「読者コメント欄使う読者投稿」構想は一旦撤回します

当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しており、投稿要領等につきましては『【お知らせ】読者投稿の常設化』、過去の読者投稿については『読者投稿一覧』にまとめています。こうしたなか、先日の『読者の皆さま、「読者投稿専用記事」はいかがですか?』では「読者コメント欄を使った読者投稿」についてお知らせしましたが、結論的に申し上げれば、これについては撤回したいと思います。

読者投稿専用記事を提案した理由

いつもお伝えしているとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しています。読者投稿要領等につきましては『【お知らせ】読者投稿の常設化/読者投稿一覧』にまとめているとおりです。

さて、先日の『読者の皆さま、「読者投稿専用記事」はいかがですか?』では、ひとつの試みとして、「読者コメント欄を読者投稿の投稿窓口にする」ということを提案してみたのですが、これは次の理由に基づくものです。

もともと、当ウェブサイトの「読者投稿」採用基準が少し厳しいこと

→文字数は標準5000文字前後であること、Wikipediaや匿名掲示板などからの引用はできるだけ控えてほしいとお願いしていること、「マスゴミ」などのネットスラングについてはあまり使用しないでほしいとお願いしていること、など

スマートフォンからの投稿が難しいこと

→当ウェブサイトに投稿していただくうえでは、ある程度まとまった文章を打ち込まなければならないため、どうしてもPCが事実上、必須のスキルとなってしまうこと

当ウェブサイト管理人の都合

→現在の読者投稿の仕組みだと、頂いた読者投稿について、当ウェブサイトの管理人自身が当ウェブサイトに合致する仕様に修正・添削しなければならず、必然的に時間が掛かってしまうこと

以上の難点をクリアするための工夫として、とりあえずはこの『読者投稿専用記事』というものを考案してみた、という次第です。

結論的には無理でした

ただし、この『読者投稿専用記事』には、やはりいくつかの難点があります。

読者コメント欄のユーザー・インターフェイス

ひとつは、当ウェブサイトのコメント欄が「記事を投稿する」という点においてはあまり使い勝手が良くないことです。いちおう、一定のHTMLタグなどについては使用できるように設定していて、一部の読者の方はタグをコメント欄で使用しているようですが、ユーザー側にてタグを設定するというのは非常に煩雑です。

画像などを投稿することができない

投稿によっては、グラフや図表などを用いるというケースもあろうかと思いますが、こうしたグラフや図表については、画像ファイルで当ウェブサイトに投稿することができません。

記事タイトルが入力できず、記事本文とコメントが混在する

実際に入力していただいた内容については、コメントのタイトルを入力する欄もなく、また、記事本文と、それを読んだ人のコメントが混在してしまい、収拾がつかなくなってしまいます。

以上の理由から、やはり、今回の『読者投稿専用記事』という仕組みは機能し辛いと判断するに至りました。また、現状、週3回更新している『読者雑談専用記事』を使えば、ある程度は読者投稿に似た内容をコメントすることができるともいえます。

以上より、大変申し訳ないのですが、『読者投稿専用記事』構想についてはひとまず撤回させていただく所存です。

今後は読者雑談専用記事をうまく使います

ただし、当ウェブサイトにコメントを投稿して下さるような読者の方であれば、「自分も何らかのオピニオン記事を書いてみたい」と思う方も多いでしょう。

そのような方は、引き続き、『読者雑談専用記事』の方に書き込んで下さい。そして、「読者投稿希望」と書いておいていただければ、多くの方々から好評をいただいたものについては、改めて当ウェブサイト側にて「読者投稿」として別途記事に仕立てる、という形にしたいと思います。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

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