【速報】韓国、対日WTO提訴再開

本日の「速報」です。韓国メディア『聯合ニュース』によると、韓国政府は本日、日本を相手取り、世界貿易機関(WTO)提訴手続を再開すると述べたようです。

該当するリンクは次のとおりです。

政府、日本の輸出規制措置WTO紛争解決手続の再開【※韓国語】

韓国政府は日本の対韓国輸出規制関連、世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きを再開することにした<<…続きを読む>>
―――2020-06-02 14:00付 聯合ニュース日本語版より

これによると、韓国の産業通商資源部の羅承植(ら・しょうしょく)貿易投資室長は2日、「日本政府は問題解決の意思を見せておらず、懸案解決のための議論は進展が見られない」、「WTO紛争解決手続の停止条件だった通常の対話が進行しているとは言い難い」と述べたそうです。

聯合ニュースは「これにより、韓国政府は昨年11月22日に暫定停止した日本の輸出制限措置のWTO紛争解決手続を再開する」と報じています。

具体的には、韓国政府は日本政府が3品目(レジスト、フッ化水素、フッ化ポリイミド)の一般包括許可を取り消し、個別許可の対象に変えた措置の「違法性、不当性」を「WTO紛争解決手続を通じて客観的に証明する」、などと述べたのだとか。

これについては別稿にて見解を述べたいと思います。

14:44追記:『韓国の対日提訴は「グループC」に格下げする好機か?』を更新しました。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 阿野煮鱒 より:

    来ましたか。

    水産物の件ではまんまと韓国にしてやられましたから、今回も油断するとどうなるか分かりません。WTOという組織自体、今後どうなるかも分かりません。不確定要素が色々あって、成り行きを予想するのが難しいです。

    普通なら「優遇をやめて他国並にしただけです。規制はしていません。」で一瞬で終わる話なのに、国連組織の腐敗堕落には困ったものです。

  2. マイナンバー より:

    韓国政府によるWTO提訴手続き再開は朗報。
    文在寅大統領はやはり真の親日政権。
    引き続き、親日残滓処罰法の制定、自称・元徴用工の不当確定判決による被告日本企業資産の現金化、GSOMIAの破棄通告(PART2)などなど、真の日韓関係正常化に向けて着実にステップを踏んでいくことを心より期待。日韓議連などが裏でうろつかないよう、どうか文在寅大統領には徹底的にやってほしい!

  3. 頓珍韓 より:

    No Japan 結構。
    Ignore Korea 粛々と。

  4. 簿記3級 より:

    遅延のための意図的な引き延ばし行為ですね。
    奇手ではなく、いつもの定石通り、戦局を維持するための一手でした。

    戦国時代では戦に優れた名将が対陣すると戦局が一旦、膠着状態に陥ります。
    韓国は日本側の崩れを見つけるために意図的に時間を稼いで戦線を維持しているのだと予想します。

    1. カズ より:

      簿記3級 様

      ダメヅメの過程での失着(他力本願)に総てを託した最期のあがき・・。
      繰り出されし「厄神の一手」には傷口を広げる効果があるのです。きっと。

      彼らの辞書に「敗北」の文字はない・・。
      心で頭を下げるまで負けじゃないから。

      油断大敵。揚足とり。(コンヤハフライドチキンデス。

      m(_ _)m

      1. 簿記3級 より:

        カズ 様
        一刀に切り捨てたがる日本人の感性には合わない形の争いですね。チキン食べながらのんびりするに限ります。

  5. りょうちん より:

    WTO定礎いや提訴で、輸出規制はもはや不動のラッチ案件になってしまいましたよw

    この状況で緩和などしたら、韓国の言い分を受け入れることになるので、しおらしく1,2年ちゃんと手続きしていればホワイト国復帰が可能になったのかもしれなかったのが不可能になりました。

  6. 奇跡の弾丸 より:

    オウム返しですね。

  7. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    先に【日本政府にはむしろ韓国を「グループC」以下に格下げする好機か】の論壇の方に書き込んでしまいました。

    韓国は、とにかく「被害者」を演じ、日本を如何に極悪非道な民族かを知らしめたい事に専念してます。WTOに提訴というのは、ちょっと弱気に見えます。打ち手が無くなったかな(笑)。

    徴用工日本企業の資産現金化もやらないし。売春婦は身内で金を持っていったいかんの大揉めですし。ま〜破廉恥ぶりはAグループですが、国力が衰退の一途だから生暖かく見せて貰います。

  8. ボーンズ より:

    もっと骨のある対抗策を出すかと期待したのに残念…まぁこれで輸出管理の件はデッドロックしたので、「残念だ、約束を守れ」で処理しましょう。

  9. 恋ダウド より:

    ああ残念。機能不全のWTOに提訴したところで何の意味も無い。
    何故差し押さえ現金化とか永久に日本人の査証停止とかしないかなぁ。
    こんなうわべだけの話は普通に無視して終わりやん。何かもっとこっちから制裁の口実が出来るような事を希望します。

  10. ダブルスタンダードは嫌い より:

    逃賤犯盗。世界地図を見てもない。猟盗叛痘。世界地図を見てもない。惨偸叛偸、世界地図にない。禍北、伽偸、苛難、死賤。怨囚。どこぞの九州を妄想。酔ったのであきらめ

  11. G より:

    GSOMIA破棄まで検討はじめたそうな。前回の騒動の時全然効いてなかったの気付かなかったのかな。

    まあでも楽しみが増えたな。

    ここぞとばかり自爆兵器を次々繰り出す。

  12. 匿名希望の平民 より:

    乞食国のくせに、つきまとわれて本当にうっとうしい国です。

    日本は、優遇措置を解除しただけですからね。
    『優遇しろぉー!』『優遇するニダー!!』と訴えを起こされてもねぇー(笑)

    パククネ時代の韓国を評した、外務省職員の発言ですが・・・
    「中国は厄介な隣国だが、まだ外交が出来る。だが最近の韓国は
                            ・・・訳が分からない」
    この頃と変わらないし、むしろ悪化しています。
    相手にするだけ時間のムダだが、日本の国益を損なう動きには厳正に
    対応すべき。

    韓国は、2002年の日韓ワールドカップで、審判を買収することにより、
    インチキにより準決勝まで勝ち進み。第四位となりました。

    韓国にとっては、輝かしい成功体験です。

    それ以降、サッカーはもちろん、女子フィギアスケートやバレーなど
    あらゆる種目で、審判を買収し、インチキにより、上位進出を果たすなど、
    不正行為などずるい勝ち方では、世界トップクラス!

    今後、韓国がWTOに手先を潜り込ませる術を阻止しなければなりません。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

G へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告