韓国高官の「韓日協力で米中の仲裁を」という寝言
昨日の『王毅氏、康京和氏との会談に「25分遅刻」=中央日報』でも述べたとおり、さっそく、中国の王毅(おう・き)外交部長(※外相に相当)は韓国に対し、一種のマウンティングを行ったようです。さしずめ、「日本で塩対応されたきばらしに、韓国の政治家をいじめることで発散する」ようなものでしょうか。あるいは「東京の恨みをソウルで晴らす」、といったところなのかもしれませんね。
王毅氏に塩対応の日本
王毅(おう・き)中国外交部長(外相に相当)の訪日については、『菅政権、来日した中国外相に要求ばかりの「塩対応」』、『王毅氏の日韓訪問から垣間見える「日>中>韓」の力学』、『王毅氏を熱烈歓迎する韓国の望みは習近平氏の訪問か』などでも詳しく取り上げました。
中国側では王毅氏の訪日で、あたかも大きな成果が上がったといわんばかりの報道をしています。たとえば新華社が配信した次の記事でも、茂木敏充外相と王毅氏がさまざまな事項で合意した、などと報じている状況です。
王毅氏、日本の茂木敏充外相と会談 五つの重要な共通認識達成
―――2020年11月25日 10:31付 AFP BB Newsより【新華社配信】
しかし、現実に外務省の『日中外相会談及びワーキング・ディナー』や『王毅中国国務委員兼外交部長による菅総理大臣表敬』などを眺めていると、香港情勢や東シナ海・南シナ海の海洋安全保障問題などで、日本側が王毅氏にしっかりクギも刺していることがわかります。
また、大きく報じられている情報によれば、会談らしい会談といえば、訪日初日の24日、茂木外相と夕方5時半から会談を実施したくらいであり、それ以外は25日に加藤勝信官房長官と30分、菅義偉総理と20分会談した程度です。
また、王毅氏が自民党の二階俊博幹事長や野田聖子氏らと昼食会を実施したという記事を発見することができたのですが、それ以外に日本側の要人と面会したという情報はあまり存じ上げません。
もしかして探したりないだけかもしれませんし、二階氏らとの昼食会が終わったあと、あるいは菅総理への表敬訪問のアポイント時間が到来する夕方5時まで、東京都内のマ●クド●ナルドあたりでコーヒーでも啜っていたのかもしれませんが、このあたりはよくわかりません。
いずれにせよ、王毅氏が菅総理への表敬と称した20分の会談を終えたあと、専用機で25日夜10時に韓国・仁川(じんせん)国際空港に到来し、(本人曰く)翌・26日の康京和(こう・きょうわ)韓国外交部長官(※外相に相当)との会談に25分遅れたことが判明しています。
まさか王毅氏は、日本で「塩対応」を受けた腹いせに、属国である韓国で偉そうに振る舞ってストレスを発散したのでしょうか?このあたりは、正直、よくわかりません。
「習近平主席年内訪韓」はどうなった?
さて、王毅氏は昨日、韓国大統領府に文在寅(ぶん・ざいいん)大統領を訪ねたようですが、これについては韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)などに報道が出ています。
習主席「条件整えば訪韓したい」 文大統領にメッセージ
―――2020.11.26 20:34付 聯合ニュース日本語版より
聯合ニュースによれば、王毅氏は文在寅氏に対し、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席の「国賓訪問の要請に感謝し、条件が整えば訪韓したい」とのメッセージを口頭で伝えた、としています。
ただし、王毅氏は文在寅氏との会談に先立ち、記者らから「習近平氏の訪韓を実現させるための具体的条件」を尋ねられた際、記者団に対し、記者が着用しているマスクを指さしたのだそうです。要するに、「コロナウィルスをコントロールできる状態になることが必要」、ということですね。
これを受けて聯合ニュースは、『』「両国は習主席の年内訪韓を推進していたが、感染が再び拡大したことで不透明な状況になった」として、事実上、「習近平氏の年内訪韓は難しくなった」と結論付けているのです。
自国の外相が25分も待ちぼうけを食らったにしては、韓国にとってはまるで手土産なし、といったところでしょうか。
「日>中>韓」の構図ができがっているのだが…
さて、先日からしばしば言及しているとおり、少なくとも王毅外相の今回の日韓両国訪問では、「塩対応」の日本に対し、韓国では王毅氏と会談したいという政治家が列を作って並んでいる状況です。このため、当ウェブサイトでは「日>中>韓」という不等式を提唱した次第です。
ただ、こうした状況をまったく理解していないのが、韓国政府です。
昨日、大統領補佐官である文正仁(ぶん・しょうじん)氏がこんな寝言を言い出したのだそうです。
韓国大統領補佐官「韓日が協力すれば米中の仲裁可能」
―――2020.11.26 19:49付 聯合ニュース日本語版
文正仁氏は、ウェブ開催されたセミナーのなかで、米中新冷戦の状態が生まれつつあるなか、「韓日両国が協力すれば、米中双方を仲裁することができるだろう」、などと述べたのだか。
正直、「大統領補佐官」という立場にあるはずの人物の認識としてはお話になりませんし、お粗末です。
日本は現在、同盟相手国である米国と一体化して、中国の海洋進出などを止めるように警告している最中です。これに対し、同じく米国の同盟国である韓国は、中国のさまざまな違法行為に対してダンマリを決め込んでいますが、こうした韓国の無責任さは、米国がフラストレーションを感じる原因でしょう。
くどいようですが、韓国は米国から同盟国として庇護を受けているという立場にあります。
経済的には中国に深く依存してしまっているという事情もあるにせよ、米国から国土を守ってもらっていながら、米中が対立する局面において旗幟を鮮明にしないということ自体、米国から不信感を持たれるところでしょう。
また、今回の王毅氏の訪韓でもわかるとおり、中国はそのことを十分に理解しているとみえます。だからこそ、文正仁氏としては、「中国に対して強い立場を得るためにも、日本との協力を必要としている」と認識しているのかもしれません。
実際、文正仁氏の寝言は、見方を変えれば、米中間のどっちつかず外交に日本を引きずり込もうとするものでもあるからです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
もっとも、日本は別に韓国を必要としていません。
また、たしかに米中が極端に対立する局面になれば、日本企業にも打撃はゼロではありませんが、それと同時に日本は米国とともに「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を主導的に提唱している当事国のひとつでもあります。
日本が韓国とタッグを組んで米中二股外交に手を染めるというのは、ストーリーとしては最も考え辛いものであるとともに、最もあってはならない選択肢のひとつであることは間違いありません。
それに、そもそも韓国の不法行為によって、日韓関係は破滅しそうになっています。日韓関係の破綻を本気で避けるためには、『菅総理「日韓関係健全化のきっかけ要求」の本当の意味』でも述べたとおり、国際法違反の自称元徴用工判決問題などを韓国が総合的に立案し、実行しなければなりません。
といっても、それが韓国にできるとも思えないのですが…。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
「日>中>韓」については、「日>中」が事実なのかと、「中>韓」が「中∋韓」では無いかとを個別に考えています。
「日>中」について中国は日本を取り込みたい一方、尖閣の領有権を強く主張しましたので疑問に思っています。
「中∋韓」については、昨日の文大統領のコメントを見ても、そうだと思います。
上下を抜きにして単純に「日米韓VS中」が、現在か近いうちに「日米VS中韓」の構図になると考えた方が、良い様に思います。
文正仁氏の発言の意味を考えてみましょう。
韓国人が考える日中韓にアメリカを加えた4ヵ国のベストが、「米中韓VS日」なのは間違い有りません。
文正仁氏の「日韓が協力して米中の仲裁をする」というアイデアは、現実的では有りませんが、もし米中が争わない状況になったと仮定した場合、韓国は日本を切り離し、それと同時に日本を米中から遠ざけよう(告げ口外交)として、米中に接近すると思います。その結果韓国としては、めでたく「米中韓VS日」となる訳です。
かように日本を利用して、日本を孤立させようとしていますので、何を言われても相手にしてはなりません。
お説御尤も。
この文正仁氏の発言は「沖縄と朝鮮半島をテーマに自由言論実践財団が主催したオンライン国際セミナー」の場であったようですが
そこには鳩山元首相も出席していたようですよ
日本から他に誰が出ていたのか調べていませんけど、鳩山が出るような会議での発言です
それを言うなら、”まず、Quad に参加してください”という話になりますね。
まあ、中国の TOP に対し、今の文大統領が宥めるような発言ができるとは思えないのですが。
> 日>中>韓
というブログ主の見解は、言い過ぎだろうね。19世紀末に清が日本に負けたことが現代中国の心の傷であるように、日中条約締結時に1/100のGDPしかなかった中国が日本の3倍になったことは、多くの日本人の心の奥底に「くやしさ その他もろもろ」の傷を付けているのだろう。冷静にならないと評論が曇るぜ。
といっても、中国の公式発表には多くの「盛り」がなされているのは常識であるから、無用な委縮は禁物。
それはさておき、韓国の「仲介の申し出」とやらは真偽不明だし、これまでの行状からみて悪意が潜んでいると考えた方が間違えるリスクが少ない。これも無視だな。
相手の立場と彼我の状況を考えずに、自分の都合と主張だけを発信するK国の外交オンチぶりは今に始まったことではないので驚きませんが、日本側が黙っていると国際社会においてはK国の言うことが諸外国に本当のように受け取られてしまう残念な状態にあります。
これに対して他国と波風を立てないことを信条とする外務省は今の時代にそぐわない役所になりつつありますので、期待薄です(和を以て貴しとなす奈良時代から変わってないような)
この際、外務省を分割して海外発信を主業務とする内閣直属の部局を作ったら如何ですか。
K国の寝言に対していちいち大臣様がSNSに実際はこうとか投稿する必要がなくなります。
学術会議の事務局に50人もの役人を割り当てるよりよほど国益に通じると思いますが。
K国大統領補佐官の発言にたいして、「先ずはFOIPに参加してから言えよ」と発信することで諸外国にK国の二枚舌を知らしめることになります。
>「韓日が協力すれば米中の仲裁可能」
連携することで日本側にメリットがあるのでしょうか?
当事者意識のない人たちから、やる(騙す)気ムンムンでそんな言及されても、彼らの無責任主義が改まらない限り現実味がありません。
*****
韓国は赤い鳥かごのなかで欲張り過ぎたヘビなんです。
お腹が膨らみすぎて、今さら外には出られないのです。
文ざいいんが、アメリカの頸木から脱して朝鮮統一をやりたいのは明らか。別の陰謀もたくらんでいるようだが、それはさておき。
中韓VS日米 という構図にはならないんだね、これが。
中VS米日ロ韓 ってのが、アメリカ財界の思い描く形さ。韓国はその足場なのだから、手放すわけがない。これは20世紀初頭から狙いっているからね。
トランプがああいう人だから、文ざいいんは、揺さぶればアメリカが韓国を手放すと思ったんだな。それはあながち間違いではなかったんだが、アメリカ政治が伝統路線に回帰するんだから、韓国はあわてているわけよ。
この後におよんで韓国がアメリカ離れを続ければどうなるか。
アメリカは、韓国が「北朝鮮封鎖国連決議」を破っているのを知っていて、いざというときには韓国が封鎖の対象になる。もっとも、これには中国が反対するから決議はまとまらないが、そこで「踏み絵」がでる。
火葬フィクション「韓国処分 202Z 年」
日米が中国と手を結んで韓を孤立させる。事実上の中国信託統治状態とし、工業力は三ヶ国で山分けとする。難民発生の節は、対馬海峡・日本海は渡らせない。露の協力を得てサハリン開拓民となっていただく。
連投すみません。
改名します「朝鮮動乱 202Z」
米中共謀による韓国傀儡国家樹立計画を察知した北朝鮮は迎撃不能の最新型ミサイル数発を放って韓国国内交通に打撃を与え、同時に38度線を破って南進。首都で警察軍隊に潜んでいた呼応勢力が政府中枢に叛旗。半島は事実上内戦状態へ。米中日露は現況が著しく変更されることを望まず、異なる形の半島統一を目指して派兵。事態が不測展開することを警戒した豪州軍カナダ軍艦艇が援軍に駆け付ける一方、台湾海峡監視のため米海軍インド海軍が南シナ海でにらみを利かせる。
私は近頃日本と韓国の間には「価値観の違い」などと言う生易しいギャップではなく、「現状認識能力の違い」と「思考回路の違い」と言う絶望的な絶壁が立ちはだかっているのではないかと考えるようになりました。
個人はいざ知らず、集団としての韓国の現状認識は「”予断の確認バイアス”のかかった妄想」
に近いと思います。
予断の主なものは以下:
1)韓国と韓国人は世界で最も優秀であり、他国の人々は我勝ちに韓国に色々なモノを貢たがっている。
2)韓国と韓国人は優秀であるから、他国に出来る事ならば何事も出来る。韓国と韓国人に出来ない事はなく、韓国がやらない事は出来ないのでは無く、する必要が無いモノである。
3)韓国と韓国人が欲しいけれども持っていないモノ(技術、文化、芸術、歴史)は、悪者が韓国から略奪したモノに違いない。
3)韓国と韓国人は道徳と友愛に充ち満ちた君子であるから、世界中の羨望と憧れの的である。
4)韓国と韓国人はかように素晴らしい国家・民族であるが、世界の舞台で悪の権化である日本の隣国であるために未だに一流国になれずにいる。
5)日本は絶対悪の野蛮な国であり、ナムであり、格下でもあるので、絶対善である韓国と韓国人は日本には何をしても(約束を破っても、嘘をついても、讒言や根拠のない悪い噂を広めても)構わない。
ここ3年間の韓国政府の言動を眺めていると、K-FXのアメリカからの技術移転問題にしろ、ホワイト国リストからの切除にしろ、哨戒機レーダー照射事件にしろ、欧州首脳陣を訪問した文大統領の北朝鮮制裁の緩和の要請にしろ、南北連絡事務所の北による爆破にしろ、客観的事実関係からして、とても正気の沙汰とは思えない「韓国式現状認識」をしている。
(”また後頭部を殴られた”を参照)
しかもその「歪んだ現状認識」を基に、更に「予断バイアスのかかった思考回路」で考えた結果を行動に移してしまい、その異常性を徐々に世界に拡散し始めている。
このような集団として現実と乖離した「予断確認バイアス的現状認識」しか出来ない民族国家は、単なる「価値観の違う国」ではなく「思考が未熟で未開であるばかりでなく、予測不可能で感情的で危険な行動に出る恐れがある国」ですので、絶対に戦略的パートナーにすべきではありません。
1)から5)に示された韓国人の思い込みについて、全面的に同意します。それを踏まえた上で、現在の韓国の、少なくとも文在寅政権の自己認識は「韓国は既に世界をリードする大国であり、先進国である。日本はもとより、中国とだってアメリカとだって対等の立場で話をすることができるのだ」というものです。ただし、中国に対しては、それこそ歴史的経緯から、些細なことで「属国根性」に本卦帰りしたりするようですが、膨れ上がった自己認識(彼らが言うところの自尊心)をすでに彼らは確信しており、すべての議論はそれを大前提としてしまっています。
もちろん、外部から見れば彼らの自己認識は根本的に間違っており、夜郎自大の典型としか見えません。しかし、彼らはそれを認識することなく、「大国として扱われること」「大国然として振舞うこと」のみを望んでいますが、誰一人そのように扱ってはくれないため、不満を拗らせる一方になっています。
かねてから文正仁特補の発言は文在寅大統領の心の声と言われてきました。おそらく今回の発言もそうなんでしょう。つまり、韓国の錯覚っぷり、夜郎自大っぷりは、悪化しこそすれ、何も変わってはいないということです。
傍迷惑なことに、朝鮮式朱子学は精神勝利法だけは発達させてきたので、いよいよ破滅的な状況になったとしても、夜郎自大っぷりは直らないだろうと思います。
龍様
>膨れ上がった自己認識(彼らが言うところの自尊心)をすでに彼らは確信しており、すべての議論はそれを大前提としてしまっています。
その膨れ上がった自尊心も、セウォル号事件の顛末を知れば、でペシャンとなるかと思ったんだが、どうも今の極左政権の連中にしてみれば、自国にとって嘉するできごとと捉えてるようですね。
恐らく韓国式思考回路によると韓国人は絶対正義の具現化であり、間違いをしでかさないので、一人の「絶対悪の悪党」をでっち上げて、全ての責任を都合よくその一人に押し付けて生贄にし、「韓国人は世界一優秀な民族である」と言う「韓国教の原理」を維持しようとしているのでしょう。
かわいそうに「生贄指定」された人物は韓国の前大統領であった方です。
選ばれた民族のつもりなんでしょうね。
エラばれた民族のくせに。
あっ、発音記号じゃ区別できないか。
エラそうにしているふりがバレちゃった民族ですな!
話が逸れますが、GoogleTranslate によると
放火 → 방화
防火 → 방화
だそうです。
ハングルで書かれた消防士マニュアルを読んでみたい!
頼んでもいないのに勝手に他国を巻き込む言動は韓国の正常運転ですね。まあ、言えば言うほど日本側は醒めるので、有難いですが。
>文正仁
米国が要注意人物としてマークしつつも 泳がせている者の寝言など「百害あって一利なし」
核武装や米韓同盟破棄を発言したりと、現韓国政府の狂気の源です。
https://www.j-cast.com/2019/09/10367128.html?p=all
軍事的にも経済的にも暴走し始めた中国(しかも隠すことも止めてしまった)に対し、ようやく立ち上がった米国。 先進国も米国側につき始めた現在、「両国間に入って仲裁」など自殺行為ですね。 北の大将と一緒に どうぞご自由に。 まあ言うだけで何もできないし、誰も相手にしてくれない。
「日>中>韓」の構図
現在の国際関係に於ける中国の立場を俯瞰すると、たしかにそのように映りますね。
今の中国を積極的に支持しないまでも、擁護しそうな大国はロシア以外には見当たりません。中東やAA諸国の中にはあるにはあるのでしょうが、影響力のなさを考慮すれば無きに等しいと云ってもよさそうです。
そうした相関関係からすると、中国は今相当焦っている状態ではないでしょうか。ただ大国としてもプライド(単なる見栄とも言えそうですが)が、あの茂木外務大臣との共同会見の最後に出てきた「尖閣(釣魚等)発言」であったように思えます。
王毅外交部長としても、日本から受けた冷淡な扱いのまま本国に帰国すれば、かなりのバッシングを受けるであろう事も容易に想像できます。彼は政治局員でもない単なる使いっ走り程度に過ぎませんから。
いわば、イタチの最後っ屁のようなものです。いろいろと批判されていますが、茂木外務大臣のあのニヤニヤ笑いはそんな内心が思わず発露してしまったものではないかと、個人的にはそう考えています。
一方の韓国ですが、今やその存在感の低下には歯止めがかからないと云っても言いすぎではないと考えています。先般の韓国国家議員や国家情報院のなんとかが続けざまに来日して斜め上の妄言を繰り返しておりましたが、帰国後には一部とは言え自国のメディアからも発言の中身の真偽を疑う記事もありました。
もはや、日本にとって韓国は完璧に放置しておいても、一切構わない国と成り果てたものと考えて良いと思います。例の次期駐日大使に内定したとか巷間伝わる人物に関しても、日本政府としてはアグレマン云々を表立って表明することなく、ひたすら放置で無視してやるのが一番ではないでしょうか。
あの国は日本の野党同様、下手に相手をすれば「説明責任ガ~!」などと煩いことを云ってくるに違いありません。そんな面倒くさい相手には賢明に沈黙を守ることが一番です。
> 日本から受けた冷淡な扱いのまま本国に帰国すれば、かなりのバッシングを受けるであろう事
いや、それほどでもないと思いますよ。今回の菅政権の対応はほぼ想定内だろうと思います。一応、総理大臣が代わったので、まずは感触を確かめに来たのでしょう。で、「あ、やはりね」となっただけです。本気で日本を懐柔に来たのであれば、パンダどころではない手土産を持ってきたでしょうから、それすらなかったということは、その程度の意図しかなかったということです。中国指導部は、トップを除いて、それほど無能ではないと思います。
韓国はねぇ。自分たちの言動こそが己の位置を毀損しているのだということに気づくまでは、このまま存在感を失うだけでしょう。
韓国がアメリカと北朝鮮の仲裁を試みたのは記憶に新しいですが、その経緯を見れば苦笑しか出てきません。
北朝鮮には「非核化の姿勢を見せれば(核施設を一部破棄すれば)制裁を解除できる」と嘘をつき、アメリカには「北にCVID(またはFFVD)の用意がある」と嘘をついた。
その結果、米朝仲裁どころか見事に決裂し、韓国は立つ瀬を失いました。
本人は気付いていないようですが。
今度は米中の仲裁ですか?
しかも日本を巻き込んで。
クラスの人気者にでもなったつもりですか?
ひとこと。
「廊下に立っとれ!」
(あ、立つ瀬あった)
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、素人考えなので)
そもそも論ですが、仲介者とは、双方から信頼されていなければなりませんし、仲介してもらったことを破れば面倒なことになると思ってもらわなければなりません。また、実際に仲介したことが破られたら、破った相手を面倒な立場にしなければなりません。(それが、経済的なのか、国際世論によるものなのか、まさかの軍事的なものかは分かりません)
その意味では、韓国は仲介者としては不適格で、また、(仲介したことを破った)中国、または米に制裁(?)を加えることが出来る組織(?)は、ごくわずかです。
駄文にて失礼しました。
韓国の厄介なところは韓国式の思考回路に深く組み込まれている「我々は歴史的にも、文化的にも、道徳的にも、能力的にも世界最高峰の民族であるから我々に出来ない事は無いはずだが、出来ない事があるとしたら悪徳に満ちた隣国の暴虐のせいだ」という根拠のない思い込みを持っていて、それに沿った見方、考え方、行動しか出来ない事でしょう。
そして救いようの無いのは、韓国人たちは自分が悪いとか間違っているとは露程にも思えず、従って、実証的な考え方である『観察する→前提から推論して仮説を立てる→結果を再観察する→前提と推論を検証し現実にに合致するかを確認する』のサイクルの中で、『前提』が根拠の無い妄想であり、『観察』は都合の悪いモノを見ようとしないので歪んでいるし、『検証』は言葉の意味も判っていないでしょう。
平たく言えば、韓国が同じ間違えを繰り返すのは『自らが間違っている可能性を考えない事』、『なにか想定外の都合の悪い事が起こると、「悪意の他者」に責任転嫁する事』、そして『根拠の無い前提に基づいた妄想を直そうとしない事』故です。
韓国で自然科学が発展しない理由も「自らの立てた仮説に沿うように観察結果を歪曲するから想定外の事象から新しい知識を学べないし、自らの知識の妥当さの検証も出来ない」からでしょう。
韓国人は一見「文明人」の風体をしていますが、その衣の一枚下は「未開、未熟、幼稚で頑是ない傲慢な思考回路を持った野蛮人」ではないかと危惧しています。
更新ありがとうございます。
文正仁氏の言う、米中の間に入って働きかけるって韓国人らしい寝言ですね。何の役にも立たない南朝鮮が、何をヌカすか?(笑)日本を踏み台にして美味しい所を食べようと言う魂胆見え見えです。
「日米韓 対 中国」の構図が、今や「日米豪(韓)対 中韓」になってます。
日本は韓国とタッグ組む気ネーし。不要。近づいたらダメ、有害ゴミです。日本は米国とともにFOIPを主導的に提唱しています。韓国も入ればいいのに(嘲笑)。米中二股外交は、日本にはあり得ない選択です。
> 日>中>韓
中国が焦って接近してるだの塩対応だのと言ってますが、要するに日本の後ろにアメが居るからです。アメと日本が組まれると(アジアでは)さすがに辛い。
アメと組んでる以上は 日>中 ですが、アメと切り離せば、経済的には対等で軍事力では圧倒してるので 日<中 に逆転する。
なのであの手この手で離反を誘って来ます。うかつに乗っては行けないのですが、売電になればどうなるか分からない。
ここは豪や印・東南アと握ってせめて 日=中 に持ち込まなくてはなりません。
韓は中をバックになんのかんの言ってくるでしょうが、話はどうせ日中で詰めねばなりませんから、放置で良いと思います。
日本は上手く対応すれば中国に対して強大な米国(アメ)と恥知らずの韓国(無恥)を使い分けられるのでは?
米中仲介など、決してしてはなりません。現在の極東で米中を仲介するということは、東西冷戦の時代に東西ドイツが米ソを仲介しようとするようなものです。それぞれの親玉から「守られている分際で、生意気な!」と、ぶっちめられるのがオチでしょう。
米中が対立状態にあるのは事実でしょうが、アメリカと同盟関係にある我が国の選択肢はただ一つ。日米同盟を強化・推進して、中国の影響力を抑止するしかありません。間違っても、間に立とうとするべきではない。それはアメリカから見たら完全な裏切りであり、中国からすれば降伏に他ならない。選択は、我が国にとって愉快か不愉快かでするべきではなく、有利か不利かで行うべきです。紛争を平和的に解決する道が、外交や話し合いだとは限りません。
「韓日協力で米中の仲裁を」
韓国は日本が自国より米中仲裁者(国際的地位も)としての地位が立ち位置が高い(韓国は絶望的に低い)事を利用しようと考えているだけでしょうね。
韓国は日本の国際的信用度を、製造や貿易のみならず外交にまで利用して自国の地位を揚げようしているのがミエミエですので、日本政府は一切無視では無く、文2号の発言を徹底否定、論破しないとね。
「虎の威を借る狐」作戦。何とも姑息で事大主義に染まりきった哀れさ満載です。