日本のメディアや野党は、ひとつの問題を追及し始めると、それ以外の話題には目がいかなくなるものなのかもしれません。何のことかといえば、菅政権が「日本学術会議問題」でメディアや野党を引きつけている間に、いわゆる「クアッド外相会談」や沖縄振興予算、「ハンコ廃止」やベルリン慰安婦問題などに次々と手を付け、とくに日本共産党の利権が丸裸にされてしまっているフシがあるからです。
日本学術会議問題は壮大なブーメランに
先ほどの『ベルリン慰安婦像:韓国教授「日本は戦線拡大するな」』では、例の「ベルリン慰安婦像問題」に関連し、韓国メディアの反応を紹介するついでに「日本学術会議」の問題に少しだけ触れました。
あまり申し上げたくないのですが、正直、韓国の反応と日本のマスメディア・特定野党の行動は、あまりにも「単線的」で、自分たちが騒げば騒ぐほど墓穴を掘ってしまう、という意味では、驚くほどよく似ています。
この日本学術会議の「任命拒否」の問題を巡っては、先週、当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げました。
あらためて振り返っておくと、これは3年ごとに改選される日本学術会議の新会員105人のうち、菅義偉総理が6人の任命をしなかったことを受け、特定の野党、メディアを中心に、政府に対する舌鋒鋭い批判が展開されている、というものです。
この点、当ウェブサイトは先々週の『菅総理「日本学術会議の任命拒否」は当然過ぎる判断だ』でも紹介したとおり、日本学術会議側が推薦した候補者のうち、特定の人物の任命を菅総理が拒絶したところで、日本学術会議法の条文上、違法性はまったくありません。
ところが、当ウェブサイトでは先週の『「キジも鳴かずば撃たれまい」日本学術会議の自業自得』や『「解体論」も飛び出す日本学術会議、中国との関係は?』などでも報告したとおり、今回の日本学術会議の任命拒否騒動によって、むしろ日本学術会議側のさまざまな問題が浮上。
さらには、例の「レジ袋有料化」を巡って、同会議の元会長が東京新聞への寄稿で「日本学術会議の提唱をきっかけに実現した」と述べたことは、『レジ袋有料化も日本学術会議の提唱がきっかけ=元会長』でも取り上げたとおり、むしろ一般国民の反発を招きかねない自爆行為ともなりかねません。
こうしたなか、日本学術会議が法に定められた政府勧告を10年以上行っていないなどとして、同会議に行革論が生じたなどと読売新聞が報じた、とする話題も出てきました(『政府への勧告を10年以上サボる日本学術会議に行革論』等参照)。
日本のマスメディアは韓国と行動パターンがそっくり?
ただ、最初の「学問の自由の侵害だ」、などとする批判が国民に響かなくなるなど、形勢が不利となると、今度は菅義偉総理が任命されなかった6人を巡って、彼らが除外される前の名簿を「見ていない」と答えた、などとするインタビュー記事が朝日新聞に掲載されています。
6人除外前の名簿「見ていない」 菅首相インタビュー
菅義偉首相は9日、朝日新聞などのインタビューに応じ、日本学術会議が推薦した会員候補のうち6人を任命しなかった判断について、安倍前政権ではなく現政権で下したと説明した。<<…続きを読む>>
―――2020年10月9日 20時06分付 朝日新聞デジタル日本語版より
これを受けて、「菅総理が推薦人全員の名簿を見ずに任命を決裁したのは違法行為だとする指摘もある」、などとする報道も出て来ているようですが、これなど典型的な「ムービング・ゴールポスト」でしょう。
このように考えていけば、日本の一部マスメディア、一部野党に所属する人たちの「要するに、自分たちで何らかの問題をでっち上げ、それについて大騒ぎをし、ひとつの論点が論破されたらゴールポストを動かしてまた違う問題を作り上げる」という行動パターンは、韓国と本当にそっくりですね。
次々としかけていく手腕
ただ、この攻撃が、どうも菅政権に対してはうまく機能していないように思えてなりません。
というのも、「次々と仕掛けていく」という意味では、どうも菅政権の方が何枚も上手に見えてならないからです。その証拠でしょうか、産経ニュースに土曜日、こんな記事が掲載されていました。
沖縄振興の「無駄」削減 週明け検証本格化 基地再編を推進
来年度末に期限を迎える沖縄振興計画をめぐり、政府が既存事業の成果検証を週明けから本格化させることが10日、分かった。<<…続きを読む>>
―――2020.10.10 21:26付 産経ニュースより
産経によると、政府は沖縄振興予算の無駄削減や、計画の裏付けとなる沖縄振興特別措置法見直しの検討材料にするために、岡下昌平内閣府政務官を沖縄に派遣し、県内各市町村から意見聴取に入るそうです。
沖縄関連振興予算は毎年3000億円を超えていますが、この記事を読んでハッと気付くことがあるとすれば、それは日本共産党との関連ではないでしょうか。
沖縄県庁は玉木デニー知事を筆頭に、事実上、日本共産党に乗っ取られているような状況にありますが、そういえば日本学術会議も、事実上、日本共産党の別動隊のようなものになってしまっています。
いわば、日本共産党は毎年10億円の予算がつく日本学術会議、毎年3000億円の予算がつく沖縄県振興予算など、私たち日本国民の血税をうまく使って、間接的にみずからの活動の原資に充てている、という疑いが生じるのです。
なにより、日本学術会議の件では、マスメディア側はあわよくば「もりかけ問題」と同じような具合で、政権支持率を引っ張る材料にしようと考えたフシがあるのですが、菅政権は正論だけを述べてこれを「ぶった切る」対応を続けています。この点は、安倍晋三総理との大きな違いでしょう。
もりかけ問題に見る、安倍政権の限界
あらためて、「もりかけ問題」を振り返ると、これは「安倍晋三(氏)が内閣総理大臣としての地位を悪用し、個人的な友人が経営する学校法人に何らかの便宜を図っていた疑い」のことですが、その実態はたんなる虚報です。
しかし、安倍総理の優しさのためでしょうか、こんな下らない虚報に対しても、なぜ違法性がないのか、などについても、非常に多くの時間を割き、懇切丁寧な説明を心がけました。だからこそ、「もりかけ問題」、「桜を見る会問題」などの「スキャンダル」が政権支持率を急落させたのかもしれません。
しかし、菅総理自身は安倍総理ほど優しくはないようで、「違法性はない、以上」で質疑を打ち切り、そのまま粛々と次の改革に着手する、というパターンが多いようです。
マスメディアや特定野党の側は、この「日本学術会議」の件で衆院選まで引っ張るつもりだったのかもしれませんが、菅政権はこれら以外にも「ハンコ廃止」、「沖縄振興予算」など、次々と行革に目を付けるというスピード感を示しています。
単線的で「ワンイシュー全力投球」のマスメディアや特定野党などがこの菅政権のスピード感についていけないのも、ある意味では当然のことかもしれませんね。
そのうち、携帯電話料金から派生して、電波行政における「電波オークション」実施と地上波テレビの電波利権解体、NHK改革などにも、正面から取り組んでほしいものです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ところで、安倍晋三総理が連続在任日数で史上最長だったということは、菅総理も「史上最長の内閣官房長官」だったわけです。なぜなら、2012年12月に発足して以来、菅総理は一貫して内閣官房長官として安倍政権を支え続けたからです。
そして、政権をいちばん中枢で支えた経験から、安倍総理の手腕の凄さだけでなく、その限界をも十分に観察したうえで、「自分だったらこうする」というのをじっくり研究していて、安倍総理の持病悪化という突然の機会を奇貨として、それらを実現させようとしているのかもしれません。
いずれにせよ、菅義偉政権は発足からもうすぐ1ヵ月が経過しますが、思っていたのと比べ、ここまでの展開が非常に速く、良い意味で「予想外」だったというのが個人的な感想だと思う次第です。
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ワイン臭って何だ?と思ったら読み違えかーい!そう言えば来月ボージョレヌーボーの解禁ですね。ワインじゃないと思って飲めばそれなりにイケます。
マスコミの皆さん!あなた方にとって一番重要なことは何ですか。
ニュースが売れることですか?だったら今のステレオタイプではない独自の視点を持ちましょう。
報道の自由を守ることですか?だったら香港の状況をもっと厳しく糾弾しましょう。
政府の誤りを質すことですか?だったら説得力のある優先順位で考えましょう。
政治を活性化することですか?だったら野党を甘やかさずに鍛えましょう。
知的エリートであることを誇示することですか?うーん、それは無理かも。
> ワインじゃないと思って飲めばそれなりにイケます。
そうですね。でも安くもないし旨くもないので、私は春頃に売れ残って半額で売られる奴らを買います。
>安くもないし旨くもない
初物だから有難がって飲む、で良いかなと。
元々が、イギリス貴族のお坊ちゃんたちの遊びでしょ?
何でここまでの騒ぎになったのか、マーケティングの教科書に載りそうな事例ですよね。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、自分でも外れて欲しいので)
「アメリカ社会は分断されている」と言いますが、日本社会も(単純にいって)オールドメディアとネットで、国民が分断されているのではないでしょうか。(もちろん、どのくらいの差で分かれているか、また間のグレーの人はどう判断しているのか、またオールドメディアでもネットでもなく、そこから派生した口コミもあるでしょう)
なにしろTV番組には、打ち切りを免れるためにも、(事実より)ある程度の視聴率が優先されますし、ネットには、マイナーな話題を取り上げている人も、いますから。
蛇足ですが、(極論ですが)全国民がテレビをもっている時の視聴率10%と、国民が半分しかテレビをもっていない時の視聴率20%は、スポンサーにとっては同じではないでしょうか。また、女性しか買わない商品のCMの視聴率が、男性100%女性0%だと、スポンサーには意味がないのではないでしょうか。(素朴な疑問ですが、(商品にもよりますが)CMと購買意欲の間の関係は証明されているのでしょうか)
駄文にて失礼しました。
ファッショだ、独裁だ、右傾化だと、カビの生えた20世紀時事単語を振りかざして時代遅れ勢力がなお騒乱を起こしそうな気配がします。スローモーな人たちが単に時代に遅れていて、置き去りになりかけているだけではないのか、との社会認識が広まってしまうとすれば、彼ら勢力はこの先どう行動するのでしょうか。
子供の頃読んだ恐竜の本には、ブロントサウルスはとても鈍くて、尻尾を潰れそうなほど叩いても、痛みが脳に伝わるまでに3秒以上かかったらしいと書かれていました。そんなんでは、「イテッ」と感じた頃には、1/4くらい既に喰われているか、敵はとうに逃げ去っています。
メディアの皆さん方は、何しろ現場の近くにいるはずなので、何が起きているのか目には映っているはずなのですが、どうやら脳の方はそれを認識できず、50年前のフィルターを通してしか理解できないでいるようです。つまり、情報が一度50年前に飛んでから伝わっているようなものです。致命的な遅延ですね。
これが、かつての恐竜のように図体が大きすぎて知恵が回りかねているのか、50年前のフィルターを一度も交換もせず、アップデートもしないほど怠惰であるのか、それとも根本的にバカなのかはわかりませんが、気が付いた時には既に下半身が喰われてしまっていたなんてことになりそうです。
コテカントロプスペケシネス
桑田二郎氏がそういった傾向のヒト達をそう名付けていた記憶が…
(固定観念!トロッ!プス!ペケ!…以下ry)
化石資料しかない恐竜の実際の軟部組織の形態・色・体毛の有無や生態に関しては、古生物学者がキラキラした目で「きっとこうだったんだよ!!」と好き勝手に語っている以上の意味はありません。
アフターマンとたいして変わりません。
もちろんですとも。それで?
>痛みが脳に伝わるまでに3秒以上かかったらしいと書かれていました。
この空想をもとにした論旨構成だったのでつい。
更新ありがとうございます。
菅総理が就任してまだ1か月で採点簿を付けるつもりはないですが、なかなか行動力がある、閣僚もフットワークが軽い、タレント揃いですね。野党や反日マスコミは追いつけない状態と思います。
菅総理は政治家一家出でも無い、閨閥もない。学歴は二部だから、私の時代なら夜学ですね。今は苦学生というイメージではなく、昼間は専門職学校に行き夜に大学生(笑)。何かどうなってんのか、よく分かりません。それに今は夜間学部ってあんまり聞いた事ないような。
菅総理はきっと打たれ強いんでしょう。安倍総理は岸・佐藤氏から(もっと前だ)のサラブレッド。真面目にアイツラとやり合いしすぎた感がある。脚は細くて故障しやすい。
サラブレッドは人の腕より細い脚なのに、4本の脚で500kgの馬体重+騎手+鞍、ブーツ、勝負服、ヘルメット、ゴーグル、鞭を背負う。菅総理は失礼ながら和製の農耕馬に似ている。脚腰強く、スタミナがある。意外にも快速です(笑)。
ATMやNHK、TBSなどのメディアや反日野党は一つ「チリ」みたいな話題を引っ張り出してワーワー言う。大騒ぎをして、なーんの成果も無いと分かるとトーンダウン。で、またしょうもないスキャンダルに火を点ける。本当に◯◯人とおんなじヨ〜。出自がアチラか、、、(笑)。
1点だけ
菅さんの経歴で、法政大学2部法学部卒というのは間違いです
wikipedia の記事が間違っているのと、働きながら大学に通ったという話から誤解が広がっていますが、正しくは法政大学1部法学部、昼間の卒業です
私もほぼ菅さんと同時期にバイトで生活費を稼ぎながら似たような大学(学費は年額6万円でした)の法学部に通っていたので、当時は自分で稼いでそれなりに青春しながら昼間の大学を卒業することも可能だったと体験しています
たしかに年6万の学費を滞納して中退していった友人達もいましたがね
「菅総理爆誕」のニュースは中国ですごい反響だったそうです。
あちらでいえば農民工出身者が総書記になったようなものなんだそうで。
習近平も下放をされてヒドイ目自体にはあっていますが、それはエリート家系出身だったからで当時の中国ならではの特殊事情。共産党員としてはエリート街道でした。
まあ、日本だと平民宰相だの田中角栄みたいな先達がいましたから、そこまでインパクトは無かった。
心配なのは、そういう経歴でトランプみたいなブルジョワ・バリピとうまくやれるんだろうかという。
酒も飲まないそうですし。
日本学術会議は、その予算10億円だけでなく、2000億円の科研費にも影響力を持っていると思います。
日本のマスメディアは韓国と行動パターンがそっくりなのは、単純な思考回路に共通点が、有るのでは無いかと思います。
単純な思考とは、「ウリが正義ニダ」ですかね。行動としては、「利己主義」。
だんな様
>2000億円の科研費にも影響力を持っていると思います。
このあたりの実態ってどうなってるのか、よくわかんないですよね♪
提案までは、見てないけど、答申とか回答、それに勧告からは、「○○の事業に○○円をつけるべき」みたいな表立った活動はしていないように思うのです♪
学術会議会員の肩書があれば、文科省なんかの審議会に入り込みやすいだろうから、そういったとこでイロイロやらかしてるのかな??
(*‘ω‘ *)? 誰か教えて!!
科研費は文科省と学術振興会(独法)の事業。
学術振興会と学術会議の関係は以下の通り。
日本学術振興会法第十六条「文部科学大臣は、振興会の業務運営に関し、日本学術会議と緊密な連絡を図るものとする。」
文科省の管轄事業の科研費を、文部省と文部省の外郭団体の学振で運営するのはわかる。なぜ、学術会議という諮問機関が学振に影響力持つことが法的に決められているのかが不明。
文科省と学術会議は半世紀前から犬猿の仲。
とりあえず学術会議を無力化する際、学振法16条削除は必須。
ケロお様
ありがとうございます♪
こんなふうに、あちこちに顔を出してるのですね♪
調べてみたらこんなのも引っかかったのです♪
こっちは義務的に諮問しなきゃならないから、補助金欲しいとこは学術会議の言うことを聞くしかなくなっちゃいますね♪
民間学術研究機関の助成に関する法律
(補助の決定)
第五条 主務大臣は、前条の申請があつたときは、左に掲げる要件を備えているかどうかを審査し、備えていると認めたときは当該研究機関に対する補助金の額及び使用の目的を決定し、備えていないと認めたときは補助をしない旨の決定をするものとする。
一 当該研究機関の行う研究が学術又は産業の振興上重要なものであること。
二 当該研究機関がその研究を遂行するために必要な研究者及び研究設備を有すること。
三 当該研究機関において補助を必要とする相当な事由があること。
2 主務大臣は、前項の規定により審査をするに当つては、審査の方針及び対象の範囲をあらかじめ日本学術会議に諮問してその意見を聞かなければならない。
主務大臣は答申と違う判断も可能とは思うけど、そんなことはあんましないだろうし・・・・
そうすると、答申を書くのに、補助金の申請をしてきた研究機関の関係者を、議論に入れちゃダメなんだろうな?
でも、狭い世界だと、研究機関→知り合いの会員→審査をする会員って働きかけがあるだろうし・・・
なんか会員の選び方って、とっても重要な気がしてきたのです♪
ところで、会員の選び方って、選挙→学会の推薦→会員の推薦って変わってきてるのですね♪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201008/k10012653501000.html
変遷の理由が、組織票とか学会の馴れ合いだったってのが本当なら、今のは個人的な付き合いによる馴れ合いがありえるから、むしろだめな方向に進化してる気がするのです♪
・・・・いっそのこと、業績があって相応しい人を定員の2~3倍、推薦してもらった上で、くじ引きとかの方が良いような気がしてくるのです♪
> マスメディア側はあわよくば「もりかけ問題」と同じような具合で、政権支持率を引っ張る材料にしようと考えたフシがある
要するに、マスメディアは伝統的様式美に基づいた殺陣に従って斬りつけたつもりだったのに、菅総理は「ふんっ」と鼻で笑って、懐からおもむろに短筒を取り出してみせるみたいな感じでしょうかね。
日本の夜明けは近いのかもしれません。
龍 様
どうでもいい話ですが、短筒(たんづつ)とはシブいですね。
いまでいう拳銃ですね。
誰にも気づいてもらえてないらしい元ネタに合わせたんですが......
ヒントは最後の一文です(^.^;
気づいてはいたのですが、キャラが合わないかと。
でも誰がいいかは思いつきません。
鉄のなんちゃらと異名をとったあの人に印象がかぶりますが。鉄血なんちゃらの方向には向かわなければよいです。
晩年の嵐寛寿郎よりは頭巾姿が似合いそうではありますが。まあ、確かに菅総理は音羽屋半右衛門のほうがイメージは近いかもしれません。
でも、面白そうなので、薔薇を背負ったタイガー戦車に乗る菅総理というのは見てみたいかも(^.^;
学術会議問題(騒動)は最初に共産党と不動産新聞が狂ったように騒ぎ始めました。
当然、これは良いことだと我々(大衆)は思いました。
立憲民主党も騒いでいますが殆どの国民は気にもとめていないでしょう。
さて気になるのは中国共産党ですが当然ながらなにも言ってきていません。ネットではどうなのか、日本にいる中国人は何を言っているのか気になります。
彼等の論理は貰える物を貰って何がいけないの?
嘘を言ってもだまされた方が悪い!。
ですからだまされた日本人が悪いとなります。
中国嫌い、国連嫌い が日本が一番多いそう。
これは極めて自然な成り行きで日本文化からみたら当たり前です。
学術会議騒動も同じように見えるのですがいかがでしょう
菅さんは、安倍さんと違って、長く総理を続けるつもりはなくて、汚れ役として前政権の宿題事項を片付け、次に繋げたいと思っているのかもしれません。だとすると、支持率とか野党のイチャモンとかを気にせずに済みます。一種の無敵状態です。懸案リストは長い時間を掛けて既に準備してあるので、ATMや野党の付いて行けないスピードで仕事が進むのだと思います。
ワクワク感があります。
私は全く逆だと想像しています。
今はPDCAの2段階目、Do=実行段階です。1段階目のPlan=計画は、綿密に練られていると推測できます。
Check、Actは次の人に任せるでしょうか?やれるところまでやりきるつもりではないかと思います。Pはじっくりとやってきた。Dは一気に畳み掛ける。CAこそ腕の見せ所だと思います。
Dで投げ出したら小泉元総理と同じですよ。やりっぱなし壊しっぱなし。パパ小泉を貶めるつもりではないですが、菅総理とは人間性というかキャラクターが違いますよね。
覚悟の有り様を書いてみました。
突っ走った結果、支持を得て長期政権になる、というシナリオもありえます。ただ、執拗な抵抗勢力がいますから、思わぬところで足を取られる可能性もあります。
いずれにしても、菅さんには思う通りやって欲しい。
あしらい方は上手ですが、妨害方法が過激な方向に向かったらどうなるか。おとなしく引っ込むようなタマではないと思います。血を見る羽目にならなきゃいいですが、覚悟を決めているようにしか見えないので恐ろしいです。
突然おじゃまします。
随分前からこちらには毎日のように訪れてますが、投稿するのは初めてです。この度は、こちらに集う方々にお願いがあり、投稿しました。
私は東海地方に住んでいます。みなさんは既にご存知と思いますが、今、愛知県で高須クリニックの院長が発起人となり大村知事リコール運動をしています。愛知トリエンナーレの展示物を見た時、私は涙が出ました。悲しくて悔しくていたたまれませんでした。我慢できなくなり、愛知県の知人数人に署名に行くよう話をしました。 誰も、リコールしてるのも知らないんです。テレビ、新聞、ラジオ等々、高須院長が頼んだのにもかかわらず報道してくれないそう。で、こちらに集う方々で、愛知県にお知り合いが居られましたら、お声かけして頂きたいと思いました。名古屋市内は10月25日までです。稲沢市や豊橋、岡崎はまだ少し日にちの余裕があります。
西川きよしではありませんが、小さなことからコツコツと反日勢力を潰したい‼️愛知県でリコールが成功したら、各地でいい流れができるきっかけになるかも🎵
話の流れを変えて申し訳ありませんでした。
ちょっとばあさん 様
私も愛知県在住でリコールにも署名しましたよ。
ただ残念なことに、ご指摘の通り今一つ盛り上がりに欠けていることは私も感じております。
その上私の住んでいる地域では、市長選挙が終わるまでは一切動きがとれません。これについては、リコールの会からも活動自粛依頼のメールを頂戴しています。
11月8日までは切歯扼腕の日々が続きそうな気配です。
学術会議について、ちょっとしつこいかなとは思うけど、少し意見なのです♪
学術会議の任命拒否が、学問の自由を脅かす大きな問題なら、まずは日本学術会議法の第7条第2項(と第17条)の改正をやって、同じことが起こらないようにようにすべきだと思うのです♪
共産党とか立憲民主党とかの主張が正しいとしたら、ひとり菅総理を引きずりおろすことに成功しても、次の枝野(仮名)総理によって、再度、学問の自由が脅かされることになるかもしれないのです♪
だから、マスコミはともかく、政治家は、追求の前に、まずは制度の穴を塞ぐ努力をすべきなんだと思うのです♪
(*`Д´)ノ!!!
ちなみに、改正案を考えて見たのです♪学術会議の意見も取り入れた、誰もが納得の案になってると自負してるのです♪
・・・・・・絶対ダメな改正案だと思うのです♪会員の世襲制を法的に認めてるのです\(^o^)/
現行法
第7条第2項 会員は、第17条の推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する。
第17条 日本学術会議は、規則で定めるところにより、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に推薦するものとする。
↓
改正案
第7条第2項 会員は、第17条の推薦に基づき、会長が任命する。
(第7条第2項の2 会長は、前項で推薦された候補者全てを、会員に任命しなければならない。)
第17条 会員は、規則で定めるところにより、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、規則で定めるところにより、会長に推薦するものとする。