茂木外相「習近平氏訪日日程、具体的調整段階にない」
茂木敏充外相は昨日のBSフジ『プライムニュース』に出演し、習近平中国国家主席の国賓訪日を巡って、「少なくとも現時点で具体的な日程調整をするという段階にないのは確かだ」、としたうえで、もしそれが実現するにしても「G20より後にならざるを得ない」、「中国に対して言うべきことを言うことが日中新時代につながる」とする見解を述べました。非常に力強い発言です。ところが、これが毎日新聞の手に係ると、『習近平氏来日「11月のG20サミット後に」 BS番組で茂木外相』という記事になってしまうようです。
毎日新聞「茂木氏、G20サミット後に中国主席が訪日」
久しぶりに驚いてしまいました。
毎日新聞にこんな記事が掲載されていたからです。
習近平氏来日「11月のG20サミット後に」 BS番組で茂木外相(2020年6月3日 22時45分付 毎日新聞デジタル日本語版より)
何を血迷ったのか、茂木敏充外相は昨日のBSフジの番組に出演し、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席の国賓来日が、11月のG20サミット後になるとの見通しを示した、というのです。
これが事実なら、由々しき問題です。
中国は武漢コロナウィルスを全世界にばら撒いた「加害者」であるとともに、ウィルスや新型肺炎などに関する重要な情報を隠蔽し続けているような国です。また、今回のコロナ禍が全世界に広まったのも、中国が世界保健機関(WHO)にも強い影響力を行使した結果ではないかと疑われているほどです。
また、中国は香港における「一国家二制度」の建付けを破壊するような「国家安全法」などの整備を進めており、国際社会との約束をないがしろにしようとしています。
さらに、中国は現在進行形で、日本の固有の領土である尖閣諸島・領海への中国公船等の侵入を繰り返しているほどです(海上保安庁『尖閣諸島周辺海域における中国公船等の動向と我が国の対処』等参照)。
そんな国の国家元首を国賓として招くなど、言語道断ではないでしょうか。
毎日新聞の報道によれば、茂木氏は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっている中国の習近平国家主席の国賓来日について、11月にサウジアラビアで予定されるG20首脳会議の後になるとの見通しを示した」のだそうで、同時に
「10年に1度となる国賓来日で習氏を迎える以上、成果を上げるよう日本の事前調整や外交手腕が試される」
などと語ったのだそうです。
まるで「国賓来日に成果があがるよう、日本は中国に対して譲歩しますよ」、と言外に述べているかのようですね。もしこの毎日新聞の報道が事実なら、正直、茂木氏には失望を禁じ得ません。
ちょっと待て、その報道は正しいのか?
…。
ただ、ここで引っ掛かるのは、そもそも普段の茂木外相は、むしろ、「尖閣問題などで言うべきことを言う」、などの発言をしていたような気がしますし、茂木外相が積極的に習近平氏の国賓訪問を推進しているという話は初耳です。
記者会見ではなく報道番組に出演したという事情もあるにせよ、さすがにここまで普段の言動とかけ離れたことを、茂木外相が言うものなのでしょうか。
その「答え合わせ」をしておきましょう。
結論からいえば、茂木氏は「11月のG20サミット後に習近平氏の国賓来日を調整している」などと述べたという事実はありません。
該当する動画は、BSフジ『プライムニュース』のページで6月4日午後8時まで視聴可能ですが、ここではファクトチェックをしておきましょう。
まず、茂木外相は、動画の52:10以降で、「少なくとも今は具体的な日程調整をする段階ではないのは確か」と断言しています。この時点で、「習近平氏の来日が11月のG20サミット後になるとの見通しを示した」という点は、事実ではありません。
また、茂木氏は動画の58:32で「外交日程的に申し上げるとどう考えてもG7サミットの方が先に来る」と述べたことは事実ですが、これは「G7やG20のあとで習近平氏の来日を実現させる」、という意味ではありません。
さらに、茂木氏は
「中国国家主席の訪日は毎年あるものではない。前回が2008年ですからだいたい10年に1回。こうした機会を捉え中国に対して言うべきことを言う。このことこそが日中新時代を開く」(動画の52:20~)
という趣旨の発言をしましたが、毎日新聞が報じた
「10年に1度となる国賓来日で習氏を迎える以上、成果を上げるよう日本の事前調整や外交手腕が試される」
という発言は確認できませんでした。
さすがにこれはマズイでしょう…
いずれにせよ、茂木氏は番組のなかで、「G7やG20などの場を使って国際世論の形成を行う」といった趣旨の発言をしていますので、自然に考えるなら、習近平国家主席の来日に関する茂木氏の見解は、
「現時点で習近平氏の国賓訪日の具体的な日程を調整する段階ではない。万が一、それが実現するにしても、G7やG20などの場を利用して国際世論の形成を図ったうえでのことであり、また、10年に1回という中国国家主席訪日の機会を捉えて日本として言うべきことを言う」
というものであると理解するのが妥当でしょう。
それがどうして
「10年に1度となる国賓来日で習氏を迎える以上、成果を上げるよう日本の事前調整や外交手腕が試される」
という文章につながるのでしょうか。
毎日新聞さん、さすがにこの記事は茂木氏の発言を180度捻じ曲げていると批判されても仕方がないと思います。
本文は以上です。
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>成果を上げるよう日本の事前調整や外交手腕が試される
ハングル語で考えて無理やり日本語にしたとき顕著にあらわになる特徴、すなわち「新聞記者脳」文章の典型例ではないでしょうか。この言葉遣い、自動判定AIボキャブラリー行きです。
ブログ主様
注意しないで読むと、単なる要約や言いかえのようでいて、実は全く正反対のことを書く、いつもながらマスコミには要注意ですね。
私が分かっていないだけかもしれませんが、以前からこんなにひどかったのでしょうか。
>私が分かっていないだけかもしれませんが、以前からこんなにひどかったのでしょうか。
私もこれ気になります。
いつぐらいからひどくなったのか?
ここ数年~10年くらい戦前戦後?
江戸時代とかどうだったのでしょうか?(そもそもマスコミが存在しない?)
マスコミがひどいという指摘とは別により良い形を考えて提案したい!
ただ歴史すらわからないのが実情。学校で教わった公権力に対抗する一つの手段と思っていたんですが違いましたw
提案1
現状なら右とか左のようにしっかり分かれて偏向報道してくれた方がいいような気がする。
マスコミの二大政党制の様なものですかね。(日本の文化には合わないけどな~・・・)
山本夏彦「私の岩波物語」からの引用です。
「私が子供のころ、大正末年から昭和初年にかけては子供に新聞を読むことを禁ずる家庭がまだ沢山あった。新聞はうそを書く、誇張する、好んで醜聞を掲げる、大人はそれがうそまたは誇張だと察することができるが子供はできない。故に大きくなるまでは読ませない」
新聞というものはそもそもそういうものだと考えておかないといけないものなのでしょう。
でも私が子供の頃は、例えば国語力を身につけるために新聞を読みなさいという話がよくされていたと記憶してます。
例えば天声人語を書き写しなさいとか。
言ってみれば新聞屋の宣伝に乗らされてしまったのかもしれませんし、日教組による洗脳なのかもと考えたりもします。
たい様
貴重な情報ありがとうございます。
戦後に与えられたものと思っていましたが、違ったのですね
>子供に新聞を読むことを禁ずる家庭がまだ沢山あった
今とは真逆で驚きです。
山本夏彦は一時期ハマりました。雑誌「室内」まで買ったくらいハマった。
確かこういうのもありました。
「大人は新聞に書いてある事を話半分に割り引いて読むからいいが、子供は新聞に書いてある事を全部本当の事だと思い込むから毒だ。」と言われて父親に読んでた新聞を取り上げられた、といったエピソード。
あと明治の新聞記者は羽織ゴロと呼ばれて半分ゴロツキ扱いされてた、という話。
東京カモノハシ倶楽部様
1972年の佐藤栄作総理の退任会見が思い起こされます。
「新聞は偏向だ」と言ってテレビを通じて国民に直接メッセージを伝えようとして、反発した新聞記者たちが会見場を後にする。
構図を、執権中マスコミから批判に晒され続けた末の傲慢と捉えるか、偏向に基づいた報道に最後の最後で本心を吐露できたと捉えるか、個人的に以前は前者でしたが、今は後者に傾きます。
政府が国会での委員会審議の映像や、各閣僚の記者会見映像をインターネットで公開しておりますが、各マスコミにすれば「政府による民業圧迫だ。」なんて主張をしたら面白いなーなんて思います。
さすが毎日新聞。ホットペッパーのCM並の改変ですな。
「あんなん出たらな。みんな関西弁で吹き替えられるねんで」
「お前もうなってるよ」
「アホな」
みたいな。
フランス書院と化した創作報道の毎日デイリーニュースWAIWAIってのもありました。
中国忖度新聞社もどき怪文書製作会社ならそういう意味に聞こえてしまう特殊な耳を持っているのか?
あちらは国賓来日して天皇との接見を望んでいるのだろうが、絶対にさせてはならない。
天安門事件で国際制裁を受けた時に、天皇を利用して切り抜けた汚事実を繰り返させてはいけない。
毎日嘘つき新聞のこの記事は、yahooニュースでも日本政府への否定的なコメントで溢れかえっています。
つまり、ほとんどの人が11月以降に習近平を国賓として迎えること、頑張って成果を上げようと考えているといった公式見解を出したものと誤解しているのです。
まあ、この書き方だとそう思って当然ですが。
それにしても、政権を貶めるためには曲解・捏造も辞さない、旭日新聞社にもヒケを取らない卑劣さですね。
「茂木氏、G20サミット後に中国主席が訪日」
私も気になって朝方ファクトチェックしたのですが、どこで言っているのかさっぱりわかりませんでした。
文字起こししないと理解できないのはやっかいです。(自分の理解力が低いだけですかもw)
茂木敏充外相が慎重な言葉選びであったのは認めますが・・・・
工作員だから仕方ないニダ。
昨日のプライムニュースを確認していただけれは、誤報というより、捏造であることは分かります。
毎日新聞がここまで露骨な記事を書く背景に、中共いえ、習近平氏の強い焦りを見るのは私だけかしら?
どちらで教えていただいたか、たぶん、こちらじゃないかと思うのですが、毎日新聞では積極的に中共PR冊子を配布しているのじゃなかったかしら。もちろん、チャイナマネーを沢山いただいてです。なにが言いたいのかと言うと、毎日新聞のこの記事は、習近平氏の願望なのではないかと言うことです。
茂木外相は、あのアメリカをうんざりさせ、あのロシアとぶっ続け8時間交渉を行った交渉ファイターではありますが、その分厚い顔に相手国に対する好悪を見ることはできません。まさに、ぬりかべ外相でしょう(笑)。毎日新聞(習近平)さん、この人、そんなに甘い相手ではありませんよ。
どちらかと言えば、消極的政権支持層に対する離反工作の線が濃いかと。未だに極悪習近平を国賓として迎え外交成果を積み上げ政権浮揚を画策している安倍は国賊!みたいな。
大陸での布教の許しを夢見る(?)団体を支持母体に持つ政党の代表は訪日を心待ちにじてるようだし。
匿名様
>政権支持層に対する離反工作の線が濃いかと。未だに極悪習近平を国賓として迎え外交成果を積み上げ政権浮揚を画策している安倍は国賊!みたいな。
おやおや、でも工作としたら、安っぽい(笑)。すぐにバレで尻尾が見えました。
茂木氏は習近平氏の国賓来日を見送るとは言っていない。
中国に対して言うべきことを言うなどと言う発言も国内向けに過ぎず、国賓として招くことに関しての国際的な位置付けに変更があるわけではない。
だから毎日新聞の様な解釈が出てくるのでしょうね。
捏造を解釈とは言わない。少なくとも日本では。
匿名さま、私も、その部分が捏造であることには異論はないです。
新聞記事執筆の要諦は、読みたがっているであろう読者の目に留まるような見出しを選ぶことから始まるはずです。あのような見出しの記事を待ち受けていたひとたちのために書かれた記事。そうだったかと懐疑に思い記事内容を精査しようと寄って来る向きには、誘蛾灯的な作用を果たします。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(こうお断りしておかないと、慰安婦報道の朝日新聞に倣って、毎日新聞
から訴えられる恐れがありますから)
『プライムニュース』としては、毎日新聞の人間を呼んで、番組を作っ
てくれないでしょうか。そうすれば、毎日新聞の愛読者も視聴してくれる
ので、数字が取れるでしょう。(できれば、本日の番組内で、このことに
触れることを期待します)
さらに毎日新聞には『プライムニュース』内で、「私には茂木外相の心
の声が聞こえた」と言ってもらうことで、お笑い芸人の弟子を集めて、お
笑い番組を制作することも期待します。
話は変わりますが、昨日の『プライムニュース』内で、「G7の正式メ
ンバーを増やそうと思えば、自薦他薦の国が大勢いるので簡単ではない」
との発言がありました。こちらの方が重要ではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
毎日新聞の記者は、新型コロナウィルスで自宅から出られないので、テ
レビを見て、記事を書いているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様 あなた様の豊かな想像力とセンスに脱帽です(笑)。
>さらに毎日新聞には『プライムニュース』内で、「私には茂木外相の心の声が聞こえた」と言ってもらうことで、
反町MC:面白い企画ですが、カラーが違うので、他局ですが『そんなこと言って~』あたりで、お願いします(苦笑)。だったりして(笑)
これはひどい。
まさに曲解、歪曲、印象報道の極致ともいえる実例ですね。
慰安婦への軍の関与とされる文書の解釈と全く同質の「気持ち悪さ」を感じます。
当該のプライムニュースですが、当方8割がたリアルタイムで視聴しておりました。
「10年に1度となる国賓来日で習氏を迎える以上、成果を上げるよう日本の事前調整や外交手腕が試される」旨の発言は確かにありました。
これは、おおむねサイト主さまの解釈通りの文脈で語られた話ですが、切り取ってこんなでっち上げができるのかと驚かされます。
毎日の当該記事のタイトルは、日本側が(招待したことから儀礼上)この記事を公式に否定できないことまで見越した悪質な印象操作と言えるでしょう。何か言われても、「解釈の違い」で逃げられるとの魂胆ですかね・・・
これは流石に完全に捏造報道ですね。
こういう全く言っていないことを言ったと報道する完全な捏造報道をする新聞やテレビ・ラジオに対しては何らかのペナルティを課すべきですね。
例えば新聞ならば消費税率を新聞に対する優遇税制の適用を止めて一般の書籍・雑誌と同じ10%にする、テレビやラジオならば電波利用料を上げる(本来は電波オークションにすべきですが)、更には記者クラブ用のスペースの利用を禁止するとか。記者クラブからの排除は記者クラブ自治でしょうから政府側が排除するのは原理的に不可能でしょうが、それが使用しているスペースは政府など公的機関の所有するスペースですから大家として使用させない権利はある筈ですし。あるいは記者クラブに対する記者会見への参加は禁止して排除するとかね。
こういうデマを捏造して報道する報道機関に対しては政府機関や地方自治体はそれらが保有している権利に基づいて明確なペナルティを必ず与えるべきです。
報道機関にとって手痛く感じる具体的で明確なペナルティを捏造行為に対して与えなければ実質的に捏造を政府等が追認するに等しく、その結果、現状のように捏造をし放題になりますから。
プライムニュースの録画を見返しました。
ネゴシエーターとしての業績や、常に冷静で論理的な話ぶり、良いですね。
私の一推し。
変態毎日新聞ですか?
英紙にも『中国の工作新聞』と目をつけられていましたね…
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/15989?page=3
日本人すべてに問いたいところですが、中共と核戦争をも含めた全面戦争をしたいのか、と問いたいところです。もし、日本列島に核弾頭を落とされたならば、日本は核ミサイルを早急に生産して相手国に必ず報復を行うことも含めての話しです。
アメリカも自国がICBMを使用する場面を迫られるならば、むしろ日本の方に使わせたいでしょう。のちのち、核弾頭使用による非人道性が責められるリスクを回避するためです。
日本は米中の狭間にある国家であり、日本国内に多数の米軍基地を抱える国です。中共がアメリカと戦端を開いたなら、真っ先に攻撃を受けることは運命づけられています。
ですからどのような場面に至っても、米中間の仲介という手段を日本は捨てられません。それがどのように望みが薄いことであることを知っていたとしても…
その最終手段としての強力な手段は、天皇陛下が習近平国家主席(習近平でないことが望ましい)を国賓として迎えて、米中間の対立を緩和させることです。この手段を日本は最後まで捨てるべきではないでしょう。これは日本だけが持つ、全世界が真似をすることができない力です。
もちろん、これには日本が『中共側であり、レッドチームであり、アメリカ側ではない』と、全世界においてメディアに喧伝されるリスクが伴います。
そのリスクが回避できると見切ったならば、日本は中共の国家主席を国賓に迎えることをためらってはならないというのが、自分の見解です。
もちろん、武漢肺炎の影響が全世界に及ぶであろう、今年の話しではないことは強調しておきたいところです。
> 天皇陛下が習近平国家主席(習近平でないことが望ましい)を国賓として迎えて、米中間の対立を緩和させる
何故習近平が天皇陛下に拝謁すればアメリカとの対立を思い留まるのか?
寝言は寝てから。
>日本人すべてに問いたいところですが、中共と核戦争をも含めた全面戦争をしたいのか、と問いたいところです。
中国に逆らえば核攻撃をうけるから キンペイを国賓招待してご機嫌取り??
日本政府が中国の顔色をうかがうのは別に核ミサイルが怖いからではなく 単に商売のためですよ。安い賃金で働いてもらって 出来たものをたっぷり買わせるためだけです。たとえると養豚場大陸ですよ。
追記 養鶏場の間違いです。地方から出稼ぎで働かされている女工の群れがまるでケージの中のニワトリに見えたものですから。
茂木さんも世耕さんのようにTwitter等で誤り(捏造)を指摘すれば良いのに。
どこかの国に対するのと同じく、ウソつきはほっといちゃダメですよね。
更新ありがとうございます。
このコメント欄で、毎日新聞社が何時から偏向報道になったのかって、話題になってますね。何を隠そう(笑)、私の経験レベルで申し上げます(笑)。
極端な左派偏向で学生、一部アカ医師、アカ看護師、労組、工員、働かんアカ労働者等に人気絶大は朝日新聞が遥かに上。企業スポンサーや中国に阿ることなら日経が上、大衆紙としては読売が上、在阪の局地保守としては産経が上。
毎日新聞は、アララ、、コレと言った特色ありまへんねん(笑)東京の一橋に本社を移転、晴れ姿を見せた時ぐらいかな(メチャ昔です)。
でも、S40〜60年代でフツーのサラリーマンは、毎日新聞や日経を駅売店で買う人が多かったです。家で購読するほど家族の理解は得られないんですネ。やはり朝読地が強いですから。
胡座かいてたんですが、暖簾とプライドだけはエベレスト級の阪神タイガース(ファンの方御免なさい)と同じです(韓国のエベレストは半島限定)。毎日新聞も多分、まあまあ会社が火の車にならず、朝日の遥か下にくすぼっておれたのは、昭和末迄です。
阪神タイガースは、万年2位で良かったんです。優勝したら金かかるから。「中日?横浜?ああ大洋か。広島?そんな田舎チームどうでもええ。巨人戦に目立ったらええんや」言う人が監督だったりオーナーだったりしますんで。で、意外にヤクルトに負けたりね(安田と梶間な 古ッ)。
毎日新聞こそ、名前だけは皆、一応知ってるが、実力(購読数)はサッパリの全国紙です。茂木外相の発言を切り取りではなく、捏造して嘘報道、もう恥も外聞も無いようです。
「少なくとも今は具体的な日程調整をする段階ではない」と断言しています。それぐらい紳士的に報道せえよ!ま、もう残りの人生で眼にする事はないだろうが(笑)。もし廃刊の号外出たら、プレミアム付いても買うよ(爆笑)。合掌。
追伸です。
ご存知の方も多いと思いますが、聖教新聞と公明新聞の印刷は、関東、関西圏は主に毎日新聞社系列の印刷会社が刷ってます。他の地方は道新、神奈川、中日、神戸、中国(大陸じゃないよ)、愛媛、高知、西日本、熊日等地方有力紙が請け負っています。
そりゃ全国で公称550万部だもん、毎日は自社新聞より部数多いんじゃないの(嘲笑)。ま、ABC協会にも入ってないので、部数はなんとでもなるわな。
めがねのおやじ様
昔の学生時代の話ですが、実家が数ヶ月間毎日新聞をとっていたことがありました。帰省して誌面を広げたところ、読みごたえがないのに驚きました。実家もその数ヶ月のみ購読後、地元新聞に切り替えていました。それ以来、読む価値なしとして手に取ったこともありません。
朝日にはアジビラとしての面白さ、ネタ元としての価値があると思うのですが、毎日は…どういう層の人が読んでいるんですか?
毎日の印象というと、東京本社が分不相応なところに存在する、というイメージしかありません。皇居のお堀端に賤業の巣窟を構えて欲しくはないですね。
工作紙が何を目的にこんなことをやっているのかということに興味があります。
もう既に主席訪日を止めようかなと言う空気を流しているようにも受け取れますが。
日程が後ずさりしておりますし、中国への風当たりが強くなる方向ですから。
左巻きな方面はそれを払拭したいので、その主張を切り貼り捏造で記事にしていると。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(私には、日本外務省に伝手がないので)
ボーンズ様へ
>もう既に主席訪日を止めようかなと言う空気を流しているようにも受け取れますが。
日本側では、習近平国家主席の国賓訪日は、100年後という考えでは
ないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年 様
ストレートには言わず、事ある毎に伸ばす。
「予定は未定」状態になりつつあります。
ただでさえ支持基盤の保守層でさえ アベ首相の危機管理能力にがっかりしている最中に こともあろうに国賓招待をやらかしたら マジで政権終わる。
毎日新聞の記事はひとつ上の匿名さんのような書き込みを増やすような役割を果たしているので十分に効果があります。語学堪能でツイッターで対外広報支援とかしてくれてるようなたぶん保守系アカウントさんも毎日新聞の記事に秒で釣られてました。結局はデマだと見抜かれても場を荒らせたら成功なんですよね。とはいえ上の書き込みは偽装保守っぽいですけどね。
ちなみに「国賓中止は必ずしも正解ではない」ことを理解した方が良いです。少なくとも国賓問題において日本は中国に対してマウントを取れています。国賓問題は唯一の武器といっても差し支えないです。生真面目に「人権上の問題があるから国賓は中止します」と大臣が宣言しても本邦の唯一の武器を自ら捨て去るだけで何の価値もありません。感情だけで国賓中止せよと言うのは政府に対し武器を持たずに中国と戦えと言っているようなものなんですよ。軍事力が伴わない外交力では取り返せるわけがないのに不満を言う北方領土問題と一緒です。左翼側に多かった政府のコロナ対応批判と同じことをしていると気付かないといけません。何かあればすぐに「媚中」だの「親中」だのと騒ぎますがそんなに単純なことではない(親中議員がいないとは言ってない)と思います。もちろん日本は弱いので中国に強く言えない的な雰囲気はあるとは思います。
当方も国賓待遇に関しては基本反対(まともな人はみんな反対だと思う)ですが、「情報機関という武器がない」「軍事力という武器がない」という貧疎な国家の唯一の武器である相手の弱み(今回は習氏自身が国賓招待されたい形)に付け込んだ外交を感情だけで中止させるのはいかがなものかと思います。根本的な問題は、情報機関という武器がない、軍事力という武器がない、という国家の根幹をなす大問題に集約されるので、そこを改善しようとせずに国賓は愚策などというのは無責任な特定野党と同じニオイがします。当方は、交渉で大きなものを手に入れるのは前提ですが、中国と何かを交渉しても結局は反故にされるのだろうという点で反対、いずれ反故にされるのは理解しているが時間稼ぎをしたいとか明確な目的がある等なら賛成で、コロナ問題や香港問題があるため、相当の時間を空けることと主要各国への確実な根回しは必要という立場です。何の交渉事もなしに国賓招待中止など逆に愚策でしかありませんので、そういった方法に頼らざるを得ない状況を改善していくのが筋かと思います。
日本の外交関係が上手く行かない根本的原因である「情報機関という武器がない」「軍事力という武器がない」という状態を解決していく必要があるのですが、以下の書籍がオススメです。
「インテリジェンスと保守自由主義」新型コロナに見る日本の動向 江崎道朗さん著
最近出版された話題の書籍で、当方も購入しましたが面白いです。日本に何が足りないのか、過去の過ちを繰り返さないために何が必要なのかが分かりやすく表現されています。国賓問題やコロナ問題に関する本ではないのでご注意を。
一般論として、日本は懸案のある国との間で、インテリジェンス機関と軍事力の欠如を補うために、国賓招待も武器として活用すべしというお説には賛同します。
しかし具体論として、今後の中国と何を交渉し、何を勝ち取るかと言う点についてはよくわかりません。今後、対中国で、何か日本が得たいものがあるでしょうか?
米国が全力で中国を叩き潰しにかかっている状況において、日本は米国に付き従うしかありません。ならば、共に全力で叩き潰すか、少なくともとばっちりを受けないように中国と距離を置くしか選択肢はないと思うのですが。
阿野煮鱒さま
>今後、対中国で、何か日本が得たいものがあるでしょうか
これは根源的な問いです。大手町経済新聞社などは対中関係は議論不要の絶対善であるかの如くの論調ですが、「いまさら」果たしてそうでしょうか。米国の対中態度は決定的に変化しました。次の大統領が誰になろうとこの動きは不可逆とみています。
国賓待遇招待はどんな手土産を「西側」に持ってくるかの決断を彼らに迫る「我が国にしか許されない」最高の外交カードと思います。それは習近平氏が韓国訪問を先に敢行したところで何も変わりません。
とはいえ 天安門後の例の件もあるので 日本政府が国賓を「武器」として利用する程の才覚があるとは思えません。
匿名さま
特徴的な文体にての投稿興味を当方を感じています。読点(、)を使わず代わりに空白( )で区切るあなたさまはどちらのかたでしょうか。実例として自動判定AIルールへ採用させていただきたく思って思っています。
中国に入れ込み過ぎて抜き差しならなくなった企業は、指が数本落ちるくらいではすまなくて今後は片腕片足を失う覚悟が必要と思います。右肩上がりの未踏市場などという甘美な将来見通しは崩れ去ってしまっている。返り血を浴びつつ遠い陣地を守り続けることはどれだけ賢明でしょうか。
アメリカ議会に先月末提出されたという報告書が興味深い内容だったそうです。
▼United States Strategic Approach to the People’s Republic of China
原文は
https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2020/05/U.S.-Strategic-Approach-to-The-Peoples-Republic-of-China-Report-5.20.20.pdf
です。ぎっちり書き込まれている政治文書ですので読み通すのはたいへんです。JETRO海外調査部のかたによる分析は以下で読めます。
▼「米トランプ政権、対中政策の実施状況を報告、長期的な敵対関係を想定」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/05/1f6e96dcb67797a0.html
そしてより分かりやすいのは、東海岸政治中枢へ独自リーチをお持ちと思しき歳川隆雄氏による現代オンライン記事です。
▼「特筆すべきは、現政権の対中政策方針やその実績を概観しているにもかかわらず、この報告書には「Trump」の文字が一度も出てこない」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72955?page=2
アメリカの経済産業が直ちに議会文書どおりの方向に進むとは思えませんが、2020年代世界のありようを把握するため目を配っておくべき重要情報と思います。
日本との関係を決定的に損なった韓国は重要産業分野の存続発展において中国による巻き取られを警戒したいといけない。「柵封国への巡察訪問」においてどんな甘言をささやくのでしょうか。