろ今後のリスクは「それが暴走するかどうか」でしょう。
韓国補選、与党系候補が大敗
昨日の『レームダック化の文在寅政権、次の一手は親日?反日?』でも取り上げたとおり、7日に実施された韓国の補選で、文在寅(ぶん・ざいいん)大統領の出身母体で左派政党の「ともに民主党」が惨敗し、とくに2大都市の市長に保守野党の候補が当選した、とする話題を取り上げました。
これについて、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)に昨日掲載された『野党から10年ぶりソウル市長 釜山市長選とも圧勝=大統領選に弾みか』などの記事を参考に、事実関係について、もう少し詳しく見ておきましょう。
今回実施されたのは21の再・補選で、ソウル市では与党「ともに民主党」候補の得票率が39.2%にと
どまったのに対し、保守系候補が57.5%を獲得して圧勝。釜山市の場合、与党34.4%に対し、保守系の得票率は62.7%にも達している状況です。
また、残り19の選挙に関しても、地方自治体長選(蔚山南区など)や地方議会議員選挙などでも保守系候補が12人当選し、「ともに民主党」の候補者が当選したのは、全羅道の4つの議員選に留まったのだそうです(残りは無所属候補者など)。
各メディアともに、これを来年の大統領選の「前哨戦」に位置付けて報じており、実際に与党系が惨敗したことで、文在寅政権の「レームダック化」を予言する記事も多数出ています。
たとえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日掲載された『韓国大統領府、予想越える大敗に衝撃…174議席でもレームダック不可避』では、記事のタイトルにも「レームダック」という表現が出て来ます。
「174議席」とあるのは、昨年4月15日の国会議員総選挙で与党が圧勝したことをさしていますが、「議会で圧倒的多数を保持していても、与党としては保守政党のことを無視し辛くなる」、というニュアンスでしょう。
また、ロイターも昨日の『韓国ソウル・釜山の市長選、与党惨敗 大統領選の前哨戦』という記事で、文在寅政権を巡り、「公約とは裏腹に住宅価格は高騰し格差は拡大」、「政治家の性暴力疑惑、北朝鮮との関係悪化などもあり支持率はここ数カ月で過去最低」、などと報じています。
目次
「レームダック化」
政権末期のレームダック化は当たり前
では、文在寅政権が両市長選の敗北などを契機に、これから「レームダック化」するものなのでしょうか。
この点については、個人的には非常に微妙だと思います。
そもそも「レームダック化」とは、一般に、政権末期が近づくにつれて政権が指導力を失っていく現象を指す言葉であり、べつに韓国に限った話ではありません。文在寅氏の大統領としての任期が1年少々となるなか、とくに何もなければ、「レームダック化」することは最初から予想されていたことです。
また、歴代韓国大統領は、政権末期になると反日を前面に出して支持率浮揚を狙う傾向があります。
残り任期が半年になった李明博(り・めいはく)大統領(当時)が2012年8月、島根県竹島に不法上陸し、天皇陛下を侮辱する発言を行い、野田佳彦首相(当時)の親書を郵送で突っ返す、といった一連の無礼を働いたのは、その典型例でしょう。
近年の例外といえば、政権発足直後から反日を全開にし、むしろ最後は「ろうそくデモ」に遭い、職務権限を停止され、最終的には憲法裁から罷免されて収監された朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領くらいなものではないでしょうか。
もちろん、先ほどのロイターの記事にもあったとおり、今回の一連の選挙が、有権者による文在寅政権の政策に対する「怒り」という意味を持っていることは否定できない点ではあります。
ただ、それでも文在寅氏(あるいはその出身母体である「ともに民主党」)にとって重要なことは、来年3月に実施される大統領選で勝利することです。
だいいち、「ともに民主党」は依然として国会で圧倒的多数を占めている状況です。今回の地方選の結果、文在寅氏自身が指導力を失ったとしても、現在の韓国政府の「文在寅路線」がただちに転換されると見るのは早計です。
文在寅氏は「反日主義者」ではない!
ちなみに世間では、文在寅氏は「反日主義者」だと誤解されているフシがありますが、当ウェブサイトとしては、「文在寅氏は反日主義者ではない」と申し上げたことがあります。
2017年5月に発足して以来、文在寅政権の一貫した最大の政策目標は「大韓民国を北朝鮮に献上すること」であったと考えると、文在寅政権の奇行のうち、かなりの割合が説明可能です。日本に対する態度も、「北朝鮮至上主義」の一環と見るべきでしょう。
この点、韓国の左派メディア『ハンギョレ新聞』に連載された、同紙のキル・ユンヒョン記者が執筆した『新冷戦韓日戦』は、非常に参考になるシリーズです(最終稿は次の記事です)。
[キル・ユンヒョンの新冷戦韓日戦18]「構造的不和」の韓日、対話で解決は可能か
―――2021-03-13 12:44付 ハンギョレ新聞日本語版より
一連のキル・ユンヒョン氏の論考が興味深い点は、文在寅氏の日本に対する行動を、北朝鮮との対話の進展と重ねてみると、非常にうまく説明がつく、という点にあります。
ほんの一例を挙げると、日韓GSOMIA(正式名称は『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』)を巡る騒動がわかりやすいでしょう。
韓国政府は2019年8月、日本の「輸出規制」(※原文ママ)への対抗策として、日韓GSOMIAの破棄を日本政府に対して通告しました。しかし、破棄の効力が発生する11月23日午前0時の数時間前、韓国政府は急遽、「その効力を中止する」と言い出しました。
これについて、キル・ユンヒョン氏は、2019年10月、スウェーデンのストックホルムで米朝実務交渉が決裂したことで、文在寅氏の好きな「運転席理論」が完全に破綻したことがその背景にある、とする仮説を打ち出しているのです。
『GSOMIA破棄騒動巡る「韓国側からの答え合わせ」』
この仮説が正しいかどうかは、読者の皆様のご判断に任せます。
ただ、個人的には、一連の文在寅政権の(一見すると)支離滅裂な行動も、「すべての行動は北朝鮮の首領様のために」という仮説を置くと、極めてスッキリと説明がつく、という点には、「敵国」(?)メディアながら「あっぱれ」と思ってしまった次第です。
親北路線が否定されるかどうかが問題
このように考えていくと、今回の地方選の結果が韓国政府にどう影響するかについては、現在の文在寅政権による外交政策、とくに「親北路線」がどうなるか、という視点から考察する価値があるように思えてなりません。
これについて、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日、こんな記事が掲載されていました。
危機の文氏、外治も難題山積…正恩氏の呼応も、菅氏の決断も難しくなる
―――2021.04.08 17:00付 中央日報日本語版より
ここで中央日報は、重要なことを指摘します。
「北朝鮮はすでに任期末に入った文在寅政府を無視するような態度を見せている」。
具体的には、独裁者・金正恩(きん・しょうおん)の実妹である金与正(きん・よしょう)(※労働党副部長)が先月16日、米韓合同訓練を非難しつつ、文在寅政権を「任期末期に入った南朝鮮当局の前途が非常に苦痛で平安でなくなるだろう」などと皮肉ったことなどが挙げられます。
中央日報はこうした状況について、「今回の再・補欠選挙の敗北で文政府のレームダックが加速化する場合、北朝鮮は文政府を相手にする必要がないという判断をさらに強くする可能性がある」と述べていますが、じつは、これが最も大きなリスクでしょう。
なぜなら、北朝鮮の歓心を買うために、無茶な行動に出てくる可能性があるからです。
ことに、中央日報も指摘するとおり、「北朝鮮が韓国に期待する役割」は「制裁解除問題などを巡り、北朝鮮に有利な方向に非核化交渉が進むように米国を説得すること」にあるようですが、その米国の現在のスタンスは、北朝鮮との交渉については「まずは非核化ありき」です。
そうなると、韓国が米国ではなく中国に対し、北朝鮮に対する制裁の解除の働きかけを強めるかもしれません。実際、今月3日の中韓外相会談では、鄭義溶(てい・ぎよう)韓国外交部長官は、王毅(おう・き)中国外交部長官に、そのような要望を出したようです。
そして、こうした韓国の動きが、米中の動きを刺激する材料のひとつとなる、というのは、あまり考えたくないシナリオですが、リスクシナリオとしては十分に織り込んでおく必要はあるでしょう。
日韓関係は破綻に進む?
日本との「関係改善」路線自体がウソっぽい
もっとも、中央日報の記事は日本との関係改善路線について、基調が変化する可能性がある、としていますが、この点については同意できません。
まずは、中央日報の主張を確認しておきましょう。
「昨年末から続く文政府の韓日関係改善ドライブにもブレーキがかかる可能性が高い。当初、文政府の構想は完全に行き詰まった韓日関係を改善するために両国指導者が大乗的な決断を通じて政治的な合意を実現させるということだったという」。
そもそも論ですが、ここでいう「日韓関係改善路線」は、文在寅政権側が勝手に打ち出したものであり、日本政府の側は非常に冷めています。とくに、次のような記述を読むと、韓国政府の意図があまりに一方的でご都合主義的であることはあきらかでしょう。
「関連事情に明るい消息筋は『核心は両国が歴史葛藤を縫合し、北朝鮮問題を中心に協力して共通分母を探るということだったと承知している。特に東京オリンピック(五輪)を契機に日本は拉致問題で、韓国は南北関係改善で成果を出し、韓日が共に米国の北朝鮮関与を誘導していこうとの趣旨であり、実際に日本側にもこのような考えを伝達しているはず』と説明した」。
じつにウソっぽい説明ですし、「東京五輪での南北対話構想」云々も含め、日韓関係の改善を北朝鮮との関係改善に利用しようとする意図がミエミエです。さすがに現在の日本政府がこうした「猿芝居」に乗っかる可能性はゼロと考えて良いのではないでしょうか。
なにより、自称元徴用工判決問題、主権免除違反判決問題を筆頭に、現在の日韓諸懸案とは、結局のところ、「韓国が日本に対して一方的に殴り掛かって来ている」ことで生じたものばかりです。日本政府が韓国に言えることは、「国際法を守れ」「約束を守れ」以外の何もありません。
この期に及んで「韓日関係改善のための菅義偉総理の決断」
この点、中央日報を含めた韓国の「保守メディア」の悪いところは、自分たちの国が一方的に悪い場合であっても、その事実から目をそむけ、「韓日双方が譲り合って歴史葛藤を解決すべきだ」、などと言い放つ点にあります。次の記述など、「傲慢」以外の何物でもありません。
「韓国政府が念頭に置いていた東京五輪構想も北朝鮮が不参加を宣言して事実上水泡に帰した。これに加えて今回の選挙惨敗で文大統領のレームダックが可視化し、韓日関係改善のための菅義偉首相の決断を期待することはさらに難しくなった」(※下線は引用者による加工)。
いったい具体的に何のことなのでしょうか、この「韓日関係改善のための菅義偉首相の決断」というのは。文章の前半はまだわからなくはないのですが、なぜここで突如として、「日韓関係改善のための菅義偉総理の決断」というパワーワードが出て来るのでしょうか。相変わらず意味不明です。
この点、中央日報にはソウル大学国際大学の朴喆熙(ぼく・てつき)教授の次のような発言を紹介します。
「あと任期を1年余り残してレームダックを前にしている文政府に日本が先に手を差し出したり賭博に近い交渉に臨んだりする可能性はほぼないと考えられる」
…。
いえいえ。
勘違いしないでいただきたいのですが、日本政府が「先に手を出したりしない」理由は、「文在寅政権がレームダック化しているから」、ではありません。あくまでも「韓国が日本に対する信頼関係を一方的に破壊したから」です。
文在寅氏こそ「真の親日派」
さて、ここでひとつ、当ウェブサイトが「予言」した内容があります。
それは、文在寅氏こそが「真の親日派」ではないか、という点です。
真の親日派とは、文在寅氏その人だ
(…)韓国の韓日議連会長の姜昌一(きょう・しょういち)氏が提案したとされる「2+2基金」案に関する話題と、それを妨げているのが韓国大統領である文在寅(ぶん・ざいいん)氏その人である、という、非常に興味深い構造です。つまり、文在寅氏こそが、結果的に日本の国益に資する存在なのではないでしょうか?<<…続きを読む>>
―――2019/05/22 11:00付 新宿会計士の政治経済評論より
当ウェブサイトではこれまで、文在寅政権が日韓関係を破壊するだけ破壊して、あとは何も後始末をせずに去っていくと考えて来ました。
そもそも、日本国内には「朝鮮半島生命線説」とでも言えばよいのか、「日本は韓国との関係を切ってはならない」などと思考停止状態にある人が多数存在しているのですが、文在寅氏の破天荒な行動は、こうした「朝鮮半島生命線説」の幻想を、粉々に打ち砕いてくれたのではないかと思います。
この点、中央日報は「山積する外交難題」が「結局解決されないまま残る」との見方を示しています。
「このように複雑に絡まった懸案を任期5年目まで引っ張ってきたあげくレームダックを迎え、文政府のさまざまな外交的課題は結局解決されないまま残される可能性が高まった」。
「可能性が高まった」もなにも、文在寅氏一味にそれらを収拾する能力などありません。というよりも、韓国で育った「反日感情」というモンスターを統制できる政治家がいるとも思えません。これまで一生懸命、日本に対する敵愾心を煽るような記事を配信して来た中央日報自身も同罪でしょう。
いずれにせよ、日本はごく近い将来、「約束を破るウソツキ国家」である韓国との国交を続けるのかどうかを真剣に議論し、結論を出さねばなりません。今回の韓国の地方選によって、そのことを改めて痛感させられたのではないかと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
なるほど。
文在寅が日本にとっては李登輝さんなみの偉人である可能性がある、ということですね。
であれば、総仕上げに後の任期中に募集工問題の現金化と対馬侵攻を果たしてもらいたいものです。
後者はリスクもありますが、手っ取り早く憲法改正と南朝鮮の焦土化に着手できますからね。
文氏にはそこまで頑張ってレガシーを残していただきたいです。
レームダックと言う言葉が定着したせいで、よほど成功して任期を終える(=稀有な)政権でもなければ、必ずこの言葉が持ち出されて、実際より更に指導力を低下させている気がします。
しかしレームダック、(足が)弱ったアヒルですよね。単語として長く成り立っていれば、ポリコレにはひっかからないのでしょうか?
和訳が”死に体”などではなく”カタワアヒル”とかだったなら、速攻で発言者が抹殺されそうですが。チョウセンメクラチビゴミムシという数え役満が改名せずにメクラウナギがヌタウナギに改名されたり、よくわからない世の中です。
投稿できるのかなコレ。
所詮和名は和名であって、「本当の名前」はあくまで学名なので(チョウセンメクラチビゴミムシ属のツシマメクラチビゴミムシは Coreoblemus venustus)どうでもいいのかもしれません。イザリウオ改名なんてのもありましたね。
あれ、次期大使も足の調子がおかしいんでしたよね?
偶然かな?w
「日韓関係改善路線」は、日本に解決するニダ、解決させてやるニダと言ってるだけだから、菅総理の決断とかいうセリフが、出てくるんです。
そして政権が保守系になっても、態度が少し変わるだけで、本質は変わりません。
文さんは、退任後の心配をしなくちゃいけなくなりましたね。
そのまま韓国なら、恐らく逮捕から懲役数十年くらいだろうなぁ。
亡命するにせよ、中国じゃ幽閉されるだろうし、娘のいるタイは暴動が頻発してるし、北朝鮮と国交のある新興国だと北に暗殺される恐れもあるし・・・
望むべくは西側先進国なのだろうけど、どこからも嫌われてるからなぁ。どうすんだろ???
「自分は親日家であるから日本に亡命させろ」と言っています(ウソ)
釜山市長選挙で保守系野党が勝利したということは、またぞろ日韓海底トンネル構想が再浮上してくるのですか。 北朝鮮に蓋をされた陸の孤島である韓国とつながったところで日本にとっては何のメリットも感じられませんが。
更新ありがとうございます。
進歩系の(親北路線の)文大統領が2大都市で惨敗しても、韓国マスコミは、手のひら返しで非難するだけ。あれだけ外交の天才とかヨイショしていたクセに。確かに国会議員数ではまだ与党が圧倒的に有利だが、民意が最優先の韓国では「敗者」「石で追われる者」でしょう。
中央日報の言う「韓日関係改善のための菅義偉首相の決断を期待することはさらに難しくなった」って、全然意味不明なんですが(失笑)。何を期待しているのか?干渉はやめてくれ。
文大統領が失脚、自害しようが野党系が大統領になろうが、日本は、そこで対応を変えたりしない。用日派が政権とって、又タカリ屋に取られるのは懲り懲りです。無視、関知しない、聞かない、で行くのが正解です。
韓国側ではなく、北朝鮮側から半島情勢を考えてみます。
現在北朝鮮はコロナで大ダメージを受けているようで、軍や平壌住民にも満足な食糧が与えられない状況になってきているようです。私は「金王朝」の一族 = 金正恩・金与正たちは、自らの王朝を守る以外の意志はないと思っていたのですが、ここにきて、南進してあるいは統一国家を作って、韓国の物品を蝗のように食い荒らすという可能性が出てきたのではないでしょうか?
文在寅一派と北朝鮮軍部が呼応して、北朝鮮主導の統一国家ができるという事態が起こりうるかもしれません。
もともと日本にもアメリカのも全く関心ない文在寅氏の最後の一手は、統一国家(王朝?)の樹立のような気がします。
そして、それに乗じて中国の台湾進攻もありうると考えています。
ついこの間まで、韓国の保守派は壊滅状態につき、進歩派(左派)は次の政権も安定確保、文在寅大統領は、つつがなく禅譲を行って穏やかな余生を送る、このように私は見ていました。
韓国の政治家であれば、保守・進歩問わず不正蓄財は当たり前、しかも文在寅大統領自身は珍しく清廉で質素な生活を送っているとあらば、周辺の人材に少々のスキャンダルがあっても、同程度の保守派のスキャンダルを掘り出して相殺すれば終了、そう考えていました。
よもや韓国土地住宅公社(LH)という斜め上方向からの不正が政権を揺るがすとは予想できませんでした。
でも私は諦めません。前述のように、叩けば埃が出るのに保守も進歩も違いはありません。来る大統領選挙までに、保守陣営の大失態が発覚するかもしれません。最後の最後まで、私は文在寅大統領を応援します。そして、次期政権も従北左派が握ることを期待します。
念のため、以上は予想ではなく希望です。
阿野煮鱒さま
私もムンムンを支持します。
私も文政権による「保守派の汚職暴露作戦」が始まると予想します。
叩けば誇りが出るのはどちらも同じです。
文在寅には、残り任期期間中、日韓関係を取返し付かないほど徹底的に破壊していただきたく、是非是非ご活躍願いたい。間違っても先輩に倣って中途半端な自殺などせぬよう、任期満了まで立止まることなく更なる反日政策に邁進していただきたい。
どうせ文政権の後は、用日派が返り咲くのだろう。そうなると、今は大人しくしている自民党親韓派が元気づき、時計を逆戻ししようとするだろう。バイデン政権もそれを機に妙な仲裁工作をするだろう。それができないよう、今のうちに日韓関係を徹底的に破壊してほしい。がんばれ文ちゃん!人気回復には反日政策しかない!!北朝鮮愛も貫いてほしい。今が頑張り時だ!!
バイデンのシナリオ通り