緊急速報です。菅義偉総理大臣の先日の国会所信表明演説に、不適切な箇所がなんと6ヵ所も発見されました。菅総理といえば『菅義偉総理に浮上した疑惑、立憲民主党は今こそ追及を』でも報告した「頭髪疑惑」が晴れていませんが、今回の所信表明演説を巡っても、新たなスキャンダルに発展するのでしょうか?
本日の緊急速報です。
菅義偉総理大臣に、総理としての資質がないことが判明しました。これがその動かぬ証拠です!
首相、所信で言い間違い
―――2020/10/27 10:04付 共同通信より
共同通信によると、菅義偉総理は26日の所信表明演説で言い間違いをしたのだそうです。所信表明演説は衆参両院で同じものが行われるのですが、共同通信によると衆議院では3ヵ所、参議院でも3ヵ所、合計6ヵ所も間違えたのだとか。
共同通信が指摘した内容を図表化して整理しておきましょう(図表。なお、閣議決定された正しい表現については、首相官邸HP『第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説』を参考にしています)。
図表 菅義偉総理の言い間違い
衆参の別 | 言い間違い | 正しい表現 |
---|---|---|
衆 | 医療資源を重症者にゲンテン化します。 | 医療資源を重症者に重点化します。 |
衆 | 毎年薬価改正の実現に取り組む | 毎年薬価改定の実現に取り組む |
衆 | 人類がウィルスに勝った証とし | 人類がウィルスに打ち勝った証とし |
参 | 重症リスクが高い高齢者や | 重症化リスクが高い高齢者や |
参 | 子どもの貧困世帯に社会全体で取り組みます | 子どもの貧困対策に社会全体で取り組みます |
参 | 被害者 | 被災者 |
(【出所】共同通信記事本文および首相官邸HPより著者作成)
まったく、国権の最高機関たる国会を何だと思っているのでしょうか、この人物は?そんな神聖な国会の場で、まさか合計6ヵ所もの言い間違いをするとは、不届き千万!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
…、とでも国民が思うと考えているのでしょうか、共同通信さん?
老婆心ながら申し上げるならば、菅総理の言い間違いを数える前に、自社の虚報の数を数えたうえで、改めて訂正報道をなさった方が、はるかに有意義ではないかと思う次第です。
逆にいえば、この程度しか文句をつける場所がない演説だった、という言い方だったのかもしれません。実際、某立憲民主党の某幹事長からも、「こんなに中身のない所信表明は初めて」という有難い(?)お言葉が発せられたくらいですから。
立民・福山幹事長「こんなに中身のない所信表明は初めて」
―――2020.10.26 17:18付 産経ニュースより
かつては麻生太郎総理のように、「漢字の読み間違い」を攻撃材料にすることができたのかもしれませんが、さすがにインターネット化が進んだ現代社会で、この報道には無理があります。あるいは、共同通信を含めたマスメディア各社は、2009年の「成功体験」からまだ脱却できていないのかもしれませんね。
View Comments (10)
更新ありがとうございます。
病院の待合室のテレビを見てますと(勤務終了後です 笑)、今日のエダノン、キレッキレだったみたいですね(苦笑)。大声出してイチャモン付ければいい、というモンじゃなし。ああ、またコイツ駄目だな〜。自分の言葉に酔っている。
それと6箇所も!間違えはった菅総理。総理が話し出すと、ヤジの嵐だ。菅総理が「静かにさせて貰えないか」と議長に言うぐらいだから、酷いもんです。ハナから聞く気ナシ。
時折、立憲民主党ら野党は自分らの主張と異なる所は『エエ〜ッ!』。くっさい野党。そら、言い間違いもしますよ。今年72歳、原稿見えませんわ(笑)。でもやるべきことやったら文句無いと思うけど。
素人の素朴な疑問ですけど、所信表明演説での6か所の言い間違いで、意味が変わってくるのでしょうか。(もしかしたら、演説中に表現を変えた方が国民に伝わると、菅義偉総理が考えたのかもしれませんし)
駄文にて失礼しました。
既存メディアの皆さんは、口汚いヤジの場面を使って印象操作をするんですかね。
今それやると、野党がコロナをいかに軽視しているかばれちゃうんですけどね。大声出したり怒鳴ったりしてましたからね。流してほしいなあ、あの場面。
私がとても印象に残ったのは、すが総理を見る枝野氏の視線が「邪悪」に満ちていたことです。
そう思ったのは、おれだけ?
先ほどテレビのニュースで菅総理の答弁を聞きました。
大ヤジが飛んでも、ぜんっぜん怯まないですね。(笑)
安倍総理は気色ばんだり、言いよどんだりすることがママありましたが、ガースーには鉄壁の安定感を感じます。
やはり、官房長官記者会見での鍛錬の成果が表れているのでしょうか。
メディアには、後に答え合わせのできる言い間違いなんかではなくて、具体的な政策内容の問題点を指摘してほしいですね。
*言い間違いの校正のまえに、自身の報道姿勢を更生すべきなんですよね。きっと。
最初の
重点化→ゲンテン化
は、聞いてて(੭ ᐕ))?アレレー
ってなるかとは思うのです♪
最後の
被災者→被害者
も議事録になると、ちょっと違和感を感じるかな?
って思わないでもないのです♪
議事録の修正をしようと思えるのは、このふたつくらいで、あとは言ったとおりに議事録が作成されても、何の問題もないと思うのです♪
所信表明なんだから、大意があっていれば、それで十分だと思うのです♪
逆に一文一句を詰めなきゃならない法案なんかは、文書としてきちんと作れば良いと思うのです♪
連投失礼します♪
共同通信の記事を書いた人って講演とかしたことないのかな?
自分で読み上げ用の原稿を作っても、一文一句そのとおり話すことなんてないのです♪
原稿通り答弁すると「自分の言葉で話していない」と批判して、原稿から僅かにブレると「言い間違い」と揶揄する♪
批判のための批判をしても仕方ないと思うんだけど、マスコミの人はそうじゃ無いのかな?
政治職人に口は必要無し。
麻生内閣で一時期流行しましたね。しかしマスコミ御用達の政治家も言葉のプロ(笑)のはずのテレビ局のアナウンサー様も日常的に言い間違いしていることを指摘され、恥ずかしくて知らん顔して遁走したと思っていたのですが
また始めましたか
心理的外傷のことを「トラウマ(trauma)」と言いますが、私はずっとこれを「トウラマ」だと思っていました。当然常に「トウラマ」「トウラマ」と発言していました。それどころか、他人の「トラウマ」発言を「おいおいトラウマとか虎と馬かよ~」とわざわざ訂正していました。
間違っていたのは自分だった…!
それを知った時、悶絶して転がりまわりたい気持ちになりました。ずいぶん昔の話ですが、今もあのいたたまれない気持ちを覚えています。
菅首相、この程度の言い間違い、何の問題もありません。絶対問題ありません。