6月に入り、韓国では輸出管理適正化措置を巡る対日WTO提訴手続が再開したことに加え、自称元徴用工訴訟では差押資産の売却処理をにらんだ公示送達の手続を取るなど、ここにきて日本に対する敵対的な行動が再開しています。こうした状況を踏まえ、韓国観察者の鈴置高史氏が『デイリー新潮』に寄稿した最新論考をベースに、あらためて韓国の「綱渡り外交」の危うさを確認してみたいと思います。
目次
国交断絶論
「信頼関係が崩壊したらお終い」は国も人も同じ
外交関係は人間関係と同じで、どんな国であっても、友好国として外交関係を結ぶ際に必要なのは、信頼関係です。ところが、こうした信頼関係が失われれば、どんな国であってもすれ違いが生じ、最悪の場合は国交断絶や戦争などに発展することがあります。
また、人に性格があるように、国にも性格があります。いつも約束を破ってばかりの人やいつもウソばかりついている人が信頼されないのと同様、いつも約束を破ってばかりの国やいつもウソばかりついている国とは、信頼関係に基づく友好関係など成立しません。
これは、古今東西ありとあらゆる国に当てはまる鉄則のようなものでしょうし、現代社会であっても例外ではありません。そして、あくまでも個人的な見解ですが、日韓関係は現在、まさに「信頼が壊れていく」過程にあるように思えてなりません。
いや、「信頼が壊れていく」という表現は、厳密には正しくありません。もともと「信頼すべきではない相手国」を、日本が勝手に「信頼に値する国」に位置付け、信頼して来たという点こそが、現代における日韓関係を巡る齟齬だったからです。
輸出管理適正化措置を輸出「規制」と呼ぶ国
一例を挙げましょう。
日本政府が昨年7月1日付で韓国に対する輸出管理の適正化・厳格化措置を発表してから、もうすぐ1年が経過します。日本政府がこの措置を発動した理由は簡単で、韓国の「輸出管理体制」を「信頼することができなくなったから」であり、これは政府公式発表にちゃんと書かれています。
日本政府が要求しているのは、「グループA(旧ホワイト国)」に相当するきちんとした輸出管理体制を作って運用し、実績を積むことですが、韓国政府はこれにほとんど真面目に応じようとせず、それどころか日本政府が講じた措置をいまだに「輸出『規制』」と呼び、その白紙撤回などを求め続けています。
ただ、こうした点を突き詰めていくと、そもそも韓国を「信頼に値する国」だと位置付けたこと(輸出管理の例でいえば、韓国を2004年から2019年まで「ホワイト国」に位置付けていたこと)自体が間違いだったのではないか、という点に行き当たります。
たとえば、韓国政府は以前から「①韓国は日本の輸出『規制』ではまったく困っていない」が「②韓国は今後脱日本化を進める」などしており、さらには日本に対し「③日本は速やかに輸出『規制』を撤回すべきだ」などと主張しているのですが、いろいろ支離滅裂です。
もし韓国が日本の「輸出『規制』」で困っていないのならば、「輸出『規制』」撤回を求めるというのも意味がわからない反応ですし、「脱日本化を進める」と言いたいのならば、わざわざそう宣言せずに、粛々と進めれば良いだけの話だからです。
そもそも韓国を「信頼した」のが間違い
ただ、ここをもう少し突き詰めていくと、韓国政府の支離滅裂な反応を見ている限り、私たちの国・日本と「話が通じる」という前提で韓国を一時的であれ「ホワイト国」に位置付けていたこと自体が大きく間違っていたのではないか、という仮説が浮上するのです。
いずれにせよ、私たちはこの厄介な隣国について、その行動原理をもっと研究しなければなりません。
「戦争ハンターイ」とシュプレヒコールを上げていれば戦争がなくなるわけではないのと同様、「韓国なんか無視しちゃえ!」と言っていれば、韓国が日本に対して不法行為を仕掛けて来るのをやめる、というものでもありません。
さしあたっての疑問は、韓国がしつこく日本の「輸出『規制』」撤回を求める理由です。
じつは、当ウェブサイトではすでに先月の『鈴置論考が解く、韓国が「輸出規制撤回」を求める理由』でも述べたとおり、「韓国が最近になって、妙な先進国意識を持つようになり、日本が韓国に対して何らかの報復をしてくるのが許せない、という気持ちにあるのではないか」という仮説を提示しています。
そして、その仮説を立てるベースとなった論考が、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏が執筆した、次の論考です。
韓国は「防疫の模範」が裏目でクラスター、それでも「世界を先導」という自己暗示
韓国を新型肺炎の第2波が襲う。「世界を先導する防疫模範国」の自信は揺らぐのか。韓国観察者の鈴置高史氏が読む。<<…続きを読む>>
―――2020年5月19日付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
この鈴置論考にある、次の『「先進国に昇格」で支持率上昇』という一節を読むと、こういうことが指摘されています。
「鈴置:『ITの駆使』を含め、韓国の防疫法が世界でもっとも優れたものであり、世界が学んでいる――との誇りを韓国人が持つに至ったからです。/5月10日の就任3周年特別演説で、文在寅大統領が『我々は防疫で世界を先導する国になっています。K防疫は世界標準になったのです』と国民に呼びかけました。/『K防疫』という単語は『K-POP』の転用ですが、『K』とは単に『韓国独自』の意味に留まりません。韓国人にとって『自分の国が世界をリードする先進国になった』ことの象徴なのです。」
古い話なので忘れてしまったという方もいらっしゃると思いますが、この「K防疫」とは、先月頃まで韓国社会で流行(?)していた単語で、「韓国のコロナ防疫法が世界で最も優れており、世界中が学んでいるものだ」という「幻想」で出てきたものです。
余談ですが、あとから読み返すと、「K防疫」を誇っていたはずの韓国で、今月に入り、徐々にコロナ新規感染者が増える傾向を見せているように見えるのは気になる点ですね。
それよりも、鈴置氏の指摘によれば、韓国は「K防疫」を通じ、「先進国意識」を持つようになったようなのです。すなわち、文在寅(ぶん・ざいいん)政権は、韓国国民が持つ「先進国というステータス」への憧れを逆手に取り、「K防疫」なる用語をでっち上げた格好ですね。
そして、こうした歪んだ「先進国意識」が転じ、日本に対して「見下す」という姿勢が出て来たのが、昨年7月以降の「ノージャパン運動」なのだ、と考えると、辻褄が合います。
(※余談ですが、当ウェブサイトに土曜日に掲載させていただいた『【読者投稿】在韓日本人「韓国さん、お達者で!」』でも、著者である「韓国在住日本人」様が似たようなことを指摘されていましたね。)
最新鈴置論考
綱渡り外交の危なっかしさ
いずれにせよ、歪んだ先進国意識を持つのは勝手ですが、最近、私たち日本人の多くは、「それを日本に対して振り向けて来ないでほしい」、「あまり関わり合いになりたくない」、などと考えはじめているのではないでしょうか。
ただ、先日の鈴置論考については、当ウェブサイト的には「輸出管理適正化措置を輸出『規制』と呼び、その白紙撤回を求めて来るという、韓国の不思議な行動」の解明に使わせていただいたのですが、ここでもうひとつ、重要な疑問が出てきます。
それは、韓国が困るのは「対日外交」だけでなく、対米外交、対中外交などでも同じではないか、という疑問です。とくに、さまざまな大国の間で「綱渡り」をしているつもりになっている韓国外交に、盲点はないのでしょうか。
これを巡っては昨日、鈴置氏がこんな論考を発表されています。
文在寅の懲りぬ「米中二股外交」 先進国になった!と国民をおだてつつ…
文在寅(ムン・ジェイン)政権が米中二股外交に突き進む。国民は「先進国になった」とおだてられ、その危うさに気づかない。韓国観察者の鈴置高史氏が怪しげな「綱渡り」を解説する。<<…続きを読む>>
―――2020/06/08付 デイリー新潮『鈴置高史 半島を読む』より
まさに待望の論考です。といっても、本稿ではリンク先の全文を紹介するつもりはありません。リンク先は7000文字を超える長文ですが、いつもながらすっきりとまとまった文章であり、負担を感じることなくあっという間に読了できてしまうことは保障します。
とくに、韓国は6月2日に対日WTO提訴手続を再開し(『韓国の対日提訴は「グループC」に格下げする契機か?』等参照)、自称元徴用工問題を巡っても日本政府が国際法違反と位置付ける公示送達の手続が進みました(『日本企業の在韓資産売却がいまだ実現しないのはなぜか』等参照)。
今回の鈴置論考、タイミング的に、思わず「待ってました!」と叫んでしまったほどです。
WTO提訴は「かなりの悪手」
少しだけ論考を紹介しましょう。
気になっている論点のうちのひとつである対日WTO提訴について、鈴置氏は「かなりの悪手」としたうえで、次の点を列挙します。
- WTOに提訴し、紛争解決のためのパネルの設置に成功しても、負ける可能性が高い
- そもそも輸出管理は日本政府の権限であって、外国政府が口出しできる問題ではない
- 審理には平均で2年かかるうえ、上級委員会は機能不全に陥っている
- 日本としても、このまま放っておいて何の損害もないため、韓国には譲歩しないだろう
…。
明快な答えですね。
そして、『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(いわゆる「日韓GSOMIA」)を破棄するというカードは米国の強い反対により取り出すことすらできない状況であり、韓国はこの問題で手詰まり、というわけです。
自称元徴用工問題は「内輪もめ」も
韓国が抱えている問題は、これだけではありません。
自称元徴用工問題を巡り、韓国の裁判所は今月、原告側が差し押さえている日本製鉄の在韓資産(PNR社の株式約19万4000株)の現金化に向けた公示送達の手続をとりましたが、これについて鈴置氏は、次のように述べています。
「――現金化は進みますか?
鈴置:敢えて進めない可能性が高い。訴訟を担当した弁護団の真の狙いは、日本の政府や企業にカネを出させ『徴用工財団』を作って原告以外の自称・元徴用工にも賠償金を配ることにあると見られています。」
このあたり、鈴置氏が指摘する、「現金化は財団づくりのための脅しの手段に過ぎない」とする見解は、当ウェブサイト風にいえば「瀬戸際外交」のようなものでしょう。ところが、鈴置氏のすごいところは、さらに一歩進んで、
「原告と弁護団の間で内輪もめが起こるかもしれない」
と指摘していることです。
自称元慰安婦の支援団体である「(旧)挺対協」の尹美香(いん・びこう)元代表(※6月から国会議員に就任)が資金使い込みで「内輪もめ」しているのを思い出しますね。
日本側から「対韓譲歩」という「エサ」が与えられなくなった瞬間、内輪もめをし始めるのは、まさに彼らのカルチャーのようなものなのかもしれません。
放っておいてよいのか、放置してはならないのか
以上のように、韓国の現状に関し、スパスパと斬っていく鈴置論考の小気味よさは、実際に文章を読んで味わっていただきたいと思います。
それより、ここでは個人的に以前から感じている疑問を巡って、この鈴置論考をベースに少し考察しておきたいと思います。
当ウェブサイトでは以前の『日韓関係を「自然消滅」させるというアイデア』で、日本政府が現在の日韓関係を巡り、関係改善を急がず、韓国の瀬戸際外交を積極的に放置しているフシがあるとしたうえで、「安倍政権は日韓関係の自然消滅を狙っているのではないか」と申し上げました。
ただ、それと同時に『米中対立局面で日韓関係をあまり「放置」できない理由』でも述べたとおり、今後、米中対立が深刻化するとみられる点に加え、米国で政権交代のリスクもあるため、あまり長い間、日韓関係を放置するわけにもいかない、という事情を説明しました。
はたして、日韓関係は、放置して良いのか、良くないのか。
結論的にいえば、「放置できる局面」では積極的に放置し、「放置できない局面」が到来しそうになったときに備え、いつでも「次のステップ」に行けるよう準備を進めておく(たとえば対韓経済制裁パッケージを準備しておく)ことが必要だ、という、非常に苦しい答えにならざるを得ないのです。
これについて考えるまえに、以前から当ウェブサイトで使用している「3つの落としどころ」という類型をベースに考えてみましょう。
日韓関係の3つの「落としどころ」
- ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻を避ける
- ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
- ③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する
まず、①についてはそもそも期待できませんし、国際社会において「相手を変えさせる」ということは不可能に近いと考えた方が良いでしょう(※余談ですが、それが「できる」と盛大に勘違いしている国のひとつが米国なのだと思います)。
次に、②については、日本が韓国に対し、少なくとも、自称元徴用工問題では1ミリたりとも譲歩してはならないことは間違いありません。この点、鈴置氏は次のように指摘しています。
「鈴置:韓国最高裁の判決は日本に仕掛けた罠です。慰謝料を支払えとの根拠は『不当な植民地支配に対する精神的苦痛』。『給料を支払っていないから』ではないのです。ここを勘違いしている人が日本にも韓国にも実に多い。」
「韓国だけではありません。『待っていました』と出てくるのが北朝鮮です。北朝鮮は国連制裁で外貨獲得の道を閉ざされている。日本と国交正常化して賠償金を取り立てる作戦も、日本人拉致の発覚や核・ミサイル開発で頓挫した。しかし、個人の慰謝料という形でなら日本からカネを取り立てられると皮算用していることでしょう。」
じつに邪悪ですね。
たんに韓国に対し、譲歩してはならないだけでなく、むしろこうした韓国の仕掛けてくる「罠」は積極的に見破って行かなければならないという意味では、じつに厄介な相手でもあるのです。
米中二股外交宣言、でもこれって米国が悪いのでは…?
そして、こうした厄介な綱渡り外交の相手となるのは、日本だけではありません。
ここにきてリスク要因のひとつとなっているのが、トランプ政権です。
「――トランプ(Donald Trump)大統領が文在寅大統領をG7に招いたのも……。
鈴置:懐柔作戦の一環です。韓国人がのどから手が出るほど欲しがっている『先進国』の称号を与える。その代わりに中国包囲網に加われ。ことにシステム半導体を華為に売ってはいかんぞ――と言い渡す構図です。」
ドナルド・J・トランプ米大統領が韓国を秋のG7に招いたという話題ですが、これについて鈴置氏は「G7に参加して先進国の称号を得たうえで、華為とも取引する」という、いわゆる「二股外交」で応じるだろう、と予想します。
まったくそのとおりだと思います。
二股外交や食い逃げ外交は韓国にとっての十八番(おはこ)です。正直、このあたりは読んでいて、「韓国なんかを味方に引き込もうとするトランプ政権の自業自得ではないか」という気がしてなりません。
そして、韓国はこれからも懲りずに米中二股外交を続けるでしょうし、何だかんだで経済成長を続けるような気がしてなりません。鈴置論考は、こう締めくくられています。
「(経済成長に失敗すると)また自信を失い、精神が不安定になるでしょう。恨みのこもったまなざしでこっちを見ながら『先進国になれないのは日本が邪魔をしているからだ』などと言い出しかねないのです。仮にも、経済成長を続けることに成功すれば、日本を上から目線で罵倒したり、無理難題を吹っ掛けてくるでしょう。/どちらに転んでも韓国は厄介の素です。日本にとっては困ったことですが、これが現実です。」
リスク管理しかない
ただ、鈴置論考はここで終わっているのですが、それと同時に非常に重要な点を指摘しています。
- 韓国が経済発展すれば無理難題を吹っ掛けてくる。
- 韓国が経済発展に失敗すれば逆恨みしてくる。
どのみち韓国が日本に敵意を向けるならば、無理難題を仕掛けてこないような環境を作っていくしかないでしょう。つまり、韓国には貧しいままでいてもらいながら、極力日本と関わらないようにしてもらうのが正解です。
つまり、先ほどの①~③でいう「③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する」というシナリオしかあり得ないのならば、日本としては交戦状態などの最悪の事態をうまく避けつつ、日韓関係を軟着陸させるしかありません。
このように考えていくと、武漢コロナ禍を契機に日韓両国が相互入国規制措置を講じている状況は、あながち悪いものとは言い切れません。疫病を理由とした入国制限が続けば、産業界もサプライチェーンの組み替えをせざるを得なくなるからです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
とても当たり前の話ですが、私たち日本人としては結局のところ、「国益」を基調に動いていくより方法はありません。日本のために日本の国益を最大化してくれるという物好きな国は、地球上には存在しないからです。
いや、それどころか、米国、中国、ロシアも含めて、地球上にはあわよくば自国の国益を最大化しようとする国で溢れかえっていますし、外国が(国際法を守りつつ)自国の国益を追求すること自体は、なにも悪いことではありません。
そして、日本も同じように、国際法を守りながら日本の国益を追求し続ければ良いだけの話ですし、国益を損ねるような国とのお付き合いは謝絶する(あるいは最低限の付き合いに留める)、ということを繰り返していけばよいだけの話なのではないでしょうか。
日本の隣にわけのわからない国が存在していることは不幸ですが、それと同時に、日本も国際社会で生きている以上、「日本の国益が第一」という前提で、韓国や北朝鮮などとの問題をうまく処理していくくらいの能力を、そろそろ持っても良いのかもしれない、と、最近になって感じ始めているのもまた事実なのです。
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>この4人に慰謝料を支払えば「日本側が植民地支配は不法だったと認めた」ことになります。すると「当時、植民地支配により精神的苦痛を受けた朝鮮人と、その子孫すべてが慰謝料を受け取る権利がある」との理屈が成立します。韓国の個人から慰謝料請求が相次ぐのは間違いありません。
よくぞ書いて下さいました。私が最近カキコしたのと同じ論です。と言うより、私が鈴置氏の説に傾倒しているだけなのですが。
戦時労働者問題は非常に根が深い問題なので、政府・官邸が揺らがないことを期待します。
EPNについても言及されています。ファーウェイ(=中国)包囲網ですね。
グズグズしていた英国もこちらに戻って来ましたし、この分野で韓国と世界を分ける台湾が旗幟鮮明なのも良い傾向です。これで韓国が居なくても問題ない事になりました。
ただ、これを理由として韓国への輸出「管理」をさらに厳格にするには、日本もEPN入りを明確にする必要がありますが、どうも動きが弱いようです。まだ親中派がコソコソしているのでしょうか?
日本は「良い警官」路線だと思います。また韓国が羨む「米中を股にかける国格」をさらっと演じてしまうことになるのでは。日本もEUも「コロナで大変なときなので」という言い訳を共有できるので、日本だけがアメリカの攻撃にさらされるわけでもないですし、中国も日本の手口はお見通しでしょうから必要以上に近寄っては来ないでしょう。来たら来たでアメリカに怒らせて「いや~上司が首を縦に振らなくて」と逃げればいいし。
匿名様へ
>「いや~上司が首を縦に振らなくて」
この上司は時に身内にも鉄拳制裁も喰らわしますからね(笑)。
今までアメリカとは何者であるか。
自分には納得いく答えがございませんでした。
鉄拳制裁もあり得る上司。
うまい。
ああいう荒御魂を鎮めるのは日本が長くやってきたことですから。
判決文を読めばすぐわかる事実を政府もマスコミも一部人間を除いて言及していませんでした。
政府は当然わかっていたのでしょうが泥沼に嵌るのを恐れ、建前で日韓請求協定で解決としか言わないのでしょう、広義の意味では間違っていませんが、誤解を生じます。
韓国は判決を受け入れる敷居を低くするために表立って表明しません(ここが罠)
わからないのがマスコミで勉強不足なのかどうか知りませんが韓国と同じで不法な植民地支配による慰謝料請求とは言わず賠償金と報道。
情報を知らされない人たちは
・賠償金はすでに韓国に支払ったが国民には支払わなかった、韓国国内の問題だ。
・賠償金の2重取りだ、いつもの韓国らしい。
で、済ましてしまってます、中にはわずかな金だから支払って解決すればよいとの意見も。
もしこれが不法な植民地支配による慰謝料請求と知らされれば別の議論や反発が起こったことは想像に難くありません。
新日鉄住金徴用工事件再上告審判決の和訳版です。
http://justice.skr.jp/koreajudgements/12-5.pdf
11頁の上告理由の三点目イ項(1)にはハッキリと不法な植民支配および侵略戦争の慰謝料と書いてあります。
(1) まず、本件で問題となる原告らの損害賠償請求権は日本政府の韓半島
に対する不法な植民支配および侵略戦争の遂行と直結した日本企業の反人道
的な不法行為を前提とする強制動員被害者の日本企業に対する慰謝料請求権
(以下「強制動員慰謝料請求権」という)であるという点を明確にしておか
なければならない。原告らは被告に対して未払賃金や補償金を請求している
のではなく、上記のような慰謝料を請求しているのである。
-以下省略-
12-13頁には日韓請求権についても言及しています。
サンフランシスコ条約締結後、まもなく第1次韓日会談(1952 年 2 月
15 日から同年 4 月 25 日まで)が開かれたが、その際に韓国側が提示した
8項目も基本的に韓日両国間の財政的・民事的債務関係に関するものであ
った。
-中略-
従って、上記の「被徴用韓国人の未収金、補償金およびその他の請求権の弁済
請求」に強制動員慰謝料請求権まで含まれるとは言いがたい。
本日のBSプライムニュースに真田教授と共にしゅつえんされますね。必見ですね。
豆鉄砲様 サンクス(笑)。
早速、ロックオンいたしました。
真田さんの「とどめさした方がいいです」に共感しました。
更に言えば、国にではなく民族にとどめをさすのが、後腐れなくていいと思います。
「あれは罠です」
鈴置氏は簡潔にこう言ってます。そこで新たな新聞用語を思いつきました。「気をつけよう。その思い込みはただの罠」
> ・韓国が経済発展すれば無理難題を吹っ掛けてくる。
> ・韓国が経済発展に失敗すれば逆恨みしてくる。
なら、答えは一つ。
逆恨み以上のことを何もできないほど、経済困窮させる。
更には、今日食う飯のことしか考えられないところ(併合前同等)まで、逆恨みする余裕さえないところまで、つき落とす。
もうすぐ、入国制限して90日が経ちます。
それ以前にノービザで入国した韓国人・中国人は違法滞在となります。
その数を洗い出し、信頼できない国として恒久的にビザを復活させて欲しいものです。
韓国は「先進国なのに後進国扱いされた」と怒り狂い、日本に対してビザを復活させるでしょう。それで人の往来は恒久的に減り、経済関係も一層縮小するでしょう。セルフ制裁を誘発させるわけです。
日本が韓国をビザ必要国に戻せば、韓国に不快感を募らせている他の国々も続く可能性さえあります。
米国が韓国に対する怒りをあらわにしたときがチャンスでしょう。
瀬戸際でぐらついたとき、手を差し伸べたりせず、ちょっと押してあげましょう。
海に落ち、ずぶ濡れになって体力を消耗すればいいのです。
あっ、韓国人って泳げないんでしたっけ。
アメリカに縄をつけられてルビコン川に放り込まれる所を想像してしまったw
おれたちは先進国なのに、ぐやじー、ぎりぎり
→そして自傷行為に走る。
2020年代残りの半分はこの路線で確定ですね。どんな花火が飛び出すやら。
イーシャ様
≫ 米国が韓国に対する怒りをあらわにしたときがチャンスでしょう
韓国は先のGSOMIA破棄騒動の時に、我々の期待に反して米国に簡単に引戻されてしまいました。また今回のG7ご招待も韓国は蝙蝠精神で喜んで踏絵を踏むかと。米は蝙蝠の習性に注意を払っているでしょうが、当の米国は韓国の価値を今も地政学に見ているものと思います。米国はTHAAD配備に執着が見られる様に、韓国国家の事はどうでも良く、対中に備えて『米軍が自由に活動出来る権利のある土地』として見ているならGSOMIA破棄が最大の怒りのポイントかと思います。
もう駄目あの国 様
米国は、あの半島を緩衝地帯としてしか見ていないでしょう。
言うことを聞くなら、国と認めてやってもいい。
聞かないなら、経済焦土化して借金のカタに地べたを取り上げ基地化する。
韓国がこうもりを続ければ、後者に移行すると思います。
他稿で¨だんな様¨がコメントされてたように、「その時々での『利益の最大化』」が彼らにとっての正義なのであれば、考え方次第では彼らに約束を守らせるためには「常に鼻もとに人参をぶら下げて置けばいい」ってことになるのだと思います。
そう考えるのならば、韓国をホワイト国扱いしエサを与え続けたのは「用韓論」という思考からくるものだったのかもですね。
*用韓論=エゴノミックアニマル(韓国)を操りし、エコノミックアニマル(日本)という構図・・。
*****
新興国として忖度されることで中進国としての立ち位置まで経済発展を果たした韓国。
「真の先進国入り」を果たすためには相応の国際貢献が必要なのだと思うんですけどね。
権利だけ主張して義務の履行を果たさないうちは、先進国入りなんて夢のまた夢です。
それに、確定した数字以外による感覚的な評価は他者が決めるものなのですしね・・。
*日本語的に漢字を当てれば、彼らの望むのは「K=敬」。でも本質は「K=傾」なのかもです。
>先進国入りなんて夢のまた夢
湾岸戦争のときは締め上げられてしまいましたね。あのとき日本の政治家は、国内世論をまとめる度胸も力量もなかった。
確かに湾岸戦争時の日本による経済的支援は、あまり国際評価されなかったですね。
同じことをするにしても、表明が早ければ評価も違ってたのかもですが・・。
でも、今は同じ轍を踏まない立ち回りはできてると思っています。
>湾岸戦争時の日本による経済的支援は
ひどいこと言われて悔しい思いをしていたことを思い起こします。Show the flag 発言に端的に示されていました。あのときの首相は。ああ彼でした。
>今は同じ轍を踏まない立ち回りはできてると
足を引っ張るろくでなしたちを考えると、これまでのところうまくやれていると当方は評価しています。米国議会演説の成功は、我が国の画期になりました。
Show the flagはイラクですよ。
カズさま
韓国をホワイト国にしたのは、アメリカの影響だと思います。
指令の流れは、アメリカ政府→日本政府→経産省。
昔は、アメリカの日米韓の安全保障構想が強く、韓国が、アメリカに頼み込んだんだと思います。
日本視点だと・・
①2004米国からの要望で韓国をホワイト国指定した。
②2019米国からの要望で韓国をホワイト国除外した。
ってことですか?
*この件で米国から何も言及(苦言)されないのは、そういうことなのでしょうね。
韓国がG7に参加すればサード二の舞
https://news.yahoo.co.jp/articles/d784104352b3942abf3a2846acc883a845b170c2
中国がさっそく脅しをかけてきました
さて、先進国扱いされて喜んで参加に手をあげたはいいが後先のこと考えてなかったかな?w
ホルホルと 飴と鞭とを比ぶれば 恥ずかしながら ホルホルがさき
韓国人に「先進国意識」は無いと思います、先進国より上手く処理出来たから韓国が「上」と言う単純な錯覚でしか無いと思います。
サムスンがトヨタの売り上げを超えた時、韓国は日本を超えたと錯覚しています、朴大統領が告げ口外交を展開している時も外交は韓国が「上」更にローソク革命成るものを国連で恥も無く演説、日本には出来ないから(日本はローソクでなく選挙でやりますから)韓国が「上」AグループからBグループに格下げされたから勘弁成らんと言う単純な話だとおもいます。
韓国の思考回路は歪んでいると思います。
非野阿礼さま
先進国よりも、「世界一優秀な民族」の妄想の方が、強いと思いますけどね。
非野阿礼様
>韓国人に「先進国意識」は無いと思います。
朝鮮人は、「儒教」の教えを自分たちに都合がよいように、作り変えて
「相手が自分より上」か「相手が自分より下」かを、自分勝手に判断し
それにより利益を得ようとしているのだと思います。
「事大主義」は、朝鮮人にとって・・・・
中国人は、自分より上
日本人は、自分より下の下等民族だと勝手に考えています。
自分たちより、日本人は、下等民族であると勝手に決めつけ、
自分より下の人間は、当然、自分たち上等民族の朝鮮人様に
貢がないといけないと考えているのです。
朝鮮時代の身分制度で、「両班」が朝鮮人、「賤民(奴婢、白丁)」が
日本人ということでしょうか。
だから、韓国にとって日本に対しては、何をやってもよいということに
なるのです。これは、韓国の小学校からの教育により、深層心理に
そのように刷り込まれています。
非野阿礼様 だんな様 匿名希望の平民様
海外進出韓国企業、相次いで大事故... 企業イメージ低下化懸念
https://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2020/05/11/2020051100942.html
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12602966089.html
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12602987718.html
チェ・ジヒ記者 入力2020.05.11 10:00
自分たち原電事故収拾でも,上手にしろと言いたいね
死んだ人々の補償もしなくなっていて
現在死んでいく放射能被害者補償もしなくなっていてながら、どこで入れ知恵質なの? 承認 10
韓国国内の場合、オキシー・レキット・ベンキーザ(Oxy Reckitt Benckiser, RB)の加湿器殺菌剤の事故事例が代表的である。
米国最悪の環境惨事に記録された「ディープウォーター・ホライズン」の爆発事件は、責任の所在を置いて、まだ法的攻防が続いている。
R&Bファルコン社の発注で1998年末から韓国蔚山(울산,Ulsan)の現代重工業が建造
システムが正しく作動しなかったために,リグ火災と沈没,原油流出事故というインシデントに到った
namu.wiki딥워터 호라이즌 폭발 사고,
事故原因の一つ韓国蔚山(울산,Ulsan)の現代重工業については記述なし。
相変わらず、姦酷人らしさ全開のコメント
二日市保養所さま
韓国人の考えるのは、「企業イメージ低下化懸念」で、問題の本質である「事故が起きた事」では有りません。
企業の代わりに、「韓国」「韓国人」を当て嵌めても同じ事です。
韓国自体が、虚像の国なので、イメージが重要で、本質はどうでも良いのです。
詐欺師の格好は立派な方が、人を騙しやすいんだと思います。
もしもの為の準備をしつつ少しずつ離れていく…ここ1,2年間位の状況を考えるとベターな選択肢です。
(本当は一発殴ってやるくらいの方が良いかも知れませんが)
政府と企業には、大陸(半島を含む)国から損失を抑えつつ脚を抜く方針を貫いていただきたい。
ボーンズ 様
殴るなんて力ずくは、米中がやることです。
日本は技を極めて、経絡秘孔を突きたいです。
イーシャ 様
秘孔を突いた後、どういうぶっ飛び方をするのか楽しみでもあります。
「ひでぶ」では無いのは確かですけど。
ボーンズ 様
ですね。
韓国相手に、有情拳だけは無しで。
本当に気持ち悪いです……
正々堂々と立ち向かってくる敵ならまだ向こうに回しても焦燥感と同じくある意味の爽快感がありますが
粘着質の寄生虫のような相手は本当に気持ち悪いです
ストーカーに執着される優秀な人はこんな感じなんでしょうか
せめて早くビザ復活させてほしいです
皆さんは狂人と会話した事が有りますか?
自分は有ります。
躁鬱の躁になると、自分の妄想が絶対正義でそれに反対する理論は全て敵。コチラが論理的に整理して解りやすく説明しても、自分の妄想以外は受け入れません。
昔、父が躁鬱になり 入院前の会話がこんなでして。
日本は、ハッキリとグループAはキチンと貿易管理する能力を持っていること。そして、日本が、その能力を信頼している事。と必要十分条件を説明し、韓国が国際法違反の状態を改善し、それを信頼出来るだけの実績、行動の改善を積み重ねた結果、信頼を回復した暁には戻れる可能性が有ると 何度も何度も説明してること。
会話が通じない状態が昔の父との会話を思い出します。
恐らく、かの国に信頼という概念が無く、利用するかされるかしかないので、日本が何度も信頼関係が大事と言っても通じないのです。
この状態は会話でも、暴力でも治りません。
但し、コチラに迷惑がかからない方法が有ります。
それは昔の李氏朝鮮時代に戻る事です。その状態であれば、力無く 向こうの声がコチラに届かないので、平和になると言うものです。
>かの国に信頼という概念が無く、利用するかされるかしかないので、日本が何度も信頼関係が大事と言っても通じない
安っぽい宮廷ドラマがありますが、あれを目にするたび自分はこう考えてきました。あれが社会全体の縮図になのでしょう。ならば彼らの常とう句「後頭部を殴られる」の含意が分かる。いつもそうやってきた。そしてこれからもずっとそうなのでしょう。
はにわファクトリー様
ありがとう御座います。
自分はかの国のドラマを一度も観ていないので、わかりませんが そうなんですか。
宮脇先生の韓国歴史ドラマの虚構を暴いた本が有って、歴史考証なにそれ美味しいの?な感じが好みに合わず観ていなかったのです。
世の中には、信頼と協力が時にはスゴイ力を発揮します。
かの国には、信頼も協力も無いので、永遠に『時には』は来ません。日本からの信頼と協力が無くなれば 李氏朝鮮状態になるでしょう。
奪うか、奪われるか 人権も所有権もないガチガチの身分制度がたゆたう修羅の国に。
自分の代で 恐らく見られるなんてラッキー思いませんか?
朝鮮人は日本人から見ると理解し難い価値観の持ち主というだけで、決して狂人では無いよ。
狂人には会話も暴力も通じないかもしれないが、朝鮮人に対しては、暴力を交えた会話は
ちゃんと通じる。
中国がやっているように、常に上下関係を思い知らせ、属国としての文在を弁えない
行為に出てきたら、無言で殴りつけて調教する。
匿名様
ありがとう御座います。
狂人との会話は、地味にコチラの体力を削ります。
かの国を黙らせる暴力、それは難しいこと。
朝鮮出兵の時も変わらず、日露でも第2次でも変わりませんでした。清が明に勝ったときも変わらず、清の支配が何百年続いてから、やっと 理解出来るのです。
狂人は自分に都合のいい妄想が真実で、不都合な現実は決して 狂人にとっての真実にはならないのてす。
かの国が現実を知る為には、何百年も日本が暴力を奮って やっと理解出来ると思いますが そんな事日本には無理です。
だから、かの国の考え方を変えるより、日本が関係を切る事で、国力をトコトン削ぐ方が 日本に合ったやり方かなと思う次第です。
かの国の、自国は日本より上と言う考え方は、何百年も続いて来た常識です。
たった1回の暴力で覆るものでは、ありません。宗主国様の様に何千年もかかるんです。
38年でも、理解出来ないものが 宗主国様の真似しても無理と言うもの。
日本には、日本に合ったやり方が有ると思いませんか。
自分も、日本が韓国の価値観と考え方を変えることなど到底
不可能だし、中国の韓国への扱いが最適化された手段だと
日本国民の間でコンセンサスになる可能性も皆無だと思うよ~。
中国は基本的に横暴で尊大な国だが、それでも日本や欧米諸国に
韓国に対するような極端な振る舞いはしない。
それは、海に隔たれた日本と違って、本当の意味で韓国(朝鮮)と
隣国であった中国が、それだけ煮ても焼いても食えない、『ゴブリン
スレイヤー』のゴブリンのように、始末に負えない民族だと認識
している事の表れでもあると思う。
中国のような強硬姿勢が取れない事を前提とすると、今の日本の
基本方針の「丁寧な無視」はそれほど間違っていると思わない。
韓国に何度も煮え湯を飲まされ、首脳会談での飯抜きなど、かの
民族の嫌らしさと不快さを身をもって知っている安倍総理が
居なくなった後で、どこまで継続出来るかはわからないが。