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【読者投稿】在韓日本人「今さら聞けないトリチウム」

以前から当ウェブサイトでご好評をいただいているのが、「韓国在住日本人」のハンドルネームのコメント主様からいただく「在韓日本人が見た韓国」という読者投稿シリーズです。今回で21回目の投稿は、普段と少し趣向を変えて、「今さら聞けないトリチウム」です。といっても、文章は非常に易しく書かれており、韓国が(ときとして感情的に)反発する「トリチウムが含まれた処理水の海洋放出」について、どう考えれば良いのかがすっきりと整理されることは間違いないでしょう。

読者投稿

昨年の『お知らせ:読者投稿を常設化します』でもお知らせしたとおり、当ウェブサイトでは読者投稿を歓迎しております(投稿要領につきましては『必ずご確認ください(2019/12/16日版)』などをご参照ください)。

今年に入ってからこの『読者投稿』シリーズがますます充実していて、とくに最近では例のコロナウィルス騒動の発生に伴い、現役の医師、理系研究者、工学研究者の方々による解説記事をご投稿いただいています。

こうしたなか、本日はやや趣向を変えて、コロナではなく「トリチウム」に焦点を当てた、貴重な論考を掲載したいと思います。

当ウェブサイトでは以前、『田中復興相、科学的根拠無視する韓国に強烈な反撃』で、田中和徳復興担当大臣が今月18日の記者会見で、福島県の食材を巡り韓国を念頭に「そっちの国よりきれい」と発言した、という話題を取り上げました。

その際に、韓国が日本を「放射能汚染国家」などと罵っているわりに、じつは彼らのいう「汚染水」(トリチウムを含有する水)が韓国の原発から放出されている、という事実についても取り上げたところです。

こうしたなか、普段は「在韓日本人が見た」シリーズを寄稿して下さっている韓国在住日本人様が、本業である化学分野の知見に基づき、非常に有益な論考を執筆くださいました。

(ここから先が韓国在住日本人様の投稿です。)

トリチウム処理水

目に見えない放射線、どう考えるか

今回はいつもと趣向を変えまして、韓国が福島第一原子力発電所から出てくる、トリチウムを含む処理水について考えてみます。今回の内容が「知的好奇心」を刺激するかどうかはわかりませんが、できるだけ多くの人に考えて頂きたいとの思いから、投稿してみることにしました。

日本は国際法に則った処理を行い、世界各国で海洋投棄されている量よりも少ない量のトリチウムを海洋投棄したいという立場です。日本は被爆国ということもあり、放射線については非常にヒステリックです。したがって、他国よりも厳しい管理値を設定し、それを守るように努力します。

日本人の勤勉さも相まって、韓国のような杜撰な管理は行っていないと信じています。少なくとも日本の原子力発電所では、「放射線検知器を導入・設置し、スイッチをいれた瞬間に放射線を感知し警報が鳴る(※)」ということはないはずです。

(※ちなみにこれは実際に韓国で装置を設置した業者の話です。)

とはいえ、実際に放射線というのは目に見えません。人間が幽霊などを恐れるように、目に見えない物は多かれ少なかれ、畏怖の念を感じるのも仕方のない事です。これはコロナ騒動を見ているとよくわかります。

しかし、科学的に考察し、内容が分かってくれば、ある程度は恐怖が薄らぐのも事実です。

ただ、日本の報道を見ていると、トリチウムについて詳細な説明がないように思われます。

そこで、今回はトリチウムについて述べたいと思います。小生は放射化学の専門家ではありませんが、それなりに化学をかじってきましたので、トリチウムについてさほど知識を持たれてない読者が理解できる範疇で可能な限り分かりやすく書いてみたいと思います。

題して「いまさら聞けないトリチウム」です。簡単すぎてつまらないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこら辺はご了承して頂きたくお願いします。

(※もっとも、小生よりも専門家の方がいらっしゃる可能性が高いにも関わらず、このような投稿は少々恥ずかしさを感じます。もし、小生の実力不足による間違いや説明の至らない点があれば、どんどん御意見をください。)

トリチウムとは

元素の周期律表は「水兵リーベ僕のお舟」

皆さんは化学の周期律表をご存じだと思います。

参考:元素の周期律

(【出所】環境省HP『原子の構造と周期律』)

この元素の周期律表、「水兵リーベ僕のお舟…」という語呂合わせを呪文のように唱えながら暗記した方も多いでしょう。この周期律表は、もともとはメンデレーフという人物が元素の並びの順番に関する概念を作り出し、それを一つの表にしたものが起源です。

元素は原子からなり、原子は原子核と電子からできています。元素の並びはその原子核に含まれるプラス電荷をもつ陽子の数です。したがって、その元素に含まれる陽子が1個ならば周期律表の1番、陽子が92個ならば周期律表の92番に表示されます。

この番号どおりに元素を並べていくと、水素(H)、ヘリウム(He)、リチウム(Li)、ベリリウム(Be)、ホウ素(B)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)、フッ素(F)、ネオン(Ne)…となり、うまく語呂合わせした呪文が「水兵リーベ僕のお舟…」です(※カッコ内はその元素を表す記号です)。

トリチウムとは同位体の一種

さて、この周期律表には現在の人類が把握している全ての元素が載っています。ところが、周期律表の中にはトリチウムという元素名はありません。さて、これは何でしょう?

じつは、100年程前にラザフォードという人が、原子核には陽子以外のもの(中性子)が含まれることを予言しました。そして、その後いろいろな人が実験を重ねた結果、元素をよく確かめると、原子核に含まれる中性子の数の違いによって、元素は一種類ではないことがわかってきました。

同一の元素でありながら、中性子の数が異なるものを、同位体(アイソトープ:Isotope)といいます。

水素にもこのような同位体が存在し、中性子を含まない水素を基準として、1個の中性子を含む水素を重水素(デューテリウム:Deuterium)、2個の中性子を含む水素を三重水素(トリチウム:Tritium)としました。

といっても、じつはこの名称は慣用名であり、放射線研究の初期のころに命名されたものがいまだに残っているに過ぎません。

そして、このような同位体はたくさんあります。たとえば炭素は陽子6個、中性子6個のものを基準として、中性子が7個のものを13C(炭素13:Carbon 13)、中性子が7個のものを14C (炭素14:Carbon 14)といいます。

ほかにもよく耳にするものとしては、ウランの235U(原爆の材料)と238U、コバルトの59Coと60Co(γ線の線源)などがあります。これらの同位体にも慣用名はあったのでしょうが、現在は水素の同位体以外、ほぼ用いられていません。

ここで使われている元素記号の前につく数字のことを「質量数」と言います。陽子と中性子の数を足したものに等しくなります。本来ならば上付き文字で数字を記載せねばならないのですが、小生の場合、外国からの投稿が原因なのか分かりませんが、文字化けする可能性が高いので半角文字で記載します。

食塩で被曝する人はいない

同位体は放射線を出すものが多いです。このため、カタカナで「アイソトープ」などと書かれたものを目にすると、「放射能が~」、などと早とちりする人もいますが、かならずしも全ての同位体が放射線を出すわけではありません。

たとえば上記の炭素の場合だと、炭素14は放射性物質ですが、普通の炭素(炭素12と書くべきなのでしょうが、今回は省略します)や炭素13は放射線を出しません(※蛇足ですが炭素は植物や動物の体を形成する重要な元素であるため、炭素14の放射線を利用した年代測定は有名な方法です)。

また、私たちが食する食塩は塩化ナトリウムですが、その中に含まれる塩素は塩素35と塩素37がほぼ3対1の割合で存在しています。しかし、食塩を摂取して高血圧になるリスクは聞いたことがありますが、被曝するリスクは聞いたことがありません。

トリチウムの性質

物理的・原子的な性質の違い

トリチウムの化学的性質は水素とほぼ同じであり、酸素と反応すれば三重水素水になります。水がH2Oであるように、2個のトリチウムが酸素と反応すればT2O、水素とトリチウムが1こずつ酸素と反応すればHTO、といった記号で表わされます。

ただし、水素とトリチウムでは原子自体の重さが違うため、物理的性質に差が出てきます。たとえば水(H2O)が氷になる温度は0℃であり、沸騰する温度は100℃ですが、三重水素水(T2O)の場合は氷になる温度が9℃であり、沸騰する温度は104℃です。

また、原子的な性質としては、トリチウムは水素と異なり、原子核にある中性子が電子を放出します。その結果、中性子は陽子に変わり、結果的に陽子の数が増えるため、周期律表では2番の元素であるヘリウム(3He)に変わります。

このとき放出される電子が、放射線の一種であるβ線です。

トリチウムが放出するβ線のエネルギーは平均5.7keV(キロエレクトンボルト)で、最大でも18.6keVです。eVとは非常に弱いエネルギー単位のことで、J(ジュール)やカロリーと同じです(ちなみにカロリーに換算すると1cal=2.613×10^19eV=4.2Jとなります)。

トリチウム以外にもβ線を放出する原子としては、137Cs(セシウム137)がよく知られています。この137Csが放出するβ線のエネルギーは2種類あり、94.4%の確率で514keV、5.6%の確率で1176keVが放出されます。

  • トリチウム…平均5.7keV、最大18.6keV
  • セシウム137…94.4%の確率で514keV、5.6%の確率で1176keV

セシウム137が放出するβ線のエネルギー量は、いずれもトリチウムに比べ、かなりの高エネルギーであることがわかります。

ガンマ線も重要

ところで、よく「β線は紙一枚あれば防げる」と錯覚している方がいらっしゃいます。しかし、セシウム137の場合、放出する放射線は、β線だけではありません。同時にγ線も放出されます。このγ線は電磁波であり、β線と違って物質を透過する能力が高い、という点に注意が必要です。

したがって、このような放射性物質から出る放射線を遮蔽する場合は、β線だけを考えるのではなく、同時に放出されるγ線も考慮に入れなければなりません。トリチウムレベルの弱いβ線の場合ならば正しいのですが、実際に放射性物質を取り扱う場合は、γ線まで遮蔽しようとすると紙一枚では不可能です。

ちなみに、この137Csはブラジルで被爆事故を起こしており、かなり危険な物質なため、各国で厳重に監視されています。ただ、小生の住む国では排水溝に廃棄(?)していたらしいです。

原子力研究院で放射性物質「セシウム137」漏れ(2020.01.22 16:31付 ネイバーニュースより【※韓国語】)

トリチウムの回収

韓国「トリチウムは危険」

いま、韓国が福島第一原子力発電所から出てくる汚染水を処理した後の処理水の海洋投棄に対して喚いているのは、この処理水にはトリチウムが含まれており、それが地球環境に影響を及ぼすことが理由だといっています。

実際、どうなのでしょうか。

たしかにトリチウムは人工放射性元素の一種であり、地球上に存在するトリチウムの少なくとも半分以上は核実験や原子力発電所等、人間が作り出したものです(自然界では宇宙線等でも生成します)。

これだけ隣国からギャーギャー騒がれ、また福島の漁業関係者の方々も、海洋投棄後の風評被害を心配しております。それならば、いっそトリチウムまで回収処理した処理水にすれば良いのではないかと思われる方もいらっしゃるかと思います。

あるいは、もしかしたらトリチウムは回収できないと思われている方もいらっしゃるかと思います。

結論:トリチウムを回収しても意味がない

結論から申し上げれば、トリチウムの回収法はあります。しかし、回収しても意味がありません。

これについて述べるのに、少し寄り道をします。

いまやトリチウムは嫌われ者です。ところが、同じ水素の同位体である重水素は逆に人気があります。自然界に存在する重水素は0.015%とわずかですが、この重水素は使い道がかなりあり、なかでも最も大量に用いられるのは原子炉です。

重水素で出来た水(重水)は原子炉の中性子減速材として使用されており、重水を使用する原子炉を重水炉と言います。日本で重水炉は「ふげん」だけで、残りは軽水炉、いわゆる普通の水(H2O)を用いています。

そして、重水は自然界にわずかしか存在しないため、高濃度重水は価格が非常に高くなります。99%の重水が約25万円/kgです(ちなみにトリチウム、つまり「三重水素水」は約300万円/gですが、使い道がまだ限られているため需要はさほど多くないと思います)。

原子炉に用いるのは、これよりさらに純度が高いものであるため、もっと高価になると思われます(※ちなみに「ふげん」の場合は99.7%以上)。ちなみに韓国の月城原発の場合、重水消耗量は2.8t/年だそうです(下記記事参照)。

月城原発重水消費世界最小(1989.12.30付 韓国経済新聞より【※韓国語】)

重水炉は重水だけを見ればえらい金食い虫ですが、天然ウランをそのまま使用できる等のメリットがあります(なお、韓国の月城原子力発電所の1~4号機が重水炉にあたります)。

重水は濃縮により得られる

このような重水は地球上に存在するH2Oから、重水を濃縮することによって得られます。重水もT2O同様、H2Oとは物理的性質が多少異なるため、その差を利用して「濃縮する」ことができます(※「濃縮する」とは、言い方を変えると、「回収する」、という意味です)。

ところが、問題はコストです。たとえば重水炉で用いる重水は、核分裂時に生じる中性子の影響でトリチウムができます。したがって、重水からトリチウムを分離する処理が必要です(※ちなみに「ふげん」の重水処理能力は15L/日で、設備価格は6億円だそうです)。

H2Oも重水もT2Oも物理的に差があるとはいえ、性質がかなり似ていますので、濃縮する際には何度も濃縮作業を繰り返さなければなりません。何度繰り返せばよいかというのは、化学的な話になりますが、分離係数から理論段数を計算すれば得られます(難しいので飛ばしても構いません)。

天然に含まれる平均的な重水の濃度は150ppm程度です。それをH2Oから分離して99.8%の重水を得ようとすると、計算された理論段数は308段(普通のH2Oから99.8%の重水を得るためには、308回処理する必要がある)、ということです。

完全な分離は不可能である

このように、「沸点の差を利用し、気相と液相での存在比の違いによって分離する」という方法を、「水蒸留法」といいます。ただ、この方法は分離係数が小さく、効率的ではありません。20gの重水を得るためにはH2Oを360kgも蒸発させなければならないからです。

以上のようにH2Oから重水を得ることは膨大な時間と手間がかかります。これをT2Oに当てはめたとしても、同様に膨大な時間と手間がかかります。重水はこのように手間暇をかけて天然のH2Oから濃縮されます。そして濃縮後にはH2Oが残ります。

ところがこのH2Oには、じつはまだ重水が残っています。これは「濃縮」という作業が、ある程度の割合で重水が多く含まれるH2Oと、少なく含まれるH2Oに分けているだけで、完全に重水を取り除いているわけではないからです。

言い換えれば、天然のH2Oからいくら重水を濃縮して除いても、H2Oの中には必ず重水が残っているということです。

そして、これはトリチウムを含む処理水に関しても、まったく同じことがいえます。トリチウムも重水と同じような性質であるため、いくら除去をしても、いくら高価な装置と膨大な時間を使っても、トリチウムを完全に取り除くことはできないのです。

基準を設け、薄めて廃棄するのが合理的

したがって、放射性物質に関しても、同様にすべて取り除くことはできません。

では、ある程度の許容量を設定して、廃棄するのはどうでしょう。それならば、規定値以下のトリチウム濃度までトリチウムを回収処理すれば廃棄することができます。

ここで、処理水とは「トリチウムを含んだH2O」です。ですから、大量のH2Oで希釈すれば、わざわざ高価な装置や膨大な時間を費やさなくとも、トリチウムを回収処理した処理水と同じであるという理屈になります。

では考えられる許容量とはどの程度なのでしょうか。

これには考え方がいくつかあります。実際の生物学的見地から得られる許容量もあります。あるいは近隣諸国の排出する濃度から算出される許容量もあるでしょう。WHOやIAEA等の国際機関が定めた許容量もあるでしょう。それらについては下記URLを参考にしてください。

トリチウムの性質等について(案)(参考資料)(経済産業省HPより【※PDF】)

まとめますと、トリチウムを含んだ処理水からトリチウムを回収することは可能であるが、それには膨大な時間と手間とコストがかかりますし、それだけかけてもトリチウムをゼロにすることはできません。

それならば、ある許容値を設けて、それに相当するトリチウム濃度まで希釈し、廃棄すれば最も効率的であるということになります。

トリチウムの生物・環境への影響

トリチウムの生物に対する影響に関しては、小生が生物学者ではないので専門家にお任せします。

ただ、人体に対する影響について少し考えるなら、体内での滞留時間で議論が出来ると思います。人間の体内の水が全て入れ替わるの時間に関しての日数はいくつかありました。あるサイト①では30日程度、また別のサイト②では2週間、医学的論文③から単純計算すると3週間となります。

またトリチウムは放射線の強度が弱く、体内滞留時間が短く、体内に蓄積することがないとすれば、人体に対する影響はほぼないという結果が報告されています。

トリチウム水およびトリチウム化合物の生体影響について(経済産業省HPより【※PDF】)

ただし、化学的に言えばトリチウム(T)と体内中の有機物に含まれる普通の水素(H)は簡単に交換され、トリチウムを含む有機物として、水分よりも長く体内に留まります。したがって、小生が示したような、体内の水の滞留時間のみで話をするのは正確ではありません。

このような研究結果に対し、恣意的だと批判する人はいるでしょう。しかし、小生はあくまで化学を学んできた一人として、現在の科学的な検証に基づくトリチウムの人体への影響はほぼないとする判断は致し方ないと考えます。

最後に

今後、トリチウムが何らかの形で生態系や地球環境に影響を及ぼす可能性は100%ないと断言することはできません。しかし、現在までの経験や科学力を総動員しても、今以上の結果は得られません。完全に影響がないことを現在の科学で証明するのには無理があります。

いや、「100%問題ないとわかるまで危険だ」と判断するならば、現在我々が生きるために必要な水や食料にしたって、「100%安全である」という証明を出さなければなりません。

以上より、小生の意見は、

トリチウムを含んだ処理水については基準値以下の濃度となっている限り、現在の科学レベルでは問題ないと判断できるため、投棄するのは致し方ないが、100%問題ないとは言いきれない。苦渋の決断ではあるが、現状を考慮した場合、投棄はやむを得ない

です。

蛇足ですが、つい最近まで「おしろい」は鉛白というものを使ってました。

鉛がサビて出来るもので、化学的には塩基性炭酸鉛と言います。現在では鉛中毒のため肌に塗りたくる人はいませんが、世の東西を問わず、昔は盛んに使われていました。鉛白の毒性が問題になり、無鉛鉛白の研究が始まったのが明治の中頃だそうです。詳細は下記URLを参照ください。

色材からみた化粧品の歴史(国立研究開発法人科学技術振興機構HPより)

放射線に関する学問は比較的歴史が短いです。レントゲン博士がX線を発見したのが125年前です。そこから始まった放射線の研究ですから、まだまだ分からないことは多々あります。

さらに、放射線の人体に対する影響は原爆のデータや原発事故で検証されたものがほとんどなので、蓄積されたデータもさほど多くはありません。トリチウムも鉛白のように後になって「実は恐ろしい物質でした」とならないように、現在は祈るしかないと考えています。

駄文にて失礼します。<了>

安心に無限のコスト掛ける愚

普段から韓国在住日本人様の論考を拝読していて感じるのは、「化学的」な知見だけでなく、「科学的」(あるいは論理的)な思考態度の素晴らしさです。

トリチウムはそもそも自然界に存在するものであるということ、完全に除去することは不可能であること、したがって科学的には薄めて海洋投棄するのがもっとも合理的であるということについては、過去に当ウェブサイトでも何度か紹介して来た論点です。

そういえば、処理水問題では左派メディアが「科学を振りかざすな」と怪気炎を上げる一方、コロナウィルス騒動では自称保守言論人が「140字でまとめて」とのたまうほどですから、科学を軽視しているという意味では、両者ともに構図が共通しているというのも、まことに残念な話です。

いずれにせよ、読者の皆様の読後感を損ねないために、本稿はここで締めたいと思います。

韓国在住日本人様、本当に毎回、有益で興味深い論考をご投稿下さっていることに対し、心の底から感謝申し上げますとともに、どうか当ウェブサイトのご愛読とお気軽なコメント、そして可能な範囲で結構ですので、論考のご提供を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

新宿会計士:

View Comments (95)

  • 韓国在住日本人 様
    投稿ありがとうございます。

    > 周期律表、「水兵リーベ僕のお舟…」という語呂合わせを呪文のように唱えながら暗記した方も多いでしょう。
    周期律表は、縦に覚えないとあまり意味がないんですよね。
    どうして皆さん原子番号順に覚えるんでしょう?

    > 放射性物質から出る放射線を遮蔽する場合は、β線だけを考えるのではなく、同時に放出されるγ線も考慮に入れなければなりません。
    むしろ逆で、エネルギーが大きい、α線(He4 の原子核) やγ線を主として考慮すべきで、エネルギーが小さいβ線を気にする必要はほとんどないと言っていいでしょう。

    • 原子核周りの電子周期をみる場合は、この順で覚えた方がいいかも。
      この語呂合わせは、20までしかないですが。
      21以降は遷移金属に入りますしね。

      縦の語呂合わせもありますよね。
      「HでLiッチなKあ-ちゃんが、Rb(ルビー)せしめて(Cs)フランス(Fr)旅行」とか。

      •  tataman 様

         小生は21番以降を大学の先輩から教わりました。しかし、ここにはフルで書けません。

         21番以降は

         Sc,Ti,V,Cr,Mn,Ni,Co ・・・と続きます。

         この語呂合わせは「スクっと〇ン〇ン、ボ○キして黒い〇〇コに〇ェ〇チオ拒めば・・・」と教わりました。

         笑い転げてテストが出来なかった記憶があります。

         駄文にて失礼します。

        • すみません!笑ったけど
          Sc,Ti,V,Cr,Mn,Ni,Co ・・・
          じゃなくて
          Sc,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu....ですが~
          この際これは些細なことだ!
          肝心なのはこの語呂合わせのすべてが知りたいという事である!

        •  じゃん 様

           鉄が抜けて、さらにニッケルとコバルトの順序まで・・・。お恥ずかしい。

           駄文にて失礼します。

      • 21番目以降の元素にも、典型元素・遷移元素があり、それぞれに金属元素と非金属元素があります。
        電子配置だけでは説明できず、量子化学的な理解が必要になってしまいます。

        ちなみに、遷移元素はすべて金属元素なので、遷移金属という単語も使われます。
        目立たないようにそっと書き加えさせていだだきます

    • イーシャ様

      >縦に覚えないとあまり意味がない

      昭和生まれのウリ達は文科省の洗脳に
      はまっていたニカ?
      恐ろしき工作員養成機関め、周期律表は
      真剣に覚えず良かったニダ

      • H 様

        > 昭和生まれのウリ達は文科省の洗脳に
        私も昭和生まれですが、何の周期? と考えたとき、絶対に縦に覚える方がよいと判断しました。
        おかげで、化学反応式の係数などは直感的に見当がつきました。

        大学に進んで半導体の講義の際にも、何をドーピングすればP型・N型(リン・窒素ではなくPN接合のPとN)になるかや、化合物半導体として GaAs の名称を聞いただけで Ge に近そうとおよその見当がつくなど、随分助かった記憶があります。

        • イーシャ様

          たぶん簡単なレベルでの解説だろうと
          推測しますが、ウリの理解できるレベル
          ではないようです
          ありがとうございました

        • H 様

          はしょり過ぎましたでしょうか?
          以下のように覚えていました。

          右端の希ガスは単独で安定した完全体。
          遷移元素は、あまり覚える必要がない。
          それ以外は、上へ行くほど、両端へ行くほど反応性が高い。
          オールドメディア、もとい、左寄りは左から数えた数だけ電子が余っている。
          右寄りは(希ガスを除いて)右から数えた数だけ電子が足りない。
          分子は全体で電子の過不足がなくなれば安定する。ただしHと結び付くと酸だから反応性が高い(水を除く)。
          また、OHのまとまりはアルカリで反応性が高い。

          後は上記の応用で、大抵かたずきました。例えば、
          フッ化水素はH一個とF一個。水はH二個とO一個。
          HとNaはどちらも左端だから等価交換できる。
          Caは左から2番目だから(酸の)H二個と交換できる。
          といった具合いです。

  • トリチウム…さも恐ろしいものと思っていました。
    風評被害に対して積極的に発信していきたいものです。
    森法相による韓国の嫌がらせへの反撃も始まりました。
    叩いて躾ける段階かと思います。

  • ■セシウムの放射線量とトリチウムの放射線量との差
    ■沸点の差を用いて莫大な費用と化石燃料を掛ければ水とトリチウムの分離も可能。但し百%にもならない。
    自分は素人なのでこの2点は初めて知りました。大変わかりやすいご説明。そして紹介して下さった新宿会計士さまにも感謝

  • 韓国在住日本人 様

     いつもおもしろいご投稿をいただきありがとうございます。
     今回は難しい所もありましたが、勉強になりました。

     私は原発にはどちらかと言えば反対ですが、経済、国防、技術継承の事を考えれば原発とうまく付き合っていくしかないと思います。それなら許容できる範囲の問題を受け入れて「安全」を目指す方が現実的ですね。
     専門的ですが大切な情報は、残念ながらなかなか広がらないものです。

    「地球上に存在するトリチウムの少なくとも半分以上は核実験や原子力発電所等、人間が作り出したもの」
    「いくら除去をしても、いくら高価な装置と膨大な時間を使っても、トリチウムを完全に取り除くことはできない」
    「ある許容値を設けて、それに相当するトリチウム濃度まで希釈し、廃棄すれば最も効率的」
    「トリチウムは放射線の強度が弱く、体内滞留時間が短く、体内に蓄積することがないとすれば、人体に対する影響はほぼない」
     
     せめてこれらだけでも世の中に広く伝わってもらえるといいですね。処理水の海洋放流が実現し、国民の理解が得られ、福島の復興が少しでも前に進む事を願ってます。

    新宿会計士 様

     安心に無限のコスト掛ける愚、身に染みてわかります。
     安心にコストをかけるのは無駄であるだけでなく、貴重な資源を浪費して安全さえ守れなくなる、人の命も失われるリスクがある事が、今回のコロナウイルス騒動でよくわかりました。
     安心は自分の心を整える事によってのみ実現するものであって、政府が国民に与えたり保証したりするものではありませんね。

    • > 安心に無限のコスト掛ける愚

      仰る通りです。

      > 安心にコストをかけるのは無駄

      私は、国は広報あるいは啓蒙活動には若干のコストをかけた方がよいと思っています。マスコミや一部の国民が大騒ぎをすると、普通の人もつられて不安に駆られます。

    • 私見ですが、経済的に電力を貯蔵出来る仕組みが見出され、見合うコストで建設できるようになるまでは原発と縁を切ることは出来ないだろうなと思います。

      電気は貯めることができません。電力需要の変動に応じて、発電量を遅滞なく追従せねばなりません。
      でも発電の方式によって出力を変動できる速度は違います。おおざっぱに言って 原子力>>>大規模火力/旧式火力>新型火力>ガスタービン>>水力 です。よって日本では原子力と大規模火力をベースロードとし、新型火力、ガスタービンでおおまかな負荷カーブに追従し、微調整を水力で行います。
      再エネ?現状では需給調整のかく乱要因でしかありません。九州電力が再エネの出力制御を行うのは規模に比して再エネが多すぎるからです。石投げればどこかの太陽電池パネルに当たりそう。

      水力も通常だと発電に使った水はそのまま流れて戻りません。水力発電所の発電容量(余力)はダムに貯め込んだ発電用分の貯水量です。余談ですが東日本震災の後、電力需給において水力発電所を発電機の容量で話す人達が全く理解できませんでした。
      なので、電力会社は揚水発電所を抱え、需要が落ちる深夜に余ったベースロード(余剰電力)を使って水を上池に戻すのです。明日また使うために。戻す際の圧損等あるために揚水発電の効率は高くありません。発電効率を求めるものではないのでいいのですけど。

      例えば一週間分(適当)の電力需要を貯蔵できる設備が出来たなら、気候変動の揺らぎを吸収して再エネだけで賄えるようになるかもしれません。そうなれば原子力も火力も水力もいりませんね。ダムも治水と利水だけを考えればよくなります。素晴らしい。I have a dream, in a one dayな世界です。

      と言うことで、私の目が黒いうちは原子力と付き合っていかざるを得ないと思っています。
      今この瞬間に電力貯蔵に関する技術的なブレイクスルーが起きたとして、20年後に実用的な設備が整備されたとすれば、ワンチャンかな。

  • >韓国在住日本人様

    いつも投稿ありがとうございます。

    今回もとてもわかりやすい説明で、トリチウムの何が問題視されているのかよくわかりました。

    何事に対しても「100%の安心」は得られない、「Best」ではなく「よりBetter」な選択肢を模索することが現実的な回答と言えますね。

    >イーシャ様
    >どうして皆さん原子番号順に覚えるんでしょう?

    何十年前に学校で「水兵リーベ僕のお舟…、ここテストに出ますよ~~」と教わったから…ですかね?!

    水素・ヘリウム・リチウム・ベリリウム・・・・Bってなんだっけ??と首をかしげたのは内緒です(笑)

  • 韓国在住日本人 様
    投稿ありがとうございます。
    トリチウムは、高校生の化学で出て来たような。
    (30年以上前の事なので、記憶が定かではない)
    核融合(D-T反応)でも使う物ですので、比較的安全です。
    濃度さえ管理して廃棄すれば全然問題無いものなのに、何故ここまでどうこう言うのかサッパリ理解できません。
    (ラドン温泉に行く方がリスクが高いかも)
    それとトリチウムの量に関しても、海外の原発や再処理工場から排出される量の方が多い位ですね。
    やはりかの国や放射脳は正論を返した後、叩いて躾る必要がありますね。

  • 韓国在住日本人様
    仕事場でも新コロの話題ばかりなところに気分転換と言いますか、むしろ良いタイミングのご投稿ありがとうございます。ちなみにこちらの村でも「猫の飼い方教室」が中止になりました(ΦωΦ;)

    たとえトリチウムそのものについて今現在全く知らない方であっても、こういった解説を目にしたら「あーなんか勉強した覚えあるな、そういうことか」となるのですから、教育水準って大切なものですね。
    日本だけが、
    〇処理水を放出したい
    ×汚染水を流出させている→と信じられる国ってどういう水準なのか。遜色ないはずなのですけど。

    逆に、「汚染水」問題を報道したのにトリチウム自体がどういうものなのかがあまり知られていないというのはマスコミさんよ何やってたの……大抵どんなテーマの記事でもマスコミ批判に繋がってしまうなぁ。
    「処理水」だと何度言っても「汚染水」と連呼してるのだからわかっててわざとでしょうし。

    Fallout世界のように緑に発光した水とでも印象付けたそう。

    • 農民さま

      >マスコミさんよ何やってたの……
      マスコミってそんな大層なことを言われるほどのものじゃないんです。(>o<)
      そのうち読者投稿に書いてみたいと思います・・・。

      • マスコミ関係の匿名様

        や、気分を害されましたら本当に申し訳ないです。一括りの批判は乱暴ですね。
        こちらも外国人実習生問題などで意味不明な批判を食らったこともあるのに同じようなことをしてしまいました。繰り返しお詫びいたします。

        友人にも元マスコミ関係は居まして、当然その人の人格否定などしないのですが。
        具体的には前述の朝日新聞のような態度や企業姿勢、TVの無責任な手法や加担するコメンテーター・タレントなどに対しての不満がかなりあるものですので…

        その分と言いますか、こういった場での関係者・現場従事者視点の話は是非伺いたいです、期待させて頂きます。

  • 投稿を拝読して、理系ではない私にもトリチウムについてよく理解できました。
    トリチウムの海洋放出については、オールドメディアをはじめとするトリチウムの海洋放出を問題化させたい側の組織が、あえてトリチウムと連呼して「トリチウム=三重水素」ということを受け手に明言しないことによって、トリチウムがさもプルトニウムのような放射性元素の一種であるがごとく誤解させる印象操作を行っているように感じます。
    水素の同位体であることを理解できれば、そのように誤解することもないわけで、中等教育をベースに知的好奇心を持って情報を消化していかないと、偏向したオールドメディアに煽動されてしまう危険性があると考えています。

    • 「××であるがごとく誤解させる印象操作を行っている」は、左巻き系の常套手段で、世に満ち溢れてます。

      例えば、携帯電話(最大出力0.2W)が発する電波が危険ならば、NHK送信所(最大出力500kW)の近所には住むなと言わねばオカシイのに、後者の話は全く出て来ない。
      NHK送信所が、放送時間中送信し放しなのに対し、携帯子機が送信している時間は、長電話していたとしても極僅かで、電波防護指針において、AM放送局の周波数は携帯電話の周波数より、5~10倍規制が緩い事を勘案してもオカシイ。

      飛来する核ミサイルの迎撃地点が、領土・領海・領空の1ミリでも外なら、「海外武力行使だ!地球の裏まで戦争に行く気か!」と騒ぐ連中が居ますが、領土・領海・領空内で迎撃したら、死の灰が降って来る訳で、領土・領海・領空の遥か外で迎撃せねば有難味が少ないんじゃないのと思ってしまう。

      その様なオカシな話を次々と暴いて行く事が必要ではないでしょうか。
      そういう意味で、今回の韓国在住日本人様の様な御投稿は、有用でしょう。

      • >電波防護指針において、AM放送局の周波数は携帯電話の周波数より、5~10倍規制が緩い事

        https://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/material/dwn/guide38.pdf

        ちょっとオドロキなのですが、この文書の中で記述されている電磁気学をご理解できるのですか?
        ざっとみたところ、大学教養部で学ぶ程度の数学や物理学の理解力は最低限、要すると思うのですが。
        というかもっと上の専門知識を持っていることを前提として注釈無しにテクニカルタームがバリバリ使われていますけど・・・。

        • りょうちん様

          この人、以前磁気シールドの件で、電磁波の知識はそこそこありそうでした。
          磁気シールドは、ぜんぜん理解できていませんでしたが。

        • 細かいことはさておいて、電波(非電離放射線)の生体に対する影響は、基本的には熱作用なのですね♪
          熱作用は生体にとっては基本的には可逆なので、どの程度の強さの電界に晒されたら危ないのかってことでしきい値が設けられてて、それに安全係数かけて使いやすくしたのが防護指針なのです♪
          そんでもって、周波数によって電波のエネルギーが生体内で熱として吸収される度合いが異なるので、周波数に応じて指針の値が異なってるのです♪

          携帯とかの周波数は水を加熱するので、厳しめなのです♪
          レンチンされたら、大概の生物は死んじゃうのです♪

        • いやね。学歴なんて無くたって賢い人はいくらでもいるじゃないですか。
          田中角栄なんて典型的で。
          専門知識が無くても、本質を本能で簡単に理解するような。

          逆の意味で、ちょっとセンスが感じられないんですよね。
          NHKの鉄塔を耳に当てる生活ってw
          どれだけ滑稽な喩えをしているのか理解していないんでしょうね・・・。

          いえリンク先の文書はどう見ても本職相手の基準なんで理解できないこと自体は責めるつもりはないんです。
          たまたま私が理解できるのは仕事柄、電磁波で人体に影響を与えるから理解する必要があっただけの話ですから。
          しかし、無理に背伸びしないでこういうサイトを見た方が良いと思うんですが。
          https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/denpa/jintai/
          このサイト見て元ネタはだいたいわかったような気がしましたが・・・。

    • 匿名 様

      > トリチウムがさもプルトニウムのような放射性元素の一種であるがごとく
      「えっ、そこから?」と一瞬思いましたが、知らない人に対しては有効なミスディレクションですね。
      専門家は当たり前だと思っているから、そこに説明を加えたりしないし。

      韓国在住日本人様がわざわざ周期律表にまで遡ってご説明くださったのは、それを明確にするためでしたか。恐れ入りました。

      • 残念なことに多くの人々は専門外のことは無知なので、トリチウムと聞くと何やらおっかない元素だと思い込んでしまう人もいるのですよ。
        ちょっと前に「水素水」なるものが世間を騒がせたように、科学的素養に乏しくてトンデモ科学にだまされる層は一定の割合で存在します。
        そういう層にトリチウムを含む処理水を「新型水素水!」と銘打ってうまいこと売り込んで大量消費してもらえたら、海洋放出しなくてもすむかもしれませんねぇ

  • 韓国在住日本人さま
    いつもご投稿ありがとうございます。
    頭がスッキリしました。
    文章力が、違いますね。
    尊敬します。

  • 韓国在住日本人🇯🇵様

    素人の私にも、なんとか理解できる
    わかりやすい説明、ありがとうございました。

    ヘイト容認国にお住まいで、何かと大変だと
    察しますが、これからもためになる投稿を
    お待ちしてます。

    素晴らしい解説に、座布団5枚差し上げます!

    いつも感じてますが、このサイトは、
    会計士さんの論理的でニュートラルな
    論述をはじめとして、コメントを書いてくださる
    多くの方々も、皆さんやたらとIQが高くて
    甚だ感心しております。
    一生懸命についていきます!

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