かつて鳩やヤギを侮辱した高橋洋一氏が内閣官房参与に
本日の「速報」です。政府は本日、内閣参与として、嘉悦大学の高橋洋一教授ら6名の方々を内閣官房参与に任命する人事を発表しました。
政府は本日、内閣官房参与の人事を発表しました。
加藤勝信官房長官の本日午前の記者会見では人名の発表はありませんでしたが、政府が配ったであろう別紙をもとに、各メディアが具体的な人名を報じています。
内閣官房参与に岡部信彦氏や高橋洋一氏ら6人を任命 村井慶応大教授も
―――2020.10.13 14:01付 SankeiBizより
今回、任命されたのは、次の6名の方々です(敬称略)。
- 岡部信彦(川崎市健康安全研究所長)…感染症対策を担当
- 村井純(慶応義塾大学教授)…デジタル政策を担当
- 熊谷亮丸(大和総研チーフエコノミスト)…経済・金融を担当
- 高橋洋一(嘉悦大教授)…経済・財政政策を担当
- 中村芳夫(経団連顧問)…産業政策を担当
- 宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)…外交を担当
これら6名の方々のうち、個人的にとくに気になるのは、高橋洋一氏です。
というのも、高橋氏はかつて、新聞記者を鳩やヤギにたとえるなどの失言をした人物としても知られるからです(『新聞記者を鳩やヤギに例えた髙橋洋一氏に謝罪を求める』参照)。
問題の記事は、これです。
人生の半分を「新聞なし」で生きてきた私が新聞の凋落問題に思うこと
今回は、1月24日の現代ビジネスに掲載された磯山友幸氏の記事『新聞部数が一年で222万部減…ついに「本当の危機」がやってきた 新聞は不要、でいいんですか?』を取り上げて、マスコミの現状と今後について、考えてみたいとおもう。<<…続きを読む>>
―――2019.01.28付 現代ビジネスより
この記事のなかで高橋氏はマスコミ記者について、「自分で考えることが少なく、記憶する努力も怠る」という意味で「鳩」のようなものとしたうえで、自身が現役の官僚時代には、日ごろからマスコミに撒くための「小ネタ」を提供していたと告白しています。いわば、「鳩への豆まき」のようなものですね。
そのうえで高橋氏は、こうした小ネタをまく際に、マスコミ記者から「紙」(政策や発表に関する資料)をくれと求められることが多かったと述べており、その意味ではマスコミ記者は「ヤギ」にも見えた、などと述べているのです。
残念ながら、『現代ビジネス』の場合、過去記事の全文を読むうえで「プレミアム会員登録」が必要であるようであり、高橋氏の軽妙洒脱な原文をそのまま紹介することはできないのですが、この高橋氏の言い分は、鳩やヤギに対し、あまりにも無礼です。
そもそも鳩は私たち人間が思っているよりも遥かに賢い生き物です。マスコミ記者を鳩にたとえるという時点で、鳩に対する侮辱行為でしょう。
また、ヤギは紙を食べるとする俗説はよくみかけますが、『学研キッズネット』の『ヤギはどうして紙を食べるの』やニッポン放送『NEWS ONLINE』の『ヤギは本当に紙が好きなの? 食べられるの?』などの記事によれば、紙は消化に悪く、インクなど有害なものも含まれているようですので、食べさせない方が良いでしょう。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いずれにせよ、高橋氏といえば、日本の財政などに関し、数学的なアプローチを使った分析に定評がある人物です。そのような高橋氏が、菅義偉総理に対し、財政再建に関する俗説の間違いを具申してくれることは、中・長期的に見て、日本経済に対して決して悪いことではありません。
高橋氏の今後のご活躍を期待申し上げたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
ブログ主様、いつもありがとうございます。
本日のこのニュース、私も注目しておりました。
かねてから、「国の借金は嘘」というご発言で私たちに真実を知らせていただいた方の就任ということで、喜んでいたところです。
高橋洋一さんの著作「未来年表 人口減少危機論のウソ」を以前読ましていただきました。わかりやすく解説していただき、何も問題ないということがわかり安心しました。
東京MXの夕方の番組にご出演になって、官僚時代の中共のハニートラップの話をしてくださいました。氏は薬師丸ひろ子さんのファンなのだそうですが、夜になるとホテルの部屋に薬師丸ひろ子似の女性が現れたのだそうです。氏はお断りしたようです。(すごい!)そこまで調べて罠にはめるのかと驚いたお話でした。
「似ている」に価値を認めるかどうかではないでしょうか ?
少くとも私には「○○似」という表現は、本人そのものには価値がないと聞こえます。
自分も高橋先生の論考を読んで安心しました。
消費税が下がって日本学術会議が民営化になって国債増発となるといいですね。
一時、会計士様と同一人物かと思ってました。
高橋洋一さんは「消費税10%反対論者」ですが、、、。
3年とか5年と期限を切って消費税減税を掲げて衆議院解散ですかね。
更新ありがとうございます。
奇遇ですね(何が)。私、日曜日に高橋洋一氏の書いた本を図書館で借りたばかりです。積ん読ではありませんよ(笑)。少しだけ読みました。
高橋洋一氏は高学歴のキャリア、20代の若さで四国の香川県に赴任、「本省からエライ人が来た」となって、そういう事は田舎には余りないので、エリート様には適当に仕事をして貰って、在任中に国から取れるものを取っておくのが各県の慣例だそうですね。
それとエライ方のハンコ(決裁)は抜群に効くと。フツーの役人なら、後の仕返しが怖いとか、県内の声の大きい政治家などから横槍が入って出来ない案件も、本省に1年後には戻るエリート様には誰も盾つかない(笑)。地方県はみんなこんなもんでしょうね。高橋洋一氏の活躍を期待します。
もうひとり、宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、立命館大学客員教授)氏。確か慶應義塾大学から外務省に入省、チャイナスクールの方でした。
ウチにテレビのあった頃、「そこまで言って委員会 NP」(よみうりテレビ)に良く出演されてました。いつもセットで出演が東京新聞社の長谷川幸洋氏。局まで新大阪駅でタクシー合乗りしていたと記憶してます(笑)。発言は中国寄りではなく元官僚ですが、まともでした。
菅首相は6人も内閣官房参与に任命し、メンバー全員を知ってるわけではないですが、なかなか良い人選だと思います。学術会議の99人よりは、多分ずっと(笑)。
村井純先生が参与になられたのは、先インターネット世代=第0次インターネット世代のひとりとしてはまこと喜ばしい限りです。
100%同感です。
遂にそういう時代になったのかと、感慨深いですね。ご活躍を期待します。
同じく。
ところで、第0次世代はどの辺りでしょうか。Web先史、fj.*, alt.*の頃?
①日本に一般でも接続可能なプロバイダが出来た頃。
②大学・研究機関/部門同士がUUCPで接続され、アメリカへのメールはKDD LAB経由で往復1週間かかった頃。
SFCが出来た時は助教授(今の准教授)なんですよね。思えば遠くに来たものです。
私が知っているのは、メールアドレスに%を使わなくて済むようになった頃、jpドメインができる前くらいですねえ。アメリカへのメールは確かにkddlab経由でしたが、ほとんどの場合翌日には届いていたような。ただ、あの頃は時々メールが迷子になり、1年後に届いたなんて話も聞きましたが。
インターネット関連で目にした中で一番古いのは、kek.jp webサイトサーバー
(DEC station)でした。
村井さんはインターネットの草分け的存在なので、それだけ影響力の大きい
という証拠でもあります。
今後どういう情報を発信および助言をするのかとても楽しみです。
たしかに、鳥の鳩さんにとっては
新聞記者と一緒にされては侮辱でしょうが、
これは民主党の鳩ぽっぽ氏と
混同されての風評被害かと思います。
同じようなケースで、
風見鶏さんが菅直人氏と一緒に
される被害もありました。
なんせ、いつも胸を張って
風に向かい立つ風見鶏さんですから、
重要課題や疑惑からあさっての方角
向いて誤魔化す菅直人氏なんかと一緒に
されてはたまったものじゃありません。
世相マンボウ様
あのー、風見鶏と聞くと、中曽根康弘大勲位、もとい中曽根元首相を連想するんですが。
フルーイ?
あ そういや昔ありましたねえ(笑)
鳥の鳩さんにしても風見鶏さんにしても
鳩山や菅直人なんかと同一視されてしまうとは
なんて とほほの時代なんだ
と嘆いているでしょうなあ。
更新ありがとうございます。
良く狙った人選ではないかと見ております。
どういう助言をするのか楽しみであります。
これは、スゴイニュースです。
高橋洋一氏は、リフレ財政出動消費税廃止論者で、財務省の嘘を理路整然と論破出来る人です。
政権内部にその様な人物を迎え入れるとは、菅政権は本気です。
勝手な想像ですが、安倍総理が2度目に就任した当時は日本にとって、崖っぷちで総理はまず日本の安全保障に全力投球するために内政の方で揉め事を起こさない様に安全運転してたのではないか。
で、今安全保障で日本は安全地帯にいるので、菅内閣は内政の問題に手を突っ込んでるのではないか。
これからの菅総理の手腕に期待大ですね。
sey gさま
新宿会計士さんが、高橋氏に期待しているのは、仰る通りで対財務省なんだと思います。
安倍首相は、内政でも経済を回復させ、今でも失業率、為替、株価は、安全圏だと思います。外交も合わせて、良い時だから出来る事も、有ると思います。
菅総理には、日本の内側に溜まった膿みを出して貰う事を、期待しています。
だんな様
ありがとうございます。
安倍総理の内政というのは、憲法改正や消費税廃止、財政出動です。
恐らく、これらを実行しようとしたら 反対勢力が雲霞のごとくわくでしょう。
単に反対するのではなく、ない事をでっち上げスキャンダル国会で運営を止めるでしょう。
なので、憲法改正等をしなかった事で安倍総理の評価が落ちない事を言いたかったです。
sey gさま
微妙に分からないのは、安倍首相は消費税増税しました。
消費税廃止したかった話は、記憶に有りませんが。
それとも、この安倍内政を菅総理が、やりたいと考えている話でしょうか?(それなら分かる)
また憲法改正が出来なかったのは、安倍首相のみの責任では無く、マスゴミ、野党のせいで、国民が議論を避ける結果になった事が原因だと言うのが、私の見解です。
だんな様
言葉足らずですみません。
言いたかったのは、安倍総理でも消費税増税の無期限延期が出来なかったと言う事です。
が、おっしゃる通り今の菅総理の行動は安倍総理とは関係なく、菅総理自身の行動力によるものかも知れません。
飯島 勲氏も菅総理から内閣参与の辞令をいただいたと本人がおっしゃっていましたが、内閣官房参与とは違うものなのでしょうか。
ご存じの方がいらっしゃればご教示くださると有難いです。
学術会議の任命を拒否したのも確か6名でしたっけ。今回も奇しくも6名ですか。
この時期に奇しくも、なのですかね。「同じカネを払うのなら、もっと役に立つ輩にするゼ」と聞こえてきそうです。
鳩は、かの鳩ぽっぽ氏かと思いました。おっさん
打つ手打つ手が早くてしかも妥協がない。菅総理は、もし自分が総理であれば…と腹案を暖めてたんでしょうね。
腹案がある、と言って中身が空っぽだった某氏と違って、中身はあるけど機が熟すまで余計なことを一切漏らさない方なんですね。並の辛抱強さでないですよ。観測気球を飛ばすでなく、不言実行、一刀両断、サムライみたいですね。
同意します。
既存の仕組みを破壊するのでなく、うまく活用しながら、筋の通った策を打っていくのが、制度に熟知した菅総理ならではですね。
内閣官房参与では有りませんが、側近のお話を中央日報から。
菅外交核心側近は「米国通」の阿達氏…「安倍・トランプの『ブロマンス』作った」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/271138?servcode=A00§code=A00
阿達氏の役割は、重要だったんです。
この記事だけでは無いんですが、韓国では、
「韓国や中国などアジア外交ではこれまで官邸に押さえられていた外務省の役割が相対的に大きくなるだろうという予想が出ている。」
という妄想が有る様です。
官邸は、譲歩してくれそうに無いから、外務省なら何とかなるんじゃないか。
日韓議連と似たような妄想で、とにかく「誰でも良いから、日本に譲歩させて欲しいニダ」なんですけどね。
自分は、嫌がらせはするけど、譲歩はしないんです。
慰安婦像の話は、撤去執行停止の仮処分申請を出す話はあるんですが、出した話は入って来てないのが、気になってます。
>自分は、嫌がらせはするけど、譲歩はしないんです。
まあ、彼の国は「上は下に何してもいい」と思ってますからね。
嫌がらせして当然なんでしょう。
問題はこの感覚が「対日感情」ではなく、「一般常識」という点です。
(ナッツリターンとか思い出してもらえばよくわかります。)
個人レベルでの価値観が違うので、相手国を洗脳でもできない限り
わかり会えることはありません。
だんな様
韓国は、日本が譲歩しない限り何も出来ません。
マスコミを使って動かす事も、影響力が減った今 期待薄でしょう。
世論も韓国の味方をしません。
この後どの様な手を使って来るか期待大です。
以前私は、政府自民党には財務省とガチンコでやりあう力がないので消費税減税は無理だ、とコメントしたことがあります。政府の力とは、ひとつは相手を論破できる論理構築、もうひとつは世論の後押し。
増税による財政再建を持論とする熊谷氏と、財政危機自体が欺瞞であるとする高橋氏を同時に起用したわけです。財務省の傀儡に高橋氏をぶつける狙いは言うまでもないわけで、財務省自体とのガチンコを避け、「代理戦争」で勝負するということです。マスコミの反応は極めて鈍いですが、私の予想が正しいなら、論破されるのをマスコミ経由で国民に見せるというプロレス中継みたいなものです。これには正直驚きました。脱帽です。
ケロお 様
そんな仕掛けがあるとは、知りませんでした。実に楽しみですね。
デジタル庁からのマイナンバーに諸々一元化促進、歳入庁設置と財務省解体…
とりあえず期待してます。
会計士さんがおっしゃってたのとは別ソースですが、
http://www.kyoto-up.org/archives/573
11月祭講演会録 「記者になりますか?それともジャーナリストになりますか?」(2008.12.01)
(京都大学新聞の無料記事です。)
>>この前、元財務省の高橋洋一さんと対談をしていて、そこで高橋さんが、マスコミは使いやすいよ、紙を1枚作っておけば、みんなヤギのように寄ってたかって取っていって、ありがたく記事にする。自分が作った中で本当のことなんて書いたことないが、それでも紙ならニュースになり、紙以外はニュースにならない。<<
講演会の内容を書き起こした記事ですが、随所に洒脱なコメントがあって思わずクスッとさせられました。ぜひ全文を読まれることをおすすめします。
さっきのコメントに書きそびれました。
講演会のスピーカーは高橋氏と対談したことがある上杉隆氏です。
統合政府の始まりですか?
統合戦争の起こる時間線なら、2020年にはすでに植民惑星のひとつやふたつはできていたんですけどねえ。
6名ってのがいいですね
言わば、記事の一部を官僚に書かせるようなもの(取材の放棄)でしょうか
どこぞの世界の大先生にもそういう方がいましたね
業界に入って数年で去った者の中に、「○○の人が言う業界特有のことに、「はいそうですか」としか言えないのでつまらない。」と言っていた者がおりましたが、はなむけに「お前の勉強が足らんのじゃ」と言ってやりました
高橋さんには期待大ですが、同時に入ってる熊谷亮丸はよくTVに出て財政破綻を煽ったりNMT批判をする、つまり財務省派だから消費税減税には反対でしょうね
外交で宮家氏が入ってるのも評価できない
主張は一見保守っぽいが、しょせん戦後GHQ史観から出てこれない人です
私も宮家邦彦氏はダメだと思います。
彼の書く文章は、もっともらしく字数を稼ぎながら、言質を取られないよう断言を避けるスタイルです。元外務官僚でしたから、役人根性が骨の髄まで染みついているように見えます。
スガさんの空手部時代の仲間が「ある日馴染みの甘味屋で、普段無口なスガが一度だけ『政治家になりたい』とつぶやいた事があった。俺らが『お前みたいな地縁も血縁も無い奴がなれる訳ねぇだろw』とからかったらそれ以降二度と口にしなくなったが、後年ホントに政治家になったのを見て俺ら一同感嘆するより他無かった。からかわれた夢をずっと胸に秘め続け実現させてしまった」と言っていた。
昔も今も、さながら家康や大久保利通の如き辛抱強さと不言実行ぶりですな。