政府は姜昌一氏に「ペルソナ・ノングラータ」発動せよ

あらかじめ、お断りします。本日は本稿以外にも韓国ネタが続く予定です。まず本稿では、韓国メディアに取り上げられた2つの記事をもとに、「あるべき対韓外交」についての考察を提示したいと思います。といっても、難しいことを申し上げるつもりはありません。「相手が日本に殴りかかってきた以上、日本も国際法の認める範囲内で殴り返すべき」、というものです。

韓国の擦り寄りは彼らの苦境の証拠

あらかじめお断りしておきますが、本日は本稿以外にも少なくとももう1つ、韓国ネタを取り上げるつもりです。ただ、それに先立って、本稿では「小ネタ」を2つほど紹介しておきたいと思います。

今月に入って、韓国から要人の訪日が相次いでいて、彼らは一様に、日本に対して「韓日関係の改善」を騙りかけています。

ただ、これについては『鈴置論考で読む、「東京五輪」人質に首脳会談迫る韓国』でも紹介したとおり、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の解説が、もっともわかりやすいと思います。

当ウェブサイトなりに申し上げるならば、要するに彼らは「東京五輪」を政治利用しつつ、日韓関係改善と朝鮮半島和平協議再開という「逆転ホームラン」でも目指しているのでしょう。

個人的な感想で恐縮ですが、正直、日本の立憲民主党や日本共産党などと同様、韓国には「思考が単線的で、自分たちの考え方が通用しなかった際の「プランB」のようなものを準備していない」、という特徴があるように思えてなりません。

もちろん、彼らは本当に追い込まれた際、恥も外聞もかなぐり捨て、土下座でも何でもして生き残りを図るという特徴もあると思うのですが、少なくとも日韓関係に限定していえば、ほとんどすべての問題は彼ら自身がウソツキで約束破りばかりしていることに由来しています。

したがって、日本が韓国のウソ、与太話に真面目に付き合わなくなってしまったら、その瞬間、韓国のあらゆる戦略が行き詰まるのも当然のことなのかもしれません。

たとえば、2015年12月の日韓慰安婦合意を最後に、日本は韓国に対し、「歴史問題」でエサを与えなくなりました。自称元慰安婦らの支援団体の前代表である尹美香(いん・びこう)なる国会議員と自称元慰安婦らが「内ゲバ」を始めたのも、結局は日本がカネを出さなくなったことが原因でしょう。

また、自称元徴用工判決問題を巡っては、差し押さえた日本企業の資産を巡り、何度も何度も、これ見よがしに「公示送達」を実施しているようですが、日本企業の側は基本的には実害が生じない範囲で放置を決め込んでおり、「売却スルスル詐欺」は行き詰まりを見せています。

だからこそ、今回の韓国からの相次ぐ要人来日も、彼らが本気で困り始めている証拠であるとともに、日本に対して何らかの「工作」を仕掛けようとしている兆候、という可能性も否定できないのです。

日本に喧嘩を売っているとしか思えない、新駐日大使人事

こうした韓国側の怪しい動きの証拠のひとつでしょうか、昨日はこんな報道がありました。

駐日韓国大使に内定の姜昌一氏「私を大使として派遣するのは韓日関係改善しようとする韓国政府の強い意志」

―――2020.11.23 17:13付 中央日報日本語版より

これは、「韓日議連」の名誉会長でもある姜昌一(きょう・しょういち)氏が次期駐日韓国大使として内定した、という話題です。

韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、姜昌一氏は自身が駐日大使に内定したのは、「韓国政府の韓日関係を改善するための意思の表れ」だ、というのです。これはなにかのブラックジョークでしょうか。姜昌一氏といえば、ロシアが不法占拠している島のひとつである国後島に上陸した人物だからです。

当時のAFPニュースによると、姜昌一氏ら「独島領土守護対策特別委員会」に所属する3人の議員は、韓国が勝手に「独島」と騙る島根県竹島に対する実効支配を強化する狙いで国後島を訪問したらしく、当時の民主党・菅(かん)直人政権下の日本がこれに反発したそうです。

韓国国会議員が北方領土訪問、日本側は反発

―――2011年5月25日 7:37付 AFPニュースより

しかも、現駐日大使である南官杓(なん・かんひょう)氏が駐日大使として赴任したのは2019年5月のことです。

ちなみに南官杓氏といえば、韓国政府が自称元徴用工問題を巡る日韓協議、仲裁手続を一切無視した際、外務省に呼ばれ、河野太郎外相(当時)を激怒させた人物でもあります(『「河野太郎、キレる!」新たな河野談話と日韓関係』等参照)。

わずか1年半で大使が交代というのは、やはり「更迭」でしょうか。

この点、南官杓氏の肩を持つわけではありませんが、正直、文在寅(ぶん・ざいいん)政権の対日外交の稚拙さに思いを致すと、南官杓氏に日韓関係悪化のすべての責任を負わせるというのも、彼にとっては気の毒な気もします。

いずれにせよ、対日外交が何も変わらないなかで、よりにもよって北方領土に上陸した人間を駐日大使に内定とは、「日韓関係改善」どころか、日本に対して喧嘩を売っているとしか思えません。

また、日本政府も姜昌一氏を「ペルソナ・ノングラータ」に指定して受入を拒否するのか、それとも姜昌一氏の駐日大使を受け入れるつもりなのか、もし受入を拒絶しない場合にはどんな理由を持ち出すのかについては、じっくりと見させていただこうと思う次第です。

慰安婦像問題に見る:韓国には「殴り返す」のが正解

さて、韓国の対日外交の特徴といえば、まったく無関係な第三国を巻き込んで日本の名誉と尊厳を貶める、という点にあります。その意味で、日本が無視していても、韓国の側から積極的に関わって来られるという厄介さがあるのです。

そんな韓国の「第三国での告げ口外交」の典型例といえば、以前の『ベルリン慰安婦像問題「撤去命令撤回」は事実ではない』などでも取り上げた、ドイツの首都ベルリンの中心部・ミッテ区の路上に設置された慰安婦像と碑文の問題でしょう。

問題の構築物はベルリンの韓国系市民団体「コレア協会(Korea Verband)」が設置したもので、ミッテ区当局はコレア協会が虚偽の申請に基づき、一方的に日本を批判する内容が含まれているとして、10月14日までに撤去するよう命じました。

ところが、コレア協会側がこの撤去命令を巡り、行政裁判所に不服を申し立てたことを受け、撤去命令はいったん保留となっている、という状況にあります。

これを巡って先週金曜日、こんな報道がありました。

ベルリン慰安婦像の撤去方針「支持」 自民の有志議員

―――2020.11.20 15:30付 産経ニュースより

産経ニュースによると、自民党有志議員がミッテ区の撤去方針を支持する声明を出し、18日付でミッテ区長と区議会議長にメール送付されていたそうです。また、この声明には稲田朋美元防衛相、高島修一衆議院議員、青山繁晴参議院議員らが呼び掛け、82人の国会議員が賛同したのだとか。

声明の内容は、ミッテ区の慰安婦像が「芸術作品または戦時性暴力被害者一般に対する表現ではなく、日本のみを標的とし、日本の尊厳を一方的に傷つけている」もので、「ミッテ区が一方的な政治的支持を示す印象を与え、日独間の友好関係に悪影響を及ぼす恐れがある」、と訴えたものだとしています。

これが事実であるならば、なかなか良い動きです。

もちろん、ミッテ区にとっても、現在は裁判所の決定を待っている状態であり、彼らにできることはほとんどありません。しかし、日本の国会議員がこうやって声明を出すことで、「下手に韓国と関わると日韓間のトラブルに巻き込まれることになる」という実例を外国に認識させることは有意義だからです。

韓国メディアの報道に見る「戸惑い」とは?

一方、昨日は韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、こんな記事も出ていました。

日本国会議員、「日本とドイツ関係に悪影響」主張して少女像許可取り消しに支持声明

―――2020.11.23 11:31付 中央日報日本語版より

これは産経ニュースの報道を丸々引用したもので、中央日報としてのオリジナリティはほとんどありません。

ただ、中央日報が自社としての論評を抜きにして、産経ニュースの内容をほぼそのまま報じていること、先週金曜日付の産経の記事を今週になってからわざわざ引用したことは、日本側が反撃に出始めたことを、韓国が戸惑っているようにも見えます。

いずれにせよ、こうした韓国メディアの反応自体、韓国や中国という国は、日本が本気で反撃すれば怯えて縮こまる国である、という当ウェブサイトなりの仮説の正しさを裏付けているように思えてなりません。

その意味では、「相手に配慮して、相手を傷つけないように反論する」という、これまでの日本の外務省にありがちな姿勢は大間違いであり、韓国や中国を相手にする場合には、積極的に相手を「ウソツキだ」と罵倒するくらいでちょうど良いのかもしれない、と感じた次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 一読者 より:

    本文5行目、
    >騙りかけています。

    一瞬、ん?と思いましたが気が付けば実に適切な表現で感服しました。

  2. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。

    徴用工問題への解決案を持って来ない限りアグリマンに不同意というのはありかもしれないですね(笑)。

    ガースー∶きちんとした解決案を携えない限り貴国の新任大使を受け入れお断りします。
    ムンムン∶・・・。

    以上です。駄文失礼しました。

    1. イーシャ より:

      パーヨクのエ作員 様
      そうですね。わざわざ Persona non grata に指定せずとも、同意せず放置でよさそうです。
      どうせなら、朝鮮人を Homines non gratas (好ましからざる民族) に指定して追放したいですが。

  3. 門外漢 より:

    韓国人が国後島に上陸したとして、何のメリット(除観光)があるのでしょう?
    日本に対する「嫌がらせ」以外に考えられないのですが・・・

  4. 川崎の匿名 より:

    いつも楽しくは意見してます
    この新駐日韓国大使の経歴を学べてよかったです

    こういう時こそマスコミに聞いてもらいたいものです
    「日本の領土である国後島にロシアから不法侵入したあなたがどうやって日韓関係を改善するつもりなのか?」と

  5. はにわファクトリー より:

    彼はいいサンプルになると思います。

    本邦で学位を取られたのなら、博士号論文はまるごと万人が読めるはずです。文章を精査してみましょう。そしてそれの中身が述べるものごとばかりでなく、指導教官研究室先輩同期および学位論文が参照する文献およびその著者などを調査することができます。

  6. 芽島津 より:

    日本は韓国の挑発に効果的に対応するには「殴り返す」のではダメです。
    結果として戦線がなし崩し的に泥沼化して拡大するだけです。

    米国がベトナム戦争で学んだ教訓は「戦うという判断をしたなら、圧倒的な戦力を投入して、短期間に相手に決定的な損害を与えて、相手に戦意を削ぎ、立ち直る余裕も与えないうちに戦局を固定する」です。

    「姜昌一氏に”ペルソナ・ノングラータ”を発動せよ」と言うのは、韓国がそのような(現在の状況では)圧倒的な外交措置を予想していないだろうから効果的ですし、韓国の出来る最強の対抗措置は駐韓国日本大使を国外追放する事ですので、それをすると韓国の日中韓首脳会議も東京五輪での目論見も灰塵と化するし、それ以下の措置だと、韓国国民の文政権に対する風当たりが強烈になるでしょうから、どちらに転んでも日本には好都合です。

    サイト主様、GJ.

  7. 福岡在住者 より:

    この人も数か月したら 大使館で塩漬けとなるのでしょうね。

    K人事よりバイデン元副大統領が発表する人事の方が重要かもしれません。
    (ロイターより) アントニー・ブリンケン氏を次期国務長官に起用
    https://jp.reuters.com/article/usa-election-idJPKBN2832MG

    写真に写っている女性の名が、今のところ上がってないことは日本としては有難い。

  8. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    次期日本大使が姜正一氏。知日派(笑)だそうですですが、最近は日本の政府、安倍総理に喧嘩ばかり売ってましたね。東京大学に留学?カンケーネー!日本語上達して、スパイか?着任日に帰って貰ったらどうですかね?

    日本の北方領土に行ったり、不遜な行為だ。「ペルソナ ノン グラータ」でも何でも結構ですが、退去を求める、言わば「殴り返す」で丁度です。朝鮮人にはそれしか分からない。

    1. はにわファクトリー より:

      考えの足らないムンジェイン政権には想像できなかったでしょうけれど、今般の状況は飛んで火に入る秋のなんとかになると予想します。経歴のみならず日本時代および帰国後の対日人脈すべてが洗い晒しになることでしょう。ネガティブ宣伝効果は絶大と思います。とばっちりを恐れて関係断絶・知らないふりをする関係者が続出の危惧ありやと。

      1. カズ より:

        はにわファクトリー様

        寒空を 飛んで日に入り 冬の無視・・。ですか?(ホントウニサムソウ)

        *彼だって本心では門前払いされたがってるのかもです・・。

  9. だんな より:

    韓国政府は、「最強の大使」を選んだつもりでしょう。その時点で先日話題にした、「日本への教化の発想」が、有ると思います。
    韓国人は、韓国では大口を叩きますが、日本に来ると大人しくなるケースがほとんどですが、文議長のように日本人の気持ちを逆撫でしに来るケースが稀に有り、姜昌一氏は、同じような事を日本でやりかねません。
    私は、日本人に韓国の異常性を広める為に、それで良いと思います。
    韓国人は日本人が訪韓して交渉する度に、何らかの嫌がらせ(竹島で軍事訓練など)を行います。
    姜昌一氏が日本に着任した日に、慰安婦合意を遵守する制裁したり、やり返してやれば良いと思います。
    姜昌一氏の本音が、日本国内で発信されれば、日本人全体に、一層韓国人への理解が広まると思います。

  10. 元マスコミ関係の匿名 より:

    「国会独島領土守護対策特別委員会」委員長であるカン・チャンイル議員は30日、国会政論館で記者会見を開き、日本政府に向けて独島を日本の領土と歪曲記述した中学校社会科教科書検定の承認を撤回するよう要求した。(歯医者さんのブログから)
    こういう内政干渉を公然と行い、北方領土に立ち入るなどの嫌がらせを行う反日の人物を駐日大使にしてはいけない。日本政府は断固拒否すべきである。日本は本当に韓国に舐められている。

    まあ、ひょっとすると就任しても最後の駐日韓国大使になるかも知れない。韓国政府にはそれだけの覚悟が必要である。

  11. 匿名 より:

     日本政府が内諾したから青瓦台が人事を公表したんでしょう。アメリカ次期大統領(とみられる)バイデンは日米韓(の実質的)同盟を重視し、選挙戦中もコリア系アメリカ人票欲しさに親韓発言をしているので、アメリカからの圧力も使って日本に譲歩させる外交環境が整ってきたという判断でしょう。

     そのためには、文在寅の子飼い外交官の南官杓より用日派で日本国内の親韓派とも知己を得ている姜昌一の方が、与野党、メディア工作に適任と判断した、そんなところでは。

  12. 伊江太 より:

    新宿会計士さんの、「文在寅こそ親日大統領」という半ば皮肉、半ば真相をあぶり出したこれまでの評価からすると、姜昌一氏をペルソナ・ノングラータにして受入れるな、というのはどうでしょう。どうせあの政権では普段から反日的性向を明示している札付きの人物でない限り、重用されることはないでしょう。日本ではまだ正体が割れるほどには知られていない人物を大使として受入れて、外交官の特権を活かして国内でおかしな悪さをされるより、姜昌一氏のように中身がとうにバレている人物のほうがまだしもマシという気がします。

    カノ国の精神状況を勘案すれば、「おかしなマネしたらどうなるか、分かってるな」とスゴミつつ、無視・放置を続けている日本の現状に、遠からず耐えられなくなり、逆ギレでとんでもない悪手を放ってくる可能性は高いと思います。そのときには、駐韓日本大使の召還と同時に、相手の駐日大使を追放するという手段をとることも考えられそうですから、まあそのときのために、惜しげなく切り捨てられる駒が提供された、くらいに思ってればいいんじゃないでしょうか。

  13. 芽島津 より:

    細かい事ですが、もし日本政府が韓国政府からの要請に対して姜昌一氏を駐日本大使として受け入れられないと返事をするのでしたら「アグレマンの拒否」で、「ペルソナ・ノン・グラータ」は既に日本で着任している外交官に対しての退去命令と同等です。

    1. 新宿会計士 より:

      芽島津 様

      >細かい事ですが、もし日本政府が韓国政府からの要請に対して姜昌一氏を駐日本大使として受け入れられないと返事をするのでしたら「アグレマンの拒否」で、「ペルソナ・ノン・グラータ」は既に日本で着任している外交官に対しての退去命令と同等です。

      ご指摘大変ありがとうございます。そのとおりですね。次の記事で訂正をしたいと思います。
      引き続きのお気軽なコメントを何卒よろしくお願い申し上げます。

    2. 匿名 より:

       本邦への到着前=赴任前に、受け入れ難い者であることを接受国が派遣国に表明するのもペルソナ・ノン・グラータ(ウィーン条約第9条第1項)。

      1. 芽島津 より:

        また細かい事になりますが、A国がB国に特命全権大使を派遣するする場合、あらかじめその旨をB国に打診し、B国からの了承の「アグレマン」を取り付けます。
        そして「アグレマン」を受け取ったA国の特命全権大使が外交官としてB国に入国しようとする際に、B国はその外交官の入国を「ペルソナ・ノン・グラータ」として拒否出来ます。

        しかし、普通に考えると、「ペルソナ・ノン・グラータ」を宣言するような人物には初めから「アグレマン」は出さないのではないかな。

  14. 芽島津 より:

    朝鮮脳とか韓国式思考回路では「相手の立場になって物事を観察して分析・判断する能力」が根本的に欠落しているように思えます。

    韓国政府の日本に対する言動を見ると、現状認識を悉く誤り、頓珍漢で嘘・捏造に塗れた非論理的でその場凌ぎのでっち上げ的対応をしてくるので、煩わしいばかりか、感情的で潜在的に危険な民族・国家ですね。

    ただ、最近は韓国はその常軌を逸した言動を隠さなくなってきたので、日本国内での韓国に甘々な「擁韓派」が自滅を始めたのが乙です。

  15. 迷王星 より:

    新宿会計士様
    >また、日本政府も姜昌一氏を「ペルソナ・ノングラータ」に指定して受入を拒否するのか、それとも姜昌一氏の駐日大使を受け入れるつもりなのか、

    ペルソナ・ノングラータは流石に無理では?

    と申しますのも、彼は昨年に来日した=日本は入国を許したのではありませんか?
    確か韓日関係(彼の側が行動したので彼の視点からの表記とする)を打開しようと来日して幹事長の二階らに会おうとしたが、「会って何か話したら発言を勝手に切り取られると困る」と二階に面談を拒否されたのだったのではありませんか?

    昨年に来日を許してしまっている人間に対して、昨年の入国許可以降の期間に限定すれば特に重大な日本への敵対的な行動・発言をしていないのに、ペルソナ・ノングラータで入国拒否をするのは少し無理があると思う次第です。

    ですが、駐日大使就任に関するアグレマンへの拒絶は可能ですので、彼の今までの言動(及びよりにもよってその彼を駐日大使にしようとしている文大統領の無神経さ)に関して我が国がどれだけ怒りを感じているかを文政権に明確に伝えるために、彼の駐日大使就任に対して日本政府はアグレマン拒絶で返せば良いと思います。

    1. 名古屋の住人 より:

      迷王星様

      日本政府が本当に「ペルソナ・ノングラータで入国拒否」を表明するかしないかは別にして、ウィーン条約第9条には「いつでも通告できる」ことになっています。

      第九条 1 接受国は、いつでも、理由を示さないで、派遣国に対し、使節団の長若しくは使節団の外交職員である者がペルソナ・ノン・グラータであること又は使節団のその他の職員である者が受け入れ難い者であることを通告することができる

      この人物が「韓日議員連盟の会長」として来日することと、大韓民国駐日本国全権匿名大使として来日することを比較すると、その重要性は天と地の差があります。
      よって、ウィーン条約第9条に基づき、日本政府は特に理由を示すことなく、「ペルソナ・ノン・グラータ」を以て入国を拒否する権利を有していることになります。

      迷王星様は「それはいくらなんでも『無理筋』ではないか?」というご意見であると推察します。
      あまり例えがよくないですが、雲一つない青空が広がる日本海で北朝鮮船を護衛していたナントカ大王という駆逐艦がP-1哨戒機にレーダー照射をしただけでなく、当日は悪天候だったと荒唐無稽な主張とどちらが「無理筋」でしょうか。

      とはいえ、「新大使の入国を拒否せよ」という勇ましい主張が必ずしも上策ではないと考えられることから、菅総理には是非とも千載一遇のチャンスを逃さず、「会心の一撃」を食らわせるその時が来ることを心待ちにしている次第です。

  16. 農家の三男坊 より:

    韓国政府は とても良い試験問題を菅政権と外務省に出してくれました。
    幼稚園児がただ大きくなっただけのでくの坊か、単なる幇間か、はたまた有能な外交政治家か外交官か。
    日本が①単純に拒否すれば”反日感情を煽り、失政批判の矛先をを日本に向けさせよう”、②駐日大使を認めたら”竹島侵略を不問とした”と世界に宣伝すると同時に”日本は口先だけの国である”ことを世界と韓国国民に宣伝し、より一層対日攻勢を世界の国々と共にかけよう。という魂胆だと思います。
    「”お前のかーちゃんデベソ”と言えば気持ちいいかもしれないが外交はそうはいかない。」と当たり前のことを言って己の無能を認識できない外務次官がどう捌くか見もの。”外国人参政権賛成”の茂木大臣が事の軽重が判っているのか、菅さんが外交ができるかの試金石になると思います。
    少なくとも、入国させるためには①竹島侵略の反省を述べさせる必要があるし、天皇陛下に認証頂くには、②前国会議長の皇室侮辱への謝罪表明は最低限必要だし、駐日大使としてアグレマンを出すためには③ウィーン条約の忠実な履行、④慰安婦(戦時売春婦)合意の遵守と速やかな履行及び④旭日旗を自衛隊旗・自衛艦旗として尊重し韓国政府は韓国内で保護することと⑤それらの履行状況の報告を誓わせ、外務省は毎週及び会う度に履行状況を報告させて像の撤去が完了するまでは約束不履行を叱責し、反省と改善策を述べさせてからでなければ話をしないようにすべきと思うのですが如何?

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告