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韓国大統領、レームダック時の常套手段は「反日」

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、韓国大統領と「レームダック」という論点が掲載されています。「李明博元大統領、朴槿恵前大統領は、いずれも国難への対処で失敗し、民心を失った」という点を指摘したという意味ではそれなりに興味深い論考ですが、ただ、残念なことに、肝心なことに触れられていません。それは、「レームダック状態に陥った歴代の韓国大統領が何をしてきたか」、という論点です。

一丸となる日本

コロナウィルス騒動を巡って、日本政府が全国の学校に休業を要請する一方、『コロナ対策での営業自粛と買占め』でも報告したとおり、テーマパークや動物園、水族館、あるいは各種商業施設で休業が相次いでいます。

べつに当ウェブサイトとしては、安倍総理がやることなすことすべてに対し、無条件に支持するつもりも、無条件に批判するつもりもありませんし、また、現在進行中のことがらについて、現時点においてこれが「正しい」「間違っている」と決めつけるのは早急でしょう。

しかし、安倍総理自身が2月29日の記者会見で、コロナウィルスと戦う決意を示したことをもって、明らかに日本という国の雰囲気は変わったように思えます。つまり、「コロナ問題」を巡っては、(一部の特定野党、特定メディアを除いて)いまや国が一丸となっている格好です。

2011年3月の東日本大震災における、当時の菅直人首相らの対応の酷さを覚えている身としては、改めて安倍総理の指導力を感じた次第です。

もっとも、仮にコロナの爆発的な流行を抑え込むのに成功したとしても、サプライチェーンの寸断、インバウンド観光需要の壊滅的な打撃、自粛ムードによる消費の大きな落ち込みなどを考えるならば、経済への大打撃については避けられません。

だからこそ、『今こそ消費税の税率を「引き下げる」決断を!』でも報告したとおり、コロナ騒動を奇貨として、「消費増税」という野田政権時代からの負の遺産を思い切って撤回し、正しいアベノミクスを再起動するチャンスでもあるのです。

迷走する隣国

武漢化する大邱、大統領に恵まれない韓国

さて、私たちの国・ニッポンがどこに向かおうとしているのか、あるいは「どこに向かうべきか」について、金融・経済の観点から議論するのは、「金融評論サイト」を標榜する当ウェブサイトにとっては極めて重要なテーマであり続けることは間違いありません。

ただ、それと同時に、思わぬ失敗事例に足を取られないようにする努力も必要です。とくに、私たちの隣国が、いわゆる「トリアージ」の概念からコロナ対策に失敗しつつあるという点については、昨日の『「トリアージ」の重要性 医療崩壊進む韓国が反面教師』で報告したとおりです。

韓国におけるコロナ流行の中心地である大邱(だいきゅう)が、いわば、コロナの震源地である武漢(ぶかん)のようになりつつあるのです(これを「大邱の武漢化」とでもいえばよいでしょうか)。

その意味で、習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席とともに、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領にとっても、コロナがもたらす政治的危機に直面している、という言い方ができるかもしれません。

これについて、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、「我々はなぜ大統領に恵まれないのか」とする論評が掲載されています。

【中央時評】最大の危機を迎えた文在寅政権(2020.03.03 10:15付 中央日報日本語版より)

もっとも、中国共産党による独裁が続く中国と異なり、韓国はれっきとした民主主義国家です。「我々はなぜ大統領に恵まれないのか」と言われても、「ご不満ならば満足の行く大統領を選ばれてはいかがでしょうか?」としか言い様がありませんが…。

前2代の大統領の例

それはさておき、リンク先の記事によれば、李明博(り・めいはく)、朴槿恵(ぼく・きんけい)の元・前大統領が、それぞれ社会的な事件をきっかけに支持を失い、その後は「レームダック状態」に陥った、と指摘します。

たとえば李明博政権の例だと、2007年末の大統領当選直後には70%を超えていた政権支持率が、2008年4月の「BSE(牛海綿状脳症)事態」への対処を受けて、一気に21%へと急降下したそうです。

また、朴槿恵政権の場合は2014年4月の「セウォル号」転覆事件の際、大統領自身が犠牲者の家族に寄り添うわけでもなく、それどころか事故当日に7時間、所在不明になっていたことなどを契機に、レームダック化したというのが中央日報の説明です。

ちなみに中央日報の記事は無視していますが、当時の産経新聞の加藤達也・ソウル支局長(現・産経新聞社編集委員)が「大統領に対する名誉棄損」という、先進国では絶対に考えられない罪状で在宅起訴されたのも、このセウォル号事件が契機でした。

いずれにせよ、中央日報は李明博元大統領、朴槿恵前大統領について、

国民の生命と安全がかかる問題に対して自分のことのように情熱を注がなかった。国民の信頼を失い、政権の失敗につながった

と断じているのです。

文在寅政権はどうなのか?

では、中央日報は文在寅政権について、「国民の生命と安全がかかる問題に対して自分のことのように情熱を注いでいる」と考えているのでしょうか。

文在寅(ムン・ジェイン)政権はどうか。変わったのだろうか。そうではないようだ。昨年のチョ・グク法務長官事態では詭弁で側近をかばう姿を見せた。国民を傷つけた。与党は高位公職者犯罪捜査処設置と選挙制の改編を強行した。傲慢と独善は全体主義を感じさせた。

中央日報自身が「保守系メディア」であり、文在寅氏が左派・親北派政権であるという点を割引く必要はありますが、それにしてもこっぴどくこきおろしています。中央日報に言わせれば、「コロナ以前」からすでに文在寅氏に対する民心は離れているということなのでしょう。

(※もっとも、コロナ騒動直前まででの時点で韓国メディアなどで報じられている政権支持率などを見る限り、李明博、朴槿恵の各政権の末期と比べて、支持率が顕著に落ちているという事実は確認できませんが…)。

そして、中央日報は今回の新型コロナ騒動を巡っては、次のように述べます。

BSEやセウォル号のようにコロナは国民の生命と安全がかかる重大な事案だ。チョ・グク長官事態より10倍、100倍も爆発力が強い。災難は災難にすぎないと考えれば大間違いだ。セウォル号が事故にすぎないと考えたのがどれほど誤った判断だったのか。政権の最大の危機という事実に気づいていないのか、政府は中国の習近平主席の訪韓にこだわった。

要するに、習近平主席の訪韓にこだわるあまり、中国人の入国を防ぐことができず、それがコロナの大蔓延につながった、という批判です。

もっとも、当ウェブサイトでは以前から何度か読者投稿でご指摘いただいているとおり、「入国規制によって疫病の蔓延を防止することができる」という説は、学術的には証明されていないそうです(『【読者投稿】学術論文から見た「入国規制に意味なし」』等参照)。

このあたり、必ずしも科学的な知見に基づいた記述であるとは言い難いものの、いずれにせよ、いまや韓国が中国に次いで、「世界で2番目に感染者の多い国」になったことは事実です(もっとも、日米などの場合は感染者数が少ないのではなく、単に検査をしていないだけの問題かもしれませんが…)。

反日ウルトラC

大事なことを書かない中央日報

そのうえで、中央日報は、次のように結論付けます。

大統領と国民の間に不信感が形成される瞬間、死神のようにレームダックが訪れてくる。今までもそうであったし、今後もそうだろう。レームダックの後、以前の支持と国政推進力を回復した政権はなかった。

なるほど。

面白い仮説ですね。

ですが、ひとつ重要な事実が抜けています。それは、

歴代の韓国の政権がレームダック状態に陥った際に、何をやったか

です。

たとえば、李明博元大統領の場合、欧州債務危機の際、2011年10月に日本の野田佳彦首相(当時)とのあいだで、それまで上限130億ドルだった日韓通貨スワップ協定(うち円建て30億ドル、ドル建て100億ドル)を、一気に700億ドルにまで増額させました(いわゆる用日)。

つまり、危機の際に日本を利用したのですが、これに留まらず、それに感謝するどころか、同年の12月には京都で行われた野田首相との首脳会談の場で、唐突にいわゆる慰安婦問題を蒸し返し、翌年8月には島根県竹島に不法上陸し、天皇陛下(現在の上皇陛下)を侮辱したりしました。

また、朴槿恵前政権下の韓国では、2015年4月の安倍晋三総理大臣による米上下両院合同演説の直後、韓国国会が安倍総理に対して非難決議を行い、さらには自称元徴用工問題をでっち上げ、明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録を全力で妨害しました。

要するに、反日を政権支持率回復のための起死回生策にした、ということですね(※それがうまくいったかどうかは別として)。

ウルトラCはまだ残っている…のか!?

これを文在寅政権にも当てはめるならば、彼らにも「反日で一線を越える」というウルトラC(?)が、まだ残っているのです。彼らが「切り札」だとと思っている(あるいは勘違いしている)のは、大きく分けて、次のようなものがあります。

  • ①自称元徴用工問題を巡り差し押さえられている日本企業の資産の売却・換金処理
  • ②日本による韓国に対する輸出管理適正化措置を「輸出『規制』」と呼んで撤回を求めること
  • ③日韓GSOMIAを破棄すること

(※日韓GSOMIAとは、正式には『秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』のこと。)

このうち①については、基本的には自称元徴用工判決を下したのは韓国「政府」ではなく大法院(つまり日本でいう最高裁)であり、また、資産の差押をしているのも政権ではなく自称元徴用工の原告側代理人らですが、ただ、政権と大法院、自称元徴用工らは「日本が賠償せよ」とする意見で一致しています。

当然、資産売却がなされるとした場合、政権側の暗黙の了解があると見るべきでしょう(というよりも、そもそも資産売却がいつまでたっても実現しないのは、自称元徴用工側が「基金案」などの安易な解決策を求めているからだと思いますが…)。

しかし、日本政府側は、「もし日本企業に不当な不利益が生じれば、日本政府としても必要な措置を講じる」と明言しており、瀬戸際外交が大好きな韓国が、この「一線」を越えるかどうかについては、きわめて疑わしいと思います。

また、②については「日本の不当な措置だ」と批判するのは簡単ですが、日本政府としては輸出管理上の措置を部分的に緩和したり、厳格化したりすることはあるかもしれませんが、おそらく元の「(旧)ホワイト国」に戻すにはかなりのハードルがあると見るべきでしょう。

さらに③については、日韓GSOMIAの再破棄を言い出した瞬間、日本ではなく米国が韓国をぶん殴りに来ます。やはり、日韓GSOMIAの再破棄も「越えられない一線」なのではないでしょうか。

このように考えていくと、①~③はいずれも決定打に欠く気がします。

いずれにせよ、コロナ騒動を巡って文在寅政権がレームダック化するのかどうか(※意外としぶとい気がしますが…)、万が一、レームダック化したときに韓国がどう動くかについては、知的好奇心という観点からは興味深い論点のひとつであることは間違いないでしょう。

新宿会計士:

View Comments (75)

  • 文政権、まさかの悪手を数々打っくる実績が物語るように、絶対やりますよ。しかもプラスα付きで!
    日本への渡航禁止とか、日本系企業の財産没収とか、日本からの入国禁止とか、宣戦布告とか、遠からず途方も無い斜め上を仕掛けてきますよ。
    世界は韓国の味方をする前提で!

  • ①②③全部やるんじゃないですか。半分期待してます。想像を絶する自爆級の反日行為も期待してます。

    • ①②③は通常運転だとして、④もあるのではと考えています。

      ④日韓間の軍事的な緊張を高める
      レーザー照射事件のような事態を起こし、扇動で国内の支持を高める。

      個人的には、これが一番支持率を上げる効果的な方法ではないかと思います。

  • 朴大統領が、レームダックした時は、北朝鮮の核実験などを怖がって、中国側より日米側にすり寄ってGSOMIA慰安婦合意が、致命傷だったと思います。
    李大統領の時は、正に困ったときの反日を展開しました。
    文大統領のケースが特殊なのは、外交的余地が無くなっているという国際環境ですかね。
    前の2人は、米中の間に可動域が、有りましたが、文大統領は、最初からマージン減らしてましたよね。
    私は、当然「反日上等」だと思いますので、早く来ないかなと、待ちわびています。はーるよこい♪

    • ただ日本メディアの支援による反日材料も乾いた手拭いを絞る様に出し尽くして、後は何が残っているかだと思いますが、韓国の手駒は日韓基本条約の破棄しか残っていません。韓国がこの状態に置かれたのも日本のSNS普及での真実暴露に伴うメディア離反ですから、韓国に出来る事は再度竹島上陸から始まって李明博の反日妄動を踏襲するしか無いと思います。しかしこれを日本メディアが如何に擁護するかですが、報道しない自由を行使して支援するしか方策は無いでしょう。また、韓国も自国の真実が明かになると共に国内軋轢がより高まって、国論も何もかもがバラバラ状態でいわゆる無政府状態(今回のコロナを見てても既に無政府状態)になると私は予想しています。ですから無政府状態なりに上記の反日妄動や、用日、脅迫、金策、親日行動が入り乱れた正に混沌とした対日政策(もう既に口から出任せ状態)を突き付けて来るものと思います。こんな輩に付き合ったら日本は世界中から嘲笑されるだけです。 結論としては、もう韓国はルビコン川(又は三途の川)を渡ってしまったのですから。

      • もうダメでしょうあの国さま
        気を悪くしないでいただきたいのですが、まんまなHNですよね。
        三途の川か沈没し始めたセウォル号かは、分かりませんが、一つのステップを、超えたのは間違いないと思います。
        もうダメでしょうあの国さんが言う、思い付きによる、場当たり的行動と予想するのが、正しいと思えて来ました。ただ、何が起こるかは分かりませんね。
        何が起きても、そういう理解をすれば良いのか。

  • 韓国内向けの反日パフォーマンスなら、
     ④東京五輪の妨害工作強化
     ⑤日本渡航者の感染者数が(何故か)急増

    とかはどうでしょうか。

  • > 「我々はなぜ大統領に恵まれないのか」と嘆く声が出てきた。

    毎度の事ながら、一番肝心なことが書かれていません。

    韓国の大統領は国民が直接投票で選んでいるのです。大統領選挙の度に謎の高揚感に包まれて「見たか日本。これが民主主義だ!」と威張っているくせに、都合が悪くなると被害者面。

    選ぶ側の問題に踏み込まないから、何度でも過ちを繰り返します。ま、韓国はそれでいいんです。

  • 更新ありがとうございます。

    韓国は何やら新コロナウイルスの発症者が3,500人以上、もっと多い?調べれば調べるほど増えるという大人げ無い発表を繰り返してます。我も我もと、やって来るんでしょう。

    それで本来、手当てを受けて快方に向かうはずの人が、手が回らず重篤になると。いつもの負のスパイラルに入ってます。

    日本は、このコロナ問題を「奇貨として」というと反論もあるでしょうが、いまや国が一丸となっている格好です。さっすが〜日本!です(笑)。安倍総理、失点になりそうだったウイルス騒動から、逆に評価上げましたヨ!

    ま、その評価対象の鏡は空き缶ナオト氏ですが(笑)。彼は東北震災・原発で考えられないミスをした。だから安倍総理の評価上げも、割り引いて考えないと。

    ところで外野のレンホーや辻元やみずほやガソリーヌにイソコはハナから要らん。国会で低次元質問をヤメロ!だって日本人側に立たない人だから。

    武漢や、騒動としては中国以上の大邱市。この収拾をどうつけるか、一向に収まりません。一番の元は、中国。あの秘密主義、惨事を発表しない隠蔽体質が事を大きくした。

    次いで韓国文大統領。ココは自由主義陣営のクセにシナを怖がる(笑)。いっそのこと日本に被害が増えないなら、壊滅していただきたいですね。

    前任の大統領の朴槿恵、李明博は大統領のクセに信念が無さ過ぎる。コイツらは任期半ばになると、急に反日を露わにする(朴槿恵は最初からだし、訪日よりシナに先に訪問した)。

    文大統領も同じ。結局、こんな自分さえ良ければ、進歩派さえ良ければ、保守派さえ良ければの人ばかりです。誰が出ても4〜5年後にはめちゃくちゃになって、監獄行き(爆笑)。

    文も検察が勝手に拘束、立件出来ないようにし、三権分立を壊したが、いずれムショ暮らしは間違いなくやって来ます。何故か?朝鮮民族は、過去をすべて否定し、燃やし尽くすことから、すべてが始まるからだと思います。

  • ムン「日本、金出せよ」

    日本「嫌だ、約束守れ」

    ムン「トランプさん、何とかしてくださいよ」

    トランプ「自分でやれ」

    ムン「習親分、あいつら舐めてますよ」

    習「じゃあ、うちの傘下にもどるんだな」

    ムン 土下座して、「お願いします」

    ムン「おい日本、うちのバックは誰やと思ってんねん、はよ出すもんだせや」

    日米「やっぱ、アホやったな」

    以上、妄想「熊の威を借る狐でした」

    ムンならきっと大技をくりだし自爆してくれそうな期待

  • 新宿会計士はコロナ問題で政府の対応は問題ない、普段通りにしろと散々言っていたのに
    安倍首相が方針転換すれば国難で一丸になったぞ!とそれになびくんですね
    まぁ方針転換したといっても具体的な対策は休校措置以外無い訳ですけど
    それでいて正しいかどうかは分からないなんて逃げの姿勢
    特亜やオールドメディア問題に比べて日和見過ぎではないでしょうか

    • ん?海外でも、同じ事をやり始めてますが?

      新宿さん、言ってる事がブレてませんが?

      新宿さんの愛読者は、専門家が多いので、読者投稿だけでも信頼に値する発言が多いですが?

      ただの悪口なら、他でやって下さい。

    • >政府の対応は問題ない、普段通りにしろ

      政府の「時々刻々と変化する状況に対しての現在の」対応は問題ない、普段通りに「手洗い」しろ。
      当然、対応には休校要請も含む。

      >正しいかどうかは分からない

      科学的な態度とはどういったものか。
      一つ挙げるとすれば、結論の出てないことを決めつけない、でしょう。

      • > 普段通りに「手洗い」しろ。

        普段の数倍の頻度で手洗いしていたら、ハンドソープが空になってしまった。
        近所のドラッグストアへ買いに行ったら、ハンドソープは棚に溢れていた。
        マスクやエタノール系除菌剤は売り切れなのに。

        国民はちゃんと手洗いしているのだろうか?
        それとも、ハンドソープを見込み生産し過ぎたのだろうか?

    • 日本政府は「持続可能な緩やかな感染拡大」を方針としているように感じています。
      医療がパンクしない範囲でコロナウイルスが拡散・陳腐化し、弱毒性インフルエンザのような存在になることを着地点としているのではないでしょうか。会合の自粛や休校措置なども、病気の封じ込めではなく遅延を考えてのことで、とにかく爆発的蔓延と医療崩壊を防ぐことをデッドラインにしているように思います。

      ただそんなことを表明してしまうと、罹患して死に至る犠牲者の発生を容認していることになり、政治家としてのリスクが高すぎるので、罵声に耐えながらも黙っているのではないかと見ています。

      コロナウイルスの起こす肺炎が、重い風邪程度なのであれば、政府方針は正解でしょう。
      再罹患の際に劇症化するという噂が本当であれば、この政府の方針は失敗でしょう。
      個人的には、気にしすぎるとストレスから免疫力が落ちそうに思いますので、前者の前提で暮らしています。

      • 自転車の修理ばかりしている さま

        陽性→陰性→陽性が再感染なら体内で抗体を作れないということでしょうか?再燃なら陰性判定となってもウィルスが体内に潜み機会を窺っているということになりますか?だとすると陰性判定は決して快癒ではなくなり一旦陽性判定となったらと思うと恐ろしいですね。何年かかるかも出来るかどうかも分かりませんが治療薬の完成、普及が待ち焦がれられますね。
        イカン、イカン!弱気になると免疫力に影響しそうです。今晩何を食べようか?

        • 名前はまだ無いさま
          陽性→陰性→陽性となる検査は、ウイルス検査の事ですよね。
          採取した検体中にウイルスRNAが存在するかどうかの判定になりますので、採取位置以外の所にウイルスが潜んでいる可能性は、除外出来ません。
          抗体が出来ているかを確認する検査は、別な方法になります。
          潜伏感染していても、別に悪さをしなければ、大丈夫なウイルスは、ヘルペス属に多く有ります。
          コロナウイルスに関しては、潜伏感染なのか、再感染なのかは、まだ判断する方法は無いと思います。 

        • 名前はまだ無い 様

          陰性になった後、陽性、
          免疫が作られない、とか

          マスコミでは煽られていますが、あまり意味はありません。

          大過なく陰性になったということは、当人の免疫系が重篤化を阻止したということで、
          もう一度感染したとしても、大体何とかなるということです。

          ウィルスにはいろいろあって、
          例えば、水痘(水ぼうそう)ウィルス。
          子どもの頃に発症し1週間程度で治りますが、治癒後もウイルスは体内の神経節に潜伏
          して、中年期以降、免疫の弱体化に従い、帯状疱疹などを引き起こします。

          もし、潜伏するところが脳神経で、将来、痴呆症を引き起こすとしたら・・・。
          いくらでも心配は膨らみますが、杞憂でしょう。
          自分の免疫の力を信じる。外れるかもしれませんが、それも運。

          そのように思います。

      • 自転車の修理ばかりしているさま

        >日本政府は「持続可能な緩やかな感染拡大」を方針としているように感じています。
        当然、そうでしょう。
        「シナリオ通り」に淡々と。
        問題は、ようやく話題に上がり始めた「特措法」で、先週時点でまな板に上がってなかったみたいだから、ナシという判断だと思ったら、やっぱ、やるみたいで。変節のように見えるけど、別の判断材料があったということでしょう。春休みまでの休校措置やら数週間のイベント自粛程度なら、「法的根拠のある緊急事態宣言」が不要だったけど、必要になったという意味なのかなと。
        先週時点では一番ヤバそうに見えたのが北海道だったけど、各県の状況を精査したらより悪い想定をしなければならなかったと。水面下にある「屋形船」、「DP号」クラスのモノが見え始めたんじゃないかと妄想してます。
        妄想だったらいいけどね~

      • 想像しなくても、政府サイドの公式の説明で、はっきり「ピークシフトを狙います」と宣言してます。
        抗体が出来ない=ワクチンは作れない&自然消滅しない ですから、大変ですが、その場合も特効薬が開発されるまで医療崩壊を起こさないように流行抑制に努めるしかないので現在の基本方針が「失敗」ということはないです。

    • 安倍首相は方針転換したとは思いませんが。

      安倍首相、方針転換って言ってる人は
      左翼とマスゴミと、それに踊らされている国民の一部だと思います。

      政府の準備されていた新型インフルエンザに対するマニュアル基づいて
      多少の修正を加えながら政治判断しているように思えますが。

      それと、新宿会計士さんは、どっかになびいたり、好き嫌いで発言はしていません。
      いつも、ニュートラルた立ち位置で、何が論理的か、どこに妥当性があるか、どんなことが予測されるか、そんな記事を書いてらっしゃるだけですね。
      そしてまた、不明なことや、想定できないことは、そう書いてらっしゃいます。
      オールドメディアに関しては、強く害だと思ってらっしゃるから、はっきり書いてるだけで、その点については、大勢の人が同意見なのではないでしょうか?
      消費税アップでは、安倍政権に反対の立場を露わにしてましたし、決して安倍さんに単純になびいたりしていません。
      要するに好き嫌いで判断や意見を述べていないということです。

      匿名のあなたは、新宿会計士さんをなぜにディスりたいのですか?
      ディスってもかまいませんよ。
      「なるほどーーー、それは貴方の言うことにも一理ある」、と思わせてくれるような発言をお願いします。
      今の発言では、ただの稚拙な子供が泣き暴れているのとあまり変わらないと思います。
      さぁ、がんばって!期待しています!

    • 政府の対応の根幹は医療崩壊を防ぐために不要な検査を防ぐところにあります。不要な検査や軽度の患者で病院を埋め尽くして医療崩壊が始まってる韓国の逆ですね。

      休校措置は医療リソースを大事にする政府方針と何ら矛盾しておらず、政府は方向転換などしてませんよ

  • 私は何も出来ずにいる、が正解ではないかと思います。右派も力が欠けていますし、レームダックのままグダグダで国力消費ではないかと思えますが。どうなんでしょうか?

    • 豆鉄砲 様

      私も同感です。
      ムン大統領はかなりヘタレだと思います。
      大統領就任前は勇ましく「慰安婦()合意破棄」をぶち上げたのにいざ大統領になったら煮えきらない態度。みんなが忘れた頃にようやく財団解散したけど破棄とは言っていない。
      徴用工()判決も日本の反発が強いと知ると司法に丸投げして知らん顔。
      GSOMIA破棄も慌てて取り消し。
      今年の3月1日の独立()記念日にも強い日本批判はしていない。ここで日本批判を控えれば日本が手をさしのべてくれる、みたいな甘い期待をいだいているのかも。
      打てる手がもうない。今さら日本に頭も下げられない。
      さすがにバ○でも自分が詰みつつあることに気づいているのではないでしょうか。

  •  小生の個人的見解として、朴槿恵前大統領と文在寅大統領の共通点は、就任当初から反日ブースト全開という部分です。

     最初から反日ブーストを前回にすれば、いざという時の反日に効果がなくなってしまいます。朴槿恵前大統領の場合は父親である朴正煕元大統領の親日疑惑を消し去らねばならないという、痛切な思いがあったためと思われます。

     文在寅大統領の場合は仲間達も含めて、反日ブースト全開ということに気が付いていないので、今から反日をするにしても、それこそ日本と完全に決別するほどの案件でなければ、支持者は納得しないでしょう。

     朴槿恵前大統領のように、反日をすることに対し、文在寅大統領もヒヨるかも知れませんが、恐らく米中から相当怒られないとヒヨる事はないでしょう。GSOMIAがまだカードになると本気で信じている頭の悪い連中ですからね。

     日本はとにかく韓国の現政権に譲歩してはいけません。如何なる事をしようが、彼らは必ず文句を言います。義理人情を欠く国民性と政府ですから、譲歩や施しをすればするほど、日本は不愉快になるでしょう。

     日本がやるべきことは文在寅大統領とその仲間達の戯言には耳を貸さず、その手下どもが世界中で着けて回っている「反日」という火を丁寧に消していくことです。

     駄文にて失礼します。

    • 韓国在住日本人さま
      コメント内容に共感します。
      もうダメでしょうあの国さんも、書いてますが、反日し過ぎて、出来る反日の余地が狭まっているんですよね。
      それこそ日本と完全に決別するほどの案件というのは、日本と断交を公約にする候補者とか、出てきますかね。

      •  だんな 様

         これも小生のかってな考えです。

         このままコロナが収束しなければ韓国経済は本当に死にます。内需がボロボロで、国民の怒りは爆発寸前です。小生の会社も隔週の在宅勤務になりましたので、生産量が落ちています。このまま混乱が長引けば、会社や飲食店が潰れていき、さらに回復にも時間がかかります。

         最終的には文在寅が辞めたあと、さらにポピュリズム大統領が誕生すると思われます(辞め方はいろいろです)。そうなると、「韓国がこれだけ困っているのに、どこの国も助けない」という雰囲気が醸し出され、北朝鮮のように内側に籠る国になる可能性があります(統一するしないは別問題として)。

         その時には経済的にボロボロになっているので、大企業や裕福な人達はいないでしょうから、貧乏国の仲間入りです。

         そしてどうにか国民の捌け口を探そうと、とうとう対馬にミサイルや砲を向けます。他に勝てそうな国は近隣にないので、日本を脅しにかかるでしょう。断交どころの話しではありません。

         ここまでが小生の妄想です。

         駄文にて失礼します。

        • 韓国の一般人には、韓国軍が正規戦で対馬に侵攻すれば盗れると思っている人が存在するのですか?
          仮にも徴兵制度で男性は基礎的な軍事的素養を身につけているはずの国で・・・。

          どうやって海上自衛隊の舞鶴地方隊だけでもやっつけられる算段があるのでしょう。
          奇跡的にやっつけられても他の地方隊がやってきます。
          どうやって対馬に揚陸できるのでしょう(独島級w?民間フェリー?)。
          どうやって対馬に補給し続けられるのでしょう。

          竹島でできたのは自衛隊がなかった時代だからですよ。
          あとどっちかというと地理的に韓国寄りだったし。
          まだ北朝鮮の工作員がテロを起こす方が現実的な脅威です。
          もちろん対馬に民間人を装った兵隊を送る「テロリストシナリオ」は同様に有りかもしれません。

        • 韓国在住日本人さま

          約1ヶ月前まで、河畑濤士様が、書かれていた小説です。
          題名は、「日韓戦争・日本海炎上――日本国自衛隊vs大韓民国国軍」です。

          軍事の専門家から見れば、いろいろ突っ込み所があると思いますが、
          素人の私は、面白く読んでいました。

          対馬を占領し、九州へミサイルを撃つなどの描写があり、高校生以上を
          対象としています。

          韓国在住日本人さまの妄想に、再度共感しています。

        • 対馬海峡の担当は舞鶴でなく佐世保ではないでしょうか。
          旧地方隊に相当するのは第13護衛隊(朝雪、沢霧、神通)と思います。
          ※舞鶴の第14護衛隊(松雪、朝霧、瀬戸霧、川内)が何もしないと言っているつもりはありません、念のため。
          なお、佐世保を定係港とするのは他に、
           第5護衛隊:金剛、曙、有明、秋月
           第2護衛隊:伊勢、足柄、春雨、朝日
           第8護衛隊:島風、鳥海、霧雨、涼月
          があります。(勝手に漢字にしちゃっているけどいいよね)
          舞鶴には他に第3護衛隊(日向、妙高、愛宕、冬月)がいます。

        •  りょうちん 様

           >韓国の一般人には、韓国軍が正規戦で対馬に侵攻すれば盗れると思っている人が存在するのですか?

           韓国人に聞いたことがありませんので、今度聞いてみます。

           ただ、小生の予想は「韓国が攻めれば日本は降伏する」と信じている韓国人が一定以上いると思います。

           兵站、整備、補充等まで考えが及ばない(或いは考えない)人が多いですから。

           駄文にて失礼します。

        • 韓国在住日本人さま、皆様

          色々と複雑にな意見が出てますので、雑談部屋で続きをしましょう。

        • 韓国在住日本人様、興味深い現地の人々の感覚を伝えて下さり有難うございます。これは現地で相当な年数を暮らされている方でなければ分からないことですから、韓国に行ったこともなく韓国人の知り合いもいない者としては本当に有難いです。

          >そしてどうにか国民の捌け口を探そうと、とうとう対馬にミサイルや砲を向けます。他に勝てそうな国は近隣にないので、日本を脅しにかかるでしょう。

          いやあ、これは実に待ち遠しい。

          それが現実になった時、唯一の問題は、その時に日本政府が韓国の恫喝に対して一歩も退かないでいられるか否かですね。日本が退かなければ「日本が譲歩しないのならばミサイルや砲をさっさと対馬に撃て」という韓国民の声は日増しに強くなるのは確実です。

          仮にですが、日本が一歩も退かず韓国政府が国民からのプレッシャーに耐えられず、一発でも対馬に向けて撃ってくれれば、日本は韓国に対して完全なフリーハンド、あらゆる対抗手段を行使する自由を得られます。お返しとして自衛隊が竹島を急襲し奪還することさえ外交的に許される状況になります。但し、軍事的に見ると防衛が困難な竹島の奪還を急ぐ必要があるとは私自身は必ずしも思いませんが。

          そもそも、韓国が日本を軍事力で恫喝し先制攻撃をすれば、アメリカも日本と韓国とを同時に自国陣営に留めることは不可能だと今度こそ思い知ることになります。そして、日本か韓国かの択一をアメリカ政府が迫られた時、アメリカはいかなる観点(軍事的・経済的・地政学的な観点全て)からも日本を選び韓国を捨てざるを得ない(※)のは明らかです。

          注(※):仮にですが、アメリカが韓国を選び日本を捨てれば、日本は否応なくロシアかチャイナと同盟を結ぶことを強いられます(日本が日本のを取り囲んでいるスーパーパワー3ヶ国の何れとも軍事同盟を結ばず独立独歩で国防するなどというのは現実を無視した寝言以外の何事でもない)。日露あるいは日中軍事同盟が成立したら日本海は日本が属する同盟の海となりアメリカが韓国を大陸への橋頭保として維持することは不可能になります。だから日本を捨てて韓国を選ぶという選択肢をアメリカが選べばアメリカは最終的に両方とも失うという結果となる。

      • 横からすみません。
        私は気短で結論を先に添付する悪い癖が有ります 御免なさい。HNはもっと短くします。とこれで >日本と断交を公約にする候補者とか、出てきますかね。 についてですが、ムン大統領後の後が誰になってもムンさんが撒いた種が全てブーメランとなって襲いかかって来ると言う事です。つまり日韓基本条約破棄に行きついてしまう訳です。徴用工判決も慰安婦破棄も後の大統領が国民の前で『間違っていました御免なさい』と修正出来るでしょうか?決して出来ませんよね、もう巨大な踏絵を誰がなっても踏めません。結論は他のブログに載っていましたが所謂【立枯れ作戦 ミイラ化作戦】だと言われています。そのまま放置〜緩やかな米軍撤退〜中国が吸収。この様な結論になると私は思っています。その間の反日は『韓国在住日本人様』の仰しゃる通りだと思います。

        • もうダメさま
          私の意見で、HNを変えられたなら、申し訳有りません。

    • ども、在韓さん、いつも楽しみにしております。

      日本政府として頭の痛い反日は、韓国より、韓国から他国へ移民した人達の反日だったりします。

      あと、やっぱりメディアの上層部があちら側の人達で構成されている様で、事実を報道しようとすると、ストップが掛かるそうです。
      メディアの中間層の人達から不満が出てるそうです。
      通名禁止は、議員より、こう言う人達の方が痛いみたいですね。

      文政権が反日に出るなら、日本も今後は黙っていないですよ。
      ただ、韓国に新しい風が吹く可能性は有ります。

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