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コロナウィルスが欧州で猛威ふるう EUの教訓とは?

気が付いたら、イタリアに追いつかれつつある――。いままで韓国がコロナウィルス感染者数で中国に次ぐ2位の地位を占めていたのですが、イタリアがこれに猛追しているのです。イタリアは北部の移動禁止などからなる首相令を公布するなど、ここに来て混乱が加速していますが、それだけではありません。欧州連合(EU)は各国の主権を残したままでの連合体という根本的な矛盾を突きつけられているのです。

コロナショックでリスク回避が続く

コロナウィルス騒動で、連日のように株安、債券高、円高という流れが続いています。

昨日は米国を代表する株価指数のひとつであるダウジョーンズ工業平均30種(DJIA)が7%も下落し、米メディアWSJなどは「(リーマン・ブラザーズの経営破綻があった)2008年以来の最悪の下落」と大々的に報じています。

Stocks Fall More Than 7% in Dow’s Worst Day Since 2008(米国夏時間2020/03/09(月) 16:46付=日本時間2020/03/10(火) 05:46付 WSJより)

これについては昨日の『総理、「リーマン級のショック」は生じていますよ!』でも報告しましたが、少なくともマーケットの動きからは、すでに「リーマン・ショック」級、いや、下手したらそれを上回る規模の衝撃が発生しつつある、と見ても良いと思います。

もっとも、日経平均については昨日の下げが大きかったからでしょうか、本日は瞬間的に19,000円の大台を割り込んだものの、その後は買い戻され、前場では前日比さほど変わらない水準に戻しているようですが、まだまだ予断を許す状況ではないことは確かでしょう。

これに加えて、体力が弱いアジア諸国などで「トリプル安」(株安、債券安、為替安)が生じるケースが出て来るのかどうかについても引き続き注目に値すると思います。

今朝方の『「韓国トリプル安」報道:キャピタルフライトとは何か』では、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の昨日の記事をもとに、「韓国でトリプル安が生じた」とする報道が、「債券安」の意味を取り違えた、単なる事実誤認だったことを報告しました。

つまり、韓国では確かに株安・為替安が生じているものの、債券価格は上昇しており、全体として韓国からの「キャピタルフライト(資本逃避)」が始まっているとは言えないというのが現時点における当ウェブサイトの見解です。

もっとも、少なくともコロナショックの混乱が始まって以来、現時点までにあからさまな「トリプル安」「キャピタルフライト」が生じたという事例は確認していないのですが、それはあくまでも「現時点では確認していない」とういだけの話に過ぎないのだと思いますが…。

いまやイタリアが世界2位をうかがう

さて、世界保健機関(WHO)が公表するレポートを見ていると、いつのまにか欧州でこの新型武漢コロナウィルス(COVID-19)が猛威を振るい始めているようです。

Situation reports – 49 Coronavirus disease 2019 (COVID-19) (2020/03/09付 WHOウェブサイトより)

WHOが昨日時点で公表した最新レポートによる感染者数、死者数は次のとおりです(図表、なお、カッコ内は前日比増加)。

図表 新型コロナウィルスCOVID-19感染者数と死者数(2020年3月8日時点)
地域・国 感染者数 死者
中国 80,904人(+45人) 3,123人(+23人)
西太平洋 8,237人(+309人) 62人(+2人)
韓国 7,382人(+248人) 51人(+1人)
日本 488人(+33人) 7人(+1人)
シンガポール 150人(+12人) 0人(+0人)
欧州 12,247人(+2,793人) 403人(+148人)
イタリア 7,375人(+1,492人) 366人(+132人)
フランス 1,116人(+410人) 19人(+9人)
ドイツ 1,112人(+317人) 0人(+0人)
スペイン 589人(+159人) 10人(+5人)
スイス 332人(+68人) 2人(+0人)
英国 277人(+67人) 2人(+0人)
オランダ 265人(+77人) 3人(+2人)
東南アジア 109人(+16人) 1人(+0人)
中東 6,981人(+801人) 201人(+52人)
イラン 6,566人(+743人) 194人(+49人)
北米・南米 372人(+25人) 12人(+0人)
米国 213人(+0人) 11人(+0人)
アフリカ 32人(+5人) 0人(+0人)
ダイヤモンドプリンセス 696人(+0人) 7人(+0人)
合計 109,578人(+3,994人) 3,809人(+225人)

(【出所】WHO “Situation reports” 中、2020年3月9日付のレポート49番より著者作成。なお、データは3月8日時点のものであり、たとえば韓国の感染者数は3月10日午前0時時点で7513人に増えています。)

まっさきに目につくのは、感染源である中国が、感染者数、死者数ともに全体のかなりの部分を占めている(感染者数で全体の74%、死者数で全体の82%)という点ですが、それだけではありません。

韓国が7382人と感染者が2番目に多い国になったという点もさることながら、イタリアがこれを猛追しており、このペースで行けば、早ければ数日中にも感染者数においてイタリアと韓国の順序が逆転する、ということです。

また、死者数で見れば、中国は論外としても、366人が亡くなったイタリアがすでに2位に浮上しており、3位のイラン(194人)を大きく上回っています(ちなみに4位の韓国の死者数は51人で、この時点ですでにケタが違います)。

シェンゲン圏であっという間に広まるのも時間の問題?

さて、先日の『韓国政府の軽率な行動により、ビザ免除復活が困難に?』では、パスポートとビザの関係に触れました。このパスポートとビザは、どちらも基本的には外国に出掛ける際に必要なものです。

この点、日本国民(日本パスポート保持者)の場合は世界191ヵ国から短期入国ビザなどの免除特例を受けているため、日本国民は多くの場合、海外旅行をする際にわざわざビザを取る必要はありません。これが「ジャパン・パスポートは世界最強」といわれるゆえんでしょう。

ところが、もっと強力なのが、シェンゲン圏内の国です。

シェンゲン圏とは、欧州連合(EU)加盟27ヵ国のうち22ヵ国と、EU非加盟国のうちスイス、ノルウェーなどの4ヵ国からなる、合計26ヵ国の経済圏のことです。そして、シェンゲン圏内では国境を越えるのに、ビザどころかパスポートすら不要とされます。

この点、地図で見ると、欧州では非常に小さな国が入り組んでいて、欧州連合(EU)やシェンゲン圏が一体化し、パスポートなしで自由な行き来を認めるというのは、たしかに非常に合理的な考え方にも見えます。

ところが、何の制約もなしにイタリアから外国にヒトの行き来が認められるとなれば、これは大変なことになりかねません。実際、すでにフランス(1,116人)、ドイツ(1,112人)、スペイン(589人)の感染者数は日本のそれ(455人)を上回ってしまっているのです。

こうしたなか、イタリア政府は日曜日、人口1600万人を抱えるイタリア北部の封鎖を決定。英メディアFTの次の記事によれば、ジュゼッペ・コンテ首相はあわせて美術館、ジム、学校、大学、スキー場などの閉鎖を命じる首相令に署名したとしています。

Italian lockdown puts 16m people in quarantine(2020/03/08付 Financial Timesより)

(どうでも良いですが、学校封鎖とは日本の措置の後追いそのものですね。)

ただ、周辺国から見れば不安になるようであり、やっぱり出て来たのが、「シェンゲン圏は一時的にイタリア国境を封鎖すべきだ」とする主張です。『シェンゲンビザインフォ』というウェブサイトによると、実業家で大富豪としても知られるチェコのアンドレイ・バビシュ首相は「イタリアからの入国禁止」を主張したそうです。

Czech PM: Italians Should Be Banned From Travelling Due to Coronavirus(2020/03/09付 schengen visa infoより)

ただ、すでに国境検問所があらかた撤去されている欧州で、あらたにイタリアからのヒトの流れに制限を加えることが大変であることに加え、ここまで欧州経済が一体化するなかで、ヒトの移動を封じれば、モノの移動も滞り、サプライチェーンに大打撃が生じるという問題もあります。

さらに、これは日本でも同じ問題が出たのですが、すでに国内で感染者が増え始めているなかで、相手国からのヒトの流れを制限したとしても、あまり効果はありません。

島国である日本でさえ、中国や韓国からのヒトの流れを遮断するのに手間取ったわけですから、陸を通じて国境を接する欧州諸国が国境封鎖という手段でウィルス蔓延に対処するのにも限界がありそうに思えてならないのです。

EUの教訓

あくまでも一般論として言えば、基本的な価値を共有する国同士であれば、ヒト、モノ、カネが国境を越えて自由に行き来できるような状況が生じれば、結果的に経済が発展し、平和と繁栄を分かち合うことができる、というのはそのとおりでしょう。

EUの理念の中核にある「開かれた欧州」とは、まさに戦乱の歴史を克服し、「欧州」が各国の主権を尊重しながらも、一体として発展して行こうとする強い決意にほかなりません。

ただ、移動の自由が徹底すれば、今回のコロナに代表されるように、疫病が域内で蔓延することは防げません。なぜなら、少なくともシェンゲン圏内はあたかも「ひとつの国」であるかのように、物流も商流も交通も一体化するからです。これは当たり前の話でしょう。

そうであればこそ、EUとしての共通の防疫制度が必要であるように思えますし、共通の防疫制度が機能しないならば、やはりシェンゲン圏は解体するのが筋です。

もっといえば、現在のEUは各国の主権を中途半端に維持したままで、経済、金融、通貨などが統合されてしまっており、そのこと自体、非常に大きな矛盾をはらんでいます。ギリシャのような「最弱国」の国債が何度もデフォルトの危機に陥っているのはその典型例でしょう。

いずれにせよEUは、ASEANのようにゆるやかな連合体を目指すのか、アメリカ合衆国のように各州の自治権を維持しつつ、連邦政府に司法、外交、通貨、国防などの権限を委任するのか、といった具合に、国家統合の在り方について、いずれ見直すことが必要です。

その機会がコロナショックで意外と早く到来した、というだけのことなのかもしれませんね。

新宿会計士:

View Comments (93)

  • 1918年、1919年のスペイン風邪、日本では5700万人の内45万人の方が亡くなられておりました。
    ウイルスは、変異しながら。

    最終的には、スペイン風邪に免疫力で勝った方だけ生き残った。そして終息した。

    基本の風邪予防をやるだけで、あとは医学の成果を待つだけかもしれません。

    風邪予防も大事だけど、収入減少で生活が厳しくなるのも同じぐらい大切だとおもいました。

  • EUの教訓については、どうでしょうね。
    日本でも、早期に中国との人の行き来を遮断していたとしても、武漢肺炎の侵入は防げなかったわけですし。
    イタリアで医療崩壊とそれに伴う武漢肺炎の蔓延を招いた原因を究明し、二度と繰り返さない方法を見い出す方が建設的な気がします。
    シェンゲン国にそれだけの冷静さがあるか否かが問われそうです。

    • 交通機関が発展した現代で、水際作戦とか、封じ込めは
      きわめて難しいと思います。
      EUの官僚主義で、各国すべてに有効な対策は取れないでしょう。
      各国内で、シナリオをいろいろと考えて予行演習しておくことしか
      対策はないような。

      今回の日本、
      新型ウィルス対策は10年前からやっていたし。
      休校には反対する人もいましたが、現場は、学級閉鎖とか経験してたし。
      官邸とか政権がいくら旗を振っても現場が動かなければどうにも
      ならないでしょう。

      DP号は対策がなかったというか、対策しようがなかったというか。

      改めて現場の方々に感謝いたします。

  • https://www.news1.news/u/2020/03/coronavirus-intensive-care-doctors-in-lombardy-timely-actions-or-disastrous-health-calamity-the-access-priority-hypothesis-whoever-has-the-most-chance-of-survival-first.html

    Coronavirus, intensive care doctors in Lombardy: “Timely actions or disastrous health calamity”. The access priority hypothesis: “Whoever has the most chance of survival first”

    ICU入院のトリアージをしようという話題。

    症例を重ねていって、「諦め時の相場観」ができあがるまででしょうねえ。

    • りょうちん様

      政策決定権をお持ちの概ね高齢の方々が,possibility of survival の基準から行くと後回しということだと,どういうことになるんでしょうね.「諦め時の相場観」とは言葉を換えれば「地獄の沙汰も金(権力)次第」ということにもなりかねない予感が.

  • 東アジアもEUみたいに統合すべき、というような考えが左派にありますが、難民問題や経済の歪みに加えて今回のコロナウィルスでもEUは不完全なものと分かりましたので、やはり国同士は適切な距離を保つべきですね。

  • 本日になって、イタリア全域がロックダウン(移動制限、集会制限等)地域として緊急事態宣言か出されました。
    イタリアとの人の移動は緊急時を除き禁止されますので、物の動きにも影響が波及すると考えております。

    国境を設けないかきり、防疫並びに医療体制も含めて統一されたものでないとリスクがあることも露呈しましたので、これからどうするかで大揉めになるのではないかと考えております。
    ヨーロッパ地域の医療体制は、保険は問題ないのですが、医療のキャパシティが小さいように感じます。
    (診療受けられるまでの待ち時間が長い)

    • http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2002dir/n2469dir/n2469_03.htm

      > 米国オレゴン州の低所得者用医療保険「オレゴン・ヘルス・プラン(註)」の管理部局には,「Cost, access, quality. Pick any two(コストとアクセスと医療の質。このうち,2つまでなら選んでもよい)」という言葉が額に入れて飾られているが,この言葉ほど医療保険政策のエッセンスを的確に言い当てた言葉はないだろう。

      ですね。

      • りょうちん 様

        確かに…こるのバランスを取るのは難しいですね。
        日本はどこにあるのだろう…

        • りゅうちん 様
          ボーンズ 様

          日本は「コスト・アクセス・質」を求めた為、医療保険の崩壊に直面してると思います。
          質の面で 『うえした』を切り捨てるしかないと思います。

          下は 市販薬で対応できる物には保険を適用しない(特に湿布薬など貼り薬)
          上は 極端な高度医療は保険適用からはずす。
          (1度認めてしまった高度医療を外す事はマズ出来ないでしょうが・・・

    • サイト主様
      興味深い論考、有り難うございます。
      4億人以上の人口を擁するこの圏域で感染爆発、、中国のように強権的な措置は取れないとすると、これを押し留めることは難しいと存じます。翻って日本は安部総理の指導力の下よく健闘し、世界に範を垂れるとまでは言えないかも知れませんが、モデルケースとしてある程度の方向を示すことができていると考えます。
      何度かここでも取り上げておられますが、感染のピークを後ろに引き伸ばして時間を稼ぎ、本邦における免疫獲得者の割合を増やして行く、特異的な治療がない現在、これしか無いと思います。原子爆弾と原子炉の関係に例にとれそうです、即ち、中性子を介した連鎖反応を一気に推し進める原子爆弾に対し、制御棒を調整して連鎖反応を制御して持続的緩徐な連鎖反応としてエネルギーを取り出すかというものです。
      アビガン、どうでしょうか。中国でも製造しているとのこと、ここは症例の多い中国に、初動隠蔽の罪滅ぼしの意味でも、解釈可能な良いデータを出してもらいたいと存じます。

      • アビガン、世間では薬への期待が高いのですが、あまり使いたくありません。
        胎児への催奇性の懸念とか言われ、作用機序を考えると、
        話題のコロナに使用するのが適当とは思えません。

        エボラのように致死性が極めて大きなウィルスとか、エイズのように、
        悲惨な死に際を示しそうなウィルス以外には使いたくありません。

        営業妨害になるようならそのような意図ではありません。

        • 成功できなかった新薬開発経験者さま
          この薬の作用点はRNA依存性RNAポリメラーゼであり、人には存在しません。もちろん他にも作用点がある可能性はあり、胎児毒性や生殖毒性(精子にも移行する)は既知です。また、すでに中国での臨床試験で有用性が示されています。

          https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%93%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%AB

          「、作用機序を考えると、話題のコロナに使用するのが適当とは思えません」とのご見解ですが、その理由を教えていただきたいと存じます。

  • 更新ありがとうございます。

    新コロナウイルス、欧州で特に拡散してます。ふざけている訳ではないですが、イタリアの頑張りは凄いッ。7,375人の罹患者でゴボウ抜き!7,382人の韓国は抜かれるな(死者は既に伊が圧倒)。

    あと、フランス、ドイツ、スペイン、スイス、離れてるはずの英国、オランダ。あ、それにイランも別格ですね。

    結局はスプレッドで地球規模で拡散しました。で、中国や日本はピークを脱しつつあるかな〜という感じです。(韓国はまだ200人程度増えてる)但し詰めを誤るとまた、増えるでしょうね。

    日本中、いろんな催しや遊戯場、都心の繁華街は何となく寂しい感じ。本当に遅くても4月末に終息しないと、2020年は「厄災の年」になりかねません。トイレットペーパーもティッシュも潤沢ではないですが、有名メーカー品はありました。在庫は復元するでしょう。

    ところで欧州、EUはここに来て脆弱な部分がハッキリと分かりました。緩やかな連合に戻すか、一部の国だけが繁栄してあとは三流国で良いのか、もう一度大規模な見直しは必要ですね。一抜けの英国が賢いか(笑)。

    • めがねのおやじ様

      「Brexitにおけるジョンソン首相の英断」とか、のちの歴史書(英国版)には記載されるのかもしれません。

  • 「COVID-19感染者数」って表現適切なんでしたっけ?
    武漢肺炎感染者数。
    前に読者投稿で紹介されたように感染を表現するなら、
    SARS-CoV2のが無難なような。

    • 匿名のコメント主様

      >「COVID-19感染者数」って表現適切なんでしたっけ?

      ご指摘のとおりですね。WHOの原文どおりですが、確かに違和感があります。

      >SARS-CoV2のが無難なような。

      あるいは武漢コロナでしょうか?

      引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

      • いつもありがとうございます
        今回のこと、中国や武漢の名前を消そうというWHOの動きは皆さん同様に違和感と悪意を感じています。
        やはり、
        ・武漢肺炎
        とか
        ・武漢コロナ
        と呼びたくなります。

        NYSEや東京での2割前後の株価の下げも
        ・武漢ショック
        と呼びたいですね。コロナ・ショックと名付けてしまうと原因が消えてしまいそうなので

        以上、やや八つ当たり気味。ではありますが、名前は大切ですから。

        • Nobody様へ

          ポンペオ米国務長官は、連日『武漢ウイルス』と言い放っているようですね…

          https://www.afpbb.com/articles/-/3272130?cx_amp=all&act=all

          もし、茂木外務大臣までが『武漢ウイルス』『武漢肺炎』と言い出すことがあるなら、自分は『コロナウイルス』という名称を辞めて、『武漢肺炎』と表現するつもりでいます。

  • ヨーロッパ諸国のような人権重視の個人主義の国は、国全体に不安が広がると国家が滅びるようなレベルまでダメージが生じるのが欠点です。
    個人主義でもアメリカは、貧乏人を国が放置してしまっていい(?)点が強みですね。アイツらなんで銃弾買いこんでるだよ。
    中国も個人主義が強い国だけど、それ前提にした強引な国家統制で無理やり乗り切るのでしょう。
    日米中以外はどうやって乗り切るのか、国家としての思想が試されています。

    日本 全体のために個人は我慢しろ
    アメリカ 金持ち以外は自分でどうにかしろ
    ヨーロッパ 個人の人権のために国がなんとかしろ
    中国 問題は解決した
    韓国 日本が悪い

    • 「あらら大変だ」となったとき
      ・トイレットペーパーの買いだめに走る日本人
      ・弾丸の買いだめに走るアメリカ人
      ・ビール、ワインを買いだめる独仏人

      この差は大きい

      • 風が吹けば桶屋が儲かる日本
        風邪を引けば武器屋が儲かるアメリカ・・・・

    • ケロお様

      ヨーロッパ 「人口の半数が死んだペストに比べれば、まだ慌てる時間帯じゃない」

      軽口はともかく、14世紀のペストの大流行も、中国で発生、中央アジアを経由してイタリアに伝搬、北イタリア壊滅と、嫌な感じの相似形を感じます。ペスト禍で国民の三分の一が死んだイングランドは、今回リベンジなるでしょうか、ペストからは逃げ切ったポーランドは、さて今回も耐え切ることができるでしょうか。

      •  中国大陸の揚子江流域の地域は伝統的に、「瘴癘(しょうれい)の地」と呼ばれていたらしく、マラリア、ペスト、赤痢など、いろんな疫病の発生地だったようです。
         日本が統治する以前の、かつての台湾も、そういう「瘴癘の地」だったことを、司馬遼太郎の「街道をゆく」で読んだ記憶があります。

    • ケロお様

      「日本 全体のために個人は我慢しろ」

      全体のためになるなら少しくらい我慢しようか、ではないかと。

      少し、善人過ぎるかな???

      • 成功できなかった新薬開発経験者様

        封鎖される北部地域から一斉に逃げ出すイタリア人の行動を見ると、メンタリティの差を思わずにはいられません。日本人だったら、封鎖地域内の自宅で大人しくしている人が多数派なのではないでしょうか。

        自分の安全>>全体の利益 と言う国は、それ故に戦争にも弱いんだろうなと思います。イタリアとか韓国とか中国とか…。

    •  初めて投稿します。

      韓国 日本が悪い。

      こことても秀逸です。 面白い。

      アメリカもなかなかgood。

    • 日本は「自分を守りたければ人も守れ」でしょうね。法を守るものが法に守られるものです。

  • 握手するわ、ハグするわ、頬ずりするわ、大声で唾飛ばしてわめきあうわ、密閉空間で集団でアッラーアッラーするわじゃ、疫病は感染るべくして感染るのでは?
    それに引き換え、日本人のおしとやかなこと。目礼でちょっと頭を下げるだけ、小さな声でゴニョニョモゴモゴなんだもん。ライブや満員電車がなきゃもっと患者数少なかったでしょうよ。

    衛生教育やインフラもさることながら、生活習慣や言語や文化も感染要因のひとつには挙げられそうだなあ。

    • 日本領事館からコロナ情報が来てたんですけど、 ニューヨーク市では握手禁止令が出てますね。

      (2)CDCの予防措置に加えて,ニューヨーク市では更なる感染を防止するため以下のような予防措置等を呼びかけています。
      ○握手をしない
      ○風邪やインフルエンザの症状について注意深く観察する
      ○熱,咳,息切れ,喉の痛みのような症状がある場合,自宅で療養し医師に電話で相談する
      ○24時間から48時間の間に症状が改善しなければ医師に診てもらう
      ○治療が必要な場合311に電話する
      ○ニューヨーク市は移民の地位や支払い能力如何にかかわらず,適切なケアを提供する
      ○呼吸器疾患,心臓疾患,糖尿病,癌等の疾患を有する場合には集会や行事に参加することを控える
      ○在宅勤務や時差出勤を行う
      ○可能な場合には徒歩や自転車で通勤する
      ○電車が混雑している場合は,次の(空いている)電車を待つ

      なんか微妙に健康になりそうw

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